JP6338270B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、尿の飛散防止性に優れる吸収性物品に関するものである。
低出生体重児は、新生児集中治療室(NICU)において保育器内で保育される。そして、このような低出生体重児等においては、他の新生児と同様に通常のテープ式の使い捨ておむつ(例えば特許文献1、2参照)を用いる他、身体の動きが殆ど無い場合には、皮膚への刺激を低減するために、身体の下に平坦な使い捨ておむつを敷くといった対応が採られることもある。
他方、低出生体重児等の看護においては、排尿量を計測して摂取量及び排尿量の差から健康状態を管理する。このため、低出生体重児等用の使い捨ておむつは使用前重量が定められており、使用後のおむつの重量から使用前のおむつの重量を差し引くことにより尿量を計算できるようになっている。
しかし、身体の下に平坦な使い捨ておむつを敷いて尿を吸収する場合、尿がおむつの外側に飛散して、尿量管理が困難となるという問題点があった。これを解決するものとして、平坦な使い捨ておむつの一部を隆起させる又は反り返らせて尿の堰き止めを図ることも提案されている(特許文献3参照)が、個人差や体勢の違い等により排尿方向は様々であり、より確実な尿の飛散防止策が望まれた。
特開2006−136702号公報 特開2005−287871号公報 特開2008−136626号公報 特開2009−082484号公報
そこで、本発明の主たる課題は、低出生体重児に適し、交換等による身体への負担が少なく、尿の飛散防止効果に優れる吸収性物品を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
尿の放出方向前方及びその左右両側を連続的に囲む壁状の吸収部と、この吸収部の囲みの厚み方向の外側に延びて吸収部を身体載置面に対して支持する支持部とを有し、
前記吸収部は少なくとも囲みの内側の表面から尿を吸収可能とされた、吸収性物品であって、
一対のシート間に吸収体が介在され、
長手方向中間に、長手方向と直交する方向に沿う中間折り部を有するとともに、この中間折り部と長手方向の端部との間に、中間折り部と反対に折り曲げられる端部側折り部を有しており、
これら中間折り部及び端部側折り部を折り曲げることにより、前記中間折り部から両方の端部側折り部までの部分で尿の放出方向前方及びその左右両側をV字状に囲む壁状の吸収部が形成され、前記端部側折り部と長手方向の端部との間の部分で前記支持部が形成されるように構成されており、
前記一対のシートのうち、少なくとも前記吸収部の囲みの内側の表面を形成するシートは液透過性シートとされ、
前記中間折り部及び端部側折り部の少なくとも一方を折り曲げ状態に保持するための形状保持手段が設けられている、
ことを特徴とする吸収性物品。
(作用効果)
本発明の吸収性物品は、必要に応じて仰臥状態の臀部の下から両足の間にかけて平坦な吸収性物品を敷いた上で、両足の間に載置し、吸収部の囲みの開いた側を排尿口側に向けて、排尿口から放出される尿の放出方向前方及びその左右両側を壁状の吸収部により連続的に囲むようにするものである。これにより、排尿口から尿が勢いよく排出されても、その方向が吸収部に向いていれば、吸収部に衝突して吸収されることになり、尿の飛散は効果的に防止される。また、吸収部に衝突した後、吸収部により吸収されずに落下するにしても尿の飛散が防止されることに変わりはない。吸収部により吸収されずに落下する尿については、後述する尿受け部が下方にある場合にはその尿受け部により受け止められて結果的に吸収部に吸収され、尿受け部が無くても下に平坦な吸収性物品が敷かれている場合にはその吸収性物品上に落下して吸収されることになる。なお、低出生体重児は、標準体重の子供と比べて排泄量は少なく、動きも少ないため、このような使用形態が可能である。
また、本発明では、吸収部は支持部により身体載置面に対して支持できるため、吸収部のズレを防止することが可能となっている。
