JP6332307B2 - ボール回転方向検出システム - Google Patents
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Description
上記ボールに固定された3軸直交座標系であるボール座標系における地磁気ベクトルを検出する磁気センサと、
上記ボール座標系における加速度ベクトルを検出する加速度センサと、
上記ボールが移動する方角である移動方角を記憶する方角記憶部と、
地磁気の伏角を記憶する伏角記憶部と、
上記地磁気ベクトルと、上記加速度ベクトルと、上記移動方角と、上記伏角と、上記地磁気ベクトル又は上記加速度ベクトルの時間変化と、を基に、上記進行方向及び上記重力方向に対する上記ボールの回転軸の向き及び回転方向を算出する演算部と、を有することを特徴とするボール回転方向検出システムにある。
上記加速度センサによって検出された加速度ベクトルに基づいて、上記ボール座標系における上記進行方向を算出する進行方向算出部と、
上記磁気センサによって検出された地磁気ベクトルと、上記加速度センサによって検出された加速度ベクトルと、上記方角記憶部に記憶された上記移動方角と、上記伏角記憶部に記憶された上記伏角とに基づいて、上記ボール座標系における上記重力方向を算出する重力方向算出部と、
上記磁気センサによって検出された地磁気ベクトルの時間変化、又は上記加速度センサによって検出された加速度ベクトルの時間変化に基づいて、上記ボール座標系における地球座標系の回転軸及び回転方向を算出する座標回転算出部と、
上記進行方向算出部によって算出された上記ボール座標系における上記進行方向と、上記重力方向算出部によって算出された上記ボール座標系における上記重力方向と、上記座標回転算出部によって算出された上記ボール座標系における上記地球座標系の回転軸及び回転方向と、に基づいて、上記進行方向及び上記重力方向に対する上記ボールの回転軸の向き及び回転方向を算出する回転方向算出部と、を有するものとすることができる。
この場合には、後述するように、容易かつ正確に、進行方向及び重力方向に対する回転軸の向き及び回転方向を検出することができる。
この場合には、測定場所や測定対象のボールの軌跡に応じた伏角α及び進行角度βを適宜入力することができる。それゆえ、汎用性が高く、かつ、より正確な測定を実現しやすいボール回転方向検出システムを得ることができる。
この場合には、移動方角を、ボールに固定された磁気センサを利用して検出することができる。それゆえ、移動方角(投球しようとする方角)があらかじめ把握されていない状況で測定する場合などに有用である。また、ボール回転方向検出システムへの移動方角の入力を、容易に行うことができる。
この場合には、測定場所における地磁気の伏角αを、ボールBに固定された磁気センサ及び加速度センサを利用して検出することができる。それゆえ、例えば、伏角αがあらかじめ把握されていない場所で測定する場合などに有用である。また、ボール回転方向検出システムへの伏角αの入力を、容易に行うことができる。
この場合には、ボールの回転軸の向き及び回転方向と合わせて、回転速度も測定することができる。そのため、例えば、球種の判定や球質の評価を、より高精度に行うことができる。
この場合には、ボールの空中移動が終了した時点を判定することができるため、空中移動終了後には回転軸及び回転方向を計測しないようにすることができる。これにより、測定結果を格納するために必要となるメモリの容量を抑制することができる。
ボール回転方向検出システムの実施形態につき、図1〜図7を用いて説明する。
本実施形態のボール回転方向検出システム1は、図2、図3に示すように空中を移動するボールBの、進行方向F及び重力方向Gに対する回転軸Aの向き及び回転方向Rを検出するシステムである。
図1に示すごとく、ボール回転方向検出システム1は、磁気センサ2と、加速度センサ3と、方角記憶部4と、伏角記憶部11と、演算部10と、を有する。
方角記憶部4は、ボールBが移動する方角である移動方角を記憶する。ここでいう方角とは、東西南北の方角を意味する。
伏角記憶部11は、測定地における地磁気の伏角を記憶する。
図1に示すごとく、演算部10は、進行方向算出部5と、重力方向算出部6と、座標回転算出部7と、回転方向算出部8と、を有する。
重力方向算出部6は、ボールBの空中移動中に磁気センサ2によって検出された地磁気ベクトルmと、ボールBの空中移動中に加速度センサ3によって検出された加速度ベクトルaと、方角記憶部4に記憶された移動方角とに基づいて、ボール座標系CBにおける重力方向Gを算出する。
ここで、本実施形態においては、加速度ベクトルa及び地磁気ベクトルmの他に、重力方向Gの算出に利用する情報として、地磁気の伏角α、及び、ボールBの進行方向Fと重力方向Gとのなす角度(進行角度β)がある。
