JP6328926B2 - サーマルヘッド、サーマルヘッドの製造方法、及びサーマルプリンタ - Google Patents

サーマルヘッド、サーマルヘッドの製造方法、及びサーマルプリンタ Download PDF

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Description

本発明は、サーマルヘッド、サーマルヘッドの製造方法、及びサーマルプリンタに関する。
従来から、各種ラベルや、レシート、チケット等の印刷に用いるプリンタとして、熱を加えると発色する特殊な記録紙(感熱紙)に対して印刷を行うサーマルプリンタが知られている。サーマルプリンタは、小型軽量化が可能であり、またトナーやインク等も使用せず簡素な構成であることから携帯端末に搭載される等、広く利用されている。
サーマルプリンタは、プラテンローラとサーマルヘッドとで記録紙を挟持し、プラテンローラの回転により記録紙を紙送りしながら、サーマルヘッドの発熱素子により記録紙の印字面(感熱記録面)を加熱することで、印字面を発色させて印字を行うようになっている。また、サーマルヘッドは、基板上にガラス等からなる蓄熱層を積層し、この蓄熱層上に複数の発熱素子が配列された構成とされている。
ここで、基板と蓄熱層との間に空洞部を設け、蓄熱層のうち、空洞部上に位置する部分に発熱素子を配列する構成が知られている。
この構成によれば、空洞部を断熱層として機能させることができるので、発熱素子で発生した熱エネルギが基板側への放熱されるのを抑制して、記録紙側に効率的に伝えることができ、印字効率(エネルギ効率)を向上できると考えられる。
ところで、発熱素子から基板側への放熱を抑制するためには、発熱素子と空洞部との距離を近づけること、すなわち蓄熱層を薄くすることが好ましい。
しかしながら、蓄熱層を薄くすると、蓄熱層の強度が低下して蓄熱層が破損するおそれがある。すなわち、発熱素子には、プラテンローラの押圧力等により荷重が加えられるため、発熱素子や発熱素子を被覆する保護膜とともに、蓄熱層が空洞部内に向けて撓み変形する。そして、撓みによる引っ張り応力が蓄熱層の破壊応力以上になると、蓄熱層が破損する。
さらに、蓄熱層が大きく撓み変形すると、記録紙と発熱素子(及び保護膜)との接触状態が悪くなり、記録紙と発熱素子との間で所望の接触圧力を確保できず、記録紙に熱エネルギが伝わり難くなるおそれがある。
そこで、例えば下記特許文献1には、発熱素子が押圧されたときに、蓄熱層に接触して蓄熱層の撓みを制限する撓み制限部を空洞部の内部に設け、蓄熱層の破損を抑制する構成が開示されている。
特開2010−89279号公報
しかしながら、上述した特許文献1の構成にあっては、蓄熱層と撓み制限部との間に隙間が設けられているため、その隙間分の撓みが蓄熱層に生じることになる。この場合、蓄熱層の破損は防止できるものの、接触圧力を確保する点では未だ改善の余地がある。
また、蓄熱層のうち、撓み制限部に支持される部分と、撓み制限部に支持されない部分と、で蓄熱層の撓み量が異なるため、各発熱素子間で記録紙との接触状態が異なり、印字ムラが生じるという問題がある。
さらに、基板に凹部及び撓み制限部を設ける場合には、撓み制限部となる突出部を残した状態で凹部を基板に形成した後、突出部の先端部を研磨やエッチング等により加工して、突出部の先端部を基板表面よりも低くする必要がある。このように、基板に対して後加工を施す必要があるため、製造効率の低下や製造コストの増加に繋がる。特に、凹部内に撓み制限部を複数設ける場合には、撓み制限部全てを均一な高さに加工することが難しく、印字ムラを改善することが難しい。また、突出部が加工時に破損するおそれもある。
また、凹部及び撓み制限部を形成後、基板に対して蓄熱層を貼着する必要もあるので、これも製造効率の低下や製造コストの増加の要因となる。
本発明は、このような事情に考慮してなされたものであって、製造効率の向上及び低コスト化を図った上で、印字効率及び印字品質の向上を実現して信頼性の高いサーマルヘッド、サーマルヘッドの製造方法、及びサーマルプリンタを提供することを目的としている。
(1)本発明に係るサーマルヘッドは、第1粉体が焼結または接着により結合されるとともに、凹部を有する第1結合体と、第2粉体が焼結または接着により結合されるとともに、前記凹部を閉塞して前記第1結合体との間に空洞部を形成する第2結合体と、前記第2結合体のうち、前記空洞部上に位置する部分に間隔をあけて配列された複数の発熱素子と、を備え、前記空洞部には、粒状の充填材が充填されていることを特徴としている。