さらに、本発明の吸収性物品は、股間部および腰周りを包む通常のおむつと比べて交換が格段に容易であり、交換における体位移動も少ない又は無くて済むため身体への負担も少ない。
また、このような形態であると、製品製造が容易であるとともに、製品包装状態や使用前の携帯時・保管時には非常にコンパクトである。そして、使用に際して、折り曲げることで、尿の放出方向前方及びその左右両側をV字状に囲む壁状の吸収部及び支持部を形成することができ、しかもその形状を形状保持手段により保持することができる。
<請求項記載の発明>
前記形状保持手段として、折り曲げ保持対象の折り部を長手方向に跨ぐように塑性変形部材が取り付けられている、請求項記載の吸収性物品。
(作用効果)
このような塑性変形部材を有することにより、折り曲げ角度を使用状況や対象者に合わせて細かく調整できるため、より適切な使用形状、姿勢とすることができる。
<請求項記載の発明>
前記形状保持手段として、一方の端部側折り部と長手方向の端部との間の部分と、他方の端部側折り部と長手方向の端部との間の部分とを接合する接合手段が設けられている、請求項又は記載の吸収性物品。
(作用効果)
このような接合手段により接合を行うことで、両方の端部側折り部を折り曲げ状態に保持することができる。
<請求項記載の発明>
尿の放出方向前方及びその左右両側を連続的に囲む壁状の吸収部と、この吸収部の囲みの厚み方向の外側に延びて吸収部を身体載置面に対して支持する支持部とを有し、
前記吸収部は少なくとも囲みの内側の表面から尿を吸収可能とされ、
前記吸収部の囲みの下部及び上部の少なくとも一方に、尿を受け止めて吸収部による吸収を促す尿受け部を有する、
ことを特徴とする吸収性物品。
(作用効果)
このような尿受け部を有することにより、上下方向に移動する尿を受け止めて吸収部による吸収を促すことができる。
<請求項記載の発明>
一対のシート間に吸収体が介在された吸収性物品であって、
長手方向中間に、長手方向と直交する方向に沿う中間折り部を有するとともに、この中間折り部と長手方向の端部との間に、中間折り部と反対に折り曲げられる端部側折り部を有しており、
これら中間折り部及び端部側折り部を折り曲げることにより、前記中間折り部から両方の端部側折り部までの部分で尿の放出方向前方及びその左右両側をV字状に囲む壁状の吸収部が形成され、前記端部側折り部と長手方向の端部との間の部分で前記支持部が形成されるように構成されており、
前記一対のシートのうち、少なくとも前記吸収部の囲みの内側の表面を形成するシートは液透過性シートとされ、
幅方向の側部に固定された付根部分と、この付根部分から突出する突出部分と、この突出部分のうち前後端部にそれぞれ設けられ、倒伏状態で本体部の表面に対して固定された倒伏部と、突出部分のうち前後の倒伏部間に位置する非固定の自由部分と、この自由部分の少なくとも先端部に前後方向に伸張した状態で固定されているギャザー弾性伸縮部材とを有する立体ギャザーが、幅方向の少なくとも一方側に設けられており、
前記立体ギャザーにより前記尿受け部が形成される、請求項記載の吸収性物品。
(作用効果)
このような立体ギャザーを設けると、V字状の吸収部の幅方向少なくとも一方の側縁から立体ギャザーが立ち上がって尿受け部が形成され、かつこの尿受け部が弾力的に保持される。よって、前述の使用形態において、吸収部から上下方向に移動する尿を効果的に遮断することができる。
以上のとおり本発明によれば、低出生体重児に適し、交換等による身体への負担が少なく、尿の飛散防止効果に優れるようになる等の利点がもたらされる。
吸収性物品を示す平面図である。 図1のA−A断面図である。 使用状態の平面図である。 使用状態の斜視図である。 塑性変形部材の各種形態の要部を示す平面図である。 吸収性物品を示す底面図である。 吸収性物品の使用状態を示す平面図である。 吸収性物品の使用状態を示す平面図である。 吸収性物品の使用状態を示す平面図である。 吸収性物品の使用状態を示す平面図である。 吸収性物品を示す平面図である。 図12のA−A断面図である。 図12のB−B断面図である。 使用状態の斜視図である。 試験装置の概要写真である。 各例の試験状況の写真である。 各例の試験結果(吸収性物品を展開した状態)の写真である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照しながら詳説する。
