JP6331169B2 - モジュラーx線源 - Google Patents

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Description

本出願は、一般的に複数のX線源に関連する。
一般的なX線管及び電源の構成は、その両方について、連続的かつ電気的に絶縁され、X線管及び電源を囲むポッティング材で一体的に接合される。X線管及び電源は、典型的には接地電圧のケースにより囲まれ得る。電気的絶縁性の材料は、ケースから、X線管及び電源の複数の高電圧コンポーネントを絶縁することが出来る。本様式において、X線管及び電源を一体的に接合する理由は、数キロボルトという大きな電位差が、複数の高電圧コンポーネント(例えば、カソード、カソードを電源に接続する複数の導線、いくつかの複数の電源コンポーネント)とケースとの間に存在し得ることにある。このため、アーク放電によって引き起こされる損傷なしに、X線管と電源との間の着脱可能な接続を有することは困難である。
X線管及び電源を一体的に接合することの問題は、これらの2つの装置の1つが損傷した場合、通常は両方が壊れるに違いないことである。X線管と電源との間に着脱可能な接続を有するようにし、その結果、それら2つが、自由に接続、及び、切断し得るようにし、他の装置を保存する一方で、これらの装置の1つを損傷に応じて交換可能とすることは、もし、アーク放電による損傷を最小のリスクでこれがなされ得るのであれば、有益である。
また、X線管を容易に取り外し、及び、置き換えることを可能とするのも有益である。X線管が着脱可能であり、特定の電源に嵌合する多くの異なる複数のX線管があれば、ユーザがX線管を電源に正しく嵌合させることを保証するためにそのような装置を有することが有益である。複数のX線供給源の他の重要な複数の特徴は、複数のユーザにX線のシールドと、熱負荷の損傷とを回避すべく、X線管アノードまたは複数の電子コンポーネントで生成される熱の熱伝導と、を提供することを含む。
これらの又は関連する問題を解決する努力の例として、米国特許第5,949,849号、及び、米国特許第7,660,097号、米国特許出願公開第2013/0163725号、韓国特許第101163513号、国際公開第2008/048019号を参照されたい。
関連付けられた電源に対し、容易に着脱可能で、交換可能なX線管を有することは、アーク放電により引き起こされる損傷のリスクの減少を伴うので、有利であると認識される。また、X線管を電源に正しく適合し、X線シールドを複数のユーザに提供し、エレクトロニクスとアノードから熱を取り除く良好な熱伝導を提供することは、これらの構成要素の熱負荷による損傷を回避するのに有利であると認識される。本発明はこれらの必要性を満たす複数のX線源の様々な実施形態が対象である。それぞれの実施形態は、これらの必要性の、一、又は、いくつか、又は、全てを満たし得る。
X線源は、導電性のケースによって支持される、X線管及び電源を備える。ケースの外側がソケットを有することが出来る。導電性のキャップはX線管のアノードに取り付けることができ、X線管を支持できる。キャップは着脱可能にケースのソケットで受け入れられることが出来て、キャップとケースとの間、及び、X線管のアノードとキャップとの間の導電性、及び、熱伝導性の経路を形成する。
本発明の一実施形態による、着脱可能なX線管6を含む、X線源10の模式的側断面図である。 本発明の一実施形態による、個々の構成要素(ケース11,キャップ14、X線管6,電源19)を別々に示す、X線源10の模式的断面図である。 図1から図2に示したX線源10に類似であるが、また、(1)ケース11とキャップ14から高電圧コンポーネントを絶縁する電気的絶縁性の材料31を含み、(2)X線管が、ケース11のソケット13を部分的にのみ通じて延在する、本発明の一実施形態による、X線源30の模式的側断面図である。 第1の環状ギャップG1がキャップ14とX線管6との間にないことを除いて、図1から図3に示したX線源10及び30に類似の、本発明の一実施形態による、X線源40の模式的側断面図である。 本発明の一実施形態による、個々の構成要素(ケース11、キャップ14、X線管6、及び、電源19)を別々に示す、X線源40の模式的断面図である。 図4から図5に示された、X線源40に類似するが、ケース11とキャップ14とから高電圧コンポーネントを絶縁する電気的絶縁性の材料31も有する、本発明の一実施形態による、X線源60の模式的断面図である。 図1から図6及び図10から図12に示される複数のX線源に類似するが、キャップ14とケース11との間に異なる連結部4を有する、本発明の複数の実施形態による、X線源70の模式的断面図である。 図1から図6及び図10から図12に示される複数のX線源に類似するが、キャップ14とケース11との間に異なる連結部4を有する、本発明の複数の実施形態による、X線源80の模式的断面図である。 図1から図6及び図10から図12に示される複数のX線源に類似するが、キャップ14とケース11との間に異なる連結部4を有する、本発明の複数の実施形態による、X線源90の模式的断面図である。また、キャップ14の中空の中央部24(図2、5、及び11を参照。)の内部に配置されるが、キャップ14の内端開口27を超えて、又は、通じて、延在しない、本発明の一実施形態による、X線管6を示す。 X線源100が、サイドウインドウX線源であることを除いて、図1から図9に示される複数のX線源に類似する、本発明の一実施形態による、X線源100の模式的断面図である。 本発明の一実施形態による、個々の構成要素(ケース11、キャップ14、X線管6、及び、電源19)を別々に示す、X線源100の模式的断面図である。 前出の複数の図に示された複数のX線源に類似するが、キャップ14がソケットを充填することを示し、第2の環状ギャップG2が無いことを示す、本発明の一実施形態による、X線源120の模式的断面図である。 本発明の一実施形態による、X線管6を電源19に着脱可能に接続する1つの方式を図示する、X線源130の模式的断面図である。[定義] 本明細書で使用されるように、用語"排気され"は、例えば、"排気された密閉容器"、又は、"排気され、電気的に絶縁された密閉容器"のように、複数のX線管で典型的に使用されるもの等、実質的に真空の密閉容器を指す。本明細書で使用されるように、用語"高電圧"、又は、"より高い電圧"は、電圧の直流絶対値を指す。例えば、1kVの負電圧と、1kVの正電圧とは、両方が1Vの正、又は、負電圧に対し、"高電圧"であると考えられる。別の例として、40kVの負電圧は、0Vより"より高い電圧"であると考えられる。
