JP6339842B2 - 根がかり回収器 - Google Patents

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本発明は、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった、釣り用の仕掛け、疑似餌(ルアー)等を回収するための根がかり回収器に関するものである。
一般的な魚釣りや、疑似餌(ルアー)を用いるルアーフィッシングにおいて、釣り用の仕掛けや、疑似餌をある程度沈めて釣りの動作を行った場合、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かってしまうという問題がある。前記問題を根がかりと称するが、釣り用の仕掛けや疑似餌が根がかりした場合、釣り糸を強く引っ張ってもはずせないことが多く、この場合、釣り糸を切断し、釣り用の仕掛けや疑似餌を水中に放棄せざるを得ない。釣り用の仕掛けや疑似餌が高価であるための損失ばかりでなく、水中に残される釣り用の仕掛けや疑似餌が自然環境に悪影響を及ぼす可能性を看過するしかなかったという実情があった。
従来から、釣り用の仕掛けや疑似餌を回収するために、様々な方法が考えられてきた。
図8は、従来の根がかり回収器の構成を示した図である。図8において、101は、螺旋形状の冶具、102は、螺旋形状の冶具を固定するための台座、103は、従来の根がかり回収器を柄に接続するための接続手段を示す。図8に示す根がかり回収器を、例えば、数十センチから数メートルまで伸縮可能な、タモの柄の先に接続し、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった釣り用仕掛けや、疑似餌を回収しようとした場合、螺旋形状の冶具101は、先端に向かってテーパーが広がる形状をしているため、障害物の狭い隙間入り込みにくく、前記隙間に入りこんだ釣り用仕掛けや疑似餌まで、螺旋形状の冶具101の先端が到達しないという欠点があった。また、螺旋形状の冶具101は、先端部分になるに従って、前記形状が大きくなるため、複雑な形をした障害物や沈殿物に対して、螺旋形状の冶具101の接触部分が大きく、例えば、複雑な形をしている障害物のえぐれた部分等に、引っ掛かった釣り用仕掛けや疑似餌に根がかり回収器を直接あてがうことが困難になるという欠点があった。
また、特許文献1参照の根がかり回収装置は、従来の根がかり回収器の一例を示し、前記根がかり回収装置に磁石を取り付けて、前記磁石を疑似餌の掛針に吸着させることにより、掛針と係止手段とを確実に絡ませて、根がかりした疑似餌の回収率を向上させることを目的としている。すなわち、釣り糸に着脱自在に吊り下げる吊下手段が設けられた本体部と、先端部分に疑似餌の掛針を係止する係止手段が設けられた回収部と、前記本体部と前記回収部とを連結する連結部より構成されており、前記連結部には疑似餌の掛針に吸着する磁石が設けられている。しかし、前記根がかり回収器は、その構造上、釣り糸に吊り下げて水中の障害物に引っ掛かった疑似餌に、より効率よく到達させるために、手元で根がかり回収装置の角度を変えることはできない。また、障害物に引っ掛かっている疑似餌に対して、釣り糸が一直線になっていないと、回収装置を疑似餌に到達させることができない。つまり、複雑な形状をしている障害物に釣り糸が引っ掛かり、釣り糸が折れ曲がっている場合や、障害物の隙間に疑似餌が引っ掛かっている場合などは、根がかり回収装置に設けられた磁石を疑似餌の掛針に吸着させることは不可能であり、結果的に疑似餌を回収することができないという問題があった。
特開2005−237255号公報
解決しようとする問題点は、一般的な釣りの動作の最中に、釣り用の仕掛けや、疑似餌を水中の障害物や沈殿物に引っ掛けてしまった場合、釣り糸を強く引っ張ったとしても、前記、釣り用の仕掛けや、疑似餌を障害物等からはずせないことが多いということである。この場合、釣り糸を切断し、釣り用の仕掛けや疑似餌を水中に放棄せざるを得ない。放棄した仕掛けや疑似餌を損失するばかりか、自然環境に与える影響を考慮すると、できる限り、釣り用の仕掛けや、疑似餌の回収に努める必要があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明における根がかり回収器の先端部分である複数のJ字形状の冶具を、釣り用仕掛けや疑似餌のボディや掛針に絡ませることで、根がかりした釣り用仕掛けや疑似餌の回収率を向上させることを目的としている。
