以下、パチンコ遊技機の一実施形態を説明する。
図1に示すように、遊技機としてのパチンコ遊技機には、遊技盤YBが備えられている。パチンコ遊技機の前面側には、遊技盤YBへ遊技球を発射させるときに遊技者によって操作される発射ハンドルHDが配設されている。また、パチンコ遊技機の前面側には、図示しない発光体(LED、ランプなど)の発光(点灯や点滅)による発光演出を実行可能な装飾ランプSLが配設されている。また、パチンコ遊技機において、遊技盤YBの上方には、各種音声を出力可能なスピーカSPが配設されている。
遊技盤YBには、複数の発光部によって構成される特別図柄表示装置11が配設されている。この特別図柄表示装置11では、特別図柄を変動させて行う変動ゲーム(図柄変動ゲーム)が行われる。以下の説明では、特別図柄を用いる変動ゲームを「特別図柄変動ゲーム」と示す。特別図柄は、当りか否かの内部判定(後述する当り判定)の結果を示す報知用の図柄である。なお、本実施形態の当り判定は、当りか否かの当り抽選としても把握できる。
特別図柄表示装置11は、発光部を点灯及び消灯することにより特別図柄を表示する。そして、特別図柄表示装置11では、特別図柄変動ゲームの開始と同時に特別図柄の変動表示が開始されるとともに、特別図柄変動ゲームの終了と同時に特別図柄が確定停止表示される。「変動表示」とは、図柄を表示する表示装置に定める表示領域内において、表示される図柄の種類が変化している状態である。「確定停止表示」とは、前記表示領域内において図柄が確定停止している状態であり、変動ゲーム終了時に表示されている図柄で確定停止した状態である。
本実施形態の特別図柄変動ゲームでは、当り判定の判定結果に応じた表示結果として、特別図柄が確定停止表示される。特別図柄は、当りを認識し得る当り図柄(当り表示結果)と、はずれを認識し得るはずれ図柄(はずれ表示結果)とに分類される。
また、遊技盤YBの中央には、画像表示部GHを有する演出表示装置13が配設されている。演出表示装置13の画像表示部GHは、例えば液晶ディスプレイ型の表示部である。演出表示装置13では、画像表示による表示演出が行われる。演出表示装置13では、表示演出の1つとして、複数種類の飾り図柄を複数の図柄列(本実施形態では3列)で変動させて図柄組み合わせを表示(導出)する変動ゲームが行われる。以下の説明では、飾り図柄を用いる変動ゲームを「飾り図柄変動ゲーム」と示す。飾り図柄は、表示演出を多様化するために用いられる演出用の図柄(演出図柄)である。
演出表示装置13では、特別図柄変動ゲームの開始と同時に飾り図柄の変動表示が開始される。また、演出表示装置13では、特別図柄変動ゲームの終了前に飾り図柄が一旦停止表示されるとともに、特別図柄変動ゲームの終了と同時に飾り図柄が確定停止表示される。なお、「一旦停止表示」とは、例えばゆれ変動状態など、前記表示領域内において図柄が再び変動表示される可能性があることを示す状態である。
演出表示装置13は、特別図柄表示装置11に比較して大きい表示領域で構成されるとともに、飾り図柄は特別図柄に比較して遥かに大きく表示される。このため、遊技者は、専ら演出表示装置13に確定停止表示された図柄組み合わせから当り又ははずれを認識できる。
そして、演出表示装置13には、特別図柄変動ゲームの表示結果に応じた表示結果が表示される。具体的に言えば、特別図柄変動ゲームで当り図柄(当り表示結果)が確定停止表示される場合には、演出表示装置13にも当り図柄(当り表示結果)が確定停止表示される。本実施形態において、飾り図柄による当り図柄は、演出表示装置13に確定停止表示された全列の飾り図柄が同一となる図柄組み合わせとされている。また、特別図柄変動ゲームではずれ図柄(はずれ表示結果)が確定停止表示される場合には、演出表示装置13にもはずれ図柄(はずれ表示結果)が確定停止表示される。本実施形態において、飾り図柄によるはずれ図柄は、演出表示装置13に確定停止表示された全列の飾り図柄が同一でない図柄組み合わせとされている。
そして、本実施形態の飾り図柄変動ゲームでは、演出表示装置13において遊技者側から見て左列(左図柄)→右列(右図柄)→中列(中図柄)の順に飾り図柄が一旦停止表示される。そして、一旦停止表示された左図柄と右図柄が同一の場合には、その図柄組み合わせ(「1↓1」など、「↓」は変動中を示す)からリーチ状態を認識できる。リーチ状態は、全図柄列のうち、特定列(本実施形態では左列と右列)の飾り図柄が同一となって一旦停止表示され、かつ前記特定列以外の列(本実施形態では中列)の飾り図柄が変動表示されている状態である。本実施形態では、リーチ状態を認識できる図柄組み合わせが飾り図柄によるリーチの図柄組み合わせとなる。
また、本実施形態の演出表示装置13では、飾り図柄変動ゲームにおいてリーチの図柄組み合わせが形成されてから、最終的に図柄組み合わせが一旦停止表示される迄の間に、表示演出の1つとしてリーチ演出を実行可能である。
遊技盤YBにおいて演出表示装置13の下方には、遊技球が入球可能な第1入球口を有する第1始動入賞口14が配設されている。また、第1始動入賞口14の奥方には、第1入球口へ入球した遊技球を検知する第1始動センサSE1(図4に示す)が設けられている。本実施形態では、遊技球が第1始動センサSE1で検知されることにより、特別図柄変動ゲームの始動条件が成立し得るとともに、予め定めた個数の賞球としての遊技球の払出条件が成立する。
また、遊技盤YBにおいて第1始動入賞口14の右方には、遊技球が入球可能な第2入球口を有する第2始動入賞口16が配設されている。第2始動入賞口16は、普通電動役物ソレノイドSOL2(図4に示す)の作動により開閉動作を行う開閉扉18を備えている。開閉扉18は、第2始動入賞口16の第2入球口へ遊技球が入球容易な開状態、及び第2始動入賞口16の第2入球口へ遊技球が入球困難な閉状態に動作可能である。開閉扉18は、常には閉状態に制御されており、予め定めた開放条件が成立すると、1回又は複数回だけ予め定めた開放時間の間、開状態に制御される。また、第2始動入賞口16の奥方には、第2入球口へ入球した遊技球を検知する第2始動センサSE2(図4に示す)が設けられている。本実施形態では、遊技球が第2始動センサSE2で検知されることにより、特別図柄変動ゲームの始動条件が成立し得るとともに、予め定めた個数の賞球としての遊技球の払出条件が成立する。
遊技盤YBにおいて演出表示装置13の右方には、遊技球が入球可能な特別入球口としての大入賞口19を備えた大入賞装置20が配設されている。大入賞装置20は、大入賞口ソレノイドSOL1(図4に示す)の作動により開閉動作を行う大入賞口羽根21を備えている。大入賞装置20では、大入賞口羽根21が開放動作を行うと、大入賞装置20に設けられた大入賞口19が開放され、大入賞装置20内への遊技球の入球が可能となる。また、大入賞装置20には、大入賞口19へ入球した遊技球を検知するカウントセンサSE3(図4に示す)が設けられている。本実施形態では、遊技球がカウントセンサSE3で検知されることにより、予め定めた個数の賞球としての遊技球の払出条件が成立する。
本実施形態のパチンコ遊技機では、当り判定の判定結果が肯定の場合、特別図柄変動ゲームにて当り図柄(当り表示結果)が確定停止表示された後に当り遊技が付与される。当り遊技では、大入賞口羽根21が開状態となり、大入賞口19への遊技球の入球が許容される。このため、当り遊技中、遊技者は、賞球の払出条件を成立させるチャンスを得ることができる。
遊技盤YBにおいて演出表示装置13の右下方には、複数の発光部によって構成される保留表示装置22が配設されている。保留表示装置22では、始動条件が成立したが未だ実行されていない保留中の特別図柄変動ゲームの回数が表示される。以下の説明では、保留中の特別図柄変動ゲームの回数を「特別図柄保留数」と示す。
遊技盤YBにおいて演出表示装置13の右下方には、複数の発光部によって構成される普通図柄表示装置24が配設されている。普通図柄表示装置24では、普通図柄を変動させて行う変動ゲームが行われる。以下の説明では、普通図柄を用いる変動ゲームを「普通図柄変動ゲーム」と示す。普通図柄は、普通当りか否かの内部判定(後述する普通当り判定)の結果を示す報知用の図柄である。なお、本実施形態の普通当り判定は、普通当りか否かの普通当り抽選としても把握できる。普通図柄表示装置24は、発光部を点灯及び消灯することにより普通図柄を表示する。そして、普通図柄表示装置24では、普通図柄変動ゲームの開始と同時に普通図柄の変動表示が開始されるとともに、普通図柄変動ゲームの終了と同時に普通図柄が確定停止表示される。
本実施形態の普通図柄変動ゲームでは、普通当り判定の判定結果に応じた表示結果として普通図柄が確定停止表示される。普通図柄は、普通当りを認識し得る普通当り図柄(普通当り表示結果)と、普通はずれを認識し得る普通はずれ図柄(普通はずれ表示結果)とに分類される。
本実施形態のパチンコ遊技機では、普通当り判定の判定結果が肯定の場合、普通図柄変動ゲームにて普通当り図柄が確定停止表示された後に普通当り遊技が生起される。普通当り遊技では、開閉扉18を開放する開放条件が成立して開閉扉18が開状態となり、第2始動入賞口16の第2入球口へ遊技球を入球させ易くなる。即ち、本実施形態では、普通当り判定で肯定判定されることにより、開閉扉18を開放する開放条件が成立し得る。このため、普通当り遊技中、遊技者は、特別図柄変動ゲームの始動条件と賞球の払出条件とを成立させ易くなる。
遊技盤YBにおいて大入賞装置20の上方には、作動ゲート25が配設されている。作動ゲート25には、入球(通過)した遊技球を検知するゲートセンサSE4(図4に示す)が設けられている。本実施形態では、遊技球が作動ゲート25のゲートセンサSE4で検知されることにより、普通図柄変動ゲームの始動条件が成立し得る。以下の説明では、始動条件が成立したが未だ実行されていない保留中の普通図柄変動ゲームの回数を「普通図柄保留数」と示す。
また、本実施形態では、遊技球が遊技盤YBに発射されて演出表示装置13の左側を流下した場合、当該遊技球の一部が第1始動入賞口14に誘導されるように、遊技球の流下態様を変化させることが可能な遊技釘等の障害部材や、第1始動入賞口14等が配置されている。
また、本実施形態では、遊技球が遊技盤YBに発射されて演出表示装置13の右側を流下した場合、当該遊技球の一部が第2始動入賞口16や、大入賞装置20、作動ゲート25に誘導されるように、遊技釘等の障害部材や、第2始動入賞口16等が配置されている。即ち、本実施形態において、第2始動入賞口16と、大入賞装置20と、作動ゲート25とは同一の流下経路上に設けられている。
また、本実施形態のパチンコ遊技機は、確率変動(以下「確変」と示す)機能を備えている。確変機能は、当り判定の判定結果が肯定となる確率(当り確率)を低確率から高確率に変動させる確変状態を付与する機能である。確変状態は、確変状態が付与されていない状態(以下「非確変状態」と示す)と比較して、当り確率が高確率に変動して当り遊技が生起され易くなるため、遊技者にとって有利な状態となる。