なお、本実施形態においては、移動方角については、南北方向からずれている場合、東西のうちの東方であるか西方であるかが分かれば、正確な方角は必ずしも必要ない。ただし、南北方向と略一致していると判断する際には、必要とする精度に応じた移動方角の正確性が求められる。
それゆえ、ボールBの空中移動中における各瞬間において、ボール座標系CBにおける地球座標系CEの回転軸及び回転方向が得られれば、ボール座標系CBを介して、進行方向Fに対するボールBの回転軸Aの向き及び回転方向R、並びに、重力方向Gに対するボールBの回転軸Aの向き及び回転方向Rを得ることが可能となる。
ただし、必ずしもこれらのすべてがボールBに搭載されている必要はなく、例えば回転方向算出部8及び回転速度算出部13を、ボールBとは別体の外部機器内に設けることもできる。この場合、ボールBと外部機器との間での無線通信等によってデータを送受信することにより、データ処理を行うことも考えられる。
例えば、右投げ投手の投げたボールの回転軸Aが、概略重力方向Gを向いており、その回転方向Rが、上方から見て左回りであった場合、カーブ又はスライダーであると判定する。また、右投げ投手の投げたボールの回転軸Aが、概略重力方向Gを向いており、その回転方向Rが、上方から見て右回りであった場合、シュートと判定する。また、ボールBの回転軸Aが、概略、進行方向Fと重力方向Gとの双方に直交し、その回転方向Rは逆回転(バックスピン:進行方向Fの前側の面が上向きに移動するような回転)である場合、ストレート(直球)と判定する。
また、変化球を投げるにあたって、ボールの回転軸の向きを様々に変化させたい場合も考えられる。このように、所望の変化球の習得にあたり、投げたボールの回転軸を確認しつつ、投球方法を工夫しながら練習することもできる。
本実施形態は、図8〜図10に示すごとく、ボールの移動方角を算出する方角算出部14をさらに有するボール回転方向検出システム1の実施形態である。
すなわち、方角算出部14は、所定の姿勢でボールBを静置した状態において、磁気センサ2によって検出された地磁気ベクトルmによって、移動方角PHを算出するよう構成されている。
ここで、所定の姿勢とは、図9、図10に示すごとく、ボールBの表面において互いに直交する方向を向いた第1特定部位B1と第2特定部位B2とを、それぞれ移動方角PHと鉛直上方に向けた姿勢をいう。
上記のように方角算出部14によって算出された移動方角PHを、方角記憶部4に記憶する。そして、重力方向算出部6は、移動方角PHを、実施形態1において説明した2つのベクトルG1、G2のうちのいずれを重力方向Gのベクトルとして選択するかの判断に用いる。
なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図11に示すごとく、伏角αを算出する伏角算出部15をさらに有するボール回転方向検出システム1の実施形態である。
伏角算出部15は、ボールBを静置した状態において、加速度センサ3によって検出された加速度ベクトルaと、磁気センサ2によって検出された地磁気ベクトルmとに基づいて、伏角αを算出するよう構成されている。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図13に示すごとく、衝撃加速度センサ31と、ボールBの空中移動が終了した時点を判定する終了判定部16とをさらに有する、ボール回転方向検出システム1の実施形態である。
すなわち、ボールBの空中移動が終了する際には、例えばボールBが捕手のミット、打者のバット、或いは地面に衝突して、ボールBに大きな衝撃が加わる。このボールBに加わる衝撃は、大きな加速度として計測することができる。この加速度を、衝撃加速度センサ31によって検出し、この検出信号を基に、終了判定部16が、終了時点を判定する。
例えば、加速度センサ3としては、Kionix社製KX022を用い、衝撃加速度センサ31としては、STMicro社製H3LIS331DLを用いることができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図14に示すごとく、ボールBの空中移動が開始した時点を判定する開始判定部17をさらに有するボール回転方向検出システム1の実施形態である。
開始判定部17は、衝撃加速度センサ31によって検出された加速度に基づいて、ボールBの空中移動が開始した時点(以下において、適宜「開始時点」という。)を判定する。
その他は、実施形態4と同様の構成を有し、同様の作用効果を奏する。