図1から図12で例示されるように、X線源10、30、40、60、70、80、90、100および120が、導電性のケース11によって支持される、X線管6、及び、電源19を備えることが示される。キャップ14はX線管6を支持出来て、X線管6をケース11に着脱可能に接続出来る。
電源19は、完全に、又は、実質的に、又は、少なくとも部分的に、導電性のケース11内に配置され得る。図1から図8及び図10から図12に示されるように、X線管6は、少なくとも部分的にケース11の内部に配置され得る(ケース11のソケット13の内部に配置されることも含む)。一実施形態において、X線管6の少なくとも25%が、ケース11の内部に配置され得る。別の実施形態において、X線管6の少なくとも50%が、ケース11の内部に配置され得る。別の実施形態において、X線管6の少なくとも70%が、ケース11の内部に配置され得る。別の実施形態において、X線管6の50%〜90%の部分が、ケース11の内部に配置され得る。代替的に、図9でX線源90上に示されるように、X線管6は、ほとんど又は完全に、キャップ14の内部に配置され得て、X線管6はケース11から完全に外部に配置され得るが、キャップ14によりケース11に取り付けられ得る。
X線管の大きさ、電源19へのX線管の複数の電気的接続部のタイプ、キャップ14によるX線シールドの有効性、所望のX線源の外観、X線源に利用可能な空間、及び、ケース11からのキャップ14の所望の突起のような要素は、ケース11内に、存在するのであれば、いくつのX線管6が配置されるのかを決定する場合に考慮され得る。ケース11から延出キャップ14の突起は、X線管6及びキャップ14の容易な取り外しを可能とし得る。
X線管6は、電気的に絶縁された密閉容器16に取り付けられたカソード17及びアノード15を有する密閉容器16を含む。密閉容器16は排気され得る。カソード17及びアノード15は密閉容器16の対抗する端部に配置され得る。密閉容器16はセラミック材料であるか、又は、セラミック材料を有し得る。電子エミッタ18は、密閉容器16内に配置され得て、カソード17に関連付けられ得る。電子エミッタ18はフィラメントであり得る。電子エミッタ18は、カソード17に取り付けられ得て、実質的に、カソード17と同一のバイアス電圧を有し得る。ターゲット材料5は、アノード15と関連付けられ得て、電子エミッタ18からの電子7の衝突に応じて、X線8を放出するように構成され得る。ターゲット物質5は、例えば、銀の薄膜、金の薄膜、又はロジウムの薄膜のような、材料の薄膜であり得て、アノード15上に配置され得る。
導電性のケース11は、それらの外側又は外壁にソケット13を含み得る。導電性のキャップ14はX線管6を支持し得る。キャップ14は、ケース11のソケット13に、又は、ソケット13内に、着脱可能に受け入れられ、キャップ14とケース11との間、及び、アノード15とキャップ14との間に、導電性、及び熱伝導性の経路を形成する。
ケース11及びX線管6を支持するキャップ14は、連結部4を画定し、X線管6を電源19に結合すべく、キャップ14及びケース11は嵌合する。キャップ14及びX線管6をケース11に着脱可能に取り付けるべく、キャップ連結部4cはケース連結部/ソケット連結部4sと嵌合し得る。連結部4は、電源19からX線管6を容易に取り付け、及び、取り外すことを可能とする。したがって、これらの構成要素(X線管6、又は、電源19)の1つが損傷しても、欠陥の構成要素は、他の依然機能している構成要素(電源19、又は、X線管6)の喪失なしに、置き換えられ得る。
連結部4を形成すべく、ケース11のソケット13は、キャップ14と嵌合する。例えば、図1から図6及び図10から図12に示されるように、ソケット13は、内部に雌ねじの複数のねじ山を有し、キャップ14はその上に雄ねじの複数のねじ山を有し、キャップ14は、ねじ連結部4により、ソケット13に着脱可能に受け入れられる。クォーターターン、BNC型コネクタ、又は、プレスフィットもまた、連結部4として使用され得る。図7から図9に示される別の代替的な連結部4は、キャップ14を、ケース11の面11f上のコネクタ又はケース連結部4sと、嵌合し、又はねじ連結する。したがって、図1から図12において、キャップ14はソケット13で着脱可能に受け入れられ、図1から図6及び図10から図12ではキャップ14は、ソケット13内に着脱可能に受け入れられる。
ねじ連結部はキャップ14とケース11との間の接点について、潜在的に大きな面積を有する点で利点があり、したがって、X線管6とケース11との間をしっかり接続し、適切な位置にX線管6をしっかり保持することを可能とする。また、ねじ連結部は、キャップ14とケース11との間の接点について、潜在的に大きな面積を有するので、キャップ14からケース11への熱伝導性の向上の利点、及び、キャップ14からケース11への導電性の向上の利点も有する。何度も接続と取り外しをした後で生じる、腐食、又は、嵌合不良(poor fit)は、キャップ14とケース11との間に、望ましくない電位差、又は、温度差を引き起こし得るので、熱と電気の伝播について良好な接続が重要である。また、アノードは、衝突電子7の大きな流束に起因して、熱上昇し得る。この熱は、除去されなければ、X線ウインドウ9にダメージを引き起こし得る。他の連結部4のタイプは、より迅速でより容易な挿入と取り外し等のような、他の利点を有し得る。
連結部4はX線管6を電源19に適当に適合させることを保証するように構成され得る。例えば、連結部4は、X線管6及び電源19が第1のバイアス電圧に対して構成される、第1の構成、又は、X線管6及び電源19が第2のバイアス電圧に対して構成される、異なる第2の構成を有し得る。第1の構成におけるキャップ14とケース11は、異なる第2の構成における連結部4のケース11及びキャップ14はそれぞれ嵌合しないであろう。これは、X線管6の電源19への不正確な連結を防止し得る。2より多い構成があり得る。例えば、10kVのX線管を10kVの電源に適合させるためのある連結部のタイプ、15kVのX線管を15kVの電源に適合させるための異なる連結部のタイプ、及び25kVのX線管を25kVの電源に適合させるための別の連結部のタイプがあり得る。複数の異なる連結部は、例えば、複数の標準ねじと複数の逆ねじ、又は異なる複数のピッチのねじのように、複数の異なるねじであってよい。また、ケース11の外側と、キャップ14の外側にある適合証印も、X線管6を電源19に適合させるのに使用され得る。