本発明に係る吸収性物品1は、図3及び図4にも示すように、尿の放出方向前方及びその左右両側を連続的に囲む壁状の吸収部10と、この吸収部10の囲みの外側に延びて吸収部10を身体載置面に対して支持する支持部11とを有し、吸収部10は少なくとも囲みの内側の表面から尿を吸収可能とされたものである。吸収部10は、尿の放出方向前方及びその左右両側を連続的に囲むもの(つまり排尿口側が開放され、その開放部分を介して尿を囲み内に導入できるもの)である限り、図示形態のようなV字断面の柱体状とするほか、U字断面の柱体状とする等、適宜の形状とすることができる。
この吸収性物品1は、図3及び図4に示す使用形態を採るものである。すなわち、図3及び図4に示すように、必要に応じて仰臥状態の臀部の下から両足の間にかけて平坦な吸収性物品100を敷いた上で、両足101の間に本発明の吸収性物品1を載置し、吸収部10の囲みの開いた側を排尿口側に向けて、排尿口から放出される尿の放出方向前方及びその左右両側を壁状の吸収部10により連続的に囲むようにするものである。これにより、排尿口から尿が勢いよく排出されても、その方向が二点鎖線の矢印で示すように吸収部10に向かっていれば、吸収部10に衝突して吸収されることになり、尿の飛散は効果的に防止される。また、吸収部10に衝突した後、吸収部により吸収されずに落下するにしても尿の飛散が防止されることに変わりはない。吸収部10により吸収されずに落下する尿については、後述する尿受け部(立体ギャザー60等)が下方にある場合にはその尿受け部により受け止められて結果的に吸収部10に吸収され、尿受け部が無くても下に平坦な吸収性物品100が敷かれている場合にはその吸収性物品100上に落下して吸収されることになる。なお、低出生体重児は、標準体重の子供と比べて排泄量は少なく、動きも少ないため、このような使用形態が可能である。また、吸収部10は支持部11により身体載置面(図4に示す例では平坦な吸収性物品100の表面)に対して支持できるため、吸収部10のズレを防止することが可能となっている。また、本発明の吸収性物品1は、股間部および腰周りを包む通常のおむつと比べて交換が格段に容易であり、交換における体位移動も少ない又は無くて済むため身体への負担も少ないものである。
このような吸収性物品1は、製品状態で尿の放出方向前方及びその左右両側を連続的に囲む壁状の吸収部10及び支持部11を有する立体的形状、例えば図示形態のようなY字断面の柱体状に形成されていても良いが、製造容易性及び製品のコンパクト性の点で難点がある。そこで、図1〜図3に示すように、一対のシート間に吸収体4が介在され、製品状態では扁平な吸収性物品1を、使用者が折り曲げることにより、尿の放出方向前方及びその左右両側を連続的に囲む壁状の吸収部10及び支持部11を有する形状となるものも提案される。
より詳細には、図示形態の吸収性物品1は、長方形を基本として、角を円弧状にトリミングした形状をなしている。このような形状では、周縁部に鋭角な角部を有しないため、使用時に肌を傷つけ難いという利点がある。
吸収性物品1の寸法は、例えば長さは100〜300mm程度、幅は50〜150mm程度とすることができる。吸収性物品1の吸収体を有する部分における厚みは、例えば圧力0.5g/cm2における厚みToが2〜5mm、特に3〜4mmであるのが好ましく、最大圧力(ここでは50g/cm2)における厚みTmが0.5〜3mm、特に1〜2mmであるのが好ましい。また、物品の長手方向における曲げ剛性が1〜25cN/50mmであるのが好ましい。この範囲内であれば、後述する物品の隆起や反り返りが容易に達成される。なお、To及びTmはカトーテック社製の圧縮試験機により測定することができる。
