JP2018143165A - 根がかり回収器 - Google Patents

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Abstract

【課題】根がかりの原因となっている障害物の隙間や、複雑な形状に対して、釣り用仕掛けや疑似餌を確実に回収できる根がかり回収器を提供する。
【解決手段】複数のJ字形状の冶具1と、U字形状の冶具2と、前記J字形状の冶具1と、前記U字形状の冶具2を固定するための台座3と、釣り糸を通すためのガイド4と、柄と接続するための接続手段5から構成されている根がかり回収器を、釣り用タモの柄や伸縮自在なギャフの柄に装着し、釣り糸を通すことで確実に、障害物や沈殿物に引っ掛かった釣り用仕掛けや、疑似餌のボディや掛針に絡ませて、根がかりの回収率を向上させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった、釣り用の仕掛け、疑似餌(ルアー)等を回収するための根がかり回収器に関するものである。
一般的な魚釣りや、疑似餌(ルアー)を用いるルアーフィッシングにおいて、釣り用の仕掛けや、疑似餌をある程度沈めて釣りの動作を行った場合、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かってしまうという問題がある。前記問題を根がかりと称するが、釣り用の仕掛けや疑似餌が根がかりした場合、釣り糸を強く引っ張ってもはずせないことが多く、この場合、釣り糸を切断し、釣り用の仕掛けや疑似餌を水中に放棄せざるを得ない。釣り用の仕掛けや疑似餌が高価であるための損失ばかりでなく、水中に残される釣り用の仕掛けや疑似餌が自然環境に悪影響を及ぼす可能性を看過するしかなかったという実情があった。
従来から、釣り用の仕掛けや疑似餌を回収するために、様々な方法が考えられてきた。
図5は、従来の根がかり回収器の構成を示した図である。図5において、101は、螺旋形状の冶具、102は、螺旋形状の冶具を固定するための台座、103は、従来の根がかり回収器を柄に接続するための接続手段を示す。図5に示す根がかり回収器を、例えば、数十センチから数メートルまで伸縮可能な、タモの柄の先に接続し、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった釣り用仕掛けや、疑似餌を回収しようとした場合、螺旋形状の冶具101は、先端に向かってテーパーが広がる形状をしているため、障害物の狭い隙間入り込みにくく、前記隙間に入りこんだ釣り用仕掛けや疑似餌まで、螺旋形状の冶具101の先端が到達しないという欠点があった。また、螺旋形状の冶具101は、先端部分になるに従って、前記形状が大きくなるため、複雑な形をした障害物や沈殿物に対して、螺旋形状の冶具101の接触部分が大きく、例えば、複雑な形をしている障害物のえぐれた部分等に、引っ掛かった釣り用仕掛けや疑似餌に根がかり回収器を直接あてがうことが困難になるという欠点があった。
また、特許文献1参照の根がかり回収装置は、従来の根がかり回収器の一例を示し、前記根がかり回収装置に磁石を取り付けて、前記磁石を疑似餌の掛針に吸着させることにより、掛針と係止手段とを確実に絡ませて、根がかりした疑似餌の回収率を向上させることを目的としている。すなわち、釣り糸に着脱自在に吊り下げる吊下手段が設けられた本体部と、先端部分に疑似餌の掛針を係止する係止手段が設けられた回収部と、前記本体部と前記回収部とを連結する連結部より構成されており、前記連結部には疑似餌の掛針に吸着する磁石が設けられている。しかし、前記根がかり回収器は、その構造上、釣り糸に吊り下げて水中の障害物に引っ掛かった疑似餌に、より効率よく到達させるために、手元で根がかり回収装置の角度を変えることはできない。また、障害物に引っ掛かっている疑似餌に対して、釣り糸が一直線になっていないと、回収装置を疑似餌に到達させることができない。つまり、複雑な形状をしている障害物に釣り糸が引っ掛かり、釣り糸が折れ曲がっている場合や、障害物の隙間に疑似餌が引っ掛かっている場合などは、根がかり回収装置に設けられた磁石を疑似餌の掛針に吸着させることは不可能であり、結果的に疑似餌を回収することができないという問題があった。
特開2005−237255号公報