カソードの複数の電気的接続部3は、X線管6の電子エミッタ18を電源19に電気的に結合する。X線管6、カソードの複数の電気的接続部3、又は、X線管6及びカソードの複数の電気的接続部3は一緒に、ソケット13を通じて延在し得る。図1から図8及び図10から図12に示されるように、X線管6はソケット13内へと延在し得る。図1から図2、図4から図8および図10から図12に示されるように、X線管6は、ソケット13を通じて、延在し得る。図3に示されるように、X線管6及びカソードの複数の電気的接続部3は、一緒に、ソケット13を通じて延在し得る。図3及び図9に示されるように、カソードの複数の電気的接続部3はソケット13へと延在し得る。図9に示されるように、カソードの複数の電気的接続部3はソケット13を通じて延在し得る。
キャップ14は、細長い環状であり得て、中空の中央部24を有し得る(図2、5および11参照)。キャップ14は、外端開口25及び内端開口27を有し得る。図1から図12に示されるように、X線管6は中空の中央部24内へと、又は、中空の中央部24を通じて延在し得て、キャップ14はX線管6を支持し得て、キャップ14はアノード15で、X線管6に取り付けられ得る。アノード15とキャップ14との間の取付けは、熱伝導性、及び導電性の経路を形成し、したがって、アノード15からキャップ14への熱の伝播を可能とし、両方で共通の電圧、又は、接地電圧を保つ。
X線管6の一部は、キャップ14の中空24を通じて、内端開口27へと延在し得る(図1から図12参照)。X線管6の一部は、キャップ14の中空24及び、内端開口27を通じて延在し得る(図1から図8及び図10から図12参照)。
図9のX線源90に示されるように、X線管はキャップ14によって実質的に囲まれ得る。キャップ14は、側面6sにあるが、必ずしも2つの端部6e上にはない、X線管6を囲み得る。密閉容器16及びカソード17のような、X線管6の一部は、キャップ14の中空24を通じて、延在し得るが、キャップ14の内端開口27を通らない。また、図9のX線源90に示されるように、X線管6と電源19との間の電気的接続部は、ソケット13内へと、ソケット13を通じて延在し得る。対照的に、X線源10、40、60、70、80、100および120でX線管6は、ソケット13内へと、ソケット13を通じて延在し得て、X線管6及びカソードの複数の電気的接続部3は、一緒に、X線源30でソケット13を通じて延在し得る。存在するのであれば、X線管6のどれだけが、ソケット13内へと、又は、ソケット13を通じて延在するかを決定するのに使用される要素は、所望のX線管の長さと、所望のキャップ14の長さと、所望の連結部4のタイプと、を含む。
また、図1に示されるように、X線管は、X線ウインドウ9を通じてだけではなく、X線管6の側面6sを通じても、X線8を放射する。複数のユーザを、X線管6の側面6sを通じて放射される、これらのそれたX線8から、遮蔽することは重要であり得る。キャップ14は、適当な材料と厚みを選択することにより、これらの衝突する複数のそれたX線8を遮断し得て、したがって、ユーザを保護し得る。キャップ14は、一態様においては、20keVより小さなエネルギーを有する全ての衝突するX線8の99.9%を遮断し得て、別の態様においては、20keVより小さなエネルギーを有する全ての衝突するX線8の99%を遮断し得る。ブロックされるX線8の実際の量は、キャップ14の厚みと材料、及び、衝突するX線8のエネルギーに依存し得る。ブロックされる衝突X線8の所望の量は、X線のエネルギーと、X線源へのユーザの近さと、X線8をブロックする他の周囲の材料が存在するかどうかとに依存している。
X線管6は、外端開口25を通じて、又は、外側から、複数のX線8を導くべく、方向付けされ得る。例えば、図1から図9に示されるように、X線管6は、透過ターゲットタイプであって、キャップ14は、外端開口25でアノード15を支持、又は、それに取り付けられ得る。アノード15は、外端開口25を充填し、又は、実質的に充填し得る。図に示されないが、X線管6は、外端開口25より下方に嵌め込まれ得る。内端開口27は、キャップ14の一方の端部に存在し得て、外端開口25は、キャップ14の対向する端部に存在し得る。
図10から図12に示されるように、代替的に、X線管6は、サイドウインドウタイプであり得る。キャップ14は、アノード15を支持、又は、それに取り付けられ得るが、外端開口25においてではない。複数のX線8は、ウインドウ9を通じて、外端開口25を外部から通じて、又は、そこから、向けられ得る。外端開口25は、キャップ14の側面に配置され得る。
図1から図3及び図8から図12に示されるように、第1の環状ギャップG1は、X線管6の一部を、キャップ14の一部から分離し得る。第1の環状ギャップG1は、キャップ14の一部と、X線管6の一部との間に電気的絶縁を提供し得る。図4から図7に示されるように、代替的に、X線管6、特にアノード15は、完全に、又は実質的に、キャップ14の中空の中央部24を充填し得る。図1から図3及び図8から図12の設計、または、図4から図7の設計との間の選択は、キャップ14の深さ、及び、アノード15の長さに依存してなされ得る。キャップ14の全体的な深さは、キャップ14がケース11の外面11fを超えて延在する距離D、及び、所望の連結部4のタイプに依存し得る。 アノード15の所望の長さは、X線の集中についての複数の要求、及び、全体的なX線管6の設計に依存し得る。
図に示されるように、X線管6及びキャップ14は、ケース11の面11fを超えて延在し得て、キャップ14とX線管6の容易な取り外しを可能とし得る。これは、ユーザに、X線管6、又は、電源19をこれらの構成要素の1つの損傷の場合に容易に置き換えることを可能とする。キャップ14は、ケース11の外面11fを超えて、十分な距離Dに渡って延在し得て、道具なしで手でキャップ14を把持し回転することによりキャップ14の取り外しを可能とする。キャップ14は、ケース11の外面11fを超えて、一態様において、少なくとも3mmの距離D、別の態様において、少なくとも4mmの距離D、さらに別の態様において、少なくとも6mmの距離D、あるいは、さらに別の態様において、少なくとも9mmの距離D、に渡って延在する。
ケース11の全て、又は一部は、(例えば、約1mmの厚さである)金属薄板により作製され得る。ソケット13が内部に配置される、ケース11の領域が、ケース11の他の複数の領域より厚いことは有益であり得る。この、より厚い領域は、フェースプレート11pと呼ばれ得る。