吸収性物品1は、図2の断面からも判るように、肌側に位置する液透過性表面シート2と、肌側と反対側に位置する液透過性又は液不透過性の裏面シート3と、これらの間に介在された吸収体4とを有する扁平状物品である。表面シート2及び裏面シート3は周縁部5において相互に接合され、この接合部分で囲まれる空間に吸収体4が収容されている。また吸収体4は裏面シート3に接合されている。接合手法は特に限定されないが、ヒートシールや、超音波シールでは接合部分が硬くなるため、ホットメルト接着剤5b,4bにより接合するのが好ましい。
これら部品の素材としては、公知のものを適宜用いることができる。例えば、表面シート2としては、目付け10〜35g/m2程度の各種不織布の他、多数の孔を有する孔開きフィルム等を用いることができ、必要に応じて、ビタミンE等のように皮膚の酸化劣化を抑制する酸化防止剤、皮膚の角質層の水分を保持し皮膚を柔軟にする動植物性油脂やグリセリン脂肪酸エステルのようなエモリエント剤・保湿剤等のスキンケア成分を含有させることができる。不織布としてはエアスルー、ポイントボンド、スパンボンド等、特に限定されないが、表面シート2に原料段階(原綿)でスキンケア成分を塗工する場合は短繊維不織布が好ましく、製品の製造ラインでスキンケア成分を塗工するのであれば、表面の平滑性が高いスパンボンド不織布が好ましい。
裏面シート3としては、表面シート2と同様の液透過性シートを用いる他、ポリエチレンフィルム等からなる非通気性フィルムまたは通気性多孔質フィルム等の液不透過性シートを用いることができ、後者の場合、必要に応じて外面側に不織布7をラミネートしたものを用いることもできる。外面側にラミネートする不織布7としては、目付け10〜40g/m2程度の各種不織布、特に強度および柔軟性の両立の観点から、SMS不織布やSMMS不織布等の積層不織布を好適に用いることができる。
吸収体4としては、パルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。吸収体4は、厚みを薄くするためエアレイド法により形成するのが好ましい。吸収体4における繊維目付けは80〜150g/m2程度であるのが好ましく、ポリマー目付けは90〜160g程度であるのが好ましい。吸収体4に用いる高吸収性ポリマーとしては抗菌ポリマーが好ましい。
特徴的には、吸収性物品1の長手方向中間に、長手方向と直交する方向に沿い、表面から見て谷折りの中間折り部21を有するとともに、この中間折り部21と長手方向の端部との間に、中間折り部21と反対に折り曲げられる端部側折り部22を有しており、これら中間折り部21及び端部側折り部22を折り曲げ状態に保持するための形状保持手段として、中間折り部21及び端部側折り部22を長手方向に跨ぐように塑性変形部材6が取り付けられている。使用に際しては、中間折り部21及び端部側折り部22をそれぞれ塑性変形部材6とともに折り曲げると、中間折り部21から両方の端部側折り部22までの部分で尿の放出方向前方及びその左右両側をV字状に囲む壁状の吸収部10を形成し、端部側折り部22と長手方向の端部との間の部分で支持部11を形成することができ、かつその状態を塑性変形部材6により維持することができる。特に、塑性変形部材6を有することにより、折り曲げ角度を使用状況や対象者に合わせて細かく調整できるため、より適切な使用形状、姿勢とすることができる。また、このような吸収性物品1であれば、従来の一般的な扁平状の吸収性物品1に形状保持手段を設けるだけで済むため、製品製造が容易であるとともに、製品包装状態や使用前の携帯時・保管時には非常にコンパクトとなるため好ましい。
塑性変形部材6としては、適宜形状のポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、メタクリル系等の塑性変形樹脂、又は針金等の適宜形状の金属又はこれを樹脂で被覆したもの(ビニールタイ含む)等を用いることができる。
