JP6338771B2 - 多重モード共振器 - Google Patents

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Description

本発明は無線周波数フィルタを実現する共振器に関するものであって、より詳細には複数の共振モードの共振周波数を出力する多重モード共振器に関する。
無線周波数フィルタのような無線周波数装置は、通常、複数の共振器の連結構造で構成される。このような共振器は、等価電子回路としてインダクタ(L)とキャパシタ(C)の組み合わせにより特定の周波数で共振する回路素子であって、各共振器は、導体で取り囲まれる金属性の円筒又は直六面体のようなキャビティ(cavity)の内部で誘電体共振素子(Dielectric Resonance element:DR)又は金属共振素子が設置される構造を有する。それによって、各共振器は、該当キャビティ内に処理周波数帯域による固有周波数の電磁場のみが存在するようにして、超高周波の共振を可能にする構造を有する。通常、複数のキャビティごとに一つの共振段を形成し、複数の共振段が順次に接続される多段構造を有する。
図1は、従来の6ポール(pole)型帯域通過(bandpass)フィルタ10の一例を示す。図1を参照すると、従来の一実施形態において、帯域通過フィルタ10は、六面体の金属内部に所定の間隔で区画された、例えば、6個のキャビティを有するハウジング110を含み、各々のキャビティ内には6個の高いQ値を有する誘電体又は金属共振素子122を保持用サポートを用いて固定させる構造からなる。さらに、帯域通過フィルタ10は、ハウジング110の一側面に装着された入出力コネクタ111,113と、ハウジング110の開放面を遮蔽する蓋(cover)160を含む。ここで、ハウジング110の各キャビティは、それぞれの共振器間のカップリング量を調整するために所定サイズのウィンドウ131-135が形成された隔壁130により区分され、ハウジング110の内面は、電気的性能を安定化し、伝導性を最大にするために銀メッキ処理される。また、蓋160又はハウジング110を貫通してウィンドウ131-135内に挿入可能なカップリングネジ175は、カップリング量を微細調整するためにさらに備えられる。
各共振素子122は、底面で直立するように具備される保持用サポートにより支持され、チューニングネジ170は、周波数を調整するために蓋160を貫通してキャビティ内に挿入されるように各共振素子122の上面に設置され、これを調整して共振周波数に対する微細な調整を可能にする。
ハウジング110は、その一側に各々入出力コネクタ111,113を含み、これらは、各々入出力給電ライン(図示せず)に接続され、入力側給電ラインは、入力コネクタから入る信号を最初段の共振素子に配信し、出力側給電ラインは、最後段の共振素子からの信号を出力コネクタに配信する。
上記したようなキャビティ構造を有する無線周波数フィルタの一例が、本発明の出願人により先出願された韓国特許公開公報第10-2004-100084号(名称“無線周波数フィルタ”、公開日:2004年12月2日、発明者:Jongkyu Park、Sangsik Park、及びSeuntaek Chung)に開示されている。
しかしながら、従来の帯域通過フィルタ(又は帯域除去(rejection)フィルタ)において、複数のポールを有するフィルタの構成は、複数のキャビティと各共振素子122を結合するための結合手段が必須的に要求される。すなわち、従来のフィルタでは、一つの共振素子122が一つの共振モードのみを実現するので、複数のポールを有する多重モードフィルタを実現するためには複数の共振器を連結する構造が必要になる。その結果、多重モードフィルタを実現するために大きな空間が要求され、フィルタの大型化、重量化、及び製造コストの増加をもたらすという問題点があった。
このように、多重モード共振器構造を有するフィルタは、通信装備のうち最も大きな空間を占める装備の一つであり、このようなフィルタのサイズと重さを減少するために持続的で活発な研究がなされている。特に、最近移動通信市場ではより速い処理速度及び向上した品質に対応するために、各基地局は、小型(又は超小型)セルに進化する傾向にあるため、このような傾向に応じてフィルタの小型及び軽量化が一層重要に要求される。
したがって、上記した従来技術の問題点を解決するために、本発明の目的は、複数の同一モードの共振周波数を相互に良好に連結できる多重モード共振器を提供することにある。
本発明の他の目的は、小型化した多重モード共振器を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、軽量化した多重モード共振器を提供することにある。
また、本発明の目的は、製造コストを低減する多重モード共振器を提供することにある。
さらに、本発明の目的は、周波数チューニング作業を簡単で効率的に実行する多重モード共振器を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の一態様によれば、実際に一つの収容空間に該当するキャビティが備えられるハウジングと、キャビティ内で相互に所定間隔で配置され、下端がハウジングの底面に固定され、上端が相互に対向するように設置され、相互間の複合的なカップリングにより共振信号を発生する複数の共振リブとを含む多重モード共振器が提供される。
複数の共振リブは全体的にアーチ形状に曲げられる棒形状であり、複数の共振リブの断面形状は実際に円形である。
複数の共振リブの上端のうち少なくとも一部は切削される形態を有する。
複数の共振リブの下端は、輪形状を有する一つの連結用補助支持物により全体的に一体に連結される。
複数の共振リブの下端は、ハウジングの下端面から伸びるようにハウジングと全体的に一体に連結される。
本発明による多重モード共振器は、一つの共振器に複数のモードで共振周波数を提供することができる。それによって、フィルタの小型化、軽量化、及び製造コストを低減することができる効果がある。特に、本発明の実施形態による多重モード共振器は、部品間組立公差がほぼ発生しないので、該当フィルタの周波数チューニング作業が一層簡単で効率的に行われることができる。
