JP6334307B2 - 車両用シート - Google Patents
車両用シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP6334307B2 JP6334307B2 JP2014150166A JP2014150166A JP6334307B2 JP 6334307 B2 JP6334307 B2 JP 6334307B2 JP 2014150166 A JP2014150166 A JP 2014150166A JP 2014150166 A JP2014150166 A JP 2014150166A JP 6334307 B2 JP6334307 B2 JP 6334307B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- side cover
- hole
- width direction
- cushion frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 14
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 7
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
ハイト装置は、一般に、シートクッションと車体フロアとの間に取り付けられ、シート前方側にある一対のフロントリンクと、シート後方側にある一対のリアリンクとを備えており、リアリンクの一方が駆動リンクとなってシート本体の高さを調整可能な構成となっている。
そして、駆動リンクのシート幅方向の外側には、ハイト装置の駆動を操作する操作レバーが取り付けられており、駆動リンクと操作レバーとの間には、ハイト装置の駆動を規制するブレーキユニットが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
そして、リフター装置の操作レバーとブレーキユニットとは、シート前後方向において離れた位置に配置されており、操作レバーからブレーキユニットへの動力伝達手段が平行四節リンク機構で構成されている。
上記構成により、乗員による操作レバーの操作性が向上すると共に、操作レバーの配置自由度が増すために操作レバーやハイト装置の共用化がし易くなっている。
サイドカバーは、シート前後方向に長尺な部材からなり、安定して取り付けるためには複数の取り付け用の部材が必要とされている。
特に、特許文献1のような車両用シートでは、操作レバーとブレーキユニットが離れた位置に配置されており、これらハイト装置の構成部品を覆うサイドカバーの形状も複雑となるため、さらに複数の取り付け用の部材が必要とされていた。
そこで、シート本体及びハイト装置(シート調整装置)を外側から保護するサイドカバーを安定して取り付けながらも、部品点数を抑える工夫が望まれていた。
そこで、シート本体を外側から保護するサイドカバーのガタツキや位置ズレを抑制することで、シート全体の意匠性を確保する技術が望まれていた。
また、本発明の他の目的は、サイドカバーを含むシート全体の意匠性を確保した車両用シートを提供することにある。
また、シート本体の外側に露出するサイドカバーが支持軸によって支持されることで、サイドカバーのガタツキや位置ズレを抑制でき、サイドカバーを含むシート全体の意匠性を確保できる。
上記構成により、サイドカバーがシート幅方向においてシート調整装置のレバー側プレートと位置決め部材とで挟まれて支持されているため、サイドカバーを一層安定して取り付けることができる。
また、サイドカバーの凹部に位置決め部材が収容されているため、シート幅方向において車両用シートのコンパクト化を図ることができる。
更に、前記シート調整装置は、前記支持軸を軸通するレバー側プレートと、前記クッションフレームの状態調整の動作を規制するブレーキユニットと、前記レバー側プレートと前記ブレーキユニットと、を連結する連結リンクを備え、前記貫通孔は、シート幅方向外側から見て前記連結リンクを露出可能に開口されていると良い。
更に、前記貫通孔は、シート幅方向外側から見て前記連結リンクと前記レバー側プレートとの連結部分を露出可能に開口されていると良い。
更に、前記凹部と前記貫通孔とは、前記軸穴を挟んで互いに上下に並んで配置されていると良い。
上記構成により、支持軸及び位置決め部材によるサイドカバーに対する支持剛性が高まるため、サイドカバーを一層安定して取り付けることができる。
上記構成により、位置決め部材が位置規制部によって位置規制されるため、位置決め部材のサイドカバーに対する支持剛性が一層高まる。
上記構成により、位置決め部材が位置規制リブによって挟まれて配置されているため、位置規制リブのサイドカバーに対する支持剛性が一層高まる。
そして、サイドカバーにおいて、位置規制リブが形成されて剛性が高くなった凹部部分が支持軸によって支持されているため、サイドカバーを一層安定して取り付けられる。
また、サイドカバーのガタツキや位置ズレを抑制することができ、サイドカバーを含むシート全体の意匠性を確保できる。
本発明によれば、サイドカバーに対する支持部材の支持剛性が一層高まる。
本発明によれば、位置規制部(位置規制リブ)によって、支持部材のサイドカバーに対する支持剛性が一層高まる。
そして、位置規制リブによって、サイドカバーを一層安定して取り付けられる。
本実施形態は、ハイト装置の操作レバーとブレーキユニットとが離れた位置に配置される車両用シートであって、操作レバーを支持するレバー支持軸を利用して、レバー支持軸が、サイドカバーの側面に設けられた軸穴を貫通した状態で、サイドカバーを支持するように配置されていることを特徴とする車両用シートの発明に関するものである。