塑性変形部材6は、図1に示す例では中間折り部21及び端部側折り部22を一体的に跨ぐように取り付けられているが、それぞれ個別に塑性変形部材6を設けても良く(図示略)、また図示しないが、中間折り部21のみに対して塑性変形部材6を設けたり、端部側折り部22のみに対して塑性変形部材6を設けたりすることも可能である。ただし、長手方向両端部側は肌に接触し易いため、端部側折り曲げ部の長手方向端部側には塑性変形部材6を配置しないことが望ましい。
塑性変形部材6の取り付け位置は、図1に示す例のように表面シート2及び裏面シート3が吸収体4の幅方向両側に延びて形成されたサイドフラップ部5のシート2,3間とする他、吸収体4と重なる部分とすることもできる。
塑性変形部材6の形状は特に限定されないが、図1に示す例のように両側のサイドフラップ部5にそれぞれ設ける場合には前後方向に延びる形状、具体的には帯状等の細長状とするのが好ましく、より形状保持力を高いものとするべく面状に延在させる場合には板状、網状、枠状(図5(c)(d)参照)とするのが好ましい。また、塑性変形部材6の肌への当りを弱くするために、図5(d)に示すように、少なくとも周縁の角を丸く形成するとより好ましい。また、図5(a)に示すように、折り曲げ位置における塑性変形部材6の太さを前後両側より太くすると形状維持力がより高くなる利点があり、図5(b)に示すように、折り曲げ位置における塑性変形部材6の太さを前後両側よりも細くして括れさせると、折り曲げ位置が定まり易く、また折り曲げに要する力も少なくて済むという利点がある。さらに、図5(c)に示すように、サイドフラップ部5に沿って前後方向に延在する部分と折り曲げ部において両サイドフラップ部5を連結する部分とからなる梯子状の塑性変形部材6とすると、形状維持力が特に高いものとなる。また、図5(d)に示すように、矩形枠状の塑性変形部材6とすると、棒状に突出する部分が無くるため好ましい。
吸収性物品1の折り部21,22に吸収体4が存在すると、吸収体4の形状復元力により折り曲げが阻害されるため、図5(c)(d)に示すように、折り部21,22に沿って吸収体4にスリット4sを設けるか、又は図示しないがエンボス加工等による凹部を形成し、折り曲げを容易にする(易折り曲げ部とする)のは好ましい。
上記例の塑性変形部材6に代えて(又はこれとともに)他の形状保持手段を採用することも可能である。例えば、図6及び図7に示すように、形状保持手段として、一方の端部側折り部22と長手方向の端部との間の部分と、他方の端部側折り部22と長手方向の端部との間の部分とを接合する接合手段30を設けることもできる。このような接合手段30により接合を行うことで、両方の端部側折り部22を折り曲げ状態に保持することができる。
接合手段30としては、粘着剤や両面テープの他、メカニカルファスナー(面ファスナー)のフック材(雄材)を用いることができる。フック材を用いる場合、図示形態のように接合面が不織布7により形成されている場合にはその不織布7にフック材を接合させる接合形態とする他、接合面の接合位置にメカニカルファスナーのループ材(雌材)を貼り付けておくこともできる。
接合手段30の位置は長手方向の端部側ほど好ましいが、吸収体4と重なる位置が好ましいため、吸収体4の長手方向の端部とすることが好ましい。また、長手方向両側に接合手段30を設ける場合は図示形態のように長手方向一方側と他方側とで幅方向位置を異ならしめることが望ましい、長手方向一方側に接合手段30を設ける場合には幅方向中間に所定の幅で設けることが望ましい。
他方、図3に示すのと異なる折り方で、尿の放出方向前方及びその左右両側を連続的に囲む壁状の吸収部10及びこれを囲みの外側から支持する支持部11を形成することもできる。例えば、図8に示す例では、中間折り部21を山折りにするとともに、端部側折り部22を谷折りとして、中間折り部21から一方の端部までの部分で尿の放出方向前方及びその左右両側をV字状に囲む壁状の吸収部10が形成され、他方の端部側折り部22と長手方向の端部との間の部分で支持部11が形成されている。