従来の6ポール型帯域通過フィルタの一例を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第1の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第1の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第1の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の各々の多重モード共振特性を示す図である。 本発明の第1の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の各々の多重モード共振特性を示す図である。 本発明の第1の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の各々の多重モード共振特性を示す図である。 本発明の第1の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の各々の多重モード共振特性を示す図である。 本発明の第1の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の各々の多重モード共振特性を示す図である。 本発明の第1の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第2の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第2の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の一つの変形構造に対する各々の多重モード共振特性を示す図である。 本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の他の変形構造に対する各々の多重モード共振特性を示す図である。 本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の他の変形を示す構造図である。 本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の他の変形を示す構造図である。 本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の他の変形を示す構造図である。 本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の他の変形を示す構造図である。 図10A乃至図10Dの多重モード共振器に対する各々の多重モード共振特性を示す図である。 図10A乃至図10Dの多重モード共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。 本発明の第4の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第4の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第4の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第4の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第4の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の一つの変形を示す構造図である。 本発明の第4の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の一つの変形を示す構造図である。 本発明の第4の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の一つの変形を示す構造図である。 本発明の第4の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の一つの変形を示す構造図である。 本発明の第5の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第5の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第5の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第5の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第6の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第6の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第6の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第6の実施形態による多重モード共振器に対する各々の多重モード共振特性を示す図である。 本発明の第7の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第7の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。 本発明の第7の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器を示す構造図である。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
次の説明において、具体的な構成及び構成要素のような特定詳細は、ただ本発明の実施形態の全般的な理解を助けるために提供されるだけである。したがって、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく、以下に説明される本発明の様々な変形及び変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
本発明は、複数の共振モードを提供する多重共振モードフィルタを提案する。従来では、例えば、4個の共振モードを提供するためには通常4個のキャビティと、各キャビティに一つずつの共振素子を具備することが一般的である。しかしながら、本発明による多重共振モードフィルタは、一つのキャビティで4個の共振モード(quadruple mode)、又は5個の共振モードなどを提供することが可能である。
図2A乃至図2Cは、本発明の第1の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図2Aは一部分(共振棒部分)の透過斜視構造を、図2Bは平面構造を、及び図2Cは一側面構造を、各々示す。図2A乃至図2Cに示す共振器は、通常のフィルタ構造のように、金属ハウジング(下蓋)により空間が形成されるキャビティ200を含み、図2A乃至図2Cでは、説明の便宜上、金属ハウジングの構造だけでなく、該当ハウジングの外部に形成される入出力コネクタに対する図示は省略する。