この構成によれば、第2結合体のうち、空洞部上に位置する部分に発熱素子が配列されているため、空洞部を断熱層として機能させることができる。そのため、発熱素子で発生した熱エネルギが、第2結合体から第1結合体に向けて放熱されるのを抑制できる。そのため、記録紙に対して熱エネルギを効率的に伝えることができるので、印字効率を向上させることができる。
ここで、本発明の構成では、空洞部内に充填材が充填されているため、第2結合体が充填材により第1結合体側から支持されることになる。そのため、サーマルヘッドの発熱素子を介して第2結合体にプラテンローラの押圧力が作用した場合であっても、第2結合体の撓み変形を抑制できる。これにより、第2結合体の破損を抑制できるとともに、記録紙と発熱素子との間で所望の接触圧力を確保して、記録紙に熱エネルギを効率的に伝えることができる。また、空洞部内に充填材が充填されているため、各発熱素子間での記録紙との接触状態を均一に保つことができ、印字ムラの発生を抑制して印字品質を向上させることができる。
しかも、充填材により第2結合体を支持することで、第2結合体の薄型化が可能になり、発熱素子と空洞部との距離を接近させることができるので、空洞部による断熱効果をより高め、印字効率の更なる効率化を図ることができる。
なお、充填材は空洞部の内面に点接触することになるので、第2結合体と充填材との間の接触面積を低減して、充填材を介して放熱される熱エネルギを抑制できる。
また、空洞部内において、充填材同士は点接触しているため、充填材間での接触面積を低減して、充填材を介して放熱される熱エネルギを抑制できる。
さらに、空洞部内において、充填材間に充填された気体が断熱機能を果たすことで、空洞部を設けない構成に比べて印字効率を向上させることができる。
(2)本発明に係るサーマルヘッドでは、前記第1粉体及び前記第2粉体は、同一材料からなり、前記第1結合体及び前記第2結合体が一体的に成形されていてもよい。
この構成によれば、第1結合体及び第2結合体を同一材料で一体的に形成することで、更なる製造効率の向上及び低コスト化を図ることができる。
(3)本発明に係るサーマルヘッドでは、前記充填材は、前記第1粉体の粒子と同一材料からなっていてもよい。
この構成によれば、充填材が第1結合体を構成する粒子と同一材料により形成されているため、更なる製造効率の向上及び低コスト化を図ることができる。
(4)本発明に係るサーマルヘッドでは、前記充填材は、前記第1粉体の粒子よりも熱伝導率の低い材料からなっていてもよい。
この構成によれば、充填材を介して放熱される熱エネルギを抑制できるので、印字効率の更なる効率化を図ることができる。
(5)本発明に係るサーマルヘッドでは、前記充填材は、前記第1粉体の粒子よりも粒子径の大きい材料からなっていてもよい。
この構成によれば、凹部内に充填される充填材の数を少なくすることができるので、充填材同士の接触箇所を低減させることができる。そのため、熱エネルギの放熱経路を減らして充填材を介して放熱される熱エネルギを抑制できるので、印字効率の更なる効率化を図ることができる。
さらに、充填材同士間の隙間も確保することができるので、気体による断熱効果をより効果的に発揮させることができる。
(6)本発明に係るサーマルヘッドでは、前記空洞部内には、空気よりも熱伝導率の低い気体が充填されていてもよい。
この構成によれば、充填材間に空気を充填する場合に比べて断熱効果をより高めることが可能になり、印字効率の更なる向上を図ることができる。
(7)本発明に係るサーマルヘッドでは、前記空洞部内は、減圧雰囲気に保持されていてもよい。
この構成によれば、充填材間に気体を充填する場合に比べて断熱効果をより高めることが可能になり、印字効率の更なる向上を図ることができる。なお、第2結合体は、充填材により支持されているため、空洞部内を減圧雰囲気に保持した場合であっても、第2結合体が負圧により空洞部内に向けて撓むのを抑制できる。
(8)本発明に係るサーマルヘッドの製造方法は、上記本発明のサーマルヘッドの製造方法であって、前記第1粉体が焼結または接着により選択的に結合されてなる第1結合層を複数積層して前記第1結合体を成形する第1結合体形成工程と、前記第2粉体が焼結または接着により選択的に結合されてなる第2結合層を前記第1結合体上に積層して前記第2結合体を成形する第2結合体形成工程と、を有し、前記第1結合体形成工程では、前記第1粉体のうち、前記凹部内に位置する部分以外の前記第1粉体を結合して前記凹部を形成することを特徴としている。