比較的より厚いフェースプレート11pの第1の利点は、キャップ14とフェースプレート11pの連結部4に空間が許容されることである。これは、特に、連結部4が、キャップねじによる、フェースプレート11pのソケット13へのねじ結合であるときに重要である。比較的より厚いフェースプレート11pの第2の利点は、キャップ14とX線管6の取り付けについて強い支持を提供することである。より厚いフェースプレート11pの第3の利点は、増加した熱容量である。この増加した熱容量は、アノード15からキャップ14を通じてフェースプレート11pへの熱伝導性の向上を可能とし、したがって、アノード15の温度を低下させ、X線ウインドウ9へのダメージのリスクを減少する。比較的より厚いフェースプレート11pの第4の利点は、より厚いフェースプレート11pにより、フェースプレート11p内へと、あるいは、フェースプレート11pを貫通する、複数のマウンティングホール3の穿孔のための空間が許容されることである。これらのマウンティングホール3は、サポートブラケット又は壁面のような、装着部又は支持部にX線源を装着すべく使用され得る。複数のマウンティングホール3は装着部に取り付けるための雌ねじを有し得る。より厚いフェースプレート11pの複数の欠点は、材料コストの増加と、X線源の重さの増加を含む。より厚いフェースプレート11pの複数の利点は、各特定のX線源の設計における、欠点に対して考慮され得る。
フェースプレート11pの厚みは、ソケットの深さと同一であり得る。ソケット13は、一態様において、少なくとも4mmの深さDを有し得て、別の態様では、少なくとも8mmの深さDを有し得て、さらに別の態様では、少なくとも10mmの深さDを有し得て、さらに別の態様では、少なくとも15mmの深さDを有し得る。
ハウジング11hと呼ばれる、ケース11の別の部分は、少なくとも4つの隣接した側壁を有し得る。ハウジング11hは、電源19を少なくとも4つの隣接した側壁で実質的に囲み得る。また、ハウジング11hの複数の隣接した側壁は、X線管6を少なくとも一部を囲み得る。
フェースプレート11pは、ハウジング11hの複数の隣接した側壁の開口端に配置され得る。フェースプレート11p、及び、ハウジング11hは、機械加工等によって、金属の単一部品から作製し得るが、これは高価である。したがって、製造コストを抑えるために、ハウジング11hは、的確な形状へと折り畳まれた(例えば、約1mmの厚さの)金属薄板であり得る。フェースプレート11pは、ハウジング11hとは別々に製造(例えばより厚い金属の部品を切断されて形成される)され、次にハウジング11hの複数の側壁に取り付けられ得る。フェースプレート11pとハウジング11hを参照して、本明細書で使用される"取り付けられ"という用語は、フェースプレート11pが別々に製造(例えば、フェースプレートが切断されて形成され、ハウジングが曲げられて形成される)され、次に、例えば、溶接、又は、締結具、又は、接着によって、ハウジング11hに取り付けられることを意味する。
一態様において、キャップ14とX線管6との間の、第1の環状ギャップG1は、空気が充填されたものであり得る。代替的に、図3で示されるように、環状の、電気的に絶縁された固体のプラグ31aが、第1の環状ギャップG1に配置され得る。プラグ31aは、第1の環状ギャップG1を充填、又は、実質的に充填、又は部分的に充填し得る。プラグ31a、又はプラグ31の材料は、空気より大きな電気抵抗を有し得る。空気、及び/又は、プラグは、キャップ14をX線管6の一部から電気的に絶縁し得る。プラグ31aは、ケース11に、取り付けられ、または密閉され得て、キャップ14とX線管6がケース11から取り外されるときに、ケース11にとどまり得る。
図1、図4、図6及び図10に示されるように、ケース11の外側から、部分的にケース11の内側に延在するソケット13の領域は、外側領域Sを画定する。ケース11の内側から、部分的にケース11の外側へと延在するソケット13の領域は、内側領域Sを画定する。ソケットの比較的大きな値の深さD2は、熱伝導と装着を可能とし、外側領域Sと内側領域Sの両方を有することをもたらし得る。キャップ14は、ソケット13の外側領域Sに配置され得る。X線管6は、キャップ14から、外側領域を通じて、内側領域S内へと、又は、それを通じて延在する。
第2の環状ギャップG2は、X線管とケース11との間に存在し得る。図1から図6及び図10において示されるように、X線管6が内側領域S内へと、又は、それを通じて延在する場合には、第2の環状ギャップG2は、内側領域Sでケース11からX線管6を分離し得る。また、図7―8に示されるように、キャップ14が、ケース11の面11fに取り付けられており、キャップ14がソケット13内へと延在せず、ソケットが外側領域Sと内側領域Sに分けられない場合であっても、X線管6とケース11との間の第2の環状ギャップG2は存在し得る。図7に示されるように、第1の環状ギャップG1が存在しなくとも、第2の環状ギャップG2が存在し得る。
環状の、電気的に絶縁された、固体のプラグ31bが、第2の環状ギャップG2内に配置され、又は、その内部へと延在し、又は、それを通じて延在し得る。第2の環状ギャップG2内のプラグ31bは、内側領域SでX線管6の一部をケース11から電気的に絶縁し得て、ソケット13内でX線管6の一部をケース11から電気的に絶縁し得て、及び/又は、第1の環状ギャップG1でプラグ31aを拡張し得て、したがって、第1の環状ギャップG1におけるプラグ31aと同一の電気的絶縁性の材料31で作成され得る。プラグ31aおよび31bはケース11に取り付けられ、又は、密閉され得て、キャップ14とX線管6とがケース11から取り外されるときに、ケース11にとどまり得る。
図1から図8及び図10から図11は、(空気が充填された、又は、少なくとも部分的に固体の電気的絶縁性の材料31bを充填された)第2の環状ギャップG2を備えたX線源を示す。図9に示されるように、第2の環状ギャップG2は、X線管の全体をキャップ14の内部に配置することにより省かれ得る。図12に示されるように、第2の環状ギャップG2は、ソケット13全体を通じて延在する、より長いキャップ14を有することによって、あるいは、ソケット13の深さDを減少させることで、省かれ得る。第2の環状ギャップG2を除くことの潜在的利点としては、X線管6とケース11との間のアーク放電のリスクの減少があり得る。第2の環状ギャップG2の存在は、フェースプレート11pとソケットの深さDの増加による自然な結果である。より厚いフェースプレート11pのいくつかの利点は、以前に説明された。
電気的絶縁性の材料31は、周囲に延在し、電源19の全体、又は、一部(少なくとも一部)とケース11との間に電気的絶縁31cを提供する。キャップ14とX線管6がケース11から取り外されるときに、電気的絶縁性の材料31は、ケース11に取り付け又は密閉され得て、電源19に取り付け又は密閉され得て、及び/又は、ケース11にとどまり得る。
電気的絶縁性の材料31は、X線管6、及び/又は、電源19内の複数の電子コンポーネントから熱を伝播するのに使用され得る。この改善した熱伝導は、複数の電子コンポーネントの負荷と不安定性を低減する。したがって、電気的絶縁性の材料31は比較的高い、熱伝導率を有し得る。例えば、電気的絶縁性の材料31は、一態様において、0.5