図2A乃至図2Cを参照すると、本発明の第1の実施形態による多重モード共振器は、ハウジング(図示せず)の内部に実際に一つの収容空間が形成される四角箱又は四角箱形状と類似した形態のキャビティ200を有する。もちろん、このようなキャビティ200の構造は、上記のように四角箱形状以外にも多角柱形状又は円柱形状などの多様な構造を有することができる。
キャビティ200内には、相互に所定の間隔で配置される複数の共振アーム(arm)が備えられる。複数の共振アームは、金属性材質で構成され、相互に等間隔で設置され得る。この場合、複数の共振アームは、各々対をなして一端が対向するように配列され、各対は、相互にクロスされるように配列され得る。より詳細に説明すれば、図2A乃至図2Cの第1の実施形態のように、キャビティ200内には、例えば、相互に隣接する共振アームは相互に直交する配置構造を有し、4個の共振アーム211,212,213,214は、各々分離されるように個別的に設置される。4個の共振アーム211−214、すなわち第1乃至第4の共振アーム211-214は、全体的に(平面的に)‘+’形状を有するように配置され、すなわち、4個の共振アーム211-214の全体配置構造の中心は、キャビティ200の中心部に該当する。4個の共振アーム211-214は、各々長手方向に長く形成される直六面体の棒形状で構成できる。また、4個の共振アーム211-214は、各々キャビティ200の底面(ハウジングの内部下端面)から伸びる(又は底面に固定するように設置される)、例えば金属性材質で構成可能な円柱形状の第1乃至第4の共振脚(leg)221,222,223,224により各々固定するように設置される。
第1乃至第4の共振脚221-224は、キャビティ200を形成するハウジングの下端面を形成する際に、例えばダイカスト工程を通じて下端面と一体型に製造され、その他にも各々別途に製造されて溶接又ははんだ付け、又はネジ結合のような方式でハウジングの下端面に固定するように付着される。同様に、第1乃至第4の共振アーム211-214は、各々第1乃至第4の共振脚221-224の形成時に一体に製造され、以外にも各々別途に製造されて各々第1乃至第4の共振脚221-224に固定するように付着される。
さらに、図2A乃至図2Cに示す第1の実施形態において、4個の共振アーム211-214の全体配置構造の中心部、すなわち、キャビティ200の中心部に従来のフィルタ構造で共振素子に類似した構造の共振棒215がさらに設置される。4個の共振アーム211-214と共振棒215は、相互に物理的に離隔されるように設置され、これら間の信号が相互に複合的にカップリングされるように相互に適切な離隔距離を有する。もちろん、この離隔距離の調整に従って相互に信号カップリングの量が調整される。このような4個の共振アーム211-214の全体構造は、従来の共振器が順次にカップリングされる構造とは異なり、4個の共振アーム211-214は、相互に複合的にカップリングされる。
上記した構造を有することによって、4個の共振アーム211-214と共振棒215の配置構造が該当キャビティ200の中心部を中心として相互に直交する3つの軸、例えば、軸x、y、z上に代入する場合、例えば、第1の共振アーム211及び第3の共振アーム213はx軸上に配置され、第2の共振アーム212及び第4の共振アーム214は、y軸上に配置され、共振棒215はz軸上に配置されると見なされる。
一方、入力コネクタ(図示せず)及び出力コネクタ(図示せず)は、各々x軸及びy軸の一極に形成され、x軸の一極に形成される入力コネクタと連結するための入力プローブ231及びy軸の一極に形成される出力コネクタと連結するための出力プローブ223が具備され、入力プローブ231と出力プローブ232は、複数の共振アーム211-214のうちいずれか一対の共振アームと入出力信号をやりとりするように構成される。図2の一実施形態では、入力プローブ231と出力プローブ232は、各々第3の共振脚223及び第2の共振脚222と直間接的に連結され、入出力信号を配信することによって、第3の共振アーム213及び第2の共振アーム212と入出力信号をやりとりするように構成される。
上記した構造を有する共振器の多重モード共振特性は、図3A乃至図3Eに示す。図3Aは、共振構造の全体組み合わせ(カップリング)により形成される第1の共振モードの磁界(又は電界)を示し、図3Bは、例えば、第2及び第4の共振アーム212,214によりy軸の方向にドミナント(dominant)共振が形成される第2の共振モードの磁界(又は電界)を示し、図3Cは、例えば第1及び第3の共振アーム211,213によりx軸の方向にドミナント共振が形成される第3の共振モードの磁界(又は電界)を示し、図3Dは、第1乃至第4の共振アーム211-214の全体組み合わせにより形成される第4の共振モードの磁界(又は電界)を示し、図3Eは、例えば共振棒215によりz軸方向にドミナント共振が形成される第5の共振モードの磁界(又は電界)を示す。図3A乃至図3Eの各々において、(a)はE-field特性を示し、(b)はH-field特性を示す。
図4は、図2A乃至図2Cの共振器による周波数フィルタリング特性の一例を示すグラフである。図4を参照すると、図3A乃至図3Eに示すように、5個の多重モード特性に従って周波数フィルタリング特性が示されることがわかる。
このように、本発明の第1の実施形態による多重モード共振器は、一つのキャビティ200で5個の共振モードを実現可能であり、このとき、本発明による構造の多重モード共振器は、同一のサイズの一般的な構造のTEM(Transverse Electric and Magnetic)モード共振器と比較する場合、Q(Quality factor)値が同一のサイズで約30〜40%改善された特性を有し、あるいは同一のQ値を満たす場合には、共振器の物理的サイズは、一般的な構造に比べて約30〜40%縮小することができる。
一方、上記した本発明の第1の実施形態による構造において、第1乃至第4の共振アーム211-214の形態、長さ、及び幅の寸法変更と、第1乃至第4の共振脚221-224の長さ及び幅の寸法変更と、キャビティ200の中心部を基準として第1乃至第4の共振脚221-224の配置距離の変更と、キャビティのサイズ及び高さの変更などを通じて、各々の共振モードの周波数が移動及び適切な周波数の共振モードの設定及び調整が可能になる。必要によって、4個又は3個の共振モードのみを有するように実現することも可能である。
