JP6328492B2 - 電池残量確認装置 - Google Patents

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Description

本発明は、充電池を搭載した電子機器における電池残量を確認するための電池残量確認装置に関する。
近年、充電池を搭載することによって、電池残量がある間は外部から無給電で動作する(例えば、コンセントから電源を給電せずに動作する)電子機器が普及してきている。
また、複数のスピーカを用いる5.1チャンネル(ch)サラウンドを始めとするマルチチャンネルサラウンド音響再生方式が普及している。
さらに、非特許文献1には、5.1chサラウンドのように複数のスピーカを同一水平面上に配置するだけではなく、高さの異なる複数の水平面上に複数のスピーカを配置する22.2chサラウンドの音響再生方式が記載されている。
このように、複数のスピーカを用いた音響再生方式の場合、各スピーカとアンプとを接続する配線が非常に煩雑になるため、スピーカとアンプとを無線接続することが考えられる。この場合、スピーカは、アンプと無線接続するための通信部を備える必要があるため、通信部に駆動用の電力を供給する電源が必要となる。しかしながら、スピーカの通信部に外部から給電すれば、給電用の配線が煩雑になる。
そこで、近年普及している充電池を搭載したスピーカを利用することで、給電用の配線を無くすことが考えられる。
ところで、充電池をスピーカに搭載する場合、ユーザがスピーカの充電池の残量を把握するために、当該充電池の電池残量を表示することが重要である。
そこで、特許文献1には、電池残量表示部とスピーカとを備えているスピーカシステムが開示されている。
特開平2008−278328号公報(2008年11月13日公開)
ITU-R, "Multichannel sound technology in home and broadcasting applications", Report ITU-R BS. 2159, 2009年
しかしながら、上述の特許文献1のようなスピーカを複数用いて、5.1ch、22.2chサラウンド音響再生する音響再生装置においては、以下に示すような問題が生じる。
すなわち、特許文献1に開示のスピーカ(スピーカシステム)は、スピーカシステム本体が電池残量表示部を備えている。そのため、ユーザは、当該音響再生装置を利用する前などに、スピーカ(スピーカシステム)の充電池の電池残量を把握するため、スピーカ毎に電池残量表示部を確認しなければならない。
また、当該サラウンド音響再生装置を使用中に何れかのスピーカの充電池の電池残量が無くなった場合、充電池の電池残量が無くなったスピーカを特定するために、スピーカの充電池の電池残量をスピーカ毎に順番に確認していかなければならない。
したがって、サラウンド音響再生方式を構成するスピーカ数が多くなればなるほど、スピーカの充電池の電池残量を確認する作業はユーザにとって手間となる。
また、スピーカ以外の充電池を搭載した電子機器においても、上記のようなスピーカと同様に、充電池の電池残量を確認する作業はユーザにとって手間となる。例えば、充電池を搭載した照明装置を複数用いて、公園などのライトアップを行う場合、各照明装置の充電池の電池残量を確認するには、ユーザが各照明装置の設置場所まで出向く必要があり、ユーザにとって手間となる。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、充電池を搭載した電子機器を複数同時に使用する場合において、各電子機器における電池残量を容易に確認することができる電池残量確認装置を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電池残量確認装置は、充電池を搭載した複数の電子機器における電池残量を確認するための電池残量確認装置であって、上記電子機器それぞれにおける、充電池の残量を示す電池残量情報と、配置位置を示す配置位置情報とを取得する情報取得手段と、上記情報取得手段が取得した電池残量情報と配置位置情報とを対応付けた電池残量確認情報をユーザに報知する情報報知手段とを備えたことを特徴としている。