Figure 0006331169
より大きい熱伝導率を有し、別の態様において、0.7
Figure 0006331169
より大きい熱伝導率を有し、さらに別の態様において、0.9
Figure 0006331169
より大きい熱伝導率を有し、さらに別の態様において、0.9
Figure 0006331169
と1.5
Figure 0006331169
との間の熱伝導率を有する。
プラグ31aとX線管6との間に、固体材料を有しない(典型的には空気が充填された)第3の環状ギャップG3を有することにより、X線管6とキャップ14との間に非常に高いレベルの電気的絶縁が達成される。図3および6に示されるように、X線管6に面している電気的絶縁性の材料31の内側表面上にリブ32が存在し得る。これらのリブ32は、電気抵抗を向上させ得る。この向上した電気抵抗は、プラグの表面に沿った距離を増大することによって達成され得、この距離に沿って、電子はアノード15とカソード17との間を進まなければならない。本設計は、X線管6及びキャップ14とケース11との間に非常に良好な電気的絶縁を提供し得る。アーク放電による損傷を回避すべく、空気より高い電気抵抗を有する電気的絶縁性の材料31が選択され得る。複数のリブ32は、電気的絶縁性の材料31に沿って形成され得て、表面の距離を増大させる。ギャップG3は、複数の小さなポケットに空気を捕集することを防止し得る。そのような複数の小さなポケットに空気をとらえることは、高電圧勾配に起因する、イオン化を生じ得て、したがって、空気の電気抵抗を低減させ得るため、小さなポケットに空気をとらえることは望ましくないことであり得る。
複数のリブ32及び第3の環状ギャップG3は、第1の環状ギャップG1の領域内で、X線管6とプラグ31aとの間に、配置され得る。また、あるいは、代替的に、複数のリブ32及び第3の環状ギャップG3は、第2の環状ギャップG2の領域内で、X線管6とプラグ31bとの間に配置され得る。また、あるいは、代替的に、複数のリブ32及び第3の環状ギャップG3は、ケース11の内部(ソケット13の内部ではない)の領域で、X線管6とプラグ31cとの間に配置され得る。
図2、図5、図11は、個別の複数の構成要素(ケース11と、キャップ14と、X線管6と、電源19)とを別々に示す。製造又は組み立ては、第1の段階1と、第2の段階2と、を備え得る。第1の段階1は、ケース11に電源19を設置することと、キャップ14にX線管6を設置することとを含む。第2の段階2は、構成要素の組立て、つまり、キャップ14をケース11に取り付けること(以前に述べたように、連結部4によって)、及び、カソードの複数の電気的接続部3を通じて、X線管6を電源19に電気的に接続することを含む。
第1の段階1の一部として、電源19は、ケース11内に設置され、又は、ケース11に取り付けられ得る。次に、電気的に絶縁されたポッティング材31が、ケース11の内部の電源19を囲む領域に注ぎ込まれ、及び/又は、ソケット13の所望の領域にも注ぎ込まれ、次に、堅くなるまで硬化させられ得る。スペーサープラグは、キャップ14及びX線管6を後に挿入する空間を保存すべく、一時的な充填剤として使用され得る。スペーサープラグ上に非粘着性スプレーが、硬化されたポッティングからスペーサープラグを分離することを可能とすべく、使用され得る。
また、第1の段階1の一部として、X線管6が、キャップ14に接続され得て、この接続は様々な手段によりなされ得る。例えば、X線管6は止めねじによって、キャップ14に接続され得る。これにより、X線管6が損傷した場合に、キャップ14の再利用が可能となり得る。X線管6は、例えば、樹脂中に銀を懸濁させた接着剤のような接着剤により、キャップ14に接続され得る。接着剤は、キャップ14に対して、X線管6の移動、又は、振動を制限する、非常に頑丈な取り付けを提供し得る。
以前に説明された、キャップ14のケース11への連結4、及び、X線管6を電源19に着脱可能に取り付けることが段階2に含まれる。X線管6の電源19への着脱可能な取り付けの一つの選択肢が、図13のX線源130に示されている。これは、本明細書に参照によって組み込まれている、2014年7月8日に提出された特許出願第14/325,896号に、より詳細に述べられている。内管134と外管134とを有する、二重同心のエミッタ管134は、電子エミッタ18支持部として使用され得る。また、内管134、及び、外管134は、カソードの複数の電気的接続部3の一部を形成し得る。
また、カソードの複数の電気的接続部3は、第1の電力供給接続3、及び、第2の電源供給接続3を含み得る。内管134は、板ばね135のような、様々な手段によって、第1の電力供給接続3への電気的接続をなし得る。外管134は、つる巻きばね132を含む、様々な手段によって、第2の電源供給接続3への電気的接続をなし得る。つる巻きばね132は、カソード17により区切られる導電性のカップ133内に、実質的に又は完全に囲まれる。カップ133は、つる巻きばね132、板ばね135、及び/又は、二重同心のエミッタ管134の尖った複数の端部を遮蔽する、コロナガードとして作用し得る。コロナガード・カップ133は、これらの構成要素と、これらを囲む、あるいは、近くにある構成要素との間のアーク放電を防止するのに役立ち得る。板ばね135の電気的接続(又は内管134の他の電気的接続)が、カップ133の電気的に絶縁された領域136を通じて、あるいは、電気的に絶縁されたワイヤ3によってカップ133に入り得る。
電源19は、第3の電気的接続138をアノード15に提供し得る。この第3の電気的接続138は、電源19からケース11へと、次に、ケース11から、キャップ14を通じて、アノード15へとなされ得る。この第3の電気的接続138は、接地電位137であり得る。したがって、キャップ14と、アノード15と、ケース11とは、接地電圧137を保持され得、又は、保持されるように構成され得る。
この電源19は、電流を流させて、電子エミッタ18を加熱する、第1及び第2のカソードの電気的接続3及び3に渡る電圧(典型的には数ボルト)を提供し得る。電源19は、カソードの複数の電気的接続部3と、アノード15に向かう第3の電気的接続138との間に、数キロボルトのような、大きなバイアス電圧を提供し得る。カソードの複数の電気的接続部3は、負の数10キロボルトのバイアス電圧を有し得る。電子エミッタ18の熱、及び、電子エミッタ18とアノード15との間の大きなバイアス電圧は、電子7を電子エミッタ18からアノード15へ推進させ得る。アノード15のターゲット物質5に電子7が衝突すると、複数のX線8がX線源から放射され得る。
(項目1)
a.導電性のケースによって支持され、少なくとも部分的にその内部に配置される、X線管及び電源と、
b.