図5A乃至図5Cは、本発明の第2の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図5Aは一部分の透過斜視構造を、図5Bは平面構造を、図5Cは一側面の構造を、各々示す。図5A乃至図5Cでは、図2A乃至図2Cに示すように、説明の便宜のためにキャビティ300を形成するハウジング(図示せず)に対する図示を省略する。
図5A乃至図5Cに示す本発明の第2の実施形態による共振器は、図2A乃至図2Cに示した第1の実施形態の構造のように、実際に一つの収容空間に該当するキャビティ300が備えられるハウジング(図示せず)と、キャビティ300内で相互に所定間隔で配置され、相互の複合的なカップリングにより共振信号を発生する複数の共振アーム311,312,313と、複数の共振アーム311-313を各々支持する複数の共振脚321,322,323を具備する。
このような構造を有する第2の実施形態による共振器において、図2A乃至図2Cに示す第1の実施形態の構造とは異なり、キャビティ300は、例えば全体的に円柱状に形成される。また、複数の共振アーム311,312,313は、第1乃至第3の共振アーム311-313であって、総3個が相互に等間隔で配置される。すなわち、図3A乃至図3Cの第2の実施形態に示すように、キャビティ200内で棒形状の3個の共振アーム311-313は、一端がキャビティ300の中心に向けるように置かれ、全体的に等間隔で配置される。これと対応して、複数の共振脚321-323は、第1乃至第3の共振脚321-323として、3個の共振脚321-323が各々第1乃至第3の共振アーム311-313を支持するように設置される。このとき、入力プローブ331と出力プローブ332は、各々第1の共振脚321及び第3の共振脚323と連結される。
また、図5A乃至図5Cに示す第2の実施形態による共振器では、第1の実施形態の構造で共振棒が除去される(すなわち、共振棒を具備しない)構造を有する。このような図5A乃至図5Cに示す第2の実施形態による共振器の構造は、第1の実施形態の構造と比較して、4個又は3個の共振モードを実現するのに適合し、十分に満足するほど多重モード特性が得られる。
図5A乃至図5Cに示す第2の実施形態による共振器において、それぞれの長方形棒の形状の3個の共振アーム311-313の縁部分のうち少なくとも一部が面取り(chamfering)などの加工を通じて切削される形態を持ち、このような構造変更によりカップリング強さなどの特性が調整される。図5A乃至図5Cの例では、3個の共振アーム311-313の相互に対向する端部の縁部分のうち各々2部分が切削された例を示す。このように、共振アームの縁が面取りのように切削される構造の変化を通じて、相互のカップリング強さ又はノッチ(notch)発生などを調整できる。
また、第2の実施形態による構造は、第1の実施形態の構造と比較し、第1乃至第3の共振脚321-323が相互に最大限離隔されるように設置される。すなわち、第1乃至第3の共振脚321-323は、キャビティ300の中心部を基準として各々第1乃至第3の共振アーム311-313の外側部分と結合されて該当共振アームを支持するように設置される。
これによって、第1乃至第3の共振脚321-323が相互に一層離隔されるように設置される場合、第1乃至第3の共振レッグ321-323の全体的な構造の直径が大きくなることに類似した影響が発生し、処理周波数帯域が調整される影響を発生する。
また、第2の実施形態による構造は、位置Bのように、信号の入力と出力側との間だけでなく適した位置に隔壁又はチューニングネジを追加して設置できる。これは、各共振アーム間に攝動(perturbation)が発生し、それによって伝送零点(transmission zero)の位置、ノッチ形成などを調整できる。
図2A乃至図2C及び図5A乃至図5Cに示すように、本発明の第1及び第2の実施形態による多重モード共振器が構成され、このような第1及び第2の実施形態の構造で多様な変形や変更及び応用が可能である。例えば、共振アーム211-214又は311-314は、同一の長さを有しない。例えば、任意の一対の長さが他の一対の長さと異なるように設定されてもよい。あるいは、その直径又は形状などでも一部差があり得る。このような構成は、伝送零点の位置に変化を与えるためのことであって、共振アームの間でカップリングされるフィールドの強さ及び方向を変化させてノッチポイントを調整するようになる。同様に、共振脚221-224又は321-323の直径、長さなどで相互に差があるように設計できる。この場合、該当共振脚により支持される共振アームとキャビティ200又は300との間隔を狭めたり広めたりすることによって、共振アームとキャビティとの間で発生するキャパシタンス成分の調整が可能であり得る。
さらに、以外にも、共振アーム211-214又は311-314の全体構造の中心部に、電気的にフローティング(floating)されるように設置され、共振アーム間の信号カップリング及びこれによる共振モード間のカップリング調整のために、例えば円柱、又はディスク形態の金属性カップリング構造物(図示せず)がさらに備えられる。このようなカップリング構造物は、該当カップリング構造物がない場合に比べて、カップリング共振アームの相互間のカップリングが一層よくなされるようにして、フィルタの全体的な帯域幅がより広くなる。カップリング構造物は、Al及びテフロン(登録商標)のような材質の支持部材(図示せず)によりキャビティ内でハウジング又は蓋の内部面、又は隣接した共振アームに固定及び支持されるように設置され得る。
その他にも、共振アーム211-214又は311-314の全体構造の中心部に、ハウジングの上端で従来のように蓋などを貫通する方式で設置されるチューニングネジ(図示せず)を具備できる。このようなチューニングネジを用いて、共振アーム間の信号カップリング及びこれによる共振モード間のカップリング調整及び共振周波数チューニング作業が実行することができる。
また、第1の実施形態による共振器又は第2の実施形態による共振器は、二重に形成され得る。あるいは、第1及び第2の実施形態による共振器は、相互に結合される構造を有する。例えば、第1(又は第2)の実施形態による第1の共振器及び第2の共振器が形成され、第1の共振器の出力側と第2の共振器の入力側がカップリングウィンドウにより相互に連結するように構成できる。カップリングウィンドウで、カップリングがよくなされるように、例えばキャビティの底面(すなわち、ハウジングの内部下端面)から伸びるように形成される適した構造の伝導性カップリング構造物が追加に設置され得る。また、第1(又は第2)の実施形態による共振器の構造に一般的なシングルモード構造の共振器を結合することも可能である。
