JP6335484B2 - 人形玩具の胴体上部構造及び人形玩具 - Google Patents

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本発明は人形玩具の胴体上部構造及び人形玩具に関し、詳しくはよりリアルな立体的な関節動が可能な胴体上部構造、及び該胴体上部構造を備えた人形玩具に関する。
様々な姿勢や動きを再現可能な人形玩具の各構成部材の内、胸部・脇部・背中上部を含む胴体上部構造は、左右両腕部の付け根部分である肩部関節部材と、首部の関節部材と、腹部・脇腹部・背中下部を含む胴体下部の関節部材と、が関節動可能に接続される部分である。
この胴体上部構造は、身体の中央部に位置すると共に単体部品としても大きな構成部材であり、接続する両腕部、首部、胴体下部の関節動作の際に可動範囲を阻害することなく、よりリアルな動きを再現可能とすることによって上半身における人体の動きや様々な姿勢が可能となることが求められる重要部材である。
上半身における人体の動きや姿勢をよりリアルに表現するために、胴体上部構造に接続される肩関節構造等を改良することにより、腕及び腕の動きをよりリアルに表現しようする技術が提案されている(例えば、特許文献1〜3等参照)。
特許文献1又は2に記載の技術は、人形玩具の上体部の肩関節位置に肩甲骨部材が収まる凹部が設けられ、該凹部の底面の略中央に垂設する回動軸に肩甲骨部材を該凹部の上方から差し込むように前記回動軸に軸支させることで肩甲骨部材が内転・外転する構成となっている。
特許文献3に記載の技術は、人形玩具の上体部が前後に分割可能な2分割体として構成され、該上体部の2分割された肩関節位置に凹部が設けられ、該上体部を2分割した状態で、この凹部内の上下に設けられている軸受け孔に肩甲骨部材の上下に設けられた回動軸を軸支させるように該肩甲骨部材を前記凹部内に嵌め込んだ後、該2分割された上体部を接合することで肩甲骨部材が内転・外転する構成となっている。
肩関節位置に肩甲骨部材を介在させることによって、腕を単に回動させられるだけでなく、内転によって肩をすぼめる動作(例えば、バレーボールのレシーブの姿勢等)や、外転によって肩を広げる(胸を張る)動作(例えば、バレーボールのトスの姿勢や、頭の後ろで手を組む姿勢等)をとることができ、よりリアルな立体的な関節動が可能となっている。
しかし、特許文献1又は2の技術では、肩甲骨部材が肩関節位置の凹部から露出した状態となるため、外観の点でリアルさを著しく損なうという問題点を有している。
また、特許文献3の技術では、2分割構成の上体部の分割線の全周に亘って割線が生じるため、外観上のリアルさと美観を損なうという問題点を有している。
そこで本発明者は、内転・外転の関節動を可能とする肩甲骨部材を、上体部の肩部取付凹部に側面方向から入り込むように配設し、しかもこの肩部取付凹部への取付けは側面方向から差し込むように構成した技術を先に提案した(特許文献4参照)。
かかる先提案技術によれば、肩甲骨部材が肩部取付凹部から露出しないと共に、上体部を2分割構成とすることなく肩甲骨部材の該上体部への取付けが可能となるため、外観上のリアルさと美観を損なうことがないものとなった。
特開2009−000803号公報 特許第4278747号公報 特許第3261369号公報 特開2011−041855号公報
本発明者はかかる技術について更に研究を進めたところ、甲冑や戦闘装備等を施した人形玩具のように胸部の厚みが大である人形に適用した際において、腕部を前方に引き出す動きを行うと胸部の厚みが邪魔となって腕部の可動範囲が制限される場合があり、改良すべき余地があることを見出した。
そこで本発明の課題は、胴体上部構造に関節接続される両腕部、首部、胴体下部の各部材の関節動作の可動範囲を阻害することなく、上半身における人体の動きや姿勢、更には外観形状をよりリアルに表現することが可能な胴体上部構造及び人形玩具を提供することにある。