本発明の一態様によれば、電池残量の確認のために、ユーザは各電子機器に出向く必要がなくなるため、電池残量の確認作業におけるユーザの手間を省くことができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る音響再生装置の概略構成ブロック図である。 図1に示す音響再生装置で用いるスピーカの配置の一例を示す図である。 5.1chサラウンド音響再生方式の場合の各スピーカの配置位置と、充電池の電池残量とを示した充電池残量表示画像の一例を示す図である。 22.2chサラウンド音響再生方式の場合の各スピーカの配置位置と、充電池の電池残量とを示した充電池残量表示画像の一例を示す図である。 本実施形態1で用いるリモコンの概略斜視図である。 本発明の実施形態2に係る音響再生装置の概略構成ブロック図である。 本発明の実施形態3に係る音響再生装置における、5.1chサラウンド音響再生方式の場合の各スピーカの配置位置と、充電池の電池残量とを示した充電池残量表示画像の一例を示す図である。 本発明の実施形態3に係る音響再生装置における、22.2chサラウンド音響再生方式の場合の各スピーカの配置位置と、充電池の電池残量とを示した充電池残量表示画像の一例を示す図である。 本発明の実施形態4に係る音響再生装置における、5.1chサラウンド音響再生方式の場合の各スピーカの配置位置と、充電池の電池残量とを示した充電池残量表示画像の一例を示す図である。 本発明の実施形態4に係る音響再生装置における、22.2chサラウンド音響再生方式の場合の各スピーカの配置位置と、充電池の電池残量とを示した充電池残量表示画像の一例を示す図である。 本発明の実施形態5に係る音響再生装置で用いるスピーカIDとアイコン画像とを対応付けた対応表の一例を示す図である。 図12に示す対応表に記されたスピーカ画像の一例を示す図である。 本発明の実施形態5の変形例に係る音響再生装置の概略構成ブロック図である。 充電池の電池残量を視覚的に表現した、スピーカに対応するアイコン画像を示す図である。 アイコン画像にメーカ名、型番を表示した例を示す図である。 電池残量によって異なるアイコン画像を伝送する場合のデータフォーマットの一例を示す図である。
以下に本発明の各実施形態を説明する。各実施形態では、本発明の電池残量確認装置を、充電池を搭載した電子機器としてスピーカを複数備えた音響再生装置に適用した例について説明する。しかしながら、本発明の電池残量確認装置は、音響再生装置に限定されず、充電池を搭載した電子機器を複数同時に使用する装置であれば、適用可能である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について図1から図5に基づいて説明すると以下の通りである。
図1は、本実施形態に係る音響再生装置1の概略構成ブロック図である。
(音響再生装置1)
音響再生装置1は、図1に示すように、充電池を搭載した複数のスピーカ(スピーカ装置)2と、当該スピーカ2に音声信号を出力すると共に、当該スピーカの電池残量をユーザに報知する情報端末3から構成されている。
(スピーカ2)
スピーカ2は、情報端末3からの音声信号を受信し音声を出力するものである。
スピーカ2は、充電池20とバッテリー残量算出部21と通信部22とを備えている。また、スピーカ2は、スピーカユニットやアンプなどの音声出力のための電子部品を備えているが、当該音声出力のための電子部品についての説明は省略する。
充電池20は、スピーカ2の内部に備わっており、スピーカ2の動作に必要な電源として用いられる。
充電池20は、例えば、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池、ニッケルカドミウム二次電池、鉛蓄電池などを用いることができる。
バッテリー残量算出部21は、充電池20の電池残量を算出する。詳細には、例えば、バッテリー残量算出部21は、既存の方法を用いて、充電池20の電池残量を百分率(%)として算出する(例えば、充電池20の電池残量が最大の残量である状態を100%とする)。バッテリー残量算出部21は、算出した充電池20の電池残量とスピーカ2を識別するためのスピーカIDとを後述する通信部22を介して情報端末3に送信する。
