JP6339886B2 - ベルトコンベヤ用排土装置 - Google Patents
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Description
連続ベルトコンベヤは、切羽近傍から坑口まで延設されており、トンネル掘削時に発生した掘削ズリを、切羽から坑口まで連続的に搬送する。
仮置きヤードに保管された掘削ズリは、インバートの埋め戻し材として使用する場合がある。
ところが、ダンプトラック等による掘削ズリの運搬は、坑内環境を悪化させるおそれがある。また、坑外に搬出した掘削ズリを再び坑内に搬入するのは効率が悪い。
前記排土板は、前記キャリアベルトの幅方向にわたって配設されている。
また、前記搬送面調整ローラーは、前記キャリアベルトの下面に沿って設けられている。
さらに、前記一対の搬送面調整ローラーの間の前記キャリアベルトは、断面直線状あるいは上向きに凸となるアーチ状を呈している。
また、トラック等を利用せずとも、所望の位置に掘削ズリを輸送することができるため、坑内環境の悪化を防ぐことができる。
また、排土板が設けられた位置では、搬送面調整ローラーによりキャリアベルトが平面あるいは上向きに凸を呈しているため、掘削ズリの排土を効率よく行うことができる。
本実施形態のベルトコンベヤ10は、トンネル施工において発生する掘削ズリを切羽からトンネル坑外に搬出するいわゆる連続ベルトコンベヤであって、切羽近傍から坑口まで延設されている。
ベルトコンベヤ10は、一般区間Iと、排土区間IIとを有している。
ベルトコンベヤ10は、図3の(a)に示すように、コンベヤ枠11と、コンベヤ枠11により支持されたキャリアローラー12およびリターンローラー13と、ベルトコンベヤ10の前端と後端に設けられたプーリー(図示せず)と、無端状のゴムベルト14,15とを備えている。
架台16の基端部(図示せず)は、トンネル壁面に固定されている。架台16は、トンネル内空側に横向(水平)に延びる鋼材により構成されている。架台16の先端は、トンネル壁面に一端が取り付けられた吊材17により吊持されている。なお、架台16の構成は限定されるものではない。
本明細書では、ゴムベルト14,15について、ベルトコンベヤ10の断面上側に位置している部分をキャリアベルト14、断面下側に位置している部分をリターンベルト15と称する。
キャリアローラー12は、3つのローラー部材12a,12b,12cを組み合わせることにより構成されていて、キャリアベルト14の下面を支持している。
3つのローラー部材12a,12b,12cは、下向きに凸となるように円弧状に配設されている。すなわち、中央のローラー部材12bが左右のローラー部材12a,12cよりも低い位置に配置されているとともに、左右のローラー部材12a,12cは、中央側(ローラー部材12b側)が外側(ローラー部材12bの反対側)よりも低くなるように傾斜している。
そのため、キャリアローラー12により支持されたキャリアベルト14は、中央部が縁部よりも低くなるように、溝状を呈している。
リターンローラー13は、治具13aを介してコンベヤ枠11に取り付けられていて、ベルトコンベヤ10の長手方向に沿って所定の間隔で複数配設されている。
直線状に形成されたリターンローラー13により支持されたリターンベルト15は、平面を呈している。
ベルトコンベヤ用排土装置1は、図1および図2に示すように、ベルトコンベヤ10の排土区間IIに設けられた排土板2、一対の搬送面調整ローラー3,3および防護板4と、排土区間IIの切羽側に設けられたスクレーパ5とを備えている。
本実施形態の排土板2は、図1および図2に示すように、ベルトコンベヤ10に隣接して据え付けられた重機6のアーム61の先端に取り付けられている。
排土板2は、キャリアベルト14の幅方向全長にわたって配設されている。
2本の溝型鋼20,20は、フランジ同士を重ね合わせることにより、上下に並設されている。
なお、溝型鋼20同士の接合方法は限定されるものではなく、例えば溶接やボルト接合すればよい。
第一片21は、キャリアベルト14の一方(トンネル壁面側)の縁部において、キャリアベルト14の搬送方向に対して平行になるように配設されている。
本実施形態では、第一片21が第二片22よりも短いが、第一片21は第二片22と同等の長さを有していてもよい。また、第一片21は、必ずしもキャリアベルト14と平行である必要はなく、切羽側(搬送方向上流側)の先端がトンネル壁面側に広がっていてもよい。
第二片22は、第一片21側(折れ点側)が切羽側(搬送方向上流側)、先端側(第一片21と反対側)が坑口側(搬送方向下流側)に位置するように配設されている。
また、第二片22は、キャリアベルト14の搬送方向に対して傾斜しており、キャリアベルト14の上面を全幅にわたって横断している。