i.密閉容器に取り付けられた、カソードとアノードを含む、電気的絶縁性の上記密閉容器と、
ii.上記密閉容器の内部に配置され、上記カソードと関連付けられる、電子エミッタと、
iii.上記アノードと関連付けられ、上記電子エミッタからの衝突電子に応答して、複数のX線を放射すべく構成されるターゲット物質と、を有する上記X線管と、
c.少なくとも8mmの深さを有するソケットをその外側に有し、導電性の上記ケースと、
d.上記ソケット内へと延在する上記X線管と、
e.導電性のキャップであって、
i.上記X線管を支持し、
ii.上記ケースの上記ソケットに着脱可能に受け入れられ、上記キャップと上記ケースとの間に、導電性、及び、熱伝導性を有する経路を形成し、
iii.細長い環状であり、その内部が中空であって、
iv.外端開口及び内端開口を有し、
v.少なくとも3mmの距離について、上記ケースの外面を超えて延在し、道具なしで手で上記キャップを把持し回転することにより、上記キャップの取り外しを可能とする、上記キャップと、
f.上記キャップに取り付けられ、上記キャップと上記アノードの間に、熱伝導性、及び、導電性の経路を形成する、上記X線管の上記アノードと、
g.上記外端開口から外側に複数のX線を導くべく、方向付けされた上記X線管と、
h.上記X線管の一部を上記キャップの一部から分離し、上記キャップの上記一部と上記X線管の上記一部との間に電気的絶縁を提供する、第1の環状ギャップを有し、上記キャップの上記中空を通じて、上記内端開口へと延在する、上記X線管の一部と、
i.上記X線管と上記キャップとの間の上記第1の環状ギャップ内に配置される、環状の、電気的に絶縁された、固体のプラグと、
j.周囲に延在して、上記電源の少なくとも一部と上記ケースとの間に、電気的絶縁を提供する、上記プラグの材料(電気的絶縁性の材料)と、
k.0.7
Figure 0006331169
より大きな熱伝導率を有する、上記電気的絶縁性の材料と、
l.上記ケースと上記電源とに密閉され、上記キャップ及び上記X線管が上記ケースから取り外しされるときに、上記ケース及び上記電源にとどまる、上記電気的絶縁性の材料と、
m.上記X線管に面する上記プラグの内側表面上に複数のリブを有し、上記プラグと上記X線管との間に空気が充填された第3の環状ギャップと、を備えるX線源。
(項目2)
a.導電性のケースによって、支持されるX線管及び電源と、
b.少なくとも部分的に、導電性の上記ケース内に配置された上記電源と、
c.
i.密閉容器に取り付けられたカソードとアノードを伴う、電気的に絶縁された上記密閉容器と、
ii.上記密閉容器内に配置され、上記カソードに関連付けられた、電子エミッタと、
iii.上記アノードに関連付けられ、上記電子エミッタからの複数の衝突電子に応答して複数のX線を放出すべく構成される、ターゲット物質と、を有する上記X線管と、
d.その外側にソケットを有する、導電性の上記ケースと、
e.上記X線管、上記X線管と上記電源との間の複数の電気的接続部、又は、上記X線管と上記複数の電気的接続部は、一緒に、上記ソケットを通じて延在し、
f.導電性のキャップであって、
i.上記X線管を支持し、上記ケースへ上記X線管を取り付け、
ii.上記ケースの上記ソケットに着脱可能に受け入れられ、上記キャップと上記ケースとの間に導電性、かつ、熱伝導性を有する経路を形成し、
iii.細長く環状であり、その内部が中空であって、
iv.外端開口及び内端開口を有する、上記キャップと、
g.上記キャップに取り付けられ、上記キャップと上記アノードとの間に熱伝導性、及び、導電性の経路を形成する、上記X線管の上記アノードと、
h.上記外端開口から外側に複数のX線を導くべく、向き付けられた上記X線管と、
i.上記X線管の一部を上記キャップの一部から分離し、上記キャップの上記一部と上記X線管の上記一部との間の電気的絶縁を提供する、第1の環状ギャップを有し、上記キャップの中空を通じて上記内端開口へと延在する、上記X線管の上記一部と、を備えるX線源。
(項目3)
上記キャップが20keVより小さなエネルギーを有する衝突する全ての複数のX線の99.9%を遮断する、項目2に記載のX線源。
(項目4)
a.上記X線管を支持する上記ケースと上記キャップが、連結部を画定し、上記キャップと上記ケースが、上記X線管を上記電源へと結合させるべく、嵌合し、
b.上記X線管及び上記電源が第1のバイアス電圧について構成されるとき、上記連結部が、第1の構成を有し、
c.上記X線管及び上記電源が、第2のバイアス電圧について構成されるとき、上記連結部が、異なる第2の構成を有し、
d.上記第1の構成の、上記キャップと上記ケースは、それぞれ、異なる上記第2の構成の上記連結部の、上記ケースと上記キャップと嵌合できない、項目2に記載のX線源。
(項目5)
上記ソケットが、少なくとも10mmの深さを有する、項目2に記載のX線源。
(項目6)
a.上記ケースが、上記電源を少なくとも4つの隣接した側壁で実質的に囲むハウジング、及び、複数の上記隣接した側壁の開口端におけるフェースプレートを有し、
b.上記フェースプレートは、上記開口端全体で上記複数の隣接した側壁に取り付けられており、
c.上記ソケットは、上記フェースプレート内に配置され、
d.上記ソケットは、少なくとも8mmの深さを有する、項目2に記載のX線源。
(項目7)
上記キャップが、上記ケースの外面を超えて少なくとも3mmの距離に渡って延在し、道具なしで手で上記キャップを把持し回転することにより、上記キャップの取り外しを可能とする、項目2に記載のX線源。
(項目8)
上記X線管が、樹脂中に懸濁した銀を含む接着剤によって、上記キャップに接続される、項目2に記載のX線源。
(項目9)
上記X線管と上記キャップとの間の上記第1の環状ギャップ内に配置された、環状の、電気的に絶縁された、固体のプラグを更に有する、項目2に記載のX線源。
(項目10)
a.上記X線管が上記ソケット内へと延在し、
b.上記ケースの外側から、上記ケースの内側へと、部分的に延在する上記ソケットの領域が、外側領域を画定し、
c.上記ケースの内側から、上記ケースの上記外側へと、部分的に延在する上記ソケットの領域が、内側領域を画定し
d.上記キャップが上記ソケットの上記外側領域に少なくとも部分的に配置され、上記X線管が、上記キャップから、上記外側領域を通じて、かつ、上記内側領域を通じて延在し、
e.第2の環状ギャップが、上記内側領域で、上記X線管を上記ケースから分離し、
f.環状の、電気的に絶縁された固体のプラグが、上記第1の環状ギャップと上記第2の環状ギャップ内に配置され、上記内側領域で、上記X線管を上記ケースから電気的に絶縁し、上記X線管の一部を上記ケースから電気的に絶縁し、上記X線管の一部を上記キャップから電気的に絶縁する、項目2に記載のX線源。
(項目11)
上記プラグの材料(電気的絶縁性の材料)が、周囲に延在し、上記電源の少なくとも一部と、上記ケースとの間に電気的絶縁を提供する、項目10に記載のX線源。
(項目12)
上記電気的絶縁性の材料が、0.7
Figure 0006331169
より大きい熱伝導率を有する、項目11に記載のX線源。
(項目13)
a.上記プラグと上記X線管との間の、空気が充填された第3の環状ギャップと、
b.上記X線管に面する上記プラグの内側表面上の複数のリブと、を更に備える、項目10に記載のX線源。
(項目14)
上記キャップが上記ケースの上記ソケットに着脱可能に受け入れられる、項目2に記載のX線源。
(項目15)
上記アノードが、上記キャップの上記外端開口に配置された、項目2に記載のX線源。
(項目16)
a.導電性のケースによって、支持される、X線管及び電源と、
b.導電性の上記ケース内に少なくとも部分的に配置される、上記電源と、
c.