ハイト装置は、特許請求の範囲においてシート調整装置に相当し、位置決め部材は、支持部材に相当する。
なお、車両用シートのシートバックに対して着座者が着座する側が前方側となる。
また、シートクッション2のシート幅方向の外側には、リクライニング装置3、レール装置4及びハイト装置10を外側から保護するサイドカバー40が取り付けられている。
シートクッション2は、骨格となる図2に示すクッションフレーム2aにクッションパッド2bを載置して表皮材2cで被覆されて構成されている。
操作ハンドル3aは、図1に示すように、サイドカバー40の外表面に形成された不図示の貫通穴から突出して外部に露出している。
左右のアッパレール4bの上面には、ハイト装置10を介してクッションフレーム2aが架設されている。
なお、駆動リンクのうち、クッションフレーム2a側の連結部分において、その外周部分の一部には、歯車として不図示のセクターギア部が形成されており、後述のブレーキユニット20の左右内側に設けられた不図示のピニオンギアと噛み合わされている。
なお、レバー支持軸12の先端部分は段差形状となっており、段差面12aがサイドカバー40の内側面に突き当たるように配置されている。
ブレーキ回動軸14は、クッションフレーム2aのシート幅方向の側面を貫通するように取り付けられており、シート幅方向の外側に突出した部分にはブレーキユニット20が取り付けられ、シート幅方向の内側に突出した部分には不図示のピニオンギアを介して駆動リンクが連結されている。
四節リンク機構について説明すると、レバー支持軸12を軸通するレバー側プレート15と、ブレーキ回動軸14を軸通するブレーキ側プレート16とが、シート前後方向に延びる連結リンク17によって互いに回動可能となるように連結されている。
ブレーキ側プレート16は、ブレーキ回動軸14を中心として回動可能なプレートからなり、ブレーキ回動軸14の周辺部分がブレーキユニット20の外側面にボルト締結又は溶接されている。ブレーキ回動軸14よりも下方部分には、リンク連結軸19が軸通されている。
なお、連結リンク17のうち、リンク連結軸18周辺の上端部分には、連結リンク17の動作時にレバー支持軸12及び位置決め部材50との干渉を抑制するための逃げ部17aが形成されている。
リンク連結軸18は、図2に示すように、シート幅方向の外側に突出してサイドカバー40を貫通し、操作レバー30と嵌合している。
同様に、レバー側プレート15が中間位置からシート後方側に所定位置まで回転したとき、回動規制部15bが取り付けブラケット13の当接部13aに当接する。
ブレーキ側プレート16は、ブレーキ回動軸14を中心としてブレーキ回動軸14及びブレーキユニット20と共に回転動作し、ブレーキ回動軸14及び不図示のピニオンギアを介して駆動リンクに回転動力を伝達させる。
ブレーキユニット20は、ブレーキ回動軸14を中心としてブレーキ回動軸14及びブレーキ側プレート16と共に回転動作する略円柱形状のブレーキ本体21と、ブレーキ本体21とクッションフレーム2aとを連結する取り付けプレート22と、から主に構成されている。
ブレーキユニット20と操作レバー30とは、シート前後方向において離れた位置に配置されており、操作レバー30とリクライニング装置3の操作ハンドル3aとが互いに干渉することを抑制している。そのため、ハイト装置10及びリクライニング装置3の組み付け性が向上し、互いに配置自由度が高くなっている。
操作レバー30は、図2、図4に示すように、シート前後方向に長尺な縦断面逆L字形状体からなり、全体として略均一な肉厚となるように樹脂成形されている。
操作レバー30は、シート幅方向外側に向かって部分的に突出する形状となっており、その突出した前方部分が、乗員にとって把持可能な把持部31となっている。
操作レバー30のシート幅方向の内側面において軸穴32の周辺部分には、サイドカバー40側に突出した凸形状の係合突起33と、サイドカバー40側とは反対側に窪んだ嵌合凹部34と、サイドカバー40側に突出した嵌合凸部35と、が形成されている。
なお、嵌合凹部34及び嵌合凸部35と、リンク連結軸18とが嵌合している部分は、レバー支持軸12よりも下方位置に配置されている。
嵌合凸部35は、シート幅方向の内側に突出してサイドカバー40を貫通し、リンク連結軸18と嵌合し、連結リンク17の外側面に当接するように設けられている。
このとき、嵌合凹部34とリンク連結軸18とが嵌合することで、操作レバー30がレバー支持軸12を中心として回動動作すると、レバー側プレート15が連動動作する。
その結果、乗員による操作レバー30の回動動作が、平行四節リンク機構を介してブレーキユニット20、ブレーキ回動軸14及び駆動リンクへと動力伝達され、シート本体を昇降させることができる。
そのため、リンク機構の寸法誤差、組み付け公差等が生じたときにも当該隙間部によって吸収することができる。
そのため、嵌合凸部35は、リンク連結軸18の延出端部だけでなく末端部分まで延びて嵌合しており、リンク連結軸18に対する支持剛性が向上している。
サイドカバー40のシート幅方向の外側面において軸穴41の周辺部分には、内側面側に窪んだ略半円形状の収容凹部42と、略半円形状に貫通した貫通穴43とが異なる位置に形成されている。
収容凹部42と貫通穴43とは軸穴41を挟んで互いに上下反対側に配置されている。
詳しく言うと、位置規制リブ44は、軸穴41を中心とした同一円周方向において位置決め部材50を挟む位置に配置されており、位置決め部材50を支持している。
貫通穴43は、リンク連結軸18を挿通させるための穴であって、操作レバー30のレバー支持軸12を中心とした回動動作に対応してリンク連結軸18が回動動作できるように、比較的大きな略半円形状の穴となっている。
