JP6338773B2 - 多重モード共振器 - Google Patents

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Description

本発明は無線周波数フィルタを実現する共振器に関するものであって、より詳細には複数の共振モードの共振周波数を出力する多重モード共振器に関する。
無線周波数フィルタのような無線周波数装置は、通常、複数の共振器の連結構造で構成される。このような共振器は、等価電子回路としてインダクタ(L)とキャパシタ(C)の組み合わせにより特定の周波数で共振する回路素子であって、各共振器は、導体で取り囲まれる金属性の円筒又は直六面体のようなキャビティ(cavity)の内部で誘電体共振素子(Dielectric Resonance element:DR)又は金属共振素子が設置される構造を有する。それによって、各共振器は、該当キャビティ内に処理周波数帯域による固有周波数の電磁場のみが存在するようにして、超高周波の共振を可能にする構造を有する。通常、複数のキャビティごとに一つの共振段を形成し、複数の共振段が順次に接続される多段構造を有する。
図1は、従来の6ポール(pole)型帯域通過(bandpass)フィルタ10の一例を示す。図1を参照すると、従来の一実施形態において、帯域通過フィルタ10は、六面体の金属内部に所定の間隔で区画された、例えば、6個のキャビティを有するハウジング110を含み、各々のキャビティ内には8個の高いQ値を有する誘電体又は金属共振素子122を保持用サポートを用いて固定させる構造からなる。さらに、帯域通過フィルタ10は、ハウジング110の一側面に装着された入出力コネクタ111,113と、ハウジング110の開放面を遮蔽する蓋(cover)160を含む。ここで、ハウジング110の各キャビティは、それぞれの共振器間のカップリング量を調整するために所定サイズのウィンドウ131-135が形成された隔壁130により区分され、ハウジング110の内面は、電気的性能を安定化し、伝導性を最大にするために銀メッキ処理される。また、蓋160又はハウジング110を貫通してウィンドウ131-135内に挿入可能なカップリングネジ175は、カップリング量を微細調整するためにさらに備えられる。
各共振素子122は、底面で直立するように具備される保持用サポートにより支持され、チューニングネジ170は、周波数を調整するために蓋160を貫通してキャビティ内に挿入されるように各共振素子122の上面に設置され、これを調整して共振周波数に対する微細な調整を可能にする。
ハウジング110は、その一側に各々入出力コネクタ111,113を含み、これらは、各々入出力給電ライン(図示せず)に接続され、入力側給電ラインは、入力コネクタから入る信号を最初段の共振素子に配信し、出力側給電ラインは、最後段の共振素子からの信号を出力コネクタに配信する。
上記したようなキャビティ構造を有する無線周波数フィルタの一例が、本発明の出願人により先出願された韓国特許公開公報第10-2004-100084号(名称“無線周波数フィルタ”、公開日:2004年12月2日、発明者:Jongkyu Park、Sangsik Park、及びSeuntaek Jeong)に開示されている。
しかしながら、従来の帯域通過フィルタ(又は帯域除去(rejection)フィルタ)において、複数のポールを有するフィルタの構成は、複数のキャビティと各共振素子122を結合するための結合手段が必須的に要求される。すなわち、従来のフィルタでは、一つの共振素子122が一つの共振モードのみを実現するので、複数のポールを有する多重モードフィルタを実現するためには複数の共振器を連結する構造が必要になる。その結果、多重モードフィルタを実現するために大きな空間が要求され、フィルタの大型化、重量化、及び製造コストの増加をもたらすという問題点があった。
このように、多重モード共振器構造を有するフィルタは、通信装備のうち最も大きな空間を占める装備の一つであり、このようなフィルタのサイズと重さを減少するために持続的で活発な研究がなされている。特に、最近移動通信市場ではより速い処理速度及び向上した品質に対応するために、各基地局は、小型(又は超小型)セルに進化する傾向にあるため、このような傾向に応じてフィルタの小型及び軽量化が一層重要に要求される。
したがって、上記した従来技術の問題点を解決するために、本発明の目的は、複数の同一モードの共振周波数を相互に良好に連結できる多重モード共振器を提供することにある。
本発明の他の目的は、小型化した多重モード共振器を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、軽量化した多重モード共振器を提供することにある。
また、本発明の目的は、製造コストを低減する多重モード共振器を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の一態様によれば、実際に一つの収容空間に該当するキャビティが備えられるハウジングと、キャビティ内で相互に所定間隔で配置され、相互の複合的なカップリングにより共振信号を発生する複数の共振アームと、複数の共振アームを各々支持する複数の共振脚とを含む多重モード共振器が提供される。
上記では、キャビティの中心に設置される共振棒をさらに含む。
上記では、複数の共振アームの全体配置構造の中心に電気的にフローティングされるように設置されるチューニング構造物をさらに含む。
上記で、複数の共振脚に連結され、複数の共振アームのうちいずれか一対の共振アームと入出力信号をやりとりする入力及び出力プローブをさらに含む。
上記で、キャビティは多面体形状である。
上記で、複数の共振アームは等間隔で配置される。
本発明は、多重モード共振器が一つの共振器に複数のモードの共振周波数を提供することができる。これによって、本発明は、フィルタの小型化、軽量化、及び製造コストを低減する効果を有する。
従来の6ポール型帯域通過フィルタの一例を示す一部分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図2に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図2に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図2に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図2に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図2に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図2に示した共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 本発明の第4の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 