一方、図2A乃至図2C及び図5A乃至図5Cに示すような本発明の第1及び第2の実施形態による多重モード共振器の構成を説明すると、共振アーム211-214又は311-314間の精密な間隔設定がその特性で非常に重要な要素であることがわかる。しかしながら、第1及び第2の実施形態では、共振脚221-224又は321-323に共振アーム211-214又は311-314は、ネジ結合などにより固定されるように設置される構造を有するので、組立公差により共振アーム211-214又は311-314間の間隔が設計された寸法に比べて微細にねじるようになる。
このような組立公差が累積されて該当フィルタの特性に相当な影響を与えるようになり、このような組立公差は、該当フィルタが小さいサイズで実現する場合にフィルタリング特性により一層深刻な影響を起こす。したがって、該当フィルタを製造した以後、追加して周波数チューニング作業を必須に遂行しなければならない。周波数チューニング作業は、通常に、高コストのチューニング装備を用いて熟練された作業者による手作業で進行されるので、比較的多くの作業時間及びコストが要求される。それによって、本発明の他の実施形態では、部品間組立公差を減少させ、周波数チューニング作業が非常に簡単で効率的に実行され、さらに周波数チューニング作業が不要とする共振器の構造を提案する。
図6A乃至図6Dは、本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図6Aは斜視構造を、図6Bは平面構造を、図6Cは一側面の構造を、図6Dは背面構造を、各々示す。図6A乃至図6Dに示す本発明の第3の実施形態による共振器は、通常のフィルタ構造のように、金属ハウジング(下蓋)により空間が形成されるキャビティ400を具備する。図6A乃至図6Dでは、説明の便宜上、金属ハウジングの構造だけでなく、該当ハウジングの外部に形成される入出力コネクタに対する図示を省略する。
図6A乃至図6Dを参照すると、本発明の第3の実施形態による多重モード共振器は、図2A乃至図2Cに示した第1の実施形態のように、四角箱形状に類似した形態のキャビティ400を有する。このようなキャビティ400の構造は、上記のように四角箱形態以外にも多角柱形態又は円柱形態など多様な構造を有することができる。
一方、図6A乃至図6Dに示す本発明の第3の実施形態では、第1及び第2の実施形態で複数の共振アームと共振脚を設置する構造とは異なり、キャビティ400内で相互に所定の間隔で配置され、下端がキャビティ400の底面(すなわち、ハウジングの内部下端面)に固定され、上端が相互に対向するように設置され、相互間の複合的なカップリングにより共振信号を発生するアーチ(arch)形状の複数の(例えば、4個の)共振リブ(rib)441,442,443,444を含む。4個の共振リブ441-444、すなわち第1乃至第4の共振リブ441-444は、全体的に(平面的に)‘x’字状を有するように配置できる。共振リブ441-444のアーチ形状は、例えば円弧の一部分の軌跡に沿って設計できる。
このとき、入力プローブ431と出力プローブ432は、各々第1の共振リブ441及び第4の共振リブ444と連結される。このような入力プローブ431と出力プローブ432が設置される位置も多重モード共振器の磁界(共振特性)に影響を与えることができる。それによって、多重モード共振器の使用条件によって入力プローブ431と出力プローブ432は、第1乃第4の共振リブ441-444のうち任意の位置に連結して構成できる。例えば、入力プローブ431は、第3の共振リブ443に連結して出力プローブ432は、第1の共振リブ441に連結するようにする。
共振リブ441-444は、各々第1及び第2の実施形態で複数の共振アームと共振脚を代替する構造であって、共振リブ441-444でキャビティ400の底面(すなわち、ハウジングの内部下端面)に固定する部分は、第1及び第2の実施形態での共振脚の役割をし、相互に対向する部分は第1及び第2の実施形態での共振アームの役割をする。すなわち、共振リブ441-444は、各々第1及び第2の実施形態で複数の共振アームと共振脚が(組立公差を減少させるために)一体的に形成される構造であることがわかる。
しかしながら、この場合、共振リブ441-444は、第1及び第2の実施形態のように、共振アームに該当する部分と共振脚に該当する部分が相互に区分される形状を持たず、全体的にアーチ形状に曲がれた棒形状を有する。また、共振リブ441-444は、断面形状が実際に円形である。本発明では、このような形状の共振リブを通じても、該当フィルタが十分に満足するほどのフィルタリング特性を有することを発見した。この形状は、角のある部分をなくすことによって、信号(電流)の流れを改善してフィルタリング特性を向上させることができる。また、このような形状は、ダイカスト工程で該当共振リブを製造する場合に抜き勾配(draft angle)形状が不要であり、製品の縁部分にR(Round)処理が必要でない最適の構造であることがわかる。
上記した本発明の第3の実施形態による構造において、第1乃至第4の共振リブ441-444の形態、長さ、及び幅の寸法変更などを通して、各々の共振モードの周波数が移動及び適切な周波数の共振モードの設定及び調整が可能である。また、図6A乃至図6Dでは、共振リブ441-444が相互に対向する(上端の)端部の縁部分のうち側面の一部が面取りのような加工を通じて切削された形態を有することを示し、このような構造変更によりカップリング強さ又はノッチ発生などが調整できる。
また、図6A乃至図6Dにおいて、共振リブ441-444が相互に対向する端部、すなわち上端の端部の上部のうち一部が追加に切削された形態を有し、このような構造変更により該当共振リブとキャビティ400との間隔及びカップリング面積を調整することによって、該当共振リブとキャビティとの間で発生するキャパシタンス成分を調整できる。このとき、図6A乃至図6Dでは、第1及び第4の共振リブ441,444の上部切削部分に比べて、第2及び第3の共振リブ442,443の上部切削部分がより多く切削された状態を例として示す。