スピーカIDは、各スピーカ2に予め割り振られている。スピーカIDとして、例えば、MACアドレスを利用してもよい。あるいは、情報端末3が各スピーカ2にスピーカIDをそれぞれ割り振って、各スピーカ2に送信し、各スピーカ2はスピーカIDを記憶する構成であってもよい。
(スピーカから充電池残量表示画像の表示を指示)
また、バッテリー残量算出部21は、常に、充電池残量を情報端末3に通知するのではなく、充電池20の充電池残量が所定の値よりも少なくなったときに、情報端末3に充電池残量が少なくなっていることを通知してもよい。
通信部22は、情報端末3などの機器と通信をするものである。通信部22は、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信を用いて、情報端末3と通信を接続する。通信部22は、例えば、TCP/IP(Transmission control protocol/Internet Protocol)のソケット通信や、UPnP(Universal Plug and Play)などを利用して、充電池の残量を示す電池残量情報を情報端末3に送信する。スピーカ2から情報端末3への電池残量情報を送信する時間間隔は、例えば、数十秒に1回としてもよい。また、電池残量情報を送信する時間間隔は、ユーザが充電池20の電池残量を確認するのに適した頻度であればよく特に限定はされない。スピーカ2が、電池残量が低下したのを検知したタイミングで情報端末3に通知するようにしてもかまわない。
(スピーカ2の配置の例)
次に、図2を用いて、スピーカ2の配置の例を示す。図2は、本実施形態にかかるスピーカ2の配置の一例を示す図である。
本実施形態に係るスピーカ2の配置は、5.1chサラウンド音響再生方式における一般的なスピーカの配置と同様である。
詳細には、図2で示すように、リスナーの位置(リスニングポジション)Aの正面に、センタースピーカであるスピーカ2Cが配置している。リスニングポジションAを中心とし、スピーカ2Cの配置位置を円周上に含む円Oの円周上において、リスニングポジションA-スピーカ2Cから左右に30°の位置にフロントスピーカであるスピーカ2Lおよびスピーカ2Rが配置している。また、円Oの円周上において、リスニングポジションA-スピーカ2Cから左右に110°の位置にリアスピーカーであるスピーカ2LSおよびスピーカ2RSが配置している。また、前方の床面に低音域専用のサブウーファーであるスピーカ2LFE(Low Frequency Effect)が配置している。
なお、本発明に係るスピーカ2の配置や数については、上述の5.1chサラウンド音響再生方式に用いられるものに限定されない。例えば、スピーカ2の配置や数を22.2chサラウンドの音響再生方式に用いられるスピーカの配置および数としてもよいし、また、ユーザが所望するスピーカ2の配置および数であってもよい。
(情報端末3)
次に、情報端末3について、図1を用いて説明する。
情報端末3は、入力部31、表示部(表示手段)32、制御部33、通信部34および記憶部35を備えている。情報端末3は、例えば、テレビやPCなど、画像を表示することが可能である情報端末が好ましいがこれらに限定されるものではない。これは、情報端末3はあくまでも、情報を取得し、必要な情報(電池残量情報)をユーザに報知すればよいため、画像表示による報知に限らず、音声による報知であってもよいためである。さらには、情報端末3は、別に設けられた表示装置に対して出力する画像(電池残量を示す画像)を生成するまでの処理を行うものであってもよいためである。
(入力部31)
入力部31は、ユーザからの入力操作を受け付ける受付手段として機能する。
例えば、ユーザは、入力部31を操作してスピーカ2の位置を示すスピーカ位置情報を入力する。入力部31から入力された入力情報は、入力情報取得部330に送信される。
また、ユーザは、入力部31を操作して、スピーカ2の電池残量が示された表示画像である充電池残量表示画像(電池残量確認画像)の表示を指示する構成であってもよい。