上記課題を解決する本発明は下記構成を有する。
1.人形玩具の胸部・脇部・背中上部を含む胴体上部構造であって、
前記胴体上部構造が、
左右の両腕部の付け根部分である肩部関節部材と、首部の関節部材と、腹部・脇腹部・背中下部を含む胴体下部の関節部材と、が関節動可能に接続される胴体上部骨格部と、
該胴体上部骨格部を、少なくとも一部に間隙を設けた状態で被覆することによって皮膚、衣服又は装甲・装備の少なくともいずれかを形成する胴体上部外殻部と、
を有して構成されており、
前記胴体上部外殻部は、前記両腕部、首部、胴体下部が関節動作する際、これらの両腕部、首部、胴体下部と接触干渉する部分が可撓性を有する柔軟素材で形成された構成であると共に、
前記両腕部、首部、胴体下部が関節動作する際に接触干渉しない部分である脇下部、脊椎の少なくとも一部、肩甲骨の下部の少なくともいずれか一箇所において前記胴体上部外殻部の内側と前記胴体上部骨格部とが、接着・融着・溶着のいずれかの固着によって接続される構成、又は、嵌合・掛止のいずれかによって着脱可能に接続される構成により、様々な動きや姿勢をとった場合であっても前記胴体上部外殻部の被覆位置のズレが抑制された構成であり、
前記胴体上部外殻部と前記胴体上部骨格部との接続が、該胴体上部外殻部と胴体上部骨格部のいずれか一方と一体的に形成された支持部を介して接続される構成であること、
を特徴とする人形玩具の胴体上部構造。
.上記に記載の胴体上部構造を有する構成であることを特徴とする人形玩具。
請求項1又は4に示す発明によれば、胴体上部構造に関節接続される両腕部、首部、胴体下部の各部材の関節動作の可動範囲を阻害することなく、上半身における人体の動きや姿勢、更には外観形状をよりリアルに表現することが可能な胴体上部構造又は人形玩具を提供することができる。
特に、各関節部が接続される胴体上部骨格部は、胴体上部外殻部に被覆される構成により、その外観形状の審美性やリアル性を考慮することが必須ではなく、関節動作の際にかかる負荷を受け止めるだけの強度を備えた素材・形状であればよく、外観形状の審美性やリアル性を考慮することなく自由な強度設計が可能となる。
また、胴体上部外殻部は、各関節部が接続されていないので荷重負荷等の強度を考慮することなく、外観形状となる表面の審美性やリアル性を追及した表面加工が可能となる。
更に、胴体上部外殻部は、両腕、首、胴体下部が関節動作する際に、これらの部材と接触干渉する部分が可撓性を有する柔軟素材で形成されているので、関節動作の際の可動範囲を制限することなく、実際の人体の動きに近いリアルな状態での関節動作が可能となる。
従って、関節動作による動きや姿勢等のリアルな表現と共に、皮膚、衣服又は装甲・装備等の外観形状のリアル性な表現をも可能となる。
請求項2又は請求項3に示す発明によれば、関節動作に影響しない部分で胴体上部骨格部に胴体上部外殻部が接続支持されている構成により、様々な動きや姿勢をとった場合であっても胴体上部外殻部の被覆位置のズレを抑制することができる。
本発明に係る人形玩具の胴体上部構造の一実施例を説明する拡散分解正面図 図1に示す実施例を組み立てた状態を示す正面図 胴体上部骨格部と胴体上部外殻部の被覆前を示す側面図 図3に示す胴体上部被覆部の断面図 図3に示す胴体上部骨格部と胴体上部外殻部の被覆後を示す側面図 図5の被覆後の状態であって胴体上部外殻部のみを断面図で示した側面図 図5の被覆後の状態であって胴体上部外殻部のみを断面図で示した正面図 図5の被覆後の下方からの状態を示す底面図
次に、添付の図面に従って本発明を実施例に基づき詳細に説明する。
本発明に係る人形玩具の胴体上部構造(以下、単に胴体上部構造と言う。)は、人形玩具を構成する各部材のうち、胸部・脇部・背中上部を含む胴体上部構造であり、実際の人体と同様の関節動作が可能な構成を有することによって、実際の人体の様々な動作姿勢をとることができ、更に外観形状についても様々なキャラクターを模した意匠を施すことによって、よりリアルな表現の実施が可能な人形玩具に適用されるものである。