本発明の請求項1に関わる根がかり回収器は、複数のJ字形状の冶具と、前記J字形状の冶具を固定するための台座と、前記台座の底部に柄と接続するための接続部を有するものであり、広く一般に普及している釣り用タモの柄や伸縮自在なギャフの柄に装着し、根がかりした釣り用仕掛けや、疑似餌を回収するものである。
本発明の請求項2に関わる根がかり回収器は、長さの異なる複数のJ字形状の冶具と、前記J字形状の冶具を固定するための台座と、前記台座の底部に柄と接続するための接続部を有するものであり、前記柄に装着し、根がかりした釣り用仕掛けや、疑似餌を回収するものである。
本発明の請求項3に関わる根がかり回収器は、複数のJ字形状の冶具と、前記J字形状の冶具を異なる方向に固定した台座と、前記台座の底部に柄と接続するための接続部を有するものであり、前記柄に装着し、根がかりした釣り用仕掛けや、疑似餌を回収するものである。
本発明の請求項4に関わる根がかり回収器は、複数のJ字形状の冶具と、コ字形状の冶具と、前記J字形状の冶具と、前記コ字形状の冶具を固定するための台座を備えたものであり、前記柄に装着し、根がかりした釣り用仕掛けや、疑似餌を回収するものである。
本発明の請求項5に関わる根がかり回収器は、前記J字形状の冶具の先端が丸く成型されており、根がかりからの回収の際に、前記釣り用仕掛けや疑似餌を傷つけにくい構成としたものである。
本発明の請求項6に関わる根がかり回収器は、前記回収器の接続部に、障害物や沈殿物に達する程度の長さを有する柄、もしくは、伸縮自在な柄を装着し、釣り用仕掛けや、疑似餌を確実に回収するものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
請求項1の発明においては、複数のJ字形状の冶具を、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった、釣り用仕掛けや疑似餌のボディや掛針に絡ませることで、根がかりから釣り用仕掛けや疑似餌を回収することができる。
請求項2の発明においては、長さの異なる複数のJ字形状の冶具を有することで、複雑な形状をしている水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった、釣り用仕掛けや疑似餌のボディや掛針に絡ませる際に、より狭い隙間に入り込ませることが可能となり、効果的に根がかりから釣り用仕掛けや疑似餌を回収することができる。
請求項3の発明においては、複数のJ字形状の冶具を有し、さらに前記J字形状の冶具を異なる方向に構成することで、複雑な形状をしている水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった、釣り用仕掛けや疑似餌のボディや掛針に絡ませる際に、より効果的に根がかりから釣り用仕掛けや疑似餌を回収することができる。
請求項4の発明においては、複数のJ字形状の冶具と、さらにコ字形状の冶具を有することで、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった、釣り用仕掛けや疑似餌のボディや掛針に絡ませる際に、より効果的に根がかりから釣り用仕掛けや疑似餌を回収することができる。
請求項5の発明においては、前記J字形状の冶具の先端を丸く成型することで、釣り用仕掛けや疑似餌の回収の際に、前記釣り用仕掛けの破損や、疑似餌のボディに傷を付けにくくすることができる。
請求項6の発明においては、前記根がかり回収器の接続部に、水中の障害物や沈殿物に達する程度の長さを有する柄、もしくは、伸縮自在な柄を装着することで、釣り用仕掛けや、疑似餌をより確実に回収することができる。
図1は根がかり回収器の構成を示した図である。(実施例1) 図2は根がかり回収器の構成を示した図である。(実施例2) 図3は根がかり回収器の構成を示した図である。(実施例3) 図4は根がかり回収器の構成を示した図である。(実施例4) 図5は根がかり回収器の構成を示した図である。(実施例5) 図6は根がかり回収器の構成と回収した疑似餌を示した図である。(実施例5) 図7は根がかり回収器の構成を示した図である。(実施例6) 図8は従来の根がかり回収器の構成を示した図である。
