JP6336774B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機に係り、スイッチトリラクタンス(以下、SR;Switched Reluctanceと略す)モータおよび同構造の発電機の改良に関する。
従来、振動や騒音を低減することを目的としたSRモータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなSRモータは、ロータティース先端の形状として、凸条の第1部分と、第1部分の周方向の両側に隣設する第2部分と、第2部分の周方向のさらに両側に隣設する延長部と、延長部からロータティースの基端側に向かって延びるアンダーカットにより形成された腰部とを有している。延長部は第2部分と不連続が生じない丸みのある形状とされ、ロータティースの先端幅をステータティースの先端幅よりも大きくする役目を果たしている。また、腰部を形成するアンダーカットは緩やかな形状とされ、延長部とロータティースの基端側との間で不連続が生じないようになっている。
特開平11−262225号公報
しかしながら、特許文献1に記載のSRモータでは、ロータティースに設けられた延長部が丸みのある形状であるうえ、この延長部とロータティースの基端側とが緩やかなアンダーカット形状の腰部によって連続していることから、ロータティースでの磁束の通り易さの変化が大きくなり、ロータ回転中のロータティースおよびステータティース間に生じるラジアル力の時間変化が急峻となる。このため、ラジアル力の高調波が大きくなって振動や騒音の抑制が阻害され、振動や騒音を十分に低減できないという問題がある。
また、ロータティースでの磁束の通り易さの変化が大きくなることで、発生するラジアル力が大きくなることから、振動や騒音を軽減するのには限界がある。
本発明の目的は、振動や騒音を確実に十分に低減できる回転電機を提供することにある。
本発明の回転電機は、環状のステータと、前記ステータの内周側に回転自在に配置されたロータとを備える回転電機において、前記ステータには、前記ロータ側に向かって突出し、コイルを巻回させた複数のステータティースが周方向に等間隔で設けられ、前記ロータには、前記ステータ側に向かって突出した複数のロータティースが周方向に等間隔で設けられ、前記ロータティースは、凸状のティース本体部と、前記ティース本体部の先端から周方向の両側に延出した延出部とを有し、前記ロータティースの突出方向の中間には、前記ステータティース先端の周方向の幅よりも小さい周方向の幅を有したくびれ部が設けられていることを特徴とする。
本発明の回転電機において、前記延出部における先端側の周方向の端縁にはエッジが形成されていることが好ましい。
本発明の回転電機においては、前記ロータティース先端の周方向の幅は、前記くびれ部の周方向の最小幅の1.5倍よりも大きいことが好ましい。
本発明の回転電機においては、前記くびれ部の周方向の最小幅は、前記ステータティース先端の幅の0.75倍よりも小さいことが好ましい。
本発明の回転電機においては、前記ロータティースは、前記ティース本体部の先端および前記延出部にわたって連続した円弧面を有し、前記円弧面と前記ステータティース先端の円弧面との間で形成されるギャップは、周方向にわたって一定であることが好ましい。
本発明の回転電機は、環状のステータと、前記ステータの内周側に回転自在に配置されたロータとを備える回転電機において、前記ステータには、前記ロータ側に向かって突出し、素線を巻回させた複数のステータティースが周方向に等間隔で設けられ、前記ロータには、前記ステータ側に向かって突出した複数のロータティースが周方向に等間隔で設けられ、前記ロータティースは、凸状のティース本体部と、前記ティース本体部の先端から周方向の両側に延出した延出部と、前記ティース本体部の先端および前記延出部にわたって連続した円弧面とを有し、前記円弧面と前記ステータティース先端の円弧面との間で形成されるギャップは、周方向にわたって同じであり、前記延出部における先端側の周方向の端縁にはエッジが形成され、前記ロータティースの突出方向の中間には、周方向の最小幅を有するくびれ部が設けられ、前記ロータティース先端の周方向の幅は、前記くびれ部の周方向の最小幅の1.5倍よりも大きく、前記くびれ部の周方向の最小幅は、前記ステータティース先端の幅の0.75倍よりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、ロータティースに延出部およびステータティースよりも幅の狭いくびれ部が設けられるので、磁気飽和が生じてステータティース側からの磁束がロータティースの内部を通り難くなり、発生するラジアル力のピークを抑えることができる。従って、ロータティースとステータティースとの正対位置にてステータティースからロータティースへ通る磁束が制限され、振動や騒音を十分に軽減できる。