i.密閉容器に取り付けられたカソードとアノードを伴う、電気的に絶縁された上記密閉容器と、
ii.上記密閉容器内に配置され、上記カソードと関連付けられた電子エミッタと、
iii.上記アノードと関連付けられ、上記電子エミッタからの複数の衝突電子に応答して、複数のX線を放出するように構成される、ターゲット物質と、を有する上記X線管と、
d.その外側にソケットを有する、導電性の上記ケースと、
e.上記X線管、上記X線管と上記電源との間の複数の電気的接続部、又は、その両方は、ソケット内へと延在し、
f.内部が中空を有する、環状の導電性を有するキャップであって、
i.上記中空内に、上記X線管の上記アノードを支持し、
ii. 上記ケースの上記ソケットで着脱可能に受け入れられ、
iii. 上記キャップと上記アノードとの間、及び、上記キャップと上記ケースとの間に、熱伝導性、及び、導電性の経路を形成し、
iv.上記ケースの外面を超えて少なくとも3mmの距離に渡って延在し、道具なしで手で上記キャップを把持し回転することにより上記キャップの取り外しを可能とする、上記キャップと、を備えるX線源。
(項目17)
上記ソケットが、少なくとも10mmの深さを有する、項目16に記載のX線源。
(項目18)
a.導電性の上記キャップが、細長く、外端開口と、内端開口を有し、上記外端開口は、内部に上記アノードが支持される上記中空であり、
b.上記X線管は、上記外端開口から、上記内端開口に延在し、
c.第1の環状ギャップは、上記X線管の一部を、上記キャップの一部から分離し、上記キャップの一部と、上記X線管の一部との間に電気的絶縁を提供し、
d.環状の、電気的に絶縁された、固体のプラグが、上記第1の環状ギャップ内に配置される、項目16に記載のX線源。
(項目19)
a.上記X線管が、上記ソケット内へと延在し、
b.上記ケースの外側から上記ケースの内側へと部分的に延在する上記ソケットの領域が、外側領域を画定し、
c.上記ケースの上記内側から、上記ケースの上記外側へと部分的に延在する、上記ソケットの領域が内側領域を画定し、
d.上記キャップが上記ソケットの上記外側領域内に少なくとも部分的に配置され、上記X線管は、上記キャップから上記外側領域を通じて、かつ、上記内側領域を通じて延在し、
e.第2の環状ギャップが、上記内側領域で上記X線管を上記ケースから分離し、
f.上記プラグが、上記第2の環状ギャップ内へと延在し、上記内側領域で、上記X線管を上記ケースから電気的に絶縁し、上記X線管の一部を上記ケースから電気的に絶縁し、上記X線管の一部を上記キャップから電気的に絶縁する、項目18記載のX線源。
(項目20)
上記プラグの材料(電気的絶縁性の材料)が、
a.周囲に延在し、上記電源の少なくとも一部分と、上記ケースとの間に電気的絶縁を提供し、
b.0.7
Figure 0006331169
より大きい熱伝導率を有する、項目19のX線源。

Claims (9)

  1. a.導電性のケースによって支持される、X線管及び電源と、
    b.導電性の前記ケース内に、少なくとも部分的に配置される、前記電源と、
    c.
    i.密閉容器に取り着けられた、カソードとアノードとを含む、電気的絶縁性の前記密閉容器と、
    ii.前記密閉容器内に配置され、前記カソードと関連付けられる、電子エミッタと、
    iii.前記アノードと関連付けられ、前記電子エミッタからの複数の衝突電子に応答して、複数のX線を放射するターゲット材料と、を有する前記X線管と、
    d.その外側にソケットを含む導電性の前記ケースと、
    e.前記X線管、前記X線管と前記電源との間の複数の電気的接続部、又は、前記X線管と前記複数の電気的接続部が一緒に、前記ソケットを通じて延在し、
    f.
    i.前記X線管を支持し、前記X線管を前記ケースに取り着け、
    ii.前記ケースの前記ソケットに着脱可能に受け入れられ、キャップと前期ケースとの間に、導電性、及び、熱的に伝導性を有する経路を形成し、
    iii.引き伸ばされ、環状であり、その内部が中空で、
    iv.外端開口と内端開口とを有する、導電性の前記キャップと、
    g.前記キャップに取り着けられ、前記キャップとアノードとの間に熱伝導性、及び、導電性の経路を形成する、前記X線管の前記アノードと、
    h.前記外端開口から外側に複数のX線を導くべく、方向付けられた前記X線管と、
    i.前記X線管の一部を前記キャップの一部から分離し、前記キャップの前記一部と前記X線管の前記一部との間の電気的絶縁を提供する、第1の環状ギャップを有し、前記キャップの前記中空を通じて前記内端開口へと延在する、前記X線管の少なくとも一部とを備え
    前記キャップが、前記ケースの外側の面を超えて、少なくとも3mmの距離に渡って延在し、道具なしで手で前記キャップを把持し回転することにより前記キャップの取り外しを可能とする、
    X線源。
  2. a.導電性のケースによって支持される、X線管及び電源と、
    b.導電性の前記ケース内に、少なくとも部分的に配置される、前記電源と、
    c.