解決しようとする問題点は、一般的な釣りの動作の最中に、釣り用の仕掛けや、疑似餌を水中の障害物や沈殿物に引っ掛けてしまった場合、釣り糸を強く引っ張ったとしても、前記、釣り用の仕掛けや、疑似餌を障害物等からはずせないことが多いということである。この場合、釣り糸を切断し、釣り用の仕掛けや疑似餌を水中に放棄せざるを得ない。放棄した仕掛けや疑似餌を損失するばかりか、自然環境に与える影響を考慮すると、できる限り、釣り用の仕掛けや、疑似餌の回収に努める必要があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、釣り糸を本発明におけるガイドに通すことにより、根がかり回収器の先端部分である複数のJ字形状の冶具や、U字形状の冶具を、確実に釣り用仕掛けや疑似餌のボディや掛針に絡ませることで、根がかりした釣り用仕掛けや疑似餌の回収率を向上させることを目的としている。
本発明の請求項1に関わる根がかり回収器は、複数のJ字形状の冶具と、U字形状の冶具と、前記J字形状の冶具を固定するための台座と、前記台座の底部に柄と接続するための接続部と、釣り糸を通すためのガイドを有するものであり、広く一般に普及している釣り用タモの柄や伸縮自在なギャフの柄に装着し、根がかりした釣り用仕掛けや、疑似餌を回収するものである。
本発明の請求項2に関わる根がかり回収器は、前記回収器の接続部に、障害物や沈殿物に達する程度の長さを有する柄、もしくは、伸縮自在な柄を装着し、釣り用仕掛けや、疑似餌を確実に回収するものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
請求項1の発明においては、釣り糸を通すためのガイドに釣り糸を通すことによって、確実に複数のJ字形状の冶具やU字形状の冶具を、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった、釣り用仕掛けや疑似餌のボディや掛針に絡ませることができ、根がかりから釣り用仕掛けや疑似餌を回収することができる。
請求項2の発明においては、前記根がかり回収器の接続部に、水中の障害物や沈殿物に達する程度の長さを有する柄、もしくは、伸縮自在な柄を装着することで、釣り用仕掛けや、疑似餌をより確実に回収することができる。
図1は根がかり回収器の構成を示した図である。(実施例1) 図2は釣り糸を通すためのガイドの構成を示した図である。 図3は根がかり回収器の構成と回収した疑似餌を示した図である。 図4は根がかり回収器の構成を示した図である。(実施例2) 図5は従来の根がかり回収器の構成を示した図である。
複数のJ字形状の冶具とU字形状の冶具と台座とガイドなどで構成した回収器を用いて、水中の障害物や沈殿物に引っ掛けてしまった釣り用の仕掛けや、疑似餌を回収することを実現した。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1を示した図である。図1において、1は、根がかり回収の際に釣り用仕掛けや疑似餌を引っ掛けるためのJ字形状の冶具、2は、根がかり回収の際に釣り用仕掛けや疑似餌を引っ掛けるためのU字形状の冶具、3は、複数のJ字形状の冶具1とU字形状の冶具2を固定するための台座、4は、釣り糸を通すためのガイド、5は、本発明の根がかり回収器を柄に接続するための接続手段を示す。次に図1における根がかり回収器の使用方法について説明する。まず、複数のJ字形状の冶具1と、U字形状の冶具2を固定するための台座3と、釣り糸を通すためのガイド4と、柄に接続するための接続手段5で構成された根がかり回収器を、ある程度の長さを有する柄に接続する。前記柄とは、例えば、広く普及している釣り用タモの柄等を示し、一般的に柄の先端にはタモやギャフ等が接続できるようにネジ穴が設けてある。前記柄はある程度の長さを有するものや、伸縮自在で長さの調整が可能なものを示す。
ここで例えば、前記柄に接続するための接続手段5の形状をネジ形状とする。前記柄のネジ穴に、ネジ形状を有する柄に接続するための接続手段5をねじ込むと、図1に示す根がかり回収器と、前記柄が接続されることとなり、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった釣り用仕掛けや疑似餌に到達するだけの長さを得ることができ、本発明の根がかり回収器の先端部分である複数のJ字形状の冶具1やU字形状の冶具を根がかりした釣り用仕掛けや疑似餌に引っ掛けることができる。
また、図5に示した従来の根がかり回収器と比較して、複数のJ字形状の冶具1は、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった釣り用仕掛けや疑似餌を回収する際に、先端がかぎ状(J字形状)となっているため、釣り用仕掛けそのものや、疑似餌のボディおよび疑似餌に設けられている掛針を引っ掛けやすい形状をしているため、回収できる確率を確実に向上させることができる。