また、図3や図7に示すように、長手方向両端部を重ねて一つの支持部11にするのではなく、図9に示すように、長手方向両端部を重ねずに、吸収部10の両側から後方に二本の支持部11を延在させた形態(M字断面の柱体状)とすることもできる。また、支持部11を一つ設ける場合には、図3に示す形態からも分かるように、支持部11は吸収部10の中心線に沿って囲みの外側に延びることが望ましいが、支持部11を複数設ける場合には図9に示すように、吸収部10の囲みの両端部の位置からそれぞれ延在させる等、バランスよく設けることが望ましい。
また、単一の吸収性物品を折り曲げるのではなく、図10に示すように、複数の吸収性部品41,42を接着剤や溶着等の接合手段43により連結して吸収部10及びその支持部11を設けることもできる。
他方、図11〜図13に示すように、幅方向の側部に固定された付根部分65と、この付根部分65から突出する突出部分66と、この突出部分66のうち前後端部にそれぞれ設けられ、倒伏状態で本体部の表面に対して固定された倒伏部67と、突出部分66のうち前後の倒伏部67間に位置する非固定の自由部分68と、この自由部分68の少なくとも先端部に前後方向に伸張した状態で固定されているギャザー弾性伸縮部材63とを有する立体ギャザー60が、幅方向の少なくとも一方側に設けられ、この立体ギャザー60により尿受け部が形成されるのも好ましい形態である。図示形態では、立体ギャザー60を幅方向に一方側に形成しており、この場合、図14に示すように立体ギャザー60を下側にして使用すると、二点鎖線で示すように吸収部10に衝突して吸収部10の対向表面間で下に落ちる尿が立体ギャザー60で受け止められ、吸収部10により吸収されるようになる。よって、下に敷いた吸収性物品100の汚れを抑制することができる。もちろん、立体ギャザー60を幅方向両側に設けることもでき、その場合、上方に位置する立体ギャザー60により吸収部10に衝突した尿の上方への飛散を受け止めることができる。
立体ギャザー60を形成するギャザーシート62は図示形態のように折り畳むことにより複数層構造とする他、複数枚の素材貼り合わせて複数層構造とすることもできる。ギャザーシート62のシート状素材としてはスパンボンド不織布(SS、SSS等)やSMS不織布(SMS、SSMMS等)、メルトブロー不織布等の柔軟で均一性・隠蔽性に優れた不織布に、必要に応じてシリコンなどにより撥水処理を施したものを好適に用いることができる。不織布としては、厚み0.1〜1.0mm、目付10〜20g/m2の不織布が好ましい。ギャザー弾性伸縮部材63としては糸ゴム等を用いることができる。スパンデックス糸ゴムを用いる場合は、太さは470〜1240dtexが好ましく、620〜940dtexがより好ましい。固定時の伸長率は、150〜350%が好ましく、200〜300%がより好ましい。
立体ギャザー60の自由部分に設けられるギャザー弾性伸縮部材63の本数は1〜6本が好ましい。ギャザー弾性伸縮部材63を複数本設ける場合、その配置間隔は3〜10mmが適当である。このように構成すると、ギャザー弾性伸縮部材63を配置した範囲で肌に対して面で当たりやすくなる。
立体ギャザー60の付根部分65の固定対象は、表面シート2、裏面シート3、吸収体4等適宜の部材とすることができ、固定位置は吸収性物品1の表面側であっても、裏面側であっても良い。
立体ギャザー60の寸法は適宜定めることができるが、例えば、立体ギャザー60の起立高さ(展開状態における突出部分66の幅方向長さ)は5〜50mmであるのが好ましい。また、立体ギャザー60の付根部分65の幅方向長さは5〜10mmであるのが好ましい。さらに、倒伏部67の前後方向長さは5〜10mmであるのが好ましい。
なお、図11〜図13に示す形態は、図3に示す形態と同様の折り曲げ構造の形態に立体ギャザー60を適用したものであるが、図7、図8、及び図9に示す折り曲げ構造の形態にも立体ギャザー60を設ければ同様となることはいうまでもない。また、図11〜図13に示す形態において、ギャザー弾性伸縮部材63を省略することにより襞の無い尿受け部を形成したり、図示しないが吸収部10の囲みの下部及び上部の少なくとも一方をシート等の専用の部材で塞ぐことにより尿受け部を形成したりすることも可能である。
以下に述べる試験装置を用い、以下に述べる比較例1,2及び実施例1,2の効果確認試験を行った。