    i.密閉容器に取り着けられた、カソードとアノードとを含む、電気的絶縁性の前記密閉容器と、
    ii.前記密閉容器内に配置され、前記カソードと関連付けられる、電子エミッタと、
    iii.前記アノードと関連付けられ、前記電子エミッタからの複数の衝突電子に応答して、複数のX線を放射するターゲット材料と、を有する前記X線管と、
    d.その外側にソケットを含む導電性の前記ケースと、
    e.前記X線管、前記X線管と前記電源との間の複数の電気的接続部、又は、前記X線管と前記複数の電気的接続部が一緒に、前記ソケットを通じて延在し、
    f.
    i.前記X線管を支持し、前記X線管を前記ケースに取り着け、
    ii.前記ケースの前記ソケットに着脱可能に受け入れられ、キャップと前期ケースとの間に、導電性、及び、熱的に伝導性を有する経路を形成し、
    iii.引き伸ばされ、環状であり、その内部が中空で、
    iv.外端開口と内端開口とを有する、導電性の前記キャップと、
    g.前記キャップに取り着けられ、前記キャップとアノードとの間に熱伝導性、及び、導電性の経路を形成する、前記X線管の前記アノードと、
    h.前記外端開口から外側に複数のX線を導くべく、方向付けられた前記X線管と、
    i.前記X線管の一部を前記キャップの一部から分離し、前記キャップの前記一部と前記X線管の前記一部との間の電気的絶縁を提供する、第1の環状ギャップを有し、前記キャップの前記中空を通じて前記内端開口へと延在する、前記X線管の少なくとも一部とを備え、
    前記X線管と前記キャップとの間の前記第1の環状ギャップ内に配置される、環状の、電気的に絶縁された固体のプラグを更に備える、
    X線源。
  3. a.導電性のケースによって支持される、X線管及び電源と、
    b.導電性の前記ケース内に、少なくとも部分的に配置される、前記電源と、
    c.
    i.密閉容器に取り着けられた、カソードとアノードとを含む、電気的絶縁性の前記密閉容器と、
    ii.前記密閉容器内に配置され、前記カソードと関連付けられる、電子エミッタと、
    iii.前記アノードと関連付けられ、前記電子エミッタからの複数の衝突電子に応答して、複数のX線を放射するターゲット材料と、を有する前記X線管と、
    d.その外側にソケットを含む導電性の前記ケースと、
    e.前記X線管、前記X線管と前記電源との間の複数の電気的接続部、又は、前記X線管と前記複数の電気的接続部が一緒に、前記ソケットを通じて延在し、
    f.
    i.前記X線管を支持し、前記X線管を前記ケースに取り着け、
    ii.前記ケースの前記ソケットに着脱可能に受け入れられ、キャップと前期ケースとの間に、導電性、及び、熱的に伝導性を有する経路を形成し、
    iii.引き伸ばされ、環状であり、その内部が中空で、
    iv.外端開口と内端開口とを有する、導電性の前記キャップと、
    g.前記キャップに取り着けられ、前記キャップとアノードとの間に熱伝導性、及び、導電性の経路を形成する、前記X線管の前記アノードと、
    h.前記外端開口から外側に複数のX線を導くべく、方向付けられた前記X線管と、
    i.前記X線管の一部を前記キャップの一部から分離し、前記キャップの前記一部と前記X線管の前記一部との間の電気的絶縁を提供する、第1の環状ギャップを有し、前記キャップの前記中空を通じて前記内端開口へと延在する、前記X線管の少なくとも一部とを備え、
    j.前記X線管が、前記ソケット内へと延在し、
    k.前記ケースの外側から、前記ケースの内側へと部分的に延在する前記ソケットの領域が、外側領域を画定し、
    l.前記ケースの前記内側から、部分的に、前記ケースの前記外側へと延在する前記ソケットの領域が、内側領域を画定し、
    m.前記キャップが、前記ソケットの前記外側領域に少なくとも部分的に配置され、前記X線管が、前記キャップから、前記外側領域を通じて、前記内側領域を通じて延在し、
    n.第2の環状ギャップが、前記内側領域で前記ケースから、前記X線管を分離し、
    о.環状の、電気的絶縁性の固体のプラグが、前記第1の環状ギャップ、及び、前記第2の環状ギャップ内に配置され、前記内側領域で前記ケースから前記X線管を電気的に絶縁し、前記ケースから前記X線管の一部を電気的に絶縁し、前記キャップから前記X線管の一部を電気的に絶縁する、
    X線源。
  4. a.前記ケースが、前記電源を少なくとも4つの隣接した側壁で実質的に包囲するハウジング、及び、複数の前記隣接した側壁の開口端におけるフェースプレートを有し、
    b.前記フェースプレートは、前記開口端全体で、前記隣接した側壁に取り着けられ、
    c.前記ソケットは、前記フェースプレート内に配置され、
    d.前記ソケットが、少なくとも8mmの深さを有する、請求項1から3のいずれか1項に記載のX線源。
  5. a.前記プラグの材料(電気的絶縁性の材料)が、周囲に延在し、前記電源の少なくとも一部と、前記ケースとの間に電気的絶縁を提供し、前記電気的絶縁性の材料が、0.7W/(m*K)より大きい熱伝導率を有する、請求項に記載のX線源。
  6. a.前記プラグと、前記X線管との間に、空気を充填された、第3の環状ギャップと、
    b.前記X線管に面する前記プラグの内側の表面上に複数のリブとを更に備える、請求項またはに記載のX線源。
  7. 前記キャップが、前記ケースの前記ソケット内に、着脱可能に受け入れられる、請求項1からのいずれか1項に記載のX線源。
  8. 前記X線管が、前記ソケットを通じて延在する、請求項1からのいずれか1項に記載のX線源。
  9. 前記キャップが、20keV未満のエネルギーを有する全ての衝突X線の99.9%を遮断する、請求項1からのいずれか1項に記載のX線源。
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