本発明の一実施形態に係る回転電機を搭載する建設機械の側面図。 前記建設機械の一部を示す平面図。 前記回転電機を示す分解斜視図。 前記回転電機を示す断面図。 前記回転電機のロータおよびステータを示す正面図。 前記ロータおよびステータの要部を示す拡大図。 前記実施形態の効果を説明するための図。 前記実施形態の別の効果を説明するための図。 本発明の変形例を示す図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係るティース形状が適用された回転電機としての発電機モータ10を搭載する油圧ショベル1の側面図である。図2は、油圧ショベル1の一部を示す平面図である。
[油圧ショベルの大略構成]
油圧ショベル1は、エンジン6により発電機モータ10を駆動して電力を発生させ、この電力によって上部旋回体3を旋回させたり、油圧ショベル1の補機類を駆動したりする、いわゆるハイブリッド方式の建設機械である。
このような油圧ショベル1は、下部走行体2と、下部走行体2に旋回可能に設けられた上部旋回体3とを備えている。上部旋回体3は、作業機4、キャブ5、エンジン6、油圧ポンプ7、インバータ8、キャパシタ9、および発電機モータ10を備えている。発電機モータ10とインバータ8とは、電源ケーブルCA1を介して電気的に接続され、また、インバータ8とキャパシタ9とが電気的に接続されている。
このうちの上部旋回体3は、発電機モータ10あるいはキャパシタ9からの電気エネルギにより動作する旋回電動モータ3Aにて駆動される。旋回電動モータ3Aとインバータ8とは、電源ケーブルCA2を介して電気的に接続されている。旋回電動モータ3Aは、上部旋回体3の減速時の回生動作により発電し、発電で得られた電気エネルギはインバータ8を通してキャパシタ9に蓄積される。
また、上部旋回体3には、スイングサークルSCのアウターレースOLが固定されており、下部走行体2には、スイングサークルSCのインナーレースILが固定されている。このような構造によってスイングサークルSCは、上部旋回体3と下部走行体2とを連結する。旋回電動モータ3Aの入出力シャフトは、減速機構を備えたスイングマシナリを介してスイングピニオンSPと連結されている。スイングピニオンSPは、スイングサークルSCのインナーレースILに形成された内歯に噛み合っている。
旋回電動モータ3Aの駆動力は、前記スイングマシナリを介してスイングピニオンSPに伝達されて、上部旋回体3を旋回させる。本実施形態において、旋回電動モータ3Aは、縦置き、すなわち、ハイブリッド油圧ショベル1を水平面に設置した場合において、旋回電動モータ3Aの入出力シャフトが重力の作用する方向に向かうように設置される。
作業機4は、ブーム4A、アーム4B、およびバケット4Cを備えて構成される。ブーム4A、アーム4B、およびバケット4Cは、図2に示す油圧ポンプ7から圧送される作動油により、コントロールバルブを介して各々ブーム4A用、アーム4B用、バケット4C用の各油圧シリンダによって駆動され、掘削等の各種作業を実行する。
[発電機モータの構成]
図3は、本実施形態に係る発電機モータ10の分解図である。図4は、発電機モータ10の断面図である。より具体的に、図4は、発電機モータ10のロータ14の回転中心軸Zを含み、かつ回転中心軸Zと平行な平面で発電機モータ10を切ったときの断面を示している。
発電機モータ10は、エンジン6の出力軸および油圧ポンプ7の入力軸に対して、ロータ軸14Aが直接的、あるいは間接的に接続されており、エンジン6の出力軸の回転駆動力によって発電を行う。エンジン6の回転を増加させる場合など、発電機モータ10は、必要に応じてキャパシタ9に蓄えられた電気エネルギによって電動機として使用され、エンジン6の回転をアシストする。また、例えば、エンジン6がアイドリング状態にある場合には、発電機モータ10はエンジン6の回転駆動力を受けて発電し、発電によって生じた電気エネルギは、キャパシタ9に蓄えられる。
本実施形態での発電機モータ10は、3相のスイッチトリラクタンス(以下SR:Switched Reluctance と略す)モータの構造を有した発電機モータであって、例えば、エンジン6側の第1ハウジング11と、フライホイール12と、カップリング13と、ロータ14と、ステータ15と、油圧ポンプ7側の第2ハウジング16と、フランジ17とを備えている。