この構成によれば、第1結合体及び第2結合体は、第1粉体及び第2粉体がそれぞれ選択的に結合された結合層を積層することで形成されているため、第1結合体及び第2結合体の形成工程と同時に空洞部を形成することが可能になる。すなわち、従来のような基板に対する凹部(や撓み制限部)の形成工程、基板と蓄熱層との接合工程等の後加工が必要ないので、製造効率の向上、及び低コスト化を図ることができる。
さらに、結合層の形状を変更することで(結合する部分を変更することで)、基板や空洞部のサイズ、空洞部の平面視における位置等を任意に、かつ簡単に変更することができ、設計の自由度を向上させることができる。この場合、例えば同一の造形トレイ上にサイズや空洞部の位置等、設計の異なる複数の基板を複数同時に形成することも可能になる。そのため、従来のようにサイズや空洞部の位置等に合わせた設備の段取り変えや調整が必要なくなり、より低コストでサーマルヘッドを製造することができる。
(9)本発明に係るサーマルヘッドの製造方法では、前記第1結合体形成工程と前記第2結合体形成工程との間に、前記凹部内に充填された前記第1粉体を取り除き、前記充填材を充填する充填工程を有していてもよい。
この構成によれば、凹部内の粉体を取り除いた後、任意の粒子を充填材として凹部内に充填するだけなので、製造効率の低下を抑制した上で、材料選択の自由度を向上させることができる。
(10)本発明に係るサーマルプリンタは、上記本発明のサーマルヘッドを備えていることを特徴としている。
この構成によれば、上記本発明のサーマルヘッドを備えているので、印字効率及び印字品質の向上を実現して信頼性の高いサーマルプリンタを提供することができる。
本発明によれば、製造効率の向上及び低コスト化を図った上で、印字効率及び印字品質の向上を実現して信頼性の高いサーマルヘッド及びサーマルプリンタを提供することができる。
プリンタの概略構成図である。 サーマルヘッドの概略平面図である。 図2のA−A線に相当する断面図である。 図2のB−B線に相当する断面図である。 ベース部形成工程を説明するための工程図である。 リッド部形成工程を説明するための工程図である。 造形トレイの概略平面図である。 第2実施形態における基板の製造工程を説明するための工程図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
[サーマルプリンタ]
まず、本発明のサーマルヘッド13を備えたサーマルプリンタ10(以下、単にプリンタ10という)について説明する。図1はプリンタ10の概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態のプリンタ10は、熱を加えると変色する記録紙P(感熱紙)に対して印刷を行うものであって、各種ラベル、レシートやチケットの印刷等に好適に使用される。記録紙Pは、ロール状に巻回されたロール紙(不図示)の状態で図示しないロール紙収容部内にセットされ、ロール紙から引き出された部分に対して印刷が行われる。
具体的に、プリンタ10は、本体フレーム11と、本体フレーム11に回転可能に支持されたプラテンローラ12と、プラテンローラ12の外周面に対向配置されたサーマルヘッド13と、プラテンローラ12及びサーマルヘッド13間に記録紙を送り出す紙送り機構14と、サーマルヘッド13をプラテンローラ12に向けて押し付ける加圧機構15と、を備えている。
(サーマルヘッド)
図2はサーマルヘッド13の概略平面図であり、図3は図2のA−A線に沿う断面図である。また、図4は図2のB−B線に沿う断面図である。
図2〜図4に示すように、本実施形態のサーマルヘッド13は、内部に空洞部21を有する基板22を備えている。基板22は、平面視長方形状を呈し、記録紙Pの幅方向(主走査方向X)に沿って延びる長辺部分と、記録紙Pの搬送方向(副走査方向Y)に沿って延びる短辺部分と、を有している。なお、以下の説明では、サーマルヘッド13のうち、基板22における長辺部分の延在方向を単に主走査方向Xとし、短辺部分の延在方向を副走査方向Yとする。
基板22は、アルミナセラミックスやジルコニアセラミックス等、焼結可能な粉体(第1粉体及び第2粉体)が焼結されてなり、凹部23aを有するベース部(第1結合体)23と、凹部23aを閉塞してベース部23との間に空洞部21を形成するリッド部(第2結合体)24と、が一体形成されて構成されている。なお、基板22の形成材料は、焼結可能な材料であれば、適宜選択可能であるが、絶縁体等、熱伝導率の比較的低い材料を選択することが好ましい。