なお、スピーカ2の位置については予め既知であり、ユーザの入力を必要とせずに、スピーカ2の位置を示す情報が記憶部35に保存されている構成であってもよい。
入力部31は、キーボード、マウス、キーパッド、操作ボタンなどの入力機器等で構成されているものであってもよい。また、入力部31と表示部32とが一体となっているタッチパネルであってもよい。また、入力部31は、情報端末3と別体のリモートコントローラ等の遠隔制御装置であってもよい。
例えば、情報端末3がテレビである場合に、当該テレビのリモートコントローラ等に充電池残量表示画像の表示を指示する電池残量確認ボタンが備わっている構成であってもよい。
(表示部32)
表示部32は、制御部33の指示に従って画像を表示するものである。表示部32は、制御部33の指示に従って画像を表示するものであればよく、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどを適用することが可能である。
(制御部33)
制御部33は、記憶部35などから一時記憶部(不図示)に読み出されたプログラムを実行することにより、各種の演算を行うと共に、情報端末3が備える各部を統括的に制御するものである。本実施形態では、制御部33は、入力情報取得部(入力操作受付手段)330、スピーカ位置取得部331、表示画像作成部(情報取得手段、情報報知手段)332および音声信号作成部333を備えている。
(入力情報取得部330)
入力情報取得部330は、入力部31からスピーカ2の位置情報(スピーカの配置位置を示す配置位置情報)を受信し、記憶部35に保存する。
また、入力情報取得部330は、入力部31から充電池残量表示画像の表示指示を受信してもよい。入力情報取得部330は、当該指示を表示画像作成部332に送信する。
(スピーカ位置取得部331)
スピーカ位置取得部331は、各スピーカ2のスピーカ位置情報を取得する。
詳細には、スピーカ位置取得部331は、表示画像作成部332の要求に応じて、記憶部35から各スピーカ2の位置情報を取得し、表示画像作成部332に取得したスピーカ位置情報を送信する。
(表示画像作成部332)
表示画像作成部332は、スピーカ2それぞれにおける、充電池の残量を示す電池残量情報と、配置位置を示す配置位置情報とを取得する情報取得手段として機能すると共に、上記情報取得手段が取得した電池残量情報と配置位置情報とを対応付けた電池残量確認情報をユーザに報知する情報報知手段として機能している。
具体的には、表示画像作成部332は、各スピーカ2から取得した電池残量情報を、記憶部35から送信された各スピーカ2の位置情報と合わせて表示したユーザへの報知用の画像である、充電池残量表示画像を作成する。
詳細には、表示画像作成部332は、スピーカ2から通信部34介して各スピーカ2の電池残量とスピーカIDとを受信する。表示画像作成部332は各スピーカ2の電池残量を受信すると、スピーカ位置取得部331に各スピーカ2の位置情報を取得するように要求する。表示画像作成部332は、スピーカ位置取得部331から各スピーカ2の位置情報を受信する。
表示画像作成部332は、各スピーカ2のID、各スピーカ2の位置情報および各スピーカ2の電池残量情報から各スピーカ2の電池残量が示された表示画像である充電池残量表示画像を作成し、表示部32に当該充電池残量表示画像を表示させる。
つまり、上記表示画像作成部332は、上記電池残量確認情報として、上記電池残量情報と配置位置情報とを対応付けて充電池残量表示画像(電池残量確認画像)を生成する確認画像生成手段を構成し、上記表示部32は、上記表示画像作成部332によって生成された充電池残量表示画像を表示する。
上記構成によれば、電池残量確認情報が充電池残量表示画像(電池残量確認画像)として表示されるので、ユーザは、電池残量確認情報を視覚的に把握することができる。つまり、ユーザは、充電池残量確認画像を見るだけで、各電子機器の電池残量を、配置位置と共に容易に把握することができる。
(充電残量の少ないスピーカが充電池残量表示画像の表示を指示)