そのため、操作レバー30の周辺部分において車両用シートSの構成部品同士の干渉を抑制できる。
当接リブ45は、軸穴41を中心とした同一円周方向に延びており、所定の間隔を空けて2つ配置されている。
このように、乗員が操作レバー30を操作するときに、操作レバー30がサイドカバー40のうち、当接リブ45に優先的に当接して摺動する構造となっているため、操作レバー30のガタツキや位置ズレを抑制できる。
また、操作レバー30とサイドカバー40とが当接する部分は、乗員から見て視認し難い箇所であるため、例えキズや変形が生じたとしてもシートの意匠性に与える影響は小さくなる。
位置決め部材50は、シート幅方向においてサイドカバー40と操作レバー30との間に配置されており、具体的には、サイドカバー40の収容凹部42に支持された状態で収容され、操作レバー30と同軸上に取り付けられている。
また、位置決め部材50は、シート幅方向においてサイドカバー40をレバー支持軸12とで挟む位置に配置されている。
位置決め部材50のシート幅方向の側面には、操作レバー30の軸穴32と同軸上において貫通した略円形状の支持穴51と、支持穴51を中心とした同一円周上に沿って延びている係合穴52とが形成されている。
支持穴51の外周部分には、シート幅方向内側に突出する略リング形状の突出部51aが形成されており、突出部51aがサイドカバー40の軸穴41内部に嵌め込まれている。
そのため、サイドカバー40と位置決め部材50との連結剛性が高まっている。特に、レバー支持軸12によって安定して支持されるために、軸穴41及び支持穴51の周辺部分において剛性が高まっている。
詳しく言うと、係合穴52と係合突起33とは部分的に当接した状態で設けられ、係合突起33が係合穴52を弾性変形させながら、係合穴52の内部を回動動作するように配置されている。
段差部53は、係合穴52の延出方向の中央部周辺に各々設けられ、当該延出方向において異なる位置に配置されている第1段差部53aと、第2段差部53bとから構成されている。
第1段差部53a、第2段差部53bは、係合穴52の外周部分、言い換えれば、位置決め部材50の外周部分がレバー支持軸12側に部分的に窪むようにして形成されている。
また上記構成において、一般にシート本体は、ハイト装置10の操作レバー30を回動範囲の上端位置に移動させたときに上昇動作し、回動範囲の下端位置に移動させたときに下降動作するものである。
そのため、操作レバー30を図5(a)に示す回動範囲の中間位置から、図5(b)に示す一端位置又は図5(c)に示す他端位置に移動させるときに、係合突起33が係合穴52の第1段差部53a又は第2段差部53bに当接することでクリック感が生じ、乗員の操作フィーリングが向上する。
なお、操作レバー30が図5(b)の一端位置又は図5(c)の他端位置に移動したときに、係合突起33と、係合穴52の延出端部との間には、オーバーストロークが可能となるように隙間部54が形成されている。
次に、車両用シートSの第2実施例について、図6に基づいて説明する。
なお、以下の説明において上述した車両用シートSと重複する内容は説明を省略する。
第2実施例に係る車両用シートSでは、位置決め部材150の係合穴152の形状が、位置決め部材50の係合穴52の形状とやや異なっている。
係合穴152の周辺部分には、図6(a)に示すように、レバー支持軸12を中心とした径方向において係合突起33と略同じ幅になる段差部153が形成されている。
段差部153は、係合穴152の外周部分がレバー支持軸12側とは反対側に部分的に張り出すようにして形成されている。
上記構成により、操作レバー30を図6(a)の中間位置から、図6(b)の一端位置又は図6(c)の他端位置に移動させたときに、係合突起33が係合穴152の段差部153に当接することで、第1実施形態のものとは異なるクリック感が生じる。その結果、乗員の操作フィーリングが向上する。
上記実施形態において、操作レバー30は、ハイト装置10を操作するためのレバーとして説明しているが、ハイト装置10に限定されることなく適用可能である。例えば、リクライニング装置3やレール装置4のような、シートの状態を調整するシート調整装置の操作レバーとして適用することが可能である。
一方で、図4、図5に示すように、操作レバー30の嵌合凸部35はシート幅方向の内側に突出してサイドカバー40を貫通し、リンク連結軸18を外側から囲むように嵌合している。
このように、リンク機構と操作レバー30との間で、少なくとも一方側から他方側に向けて突出する嵌合突出部を設けることで、別途締結ボルト等を設ける必要がなくなり、組み付け作業性が格段に向上する。
このように構成することで、部品点数を削減でき、組み付け作業が容易になる。
なお、位置決め部材50がサイドカバー40とは別体で形成される場合には、位置決め部材50が硬質材料からなり、サイドカバー40が軟質材量から形成されていると良い。
このように構成すれば、例えば夏場の暑い時期であっても、操作レバー30の位置決め性が良好になり、ガタツキも抑制できる。
また例えば、位置決め部材50は金属材料から形成されていても良く、一般の樹脂材料等と比較して熱変形しにくいため、操作レバー30の位置決め性が良好になり、ガタツキも抑制できる。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、ハイト装置10、操作レバー30、サイドカバー40及び位置決め部材50の形状、配置、及び構成について、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
1 シートバック
1b,2b クッションパッド
1c,2c 表皮材
2 シートクッション
2a クッションフレーム
3 リクライニング装置
3a 操作ハンドル