第1ハウジング11は、鋳鉄製の部材であって、第2ハウジング16と接合されて内部にロータ14やステータ15等を収容する空間を形成する。この収容空間の下部には、ロータ軸14Aや軸受18部分の潤滑を促すとともに、ステータ15の発熱部位(コイル52等)を冷却するための冷却油を貯留する油溜部21が形成されている。ステータ15の冷却構造については、後述する。
フライホイール12は、第1、第2ハウジング11,16によって形成される収容空間内において、エンジン6の出力軸に固定される。また、フライホイール12は、カップリング13を介してロータ14と接続され、第1、第2ハウジング11,16内で回転する。
カップリング13は、略円環状の部材であって、フライホイール12に対してボルト固定される。このカップリング13は、内径部分に形成された内歯スプラインがロータ軸14Aのエンジン側の外径部分に形成された外歯スプラインと噛合し、互いにスプライン結合される。このことにより、フライホイール12、カップリング13、およびロータ軸14Aを有するロータ14は共に回転し、エンジン6によって駆動される。
ロータ14は、第1、第2ハウジング11,16内において、ステータ15の内周側の空間に配置されている。ロータ14の中央には、ロータ軸14Aがボルト固定される支持空間14Bが形成されている。支持空間14B内には、フランジ17の中央に設けられた円筒状の支持部17Aが入り込む。そして、支持空間14Bの内周面と支持部17Aの外周面との間に軸受18,18が配置されることで、ロータ14がフランジ17の支持部17A回りに回転自在に支持される。
一方、ロータ14のロータ軸14Aにおける油圧ポンプ7側の部分は、フランジ17の支持部17A内に挿入される。ロータ14のロータ軸14Aにおいて、支持部17A内に挿入された部分の内径側には、内歯スプラインが形成されている。この内歯スプラインと油圧ポンプ7の入力軸に設けられた外歯スプラインとがスプライン結合される。このことにより、油圧ポンプ7がロータ14を介してエンジン6によって駆動されることになる。
ステータ15は、第1、第2ハウジング11,16内の空間に設けられ、ロータコア40部分をエンジン6側から貫通する複数のボルト26(図3中に1本のみを図示)によって第2ハウジング16にボルト固定される。
第2ハウジング16は、鋳鉄製の部材であって、発電機モータ10における油圧ポンプ7側(図4中での右側)に設けられている。第2ハウジング16は、ボルト固定される第1ハウジング11と共に、フライホイール12、カップリング13、ロータ14、およびステータ15を収容する収容空間を形成するとともに、発電機モータ10の外郭を形成する。
第2ハウジング16の肩部分には、収容空間と連通する内部空間を有した電気ボックス19が取り付けられる。電気ボックス19の内部空間内には、コイル52からのリード線を結線するターミナルが配置されている。このようなターミナルは、電気ボックス19に固定される電源ケーブルCA1(図2)のコネクタに接続される。すなわち、発電機モータ10で発電された電気エネルギは、電気ボックス19から該電源ケーブルCA1を通してインバータ8に送電される。
フランジ17は、第1、第2ハウジング11,16で形成される収容空間を第2ハウジング16側で閉塞する部材である。従って、フランジ17は、第2ハウジング16に対して油圧ポンプ7側からボルト固定される。フランジ17の中央には、支持部17Aと同軸上に挿通孔17Bが設けられ、この挿通孔17Bに挿通される油圧ポンプ7の入力軸が前述したように、ロータ14のロータ軸14Aとスプライン結合される。
[発電機モータの冷却構造]
図4において、第2ハウジング16には、油等の冷却媒体が導入される冷却媒体導入路31が回転中心軸Zに向かって設けられている。冷却媒体導入路31の下端は、第2ハウジング16とフランジ17との当接面において、フランジ17側に開口している。フランジ17には、上端が冷却媒体導入路31の下端と連通し、下端がロータ軸14Aに形成された内歯スプラインの端部に開口した鉛直な冷却媒体連通路32が設けられている。また、フランジ17には、冷却媒体連通路32の途中から水平方向に分岐して支持部17Aの上方に開口した冷却媒体分岐路33が設けられている。支持部17Aには、径方向の連通する連通孔17Cが周方向の沿って複数設けられている。
第2ハウジング16の冷却媒体導入路31に供給された冷却媒体の一部は、フランジ17の冷却媒体連通路32を通して流れ落ちる。流れ落ちた冷却媒体の更に一部は、フランジ17とロータ軸14Aとの隙間を通して、支持部17Aとロータ軸14Aとの間の空間に流れる。また、冷却媒体連通路32から流れ落ちる冷却媒体の他の一部は、ロータ軸14Aと油圧ポンプ7(図2)の入力軸とのスプライン結合部分を通してロータ軸14Aの内部空間へ流れる。