また、本実施形態のパチンコ遊技機は、変動時間短縮(以下「変短」と示す)機能を備えている。変短機能は、当り遊技の終了後、遊技者に有利な変短状態を付与する機能である。変短状態では、普通図柄変動ゲームの変動時間が、変短状態が付与されていない状態(以下「非変短状態」と示す)よりも短縮される。また、変短状態では、普通当り判定の判定結果が肯定となる確率(普通当り確率)が非変短状態よりも高確率となる。また、変短状態では、普通当り判定を肯定判定した場合、1回の普通当り判定を肯定判定したことに基づく開閉扉18の開放時間が、非変短状態よりも長くなる。変短状態は、非変短状態と比較して、第2始動入賞口16の第2入球口への単位時間当たりの入球率が向上する入球率向上状態となる。また、変短状態では、特別図柄変動ゲームの変動時間が非変短状態よりも短縮される場合があり、特に、はずれ表示結果が確定停止表示される特別図柄変動ゲームの変動時間が短縮される場合がある。このように、本実施形態の変短状態では、非変短状態よりも特別図柄変動ゲームの始動条件が成立し易くなっている。
次に、本実施形態における当りについて説明する。
本実施形態では、当り判定の判定結果が肯定となった場合、複数種類(本実施形態では3種類)の当りの中から1つの当りが決定され、その決定された当りに基づく当り遊技が生起される。複数種類の当りのうち、何れの当りとするかは、当り判定の判定結果が肯定となった場合に選択(決定)する特別図柄(当り図柄)の種類によって特定される。なお、本実施形態のパチンコ遊技機では、当り図柄の全てが大当り図柄であり、当り遊技の全てが大当り遊技である。
大当り遊技は、大当り図柄が確定停止表示される特別図柄変動ゲームの終了後に開始される。大当り遊技が開始すると、最初に大当り遊技の開始を示すオープニング演出が行われる。オープニング演出の終了後には、大入賞口19(大入賞口羽根21)を開放するラウンド遊技が、予め定めた上限回数にわたって行われる。なお、以下の説明では、大当り遊技におけるラウンド遊技の上限回数を「規定ラウンド数」と示す。1回のラウンド遊技中に、大入賞口19は、入球上限個数の遊技球が入球する第1終了条件、又は規定時間が経過する第2終了条件の何れかが成立する迄の間、開放される。なお、本実施形態では、何れの大当り遊技においても、入球上限個数として「10個」が設定されている。また、ラウンド遊技では、ラウンド演出が行われる。そして、最終回のラウンド遊技が終了すると、大当り遊技の終了を示すエンディング演出が行われ、大当り遊技は終了される。
本実施形態のパチンコ遊技機では、特別図柄ZA〜ZCに分類される特別図柄が、特別図柄の大当り図柄となる。以下の説明では、特別図柄ZA〜ZCに分類される大当り図柄に対応する大当りを、それぞれ大当りZA〜ZCと示す。
図2に示すように、大当りZAに基づく大当り遊技では、規定ラウンド数として「16回」が設定されている。また、大当りZAに基づく大当り遊技では、3,7回目のラウンド遊技中の大入賞口19の規定開放回数として「3回」が設定されている一方、3,7回目のラウンド遊技以外のラウンド遊技中の大入賞口19の規定開放回数として「1回」が設定されている。なお、各ラウンド遊技における規定開放回数は最大回数であり、各ラウンド遊技は、大入賞口19が設定された規定開放回数にわたって開放されるよりも前に終了される場合がある。また、大当りZAに基づく大当り遊技では、大当り遊技を通した大入賞口19の開放時間の合計の上限時間として「394秒」が設定されている。大入賞口19の開放時間の合計について、詳しくは後述する。
大当りZB,ZCに基づく大当り遊技では、規定ラウンド数として「16回」が設定されている。また、大当りZB,ZCに基づく大当り遊技では、全てのラウンド遊技において、ラウンド遊技中の大入賞口19の規定開放回数として「1回」が設定されている。また、大当りZBに基づく大当り遊技では、大当り遊技を通した大入賞口19の開放時間の合計の上限時間として「169.2秒」が設定されている。そして、大当りZCに基づく大当り遊技では、大当り遊技を通した大入賞口19の開放時間の合計の上限時間として「72.44秒」が設定されている。また、本実施形態では、何れの大当り遊技についても、オープニング演出の演出時間として「10秒」が設定されているとともに、エンディング演出の演出時間として「10秒」が設定されている。
また、本実施形態では、何れの大当り遊技についても、大当り遊技の終了後から予め定めた確変回数(本実施形態では「100回」)の特別図柄変動ゲームが終了される迄の間、又は確変回数の特別図柄変動ゲームの終了前に次回の大当り遊技が生起される迄の間、確変状態が付与される。
また、本実施形態では、何れの大当り遊技についても、大当り遊技の終了後から予め定めた作動回数(本実施形態では「100回」)の特別図柄変動ゲームが終了される迄の間、又は作動回数の特別図柄変動ゲームの終了前に次回の大当り遊技が生起される迄の間、変短状態が付与される。
以下、図3に従って、大当りZA〜ZCに基づく大当り遊技における大入賞口19の開放態様について詳しく説明する。なお、図中では、ラウンドを「R」と示すとともに、1〜16回目のラウンドをそれぞれ「1R」〜「16R」と示す。また、図中では、オープニング演出を「OP」、エンディング演出を「ED」と示す。
図3(a)に示すように、大当りZAに基づく大当り遊技では、3,7回目のラウンド遊技以外のラウンド遊技において、大入賞口19が開放してから閉鎖するまでの1回の開閉動作にかかる時間(以下「開放時間」と示す)が「25秒」に設定されている。また、大当りZAに基づく大当り遊技では、3,7回目のラウンド遊技において、1回目の大入賞口19の開放時間が「0.04秒」に設定されている。同様に、大当りZAに基づく大当り遊技では、3,7回目のラウンド遊技において、2回目の大入賞口19の開放時間が「0.04秒」に設定されている。そして、大当りZAに基づく大当り遊技では、3,7回目のラウンド遊技において、3回目の大入賞口19の開放時間が「21.92秒」に設定されている。このため、大当りZAに基づく大当り遊技において、大当り遊技を通した大入賞口19の開放時間の合計の上限時間は「394秒」となる。なお、以下の説明では、大入賞口19の開放時間が「0.04秒」に設定された開放を「第1開放」と示し、大入賞口19の開放時間が「21.92秒」に設定された開放を「第2開放」と示し、大入賞口19の開放時間が「25秒」に設定された開放を「第3開放」と示す。
また、大当りZAに基づく大当り遊技では、3,7回目のラウンド遊技内において、大入賞口19の開放の間に設けられるインターバル時間が「1.5秒」に設定されている。したがって、大当りZAに基づく大当り遊技では、何れのラウンド遊技においても、規定時間が「25秒」となる。なお、以下の説明では、1回のラウンド遊技内において大入賞口19の開放の間に設けられるインターバル時間を「ラウンド内インターバル時間」と示す。また、本実施形態において、ラウンド遊技は、入球上限個数の遊技球が入球した場合など、ラウンド遊技の規定時間が経過する前に終了される場合がある。したがって、本実施形態におけるラウンド遊技の規定時間は、ラウンド遊技を行う上限の時間となる。また、大当りZAに基づく大当り遊技では、各ラウンド遊技後に設けられるインターバル時間が「1.5秒」に設定されている。なお、以下の説明では、各ラウンド遊技後に設けられるインターバル時間を「ラウンド間インターバル時間」と示す。
また、図3(b)に示すように、大当りZBに基づく大当り遊技では、3,4,9,10,12〜16回目のラウンド遊技において、大入賞口19の開放時間が「0.04秒」に設定されている。また、大当りZBに基づく大当り遊技では、5,11回目のラウンド遊技において、大入賞口19の開放時間が「21.92秒」に設定されている。そして、大当りZBに基づく大当り遊技では、1,2,6〜8回目のラウンド遊技において、大入賞口19の開放時間が「25秒」に設定されている。このため、大当りZBに基づく大当り遊技において、大当り遊技を通した大入賞口19の開放時間の合計の上限時間は「169.2秒」となる。また、大当りZBに基づく大当り遊技では、各ラウンド遊技後に設けられるラウンド間インターバル時間が「1.5秒」に設定されている。
また、図3(c)に示すように、大当りZCに基づく大当り遊技では、3,4,6〜16回目のラウンド遊技において、大入賞口19の開放時間が「0.04秒」に設定されている。また、大当りZCに基づく大当り遊技では、5回目のラウンド遊技において、大入賞口19の開放時間が「21.92秒」に設定されている。そして、大当りZCに基づく大当り遊技では、1,2回目のラウンド遊技において、大入賞口19の開放時間が「25秒」に設定されている。このため、大当りZCに基づく大当り遊技において、大当り遊技を通した大入賞口19の開放時間の合計の上限時間は「72.44秒」となる。また、大当りZCに基づく大当り遊技では、各ラウンド遊技後に設けられるラウンド間インターバル時間が「1.5秒」に設定されている。
このように、本実施形態において、大当りZA〜ZCに基づく大当り遊技は、規定ラウンド数として同一回数を設定した当り遊技である。またこのように、本実施形態において、大当りZBに基づく大当り遊技では、大当りZCに基づく大当り遊技と比較して、大入賞口19の開放時間の合計が長く設定されている。また、本実施形態において、大当りZAに基づく大当り遊技では、大当りZBに基づく大当り遊技と比較して、大入賞口19の開放時間の合計が長く設定されている。したがって、本実施形態では、大当りZAが第1当りに対応するとともに、大当りZB,ZCが第2当りに対応する。
また、第1開放は、第2開放及び第3開放と比較して、大入賞口19の開放時間が短い。このため、第1開放は、第2開放及び第3開放と比較して、遊技球が大入賞口19へ入球困難な開放となる。したがって、本実施形態において、第1開放は、大入賞口19の開放時間の合計を短くするための開放として把握できる。なお、第1開放における大入賞口19の開放時間は「0.04秒」に設定されているため、第1開放は、実質的に遊技球が大入賞口19へ入球不可能な開放となる。本実施形態では、「0.04秒」が第1時間に対応するとともに、「21.92秒」が第2時間に対応する。
このように、本実施形態において、大入賞口19の開放態様(開放時間)は、大当りZAに基づく大当り遊技が開始されてから4回目のラウンド遊技が開始される迄の期間と、大当りZBに基づく大当り遊技又は大当りZCに基づく大当り遊技が開始されてから6回目のラウンド遊技が開始される迄の期間とで、同一となるように構成されている。即ち、本実施形態では、大当りZA〜ZCに基づく大当り遊技において、大当り遊技が開始されてから、大当り遊技を通した6回目の大入賞口19の開放が開始される迄の大入賞口19の開放態様が同一となるように構成されている。