上記した構造を有する本発明の第3の実施形態による共振器の多重モード共振特性について図7及び図8を参照して説明する。図7は、本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の一変形構造に対する各々の多重モード共振特性の一例を示し、例えば、図6A乃至図6Dに示す共振リブ441-444の切削部分がすべて同一の(相互に対称する)構造である場合の多重モード共振特性を示す。図7の(a)及び(b)は、例えば、第1乃至第4の共振リブ441'-444'の全体組み合わせにより形成される第1及び第2の共振モードの磁界を示す。まず、図7の(a)では、第1の共振リブ441'と第3の共振リブ443'が対をなして同一の極性の磁界を発生し、第2の共振リブ442と第4の共振リブ444は、対をなして第1及び第3の共振リブ441'、443'とは異なる極性の磁界を発生する場合を示す。これらは、全体的に組み合わせられて(カップリングされて)一つの共振モードを形成し、この場合、4つのモードのうち相対的に最小Q値を有することができる。図7の(b)では、第1乃至第4の共振リブ441'-444'がすべて同一の極性の磁界を発生する場合を示し、これらが全体的に組み合わせられ一つの共振モードを形成し、このとき、4つのモードのうち最大Q値を有することができる。
図7の(c)及び(d)は、例えば、各々第1及び第3の共振リブ441'、443'の対と第2及び第4の共振リブ442'-444'の対の組み合わせにより形成される第3及び第4の共振モードの磁界を示す。まず、図7の(c)では、第1及び第3の共振リブ441'、443'が異なる極性の磁界を発生する場合、これらの組み合わせにより形成される共振モードを示す。この場合、共振モードは、図7の(a)の第1の共振モードよりは大きく、図7(b)の第2の共振モードよりは小さい中間サイズのQ値を有することができる。図7の(d)で、第2及び第4の共振リブ442'、444'が各々異なる極性の磁界を発生する場合、これらの組み合わせにより形成される共振モードを示す。この場合、共振モードは、図7の(c)に類似したQ値を有することができる。
図7の(a)乃至(d)のように、対称形共振リブの間で多様な磁界分布が示すことは、物理的な設定値を変化させて磁界の強度と方向を変化させることによって可能になる。
図8は、本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の他の変形構造に対する各々の多重モード共振特性を示す。これは、例えば、図6A乃至図6Dに示す共振リブ441-444の切削部分が相互に非対称構造である場合の多重モード共振特性を示す。すなわち、図8では、例えば、第1及び第3の共振リブ441、443の上部の切削部分に比べて、第2及び第4の共振リブ442,444の上部切削部分がより多く切削された状態の共振モード特性を示す。
図8の(a)及び(b)は、例えば、第2及び第4の共振リブ442"-444"の対の組み合わせにより形成される第1及び第2の共振モードの磁界を示す。図8の(a)では、第2及び第4の共振リブ442"、444"が同一の極性の磁界を発生する場合、これらの組み合わせにより形成される共振モードを示す。図8の(b)では、第2及び第4の共振リブ442"、444"が相互に異なる極性の磁界を発生する場合に、これらの組み合わせにより形成される共振モードを示す。
図8の(c)及び(d)は、例えば、第1及び第3の共振リブ441"-442"の対の組み合わせにより形成される第1及び第3の共振モードの磁界を示す。図8の(c)では、第1及び第3の共振リブ441"、443"が同一の極性の磁界を発生する場合、これらの組み合わせにより形成される共振モードを示す。図8の(d)では、第1及び第3の共振リブ441"、443"が相互に異なる極性の磁界を発生する場合、これらの組み合わせにより形成される共振モードを示す。
図9は、本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。図9を参照すると、図7の(a)乃至(d)又は図8の(a)乃至(d)に示すように、4個の多重モード特性によって周波数フィルタリング特性が現れることがわかる。
図10A乃至図10Dは、本発明の第3の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の他の変形構造図である。図10Aは斜視構造を、図10Bは平面構造を、図10Cは一側面構造を、図10Dは背面構造を各々示す。図10A乃至図10Dに示す本発明の第3の実施形態による共振器の他の変形構造は、図6A乃至図6Dに示すように、金属ハウジングにより空間が形成されるキャビティ400を具備する。また、キャビティ400内で相互に所定の間隔で配置され、アーチ形態の4個の(第1乃至第4)共振リブ471,472,473,474を具備する。また、入力プローブ431と出力プローブ432は、各々第1の共振リブ471及び第4の共振リブ474と連結する。
一方、図10A乃至図10Dに示す共振器で、共振リブ471-474は、すべて同一の(又は対称的な)形態及びサイズを持たずに若干の差を持つように(すなわち、非対称的に)設計され、上端の切削部分も差を有するように設計される。また、相互の設置間隔も微細な差を有するように設計してもよい。このような構成を通じて、共振モードの位置を適切に変更調整でき、これによってクロスカップリングの形態が変更されて伝送零点の位置を変化させ得る。
図10A乃至図10Dに示す例では、例えば、第2及び第4の共振リブ472、474は、相互に同一の形態及びサイズを有するが、第1及び第3の共振リブ471、473は、これに比べて長い長さ(又は、より高い高さ)を有し、特に第1の共振リブ471は、最も長い長さ(又は、最も高い高さ)を有する。例えば、共振リブ471-474のアーチ形状円弧の一部分の軌跡に沿って設計される場合、第1の共振リブ471は、その円弧の角度が異なる共振リブ472-474に比べて大きく設計され得る。また、このとき、第1の共振リブ471は、残りの共振リブに比べてその上端の上部の切削部分が最も小さく形成される。図11は、図10A乃至図10Dに示す多重モード共振器に対する各々の多重モード共振特性を示し、図11の(a)乃至(d)では、各々、共振リブ471-474の全体又は一部選択された対の適切な組み合わせにより発生する磁界により形成される第1乃至第4の共振モードを示す。
図12は、図10A乃至図10Dの多重モード共振器による周波数フィルタリング特性を示すグラフである。図12を参照すると、図11の(a)乃至(d)に示すように、4個の多重モード特性によって周波数フィルタリング特性が現れることがわかる。
一方、図6A乃至図6Dに示すように本発明の第3の実施形態による多重モード共振器又はその変形例の構成において、4個の共振リブ441-444は、各々キャビティ400の底面(ハウジングの内部下端面)に溶接又ははんだ付け又はネジ結合により固定されるように設置できる。このような共振リブ441-444の設置方式は共振リブ間の組立公差を発生するので、本発明の他の実施形態では、共振リブ441-444の組立公差を一層減少させる共振器構造を提案する。