また、表示画像作成部332は、通信部34を介してスピーカ2から充電池残量が少なくなっていることを示す通知を受信した場合に、充電池残量表示画像を作成し、表示部32に充電池残量表示画像を表示させてもよい。具体的には、表示画像作成部332は、スピーカ2から取得する電池残量情報が所定値以下の充電池の残量であることを示したとき、上記電池残量確認情報としての充電池残量表示画像を作成し、表示部32に作成した充電池残量表示画像を表示させる。
つまり、情報取得手段としての表示画像作成部332及び表示部32は、スピーカ2が搭載している充電池の残量が所定値以下となるタイミングで、当該スピーカ2の電池残量情報を取得する。これにより、ユーザは、電池残量が所定値以下であるスピーカ2を容易に把握することができる。
(ユーザが充電池残量表示画像の表示を指示)
また、表示画像作成部332は、入力情報取得部330から充電池残量表示画像の表示指示を受信した場合に、充電池残量表示画像を作成し、表示部32に当該充電池残量表示画像を表示させてもよい。具体的には、表示画像作成部332は、上記入力情報取得部330によるユーザの操作(充電池残量表示画像の表示指示)を受け付けたとき、スピーカ2が搭載している充電池の残量と配置位置とを対応付けた上記充電池残量表示画像を上記表示部32に表示させてもよい。
つまり、情報報知手段としての表示画像作成部332及び表示部32は、上記入力部31によるユーザの操作を受け付けたとき、スピーカ2が搭載している充電池の残量が所定値以下のスピーカ2に対応する電子機器画像(アイコン画像)を強調表示(ハイライト表示)する。これにより、ユーザは、電池残量が所定値以下であるスピーカ2を容易に把握することができる。
(音声信号作成部333)
音声信号作成部333は、各スピーカ2が出力する音声の音声信号を生成する。
詳細には、音声信号作成部333は、放送波や光ディスク媒体などから抽出された音声信号から各スピーカ2で再生すべき信号を生成し、通信部34を介して各スピーカ2に送信する。
また、上述の充電池残量が少なくなっているスピーカ2が、充電池残量が少なくなっていることを示す通知を情報端末3に送信する構成においては、音声信号作成部333は表示画像作成部332から当該スピーカ2のIDを受信してもよい。音声信号作成部333はスピーカ2のIDを受信すると、当該スピーカ2の出力音声に警告音を重畳するように音声信号を生成し、通信部34を介して当該スピーカ2に送信してもよい(例えば、コンテンツの音声に警告音を重畳する)。結果として、当該スピーカ2は警告音を重畳した音声を出力する。
(リモコンからの操作を受け付けてスピーカから効果音を出力)
また、音声信号作成部333は、表示部32に表示されている充電池残量表示画像の特定のスピーカ2を示すアイコン(スピーカ2を示すアイコンについては、詳細を後述する。)の選択を、入力情報取得部330を介して受信する構成であってもよい。
図5は、本実施形態に係るテレビのリモートコントローラ5を示す図である。リモートコントローラ5は、十字キー6を備えている。例えば、ユーザは十字キー6を操作することによって、表示部32に表示されている特定のスピーカ2を示すアイコンを選択することができる。
音声信号作成部333は、特定のスピーカ2を示すアイコンの選択を受け付けると、当該アイコンに対応したスピーカ2が効果音を出力するように音声信号を作成し、スピーカ2に音声信号を送信してもよい。その結果、選択されたアイコンに対応するスピーカ2は効果音を出力する。
(通信部34)
通信部34は、スピーカ2などの機器と通信をするものである。詳細については、通信部22と同様であるため、ここでの説明を省略する。
(記憶部35)
記憶部35は、スピーカ位置情報、スピーカ2に対応するアイコンの画像などを保存している。
上記構成の音響再生装装置1(電池残量確認装置)は、スピーカ2(電子機器)それぞれにおける、充電池の残量を示す電池残量情報と、配置位置を示す配置位置情報とを取得する情報取得手段としての通信部34及びスピーカ位置取得部331と、上記通信部34及びスピーカ位置取得部331が取得した電池残量情報と配置位置情報とを対応付けた電池残量確認情報(充電池残量表示画像)をユーザに報知する情報報知手段としての表示画像作成部32及び表示部32とを備えた構成である。