また、本実施形態において、大入賞口19の開放態様は、大当りZAに基づく大当り遊技が開始されてから8回目のラウンド遊技が開始される迄の期間と、大当りZBに基づく大当り遊技が開始されてから12回目のラウンド遊技が開始される迄の期間とで、同一となるように構成されている。即ち、本実施形態では、大当りZA,ZBに基づく大当り遊技において、大当り遊技が開始されてから、大当り遊技を通した12回目の大入賞口19の開放が開始される迄の大入賞口19の開放態様が同一となるように構成されている。
また、本実施形態において、大当りZA〜ZCに基づく大当り遊技では、大当り遊技を通した3回目の大入賞口19の開放が開始されてから、大当り遊技を通した6回目の大入賞口19の開放が開始される迄の期間における大入賞口19の開放態様が同一となるように構成されている。以下の説明では、大当りZA〜ZCに基づく大当り遊技において、3回目の大入賞口19の開放が開始されてから6回目の大入賞口19の開放が開始される迄の期間を「第1期間」と示す。
また、本実施形態において、大当りZA,ZBに基づく大当り遊技では、大当り遊技を通した9回目の大入賞口19の開放が開始されてから、大当り遊技を通した12回目の大入賞口19の開放が開始される迄の期間における大入賞口19の開放態様が同一となるように構成されている。以下の説明では、大当りZA,ZBに基づく大当り遊技において、9回目の大入賞口19の開放が開始されてから12回目の大入賞口19の開放が開始される迄の期間を「第2期間」と示す。なお、本実施形態において、第1期間及び第2期間は特定の期間に対応する。
次に、本実施形態のパチンコ遊技機において実行可能な遊技演出について説明する。
本実施形態では、遊技演出の1つとして、大当り遊技中に、分岐演出を実行可能である。本実施形態の分岐演出は、大当り遊技の種類を報知する遊技演出である。また、本実施形態の分岐演出は、第1期間内及び第2期間内に実行される遊技演出である。
本実施形態の分岐演出は、演出表示装置13において、「ミニゲーム」を画像表示し、そのミニゲームの結果として「成功」又は「失敗」の結果を導出することにより、大当り遊技の種類を報知する態様で行われる。以下の説明では、「成功」の結果を導出する分岐演出を「成功分岐演出」と示す一方、「失敗」の結果を導出する分岐演出を「失敗分岐演出」と示す。
本実施形態では、大当りZA,ZBに基づく大当り遊技が生起された場合、第1期間内において成功分岐演出が実行される一方、大当りZCに基づく大当り遊技が生起された場合、第1期間内において失敗分岐演出が実行される。即ち、第1期間内に実行される分岐演出では、大当りZA,ZBに基づく大当り遊技と、大当りZCに基づく大当り遊技とで、演出表示装置13に表示される表示内容が異なる。したがって、第1期間内に実行される分岐演出では、演出表示装置13に表示される表示内容から、大当り遊技の種類が報知される。また、本実施形態において、大当りZA〜ZCに基づく大当り遊技では、大当り遊技が開始されてから第1期間内に分岐演出が実行される迄の演出内容が同一に設定されている。したがって、本実施形態では、遊技者に対して、分岐演出によって大当り遊技の種類が分岐したように感じさせることができる。
また、本実施形態では、大当りZAに基づく大当り遊技が生起された場合、第2期間内において成功分岐演出が実行される一方、大当りZBに基づく大当り遊技が生起された場合、第2期間内において失敗分岐演出が実行される。即ち、第2期間内に実行される分岐演出では、大当りZAに基づく大当り遊技と、大当りZBに基づく大当り遊技とで、演出表示装置13に表示される表示内容が異なる。したがって、第2期間内に実行される分岐演出では、演出表示装置13に表示される表示内容から、大当り遊技の種類が報知される。また、本実施形態において、大当りZA,ZBに基づく大当り遊技では、大当り遊技が開始されてから第2期間内に分岐演出が実行される迄の演出内容が同一に設定されている。したがって、本実施形態では、遊技者に対して、分岐演出によって大当り遊技の種類が分岐したように感じさせることができる。なお、本実施形態において、分岐演出は特定演出に対応する。
なお、本実施形態では、第1期間又は第2期間において失敗分岐演出が実行された場合、第1期間及び第2期間の終了後のラウンド遊技にて、実質的に遊技球が入球不可能な第1開放が行われる。即ち、失敗分岐演出が実行された場合には、実質的に大当り遊技が終了することとなる。したがって、本実施形態の分岐演出は、大当り遊技が継続するか否かを報知する報知演出としても把握できる。
次に、本実施形態のパチンコ遊技機の制御構成について説明する。
パチンコ遊技機の機裏側には、主制御基板30が装着されている。主制御基板30は、パチンコ遊技機における遊技などに関する処理を実行するとともに、該処理の結果に応じて各種の制御信号(制御コマンド)を出力する。また、機裏側には、演出制御基板31が装着されている。演出制御基板31は、主制御基板30が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき各種の遊技演出の実行などに関する処理を実行する。即ち、演出制御基板31は、演出表示装置13の表示態様(図柄、背景、文字などの表示画像など)を制御する。また、演出制御基板31は、装飾ランプSLの発光態様及びスピーカSPの音声出力態様を制御する。
以下、主制御基板30及び演出制御基板31について、その具体的な構成を説明する。
最初に、主制御基板30について説明する。
図4に示すように、主制御基板30には、主制御用CPU30a、主制御用ROM30b、主制御用RAM30c、及び乱数生成回路30dが備えられている。主制御用CPU30aには、主制御用ROM30b、主制御用RAM30c、及び乱数生成回路30dが接続されている。また、主制御用CPU30aには、第1始動センサSE1、第2始動センサSE2、カウントセンサSE3、及びゲートセンサSE4が接続されている。また、主制御用CPU30aには、特別図柄表示装置11、保留表示装置22、及び普通図柄表示装置24が接続されている。また、主制御用CPU30aには、大入賞口ソレノイドSOL1及び普通電動役物ソレノイドSOL2が接続されている。
主制御用CPU30aは、パチンコ遊技機における遊技に関する各種の処理を所定の手順で実行する。主制御用ROM30bには、主制御用CPU30aが遊技に関する処理を実行するためのメイン制御プログラムが記憶されている。また、主制御用ROM30bには、複数種類の特別図柄変動パターンが記憶されている。特別図柄変動パターンは、特別図柄の変動表示が開始されてから特別図柄が確定停止表示される迄の間の遊技演出(表示演出等)のベースとなるパターンを示すものである。本実施形態における特別図柄変動パターンは、特別図柄の変動表示が開始されてから特別図柄が確定停止表示される迄の変動時間(演出時間)、及び該変動時間中の飾り図柄変動ゲームの変動内容(演出内容)を特定できる。
ここで、本実施形態における特別図柄変動パターンについて説明する。
本実施形態の特別図柄変動パターンには、大当り演出を特定する大当り演出用の特別図柄変動パターンと、はずれリーチ演出を特定するはずれリーチ演出用の特別図柄変動パターンと、はずれ演出を特定するはずれ演出用の特別図柄変動パターンとがある。
大当り演出は、飾り図柄変動ゲームが、リーチ演出を経て、最終的に大当りの図柄組み合わせを確定停止表示させるように展開される演出である。はずれリーチ演出は、飾り図柄変動ゲームが、リーチ演出を経て、最終的にはずれの図柄組み合わせを確定停止表示させるように展開される演出である。はずれ演出は、飾り図柄変動ゲームが、リーチ演出を経ることなく最終的にはずれの図柄組み合わせを確定停止表示させるように展開される演出である。
また、主制御用ROM30bには、遊技に関する判定に用いられる各種の判定値が記憶されている。例えば、主制御用ROM30bには、当り判定に用いられる当り判定値が記憶されている。なお、確変状態が付与されているときに用いられる当り判定値の個数は、確変状態が付与されていないときに用いられる当り判定値の個数よりも多い。また、主制御用ROM30bには、普通当り遊技を付与する普通当りか否かの普通当り判定に用いられる普通当り判定値が記憶されている。なお、変短状態が付与されているときに用いられる普通当り判定値の個数は、変短状態が付与されていないときに用いられる普通当り判定値の個数よりも多い。そして、主制御用ROM30bには、当り判定で否定判定された場合に、リーチ演出の実行を許容するか否かのリーチ判定に用いられるリーチ判定値が記憶されている。
また、主制御用RAM30cには、パチンコ遊技機の動作中に適宜書き換えられる各種情報(乱数値、タイマ値、フラグ等)が記憶される。例えば、主制御用RAM30cには、確変状態が付与されているか否かを示す主確変フラグが記憶される。また、主制御用RAM30cには、変短状態が付与されているか否かを示す主作動フラグが記憶される。
また、乱数生成回路30dでは、各種のハードウェア乱数が生成される。本実施形態において、各種のハードウェア乱数には、当り判定用乱数や、普通当り判定用乱数などがある。当り判定用乱数は、当り判定に用いる乱数である。普通当り判定用乱数は、普通当り判定に用いる乱数である。
また、主制御用CPU30aは、各種のソフトウェア乱数の値を所定の周期毎に更新し、主制御用RAM30cに記憶させるソフトウェア乱数生成処理を実行する。本実施形態において、各種のソフトウェア乱数には、特別図柄振分用乱数や、リーチ判定用乱数、特別図柄変動パターン振分用乱数などがある。特別図柄振分用乱数は、特別図柄(大当りの種類)を決定する際に用いる乱数である。リーチ判定用乱数は、リーチ判定に用いる乱数である。特別図柄変動パターン振分用乱数は、特別図柄変動パターンを決定する際に用いる乱数である。
次に、演出制御基板31について説明する。
演出制御基板31には、演出制御用CPU31a、演出制御用ROM31b、及び演出制御用RAM31cが備えられている。演出制御用CPU31aには、演出制御用ROM31b及び演出制御用RAM31cが接続されている。また、演出制御用RAM31cには、パチンコ遊技機の動作中に適宜書き換えられる各種情報(乱数値、タイマ値、フラグ等)が記憶される。例えば、演出制御用RAM31cには、確変状態が付与されているか否かを示す副確変フラグが記憶される。また、演出制御用RAM31cには、変短状態が付与されているか否かを示す副作動フラグが記憶される。また、演出制御用CPU31aは、各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値を演出制御用RAM31cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。また、演出制御用ROM31bには、遊技演出を実行させるための演出制御プログラムが記憶されている。また、演出制御用ROM31bには、各種の演出データ(図柄、各種背景画像、文字、キャラクタなどの画像データや、楽曲などの音声データ、発光体の発光データなど)が記憶されている。
以下、主制御基板30及び演出制御基板31が実行する制御内容を説明する。
まず、主制御基板30の主制御用CPU30aが、メイン制御プログラムに基づき実行する特別図柄入力処理や特別図柄開始処理などの各種処理について説明する。本実施形態において主制御用CPU30aは、所定の制御周期(例えば4ms)毎に特別図柄入力処理や特別図柄開始処理などの各種処理を実行する。
最初に、特別図柄入力処理について説明する。
まず、主制御用CPU30aは、第1始動入賞口14又は第2始動入賞口16に遊技球が入球したか否かの入球判定を行う。即ち、主制御用CPU30aは、入球判定において、第1始動センサSE1又は第2始動センサSE2が遊技球を検知した時に出力する検知信号を入力したか否かを判定する。入球判定の判定結果が否定の場合(遊技球が第1始動入賞口14又は第2始動入賞口16に入球しなかった場合)、主制御用CPU30aは、特別図柄入力処理を終了する。一方、入球判定の判定結果が肯定の場合(遊技球が第1始動入賞口14又は第2始動入賞口16に入球した場合)、主制御用CPU30aは、特別図柄保留数が上限値(本実施形態では「4」)未満であるか否かの保留判定を行う。
保留判定の判定結果が否定の場合(特別図柄保留数=4の場合)、主制御用CPU30aは、特別図柄入力処理を終了する。一方、主制御用CPU30aは、保留判定の判定結果が肯定の場合(特別図柄保留数<4の場合)、特別図柄保留数を「1」加算し、特別図柄保留数の値を更新するとともに、更新後の特別図柄保留数を表示するように保留表示装置22の表示内容を制御する。その後、主制御用CPU30aは、乱数生成回路30dから当り判定用乱数の値を取得するとともに、主制御用RAM30cから、特別図柄振分用乱数の値、リーチ判定用乱数の値、及び特別図柄変動パターン振分用乱数の値を取得する。そして、主制御用CPU30aは、取得した各種乱数の値を、該各種乱数の値を記憶させた順序を特定可能となるように、主制御用RAM30cの所定の記憶領域に記憶させる。その後、主制御用CPU30aは、特別図柄入力処理を終了する。
次に、特別図柄開始処理について説明する。
特別図柄開始処理において、主制御用CPU30aは、特別図柄変動ゲームの実行条件が成立しているか否かを判定する。このとき、主制御用CPU30aは、特別図柄変動ゲーム中又は大当り遊技中であるか否かを判定する。そして、特別図柄変動ゲームの実行条件が成立していない場合(特別図柄変動ゲーム中又は大当り遊技中である場合)、主制御用CPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。即ち、本実施形態では、大当り遊技中、特別図柄変動ゲームが実行されない。
一方、特別図柄変動ゲームの実行条件が成立している場合(特別図柄変動ゲームの実行中でなく、且つ大当り遊技中でない場合)、主制御用CPU30aは、主制御用RAM30cに記憶されている特別図柄保留数が「0」よりも大きいか否かの保留数判定を行う。保留数判定の判定結果が否定の場合(特別図柄保留数=0の場合)、主制御用CPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。
一方、保留数判定の判定結果が肯定の場合(特別図柄保留数>0の場合)、主制御用CPU30aは、特別図柄保留数を「1」減算し、特別図柄保留数を更新するとともに、更新後の特別図柄保留数を表示するように保留表示装置22の表示内容を制御する。次に、主制御用CPU30aは、主制御用RAM30cに記憶されている特別図柄変動ゲームの実行に用いる各種乱数の値のうち、最先に記憶された各種乱数の値を取得する。
次に、主制御用CPU30aは、取得した当り判定用乱数の値が主制御用ROM30bに記憶されている当り判定値と一致するか否かの当り判定を行う。このとき、主制御用CPU30aは、確変状態が付与されている場合、確変状態用の当り判定値を用いる一方で、確変状態が付与されていない場合、非確変状態用の当り判定値を用いる。この遊技状態に応じた当り判定値の選択により、確変状態中は、当り確率が高確率に変動する。
当り判定の判定結果が肯定の場合(大当りの場合)、主制御用CPU30aは、特別図柄振分用乱数の値に基づいて、特別図柄による大当り図柄の中から特別図柄表示装置11にて確定停止表示させる最終停止図柄を決定する。このとき、主制御用CPU30aは、特別図柄による大当り図柄の中から、取得した特別図柄振分用乱数の値に対応付けられた1つの特別図柄を選択することにより最終停止図柄を決定する。この最終停止図柄の決定により、主制御用CPU30aは、大当りの種類を決定する。即ち、本実施形態において、主制御用CPU30aは当り種類決定手段として機能する。
次に、主制御用CPU30aは、取得した特別図柄変動パターン振分用乱数の値に基づいて、大当り演出用の特別図柄変動パターンの中から1つの特別図柄変動パターンを決定する。その後、主制御用CPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。
また、当り判定の判定結果が否定の場合(はずれの場合)、主制御用CPU30aは、取得したリーチ判定用乱数の値が主制御用ROM30bに記憶されているリーチ判定値と一致するか否かのリーチ判定を行う。リーチ判定の判定結果が肯定の場合(リーチ演出ありの場合)、主制御用CPU30aは、特別図柄によるはずれ図柄の中から特別図柄表示装置11にて確定停止表示させる最終停止図柄を決定する。次に、主制御用CPU30aは、特別図柄変動パターン振分用乱数の値に基づいて、はずれリーチ演出用の特別図柄変動パターンの中から1つの特別図柄変動パターンを決定する。その後、主制御用CPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。
また、リーチ判定の判定結果が否定の場合(リーチ演出なしの場合)、主制御用CPU30aは、特別図柄によるはずれ図柄の中から特別図柄表示装置11にて確定停止表示させる最終停止図柄を決定する。次に、主制御用CPU30aは、特別図柄変動パターン振分用乱数の値に基づいて、はずれ演出用の特別図柄変動パターンの中から1つの特別図柄変動パターンを決定する。その後、主制御用CPU30aは、特別図柄開始処理を終了する。
また、特別図柄開始処理とは別の処理で、主制御用CPU30aは、演出制御基板31(演出制御用CPU31a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する等、特別図柄変動ゲームに関する各種処理を実行する。具体的に言えば、主制御用CPU30aは、特別図柄変動パターンを指定するとともに飾り図柄の変動開始を指示する変動パターン指定コマンドを出力する。また、主制御用CPU30aは、特別図柄の変動表示を開始させるように特別図柄表示装置11の表示内容を制御する。また、主制御用CPU30aは、特別図柄変動ゲームの演出時間の計測を開始する。また、主制御用CPU30aは、最終停止図柄を指定するための特別図柄指定コマンドを出力する。
その後、主制御用CPU30aは、特別図柄開始処理において決定した特別図柄変動パターンに定められている変動時間に基づいて、決定した最終停止図柄を確定停止表示させるように特別図柄表示装置11の表示内容を制御する。また、主制御用CPU30aは、特別図柄開始処理において決定した特別図柄変動パターンに定められている変動時間の終了時に、飾り図柄の変動停止を指示し、図柄組み合わせを確定停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。
次に、主制御用CPU30aが大当り遊技を生起させるために行う大当り遊技処理について説明する。
主制御用CPU30aは、当り判定において肯定判定した際に決定した特別図柄の大当り図柄(即ち、大当りの種類)に基づいて、生起させる大当り遊技の種類を特定する。そして、主制御用CPU30aは、特別図柄変動ゲームの終了後、大当りの種類に基づいて特定された大当り遊技の制御を開始するとともに、演出制御用CPU31aに対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する。
図5に示すように、大当り遊技処理において主制御用CPU30aは、オープニング処理を実行する(ステップS11)。オープニング処理において、主制御用CPU30aは、オープニング演出の演出時間を主制御用RAM30cに設定するとともに、オープニング演出の実行を指示するオープニングコマンドを演出制御用CPU31aに出力する。オープニングコマンドは、大当り遊技の開始を指示する大当り開始コマンドとなる。そして、主制御用CPU30aは、オープニング演出の演出時間が経過した場合、ラウンド遊技に関する各種処理として、以下のステップS12〜S22を実行する。
まず、主制御用CPU30aは、主制御用RAM30cに記憶されているラウンド遊技数に「1」加算して値を更新するとともに、更新後のラウンド遊技数を示すラウンド遊技数コマンドを演出制御用CPU31aに出力する(ステップS12)。なお、主制御用CPU30aは、大当り遊技の開始時にラウンド遊技数として「0」を設定する。したがって、本実施形態において、ラウンド遊技数に設定された値は、何回目のラウンド遊技であるかを示すようになっている。また、ラウンド遊技数コマンドは、ラウンド遊技の開始を指示するラウンド開始コマンドとなる。このようにして、主制御用CPU30aは、ラウンド遊技を開始させる。
続いて、主制御用CPU30aは、ラウンド遊技を開始させると、大入賞口19を開放させるように大入賞口ソレノイドSOL1を制御する(ステップS13)。このとき、主制御用CPU30aは、大入賞口19が開放してから閉鎖する迄の時間である大入賞口19の開放時間を主制御用RAM30cに設定する。大入賞口19の開放時間を設定する制御について、詳しくは後述する。その後、主制御用CPU30aは、主制御用RAM30cに記憶されているラウンド中開放回数を「1」加算して更新する。ラウンド中開放回数は、1回のラウンド遊技中に大入賞口19を開放させた回数である。そして、主制御用CPU30aは、ラウンド中開放回数を更新すると、大入賞口19が開放されたことを示すとともに、ラウンド中開放回数を指定する大入賞口開放コマンドを演出制御用CPU31aに出力する。
次に、主制御用CPU30aは、1回のラウンド遊技において、大入賞口19へ入球した遊技球の数を示す入球個数が、予め定めた入球上限個数(本実施形態では「10個」)に達したか否かを判定する(ステップS14)。なお、主制御用CPU30aは、カウントセンサSE3からの検知信号を入力する毎に入球個数を「1」加算し、主制御用RAM30cに記憶させる。また、主制御用CPU30aは、1回のラウンド遊技の終了時に入球個数を「0」にリセットする。
ステップS14の判定結果が否定(入球上限個数>入球個数)である場合、主制御用CPU30aは、大入賞口19を開放させてから開放時間を経過したか否かを判定する(ステップS15)。ステップS15の判定結果が否定である場合、主制御用CPU30aは、ステップS14の処理に戻る。
一方、ステップS15の判定結果が肯定である場合、又はステップS14の判定結果が肯定(入球上限個数=入球個数)である場合、主制御用CPU30aは、大入賞口19を閉鎖させるように大入賞口ソレノイドSOL1を制御する(ステップS16)。
次に、主制御用CPU30aは、1回のラウンド遊技において、大入賞口19へ入球した遊技球の数を示す入球個数が、予め定めた入球上限個数に達したか否かを判定する(ステップS17)。ステップS17の判定結果が否定(入球上限個数>入球個数)である場合、主制御用CPU30aは、ラウンド中開放回数が、大当りの種類及びラウンド遊技数に基づいて特定される規定開放回数に達したか否かを判定する(ステップS18)。
ステップS18の判定結果が否定(規定開放回数>ラウンド中開放回数)の場合、主制御用CPU30aは、ラウンド内インターバル時間を主制御用RAM30cに設定する(ステップS19)。その後、主制御用CPU30aは、ラウンド内インターバル時間が経過した場合、ステップS13に移行し、同一のラウンド遊技における次回の大入賞口19の開放を実行させる。ステップS13〜S19の処理により、主制御用CPU30aは、大当りZAが決定されたときには、3,7回目のラウンド遊技において大入賞口19を複数回にわたって開放させることができる。
一方、ステップS17の判定結果が肯定(入球上限個数=入球個数)の場合、又はステップS18の判定結果が肯定(規定開放回数=ラウンド中開放回数)の場合、主制御用CPU30aは、ラウンド終了コマンドを演出制御用CPU31aに出力する(ステップS20)。ラウンド終了コマンドは、終了させたラウンド遊技が何回目のラウンド遊技であるかを指定するとともにラウンド遊技の終了を示すコマンドである。そして、主制御用CPU30aは、ラウンド遊技を終了させると、ラウンド中開放回数を「0」に設定するとともに、ラウンド間インターバル時間を主制御用RAM30cに設定する(ステップS21)。
その後、主制御用CPU30aは、ラウンド間インターバル時間が経過した場合、ラウンド遊技数が規定ラウンド数に達したか否かを判定する(ステップS22)。ステップS22の判定結果が否定(規定ラウンド数>ラウンド遊技数)である場合、主制御用CPU30aは、ステップS12に移行し、次のラウンド遊技に関する処理を実行する。一方、ステップS22の判定結果が肯定(規定ラウンド数=ラウンド遊技数)である場合、主制御用CPU30aは、エンディング処理を実行する(ステップS23)。エンディング処理において、主制御用CPU30aは、エンディング演出の演出時間を主制御用RAM30cに設定するとともに、エンディング演出の実行を指示するエンディングコマンドを演出制御用CPU31aに出力する。そして、主制御用CPU30aは、エンディング演出の演出時間が経過した場合、大当り遊技を終了させ、大当り遊技処理を終了する。このように、本実施形態において、主制御用CPU30aは当り遊技を生起させる制御を行う当り遊技制御手段として機能する。
次に、ステップS13において、主制御用CPU30aが大入賞口19の開放時間を設定するために行う制御について説明する。主制御用CPU30aは、大当り遊技の種類と、ラウンド遊技数とに基づき、大入賞口19の開放時間を特定し、特定した開放時間を主制御用RAM30cに設定する。
図3(a)に示すように、主制御用CPU30aは、今回の大当り遊技が大当りZAに基づく大当り遊技である場合であって、ラウンド遊技数が1,2,4〜6,及び8〜16のうち何れかである場合、即ち、1,2,4〜6,及び8〜16回目のうち何れかのラウンド遊技である場合、大入賞口19の開放時間として「25秒」を設定する。また、主制御用CPU30aは、今回の大当り遊技が大当りZAに基づく大当り遊技である場合であって、ラウンド遊技数が3又は7である場合、即ち、3回目又は7回目のラウンド遊技である場合、ラウンド中開放回数に基づいて大入賞口19の開放時間を特定する。具体的に、主制御用CPU30aは、ラウンド中開放回数が0又は1である場合、大入賞口19の開放時間として「0.04秒」を設定する。一方、主制御用CPU30aは、ラウンド中開放回数が2である場合、大入賞口19の開放時間として「21.92秒」を設定する。
また、大当りZAに基づく大当り遊技において、3回目のラウンド遊技は、第1期間内に実行されるラウンド遊技であり、7回目のラウンド遊技は、第2期間内に実行されるラウンド遊技である。このため、主制御用CPU30aは、大当りZAを決定した場合、第1期間内及び第2期間内に実行されるラウンド遊技において、第1開放と、第2開放とが行われるように制御することとなる。
またこのように、主制御用CPU30aは、大当りZAを決定した場合、3回目又は7回目のラウンド遊技において、大入賞口19を3回開放させるように制御できる。即ち、主制御用CPU30aは、大当りZAを決定した場合、第1期間及び第2期間において、3回の大入賞口19の開放を1回のラウンド遊技中にまたがって行うように制御することとなる。なお、本実施形態では、「3回」が所定回数に対応するとともに、「1回」が第1回数に対応する。
またこのように、主制御用CPU30aは、大入賞口19を1回開放させるラウンド遊技である1,2,4〜6,及び8〜16回目のラウンド遊技において、第3開放を行うように制御できる。
図3(b)に示すように、主制御用CPU30aは、今回の大当り遊技が大当りZBに基づく大当り遊技である場合であって、ラウンド遊技数が1,2,及び6〜8のうち何れかである場合、即ち、1,2,及び6〜8回目のうち何れかのラウンド遊技である場合、大入賞口19の開放時間として「25秒」を設定する。また、主制御用CPU30aは、今回の大当り遊技が大当りZBに基づく大当り遊技である場合であって、ラウンド遊技数が3,4,9,10,及び12〜16のうち何れかである場合、即ち、3,4,9,10,及び12〜16回目のうち何れかのラウンド遊技である場合、大入賞口19の開放時間として「0.04秒」を設定する。そして、主制御用CPU30aは、今回の大当り遊技が大当りZBに基づく大当り遊技である場合であって、ラウンド遊技数が5又は11である場合、即ち、5回目又は11回目のラウンド遊技である場合、大入賞口19の開放時間として「21.92秒」を設定する。
また、大当りZBに基づく大当り遊技において、3〜5回目のラウンド遊技は、第1期間内に実行されるラウンド遊技であるとともに、9〜11回目のラウンド遊技は、第2期間内に実行されるラウンド遊技である。このため、主制御用CPU30aは、大当りZBを決定した場合、第1期間内及び第2期間内に実行されるラウンド遊技のうち少なくとも1回のラウンド遊技において、第1開放が行われるように制御することとなる。
またこのように、主制御用CPU30aは、大当りZBを決定した場合、全てのラウンド遊技において、大入賞口19を1回開放させるように制御できる。即ち、主制御用CPU30aは、大当りZBを決定した場合、第1期間及び第2期間において、3回の大入賞口19の開放を3回のラウンド遊技にまたがって行うように制御することとなる。したがって、主制御用CPU30aは、大当りZBを決定した場合、第1期間内及び第2期間内に実行される各ラウンド遊技において、大入賞口19を1回開放させるように制御できる。なお、本実施形態では、「3回」が第2回数に対応する。
図3(c)に示すように、主制御用CPU30aは、今回の大当り遊技が大当りZCに基づく大当り遊技である場合であって、ラウンド遊技数が1又は2である場合、大入賞口19の開放時間として「25秒」を設定する。また、主制御用CPU30aは、今回の大当り遊技が大当りZCに基づく大当り遊技である場合であって、ラウンド遊技数が3,4,及び6〜16のうち何れかである場合、大入賞口19の開放時間として「0.04秒」を設定する。そして、主制御用CPU30aは、今回の大当り遊技が大当りZCに基づく大当り遊技である場合であって、ラウンド遊技数が5である場合、大入賞口19の開放時間として「21.92秒」を設定する。
また、大当りZCに基づく大当り遊技において、3〜5回目のラウンド遊技は、第1期間内に実行されるラウンド遊技である。このため、主制御用CPU30aは、大当りZCを決定した場合、第1期間内に実行されるラウンド遊技のうち少なくとも1回のラウンド遊技において、第1開放が行われるように制御することとなる。
またこのように、主制御用CPU30aは、大当りZCを決定した場合、全てのラウンド遊技において、大入賞口19を1回開放させるように制御できる。即ち、主制御用CPU30aは、大当りZCを決定した場合、第1期間において、3回の大入賞口19の開放を3回のラウンド遊技にまたがって行うように制御することとなる。したがって、主制御用CPU30aは、大当りZCを決定した場合、第1期間内に実行される各ラウンド遊技において、大入賞口19を1回開放させるように制御できる。
また、このような大当り遊技処理によれば、主制御用CPU30aは、大当りZA〜ZCを決定した場合、大当り遊技を通した3回目の大入賞口19の開放を同一の開放態様(開放時間)で行うように制御できる。同様に、主制御用CPU30aは、大当りZA〜ZCを決定した場合、大当り遊技を通した4,5回目の大入賞口19の開放を同一の開放態様で行うように制御できる。即ち、主制御用CPU30aは、大当りZA〜ZCを決定した場合、第1期間内に、3回の大入賞口19の開放が同一又は略同一の開放態様で行われるように制御することとなる。
また、このような大当り遊技処理によれば、主制御用CPU30aは、大当りZA,ZBを決定した場合、大当り遊技を通した9回目の大入賞口19の開放を同一の開放態様(開放時間)で行うように制御できる。同様に、主制御用CPU30aは、大当りZA,ZBを決定した場合、大当り遊技を通した10,11回目の大入賞口19の開放を同一の開放態様で行うように制御できる。即ち、主制御用CPU30aは、大当りZA及び大当りZBを決定した場合、第2期間内に、3回の大入賞口19の開放が同一又は略同一の開放態様で行われるように制御することとなる。
また、大当り遊技処理において、主制御用CPU30aは、大当りZA,ZBに基づく大当り遊技において、第1期間と第2期間とが設けられるように大入賞口19を制御することができる。
また、大当り遊技を終了させる際、主制御用CPU30aは、主確変フラグに確変状態が付与されていることを示す値を設定する。また、主制御用CPU30aは、確変状態を付与する回数を示す値を主確変回数フラグに設定する。主確変回数フラグは、特別図柄変動ゲームが実行される毎に「1」減算され、「0」となった場合、主制御用CPU30aは、主確変フラグの値をリセットする。なお、主制御用CPU30aは、大当り遊技が生起された場合、主確変フラグ及び主確変回数フラグの値を一旦リセットする。
また、大当り遊技を終了させる際、主制御用CPU30aは、主作動フラグに変短状態が付与されていることを示す値を設定する。また、主制御用CPU30aは、変短状態を付与する回数を示す値を主作動回数フラグに設定する。主作動回数フラグは、特別図柄変動ゲームが実行される毎に「1」減算され、「0」となった場合、主制御用CPU30aは、主作動フラグの値をリセットする。なお、主制御用CPU30aは、大当り遊技が生起された場合、主作動フラグ及び主作動回数フラグの値を一旦リセットする。
また、主制御用CPU30aは、主作動回数フラグに設定された値を指定する作動回数指定コマンドを演出制御用CPU31aに出力する。なお、本実施形態において、主確変回数フラグと主作動回数フラグとには同じ値が設定されている。このため、作動回数指定コマンドが出力されることによって、確変状態が付与されているか否か、確変状態の付与が継続される回数、変短状態が付与されているか否か、変短状態の付与が継続される回数が演出制御用CPU31aにおいて特定可能となる。
次に、主制御用CPU30aが、メイン制御プログラムに基づき実行する普通図柄入力処理や普通図柄開始処理などの各種処理について説明する。本実施形態において主制御用CPU30aは、所定の制御周期(例えば、4ms)毎に普通図柄入力処理や普通図柄開始処理などの各種処理を実行する。
最初に、普通図柄入力処理について説明する。
主制御用CPU30aは、作動ゲート25へ遊技球が入球し、該遊技球を検知したゲートセンサSE4が出力する検知信号を入力したか否かの普通入球判定を行う。そして、主制御用CPU30aは、普通入球判定の判定結果が否定の場合、普通図柄入力処理を終了する。一方、主制御用CPU30aは、普通入球判定の判定結果が肯定の場合、主制御用RAM30cに記憶されている普通図柄保留数が上限数(本実施形態では「4」)未満であるか否かの普通保留判定を行う。
主制御用CPU30aは、普通保留判定の判定結果が否定の場合(普通図柄保留数=4の場合)、上限数を超える普通図柄保留数の更新を行わないとともに、普通当り判定用乱数の値を取得することなく、普通図柄入力処理を終了する。一方、主制御用CPU30aは、普通保留判定の判定結果が肯定の場合(普通図柄保留数<4の場合)、普通図柄保留数を「1」加算し、普通図柄保留数を更新する。その後、主制御用CPU30aは、乱数生成回路30dから普通当り判定用乱数の値を取得する。またこのとき、主制御用CPU30aは、取得した普通当り判定用乱数の値を、該普通当り判定用乱数の値を記憶させた順序を特定可能となるように、主制御用RAM30cに記憶させる。その後、主制御用CPU30aは、普通図柄入力処理を終了する。
次に、普通図柄開始処理について説明する。
普通図柄開始処理において、主制御用CPU30aは、普通図柄変動ゲームの実行条件が成立しているか否かを判定する。このとき、主制御用CPU30aは、普通図柄変動ゲーム中又は普通当り遊技中であるか否かを判定する。そして、普通図柄変動ゲームの実行条件が成立していない場合(普通図柄変動ゲーム中又は普通当り遊技中である場合)、主制御用CPU30aは、普通図柄開始処理を終了する。
一方、普通図柄変動ゲームの実行条件が成立している場合(普通図柄変動ゲームの実行中でなく、且つ普通当り遊技中でない場合)、主制御用CPU30aは、主制御用RAM30cに記憶されている普通図柄保留数が「0」よりも大きいか否かの普通保留数判定を行う。普通保留数判定の判定結果が否定の場合(普通図柄保留数=0の場合)、主制御用CPU30aは、普通図柄開始処理を終了する。一方、普通保留数判定の判定結果が肯定の場合(普通図柄保留数>0の場合)、主制御用CPU30aは、普通図柄保留数を「1」減算し、普通図柄保留数を更新する。
次に、主制御用CPU30aは、主制御用RAM30cに記憶されている普通当り判定用乱数の値のうち、最先に記憶された普通当り判定用乱数の値を取得する。次に、主制御用CPU30aは、取得した普通当り判定用乱数の値が主制御用ROM30bに記憶されている普通当り判定値と一致するか否かの普通当り判定を行う。このとき、主制御用CPU30aは、変短状態が付与されている場合、変短状態用の普通当り判定値を用いる一方で、変短状態が付与されていない場合、非変短状態用の普通当り判定値を用いる。この遊技状態に応じた普通当り判定値の選択により、変短状態中は、普通当り判定で肯定判定される確率が高確率に変動する。
普通当り判定の判定結果が肯定の場合(普通当りの場合)、主制御用CPU30aは、普通図柄による普通当り図柄の中から普通図柄表示装置24にて確定停止表示させる最終停止図柄を決定する。
次に、主制御用CPU30aは、複数種類の普通図柄変動パターンの中から1つの普通図柄変動パターンを決定する。このとき、主制御用CPU30aは、変短状態が付与されていない場合、第1の変動時間(例えば5秒)を定めた普通図柄変動パターンを決定する一方で、変短状態が付与されている場合、第1の変動時間よりも短い第2の変動時間(例えば1秒)を定めた普通図柄変動パターンを決定する。この遊技状態に応じた変動時間の異なる普通図柄変動パターンの選択により、変短状態中は、普通図柄変動ゲームの変動時間が短縮される。その後、主制御用CPU30aは、普通図柄開始処理を終了する。
また、普通当り判定の判定結果が否定の場合(普通はずれの場合)、主制御用CPU30aは、普通図柄による普通はずれ図柄の中から普通図柄表示装置24にて確定停止表示させる最終停止図柄を決定する。次に、主制御用CPU30aは、複数種類の普通図柄変動パターンの中から1つの普通図柄変動パターンを決定する。その後、主制御用CPU30aは、普通図柄開始処理を終了する。
また、普通図柄開始処理とは別の処理で、主制御用CPU30aは、普通図柄の変動表示を開始させるように普通図柄表示装置24の表示内容を制御する。また、主制御用CPU30aは、普通図柄変動ゲームの演出時間の計測を開始する。また、主制御用CPU30aは、普通図柄開始処理において決定した普通図柄変動パターンに定められている変動時間に基づいて、決定した最終停止図柄を確定停止表示させるように普通図柄表示装置24の表示内容を制御する。
また、普通当り判定において肯定判定した場合、主制御用CPU30aは、普通図柄変動ゲームの終了後(普通当り図柄の確定停止表示後)、開閉扉18を所定の動作パターンに従って開閉動作させて普通当り遊技を付与する。主制御用CPU30aは、非変短状態の場合、開閉扉18を、第1開放時間(本実施形態では0.2秒)で第1回数(本実施形態では1回)分、開放動作させる。一方、主制御用CPU30aは、変短状態の場合、開閉扉18を、第1開放時間よりも長い第2開放時間(本実施形態では1.5秒)で、第1回数よりも多い第2回数(本実施形態では3回)分、開放動作させる。この遊技状態に応じた異なる動作パターンによる開閉扉18の開放動作の制御により、変短状態中は、開閉扉18の開放時間が長くなる。
次に、演出制御基板31の演出制御用CPU31aが演出制御プログラムに基づき実行する各種処理について説明する。演出制御用CPU31aは、主制御用CPU30aから所定の制御コマンドを所定のタイミングで入力すると、その制御コマンドに応じて各種処理を実行する。
以下、演出制御用CPU31aが飾り図柄変動ゲームを実行させるために行う処理について説明する。
演出制御用CPU31aは、特別図柄指定コマンドを入力すると、当該特別図柄指定コマンドにより指定された最終停止図柄に基づき、演出表示装置13に確定停止表示させる飾り図柄による図柄組み合わせを決定する。演出制御用CPU31aは、特別図柄指定コマンドにより指定された最終停止図柄が大当り図柄である場合には、大当りの図柄組み合わせを決定する。
また、演出制御用CPU31aは、指定された最終停止図柄がはずれ図柄である場合には、変動パターン指定コマンドにより指定された特別図柄変動パターンに基づいて演出表示装置13に確定停止表示させる飾り図柄による図柄組み合わせを決定する。即ち、演出制御用CPU31aは、指定された最終停止図柄がはずれ図柄である場合であって、はずれリーチ演出用の特別図柄変動パターンが指定されたときには、はずれリーチの図柄組み合わせを決定する。また、演出制御用CPU31aは、指定された最終停止図柄がはずれ図柄である場合であって、はずれ演出用の特別図柄変動パターンが指定されたときには、はずれの図柄組み合わせを決定する。
また、演出制御用CPU31aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、全図柄列の飾り図柄の変動表示を開始させ、飾り図柄変動ゲームが開始されるように演出表示装置13の表示内容を制御する。演出制御用CPU31aは、入力した変動パターン指定コマンドにより指定された特別図柄変動パターンに基づいて飾り図柄変動ゲームの演出内容を特定するとともに、特定した演出内容による飾り図柄変動ゲームが実行されるように演出表示装置13の表示内容を制御する。また、演出制御用CPU31aは、入力した変動パターン指定コマンドにより指定された特別図柄変動パターンに基づき、飾り図柄変動ゲームに伴う遊技演出を実行させるように装飾ランプSL及びスピーカSPを制御する。そして、演出制御用CPU31aは、全図柄停止コマンドの入力を契機として、決定した飾り図柄を確定停止表示させるように演出表示装置13の表示内容を制御する。
次に、大当り遊技が生起された際に演出制御用CPU31aが行う制御について説明する。
演出制御用CPU31aは、オープニングコマンド、ラウンド遊技数コマンド、ラウンド終了コマンド、及びエンディングコマンドを入力すると、大当りの種類などを考慮して、これらのコマンドに対応する大当り遊技中の遊技演出の演出内容を特定し、特定した演出内容で大当り中の遊技演出を表示させるように演出表示装置13を制御する。またこのとき、演出制御用CPU31aは、特定した演出内容で大当り中の遊技演出を実行させるように装飾ランプSL及びスピーカSPを制御する。なお、演出制御用CPU31aは、大当り遊技中の遊技演出において、実行されているラウンド遊技が何回目のラウンド遊技であるかを表示しないように演出表示装置13などを制御する。
また、最終停止図柄として大当り図柄が指定された場合、演出制御用CPU31aは、大当り遊技の終了後に、副確変フラグに確変状態が付与されていることを示す値を設定するとともに、副確変回数フラグの値に確変回数を設定する。また、演出制御用CPU31aは、作動回数指定コマンドによって指定される値に基づいて、副確変回数フラグの値を更新する。なお、大当り遊技が生起された場合、又は副確変回数フラグの値が「0」となった場合、副確変フラグから確変状態が付与されていることを示す値を消去する。
また、最終停止図柄として大当り図柄が指定された場合、演出制御用CPU31aは、大当り遊技の終了後に、副変短フラグに変短状態が付与されていることを示す値を設定するとともに、副作動回数フラグの値に作動回数を設定する。また、演出制御用CPU31aは、作動回数指定コマンドによって指定される値に基づいて、副作動回数フラグの値を更新する。なお、大当り遊技が生起された場合、又は副作動回数フラグの値が「0」となった場合、副変短フラグから変短状態が付与されていることを示す値を消去する。
次に、演出制御用CPU31aが分岐演出を実行させるために行う処理について説明する。
演出制御用CPU31aは、特別図柄指定コマンドにより指定された最終停止図柄に基づいて、実行させる分岐演出を特定する。具体的に、演出制御用CPU31aは、特別図柄ZAを指定する特別図柄指定コマンドを入力すると、第1期間内及び第2期間内に実行させる分岐演出として、成功分岐演出を特定する。また、演出制御用CPU31aは、特別図柄ZBを指定する特別図柄指定コマンドを入力すると、第1期間内に実行させる分岐演出として、成功分岐演出を特定するとともに、第2期間内に実行させる分岐演出として、失敗分岐演出を特定する。そして、演出制御用CPU31aは、特別図柄ZCを指定する特別図柄指定コマンドを入力すると、第1期間内に実行させる分岐演出として、失敗分岐演出を特定する。
続いて、演出制御用CPU31aは、所定の制御コマンドを入力することを契機として、特定した分岐演出を実行させる。具体的に、演出制御用CPU31aは、特別図柄ZAを指定する特別図柄指定コマンドを入力した場合、3回目のラウンド遊技の開始を示すラウンド遊技数コマンドを入力したことを契機として、成功分岐演出を開始させるように演出表示装置13を制御する。その後、演出制御用CPU31aは、3回目のラウンド遊技において、ラウンド中開放回数として3回を指定する大入賞口開放コマンドを入力したことを契機として、成功分岐演出を終了させるように演出表示装置13を制御する。また、演出制御用CPU31aは、特別図柄ZAを指定する特別図柄指定コマンドを入力した場合、7回目のラウンド遊技の開始を示すラウンド遊技数コマンドを入力したことを契機として、成功分岐演出を開始させるように演出表示装置13を制御する。その後、演出制御用CPU31aは、7回目のラウンド遊技において、ラウンド中開放回数として3回を指定する大入賞口開放コマンドを入力したことを契機として、成功分岐演出を終了させるように演出表示装置13を制御する。
また、演出制御用CPU31aは、特別図柄ZBを指定する特別図柄指定コマンドを入力した場合、3回目のラウンド遊技の開始を示すラウンド遊技数コマンドを入力したことを契機として、成功分岐演出を開始させるように演出表示装置13を制御する。その後、演出制御用CPU31aは、5回目のラウンド遊技の開始を示すラウンド遊技数コマンドを入力したことを契機として、成功分岐演出を終了させるように演出表示装置13を制御する。また、演出制御用CPU31aは、特別図柄ZBを指定する特別図柄指定コマンドを入力した場合、9回目のラウンド遊技の開始を示すラウンド遊技数コマンドを入力したことを契機として、失敗分岐演出を開始させるように演出表示装置13を制御する。その後、演出制御用CPU31aは、11回目のラウンド遊技の開始を示すラウンド遊技数コマンドを入力したことを契機として、失敗分岐演出を終了させるように演出表示装置13を制御する。
また、演出制御用CPU31aは、特別図柄ZCを指定する特別図柄指定コマンドを入力した場合、3回目のラウンド遊技の開始を示すラウンド遊技数コマンドを入力したことを契機として、失敗分岐演出を開始させるように演出表示装置13を制御する。その後、演出制御用CPU31aは、5回目のラウンド遊技の開始を示すラウンド遊技数コマンドを入力したことを契機として、失敗分岐演出を終了させるように演出表示装置13を制御する。
このように、演出制御用CPU31aは、大当りZA〜ZCが決定された場合、第1期間内に分岐演出を実行させるように演出表示装置13を制御する。また、演出制御用CPU31aは、大当りZA,ZBが決定された場合、第2期間内に分岐演出を実行させるように演出表示装置13を制御する。このように、本実施形態において、演出制御用CPU31aは特定演出制御手段として機能する。
次に、大入賞口19の開放態様及び大当り遊技における遊技演出の実行態様の具体的な一例について説明する。なお、図中、T1は「0.04秒」を示し、T2は「21.92秒」を示し、T3は「25秒」を示す。
図6(a)に示すように、大当りZAに基づく大当り遊技では、第1期間において、大入賞口19が3回開放される。また、大当りZAに基づく大当り遊技では、第1期間内において、3回の大入賞口19の開放が1回のラウンド遊技(3回目のラウンド遊技)にわたって行われる。また、大当りZAに基づく大当り遊技では、第1期間のうち、大当り遊技を通した3回目の開放が開始されてから大当り遊技を通した5回目の開放が開始されるまでの期間において、演出表示装置13にて成功分岐演出が実行される。
また、大当りZAに基づく大当り遊技では、第2期間において、大入賞口19が3回開放される。また、大当りZAに基づく大当り遊技では、第2期間内において、3回の大入賞口19の開放が1回のラウンド遊技(7回目のラウンド遊技)にわたって行われる。また、大当りZAに基づく大当り遊技では、第2期間のうち、大当り遊技を通した9回目の開放が開始されてから大当り遊技を通した11回目の開放が開始されるまでの期間において、演出表示装置13にて成功分岐演出が実行される。そして、大当りZAに基づく大当り遊技では、第2期間が終了した後、残りのラウンド遊技(8〜16回目のラウンド遊技)において、第3開放が行われる。
図6(b)に示すように、大当りZBに基づく大当り遊技では、第1期間において、大入賞口19が3回開放される。また、大当りZBに基づく大当り遊技では、第1期間内において、3回の大入賞口19の開放が、3回のラウンド遊技(3〜5回目のラウンド遊技)にわたって行われる。また、大当りZBに基づく大当り遊技では、第1期間のうち、大当り遊技を通した3回目の開放が開始されてから大当り遊技を通した5回目の開放が開始されるまでの期間において、演出表示装置13にて成功分岐演出が実行される。
また、大当りZBに基づく大当り遊技では、第2期間において、大入賞口19が3回開放される。また、大当りZBに基づく大当り遊技では、第2期間内において、3回の大入賞口19の開放が3回のラウンド遊技(9〜11回目のラウンド遊技)にわたって行われる。また、大当りZBに基づく大当り遊技では、第2期間のうち、大当り遊技を通した9回目の開放が開始されてから大当り遊技を通した11回目の開放が開始されるまでの期間において、演出表示装置13にて失敗分岐演出が実行される。そして、大当りZBに基づく大当り遊技では、第2期間が終了した後、残りのラウンド遊技(12〜16回目のラウンド遊技)において、第1開放が行われる。
図6(c)に示すように、大当りZCに基づく大当り遊技では、第1期間において、大入賞口19が3回開放される。また、大当りZCに基づく大当り遊技では、第1期間内において、3回の大入賞口19の開放が、3回のラウンド遊技(3〜5回目のラウンド遊技)にわたって行われる。また、大当りZCに基づく大当り遊技では、第1期間のうち、大当り遊技を通した3回目の開放が開始されてから大当り遊技を通した5回目の開放が開始されるまでの期間において、演出表示装置13にて失敗分岐演出が実行される。そして、大当りZCに基づく大当り遊技では、第1期間が終了した後、残りのラウンド遊技(6〜16回目のラウンド遊技)において、第1開放が行われる。
上述のように、大当りZB,ZCに基づく大当り遊技では、大当りZAに基づく大当り遊技と比較して、第1期間内に消化されるラウンド遊技の回数を多く設定できる。また、大当りZA〜ZCに基づく大当り遊技では、第1期間内における大入賞口19の開放態様を同一とすることができる。つまり、大当りZB,ZCに基づく大当り遊技では、大当りZAに基づく大当り遊技と比較して、分岐演出が実行される第1期間内における大入賞口19の開放態様を同一としつつ、即ち、大入賞口19の開放時間を同一としつつ、第1期間内に消化されるラウンド遊技の回数を多く設定できる。このため、大当りZB,ZCに基づく大当り遊技では、大当りZAに基づく大当り遊技と比較して、第1期間外において実行されるラウンド遊技の回数を少なくすることができる。
また、大当りZBに基づく大当り遊技では、第1期間と第2期間とにおいて、大当りZAに基づく大当り遊技と比較して、消化されるラウンド遊技の回数を多く設定できる。したがって、本実施形態では、大当りZBに基づく大当り遊技において、より多くのラウンド遊技を消化する場合であっても、第1期間及び第2期間にわけてラウンド遊技を消化できる。
また例えば、大当りZBに基づく大当り遊技において、第1期間内及び第2期間内における3回の大入賞口19の開放をそれぞれ1回のラウンド遊技中に行う場合、12〜16回目のラウンド遊技に加えて、第1開放を行うラウンド遊技を更に4回行う必要がある。このような場合と比較して、本実施形態では、大当りZBに基づく大当り遊技において、第1期間及び第2期間を除く期間における、第1開放を行うラウンド遊技の回数を少なくすることができる。
以上詳述したように、本実施形態は、以下の効果を有する。
(1)大当りZB,ZCに基づく大当り遊技は、大当りZAに基づく大当り遊技よりも大入賞口19の開放時間の合計が短く設定されている一方、大当りZAに基づく大当り遊技とラウンド遊技の上限回数が同一に設定されている。このため、大当りZB,ZCに基づく大当り遊技におけるラウンド遊技のうち少なくとも一部のラウンド遊技は、大当りZAに基づくラウンド遊技と比較して大入賞口19の開放時間の合計を短くするための大入賞口19の開放(本実施形態では、第1開放)が行われるラウンド遊技となる。そして、大当りZB,ZCに基づく大当り遊技では、大当りZAに基づく大当り遊技と比較して、分岐演出が実行される第1期間内における大入賞口19の開放態様を同一としつつ、即ち、大入賞口19の開放時間を同一としつつ、第1期間内に消化されるラウンド遊技の回数を多く設定できる。このため、大当りZB,ZCに基づく大当り遊技では、大当りZAに基づく大当り遊技と比較して、第1期間外において実行されるラウンド遊技の回数を少なくすることができる。したがって、大当りZB,ZCに基づく大当り遊技では、第1期間外において、大当りZAに基づく大当り遊技と比較して大入賞口19の開放時間の合計を短くする場合に、大入賞口19の開放時間の合計を短くするための大入賞口19の開放を行うラウンド遊技の回数を減らすことができるため、大当り遊技に対する興趣が低下することを抑制できる。
(2)大当りZBに基づく大当り遊技では、第1期間内及び第2期間内において、大当りZAに基づく大当り遊技と比較して、消化できるラウンド遊技の回数を多く設定できる。このため、本実施形態では、大当りZBに基づく大当り遊技において、より多くのラウンド遊技を消化する場合であっても、第1期間及び第2期間にわけてラウンド遊技を消化できる。したがって、本実施形態では、第1期間及び第2期間が無駄に長くなることを抑制できるため、遊技者を飽きさせることを抑制できる。
(3)大当りZB,ZCに基づく大当り遊技では、第1期間内に実行されるラウンド遊技のうち少なくとも1回のラウンド遊技において、第1開放が行われる。一方、大当りZAに基づく大当り遊技では、第1期間内に実行されるラウンド遊技のうち少なくとも1回のラウンド遊技において、第1開放と、第2開放とが行われる。したがって、大当りZAに基づく大当り遊技において第1期間内に実行されるラウンド遊技のうち少なくとも1回のラウンド遊技と、大当りZB,ZCに基づく大当り遊技において第1期間内に実行されるラウンド遊技のうち少なくとも1回のラウンド遊技とで、大入賞口19へ入球する遊技球の数を異ならせることができる。
(4)大当りZAに基づく大当り遊技では、第1期間内に実行されるラウンド遊技のうち少なくとも1回のラウンド遊技において、第1開放と、第2開放とが行われる。即ち、本実施形態では、1回のラウンド遊技における複数回の開放について、開放時間を異ならせることができる。このため、本実施形態では、ラウンド遊技における大入賞口19の開放態様を多様化することができ、ラウンド遊技に対する興趣を向上できる。
(5)大当りZAに基づく大当り遊技において、第1期間内及び第2期間内では、第1開放が行われる。一方、第1期間及び第2期間を除く期間では、大入賞口19の開放として、第3開放が行われる。また、第1期間内及び第2期間内には、分岐演出を実行可能である。即ち、本実施形態では、第1開放を含む第1期間内及び第2期間内に分岐演出を実行可能である。したがって、第1開放が行われる期間であっても、分岐演出に興味を持たせることにより、大当り遊技に対する興趣が低下することを抑制できる。
(6)大当りZAに基づく大当り遊技において、第1期間内及び第2期間内では、大当りZBに基づく大当り遊技と大入賞口19の開放態様を同一とするために、それぞれ第1開放及び第2開放が行われる。また、大当りZAに基づく大当り遊技において、第1期間及び第2期間を除く期間では、第1開放及び第2開放よりも開放時間の長い第3開放が行われる。したがって、本実施形態では、大当りZAに基づく大当り遊技において、大当りZBに基づく大当り遊技と開放態様を同一とする必要がない場合に、大入賞口19の開放時間を長くすることができるため、大当り遊技に対する興趣を向上できる。
(7)大当りZB,ZCに基づく大当り遊技では、第1期間内に実行されるラウンド遊技において大入賞口19を複数回開放させる場合と比較して、第1期間内に、より多くのラウンド遊技を消化することができる。このため、大当りZB,ZCに基づく大当り遊技では、大当りZAに基づく大当り遊技と比較して、第1期間外において実行されるラウンド遊技の回数をより少なくすることができる。したがって、本実施形態では、大当りZB,ZCに基づく大当り遊技において、第1開放を行うラウンド遊技の回数を減らすことができるため、大当り遊技に対する興趣が低下することを抑制できる。
なお、上記実施形態は、次のような別の実施形態(別例)にて具体化できる。
・分岐演出において報知する内容は、適宜変更してもよい。例えば、確変状態や変短状態が付与されない大当り遊技を設け、分岐演出において、確変状態や変短状態が付与される大当り遊技と、確変状態や変短状態が付与されない大当り遊技とのうち何れの大当り遊技であるかを報知してもよい。このような場合、遊技者に対して、分岐演出によって大当りの種類が分岐したように感じさせることができる。
・分岐演出の演出時間は、適宜変更してもよい。例えば、第1期間全てにわたって分岐演出を実行するなどしてもよい。即ち、本実施形態では、第1期間及び第2期間のうち少なくとも一部の期間にわたって分岐演出が実行されればよい。
・分岐演出の演出内容は、適宜変更してもよい。例えば、大当りZAが決定された場合と、大当りZBが決定された場合と、大当りZCが決定された場合とで、分岐演出の演出内容を同一に設定してもよい。このような場合、第1期間の終了に伴って、大当り遊技の種類を報知する報知演出を実行するとよい。つまり、分岐演出を、大当り遊技の種類が分岐することを煽る遊技演出としてもよい。
・分岐演出において、演出表示装置13を用いた表示演出に加え、装飾ランプSLを用いる発光演出や、スピーカSPを用いる音声演出を実行してもよい。また、演出表示装置13を用いる表示演出とは異なる演出を分岐演出として実行する場合、表示演出を実行しなくてもよい。
・演出制御用CPU31aは、分岐演出に代えて、分岐演出とは異なる遊技演出を実行させてもよい。例えば、演出制御用CPU31aは、実行が保留されている特別図柄変動ゲームの中に大当りとなる特別図柄変動ゲームがあるか否かを判定し、該判定の結果に基づいて所定の遊技演出を実行させてもよい。
・ラウンド遊技における大入賞口19の規定開放回数は、適宜変更してもよい。例えば、全てのラウンド遊技において、大入賞口19を複数回開放するように設定してもよい。
・主制御用CPU30aは、大当りZAを決定した場合、第1期間内に実行される大入賞口19の開放を、複数回のラウンド遊技にわたって行うように制御してもよい。また、主制御用CPU30aは、大当りZB,ZCを決定した場合、第1期間内に実行される大入賞口19の開放のうち複数回の開放を、1回のラウンド遊技にわたって行うように制御してもよい。即ち、本実施形態において、主制御用CPU30aは、大当りZB,ZCを決定した場合、大当りZAを決定した場合と比較して、第1期間内に実行するラウンド遊技の回数が多くなるように制御すればよい。また、第2期間についても同様に制御してもよい。
・大当り遊技における大入賞口19の開放時間は、適宜変更してもよい。例えば、大当りZAに基づく大当り遊技において、3,7回目以外のラウンド遊技における大入賞口19の開放時間を、3,7回目のラウンド遊技中の3回目の開放における大入賞口19の開放時間よりも短く設定するなどしてもよい。即ち、本実施形態では、大当りZAに基づく大当り遊技において、大当りZB,ZCに基づく大当り遊技と比較して大入賞口19の開放時間の合計が長く設定されていればよい。
・第1期間における大入賞口19の開放時間は、適宜変更してもよい。例えば、第1期間内に行われる3回の大入賞口19の開放における開放時間を、同一又は略同一に設定してもよい。また例えば、第1期間内に行われる3回の大入賞口19の開放における開放時間を、それぞれ異なる時間に設定してもよい。即ち、本実施形態では、複数種類の大当り遊技において、第1期間内に実行される大入賞口19の開放態様が同一であればよい。また、第2期間における大入賞口19の開放時間についても同様に変更してもよい。
・第1期間における大入賞口19の開放回数は、適宜変更してもよい。例えば、第1期間内に、2回の大入賞口19の開放を行ってもよいし、4回以上の大入賞口19の開放を行ってもよい。即ち、本実施形態では、第1期間内において複数回の大入賞口19の開放が行われればよい。また、第2期間における大入賞口19の開放回数についても同様に変更してもよい。
・第1期間及び第2期間に加えて、複数種類の大当り遊技について大入賞口19の開放態様を同一としつつ、実行されるラウンド遊技の回数を異ならせる期間を設けてもよい。また、第2期間を省略してもよい。即ち、本実施形態では、複数種類の大当り遊技について大入賞口19の開放態様を同一としつつ、実行されるラウンド遊技の回数を異ならせる期間が少なくとも1回設けられていればよい。
・主制御用CPU30aは、大当りZBを決定した場合、第1開放を行うラウンド遊技のうち全てのラウンド遊技を、第1期間内及び第2期間内、即ち、特定の期間内に行うように制御してもよい。つまり、主制御用CPU30aは、大当りZBを決定した場合、特定の期間外においてエンディング演出の開始前に第1開放を行うラウンド遊技を行わないように制御してもよい。このように制御するために、例えば、大当りZBに基づく大当り遊技において、特定の期間内に行う大入賞口19の開放回数を増やすとともに、特定の期間内に行うラウンド遊技の回数を増やしてもよい。また例えば、このように制御するために、大当りZBに基づく大当り遊技において、特定の期間として、第1期間及び第2期間に加えて第3期間を設けてもよい。また例えば、このように制御するために、大当りZBに基づく大当り遊技における規定ラウンド数を減らしてもよい。なお、このとき、大当りZAに基づく大当り遊技について、大当りZBに基づく大当り遊技と特定の期間が終了する迄の大入賞口19の開放態様が同一となるように構成するとよい。本別例によれば、大当りZBに基づく大当り遊技において、特定の期間外では、実質的に遊技球が大入賞口19へ入球不可能な第1開放を行うラウンド遊技が行われないため、大当り遊技に対する興趣が低下することを抑制できる。また、大当りZCに基づく大当り遊技についても同様に制御してもよい。
・大当りの種類は、適宜変更してもよい。例えば、大当り遊技における演出内容、ラウンド遊技の実行態様、入球上限個数、及び大当り遊技終了後の遊技状態などを変更した大当りを備えてもよい。
・小当り判定(小当り抽選)を行う遊技機に適用してもよい。この小当り判定は、取得した当り判定用乱数の値が、当り判定値とは異なる値に定めた小当り判定値と一致する場合に肯定判定する判定としてもよい。そして、小当り判定で肯定判定した際には、大入賞口19を開放する小当り遊技が生起されるように構成してもよい。
・上記実施形態において、複数の特別図柄変動ゲームが実行されてもよい。また、例えば、複数の特別図柄変動ゲームのうち一方が優先的に実行されるか、入賞順に実行されるか、複数の特別図柄変動ゲームが同時に実行されるかも問わない。
・変短状態(入球率向上状態)としては、普図ゲームの変動時間の短縮、普通当り抽選の当選確率の向上、開閉扉18の合計開放時間の増加、及び特別図柄変動ゲームの変動時間の短縮のうち、少なくとも1つを含んでいればよい。
・確変状態が付与される上限回数と変短状態が付与される上限回数とが異なってもよい。また、確変状態が付与される上限回数が次回の大当り遊技が生起されるまでであってもよい。また例えば、大当り遊技の終了後に必ず確変状態や変短状態が付与されなくてもよく、特別図柄の種類に応じて確変状態や変短状態が付与されるように制御してもよい。また例えば、確変状態自体や変短状態自体が付与されないように制御してもよい。
・主制御用CPU30aは、特別図柄入力処理において取得した各種乱数の値を、主制御用RAM30cの記憶領域のうち保留記憶数に応じて設けられた記憶領域に記憶するようにしてもよい。この場合、各種乱数の値は、特別図柄変動ゲームが実行される毎にシフト処理され、保留記憶数が「1」減算された記憶領域に記憶される。
・主制御用CPU30aは、特別図柄指定コマンドに代えて、大当りの種類を特定可能な制御コマンドを出力してもよい。なお、この制御コマンドは、大当りの種類毎に設定されたコマンドであって、特別図柄の種類は特定できない。また、大当りの種類毎に変動パターンを設定した場合には、演出制御用CPU31aが変動パターン指定コマンドをもとに大当りの種類を把握するようにしてもよい。
・上記実施形態において、複数の大入賞装置が配設されてもよい。また、大入賞装置の一方又は両方の通過領域は、入球した遊技球が通過可能な複数の通過領域に分岐するように構成されていてもよい。またこのような場合、複数の通過領域は、確変状態が付与される確変通過領域と、確変状態が付与されない通常通過領域とに規定されていてもよい。
・演出制御基板31をサブ統括制御基板とし、演出制御基板31とは別に演出表示装置13を専門に制御する表示制御基板を設けてもよい。
・特別図柄のみを用いる遊技機に具体化してもよい。