(試験装置)
図15に示すように、排尿口201を有する男子下半身ダミー人形200を水平面に仰臥状態で載置し、排尿口201及び注入ボトル202をプラスチックチューブ203により接続し、注入ボトル202をスタンド204により逆さに保持し、ダミー人形200の載置面から注入ボトル202内の液面までの高さを約40cmとした。プラスチックチューブ203の太さを変更することにより、排尿口201からの排出流速を420ミリリットル/分、及び750ミリリットル/分の二種類に変更可能とした。
(試験方法)
上記試験装置を用い、ダミー人形200に対して吸収性物品を設置した後、注入ボトル202に所定量の人工尿(尿素:2wt%、塩化ナトリウム:0.8wt%、塩化カルシウム二水和物:0.03wt%、硫酸マグネシウム七水和物:0.08wt%、イオン交換水:97.09wt%を混合した水溶液)を一気に流し込み、排尿口201から放出される人工尿を吸収性物品により吸収する。注入前後の吸収性物品の重量差から吸収量を求め、この吸収量を注入量で除して100倍することにより吸収率を求める。測定は、温度20±5℃、相対湿度65%以下の条件が維持できる室内で行う。排出流速が420ミリリットル/分の場合及び750ミリリットル/分の場合、並びに注入量が5ミリリットルの場合及び10ミリリットルの場合でそれぞれ試験を行う。
(比較例1)
図1〜図3に示すのと同様の扁平で矩形状の吸収性物品を、図16に示すように扁平のまま排尿口に被せるように載せ、上記試験方法による吸収試験を行った。なお、吸収性物品の寸法は長さ210mm、幅75mmとし、吸収体の寸法は長さ190mm、幅55mmとした。
(比較例2)
比較例1と同様の吸収性物品を、図16に示すように逆T字型に折り曲げて平坦な壁状の吸収部を構成し、これを図示のように両脚の間の排尿口近くに載置し、上記試験方法による吸収試験を行った。
(実施例1)
比較例1と同様の吸収性物品を折り曲げて、図3及び図4に示すのと同様の吸収性物品とし、これを図16に示すように両脚の間の排尿口近くに載置し、上記試験方法による吸収試験を行った。
(実施例2)
図11〜図14に示す吸収性物品を、比較例1と同様の寸法で作製し、これを図16に示すように両脚の間の排尿口近くに載置し、上記試験方法による吸収試験を行った。
試験結果を表1に示した。また、図16及び図17に尿吸収部分を二点鎖線で示した。比較例1では尿接触位置から尿があまり左右方向に広がらずに流れ落ちたため、尿吸収面積が狭く、吸収率が低い結果となった。また、比較例2では尿が壁状の吸収部(図17中の一点鎖線は壁状の吸収部の頂部を示している)を越えたため、尿吸収面積が殆どなく、吸収率が低い結果となった。これに対して、実施例1では、尿接触位置から尿が両側に拡散し、比較例1よりも尿吸収面積が拡大したため、吸収率が高い結果となった。実施例2では、立体ギャザーが受け皿の様な役割を果たし、尿接触位置から流れ落ちる尿を受け止めて左右方向に拡散することにより尿吸収面積が広がり、吸収率が高い結果となった。
<明細書中の用語の説明>
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
・「目付け」は次のようにして測定されるものである。試料又は試験片を予備乾燥した後、標準状態(試験場所は、温度20±5℃、相対湿度65%以下)の試験室又は装置内に放置し、恒量になった状態にする。予備乾燥は、試料又は試験片を相対湿度10〜25%、温度50℃を超えない環境で恒量にすることをいう。なお、公定水分率が0.0%の繊維については、予備乾燥を行わなくてもよい。恒量になった状態の試験片から米坪板(200mm×250mm、±2mm)を使用し、200mm×250mm(±2mm)の寸法の試料を切り取る。試料の重量を測定し、20倍して1平米あたりの重さを算出し、目付けとする。
・「厚み」は、自動厚み測定器(KES−G5 ハンディ圧縮計測プログラム)を用い、荷重:0.098N/cm2、及び加圧面積:2cm2の条件下で自動測定する。