4 レール装置
4a ロアレール
4b アッパレール
10 ハイト装置
11 フロントリンク
12 レバー支持軸
12a 段差面
13 取り付けブラケット
13a 当接部
14 ブレーキ回動軸
15 レバー側プレート
15a,15b 回動規制部
16 ブレーキ側プレート
17 連結リンク
17a 逃げ部
18,19 リンク連結軸
20 ブレーキユニット
21 ブレーキ本体
22 取り付けプレート
30 操作レバー
31 把持部
32 軸穴
33 係合突起
34 嵌合凹部
35 嵌合凸部
40 サイドカバー
41 軸穴
42 収容凹部
43 貫通穴
44 位置規制リブ
45 当接リブ
50,150 位置決め部材
51,151 支持穴
51a 突出部
52,151 係合穴
53,153 段差部
53a 第1段差部
53b 第2段差部
54 隙間部
Claims (8)
- 着座部の骨格となるクッションフレームと、
該クッションフレームの状態を調整するためのシート調整装置と、
前記クッションフレーム及び前記シート調整装置をシート幅方向の外側から覆うサイドカバーと、を備えた車両用シートであって、
前記シート調整装置は、前記クッションフレームのシート幅方向の側面から外側に突出するように設けられた支持軸と、該支持軸を介して回動可能となるように取り付けられ、前記クッションフレームの状態を調整動作させる操作レバーと、を備え、
前記支持軸は、前記サイドカバーの側面に設けられた軸穴を貫通した状態で、前記サイドカバーを支持するように配置されており、
前記サイドカバーにおいて前記軸穴が形成された周辺部分は、シート幅方向に窪んだ凹部となっており、
前記シート調整装置は、前記クッションフレームよりもシート幅方向外側に配設されており、
前記軸穴の近傍には、シート幅方向において前記シート調整装置を露出可能な貫通孔が備えられていることを特徴とする車両用シート。 - 着座部の骨格となるクッションフレームと、
該クッションフレームの状態を調整するためのシート調整装置と、
前記クッションフレーム及び前記シート調整装置をシート幅方向の外側から覆うサイドカバーと、を備えた車両用シートであって、
前記シート調整装置は、前記クッションフレームのシート幅方向の側面から外側に突出するように設けられた支持軸と、該支持軸を介して回動可能となるように取り付けられ、
前記クッションフレームの状態を調整動作させる操作レバーと、を備え、
前記支持軸は、前記サイドカバーの側面に設けられた軸穴を貫通した状態で、前記サイドカバーを支持するように配置されており、
前記サイドカバーにおいて前記軸穴が形成された周辺部分は、シート幅方向に窪んだ凹部となっており、
前記シート調整装置は、前記操作レバーを位置決めするための位置決め部材を有し、
前記凹部において、前記サイドカバーが、前記支持軸を備える前記シート調整装置のレバー側プレートと前記位置決め部材との間に配置されることを特徴とする車両用シート。 - 前記シート調整装置は、前記支持軸を軸通するレバー側プレートと、
前記クッションフレームの状態調整の動作を規制するブレーキユニットと、
前記レバー側プレートと前記ブレーキユニットと、を連結する連結リンクを備え、
前記貫通孔は、シート幅方向外側から見て前記連結リンクを露出可能に開口されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。 - 前記貫通孔は、シート幅方向外側から見て前記連結リンクと前記レバー側プレートとの連結部分を露出可能に開口されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用シート。
- 前記凹部と前記貫通孔とは、前記軸穴を挟んで互いに上下に並んで配置されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用シート。
- 前記位置決め部材の側面には、前記軸穴と同軸上において貫通した支持穴が形成され、
前記支持軸が、前記軸穴及び前記支持穴を貫通した状態で、前記サイドカバーを支持するように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用シート。 - 前記凹部には、前記位置決め部材の位置を規制する位置規制部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用シート。
- 前記位置規制部は、前記凹部において前記位置決め部材側に突出し、該位置決め部材を挟むように設けられた位置規制リブであることを特徴とする請求項7に記載の車両用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014150166A JP6334307B2 (ja) | 2014-07-23 | 2014-07-23 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014150166A JP6334307B2 (ja) | 2014-07-23 | 2014-07-23 | 車両用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016022905A JP2016022905A (ja) | 2016-02-08 |
JP6334307B2 true JP6334307B2 (ja) | 2018-05-30 |
Family