本発明の第5の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 本発明の第6の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 本発明の第7の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 本発明の第8の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図11に示した共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第9の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図13に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図13の共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図13の共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図13の共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図13の共振器の多重モード共振特性を示す図である。 本発明の第10の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図15に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図15に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図15に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図15に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 本発明の第11の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図17に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図17に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図17に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図17に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 本発明の第12の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図19に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図19に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図19に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図19に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 本発明の第13の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図21の共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第14の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図23の共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第15の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図25の共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第16の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図27に示した共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第17の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図29に示した共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第18の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図30の共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第19の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図33に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図33に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図33に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 図33に示した共振器の多重モード共振特性を示す図である。 本発明の第20の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図35に示した共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第21の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図37に示した共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第22の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図39に示した共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第23の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図41に示した共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第24の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。 図43に示した共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
次の説明において、具体的な構成及び構成要素のような特定詳細は、ただ本発明の実施形態の全般的な理解を助けるために提供されるだけである。したがって、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく、以下に説明される本発明の様々な変形及び変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
本発明は、複数の共振モードを提供する多重共振モードフィルタを提案する。従来では、例えば、4個の共振モードを提供するために通常4個のキャビティと、各キャビティに一つずつの共振素子を具備することが一般的である。しかしながら、本発明による多重共振モードフィルタは、一つのキャビティで4個の共振モード(quadruple mode)、又は5個の共振モードなどを提供することが可能である。
図2は、本発明の第1の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図2において、(a)は平面構造を、(b)は一側面構造を、(c)は透過斜視構造を、各々示す。図2に示す共振器は、通常のフィルタ構造のように、金属ハウジング(下蓋)により空間が形成されるキャビティ200を含み、図2では、説明の便宜上、金属ハウジングの構造だけでなく、該当ハウジングの外部に形成される入出力コネクタに対する図示を省略する。
図2を参照すると、本発明の第1の実施形態による多重モード共振器は、ハウジング(図示せず)の内部に実際に一つの収容空間が形成される四角箱又は四角箱状に類似した形態のキャビティ200を有する。キャビティ200の構造は、上記のように四角箱状以外にも多角柱形状又は円柱形状などの多様な構造を有することができる。
キャビティ200内には、相互に所定間隔で配置される複数の共振アーム(arm)が備えられる。複数の共振アームは、金属性材質で構成され、相互に等間隔で設置され得る。この場合、複数の共振アームは、各々対をなして対向するように配列され、各対は、相互にクロスされるように配列され得る。より詳細に説明すれば、図2の第1の実施形態のように、キャビティ200内には、例えば、相互に隣接する共振アームは相互に直交する配置構造を有し、4個の共振アーム211,212,213,214は、各々分離されるように個別的に設置される。すなわち、4個の共振アーム211−214は、第1乃至第4の共振アーム211-214が全体的に‘+’字状を有するように配置され、すなわち、4個の共振アーム211-214の全体配置構造の中心は、キャビティ200の中心部に該当する。4個の共振アーム211-214は、各々長手方向に長く形成される直六面体の棒形状で構成できる。また、4個の共振アーム211-214は、各々キャビティ200の底面(ハウジングの内部底面)から延長する(又は底面に固定するように設置される)、例えば金属性材質で構成可能な円柱形状の第1乃至第4の共振脚(leg)221,222,223,224により各々固定するように設置される。
さらに、図2に示す第1の実施形態において、4個の共振アーム211-214の全体配置構造の中心部、すなわち、キャビティ200の中心部に従来のフィルタ構造で共振素子に類似した構造の共振棒215がさらに設置される。4個の共振アーム211-214と共振棒215は、相互に物理的に離隔されるように設置され、これら間の信号が相互に複合的にカップリングされるように相互に適切な離隔距離を有する。もちろん、この離隔距離の調整に従って相互に信号カップリングの量が調整される。このような4個の共振アーム211-214の全体構造は、従来の共振器が順次にカップリングされる構造とは異なり、4個の共振アーム211-214は、相互に複合的にカップリングされる。
上記した構造を有することによって、4個の共振アーム211-214と共振棒215の配置構造が該当キャビティ200の中心部を中心として相互に直交する3つの軸、例えば、軸x、y、z上に代入する場合、例えば、第1の共振アーム211及び第3の共振アーム213はx軸上に配置され、第2の共振アーム212及び第4の共振アーム214はy軸上に配置され、共振棒215はz軸上に配置されると見なされる。
一方、入力コネクタ(図示せず)及び出力コネクタ(図示せず)は、各々x軸及びy軸の一極に形成され、x軸の一極に形成される入力コネクタと連結するための入力プローブ231及びy軸の一極に形成される出力コネクタと連結するための出力プローブ223が具備され、入力プローブ231と出力プローブ232は、複数の共振アーム211-214のうちいずれか一対の共振アームと入出力信号をやりとりするように構成される。図2の一実施形態では、入力プローブ231と出力プローブ232は、各々第3の共振脚223及び第2の共振脚222と直間接的に連結され、入出力信号を配信することによって、第3の共振アーム213及び第2の共振アーム212と入出力信号をやりとりするように構成される。
上記した構造を有する共振器の多重モード共振特性は、図3A乃至図3Eに示す。図3Aは、共振構造の全体組み合わせ(カップリング)により形成される第1の共振モードの磁界(又は電界)を示し、図3Bは、例えば第2及び第4の共振アーム212,214によりy軸の方向にドミナント(dominant)共振が形成される第2の共振モードの磁界(又は電界)を示し、図3Cは、例えば第1及び第3の共振アーム211,213によりx軸の方向にドミナント共振が形成される第3の共振モードの磁界(又は電界)を示し、図3Dは、第1乃至第4の共振アーム211-214の全体組み合わせにより形成される第4の共振モードの磁界(又は電界)を示し、図3Eは、例えば共振棒215によりz軸方向にドミナント共振が形成される第5の共振モードの磁界(又は電界)を示す。図3A乃至図3Eの各々において、(a)はE-field特性を示し、(b)はH-field特性を示す。図3A乃至図3Eで、各矢印の方向は、各共振アームでの該当位置における電界又は磁界の方向を示し、各矢印のサイズは電界又は磁界の強さを示す。
図4は、図2の共振器による周波数フィルタリング特性の一例を示すグラフである。図4を参照すると、図3A乃至図3Eに示すように、5個の多重モード特性に従って周波数フィルタリング特性が示されることがわかる。
このように、本発明の第1の実施形態による多重モード共振器は、一つのキャビティ200で5個の共振モードを実現でき、このとき、本発明による構造の多重モード共振器は、同一のサイズの一般的な構造のTEM(Transverse Electric and Magnetic)モード共振器と比較する場合、Q(Quality factor)値が同一のサイズで約30〜40%改善された特性を有し、あるいは同一のQ値を満たす場合には、共振器の物理的サイズは、一般的な構造に比べて約30〜40%縮小することができる。
一方、上記した本発明の第1の実施形態による構造において、第1乃至第4の共振アーム211-214の形態、長さ、及び幅の寸法変更と、第1乃至第4の共振脚221-224の長さ及び幅の寸法変更と、キャビティ200の中心部を基準として第1乃至第4の共振脚221-224の配置距離の変更と、キャビティのサイズ及び高さの変更などを通じて、各々の共振モードの周波数が移動及び適切な周波数の共振モードの設定及び調整が可能になる。必要によって、4個又は3個の共振モードのみを有するように実現することも可能である。