支持部17Aとロータ軸14Aとの間の空間に流れ込んだ冷却媒体は、ロータ14回転時の遠心力によって支持部17Aの内面側に移動し、支持部17Aの連通孔17Cを通して軸受18側に供給され、この軸受18を冷却および潤滑する。軸受18を冷却した冷却媒体は、遠心力によってさらに外方に移動し、その多くがロータ14の外周に設けられた断面J字形状の第1ブレード34に達する。第1ブレード34に達した冷却媒体は、第1ブレード34に設けられた吐出孔34Aから遠心力によって吐出し、コイル52のコイルエンドと第2ハウジング16との間の隙間に供給され、コイル52の第2ハウジング16側に向いたコイルエンドを効率的に冷却する。
これに対して、ロータ軸14Aの内部空間に流れ込んだ冷却媒体は、ロータ軸14Aとエンジン6(図2)の出力軸とのスプライン結合部分から流出した後、ロータ軸14Aとカップリング13とのスプライン結合部分を通してカップリング13の外周側に流出する。流出した冷却媒体は、遠心力によって外方に移動し、その多くがロータ14の外周に設けられた第2ブレード35に達する。第2ブレード35に達した冷却媒体は、第2ブレード35に設けられた吐出孔35Aから遠心力によって吐出し、コイル52の第1ハウジング11側に向いたコイルエンドを効率的に冷却する。
一方、冷却媒体導入路31に供給された冷却媒体のうち、冷却媒体分岐路33側に流れた冷却媒体は、支持部17Aの上方に流出する。流出した冷却媒体は、支持部17Aの周囲に拡がった後、遠心力によって外方に移動し、第1ブレード34に達する。第1ブレード34に達した冷却媒体は前述した通り、吐出孔34Aから遠心力によって吐出してコイルエンドを冷却する。
コイルエンドを冷却した冷却媒体は、第1、第2ハウジング11,16内を滴下して油溜部21に溜まり、ここから排出通路22、図示しないフィルタ、およびポンプを経由して図3に示すオイルクーラ入口23に送られる。オイルクーラで冷却された冷却媒体は、オイルクーラ出口24から配管25を通って、再び冷却媒体導入路31の上部に供給される。
[ステータおよびロータの構造]
図5は、発電機モータ10のロータ14およびステータ15を示す正面図である。図6は、ロータ14およびステータ15の要部を示す拡大図である。
図5において、ロータ14は、円環状のロータコア40を有している。ロータコア40は、複数の電磁鋼板を積層して構成されている。それぞれの電磁鋼板は同じ形状であり、ロータ14の回転中心軸Zに直交する面でのロータコア40の断面形状は、いずれの箇所でも同じである。ロータコア40には、ステータ15側に向かって突出する複数のロータティース41が周方向に沿って等間隔で設けられている。本実施形態では、24極のロータ14を構成するため、ロータコア40には、合計24個のロータティース41が設けられている。ロータティース41は、径方向に沿った中心線に対して線対称な形状に設けられている。
ステータ15は、円環状のステータコア50を有している。ステータコア50は、複数の電磁鋼板を積層して構成されている。それぞれの電磁鋼板は同じ形状であり、ロータ14の回転中心軸Zに直交する面でのステータコア50の断面形状は、いずれの箇所でも同じである。ステータコア50には、ロータ14側に向かって突出する複数のステータティース51が周方向に沿って等間隔で設けられている。各ステータティース51には、集中巻きによるコイル52が巻回されている。本実施形態では、36極のステータ15を構成するため、ステータコア50には、合計36個のステータティース51が設けられている。隣り合うステータティース51間の空間は、スロット53になっている。ステータティース51も、径方向に沿った中心線に対して線対称な形状に設けられている。
図6に拡大して示すように、ロータヨークの外周面40Aから突出するロータティース41は、凸状のティース本体部42と、ティース本体部42の先端から周方向の両側に延出した延出部43,43とを有している。延出部43における先端側の周方向の端縁にはエッジ43Aが形成されている。このエッジ43Aにより、ロータティース41およびステータティース51間のラジアル力の変化が緩やかになるので、高調波を低減でき、振動や騒音を一層軽減できる。ロータティース41の突出方向の中間には、ステータティース51先端の周方向の幅WS1よりも小さい周方向の最小幅WR2を有したくびれ部44が設けられている。「突出方向の中間」とは、ロータヨークの外周面40Aに対して立ち上がった部分から、周方向に延出した延出部43の根本部分までの間のことをいう。