複数のJ字形状の冶具と台座などで構成した回収器を用いて、水中の障害物や沈殿物に引っ掛けてしまった釣り用の仕掛けや、疑似餌を回収することを実現した。
図1は、本発明の実施の形態1を示した図である。図1において、1は、根がかり回収の際に釣り用仕掛けや疑似餌を引っ掛けるためのJ字形状の冶具、2は、複数のJ字形状の冶具1を固定するための台座、3は、本発明の根がかり回収器を柄に接続するための接続手段を示す。次に図1における根がかり回収器の使用方法について説明する。まず、複数のJ字形状の冶具1と、J字形状の冶具1を固定するための台座2と、柄に接続するための接続手段3で構成された根がかり回収器を、ある程度の長さを有する柄に接続する。前期柄とは、例えば、広く普及している釣り用タモの柄等を示し、一般的に柄の先端にはタモやギャフ等が接続できるようにネジ穴が設けてある。前記柄はある程度の長さを有するものや、伸縮自在で長さの調整が可能なものを示す。
ここで例えば、前記柄に接続するための接続手段3の形状をネジ形状とする。前記柄のネジ穴に、ネジ形状を有する柄に接続するための接続手段3をねじ込むと、図1に示す根がかり回収器と、前記柄が接続されることとなり、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった釣り用仕掛けや疑似餌に到達するだけの長さを得ることができ、本発明の根がかり回収器の先端部分である複数のJ字形状の冶具1を根がかりした釣り用仕掛けや疑似餌に引っ掛けることができる。
また、図8に示した従来の根がかり回収器と比較して、複数のJ字形状の冶具1は、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった釣り用仕掛けや疑似餌を回収する際に、先端がかぎ状(J字形状)となっているため、釣り用仕掛けそのものや、疑似餌のボディおよび疑似餌に設けられている掛針を引っ掛けやすい形状をしているため、回収できる確率を確実に向上させることができる。
さらに、複数のJ字形状の冶具1は、その形状がJ字形となっているため、例えば、水中に沈んでいる岩と岩の隙間に、挟まって、根がかりした釣り用仕掛けや疑似餌に対して、押したり、引いたりして、根がかりをはずすことが可能な形状となっている。
また、それぞれのJ字形状の冶具は、台座2によって、十分な間隔を有して固定されているため、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった釣り用仕掛けや疑似餌を回収する際に、上記複数のJ字形状の冶具の間に釣り糸を通すことで、確実に水中の釣り用仕掛けや疑似餌に到達させることができる。
また、複数のJ字形状の冶具1のいずれか、もしくはすべてに、前記釣り糸を引っ掛けながら、本発明における根がかり回収器を水中の釣り用仕掛けや疑似餌に向かって到達させようとすると、釣り糸は釣り用仕掛けや疑似餌に結束されているため、確実に根がかり回収器を到達させることができるため、回収できる確率を確実に向上させることができる。
ここで、接続するための接続手段3と前記柄の接続は、接続部における一定の強度を確保し、固定することが可能であれば、ネジ形状とネジ穴に限定するものではない。
さらに、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった釣り用仕掛けや疑似餌の回収について説明しているが、水辺の植物や、木に引っ掛かった場合にも、本発明における根がかり回収器が釣り用仕掛けや疑似餌の回収に有用なことは明らかである。
図2は、本発明の実施の形態2を示した図である。図2において、1は、釣り用仕掛けや疑似餌を引っ掛けるためのJ字形状の冶具、2は、J字形状の冶具1と4を固定するための台座、3は、本発明の根がかり回収器を柄に接続するための接続手段、4は、J字形状の冶具1と長さの異なるJ字形状の冶具を示す。次に図2における根がかり回収器の使用方法について説明する。まず、J字形状の冶具1と、J字形状の冶具4と、J字形状の冶具1とJ字形状の冶具4を固定するための台座2と、前記柄に接続するための接続手段3で構成された根がかり回収器を、前記柄に接続する。