図5は、本発明の第2の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図5において、(a)は平面構造を、(b)は一側面構造を、(c)は透過斜視構造を、各々示す。図5に示す本発明の第2の実施形態による共振器は、図2に示した第1の実施形態の構造と同様であり、四角箱状又はこれに類似した形態のキャビティ300、キャビティ300内で全体的に+字状を有するように配置され、相互に直交する配置構造を有し、各々分離されるように個別的に設置される4個の共振アーム311,312,313,314、4個の共振アーム311-314を各々支持する第1乃至第4の共振脚321,322,323,324、4個の共振アーム311-314の全体配置構造の中心位置に設置される共振棒315、及び第3の共振脚323及び第2の共振脚322に各々連結されて入力及び出力プローブ331,332含む。
このような構造を有する第2の実施形態による共振器において、図2に示す第1の実施形態の構造とは異なり、図5でA部分のように、それぞれの長方形棒(bar)状の4個の共振アーム411-414の縁部のうち少なくとも一部が面取り(chamfering)などの加工を通じて切削された形態を持ち、このような構造変更によりカップリング強さのような特性が調整される。図5では、4個の共振アーム411-414の縁部のうち4個の縁が切削される例を示す。このように、共振アームの縁が面取りのように切削された構造の変化を通じて、相互にカップリング強さ又はノッチ(notch)の発生などを調整できる。
図6は、本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図6において、(a)は平面構造を、(b)は一側面構造を、(c)は透過斜視構造を、各々示す。図6に示す本発明の第3の実施形態による共振器は、図2に示した第1の実施形態の構造と同様に、キャビティ400、4個の共振アーム411,412,413,414、第1乃至第4の共振脚421,422,423,424、及び共振棒415を含む。
このとき、本発明の第3の実施形態では第1の実施形態の構造とは異なり、入力コネクタ(図示せず)及び出力コネクタ(図示せず)は、各々x軸の両極に形成され、x軸の両極に形成される入力及び出力コネクタと連結するための入力及び出力プローブ531,532は、各々第3の共振脚423及び第1の共振脚421と直・間接的に連結して構成される。図6に示す第3の実施形態の構造を通じても十分に満足すべき5個の共振モードが形成される。
図7は、本発明の第4の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図7において、(a)は平面構造を、(b)は一側面構造を、(c)は透過斜視構造を、各々示す。図7に示す本発明の第4の実施形態による共振器は、図2に示した第1の実施形態の構造と同様に、キャビティ600、4個の共振アーム611,612,613,614、第1乃至第4の共振脚621,622,623,624、共振棒615、及び入力及び出力プローブ631,632を含む。
本発明の第4の実施形態では、第1の実施形態の構造とは異なり、4個の共振アーム611-614の縁部のうち2個の縁が切削される状態であり、4個の共振アーム611,612,613,614が全体的に四角箱状のキャビティ600内でX字状で配置される構造を有することができる。すなわち、図2の構造における4個のアームは、45度回転した位置で配置されると見なされる。これによって、キャビティ600の縁部に入力及び出力プローブ631,632が形成される。
特に、この場合、入力及び出力プローブ631,632は、図2に示した第1の実施形態において共振脚を通じて共振アームに信号を配信する構造とは異なり、第3の共振アーム623及び第2の共振アーム622に直ちに信号を配信する構造を有する。
図8は、本発明の第5の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図8において、(a)は平面構造を、(b)は一側面構造を、(c)は透過斜視構造を、各々示す。図8に示す本発明の第5の実施形態による共振器は、図2に示した第1の実施形態の構造と同様に、キャビティ700、4個の共振アーム711,712,713,714、第1乃至第4の共振脚721,722,723,724、及び入力及び出力プローブ731,732を含む。
図8に示す第5の実施形態の構造では、第1の実施形態による構造から共振棒が除去された(すなわち、共振棒を具備しない)構造を有する。この構造は、4個の共振モードを実現するのに適合する。
図9は、本発明の第6の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図9において、(a)は平面構造を、(b)は一側面構造を、(c)は透過斜視構造を、各々示す。図9に示す本発明の第6の実施形態による共振器は、図8に示した第5の実施形態の構造と大部分同様に、キャビティ800と、4個の共振アーム811,812,813,814と、第1乃至第4の共振脚821,822,823,824と、入力及び出力プローブ831,832を含む。
図9に示す第6の実施形態では、図8に示した第5の実施形態の構造に加えて、4個の共振アーム811-814の全体構造の中心部に、電気的にフローティングされるように設置され、4個の共振アーム811-814の間の信号カップリング及びこれによる共振モード間のカップリングの調整のために、例えば円柱状の金属性チューニング構造物841がさらに設置される。
このようなチューニング構造物841は、Al及びテフロン(登録商標)のような材質の支持不在(図示せず)にキャビティ800内でハウジング又はカバーの内部面、又は隣接した共振アームに固定及び支持されるように設置され得る。
図10は、本発明の第7の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図10において、(a)は平面構造を、(b)は一側面構造を、(c)は透過斜視構造を、各々示す。図10に示す本発明の第7の実施形態による共振器は、図9に示した第6の実施形態の構造と大部分同様に、キャビティ900、4個の共振アーム911,912,913,914、第1乃至第4の共振脚921,922,923,924、入力及び出力プローブ931,932、及びチューニング構造物941を含む。
このとき、図10に示す第7の実施形態では、図9に示した第6の実施形態の構造とは異なり、4個の共振アーム911,912,913,914が全体的に四角箱状のキャビティ900内でx字状に配置される構造を有する。その他にも、4個の共振アーム911,912,913,914は、全体的に長方形の形状でなく円柱形状を有することを示す。