図2に示すように、上述した空洞部21は、基板22内部のうち、副走査方向Yにおける中央部において主走査方向Xに沿って延在している。また、図3に示すように、空洞部21は、基板22の厚さ方向において、表面22a寄りに配置されている。この場合、基板22の表面22aから空洞部21までの深さD(リッド部24の厚さ)は、0.2μm〜100μm程度に設定されている。深さDが0.2μm以上に設定されているため、リッド部24により凹部23aを確実に閉塞できる。一方、深さDが100μm以下に設定されているため、後述する発熱素子31で発生した熱エネルギの放熱を効果的に抑制できる。
ここで、空洞部21内に粒状の充填材25が充填されている。本実施形態において、充填材25は、上述した基板22を構成する粉体の粒子と同一材料からなり、空洞部21内に敷き詰められている。この場合、空洞部21内には、最密充填構造(立方最密充填構造や六方最密充填構造)のように、充填材25同士が互いに動作不能に点接触した状態で敷き詰められていることが好ましい。したがって、充填材25のうち、最外周部分に位置する充填材25は、それぞれ空洞部21の内面に接触している。なお、最密充填構造を採用した場合において、空洞部21内における充填材25の空間充填率は74%になる。また、空洞部21内において、各充填材25間の隙間には、気体(例えば、空気)が充填されている。
図2に示すように、基板22の表面22a上には、複数の発熱素子31と、各発熱素子31に個別に接続された個別電極32と、各発熱素子31の全てに導通した共通電極33と、が形成されている。
発熱素子31は、基板22の表面22aのうち、空洞部21上に位置する部分において、主走査方向Xに間隔をあけて配列されている。
共通電極33は、主配線33aと、主配線33a及び各発熱素子31間を各別に接続する複数の接続配線33bと、を有している。主配線33aは、基板22の表面22a上のうち、発熱素子31に対して副走査方向Yにおける一方側に位置する部分を主走査方向Xに沿って延在している。
図2、図4に示すように、各接続配線33bは、それぞれ副走査方向Yに沿って延びるとともに、主走査方向Xに沿って間隔をあけて配列されている。各接続配線33bは、副走査方向Yにおける一端部が主配線33aに一体的に形成され、副走査方向Yにおける他端部が対応する発熱素子31に各別に接続されている。
個別電極32は、基板22の表面22a上のうち、発熱素子31に対して副走査方向Yにおける他方側に位置する部分に、主走査方向Xに沿って間隔をあけて配列されている。各個別電極32は、副走査方向Yにおける一端部が対応する発熱素子31に各別に接続され、副走査方向Yにおける他端部が図示しないドライバICに接続されている。なお、ドライバICは、複数のスイッチング素子を有し、これらスイッチング素子を選択的にオン・オフ制御することで、各発熱素子31の通電状態を制御する。また、基板22の表面22a上には、発熱素子31、各個別電極32及び共通電極33をまとめて被覆する保護膜35(図4参照)が形成されている。
[サーマルヘッドの製造方法]
次に、上述したサーマルヘッド13の製造方法について説明する。図5は、ベース部形成工程を説明するための工程図である。なお、以下の説明では、上述したサーマルヘッド13のうち、基板22の製造工程を主に説明する。
本実施形態における基板22の製造工程は、基板22のうち、ベース部23を形成するベース部形成工程と、リッド部24を形成するリッド部形成工程と、を有している。
図5(a)に示すように、ベース部形成工程は、粉体が層状に供給されてなる粉体層51を、ベース部23(図3参照)の断面データに基づいて選択的に焼結させることで結合層52(図5(b)参照)を形成する結合層形成工程を有している。そして、この結合層形成工程を繰り返し行い、結合層52を順次積層していくことで、上述したベース部23を形成していく。なお、本実施形態の結合層形成工程では、大気中で行っている。
具体的には、まず造形トレイ50上に1層目の粉体を供給し、その後粉体を平坦に均して粉体層51を成形する。次に、図5(b)に示すように、粉体層51上でレーザ55を走査して、粉体層51のうち焼結する部分に対して選択的にレーザ55を照射する。すると、粉体層51のうち、レーザ55が照射された部分が加熱され、焼結することで1層目の結合層52が形成される。なお、結合層形成工程で用いるレーザは、粉体を焼結可能なレーザであれば、適宜選択することができ、例えばCO2レーザや、YAGレーザ、グリーンレーザ、UVレーザ等を用いることができる。