本発明の胴体上部構造の具体的構成例としては、図1〜図8に示すように、
前記胴体上部構造1が、
左右両腕部4・4の付け根部分である肩部関節部材41・41と、首部5の関節部材と、腹部・脇腹部・背中下部を含む胴体下部6の関節部材61と、が関節動可能に接続される胴体上部骨格部2と、
該胴体上部骨格部2を、少なくとも一部に間隙を設けた状態で被覆することによって皮膚、衣服又は装甲・装備の少なくともいずれかを形成する胴体上部外殻部3と、
を有して構成されており、
前記胴体上部外殻部3は、前記両腕部4・4、首部5、胴体下部6が関節動作する際、これらの両腕部4・4、首部5、胴体下部6と接触干渉する部分が可撓性を有する柔軟素材で形成する構成であると共に、これらの部材4・4・5・6が接触干渉しない部分において前記胴体上部外殻部3の内側と前記胴体上部骨格部2とを接続することにより前記胴体上部外殻部3が前記胴体上部骨格部2に支持する構成となっている。
尚、本実施例では、首部5が胴体上部骨格部2に既に接続された状態を示しているが、該首部5についても他の関節部と同様に、胴体上部骨格部3の首部接続位置にある首接続凹部(図示は省略)に首部関節部材(図示は省略)を埋設状態で接続することにより実際の人体の首部分の動きと近似した関節動作が可能となっている。
また、図1及び図2に示す腕部4・4は上腕部の途中までを図示し、上腕部の途中から先については図示を省略している。更に、図1及び図2では、胴体下部6の下方には腰部7が関節動可能に接続されており、該腰部7には、左右の脚部8・8が関節動可能に接続されている。尚、図1及び図2に示す脚部8・8は大腿部の途中までを図示し、大腿部の途中から先については図示を省略している。
次に、各構成部材について更に詳説する。
先ず、胴体上部骨格部2には、肩関節部材41が接続される肩接続凹部21(図3、図5、図6参照)と、胴体下部関節部材61が接続される胴体接続凹部22が形成されている。肩接続凹部21の上方から前方にかけて、腕部4を前方に上げた際に該腕部4の付根部が入り込む凹溝23が形成されていることが好ましく、該凹溝23に腕部4の付根部が入り込むことによって肩関節部材41を前方内側に向けて内傾させることができ、この内傾によって実際の人体の肩関節動作に近似した関節動作が可能となる。
また、胴体上部骨格部2には、被覆する胴体上部外殻部との接続部となる支持部24が設けられている。該支持部24は、両腕部4・4、首部5、胴体下部6が関節動作する際に、これらの両腕部4・4、首部5、胴体下部6が接触干渉しない部分において胴体上部外殻部3の内側と胴体上部骨格部2とを接続する部材である。両腕部4・4、首部5、胴体下部6が関節動作する際に接触干渉しない部分としては、脇下部、脊椎の少なくとも一部、肩甲骨の下部、左右胸骨の間部の少なくともいずれか一箇所を挙げることができ、本実施例は、両脇下部に支持部24・24を設け、更に図8に示すように、背中側の右肩甲骨の下部にも支持部25を設けている。
胴体上部骨格部2に設けられた支持部24・24及び支持部25は、該胴体上部骨格部2一体的に形成されることが強度及び成形コスト等の点で好ましいが、該胴体上部外殻部3側に設けられてもよいし、或いは胴体上部骨格部2及び胴体上部外殻部3とは別体の単一部材として形成されたものを接続する構成としてもよい。
また、胴体上部骨格部2は、前記したように肩部関節部材41、首部関節部材、胴体下部関節部材61が接続される上半身における基幹構成部材であるため、接続される各部材を関節動作可能に接続保持する強度及び形状が要求されるものであるが、胴体上部外殻部3に被覆される構成であるため、即ち、胴体上部外殻部3の内部に隠れて外部に露出しない構成となるため、その外観形状の審美性やリアル性を考慮することが必須ではなく、関節動作の際にかかる負荷を受け止めるだけの強度を備えた素材・形状を備えていればよく、外観形状の審美性やリアル性を考慮することなく自由な強度設計が可能となる。