本実施形態は、図15〜図17に示すごとく、ボールBの進行角度β(図3に示すボールBの進行方向Fと重力方向Gとのなす角度)を予め入力することなく、進行方向F及び重力方向Gに対するボールBの回転軸Aの向き及び回転方向Rを算出する形態である。図15は、本実施形態のボール回転方向検出システム1における演算フローを含む概念図である。
この2つの関係式から、mSNとmUDとが一義的に得られる。すなわち、地球座標系CEにおける地磁気ベクトルmが一義的に得られる。
なお、ここでは、地磁気の方角は南北方向SNに一致することを前提としており、偏角を考慮しないことを前提としている。偏角まで考慮した算出を行う場合には、その分の補正計算を行えばよい。
fSN 2+fEW 2+fUD 2=1 ・・・式(1)
tanγ=fSN/fEW ・・・式(2)
(mSN,0,mUD)・(fSN,fEW,fUD)=cosφ ・・・式(3)
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を有する。
本実施形態は、図18に示すごとく、投げられたボールBが捕球されたときの加速度ベクトルa(tc)に基づいて、ボール座標系CBにおける進行方向Fを算出するようにした形態である。
すなわち、本実施形態のボール回転方向検出システム1においては、投げられたボールBが捕球されたときの加速度ベクトルaを、捕球時加速度ベクトルa(tc)として加速度センサ3によって検出する。この検出された捕球時加速度ベクトルa(tc)に基づいて、ボール座標系C B における進行方向Fを算出する。
捕球時加速度ベクトルa(tc)は、ボール座標系CBにおいて、進行方向Fと反対方向を向いたベクトルとなる。それゆえ、この捕球時加速度ベクトルa(tc)に基づいて、ボール座標系CBにおける進行方向Fを求めることができる。
地磁気ベクトルm(tc−Δt1)とm(tc)との差分を採り、これら2つの差分ベクトルの外積を採る。この外積ベクトルの向きが回転軸となる。そして、この回転軸を基準とした差分ベクトルの向きが、ボール座標系CBにおける地球座標系CEの回転方向であり、その反対方向が、地球座標系CEに対するボール座標系CBの回転方向となる。
この算出方法については、実施形態1と同様の方法にて求めることができる。
なお、微小時間Δt1及び微小時間(Δt2−Δt1)は、その間のボールBの回転が例えばπ/2程度となるようにとることで、回転軸の算出精度を上げやすい。
球体であるボールBが空中にある間は、基本的に回転軸は変化しない。そのため、捕球直前の微小時間におけるボールBの進行方向F及び重力方向Gに対する回転軸の向き及び回転方向が得られれば、その情報が、ボールBが空中にある間全体のボールBの情報と略一致すると考えられる。それゆえ、捕球直前の微小時間の情報から、ボールBの進行方向F及び重力方向Gに対する回転軸の向き及び回転方向を得て、球種等の判定に用いることができる。
かかる回転軸の微妙な変化を考慮して、ボールBの回転軸の向き及び回転方向を求めたい場合には、次のような方法にて、空中にある間の任意の時点のボールBの回転軸を算出することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
2 磁気センサ
3 加速度センサ
4 方角記憶部
10 演算部
11 伏角記憶部
B ボール
a 加速度ベクトル
m 地磁気ベクトル
Claims (13)
- 空中を移動するボールの、進行方向及び重力方向に対する回転軸の向き及び回転方向を検出する、ボール回転方向検出システムであって、
上記ボールに固定された3軸直交座標系であるボール座標系における地磁気ベクトルを検出する磁気センサと、
上記ボール座標系における加速度ベクトルを検出する加速度センサと、
上記ボールが移動する方角である移動方角を記憶する方角記憶部と、
地磁気の伏角を記憶する伏角記憶部と、
上記地磁気ベクトルと、上記加速度ベクトルと、上記移動方角と、上記伏角と、上記地磁気ベクトル又は上記加速度ベクトルの時間変化と、を基に、上記進行方向及び上記重力方向に対する上記ボールの回転軸の向き及び回転方向を算出する演算部と、を有することを特徴とするボール回転方向検出システム。 - 上記演算部は、
上記加速度センサによって検出された加速度ベクトルに基づいて、上記ボール座標系における上記進行方向を算出する進行方向算出部と、
上記磁気センサによって検出された地磁気ベクトルと、上記加速度センサによって検出された加速度ベクトルと、上記方角記憶部に記憶された上記移動方角と、上記伏角記憶部に記憶された上記伏角とに基づいて、上記ボール座標系における上記重力方向を算出する重力方向算出部と、
上記磁気センサによって検出された地磁気ベクトルの時間変化、又は上記加速度センサによって検出された加速度ベクトルの時間変化に基づいて、上記ボール座標系における地球座標系の回転軸及び回転方向を算出する座標回転算出部と、