図13A乃至図13Dは、本発明の第4の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図13Aは斜視構造を、図13Bは平面構造を、図13Cは一側面構造を、図13Dは背面構造を各々示す。図13A乃至図13Dに示す本発明の第4の実施形態による共振器は、図6A乃至図6Dに示す第3の実施形態のように、四角箱形態と類似した形態のキャビティ500を持ち、またキャビティ500内で相互間に所定間隔で配置され、下端がキャビティ500の底面(ハウジングの内部下端面)に固定され、上端が相互に対向するように設置され、相互間の複合的なカップリングにより共振信号を発生するアーチ形状の4個の共振リブ541,542,543,544を具備する。
但し、本発明の第4の実施形態では、共振リブ541-544は、第3の実施形態とは異なり、その下端部が、例えば長方形輪形状を有する一つの連結用補助支持物550により全体的に一体に連結されるように製造される。すなわち、このような連結用補助支持物550とともに共振リブ541-544の全体構造は、例えば一回のダイカスト工程を通じて一体に製造できる。このような構造は、共振リブ541-544間の設置間隔などが設計状態(最適の状態)に固定されることによって、組立公差を減少させ得る。
図14A乃至図14Dは、図13A乃至図13Dに示す本発明の第4の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の一変形構造図である。図14Aは斜視構造を、図14Bは平面構造を、図14Cは一側面構造を、図14Dは背面構造を、各々示す。図14A乃至図14Dに示す本発明の第4の実施形態による共振器の変形構造は、共振リブ541-544の下端部を連結する補助支持物560が円形に形成されることのみに差があり、第4の実施形態の構造と同一の構造を有する。
一方、図13A乃至図13D又は図14A乃至図14Dに示すような本発明の第4の実施形態による多重モード共振器の構成で、4個の共振リブ541-544が補助支持物550又は560により一体型に製造された後、キャビティ500の底面(ハウジングの下端面)に溶接やはんだ付け又はネジ結合により固定されるように設置できる。一方、このような共振リブ541-544の設置方式もハウジングとの組み立ての際に組立公差が発生するので、本発明の他の実施形態では、共振リブ541-544の組立公差を格段に縮小させることができる構造を提案する。
図15A乃至図15Dは、本発明の第5の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図15A及び図15Cは上部側斜視構造を、図15B及び図15Dは下部側斜視構造を示す。図15C及び図15Dは、栓(closure)620が除去された構造を示す。図15A乃至図15Dに示す本発明の第5の実施形態による共振器は、図6A乃至図6Dに示した第3の実施形態のように、ハウジング600により四角箱形態と類似した形態のキャビティが形成され、ハウジング600内で相互に所定の間隔で配置され、下端がハウジング600に固定され、上端が相互に対向するように設置され、相互間の複合的なカップリングにより共振信号を発生するアーチ形態の4個の共振リブ641,642,643,644を具備する。
但し、本発明の第5の実施形態では、共振リブ641-644は、第3の実施形態とは異なり、その下端部がハウジング600に底面から伸びるように、すなわちハウジング600の製造時にハウジング600と全体的に一体に連結されるように製造される。すなわち、このようなハウジング600及び共振リブ541-544の全体構造は、例えば、一回のダイカスト工程を通じて一体型に製造できる。このとき、ダイカスト工程の際に、金型から製品(すなわち、ハウジング及びこれと一体型に形成される共振リブ)を分離可能なように、図15C及び図15DにAで示すように、ハウジング600の底面には適切な面積及び形状の孔部が形成される。以後、該当孔部はハウジング600と同一の材質の栓620により覆われる。栓620は、ハウジング600の孔部Aに対応する形状を有し、溶接やはんだ付け又はネジ結合により孔部Aに固定するように設置され得る。
一方、図13A乃至図13D、図14A乃至図14D及び図15A乃至図15Dに示す本発明の第4又は第5の実施形態による共振器は、第3の実施形態の多様な変形例と同様に、共振リブの形態、長さ及び幅の寸法変更、あるいは設置間隔などの調整を通じて、それぞれの共振モードの周波数が移動及び適切な周波数の共振モードの設定及び調整が可能なように、多様な変形構造が適用されることはもちろんである。
図16A乃至図16Cは、本発明の第6の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図16Aは斜視構造を、図16Bは平面構造を、図16Cは一側面の構造を、各々示す。図16A乃至図16Cに示す本発明の第6の実施形態による共振器の構造は、図6A乃至図6Dに示す第3の実施形態の構造と同様に、金属ハウジングにより空間が形成されるキャビティ700を具備する。また、キャビティ400内で相互に所定間隔で配置される複数の共振リブ741,742,743を具備する。
一方、図16A乃至図16Cに示す第6の実施形態による共振器では、図6A乃至図6Dに示す第3の実施形態の構造とは異なり、キャビティ700が、例えば全体的に円柱形状に形成されることを示す。また、複数の共振リブ741-743は、第1乃至第3の共振リブ741-743であって、総3個が相互に等間隔で配置される。このような図16A乃至図16Cに示す第6の実施形態による共振器の構造は、第4の実施形態の構造に比べ、3個の共振モードを実現するのに適合し、十分に満足するほどの多重モード特性が得られる。
図17は、本発明の第6の実施形態による多重モード共振器に対する各々の多重モード共振特性を示す。図17の(a)乃至(c)では、各々、共振リブの全体又は一部選択された対の適切な組み合わせにより発生する磁界により形成される第1乃至第3の共振モードを示す。例えば、図17の(a)では第1乃至第3の共振リブ741-743の全体組み合わせにより形成される第1の共振モードを示し、図17の(b)では第1及び第2の共振リブ741,742の対の組み合わせにより形成される第2の共振モードを示し、図17の(c)では第1及び第3の共振リブ741,743の組み合わせにより形成される第3の共振モードを示す。図17に示すように、本発明の第6の実施形態による多重モード共振器は、3個の共振モードが発生することがわかる。