前記胴体上部骨格部2を形成する素材としては、この種の人形玩具に用いられる材質として公知公用のものを特別の制限なく用いることができ、例えば、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂、ナイロン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂、スチロール樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、FRP樹脂等、又はその他の素材(例えば、セラミックス、金属、木等)を挙げることができる。
次に、胴体上部外殻部3には、前記した胴体上部骨格部2の支持部24・24及び支持部25が接続する支持部被接続部33・33及び支持部被接続部34が設けられている。支持部24・24と支持部被接続部33・33との接続、支持部25と支持部被接続部34との接続は、各々接着・融着・溶着等の固着であってもよいし、嵌合・掛止等の着脱可能な接続であってもよい。
また、胴体上部外殻部3は、前記したように胴体上部骨格部2を被覆し、適用される人形玩具の種別・キャラクター等に応じた外観形状である皮膚、衣服又は装甲・装備等がその表面に施される。例えば、肌を露出した上半身とする場合には皮膚の質感や色合い、筋肉の隆起等が施され、衣服を着た状態であれば衣服の形状・質感・模様・色柄等が施され、種々の武器等の装備を備えた場合には種々の装備が一体的に施されるか或いは別体にて装着可能な状態に施される等の外観形状に形成される。
前記胴体上部外殻部3は、関節動作を行った際に両腕部4・4、首部5、胴体下部6と接触干渉する部分が可撓性を有する柔軟素材で形成されていればよく、その他の部分は可撓性を有していない素材や硬質素材を一体成形したり、或いは別体成形したものを接続(接着・接合・融着等)した構成により形成してもよいが、コストの点等から胴体上部外殻部3全体を同種の軟質素材で一体的に形成することが好ましい。
胴体上部外殻部3を形成する柔軟素材としては、この種の人形玩具に用いられる可撓性を有する柔軟素材として公知効用のものを特別の制限なく用いることができ、例えば、軟質合成樹脂、軟質シリコン、軟質ゴムのいずれか又はその複合素材を挙げることができ、より好ましくは軟質ポリ塩化ビニル(軟質PVC)を挙げることができる。
尚、胴体上部骨格部2及び胴体上部外殻部3以外の人形玩具を構成する他の部材については、柔軟性が要求される部分については、例えば、前記した胴体上部外殻部3と同様の柔軟素材を挙げることができ、その他の部分については、例えば、前記した胴体上部骨格部2と同様の素材を挙げることができる。
胴体上部外殻部3による胴体上部骨格部2の被覆は、前記したように少なくとも一部に間隙を設けた状態で被覆する構成であり、間隙を設ける部分としては関節動作の際に該胴体上部外殻部3に接触干渉する部分の内側部分である。即ち、関節動作を行った際に両腕部4・4、首部5、胴体下部6と接触干渉する部分の内側に間隙が設けられることによって、関節動作に基づき前記胴体上部外殻部3の接触干渉した部分が撓んだ際に間隙が撓みの逃げ部分となるため、撓む際の抵抗が低減され、より円滑な関節動作が可能となる。より具体的な間隙を設ける部分としては、図6〜図8に示すように、首部5首を関節動作した場合に接触干渉する部分である首部5の周囲部分と首部5の付根の周囲部分、腕部4を関節動作した場合に接触干渉する部分である脇下を除く腕付根の全周部分、胴体を前傾・後傾した場合や捻った場合に接触干渉する部分である両胸の間の中央部分を除く部分、即ち、両胸の間の上方から左右の胸の上方・外側上方・外側側方・外側下方・下方にかけての部分、背中の肩甲骨の間から左右の肩甲骨の下方にかけての部分を除く部分、即ち、左右の肩甲骨の間の上方から左右の肩甲骨の上方・外側上方・外側側方・外側下方・下方にかけての部分、等を挙げることができる。