上記進行方向算出部によって算出された上記ボール座標系における上記進行方向と、上記重力方向算出部によって算出された上記ボール座標系における上記重力方向と、上記座標回転算出部によって算出された上記ボール座標系における上記地球座標系の回転軸及び回転方向と、に基づいて、上記進行方向及び上記重力方向に対する上記ボールの回転軸の向き及び回転方向を算出する回転方向算出部と、を有することを特徴とする、請求項1に記載のボール回転方向検出システム。 - 上記ボールの進行方向と重力方向とのなす角度である進行角度βを記憶する進行角記憶部をさらに有し、上記重力方向算出部は、上記伏角をαとしたとき、上記地磁気ベクトルと重力方向とがなす角度が90°−αであり、かつ上記加速度ベクトルと重力方向とがなす角度が180°−βであることを前提に、上記磁気センサによって検出された地磁気ベクトルと、上記加速度センサによって検出された加速度ベクトルと、上記伏角と、上記進行角度βと、上記移動方角とに基づいて、上記ボール座標系における上記重力方向を算出するよう構成されていることを特徴とする請求項2に記載のボール回転方向検出システム。
- 上記ボールの表面において互いに直交する方向を向いた第1特定部位と第2特定部位とを、それぞれ上記移動方角と鉛直上方に向けて上記ボールを静置した状態において、上記磁気センサによって検出された地磁気ベクトルに基づいて、上記移動方角を算出する方角算出部をさらに有し、該方角算出部によって算出された上記移動方角を、上記方角記憶部に記憶するよう構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のボール回転方向検出システム。
- 上記ボールを静置した状態において、上記加速度センサによって検出された加速度ベクトルと、上記磁気センサによって検出された地磁気ベクトルとに基づいて、上記伏角を算出する伏角算出部をさらに有し、該伏角算出部によって算出された伏角を、上記伏角記憶部に記憶するよう構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のボール回転方向検出システム。
- 上記演算部は、上記磁気センサによって検出された地磁気ベクトルの時間変化に基づいて、上記ボール座標系における地球座標系の回転速度をさらに算出し、算出された上記ボール座標系における地球座標系の回転速度に基づいて、上記ボールの回転速度を算出する回転速度算出部をさらに有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のボール回転方向検出システム。
- 上記ボールに固定され上記加速度センサが検出する加速度ベクトルよりも大きい衝撃加速度を少なくとも一軸方向において検出する衝撃加速度センサと、該衝撃加速度センサによって検出された加速度に基づいて上記ボールの空中移動が終了した時点を判定する終了判定部とをさらに有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のボール回転方向検出システム。
- 上記衝撃加速度センサは、上記加速度センサよりも、検出感度が低く、検出レンジが広いことを特徴とする請求項7に記載のボール回転方向検出システム。
- 上記衝撃加速度センサは、互いに直交する3つの軸方向の上記衝撃加速度を測定するよう構成されていることを特徴とする請求項7又は8に記載のボール回転方向検出システム。
- 上記衝撃加速度センサによって検出された加速度に基づいて、上記ボールの空中移動が開始した時点を判定する開始判定部をさらに有することを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載のボール回転方向検出システム。
- 投げられた上記ボールが捕球されたときの加速度ベクトルを、捕球時加速度ベクトルとして上記加速度センサによって検出し、上記捕球時加速度ベクトルに基づいて、上記ボール座標系における上記進行方向を算出するよう構成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のボール回転方向検出システム。
- 上記捕球時加速度ベクトルと、上記ボールが空中にある間に逐次取得した多数の上記地磁気ベクトルと、に基づいて、上記ボールが空中にある間の各時点における、上記ボール座標系から見た上記進行方向を算出するよう構成されている、請求項11に記載のボール回転方向検出システム。
- 上記磁気センサは、マグネトインピーダンスセンサからなることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載のボール回転方向検出システム。
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