図11は、本発明の第8の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図11において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図11に示す本発明の第8の実施形態による共振器は、図7に示した第4の実施形態の構造と同様に、キャビティ1000、4個の共振アーム1011,1012,1013,1014、第1乃至第4の共振脚1021,1022,1023,1024、及び入力及び出力プローブ1031,1032を含む。
但し、図11に示す第8の実施形態の構造では、図7に示した第4の実施形態の構造から共振棒が除去された(すなわち、共振棒を具備しない)構造を有する。このような構造は、4個の共振モードを実現するのに適合する。
図12は、図11の共振器による周波数フィルタリング特性の一例を示すグラフである。図12を参照すると、図11に示すような構造で、4個の多重モード特性によって周波数フィルタリング特性を有することがわかる。
図13は、本発明の第9の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図13において、(a)は透過斜視構造を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図13に示す本発明の第9の実施形態による共振器は、図2に示した第1の実施形態の構造と同様に、キャビティ1100、4個の共振アーム1111,1112,1113,1114、第1乃至第4の共振脚1121,1122,1123,1124、及び共振棒1115を具備できる。
図13に示す本発明の第9の実施形態では、図2に示した第1の実施形態の構造とは異なり、4個の共振アーム1111,1112,1113,1114が全体的に四角箱状のキャビティ1100内でX字状に配置される構造を有することができる。すなわち、図2の構造において、4個のアームは、45度回転した位置に配置されると見なされる。これによって、キャビティ1100の縁部に入力及び出力プローブ(図示せず)が形成され得る。
図13に示す構造を有する共振器の多重モード共振特性は、図14A乃至図14Eに示す。図14Aは、共振構造の全体組み合わせ(カップリング)により形成される第1の共振モードの磁界(又は電界)を示し、図14Bは、例えば第2及び第4の共振アーム1112,1114により共振が形成される第2の共振モードの磁界(又は電界)を示し、図14Cは、例えば第1及び第3の共振アーム1111,1113により形成される第3の共振モードの磁界(又は電界)を示し、図14Dは、第1乃至第4の共振アーム1111-1114の全体組み合わせにより形成される第4の共振モードの磁界(又は電界)を示し、図14Eは、共振棒1115により形成される第5の共振モードの磁界(又は電界)を示す。図14A乃至図14Eで、各々の(a)はE-field特性を示し、各々の(b)はH-field特性を示す。
図15は、本発明の第10の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図15において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図15に示す本発明の第10の実施形態による共振器は、図13に示した第9の実施形態の構造と同様に、キャビティ1200、4個の共振アーム1211,1212,1213,1214、第1乃至第4の共振脚1221,1222,1223,1224を含む。
但し、図15に示す第10の実施形態の構造では、図15に示す第9の実施形態の構造から共振棒が除去された構造を有する。このような構造は、4個の共振モードを実現するのに適合する。
図15に示す共振器の構造において、主要多重モード共振特性は、図16A乃至図16Dに示すようである。図16A乃至図16Dにおいて、各々の(a)はE-field特性を示し、各々の(b)はH-field特性を示す。
図17は、本発明の第11の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図17において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図17に示す本発明の第11の実施形態による共振器は、図15に示す第10の実施形態の構造と同様に、キャビティ1300、4個の共振アーム1311、1312,1313,1314、第1乃至第4の共振脚1321,1322,1323,1324を含む。
但し、図17に示す第11の実施形態の構造では、図15に示す第10の実施形態の構造に比べて、第1乃至第4の共振脚1321-1324が相互に最大限離隔されるように設置される。すなわち、第1乃至第4の共振脚1321-1324は、キャビティ1300の中心部を基準として各々第1乃至第4の共振アーム1311-1314の外側部と結合されて該当共振アームを支持するように設置される。
このように、第1乃至第4の共振脚1321-1324が相互にさらに離隔されるように設置される場合、第1乃至第4の共振脚1321-1324の全体的な構造の直径が大きくなることに類似した影響が発生し、処理周波数帯域が調整される影響を発生する。
図17に示す共振器の構造で主要多重モード共振特性は、図18A乃至図18Dに示すようである。図18A乃至図18Dで、(a)はE-field特性を示し、(b)はH-field特性を示す。
図19は、本発明の第12の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図19において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図19に示す本発明の第12の実施形態による共振器は、図17に示した第11の実施形態の構造と同様に、キャビティ1400、4個の共振アーム1411,1412,1413,1414、第1乃至第4の共振脚1421,1422,1423,1424を含む。
但し、図19に示す第12の実施形態の構造では、図17に示す第11の実施形態だけでなく、他の多様な実施形態の構造とは異なり、第1乃至第4の共振アーム1411-1414の長さが相互に同一でなく、例えば複数の共振アームのうちいずれか一対の長手方向の長さが他の一対の長手方向の長さと異なるように設定されるという点で主な差を有する。その他にも、第1乃至第4の共振脚1421-1424の直径、長さなどに差があるように設計できる。すなわち、例えば、図19に示すように、第1及び第3の共振アーム1411,1413は、比較的長さが短く形成される。第2及び第4の共振アーム1412,1414は、比較的長さが長く形成され、相互に終端部がより近接されるようにする。このとき、第1乃至第4の共振アーム1411-1414間の対向する端部の間隔は、相互に同一に形成できる。
このような構成は、伝送零点(transmission zero)の位置に変化を与えるためのものであって、上記のように構成する場合、例えば、第2及び第4の共振アーム1412,1414の間にカップリングされるフィールドの強さ及び方向に変化を与え、ノッチ(notch)ポイントを調整するようになる。