以上、本発明に係る胴体上部構造について説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の範囲内において種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施例では、胴体上部外殻部3の全体形状として袖無しの衣服のベスト様の形状としたが、半袖シャツのように腕部付根部分を延長した形状とし、この延長した半袖部分が腕部4の関節動作に追従して撓むように構成することもできる。また、この胴体上部外殻部3の一部を延長する構成としては、首部分をハイネックやタートルネックのように延長することによって首部5を被覆した状態で該首部5の関節動作に追従して撓むように構成するといったように、関節動作可能に接続する部材の表面部分まで被覆するように延長した構成とすることもできる。
また上記実施例では肩部関節部材41、頭部関節部材51、胴体下部関節部材61をボールジョイント構成としたが、本発明はこのボールジョイント構成に限定されず、この種の人形玩具の関節構成として公知公用の関節構成を特別の制限なく採ることができる。
更に、上記実施例では、首部5と頭部9とを頭部関節部材51を介して接続する別体構成としたが、首部5と頭部9とが一体的に形成された単一構成としてもよい。
以上の構成を有する本発明の胴体上部構造を、人形玩具の胴体上部構造として採用することにより、該胴体上部構造に関節接続される両腕部、首部、胴体下部の各部材の関節動作の可動範囲を阻害することなく、上半身における人体の動きや姿勢、更には外観形状をよりリアルに表現することが可能な人形玩具を得ることができる。
1 胴体上部構造
2 胴体上部骨格部
21 肩接続凹部
22 胴体接続凹部
23 凹溝
24 支持部
25 支持部
3 胴体上部外殻部
31 腕部貫通孔
32 首部貫通孔
33 支持部被接続部
34 支持部被接続部
4 腕部
41 肩部関節部材
5 首部
51 頭部関節部材
6 胴体下部
61 胴体下部関節部材
7 腰部
8 脚部
9 頭部

Claims (2)

  1. 人形玩具の胸部・脇部・背中上部を含む胴体上部構造であって、
    前記胴体上部構造が、
    左右の両腕部の付け根部分である肩部関節部材と、首部の関節部材と、腹部・脇腹部・背中下部を含む胴体下部の関節部材と、が関節動可能に接続される胴体上部骨格部と、
    該胴体上部骨格部を、少なくとも一部に間隙を設けた状態で被覆することによって皮膚、衣服又は装甲・装備の少なくともいずれかを形成する胴体上部外殻部と、
    を有して構成されており、
    前記胴体上部外殻部は、前記両腕部、首部、胴体下部が関節動作する際、これらの両腕部、首部、胴体下部と接触干渉する部分が可撓性を有する柔軟素材で形成された構成であると共に、
    前記両腕部、首部、胴体下部が関節動作する際に接触干渉しない部分である脇下部、脊椎の少なくとも一部、肩甲骨の下部の少なくともいずれか一箇所において前記胴体上部外殻部の内側と前記胴体上部骨格部とが、接着・融着・溶着のいずれかの固着によって接続される構成、又は、嵌合・掛止のいずれかによって着脱可能に接続される構成により、様々な動きや姿勢をとった場合であっても前記胴体上部外殻部の被覆位置のズレが抑制された構成であり、
    前記胴体上部外殻部と前記胴体上部骨格部との接続が、該胴体上部外殻部と胴体上部骨格部のいずれか一方と一体的に形成された支持部を介して接続される構成であること、
    を特徴とする人形玩具の胴体上部構造。
  2. 請求項に記載の胴体上部構造を有する構成であることを特徴とする人形玩具。
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