図18A乃至図18Cは、本発明の第7の実施形態による帯域通過フィルタに該当する多重モード共振器の構造図である。図18Aは斜視構造を、図18Bは平面構造を、図18Cは一側面構造を、各々示す。図18A乃至図18Cに示す本発明の第7の実施形態による共振器の構造は、図16A乃至図16Cに示す第6の実施形態の構造のように、金属ハウジングにより空間が形成されるキャビティ800と、キャビティ800内で相互に所定間隔で配置される複数の共振リブ841,842,843,844,845,846を具備する。
一方、図18A乃至図18Cに示す第7の実施形態による共振器では、複数の共振リブ841-846は、第1乃至第6の共振リブ841-846であって、総6個が相互に等間隔で配置される。このような図18A乃至図18Cに示す第7の実施形態による共振器の構造は、6個の共振モードを実現するのに適合し、十分に満足するほどの多重モード特性が得られる。
一方、図16A乃至図16C及び図18A乃至図18Cに示す本発明の第6又は第7の実施形態による共振器は、第3の実施形態の多様な変形例のように、共振リブの形態、長さ及び幅の寸法の変更、又は設置間隔などの調整などを通じて、各々の共振モードの周波数が移動及び適切な周波数の共振モードの設定及び調整が可能なように、多様な変形構造が適用され得る。さらに、第4又は第5の実施形態のように、共振リブが相互に一体型に、又はハウジングと一体型に製造されることはもちろんである。特に、この場合、図18A乃至図18Cに示す第7の実施形態による構造のような多くの数の共振リブを設置する場合にも、共振リブを一度のダイカスト工程を通じて一体型に形成することは、その製造工程で特別な追加作業を要求しないことがわかる。
上記のように、本発明の一実施形態による多重モード共振器が構成されることができる一方で、上記した本発明の説明では具体的な実施形態に関して説明したが多様な変形が本発明の範囲を逸脱することなく実施できる。例えば、上記の実施形態では複数の共振アーム又は共振リブが3個、4個、又は6個であることを例として説明したが、その他に多くの数の共振アームが一つのキャビティ内に設置されるように構成することもできる。
また、上記説明した多重モード共振器の構造を2個以上具備して、二重で重なるように連結でき、同一の方式で実施形態の構造を3個以上具備して3段以上に多重連結して希望する特性を得るようにフィルタ構造を設計できる。
さらに、第3乃至第4の実施形態の構造でも第1及び第2の実施形態又はその変形構造と同様に、隔壁又はカップリング構造物などがさらに具備され得る。また、第3乃至第4の実施形態の構造は、第1及び第2の実施形態の構造に比べて組立公差が小さい(又はほとんどない)構造であるが、より精密な周波数チューニングのために従来のフィルタ構造と類似するようにチューニングネジをさらに具備することもできる。
以上、本発明の詳細な説明においては具体的な実施形態に関して説明したが、特許請求の範囲を外れない限り、様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。したがって、本発明の範囲は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。

Claims (14)

  1. 実際に一つの収容空間に該当するキャビティが備えられるハウジングと、
    前記キャビティ内で相互に所定間隔で配置され、下端が前記ハウジングの底面に固定され、上端が相互に対向するように設置され、相互間の複合的なカップリングにより共振信号を発生する複数の共振リブと、
    を含むことを特徴とする多重モード共振器。
  2. 前記複数の共振リブは、全体的にアーチ形状に曲げられる棒形状であることを特徴とする請求項1に記載の多重モード共振器。
  3. 前記複数の共振リブの断面形状は実際に円形であることを特徴とする請求項2に記載の多重モード共振器。
  4. 前記複数の共振リブの上端のうち少なくとも一部は切削される形態を有することを特徴とする請求項2に記載の多重モード共振器。
  5. 前記複数の共振リブの下端は、輪形状を有する一つの連結用補助支持物により全体的に一体に連結されることを特徴とする請求項1に記載の多重モード共振器。
  6. 複数の共振リブの下端は、前記ハウジングの下端面から伸びるように前記ハウジングと全体的に一体に連結され、前記ハウジングの下端面には前記複数の共振リブと一体型製造のための孔部分が形成され、前記孔部分を覆う栓を具備することを特徴とする請求項1に記載の多重モード共振器。
  7. 前記複数の共振リブは3個、4個、又は6個であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多重モード共振器。
  8. 前記複数の共振リブの全体配置構造の中心部に、前記ハウジングの上端から貫通する方式で設置されるチューニングネジをさらに含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多重モード共振器。
  9. 前記複数の共振リブのうち一対の共振リブと入出力信号をやりとりする入力及び出力プローブを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多重モード共振器。
  10. 前記キャビティは、多面体形状であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多重モード共振器。
  11. 前記複数の共振リブは等間隔で配置されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多重モード共振器。
  12. 前記複数の共振リブの間に少なくとも一つの隔壁が設置されることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の多重モード共振器。
  13. 前記複数の共振リブのうち少なくとも一つは異なる長さを有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多重モード共振器。
  14. 前記複数の共振リブのうち少なくとも一つは前記下端から異なる高さを有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多重モード共振器。
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