図19に示す共振器の構造において、主要多重モード共振特性は、図20A乃至図20Dに示すようである。図20A乃至図20Dで、(a)はE-field特性を示し、(b)はH-field特性を示す。
図21は、本発明の第13の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図21において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図21に示す本発明の第13の実施形態による共振器は、図19に示した第12の実施形態の構造と同様に、キャビティ1500、4個の共振アーム1511,1512,1513,1514、第1乃至第4の共振脚1521,1522,1523,1524を含む。また、第1及び第3の共振アーム1511,1513は比較的長さが短く形成され、第2及び第4の共振アーム1512,1514は比較的長さが長く形成される。さらに、図21では、第2及び第3の共振脚1522,1523と各々連結される入力及び出力プローブ1531,1532を示す。
図21に示す第13の実施形態では、図19に示した第12の実施形態とは異なり、第2及び第3の共振脚1522,1523の長さがより長く形成される。これは、第2及び第3の共振脚1522,1523により支持される第2及び第3の共振アーム1512,1513とキャビティ1500の上面との距離を狭めることによって、該当キャパシタンス成分を大きくするためである。これによって、入力及び出力プローブ1531,1532と連結されるフィルタの入力及び出力側で適切なキャパシタ成分の調整が可能である。
さらに、第13の実施形態では、A部分又はB部分のように、入力及び出力側の間だけでなく適した位置に隔壁又はチューニングネジが追加に設置され得る。これは、各共振アームの間で攝動(perturbation)を起こすようになり、それによって伝送零点の位置、ノッチ形成などを調整できる。
図22は、図21の共振器による周波数フィルタリング特性の一例を示すグラフである。図22を参照すると、4個の多重モード特性とともにノッチが形成される周波数フィルタリング特性を有することがわかる。
図23は、本発明の第14の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図23において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図23に示す本発明の第14の実施形態による共振器は、図21に示す第13の実施形態の構造が二重に形成された構造である。
すなわち、図23に示す共振器の構造と同一の構造を有する第1の共振器16-1及び第2の共振器16-2が形成され、第1の共振器16-1の出力側と第2の共振器16-2の入力側がカップリングウィンドウ1640により相互に連結されるように構成できる。カップリングウィンドウ1640において、カップリング構造物1642は、カップリングがよくなされるように、キャビティの底面から延長される方式で追加に設置され得る。
図24は、図23の共振器による周波数フィルタリング特性の一例を示すグラフである。図24を参照すれば、8段フィルタに該当する周波数フィルタリング特性を有することがわかる。
図25は、本発明の第15の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図25において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図25に示す本発明の第15の実施形態による共振器は、図21に示した第13の実施形態の構造と同様に、キャビティ1700、4個の共振アーム1711,1712,1713、1714、第1乃至第4の共振脚1721,1722,1723,1724を含む。
但し、第15の実施形態では、図21に示す第13の実施形態とは異なり、第1乃至第4の共振アーム1711-1714の長さが同一に形成され、4個の共振アーム1711-1714の全体構造の中心部に、電気的にフローティングされるように設置され、4個の共振アーム1711-1714間の信号カップリング及びこれによる共振モード間のカップリング調整のために、例えば円柱、又はディスク形状の金属性チューニング構造物1741がさらに設置される。このようなチューニング構造物1741は、該当チューニング構造物がない場合に比べてカップリング共振アーム間のカップリングがよくなされるようにし、それによってフィルタの全体的な帯域幅をより広くなるようにする。このような第15の実施形態の共振器による周波数フィルタリング特性は、図26に示すようである。
図27は、本発明の第16の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図27において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図27に示す本発明の第16の実施形態による共振器は、図25に示す第15の実施形態の構造と同様に、キャビティ1800、4個の共振アーム1811,1812,1813,1814、第1乃至第4の共振脚1821,1822,1823,1824を含む。
但し、図27に示す第16の実施形態では、図25に示す第15の実施形態とは異なり、4個の共振アーム1811-1814の全体構造の中心部に、電気的にフローティングされるチューニング構造物を具備せず、ハウジング(図示せず)の上端で従来のようにカバーなどを貫通する方式で設置されるチューニングネジ1843を具備する。チューニングネジ1843を通じて4個の共振アーム1711-1714間の信号カップリング及びこれによる共振モード間のカップリング調整及び共振周波数チューニング作業を実行できる。このような第16の実施形態の共振器による周波数フィルタリング特性は、図28に示すようである。
図29は、本発明の第17の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図29において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図29に示す本発明の第17の実施形態による共振器は、図27に示す第16の実施形態の構造が二重に形成された構造である。
すなわち、図29に示す第17の実施形態による共振器は、図27に示す共振器の構造と同一の構造を有する第1の共振器19-1及び第2の共振器19-2が形成され、第1の共振器19-1の出力側と第2の共振器19-2の入力側がカップリングウィンドウ1940により相互に連結されるように構成できる。カップリング構造物1942は、カップリングウィンドウ1940にカップリングがよくなされるように追加して設置される。このような第17の実施形態の共振器による周波数フィルタリング特性は、図30に示すようである。
図31は、本発明の第18の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図29において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図31に示す本発明の第18の実施形態による共振器は、図29に示した第17の実施形態の構造と同様に第1の共振器20-1及び第2の共振器20-2が結合された構造である。