なお、本実施形態では、搬送面調整ローラー3,3を、排土板2の直下に配設しているが、搬送面調整ローラー3,3は、排土板2の切羽側と坑口側(上流側と下流側)にそれぞれ配設してもよい。
搬送面調整ローラー3は、軸芯がキャリアベルト14の搬送方向と直交する向きに設けられていて、当該軸芯を中心に回転可能に支持されている。
キャリアベルト14は、一対の搬送面調整ローラー3,3により挟まれた区間(排土区間II)においては、平面を呈している。
防護板4は、コンベヤ枠11に固定された鋼板であって、図3の(b)に示すようにリターンベルト15のトンネル内空側縁部を覆っている。なお、防護板4は、リターンベルト15の上面を、全幅にわたって覆っていてもよい。
防護板4は、排土板2によりトンネル内空側に誘導された搬送物が、キャリアベルト14から落下する範囲を覆うことが可能な長さを有している。
防護板4は、コンベヤ枠11に着脱可能に取り付けられている。
スクレーパ5は、鋼板からなり、リターンベルト15と交差する向きに配置されている。スクレーパ5の両端は、それぞれコンベヤ枠11にボルト固定されている。スクレーパ5は、コンベヤ枠11に着脱可能に固定されている。
また、スクレーパ5の下端とリターンベルト5の上面との間にはわずかな隙間が形成されている。なお、リターンベルト5の下端には、必要に応じて緩衝材を設置してもよい。
そのため、トンネル内で埋め戻しを行う場合等に、トンネル坑外から埋め戻し材を搬入する手間を省略することができ、トンネル施工の効率化を図ることができる。
また、トラック等の搬送手段をベルトコンベヤ10とは別に用いる必要が無いため、坑内環境の悪化(排気ガスや粉塵の発生、通行路の縮小等)を防ぐことができる。
排土板2とキャリアベルト14との間には隙間が形成されているため、キャリアベルト14が排土板2と接触して摩耗することが防止されている。
また、ベルトコンベヤ10を止めることなく必要な分だけ掘削ズリをベルトコンベヤ10から確保することができるため、トンネル工事全体の工程に影響を及ぼすことが無い。
また、搬送面調整ローラー3、防護板4およびスクレーパ5もコンベヤ枠11に着脱可能に取り付けられているため、施工の進行に伴って移動する埋め戻し箇所への移動(排土区間IIの移動)を容易に行うことができる。
また、排土板2の下方には、リターンベルト15の上面縁部を覆う防護板4が設けられているため、キャリアベルト14から落下した掘削ズリがリターンベルト15に接触することを防ぐことができ、ひいては、ベルトコンベヤ10に破損が生じることを防止できる。
なお、スクレーパ5は、リターンベルト15に対して傾斜しているため、掘削ズリを効率的にリターンベルト15から排土させることができる。
また、搬送面調整ローラー3は、トンネル壁面側よりもトンネル内空側が低くなるように傾斜していてもよい。
同様に、スクレーパ5も必要に応じて設置すればよい。
例えば、排土板2を支持する重機6の種類は限定されない。
架台7の構成は限定されるものではなく、例えば、鋼材をやぐら状に組み合わせることにより形成すればよい。
また、架台7は、排土板2を上下動可能に支持するのが望ましい。
10 ベルトコンベヤ
14 キャリアベルト
15 リターンベルト
2 排土板
3 搬送面調整ローラー
4 防護板
5 スクレーパ
6 重機
7 架台
Claims (3)
- ベルトコンベヤのキャリアベルト上に配設された排土板と、
前記排土板の前後に設けられた一対の搬送面調整ローラーと、を備えるベルトコンベヤ用排土装置であって、
前記排土板は、前記キャリアベルトの幅方向にわたって配設されており、
前記搬送面調整ローラーは、前記キャリアベルトの下面に沿って設けられており、
前記一対の搬送面調整ローラーの間の前記キャリアベルトは、断面直線状あるいは上向きに凸となるアーチ状を呈していて、
前記一対の搬送面調整ローラーの間において、前記ベルトコンベヤのリターンベルトの上面縁部を覆う防護板が設けられていることを特徴とする、ベルトコンベヤ用排土装置。 - ベルトコンベヤのキャリアベルト上に配設された排土板と、
前記排土板の前後に設けられた一対の搬送面調整ローラーと、を備えるベルトコンベヤ用排土装置であって、
前記排土板は、前記ベルトコンベヤに隣接して据え付けられた重機に固定されているとともに、前記キャリアベルトの幅方向にわたって配設されており、
前記搬送面調整ローラーは、前記キャリアベルトの下面に沿って設けられており、
前記一対の搬送面調整ローラーの間の前記キャリアベルトは、断面直線状あるいは上向きに凸となるアーチ状を呈していることを特徴とする、ベルトコンベヤ用排土装置。 - 前記ベルトコンベヤのリターンベルト上に配設されたスクレーパをさらに備えていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のベルトコンベヤ用排土装置。
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