次に、図5(c)に示すように、結合層52が形成された1層目の粉体層51上に2層目の粉体を供給し、その後粉体を平坦に均して2層目の粉体層51を成形する。その後、図5(d)に示すように、1層目と同様に粉体層51のうち焼結する部分に対してレーザ55を照射することで、2層目の結合層52が1層目の結合層52上に積層される。そして、上述した工程を繰り返すことで、結合層52を積層していく。
なお、本実施形態で用いる粉体の粒子径は、0.1μm〜200μm程度であることが好ましい。粒子径が0.1μm以上の粉体を用いることで、各結合層52(粉体層51)の厚さを確保して各結合層形成工程の回数を低減できるので、製造効率を向上させることができる。また、粒子径が200μm以下の粉体を用いることで、各断面データを細分化して各結合層52(粉体層51)の厚さを薄くできるので、基板22を高精細に成形できる。
ここで、図5(e)に示すように、各結合層形成工程のうち、凹部23aを含む結合層52を形成する結合層形成工程では、粉体層51におけるベース部23に相当する部分のうち、凹部23aを形成する部分以外の部分に対して選択的にレーザ55を照射する。すると、粉体層51におけるベース部23に相当する部分のうち、凹部23aを形成する部分の粉体層51は粉体56のまま残存し、凹部23aを形成する部分以外の部分の粉体層51が焼結されてなる結合層52が形成される。すなわち、粉体56の周囲を取り囲むように結合層52が形成される。
これにより、凹部23a内に粉体が充填されたベース部23が形成される。
図6は、リッド部形成工程を説明するための工程図である。
図6(a)に示すように、リッド部形成工程では、リッド部24の断面データに基づいて結合層形成工程を行うことで、上述したベース部形成工程と同様の方法により結合層52を形成していく。具体的には、まずベース部23上に粉体層51を成形する。その後、図6(b)に示すように、上述した結合層形成工程と同様に、粉体層51のうち焼結する部分に対して選択的にレーザ55を照射することで、リッド部24の結合層52がベース部23上に積層される。
ここで、リッド部形成工程において、粉体層51のうち、基板22の平面視形状に位置する部分を焼結させることで、ベース部23の凹部23aが閉塞される。これにより、ベース部23とリッド部24との間に空洞部21が形成されるとともに、空洞部21内に粉体56が充填されることになる。すなわち、空洞部21内には、ベース部23を構成する粉体56により構成された充填材25が充填されることになる。また、空洞部21内において、各充填材25間の隙間には、空気が充填される。
その後、リッド部24が所望の厚さになるまで、結合層形成工程を単数または複数回行う。これにより、リッド部24がベース部23に一体形成されるとともに、空洞部21内に充填材25が充填された基板22が形成される。
最後に、図6(c)に示すように、基板22周囲の粉体を取り除き、基板22を造形トレイ50から取り出す。
以上により、基板22の製造工程が終了する。
その後、基板22の表面22a上に発熱素子31や、個別電極32、共通電極33、保護膜35等を順次成膜するとともに、ドライバICを基板22に実装することで、上述したサーマルヘッド13が完成する。
[プリンタの動作方法]
次に、上述したプリンタ10の動作方法について説明する。
図示しない入力操作部で印字情報が入力されると、この印字情報に基づいて上述した紙送り機構14が駆動し、プラテンローラ12が回転する。すると、図4に示すように、記録紙Pはプラテンローラ12の外周面とサーマルヘッド13との間に挟まれた状態で副走査方向Yにおける下流側に送り出される。
一方、サーマルヘッド13では、印字情報に基づいてドライバICのスイッチング素子がオン・オフ制御されることで、各発熱素子31のうち、オン状態になっているスイッチング素子に対応する発熱素子31に電流が選択的に流れる。これにより、オン状態になっている発熱素子31が発熱する。そして、記録紙Pは、サーマルヘッド13を通過する際に、オン状態になっている発熱素子31により加熱されることで、その部分が発色する。その結果、送り出された記録紙Pに対して各種の文字や図形等を明瞭に印刷することができる。
以上、本実施形態のサーマルヘッド13では、基板22の表面22aのうち、空洞部21上に位置する部分に発熱素子31が配列されているため、空洞部21を断熱層として機能させることができる。そのため、発熱素子31で発生した熱エネルギが、リッド部24からベース部23に向けて放熱されるのを抑制できる。その結果、記録紙Pに対して熱エネルギを効率的に伝えることができるので、印字効率を向上させることができる。
そして、本実施形態では、空洞部21内に充填材25が充填されているため、リッド部24が充填材25によりベース部23側から支持されることになる。そのため、サーマルヘッド13の発熱素子31(保護膜35)を介してリッド部24に、プラテンローラ12の押圧力が作用した場合であっても、リッド部24の撓み変形を抑制できる。これにより、リッド部24の破損を抑制できるとともに、記録紙Pと発熱素子31との間で所望の接触圧力を確保して、記録紙Pに熱エネルギを効率的に伝えることができる。また、空洞部21内に充填材25が充填されているため、各発熱素子31間での記録紙Pとの接触状態を均一に保つことができ、印字ムラの発生を抑制して印字品質を向上させることができる。
しかも、充填材25によりリッド部24を支持することで、リッド部24の薄型化が可能になり、発熱素子31と空洞部21との距離を接近させることができるので、空洞部21による断熱効果をより高め、印字効率の更なる効率化を図ることができる。
なお、充填材25は空洞部21の内面に点接触することになるので、リッド部24と充填材25との間の接触面積を低減して、充填材25を介して放熱される熱エネルギを抑制できる。
また、空洞部21内において、充填材25同士は点接触しているため、充填材25間での接触面積を低減して、充填材25を介して放熱される熱エネルギを抑制できる。
さらに、空洞部21内において、充填材25間に充填された空気が断熱機能を果たすことで、空洞部21を設けない構成に比べて印字効率を向上させることができる。
また、ベース部23及びリッド部24を同一材料で一体的に形成することで、更なる製造効率の向上及び低コスト化を図ることができる。
さらに、充填材25がベース部23を構成する粒子と同一材料により形成されているため、更なる製造効率の向上及び低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態の基板22は、粉体が選択的に結合された結合層52を積層することで形成されているため、基板22の形成工程と同時に空洞部21を形成することが可能になる。すなわち、従来のような基板に対する凹部(や撓み制限部)の形成工程、基板と蓄熱層との接合工程等の後加工が必要ないので、製造効率の向上、及び低コスト化を図ることができる。
さらに、結合層52の形状を変更することで(焼結する部分を変更することで)、基板22や空洞部21のサイズ、空洞部21の平面視における位置等を任意に、かつ簡単に変更することができ、設計の自由度を向上させることができる。この場合、例えば図7に示すように、同一の造形トレイ50上にサイズや空洞部21(図2参照)の位置等、設計の異なる複数の基板22を同時に形成することも可能になる。そのため、従来のようにサイズや空洞部21の位置等に合わせた設備の段取り変えや調整が必要なくなり、より低コストでサーマルヘッド13を製造することができる。
そして、本実施形態のプリンタ10では、上述したサーマルヘッド13を備えているため、印字効率及び印字品質の向上を実現して信頼性の高いプリンタ10を提供することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、ベース部23を構成する粉体の粒子とは異なる材料を充填材62として用いる点で上述した第1実施形態と相違している。なお、以下の説明では、上述した第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図8は、第2実施形態のサーマルヘッド13(基板22)の製造工程を説明するための説明図である。
図8(a)に示すように、本実施形態では、上述したベース基板形成工程の後段であって、リッド基板形成工程の前段に、ベース部23の凹部23a内に残存した粉体56(図5(e)参照)を取り除く(粉体除去工程)。
次に、図8(b)に示すように、ベース部23の凹部23a内に粒状の充填材62を充填する(充填工程)。充填材62としては、ベース部23を構成する粉体の粒子(アルミナセラミックス(熱伝導率が32W/mK)やジルコニアセラミックス(熱伝導率が3W/mK)等)に比べて熱伝導率の低い材料を用いることが好ましい。このような材料として、例えば、ガラスやシリカを主成分とする粒子(0.5〜0.7W/mK)や、硬質樹脂(スチロールやアクリル、ポリアセタール、ナイロン、エポキシ、硬質塩化ビニル、ポリカーボネイト、メラミン、PPS、PEEK等(熱伝導率が0.1〜0.3W/mK))の粒子、フラーレン(熱伝導率が0.4W/mK)、珪酸カルシウム(0.05W/mK)等を用いることができる。
そして、上述した充填材62を凹部23a内に敷き詰めた後、図8(c)、(d)に示すように、第1実施形態と同様の方法によりリッド部形成工程を行う。これにより、リッド部24がベース部23に一体形成されるとともに、空洞部21内に充填材62が充填された基板22が形成される。
この構成によれば、上述した第1実施形態と同様の作用効果を奏することに加え、充填材62を介して放熱される熱エネルギを抑制できるので、印字効率の更なる効率化を図ることができる。
また、凹部23a内の粉体56を取り除いた後、任意の粒子を充填材62として凹部23a内に充填するだけなので、製造効率の低下を抑制した上で、材料選択の自由度を向上させることができる。
なお、上述した第2実施形態では、ベース部23を構成する粉体の粒子に対して熱伝導率の低い材料を充填材62として用いる構成について説明したが、これに限らず、ベース部23を構成する粉体の粒子と同一材料であって、粒子径の大きい材料を充填材62として用いても構わない。
この場合には、凹部23a内に充填される充填材62の数を少なくすることができるので、充填材62同士の接触箇所を低減させることができる。そのため、熱エネルギの放熱経路を減らして充填材62を介して放熱される熱エネルギを抑制できるので、印字効率の更なる効率化を図ることができる。
さらに、充填材62同士間の隙間も確保することができるので、空気による断熱効果をより効果的に発揮させることができる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、大気中で基板22の製造工程を行い、空洞部21内における充填材25,62間の隙間に空気を充填する構成について説明したが、これに限られない。空気(0.025W/mK)よりも熱伝導率の低い気体を充填ガスとして充填しても構わない。充填ガスとしては、アルゴンガス(0.018W/mK)や炭酸ガス(0.018W/mK)、またはそれらの混合ガスを用いることが、取り扱いや入手し易さ、価格等の観点から好ましい。この場合、充填ガスの雰囲気中で上述した基板22の製造工程を行うことで、空洞部21内に上述した充填ガスを充填することができる。
この構成によれば、充填材25,62間に空気を充填する場合に比べて空洞部21の断熱効果をより高めることが可能になり、印字効率の更なる向上を図ることができる。
また、基板22の製造工程を減圧雰囲気中で行い、空洞部21内を真空に保持しても構わない。そして、空洞部21内を真空に保持することで、空洞部21の断熱効果をより高めることが可能になる。なお、リッド部24は、充填材25,62により支持されているため、空洞部21内を真空に保持した場合であっても、リッド部24が負圧により空洞部21内に向けて撓むのを抑制できる。
さらに、上述した実施形態では、各結合層形成工程において、同一の粉体を用いて結合層52を形成する構成について説明したが、これに限らず、形成する断面位置に応じて粒子径や材料の異なる粉体を用いても構わない。例えば、ベース部23とリッド部24とで異なる粉体を用いる等しても構わない。
また、上述した実施形態では、レーザ55による焼結により結合層52を形成する構成について説明したが、粉体層51を選択的に結合させて結合層52を形成していく構成であれば、接着により粉体同士を結合させても構わない。例えば、インクジェットプリンタやスプレーコーター等により接着剤を粉体層51に吹き付け、粉体層51を選択的に接着することで、結合層52を形成する。その後、上述した実施形態と同様に、結合層52を順次積層していくことで、基板22を形成することができる。
この場合、レーザ55で焼結できない材料(アルミナや、ジルコニア、窒化アルミニウム、窒化珪素、炭化珪素、石膏、ガラス質、硬質樹脂)により基板22を製造することができるので、材料選択の自由度を向上させることができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせても構わない。
10…サーマルプリンタ
13…サーマルヘッド
21…空洞部
22…基板