ここで、J字形状の冶具1と、J字形状の冶具4は、長さが異なるため、本発明の1実施例の構成と比較して、より複雑な形状をしている水中の障害物や沈殿物、および、岩の隙間に引っ掛かった釣り用仕掛けや疑似餌を回収する際に、より細い隙間に入り込むために適した形状をしており、かつ、釣り用仕掛けや疑似餌のボディおよび掛針に引っ掛かりやすい形状をしている。
また、J字形状の冶具1や冶具4は、台座2によって、十分な間隔を有して固定されているため、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった釣り用仕掛けや疑似餌を回収する際に、上記J字形状の冶具1や冶具4の間に釣り糸を通すことで、確実に水中の釣り用仕掛けや疑似餌に到達させることができる。
さらに、J字形状の冶具1や冶具4のいずれか、もしくはすべてに、前記釣り糸を引っ掛けながら、本発明における根がかり回収器を水中の釣り用仕掛けや疑似餌に向かって、到達させようとすると、釣り糸は釣り用仕掛けや疑似餌に結束されているため、確実に根がかり回収器を到達させることができるため、回収できる確率を確実に向上させることができる。
図3は、本発明の実施の形態3を示した図である。図3において、1は、釣り用仕掛けや疑似餌を引っ掛けるためのJ字形状の冶具、2は、J字形状の冶具1と5を固定するための台座、3は、本発明の根がかり回収器を柄に接続するための接続手段、5は、J字形状の冶具1と向きの異なるJ字形状の冶具を示す。次に図3における根がかり回収器の使用方法について説明する。まず、J字形状の冶具1と、J字形状の冶具5と、J字形状の冶具1とJ字形状の冶具5を固定するための台座2と、柄に接続するための接続手段3で構成された根がかり回収器を、前記柄に接続する。
ここで、J字形状の冶具1や冶具5が異なる向きで台座2に固定されているため、例えば、図3に示したようにJ字形状を向かい合わせになるように固定した場合、J字形状の冶具1と、J字形状の冶具5が、それぞれの先端をガードするバンパーの役目を果たす形状で構成されることになるため、前記障害物や沈殿物に引っ掛かったゴミ等を拾いにくい形状をしている。前記J字形状の冶具1や冶具5の間に釣り糸を通した場合、障害物や沈殿物、ゴミ等に影響されることなく、より確実に釣り用仕掛けや疑似餌に到達させることができ、結果的に、回収できる確率を向上させることができる。
また、J字形状の冶具1や冶具5のいずれか、もしくはすべてに、前記釣り糸を引っ掛けながら、本発明における根がかり回収器を水中の釣り用仕掛けや疑似餌に向かって、到達させようとすると、釣り糸は釣り用仕掛けや疑似餌に結束されているため、確実に根がかり回収器を到達させることができるため、回収できる確率を確実に向上させることができる。
図4は、本発明の実施の形態4を示した図である。図4において、1は、釣り用仕掛けや疑似餌を引っ掛けるためのJ字形状の冶具、2は、J字形状の冶具1とコ字形状の冶具6を固定するための台座、3は、本発明の根がかり回収器を柄に接続するための接続手段、6は、コ字形状の冶具を示す。次に図4における根がかり回収器の使用方法について説明する。まず、J字形状の冶具1と、コ字形状の冶具6と、J字形状の冶具1とコ字形状の冶具6を固定するための台座2と、柄に接続するための接続手段3で構成された根がかり回収器を、前記柄に接続する。
ここで、複数のJ字形状の冶具1に釣り用仕掛けや疑似餌を引っ掛ける動作については上述したとおりであるが、さらにコ字形状の冶具6を台座2に固定することによって、さらに釣り用仕掛けや疑似餌を引っ掛けやすい構成となることは明らかである。また、図4に示すように、複数のJ字形状の冶具1とコ字形形状の冶具6を一体形状とし、台座2に固定することで、本発明の実施の形態4の構成となる根がかり回収器の強度を上げることが可能となる。