ID=55270062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014150166A Active JP6334307B2 (ja) | 2014-07-23 | 2014-07-23 | 車両用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6334307B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6741520B2 (ja) * | 2016-08-23 | 2020-08-19 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
JP6527555B2 (ja) * | 2017-06-29 | 2019-06-05 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
WO2019107451A1 (ja) | 2017-11-30 | 2019-06-06 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
DE102021100008A1 (de) | 2021-01-04 | 2022-07-07 | Faurecia Autositze Gmbh | Fahrzeugsitz für ein Fahrzeug, insbesondere Kraftfahrzeug |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01114846U (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-02 | ||
JP2565928Y2 (ja) * | 1991-07-30 | 1998-03-25 | 株式会社タチエス | リフター付自動車シート |
JP2009012548A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Tachi S Co Ltd | リフターの操作部構造 |
-
2014
- 2014-07-23 JP JP2014150166A patent/JP6334307B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016022905A (ja) | 2016-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6393105B2 (ja) | 車両用シート | |
US9623770B2 (en) | Vehicle seat | |
EP2062772B1 (en) | Automobile seat with height adjusting device | |
US8162404B2 (en) | Seat | |
JP6334307B2 (ja) | 車両用シート | |
US20150091338A1 (en) | Conveyance seat | |
US9744884B2 (en) | Vehicle seat having an elevation mechanism and a cushion frame with rigid portions | |
US8414055B2 (en) | Vehicle seat | |
US9216667B1 (en) | Vehicle seat | |
WO2014077387A1 (ja) | シート装置 | |
WO2016047562A1 (ja) | 車両用シートフレーム及び車両用シート | |
JP7151544B2 (ja) | 乗物用シート | |
US9039086B2 (en) | Vehicle seat | |
JP5109674B2 (ja) | 車両用シートのリフターレバー配設構造 | |
JP2014148216A (ja) | シート装置 | |
JP2007196899A (ja) | シートの操作装置及びシート | |
JP2016196268A (ja) | 車両用シート | |
US10173569B2 (en) | Head restraint assembly | |
JP6133742B2 (ja) | 操作レバー構造及び車両用シート | |
JP6544023B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6430216B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6870477B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP5872385B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6279130B2 (ja) | シート装置 | |
KR100494226B1 (ko) | 자동차 시트 리클라이닝 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170330 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180123 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180323 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180410 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180426 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6334307 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |