JP6333609B2 - 免震装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建物を免震する免震装置に関する。
免震装置は、積層ゴムの積層方向を縦方向へ向けて基礎部に設置され、建物を支持している。地震時には、積層ゴムが横方向へせん断変形して、基礎部から建物へ伝達される横揺れを軽減している。一方、積層ゴムは、建物を安定して支持するため、積層方向の剛性、いわゆる鉛直剛性を大きくし、縦方向の変形を小さくしている。このため、地震や交通振動等で発生し、基礎部から建物へ伝達される縦揺れの軽減が不十分であった。
建物に作用する縦揺れを軽減させる技術には、例えば特許文献1がある。
特許文献1には、地盤に設けられたピットに可動基礎を収容し、可動基礎の上に、縦方向を積層方向とした第1積層ゴムを設置し、第1積層ゴムで建物を支持する構成が記載されている。可動基礎の底面とピットの底面との間には、可動基礎及び建物を支持する支持バネが設けられ、可動基礎の側壁とピットの側壁との間には、積層方向を横方向とした第2積層ゴムが設置されている。
これにより、ピットの側壁から可動基礎の側壁へ伝達される縦揺れを、積層方向を横方向とした第2積層ゴムが、縦方向へせん断変形して軽減させる。
特開平9−144375号公報
しかし、特許文献1の免震装置は、積層ゴムをせん断変形させて縦方向の剛性を小さくするため、ピット、可動基礎及び支持バネを必要とし構造が複雑でコストが高くなる。
本発明は、上記事実に鑑み、積層ゴムを圧縮変形させて免震機能を発揮させても、縦方向の剛性が小さい免震装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る免震装置は、ベース体と、前記ベース体に取付けられ、積層方向が横方向とされた積層ゴムと、前記積層ゴムの積層方向へ移動可能に設けられ、前記積層ゴムと接合されると共に前記ベース体との間で前記積層ゴムを圧縮する第1移動体と、前記第1移動体の移動方向と交差する方向へ移動可能に設けられた第2移動体と、前記第1移動体と前記第2移動体の接触部に設けられ、前記第2移動体に作用する外力を前記第1移動体へ伝えて移動させると共に、前記第1移動体の移動量を、前記第2移動体の移動量より少なくする移動量調整手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、第2移動体が、外力を受けて第1移動体の移動方向と交差する方向へ移動したとき、第1移動体が積層ゴムの積層方向へ移動され、積層ゴムを積層方向へ圧縮する。このとき、移動量調整手段により、第2移動体の移動量より、第1移動体の積層ゴム方向の移動量が少なくされている。即ち、積層ゴムは、第1移動体で圧縮されて積層方向へ圧縮変形する。積層ゴムの圧縮変形量は、免震装置の第2移動体の移動量より小さくされている。
これにより、免震装置の第2移動体の移動方向の剛性を、積層ゴムの積層方向の剛性より小さくすることができる。この結果、免震装置における、第2移動体の移動方向の揺れを軽減できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の免震装置において、前記ベース体は両端部から側壁が立設され、前記積層ゴムは一方の前記側壁に取付けられ、前記第2移動体は、前記第1移動体と他方の前記側壁との間を縦方向に移動可能とされている。
請求項2に記載の発明によれば、第2移動体が、縦方向の外力を受けて第1移動体の移動方向と交差する方向へ移動したとき、第1移動体が積層ゴムの積層方向へ移動され、積層ゴムを横方向から圧縮する。このとき、移動量調整手段により、第2移動体の縦方向への移動量より、第1移動体の横方向の移動量が少なくされている。即ち、積層ゴムは、第1移動体で圧縮されて積層方向へ圧縮変形され、積層ゴムの圧縮変形量は、免震装置の第2移動体の移動量より小さい。
これにより、免震装置の縦方向の剛性を、積層ゴムの積層方向の剛性より小さくすることができる。この結果、例えば、免震装置の第2移動体で建物を支持すれば、縦方向の剛性が小さくされた積層ゴムで建物を支持することと等価なり、建物に伝達される縦揺れを軽減することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の免震装置において、前記ベース体は両端部から側壁が立設され、前記積層ゴムは、積層方向を横方向にして、複数個が対向配置されて前記側壁に取付けられ、前記第1移動体は、複数個が対向配置され、複数個の前記積層ゴムの積層方向へそれぞれ移動可能とされ、前記第2移動体は、複数の前記第1移動体の間を縦方向に移動可能とされている。
請求項3に記載の発明によれば、1つの第2移動体の縦方向の移動で、第1移動体を介して対向配置された複数の積層ゴムを、同時に圧縮変形させることができる。このとき、移動量調整手段により、第2移動体の縦方向への移動量より、第1移動体の横方向の移動量が少なくされている。即ち、積層ゴムは、第1移動体で圧縮されて積層方向へ圧縮変形され、積層ゴムの圧縮変形量は、免震装置の第2移動体の移動量より小さい。
これにより、免震装置の縦方向の剛性を、積層ゴムの積層方向の剛性より小さくすることができる。
また、第2移動体が大きな外力を受けても、個々の積層ゴムに加える圧縮力を分散させることができので、免震装置としての建物の支持力向上や、個々の積層ゴムの小型化が図れる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の免震装置において、 前記ベース体は両端部から側壁が立設され、前記積層ゴムは、複数個が並列に配置されて前記側壁に取付けられ、前記第1移動体は、複数個の前記積層ゴムの積層方向へ移動可能とされ、前記第2移動体は、前記第1移動体と他方の前記側壁との間を、縦方向へ移動可能とされていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、1つの第2移動体の縦方向の移動で、第1移動体を介して並列に配置された複数の積層ゴムを、同時に圧縮させることができる。このとき、移動量調整手段により、第2移動体の縦方向への移動量より、第1移動体の横方向の移動量が少なくされている。即ち、積層ゴムは、第1移動体で圧縮されて積層方向へ圧縮変形され、積層ゴムの圧縮変形量は、免震装置の第2移動体の移動量より小さい。
これにより、免震装置の縦方向の剛性を、積層ゴムの積層方向の剛性より小さくすることができる。
また、第2移動体が大きな外力を受けても、個々の積層ゴムに加える圧縮力を分散させることができので、免震装置としての建物の支持力向上や、個々の積層ゴムの小型化が図れる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の免震装置において、前記移動量調整手段は、前記第1移動体に形成された第1傾斜面と、前記第2移動体に形成され、前記第1傾斜面と面接触する第2傾斜面であることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、第2移動体が、外力を受けて第1移動体の移動方向と交差する方向へ移動したとき、第2傾斜面と面接触する第1傾斜面を介して、第1移動体に外力が伝達され、第1移動体が積層ゴムの積層方向へ移動される。
このとき、第2傾斜面の縦方向への移動量より、第1傾斜面の横方向の移動量が少なくされている。即ち、移動量調整手段を、面接触する第1傾斜面及び第2傾斜面とすることで、免震装置の縦方向の剛性を、積層ゴムの積層方向の剛性より小さくすることができる。
ここに、第2移動体が移動させる第1移動体の移動量は、第1傾斜面と第2傾斜面が面接触する角度で決定される。即ち、第1傾斜面と第2傾斜面が面接触する角度を調整することで、第2移動体が移動させる第1移動体の移動量を調整することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の免震装置において、前記移動量調整手段は、前記第1移動体に形成された第1傾斜面に設けられたレールと、前記第2移動体に形成され、前記第1傾斜面と対面する第2傾斜面に設けられ、前記レールに跨って摺動するスライダーであることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、第2移動体が、外力を受けて第1移動体の移動方向と交差する方向へ移動したとき、第1傾斜面に設けられたレールと、レールに跨って摺動する第2傾斜面に設けられたスライダーを介して、第1移動体に外力が伝達され、第1移動体が積層ゴムの積層方向へ移動される。
このとき、第2傾斜面のスライダーの縦方向への移動量より、第1傾斜面のレールの横方向の移動量が少なくされている。即ち、移動量調整手段を、レールと、レールに跨り摺動するスライダーとすることで、免震装置の縦方向の剛性を、積層ゴムの積層方向の剛性より小さくすることができる。
ここに、第2移動体が移動させる第1移動体の移動量は、レールと、レールに跨って摺動するスライダーの取付け角度で決定される。即ち、レールとスライダーの取付け角度を調整することで、第2移動体が移動させる第1移動体の移動量を調整することができる。また、レールとスライダーを介して第1移動体を移動させるので、移動時の摩擦力を低減させることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の免震装置において、前記第1移動体の前記第1傾斜面は、前記積層ゴムと反対側の側面に形成され、前記積層ゴムの方向へ倒れていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、第1傾斜面の傾斜方向が、積層ゴム側へ倒れている方向、即ち、ベース体に向けて、積層ゴムからの横方向の距離を大きくする方向とされている。これにより、第1移動体の第1傾斜面で、第2移動体の第2傾斜面を支持することができる。若しくは、レールでスライダーを支持することができる。
また、第2移動体の下端部の下方に空間を確保し、第2移動体を、縦方向に移動可能とすることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の免震装置において、前記第1傾斜面は、前記第1傾斜面と、前記第1傾斜面を通る鉛直線との間の角度をθとしたとき、傾斜tanθの範囲が0.9〜0.001であることを特徴としている。
請求項8に記載の発明によれば、第1傾斜面と、前記第1傾斜面を通る鉛直線との間の角度をθとしたとき、傾斜tanθを0.9〜0.001の範囲において、免震装置の縦方向の剛性を小さくすることができる。即ち、ベース体の表面からの鉛直線と、第1傾斜面との間の角度θにより、免震装置の縦方向の剛性を調整することができる。
請求項9に記載の発明に係る複合免震装置は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の免震装置と、前記免震装置の上又は前記免震装置の下に配置され、積層ゴムの積層方向を縦方向とした横揺れ用免震装置と、を有することを特徴としている。
請求項9に記載の発明によれば、建物に伝達される縦揺れが、免震装置の積層ゴムの圧縮変形により軽減される。また、建物に伝達される横揺れが、免震装置の上又は下に取付けられた、横揺れ用免震装置の積層ゴムのせん断変形により軽減される。
これにより、縦揺れと横揺れのいずれも軽減させることができる。
本発明は、上記構成としてあるので、積層ゴムを圧縮変形させて免震機能を発揮させても、縦方向の剛性が小さい免震装置を提供することができる。
(A)は本発明の第1実施形態に係る免震装置の基本構成を示す正面図であり、(B)はその平面図である。 (A)は本発明の第1実施形態に係る免震装置の面接触部の周波数特性の計算モデルを示す正面図であり、(B)は計算結果をまとめた表である。 本発明の第2実施形態に係る免震装置の基本構成を示す正面図である。 (A)は本発明の第3実施形態に係る免震装置の基本構成を示す正面図であり、(B)はその平面図である。 (A)は本発明の第4実施形態に係る免震装置の基本構成を示す正面図であり、(B)はその平面図である。 (A)は本発明の第5実施形態に係る免震装置の基本構成を示す正面図であり、(B)は本発明の第6実施形態に係る免震装置の基本構成を示す正面図である。
(第1実施形態)
図1、図2を用いて、第1実施形態に係る免震装置10について説明する。
図1(A)の正面図、図1(B)の平面図に示すように、免震装置10は、建物の基礎部26に設置されて建物の柱24を支持する。なお、本明細書においては、矢印UPの方向を上方としている。
免震装置10は、上方及び対向する側面の1つが開放されたベース体12を備えている。ベース体12は、平板状に横方向へ延設された底板部12Bと、底板部12Bの両端部から上方へ立設された側壁12R、12Lを有している。側壁12R、12Lは、免震装置10に加えられる外力fzを、横方向から受ける受け部として機能する。
ベース体12は、鋼材や鉄筋コンクリート等で構築され、図示しないアンカーボルトで基礎部26に固定される。
ベース体12の側壁12Lには、積層ゴム14が取付けられている。積層ゴム14は、市場に広く普及している一般的な製品であり、所定の弾性を備えたゴム板と鋼鈑を、交互に積層して円柱状、直方体状、又は直方体から角部が縦方向に切り取られた多角形状に形成されている。積層ゴム14は、積層方向を横方向にして設置され、フランジ18Lで受け部12Lに接合されている。
ベース体12には、積層ゴム14と隣接させて、第1移動体としてのガイド部材20が設置されている。ガイド部材20は、鋼材やコンクリート等で形成され、1つの側面に傾斜面20Fが形成された六面体である。ガイド部材20の側面20Bは、積層ゴム14のフランジ18Rと接合され、側面20Bと反対側の側面が傾斜面20Fとされている。
ガイド部材20は、ベース体12の上を横方向へ移動可能に設けられ、積層ゴム14の方向へ移動されて、積層ゴムを圧縮力fxで圧縮する。
傾斜面20Fの傾斜方向は、正面視において、傾斜面が積層ゴム14側へ倒れる方向、即ち、ガイド部材20の上方からベース体12の底板部12Bへ向けて、積層ゴム14からの横方向の距離が大きくなる方向へ傾斜している。
これにより、ガイド部材20の傾斜面20Fで、後述する伝達部材22の傾斜面22Fを支持することができる。また、伝達部材22を縦方向へ移動させれば、傾斜面22Fで傾斜面20Fが横方向へ移動され、ガイド部材20を横方向へ移動させることができる。
また、伝達部材22の底面22Dは、ベース体12の底板部14Bには達してなく、底面22Dと底板部14Bの間は空気層28とされている。この結果、伝達部材22を縦方向に移動可能とすることができる。
ガイド部材20と側壁12Rの間には、第2移動体としての伝達部材22が、ガイド部材20の移動方向と直交する方向に挿入されている。即ち、ガイド部材20は、横方向に移動可能とされており、伝達部材22は、縦方向へ移動可能とされている。なお、直交の程度は、厳密に90度である必要はなく、製造誤差等を見込んだ余裕のある角度、例えば、90度±10度程度でよい。
伝達部材22は、鋼材やコンクリート等で形成され、七面体の1つの側面の一部が傾斜面22Fとされている。伝達部材22の側面22Rは、縦方向に移動可能に側壁12Rにガイドされている。また、側面22Rと対向する側面の一部が傾斜面22Fとされている。傾斜面22Fと傾斜面20Fは、接触部Qで面接触され、移動量調整手段として機能する。即ち、伝達部材22に、縦方向に加えられた外力fを、接触部Qでガイド部材20へ伝達させ、ガイド部材20を横方向へ移動させる。
具体的には、縦方向の外力fにより、伝達部材22が縦方向に移動したとき、ガイド部材20を横方向へ移動させ、積層方向を横方向にした積層ゴム14を横方向から力fxで圧縮変形させる。このとき、傾斜面22Fと傾斜面20Fにより、伝達部材22の縦方向への移動量より、ガイド部材20の横方向の移動量が少なくされている。即ち、免震装置10の縦方向の剛性を、積層ゴム14の積層方向の剛性より小さくすることができる。
この結果、例えば、伝達部材22で建物の柱24を支持すれば、縦方向の剛性の小さい積層ゴムで支持することと等価なり、建物の柱24へ伝達される鉛直固有周期を長周期化することができる。これにより、免震装置10で縦揺れを軽減させることができる。
ここに、伝達部材22が移動させるガイド部材20の移動量は、後述するように、傾斜面20Fと傾斜面22Fが接触部Qで面接触する角度で決定される。即ち、傾斜面20Fと傾斜面22Fが面接触する角度を調整することで、伝達部材22が移動させるガイド部材20の移動量を調整できる。同時に、免震装置10の縦方向の剛性を調整することができる。
ここで、免震装置10の鉛直固有周波数特性について説明する。
図2(A)示すように、傾斜面20Fを通る鉛直線をGとし、鉛直線Gと、傾斜面20Fと傾斜面22Fの接触部Qの傾斜角度をθとし、伝達部材22に、外力fが下方向へ作用しているという条件において、傾斜角度θを変化させて鉛直固有周波数を求めた。
計算にあたり、ベース体12、ガイド部材20及び伝達部材22は、互いに接触面の鉛直方向にのみに力を及ぼし、接触部Qにおける摩擦力は無視できるものとした。また、ガイド部材20と伝達部材22に作用する重力は無視した。
また、外力の伝達経路は、伝達部材22に外力fが下方向へ作用したとき、伝達部材22は下方向へ移動する。このとき、伝達部材22の傾斜面22Fと、ガイド部材20の傾斜面20Fの接触部Qにより、ガイド部材20に横方向の圧縮力Fが伝達される。この結果、ガイド部材20は横方向へ移動し、側面20Bが積層ゴム14を圧縮力Fで圧縮する。
先ず、伝達部材22の上面に、外力fが下方へ作用し、伝達部材22が変位δzだけ、鉛直下方に移動し、ガイド部材20が横方向へ移動して積層ゴム14を圧縮し、積層ゴム14へ圧縮力Fが作用して、積層ゴム14がδだけ変位されたとする。
接触部Qの傾斜角度はθであるから、作用反作用の法則、力のつり合い、及び物理的形状により、下式(1)、(2)が成立する。
Figure 0006333609
Figure 0006333609
これより、免震装置10の鉛直剛性Kは、免震ゴムの圧縮剛性Kを用いて、式(3)のように表すことができる。
Figure 0006333609
また、免震装置10の鉛直周期Tは、荷重Fが作用している時の積層ゴム14の周期Tを用いて、式(4)のように表現できる。
Figure 0006333609
一般に、積層ゴム14の周期Tは、積層ゴム14の面圧σ、内部ゴムシートの圧縮弾性率E、ゴム総厚hを用いて、式(5)のように表すことができる。
Figure 0006333609
ここに、Aは、積層ゴム14の断面積である。
即ち、同じ面圧σ、内部ゴムシートの圧縮弾性率E、ゴムの総厚h、の積層ゴム14を用いたとき、積層ゴム14の鉛直周期は、断面積Aまたは圧縮力fに依存しない。
この時、式(4)から、通常の積層ゴムに比べ、免震装置10の鉛直周期はα倍延長されることがわかる。ここに、αは式(6)となる。
Figure 0006333609
上式を用いて、鉛直固有周波数を求めた結果を図2(B)に示す。
積層ゴムは、外径が異なる積層ゴムA、B、Cの3種類について行った。ここに、積層ゴムAは外径が800mm、軸力4920kN、鉛直剛性2420、周期0.09sec、周波数11Hzの特性を備え、積層ゴムBは外径が1000mm、軸力10200kN、鉛直剛性3770、周期0.104sec、周波数9.58Hzの特性を備え、積層ゴムCは外径が1500mm、軸力23000kN、鉛直剛性8540、周期0.104sec、周波数9.6Hzの特性を備えている。
図2(B)に示すように、積層ゴムA、B、Cのそれぞれについて、鉛直線Gに対する接触部Qの傾斜tanθを、傾斜tanθの範囲が0.9〜0.001の範囲で変化させて、鉛直周波数を求めた。いずれの積層ゴムA、B、Cにおいても、tanθを小さくすることで、鉛直固有周波数が減少する結果を示した。ここに、従来積層ゴムの周波数は、積層方向を縦にして、積層ゴム14の縦方向に圧縮力fを加えた時の特性である。
即ち、鉛直線Gに対する接触部Qの傾斜tanθを0.9〜0.001の範囲に設定すれば、免震装置10の鉛直固有周波数を減少させ、鉛直剛性を低減することができる。
なお、傾斜tanθが0.9〜0.001の範囲は、効果を確認するために定めた範囲であり、本実施形態の権利範囲は、上記範囲に限定されることはない。傾斜tanθが1未満〜0.001の範囲であれば効果を発揮し、本実施形態の権利範囲に含まれる。
上述したように、積層ゴム14を圧縮変形させて免震機能を発揮させても、縦方向の剛性が小さい免震装置を提供することができる。この結果、免震装置10で、基礎部26と建物の柱24間に伝達される縦揺れを軽減させることができる。
(第2実施形態)
図3を用いて、第2実施形態に係る免震装置30について説明する。
図3に示すように、免震装置30は、ガイド部材32と伝達部材34の接触部Qに、レール36と、レール36に跨るスライダー38を備えたリニアモーションガイドが設けられている点において、第1実施形態と相違する。相違点を中心に説明する。
免震装置30は、ガイド部材32の傾斜面32Fに、傾斜面32Fと同じ傾斜角度で移動量調整手段としてのレール36が取付けられ、伝達部材34の傾斜面34Fに、傾斜面34Fと同じ傾斜角度で移動量調整手段としてのスライダー38が取付けられている。スライダー38は、レール36に跨り、レール36上を摺動する。
本構成とすることにより、伝達部材34が、外力fを受けてガイド部材32の移動方向と交差する方向へ移動することにより、第1傾斜面に設けられたレール36と、レール36に跨って摺動する第2傾斜面に設けられたスライダー38を介して、ガイド部材32が積層ゴム14の方向へ移動され、積層ゴム14を積層方向へ圧縮力fで圧縮する。
このとき、伝達部材34が移動させるガイド部材32の移動量は、レール36と、レール36に跨って摺動するスライダー38の角度で決定される。即ち、レール36とスライダー38の取付け角度を調整することで、伝達部材34が移動させるガイド部材32の移動量を調整することができる。
また、レール36とスライダー38を介して移動させるので、摺動時の摩擦力を低減させることができる。
なお、本実施形態においては、リニアモーションガイドを例にとり説明したが、これに限定されることはなく、例えば、摺動部に金属性ベアリングを用いた、摺動部材であってもよい。
(第3実施形態)
図4を用いて、第3実施形態に係る免震装置40について説明する。
図4に示すように、免震装置40は、2個の積層ゴム42A、42Bを対向配置した点において、第1実施形態と相違する。第1実施形態との相違点を中心に説明する。
免震装置40のベース体12には、対向配置された2個の積層ゴム42A、42Bと、それぞれの積層ゴム42A、42Bに隣接させて、2個のガイド部材44A、44Bが対向配置されて取付けられている。ここに、積層ゴム42Aのフランジ48Lは、免震装置40に設けられた側壁12Lと接合され、積層ゴム42Bのフランジ49Rは、側壁12Rと接合されている。
また、積層ゴム42Aのフランジ48Rは、ガイド部材44Aと接合され、積層ゴム42Bのフランジ49Lは、ガイド部材44Bと接合されている。また、ガイド部材44Aの傾斜面44AFと、ガイド部材44Bの傾斜面44BFは、中央部で対向している。
伝達部材46は、ガイド部材44Aとガイド部材44Bの間に、縦方向へ移動可能に配置され、伝達部材46の傾斜面46FAが傾斜面44AFと接触部QAで面接触し、傾斜面46FBが傾斜面44BFと接触部QBで面接触している。
本構成によれば、1つの伝達部材46の縦方向の移動で、2個の積層ゴム42A、42Bを、ガイド部材44A、44Bを介して同時に圧縮変形させることができる。これにより、伝達部材46が大きな外力fを受けても、積層ゴム42A、42Bに加える圧縮力fA、fBを、2か所に分散させることで低減することができる。この結果、免震装置40の建物の支持力向上や、個々の積層ゴム42A、42Bの小型化が図れる。
なお、本実施形態においては、ガイド部材32と伝達部材44A、44Bの接触部Qに、第2実施形態で説明したレール36と、レール36に跨るスライダー38を備えたリニアモーションガイドを用いてもよい。
また、本実施形態では、2個の積層ゴム42A、42Bを例に取り説明したが、これに限定されることはなく、4個やそれ以上の積層ゴム、及びガイド部材を対向配置する構成でもよい。
(第4実施形態)
図5(A)、図5(B)を用いて第4実施形態に係る免震装置50について説明する。
図5(A)に示すように、免震装置50は、3個の積層ゴム52A、52B、52Cが並列に一方向に配置された点において、第1実施形態と相違する。第1実施形態との相違点を中心に説明する。
免震装置50のベース体62には、3個の積層ゴム52A、52B、52CがY軸方向に並列に配置され、それぞれの積層ゴム52A、52B、52Cのフランジ位置に対応させて、Y軸方向の長さが大きくされた、ガイド部材54が設けられている。
ここに、積層ゴム52A、52B、52Cのフランジ58L、59L、60Lは、Y軸方向の長さが長くされた側壁62Lと接合され、積層ゴム52A、52B、52Cのフランジ58R、59R、60Rは、Y軸方向の長くされたガイド部材54と、それぞれ接合されている。
また、ガイド部材54は、横方向に移動可能とされ、中央部に傾斜面54Fが形成され、ガイド部材54の傾斜面54Fは、伝達部材56の傾斜面56Fと接触部Qで面接触している。伝達部材56は、縦方向へ移動可能とされている。
本構成によれば、1つの伝達部材56の縦方向の移動で、3個のガイド部材52A、52B、52Cを、同時に横方向へ移動させることができる。これにより、伝達部材56から大きな外力fが積層ゴム52A、52B、52Cへ伝達される構成であっても、3個の積層ゴム52A、52B、52Cに分散させ、個々の積層ゴム52A、52B、52Cに加えられる圧縮力fA、fB、fCを減少させることができる。この結果、免震装置50の建物の支持力向上や、個々の積層ゴムの小型化を図ることができる。
なお、本実施形態においては、ガイド部材32と伝達部材44A、44Bの接触面に、第2実施形態で説明したレール36と、レール36に跨るスライダー38を備えたリニアモーションガイドを用いてもよい。
また、本実施形態では、3個の積層ゴム52A、52B、52Cを例に取り説明したが、これに限定されることはなく、2個や、4個以上の積層ゴムを並列配置してもよい。
(第5実施形態)
図6(A)を用いて第5実施形態に係る複合免震装置60について説明する。
図6(A)に示すように、複合免震装置60は、第3実施形態で説明した免震装置40を有し、免震装置40のベース体12の下に、積層方向を縦方向とした積層ゴム64を備えた、横揺れ用免震装置62を有している。
即ち、横揺れ用免震装置62は、下フランジ66Dで基礎部26と接合され、上フランジで免震装置40のベース体12の底板部12Bと接合される。また、免震装置40の伝達部材46は、上面で建物の柱24を支持する。
本構成によれば、免震装置40の積層ゴム42A、42Bの圧縮変形により、基礎部26と建物の柱24の間に伝達される縦揺れが軽減される。また、横揺れ用免震装置62の積層ゴム64のせん断変形により、基礎部26と建物の柱24の間に伝達される横揺れが軽減される。
即ち、縦振動と横振動のいずれも、複合免震装置60で軽減させることができる。
なお、本実施形態では、第3実施形態で説明した免震装置40を用いて説明したが、第1実施形態、第2実施形態、第4実施形態で説明した免震装置10、30、50を用いてもよい。
(第6実施形態)
図6(B)を用いて第6実施形態に係る複合免震装置70について説明する。
図6(B)に示すように、複合免震装置70は、第3実施形態で説明した免震装置40を有し、免震装置40の伝達部材46の上に積層方向を縦方向とした積層ゴム64を備えた横揺れ用免震装置62を有している。
即ち、免震装置40は、ベース体12の底板部12Bが基礎部26と接合され、伝達部材46が下フランジ66Dと接合される。また、横揺れ用免震装置62の上フランジ66Uで建物の柱24を支持する。
本構成によれば、免震装置40の積層ゴム42A、42Bの圧縮変形により、基礎部26と建物の柱24の間に伝達される縦揺れが軽減される。また、横揺れ用免震装置62の積層ゴム64のせん断変形により、基礎部26と建物の柱24の間に伝達される横揺れが軽減される。
即ち、縦振動と横振動のいずれも、複合免震装置70で軽減させることができる。
なお、本実施形態では、第3実施形態で説明した免震装置40を用いて説明したが、第1実施形態、第2実施形態、第4実施形態で説明した免震装置10、30、50を用いてもよい。
10、30、40、50 免震装置
12 ベース体
12R、12L 側壁(ベース体)
14、42、52、64 積層ゴム
20、32、44、54 ガイド部材(第1移動体)
20F 傾斜面(第1傾斜面、移動量調節手段)
22、34、46、56 伝達部材(第2移動体)
22F 傾斜面(第2傾斜面、移動量調節手段)
36 レール(移動量調節手段)
38 スライダー(移動量調節手段)
62 横揺れ用免震装置
60、70 複合免震装置
Q 接触部
G 鉛直線
外力
圧縮力

Claims (9)

  1. ベース体と、
    前記ベース体に取付けられ、積層方向が横方向とされた積層ゴムと、
    前記積層ゴムの積層方向へ移動可能に設けられ、前記積層ゴムと接合されると共に前記ベース体との間で前記積層ゴムを圧縮する第1移動体と、
    前記第1移動体の移動方向と交差する方向へ移動可能に設けられた第2移動体と、
    前記第1移動体と前記第2移動体の接触部に設けられ、前記第2移動体に作用する外力を前記第1移動体へ伝えて移動させると共に、前記第1移動体の移動量を、前記第2移動体の移動量より少なくする移動量調整手段と、
    を有する免震装置。
  2. 前記ベース体は両端部から側壁が立設され、
    前記積層ゴムは一方の前記側壁に取付けられ、
    記第2移動体は、前記第1移動体と他方の前記側壁との間を縦方向に移動可能とされている請求項1に記載の免震装置。
  3. 前記ベース体は両端部から側壁が立設され、
    前記積層ゴムは、積層方向を横方向にして、複数個が対向配置されて前記側壁に取付けられ、
    前記第1移動体は、複数個が対向配置され、複数個の前記積層ゴムの積層方向へそれぞれ移動可能とされ、
    前記第2移動体は、複数の前記第1移動体の間を縦方向に移動可能とされている請求項1に記載の免震装置。
  4. 前記ベース体は両端部から側壁が立設され、
    前記積層ゴムは、複数個が並列に配置されて前記側壁に取付けられ、
    前記第1移動体は、複数個の前記積層ゴムの積層方向へ移動可能とされ、
    前記第2移動体は、前記第1移動体と他方の前記側壁との間を縦方向に移動可能とされている請求項1に記載の免震装置。
  5. 前記移動量調整手段は、
    前記第1移動体に形成された第1傾斜面と、前記第2移動体に形成され、前記第1傾斜面と面接触する第2傾斜面である請求項1〜4のいずれか1項に記載の免震装置。
  6. 前記移動量調整手段は、
    前記第1移動体に形成された第1傾斜面に設けられたレールと、前記第2移動体に形成され、前記第1傾斜面と対面する第2傾斜面に設けられ、前記レールに跨って摺動するスライダーである請求項1〜4のいずれか1項に記載の免震装置。
  7. 前記第1移動体の前記第1傾斜面は、
    前記積層ゴムと反対側の側面に形成され、前記積層ゴムの方向へ倒れている請求項5又は6に記載の免震装置。
  8. 前記第1傾斜面は、
    前記第1傾斜面と、前記第1傾斜面を通る鉛直線との間の角度をθとしたとき、傾斜tanθの範囲が0.9〜0.001である請求項7に記載の免震装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の免震装置と、
    前記免震装置の上又は前記免震装置の下に配置され、積層ゴムの積層方向を縦方向とした横揺れ用免震装置と、
    を有する複合免震装置。
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