図5は、本発明の実施の形態4の構成を用いて、実際に疑似餌を回収した際の状態を示した図であって、図5において1〜3、6は図4と同じであり、7は接続手段3に接続した柄、8は回収された疑似餌、9は疑似餌に結ばれた釣り糸を示す。次に図5の状態について説明すると、接続手段3に接続された柄7によって、本発明における根がかり回収器は、水中の障害物に引っ掛かった疑似餌8に到達するだけの長さを有することとなる。複数のJ字形の冶具1の間に釣り糸9を通すか、もしくは、J字形の冶具1に釣り糸9を引っ掛けながら、前記根がかり回収器を水中に沈めていくと、確実に疑似餌8に到達することができる。ここで、手に持った柄を上下左右に揺するといった、水中の障害物から疑似餌8をはずすような動作をした場合、図5に示すように、複数のJ字形の冶具1や、コ字形状の冶具6に疑似餌8のボディや掛針を引っ掛けることで、根がかりから回収することが可能となる。
また、図5は、本発明における根がかり回収器が疑似餌6を回収した一例を示したもので、必ずしも、コ字形状の冶具6に疑似餌8の掛針が引っ掛かることを限定したものではない。
図6は、本発明の実施の形態5を示した図である。図6において、2は、J字形状の冶具10とコ字形状の冶具6を固定するための台座、3は、本発明の根がかり回収器を柄に接続するための接続手段、6は、コ字形状の冶具、10は先端が丸められたJ字形状の冶具を示す。図6において、J字形状の冶具10は、先端が丸められている。このため、前記実施例1〜5に示す根がかり回収器と比較して、釣り用仕掛けや疑似餌を回収する際に、釣り用仕掛けの本体や、疑似餌のボディに傷をつけることを防止することができる。また、J字形状の冶具10の先端が丸められているため、複数のJ字形状の冶具10の間に釣り糸を通す場合や、J字形状の冶具10に釣り糸を引っ掛けながら、根がかりした釣り用仕掛けや疑似餌に根がかり回収器を到達させる場合、J字形状の冶具10の先端によって、釣り糸に傷がつくことを防ぐことが可能となり、結果的に根がかり回収動作による釣り糸の切断を飛躍的に低減させることができる。
図7は、本発明の実施の形態6を示した図である。図7において1は、J字形状の冶具、2は、複数のJ字形状の冶具1を固定するための台座、6は、コ字形状の冶具、7は接続された柄、11は、伸縮自在な柄7におけるジョイント部を示す。次に図7における根がかり回収器の使用方法について説明すると、ジョイント部11を緩めることによって、伸縮自在な柄7を水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった釣り用仕掛けや疑似餌に到達する長さに調節する。次にジョイント部11を締めこむことによって、前記調節した長さで固定することができる。
本発明は、魚釣りやルアーフィッシングにおいて、根がかりした釣り用仕掛けや疑似餌を回収することができる根がかり回収器に関するものであり、複数のJ字形状の冶具を有することを特徴とし、水中の障害物や沈殿物、岩の隙間等、様々な根がかりに対して、容易に回収率を向上させることができる。
1 J字形状の冶具
2 台座
3 接続手段
4 J字形状の冶具
5 J字形状の冶具
6 コ字形状の冶具
7 柄
8 疑似餌
9 釣り糸
10 先端が丸められたJ字形状の冶具
11 ジョイント部

Claims (5)

  1. 互いに対をなす一対のJ字形状の冶具と、
    前記一対のJ字形状の冶具よりも短いコ字形状の冶具と、
    前記一対のJ字形状の冶具と前記コ字形状の冶具とを固定するための台座と、
    前記台座の底部に設けられ、柄と接続するための接続手段と、を有することを特徴とする根がかり回収器。
  2. 前記一対のJ字形状の冶具は、前記コ字形状の治具とは反対側へ屈曲したかぎ状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の根がかり回収器。
  3. 前記一対のJ字形状の冶具J字形状の部分を互いに向かい合わせとなるように前記台座に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の根がかり回収器。
  4. 前記一対のJ字形状の冶具と前記コ字形状の冶具とが一体に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の根がかり回収器。
  5. 前記一対のJ字形状の冶具の先端が丸く形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の根がかり回収器。
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