但し、第1の共振器20-1は、図21に示すような第13の実施形態と同一の構造を有し、第2の共振器20-2は、図27に示すような第16の実施形態と同一の構造を有することができる。すなわち、第1の共振器20-1と第2の共振器20-2は、異なる構造を有する。このように、第18の実施形態で示した構造以外にも、上記した実施形態による多様な構造の共振器が二重に結合されるように実現できる。図32に、第18の実施形態の共振器による周波数フィルタリング特性を示す。
図33は、本発明の第19の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図33において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図33に示す本発明の第19の実施形態による共振器は、上記した他の実施形態の構造のように、キャビティ2100、4個の共振アーム2111,2112,2113,2114、及び第1乃至第4の共振脚2121,2122,2123,2124を含む。
但し、図33に示す第19の実施形態では、他の実施形態の構造とは異なり、少なくとも一対の共振アームは、板状を有するという点で主な差がある。例えば、図33には、4個の共振アーム2111-2114がすべて比較的広い板状を有することが示されている。このとき、第1乃至第4の共振アーム2111-2114は、四角形の板状を有し、図33の例では、第1乃至第4の共振アーム2111-2114の各々は、A部分で示すように、少なくとも一つの縁部分が切削された形態を有することがある。また、B部分のように、両共振アームの間に隔壁がさらに設置され得る。
第1乃至第4の共振アーム2111-2114が広い板状を有することは、該当フィルタが比較的大きいサイズを有し、(また、これとともにキャビティが広い)低周波帯域に使用される場合に適用するために望ましい構造であって、共振アームとハウジングとの間のキャパシタンス成分を大きくするための構造である。この場合、各共振アーム間のカップリングが難しくなる問題を解決するために、上記のように、第1乃至第4の共振アーム2111-2114が四角形の板状を有するようにし、それによって相互にスムーズにカップリングされるように構成できる。また、上記において、第1乃至第4の共振アーム2111-2114は、各々一つの縁部が切削された形態を有し、これによって相互のカップリング強さ又はノッチの発生などが調整される。
図33に示す共振器の構造で主な多重モード共振特性は、図34A乃至図34Dに示すようである。図34A乃至図34Dにおいて、(a)はE-field特性を示し、(b)はH-field特性を示す。
図35は、本発明の第20の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図35において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図35に示す本発明の第20の実施形態による共振器は、図33に示した第19の実施形態による共振器の構造と同様に、キャビティ2200、4個の共振アーム2211,2212,2213,2214、第1乃至第4の共振脚2221,2222,2223,2224を含む。
但し、図35に示す第20の実施形態では、図33に示した第19の実施形態とは異なり、4個の共振アーム2211-2214の全体構造の中心部に、ハウジング(図示せず)の上端でカバーを貫通する方式で設置されるチューニングネジ2243を具備する。図36は、このような第20の実施形態の共振器による周波数フィルタリング特性を示す。
図37は、本発明の第21の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図37において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図35に示す本発明の第21の実施形態による共振器は、図33に示した第19の実施形態による共振器の構造と同様に、キャビティ2300、4個の共振アーム2311,2312,2313,2314、及び第1乃至第4の共振脚2321,2322,2323,2324を含む。
但し、図37に示す第21の実施形態では、4個の共振アーム2311-2314の形態で、図33に示した第19の実施形態と異なるように変形される。すなわち、図37に示すように、第1及び第4の共振アーム2311,2314は、図33に示す第19の実施形態に比べて一部の縁部が切削されない正常な四角形の形態を有することができ、第2及び第3の共振アーム2312,2313で切削される部分も第19の実施形態とは異なるように設計される。第21の実施形態の共振器による周波数フィルタリング特性は、図37に示すようである。
図39は、本発明の第22の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図37において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図39に示す本発明の第22の実施形態による共振器は、図33に示した第19の実施形態による共振器の構造と同様に、キャビティ2400、4個の共振アーム2411,2412,2413,2414、及び第1乃至第4の共振脚2421,2422,2423,2424を含む。
但し、図39に示す第22の実施形態では、4個の共振アーム2411-2414の形態で図33に示した第19の実施形態と異なるように変形される。すなわち、図39に示すように、第1及び第4の共振アーム2411、2414は、図33に示す第19の実施形態に比べて切削される縁部分が異なるように設計され、板状のサイズ及び厚さも異なるように設定される。さらに、4個の共振脚2421-2424の厚さも異なるように設計できる。第22の実施形態の共振器による周波数フィルタリング特性は、図40に示すようである。
図41は、本発明の第23の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図41において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図41に示す本発明の第23の実施形態による共振器は、上記した他の実施形態の構造のように、キャビティ2500、4個の共振アーム2511,2512,2513,2514、第1乃至第4の共振脚2521,2522,2523,2524を含む。
このとき、図41に示す第23の実施形態では、4個の共振アーム2511-2514が図33に示す第19の実施形態と同様に比較的広い板状を持ち、特に、第1乃至第4の共振アーム2511-2514は、ディスク形態を持つことができる。このとき、第1乃至第4の共振アーム2511-2514は、各共振アーム間のカップリングが難しくなるという問題を解決するために、各々ディスク構造で4個の共振アーム2511-2514の全体構造の中心部に延長する適切な形状の延長構造物(図41でAで表示)が形成される。このような延長構造物により第1乃至第4の共振アーム2511-2514が電気的に相互近接するようになり、相互にスムーズにカップリングされ得る。