つまり、ロータコア40には、先細り形状に突設され、その途中から先端に向かうに従って周方向に拡がることでロータティース41が形成されている。ティース本体部42において、先細り部分から拡がり部分への切り替わり位置でくびれ部44が形成され、突設方向の先端側で周方向の両側に拡がった部分により延出部43が形成されている。ロータティース41は、ティース本体部42の先端および延出部43にわたって連続した円弧面45を有している。
すなわち、ステータティース51の先端、およびこの先端と近接対向するロータティース41の先端は、共に周方向に沿った円弧面45,55として形成されている。そして、ロータティース41の円弧面45において、周方向の両端側に形成される端縁がエッジ43Aである。これらステータティース51先端の円弧面55とロータティース41先端の円弧面45との間で形成されるギャップGは、周方向にわたって一定である。従って、ロータティース41およびステータティース51間のラジアル力の変化をより確実に緩やかにでき、高調波を低減して振動や騒音を一層低減できる。
ここで、ロータティース41先端の周方向の幅WR1は、くびれ部44の周方向の最小幅WR2の1.5倍よりも大きい。また、くびれ部44の周方向の最小幅WR2は、ステータティース51先端の幅WS1の0.75倍よりも小さい。WR1は、WS1の1.25倍付近で最良となる。ロータティース41の円弧面45とくびれ部44から延出部43に向かう斜面46との成す角度θは、略45°である。ステータティース51先端の幅WS1とスロット53(図5)の開口幅WS2との比(WS1:WS2)は、4:6である。
[特性と効果]
図7には、発電機モータ10の静トルク特性が示されている。本実施形態の発電機モータ10の静トルク特性が実線で示され、背景技術として説明した従来の発電機モータの静トルク特性が点線示されている。静トルク特性とは、ステータ15の1相分のコイル52に直流電流を供給し、発生する磁力中でロータ14を回転させた際に、ロータ14を回転させるのに要するトルクを計測することで得られる特性である。図7の横軸は電気角度(edeg(°))、縦軸はトルク(Nm)である。
電気角度180°の位置は、隣設し合う一対のロータティース41間にステータティース51が位置しており、ロータティース41とステータティース51とが非対向位置にある。本実施形態の発電機モータ10では、非対向位置からロータ14を進ませると、延出部43のエッジ43Aが従来のものよりも早くステータティース51に近づくので、その直後の早い時点からトルクが生じ始め、230°付近では既にピークに近くなり、280°付近まで持続する。
このような特性は、ロータティース41に延出部43が設けられていることによる。従って、発電機モータ10としては、非対向位置に近い位置から所定の大きさのトルクが生じ始めるため、ロータティース41とステータティース51とが対向するまで電流を流さなくとも十分なトルクが得られ、ロータティース41とステータティース51との間で生じるラジアル力を低減でき、振動や騒音を軽減できる。
図8には、電気角度に応じて変化するロータティース41とステータティース51との間でのラジアル力が示されている。本実施形態の発電機モータ10のラジアル力が実線で示され、従来の発電機モータのラジアル力が点線示されている。ラジアル力は、ステータ15の1相分のコイル52に直流電流を供給した際に、ロータティース41とステータティース51とを通る磁力線(鎖交磁束)から求められる値である。図8の横軸は電気角度(edeg(°))、縦軸はラジアル力(N)である。
本実施形態では、ロータティース41にくびれ部44が最適な最小幅WR2で設けられているため、そのくびれ部44において磁気飽和が発生し、ラジアル力を抑えることができる。この結果、図8に示すように、最大ラジアル力(ラジアル力のピーク部分)が平坦となり、磁気飽和が発生し難い従来のものに比べて最大ラジアル力を確実に小さくでき、騒音を良好に軽減できる。そして、このような1相分において、最大ラジアル力が小さくなることから、3相にて実際に発電機モータ10を駆動した場合には、各相でのピーク間のラジアル力の落ち込みを格段に小さくでき、振動を大幅に抑制できる。
また、ロータティース41に設けられた延出部43により、このような延出部43が設けられない場合に比して、早い段階からラジアル力が発生し始めるため、ラジアル力の時間変化を小さくしてラジアル力の高調波成分を抑制できる。しかも、延出部43の端縁にエッジ43Aが形成されているため、ラジアル力の変化を緩やかにでき、この点でも高調波を低減できる。従って、くびれ部44による効果と相まって振動や騒音を確実に低減可能である。