・「伸長率」は、自然長を100%としたときの値を意味する。
本発明は、低出生体重児への補助的使用に適しているが、他の用途の吸収性物品としても利用できるものである。
1…吸収性物品、2…表面シート、3…裏面シート、4…吸収体、5…サイドフラップ部、6…塑性変形部材、7…不織布、10…吸収部、11…支持部、21…中間折り部、22…端部側折り部、30…接合手段、60…立体ギャザー、62…ギャザーシート、63…ギャザー弾性伸縮部材、65…付根部分、66…突出部分、67…倒伏部、68…自由部分。

Claims (5)

  1. 尿の放出方向前方及びその左右両側を連続的に囲む壁状の吸収部と、この吸収部の囲みの厚み方向の外側に延びて吸収部を身体載置面に対して支持する支持部とを有し、
    前記吸収部は少なくとも囲みの内側の表面から尿を吸収可能とされた、吸収性物品であって、
    一対のシート間に吸収体が介在され、
    長手方向中間に、長手方向と直交する方向に沿う中間折り部を有するとともに、この中間折り部と長手方向の端部との間に、中間折り部と反対に折り曲げられる端部側折り部を有しており、
    これら中間折り部及び端部側折り部を折り曲げることにより、前記中間折り部から両方の端部側折り部までの部分で尿の放出方向前方及びその左右両側をV字状に囲む壁状の吸収部が形成され、前記端部側折り部と長手方向の端部との間の部分で前記支持部が形成されるように構成されており、
    前記一対のシートのうち、少なくとも前記吸収部の囲みの内側の表面を形成するシートは液透過性シートとされ、
    前記中間折り部及び端部側折り部の少なくとも一方を折り曲げ状態に保持するための形状保持手段が設けられている、
    ことを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記形状保持手段として、折り曲げ保持対象の折り部を長手方向に跨ぐように塑性変形部材が取り付けられている、請求項記載の吸収性物品。
  3. 前記形状保持手段として、一方の端部側折り部と長手方向の端部との間の部分と、他方の端部側折り部と長手方向の端部との間の部分とを接合する接合手段が設けられている、請求項又は記載の吸収性物品。
  4. 尿の放出方向前方及びその左右両側を連続的に囲む壁状の吸収部と、この吸収部の囲みの厚み方向の外側に延びて吸収部を身体載置面に対して支持する支持部とを有し、
    前記吸収部は少なくとも囲みの内側の表面から尿を吸収可能とされ、
    前記吸収部の囲みの下部及び上部の少なくとも一方に、尿を受け止めて吸収部による吸収を促す尿受け部を有する、
    ことを特徴とする吸収性物品。
  5. 一対のシート間に吸収体が介在された吸収性物品であって、
    長手方向中間に、長手方向と直交する方向に沿う中間折り部を有するとともに、この中間折り部と長手方向の端部との間に、中間折り部と反対に折り曲げられる端部側折り部を有しており、
    これら中間折り部及び端部側折り部を折り曲げることにより、前記中間折り部から両方の端部側折り部までの部分で尿の放出方向前方及びその左右両側をV字状に囲む壁状の吸収部が形成され、前記端部側折り部と長手方向の端部との間の部分で前記支持部が形成されるように構成されており、
    前記一対のシートのうち、少なくとも前記吸収部の囲みの内側の表面を形成するシートは液透過性シートとされ、
    幅方向の側部に固定された付根部分と、この付根部分から突出する突出部分と、この突出部分のうち前後端部にそれぞれ設けられ、倒伏状態で本体部の表面に対して固定された倒伏部と、突出部分のうち前後の倒伏部間に位置する非固定の自由部分と、この自由部分の少なくとも先端部に前後方向に伸張した状態で固定されているギャザー弾性伸縮部材とを有する立体ギャザーが、幅方向の少なくとも一方側に設けられており、
    前記立体ギャザーにより前記尿受け部が形成される、請求項記載の吸収性物品。
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