23…ベース部(第1結合体)
23a…凹部
24…リッド部(第2結合体)
25,62…充填材
31…発熱素子
52…結合層

Claims (8)

  1. 第1粉体が焼結または接着により結合されるとともに、凹部を有する第1結合体と、
    第2粉体が焼結または接着により結合されるとともに、前記凹部を閉塞して前記第1結合体との間に空洞部を形成する第2結合体と、
    前記第2結合体のうち、前記空洞部上に位置する部分に間隔をあけて配列された複数の発熱素子と、を備え、
    前記空洞部には、粒状の充填材が充填され、かつ、
    前記充填材は、前記第1粉体の粒子と同一材料からなる
    ていることを特徴とするサーマルヘッド。
  2. 第1粉体が焼結または接着により結合されるとともに、凹部を有する第1結合体と、
    第2粉体が焼結または接着により結合されるとともに、前記凹部を閉塞して前記第1結合体との間に空洞部を形成する第2結合体と、
    前記第2結合体のうち、前記空洞部上に位置する部分に間隔をあけて配列された複数の発熱素子と、を備え、
    前記空洞部には、粒状の充填材が充填され、かつ、
    前記充填材は、前記第1粉体の粒子よりも熱伝導率の低い材料からなる
    ていることを特徴とするサーマルヘッド。
  3. 第1粉体が焼結または接着により結合されるとともに、凹部を有する第1結合体と、
    第2粉体が焼結または接着により結合されるとともに、前記凹部を閉塞して前記第1結合体との間に空洞部を形成する第2結合体と、
    前記第2結合体のうち、前記空洞部上に位置する部分に間隔をあけて配列された複数の発熱素子と、を備え、
    前記空洞部には、粒状の充填材が充填され、かつ、
    前記充填材は、前記第1粉体の粒子よりも粒子径の大きい材料からなる
    ていることを特徴とするサーマルヘッド。
  4. 第1粉体が焼結または接着により結合されるとともに、凹部を有する第1結合体と、
    第2粉体が焼結または接着により結合されるとともに、前記凹部を閉塞して前記第1結合体との間に空洞部を形成する第2結合体と、
    前記第2結合体のうち、前記空洞部上に位置する部分に間隔をあけて配列された複数の発熱素子と、を備え、
    前記空洞部には、粒状の充填材が充填され、かつ、
    前記空洞部内には、空気よりも熱伝導率の低い気体が充填されている
    ていることを特徴とするサーマルヘッド。
  5. 第1粉体が焼結または接着により結合されるとともに、凹部を有する第1結合体と、
    第2粉体が焼結または接着により結合されるとともに、前記凹部を閉塞して前記第1結合体との間に空洞部を形成する第2結合体と、
    前記第2結合体のうち、前記空洞部上に位置する部分に間隔をあけて配列された複数の発熱素子と、を備え、
    前記空洞部には、粒状の充填材が充填され、かつ、
    前記空洞部内は、減圧雰囲気に保持されている
    ていることを特徴とするサーマルヘッド。
  6. 第1粉体が焼結または接着により結合されるとともに、凹部を有する第1結合体と、
    第2粉体が焼結または接着により結合されるとともに、前記凹部を閉塞して前記第1結合体との間に空洞部を形成する第2結合体と、
    前記第2結合体のうち、前記空洞部上に位置する部分に間隔をあけて配列された複数の発熱素子と、を備え、
    前記空洞部には、粒状の充填材が充填されるサーマルヘッドの製造方法であって、
    前記第1粉体が焼結または接着により選択的に結合されてなる第1結合層を複数積層して前記第1結合体を成形する第1結合体形成工程と、
    前記第2粉体が焼結または接着により選択的に結合されてなる第2結合層を前記第1結合体上に積層して前記第2結合体を成形する第2結合体形成工程と、を有し、
    前記第1結合体形成工程では、前記第1粉体のうち、前記凹部内に位置する部分以外の前記第1粉体を結合して前記凹部を形成することを特徴とするサーマルヘッドの製造方法。
  7. 前記第1結合体形成工程と前記第2結合体形成工程との間に、前記凹部内に充填された前記第1粉体を取り除き、前記充填材を充填する充填工程を有していることを特徴とする請求項6記載のサーマルヘッドの製造方法。
  8. 請求項1から請求項5の何れか1項に記載のサーマルヘッドを備えていることを特徴とするプリンタ。
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