特に、ロータティース41先端の周方向の幅WR1、くびれ部44での周方向の最小幅WR2、ステータティース51先端の幅WS1の関係が最適に設定されているので、その作用効果が顕著である。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、ロータティース41の先端は、単純な円弧面45で形成されていたが、図9に示すようにロータティース41の先端に、円弧面45から所定深さに窪んだ凹部47を設けてもよい。このような凹部47を設けることで磁気抵抗が大きくなるため、ラジアル力をさらに低減でき、振動や騒音をより軽減できる。
前記実施形態では、ロータティース41およびステータティース51の各幅WR1,WR2,WS1,WS2の互いの関係が規定されていたが、そのような規定から外れて設定されている場合でも、本発明の目的を達成できる範囲において、本発明に含まれる。つまり、延出部43を含めたロータティース41の先端の幅WR1が、ステータティース51の先端の幅WS1よりも小さい場合でも、ロータティース41として本発明に係るエッジ43A付きの延出部43およびくびれ部44を有していれば、本発明に含まれる。
前記実施形態では、ロータティース41とステータティース51との間のギャップ
Gが周方向の全域で一定であったが、先行技術文献で挙げた特許文献1に記載のように、周方向の両側に向かうに従ってギャップGの大きさが徐々に大きくなっていてもよい。
前記実施形態では、ロータティース41における最小幅WR2を有するくびれ部44が、ティース本体部42と延出部43の斜面46とが交わる位置に対応して設けられていたが、例えば、そのような交わり位置よりも内側、つまり、回転中心軸Z側に設けられていてもよい。
本発明は、ハイブリッド型の建設機械に利用できる他、ハイブリッド型の自動車、電気式の自動車、さらには電気式の建設機械にも利用できる。
10…回転電機である発電機モータ、14…ロータ、15…ステータ、41…ロータティース、42…ティース本体部、43…延出部、43A…エッジ、44…くびれ部、45…円弧面、51…ステータティース、52…コイル、G…ギャップ、Z…回転中心軸、WR2…最小幅。

Claims (5)

  1. 環状のステータと、
    前記ステータの内周側に回転自在に配置されたロータとを備える回転電機において、
    前記ステータには、前記ロータ側に向かって突出し、コイルを巻回させた複数のステータティースが周方向に等間隔で設けられ、
    前記ロータには、前記ステータ側に向かって突出した複数のロータティースが周方向に等間隔で設けられ、
    前記ロータティースは、凸状のティース本体部と、前記ティース本体部の先端から周方向の両側に延出した延出部とを有し、
    前記ステータティースは、前記ロータ側に向かって周方向の幅を縮小しながら、先端にて前記周方向の幅が最小となり、
    前記ロータティースの突出方向の中間には、前記ステータティース先端の周方向の幅よりも小さい周方向の最小幅を有したくびれ部が設けられている
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記延出部における先端側の周方向の端縁にはエッジが形成されている
    ことを特徴とする回転電機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回転電機において、
    前記ロータティース先端の周方向の幅は、前記くびれ部の周方向の最小幅の1.5倍よりも大きい
    ことを特徴とする回転電機。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の回転電機において、
    前記くびれ部の周方向の最小幅は、前記ステータティース先端の周方向の幅の0.75倍よりも小さい
    ことを特徴とする回転電機。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の回転電機において、
    前記ロータティースは、前記ティース本体部の先端および前記延出部にわたって連続した円弧面を有し、
    前記円弧面と前記ステータティース先端の円弧面との間で形成されるギャップは、周方向にわたって一定である
    ことを特徴とする回転電機。
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