図41の例では、これとともに、4個の共振アーム2511-2514の全体構造の中心部に、電気的にフローティングされるように設置されるチューニング構造物2541がさらに設置されることが示されている。図42は、第23の実施形態の共振器による周波数フィルタリング特性を示す。
図43は、本発明の第24の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図43において、(a)は透過斜視を、(b)は平面構造を、(c)は一側面構造を、各々示す。図43に示す本発明の第24の実施形態による共振器は、例えば、図27に示す第16の実施形態の共振器の構造と同一の構造を有する第1の共振器26-1と、一般的な構造のシングルモード共振器と同一の構造を有する第2の共振器26-2が相互に結合される構成を有する。すなわち、第1の共振器26-1の出力側と第2の共振器26-2の入力側がカップリングウィンドウ2640により相互に連結するように構成され、カップリングウィンドウ2640にはキャビティの底面から延長するように形成されるカップリング構造物2642が追加に設置され得る。
このように、一般的なシングルモード構造の共振器と本発明の実施形態による共振器を結合することも可能であり、図44に示す例では本発明の上記した実施形態による多様な構造の共振器が一般的な構造の共振器と結合されるように実現できることを理解しなければならない。図44に、第24の実施形態の共振器による周波数フィルタリング特性を示す。
上記のように、本発明の一実施形態による多重モード共振器が構成され、上記した本発明の説明ではその具体的な実施形態に関して説明したが、多様な変形が本発明の範囲を逸脱することなく実施できる。
例えば、上記した構造において、共振周波数のチューニング及び各共振モード間のカップリング調整のためにキャビティ内部の複数の位置に複数のチューニング構造物がさらに設置される。このようなチューニング構造物は、図9及び図10に示すような円柱形状を有し、別の支持物によりキャビティ内に固定するように設置され、従来のフィルタ構造と同様にハウジング(又はカバー)を貫通して設置されるキャビティ内に挿入されるチューニングネジの形態を有することができる。
また、上記した複数の共振アームが4個であることを例に挙げて説明したが、以外により多くの数の共振アームが一つのキャビティ内に設置されるように構成することができる。この場合にも、該当共振アームの数は2の倍数に設計できる。
さらに、上記した実施形態のうち多重モード共振器の構造を2個以上含み、二重に重なるように連結される構造を開示しているが、同一の方式で、本発明の他の実施形態では上記実施形態の構造を2段又は3段以上に多重連結して希望する特性を得るようにフィルタ構造を設計できる。
また、上記の実施形態では、第1乃至第4の共振アームが金属性材質で構成されることについて説明したが、その他にも、本発明の他の実施形態では第1乃至第4の共振アームが誘電体共振素子に類似に誘電体材質で構成できる。
以上、本発明の詳細な説明においては具体的な実施形態に関して説明したが、特許請求の範囲を外れない限り、様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。したがって、本発明の範囲は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。

Claims (15)

  1. 実際に一つの収容空間に該当するキャビティが備えられるハウジングと、
    前記キャビティ内で相互に所定間隔で配置され、相互の複合的なカップリングにより共振信号を発生する複数の共振アームと、
    前記複数の共振アームを各々支持する複数の共振脚と、
    を含むことを特徴とする多重モード共振器。
  2. 前記複数は2の倍数であり、
    前記キャビティの中心に設置される共振棒をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の多重モード共振器。
  3. 前記複数の共振アームは、長手方向に長く形成された長方形であることを特徴とする請求項1に記載の多重モード共振器。
  4. 前記複数の共振アームは、
    任意の一対の長手方向の長さが他の一対の長手方向の長さと異なるように設定されることを特徴とする請求項3に記載の多重モード共振器。
  5. 前記複数の共振アームのうちいずれか一対は板状であることを特徴とする請求項1に記載の多重モード共振器。
  6. 前記複数の共振アームの全体配置構造の中心に電気的にフローティングされるように設置されるチューニング構造物をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の多重モード共振器。
  7. 前記複数の共振アームの全体配置構造の中心部に、前記ハウジングの上端から貫通する方式で設置されるチューニングネジをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の多重モード共振器。
  8. 前記複数の共振脚に連結され、前記複数の共振アームのうちいずれか一対の共振アームと入出力信号をやりとりする入力及び出力プローブをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の多重モード共振器。
  9. 前記キャビティは多面体形状であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の多重モード共振器。
  10. 前記複数の共振アームは等間隔で配置されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の多重モード共振器。
  11. 前記複数の共振アームは、各々対をなして相互に対向するように配列され、
    各対は相互にクロスされるように配列されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の多重モード共振器。
  12. 前記複数の共振アームのうち少なくとも一つの少なくとも一部の縁部分は切削されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の多重モード共振器。
  13. 前記複数の共振アームの間には少なくとも一つの隔壁が設置されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の多重モード共振器。
  14. 前記2の倍数は4であることを特徴とする請求項2に記載の多重モード共振器。
  15. 前記共振モードの個数は5であることを特徴とする請求項14に記載の多重モード共振器。
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