さらに、複数のJ字形状の冶具1は、その形状がJ字形となっているため、例えば、水中に沈んでいる岩と岩の隙間に、挟まって、根がかりした釣り用仕掛けや疑似餌に対して、押したり、引いたりして、根がかりをはずすことが可能な形状となっている。
図2は、本発明の根がかり回収器を構成する、釣り糸を通すためのガイド4の構造例を示した図である。図2において、6は、釣り糸を示し、aの部分に釣り糸6をかけ、矢印で示したように、円形状のbとcの部分を越えて、dの部分まで釣り糸を通すと、円形状となっているbとcの部分は、ガードの役割を果たし、釣り糸6が、dの部分にとどまるように作用する。ここで、eの形状は、ガイド4が図1における台座3に引っ掛かったり、固定できるような形状が望ましい。また、ガイド4は、釣り糸6を通したり、はずしたりすることが容易にできる形状をしていることが望ましく、特に図2に示した構造に限定するものではない。
上述したように、ガイド4に釣り糸6を通して、本発明における根がかり回収器を水中の釣り用仕掛けや疑似餌に向かって到達させようとすると、釣り糸6は釣り用仕掛けや疑似餌に結束されているため、確実に根がかり回収器を到達させることができるため、回収できる確率を確実に向上させることができる。
さらに、水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった釣り用仕掛けや疑似餌の回収について説明しているが、水辺の植物や、木に引っ掛かった場合にも、本発明における根がかり回収器が釣り用仕掛けや疑似餌の回収に有用なことは明らかである。
図3は、本発明の実施の形態1の構成を用いて、実際に疑似餌を回収した際の状態を示した図であって、図3において1〜4は図1と同じであり、6は釣り糸、7は、接続手段5に接続した柄、8は回収された疑似餌を示す。次に図3の状態について説明すると、図1に示した接続手段5を用いて接続された柄7によって、本発明における根がかり回収器は、水中の障害物に引っ掛かった疑似餌8に到達するだけの長さを有することとなる。さらにガイド4に釣り糸6を通し、前記根がかり回収器を水中に沈めていくと、釣り糸6の先に接続されている疑似餌8へ確実に到達することができる。ここで、手に持った柄7を上下左右に揺するといった、水中の障害物から疑似餌7をはずすような動作をした場合、図3に示すように、複数のJ字形の冶具1や、U字形状の冶具2に疑似餌8のボディや掛針を引っ掛けることで、根がかりから回収することが可能となる。
ここで、接続するための接続手段5と柄7の接続は、接続部における一定の強度を確保し、固定することが可能であれば、ネジ形状とネジ穴に限定するものではない。
また、図3は、本発明における根がかり回収器が疑似餌8を回収した一例を示したもので、必ずしも、U字形状の冶具2に疑似餌8の掛針が引っ掛かることを限定したものではない。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2を示した図である。図4において、1は、根がかり回収の際に釣り用仕掛けや疑似餌を引っ掛けるためのJ字形状の冶具、2は、根がかり回収の際に釣り用仕掛けや疑似餌を引っ掛けるためのU字形状の冶具、3は、複数のJ字形状の冶具1とU字形状の冶具2を固定するための台座、4は、釣り糸を通すためのガイド、7は、接続された柄、9は、伸縮自在な柄7におけるジョイント部を示す。次に図4における根がかり回収器の使用方法について説明すると、ジョイント部9を緩めることによって、伸縮自在な柄7を水中の障害物や沈殿物に引っ掛かった釣り用仕掛けや疑似餌に到達する長さに調節する。次にジョイント部9を締めこむことによって、前記調節した長さで固定することができる。
本発明は、魚釣りや疑似餌(ルアー)を用いるルアーフィッシングにおいて、根がかりした釣り用仕掛けや疑似餌を回収することができる根がかり回収器に関するものであり、複数のJ字形状の冶具とU字形状の冶具と釣り糸を通すためのガイドと柄を接続するための接続部を有することを特徴とし、水中の障害物や沈殿物、岩の隙間等、様々な根がかりに対して、確実にかつ、容易に回収率を向上させることができる。
1 J字形状の冶具
2 U字形状の冶具
3 台座
4 ガイド
5 接続手段
6 釣り糸
7 柄
8 疑似餌
9 ジョイント部

Claims (2)

  1. 複数のJ字形状の冶具と、U字形状の冶具と、前記J字形状の冶具と、前記U字形状の冶具を固定するための台座と、前記台座の底部に柄と接続するための接続部と、釣り糸を通すためのガイドを有することを特徴とする根がかり回収器。
  2. 前記接続部と接続可能な接続手段を有する柄を備えたことを特徴とする請求項1の根がかり回収器。
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