従って、情報報知手段としての表示画像作成部32及び表示部32によって、各スピーカ2における電池残量情報と配置位置情報とを対応付けた電池残量確認情報がユーザに報知されるので、電池残量確認情報が報知されたユーザは、各スピーカ2における電池残量を、各スピーカ2の配置位置に対応付けて容易に把握することが可能となる。
これにより、電池残量の確認のために、ユーザは各スピーカ2に出向く必要がなくなるため、電池残量の確認作業におけるユーザの手間を省くことができる。
(充電池残量表示画像の例1)
次に、表示画像作成部332によって作成される充電池残量表示画像の例について以下に説明する。
図3は、図2に示すように、各スピーカ2が5.1chサラウンド音響再生方式のスピーカの配置に位置する場合の充電池残量表示画像P1を例示している。
図3に示すように、充電池残量表示画像P1は各スピーカ2に対応するアイコンI1を含んでいる。各アイコンI1間の表示位置の関係は、各スピーカ2間の空間的な位置の関係を反映している。すなわち、充電池残量表示画像P1は各スピーカ2の空間的な位置を、充電池残量表示画像P1上に適切に縮尺し、俯瞰するような画像となっている。
また、各アイコンI1は充電池残量を連想させるアイコンである。詳細には、アイコンI1は、乾電池の形として表示されている。アイコンI1は、対応するスピーカ2の充電池残量に応じた広さの面積に色を付けて表示される。
したがって、ユーザは、どの位置のスピーカがどれくらいの電池残量かを確認することができる。また、ユーザが各スピーカの電池残量を直観的に認識できるように、スピーカ2の電池残量に応じて対応するアイコンI1の色を変えてもよい。
また、スピーカ2に対応するアイコンI1の画像は、予め情報端末3の記憶部35等のローカルのメモリに保存されていてもよい。
また、上述した充電池残量が少なくなっていること示す通知を受信した場合に表示される充電池残量表示画像として、次に説明する充電池残量表示画像を例として挙げることができる。充電池残量表示画像には、充電池残量表示画像に全てのスピーカ2に対応するアイコンI1を表示する必要はなく、充電池残量が少なくなっていること示す通知したスピーカ2に対応するアイコンI1のみを表示してもよい。
また、上述したようにユーザからの指示を、入力部11から受け付けて充電池残量表示画像を表示する場合においても、充電池残量表示画像に全てのスピーカ2に対応するアイコンI1を表示する必要はなく、充電池残量が少なくなっているスピーカ2に対応するアイコンI1のみを表示してもよい。
(コンテンツの画像上に半透明に表示)
また、ユーザが情報端末3または3aにてコンテンツを視聴中である場合に、半透明の充電池残量表示画像をコンテンツ画像にオーバーレイして表示してもよい。
上記の構成によれば、充電池残量表示画像を表示することによる、情報端末3におけるユーザによるコンテンツの視聴の中断を防止する事ができる。
(充電池残量表示画像の例2)
次に、図4を用いて、本実施形態に係る充電池残量表示画像の他の一例について説明する。
図4は、各スピーカ2が22.2chサラウンド音響再生方式のスピーカの配置に位置する場合の充電池残量表示画像P2を例示している。
22.2chサラウンド音響再生方式のスピーカの配置について、全てのスピーカは同一平面上に位置せずに3次元的に位置している。
図4に示すように、充電池残量表示画像P2においては、各スピーカ2の位置を、立体図を用いて表示している。
詳細には、充電池残量表示画像P2には、補助線L1およびL2から成る格子線が表示されている。立方体によって表示されたアイコンI2は、各スピーカ2を示しており、上記格子線上に表示されている。格子線は、ユーザが視覚的に立体図を認識し易くするための補助線として表示されている。
なお、各スピーカ2を示すアイコンI2の色は、対応するスピーカ2の充電池残量に応じた色によって表示されてもよい。例えば、充電池残量が20%以上のスピーカ2に対応するアイコンI2を緑色で表示し、充電池残量が10%以上20%未満のスピーカ2に対応するアイコンI2を合オレンジ色で表示し、充電池残量が10%未満のスピーカ2に対応するアイコンI2を赤色で表示してもよい。また、図4に示した立体図は一例であって、立体図の視点が変更可能な構成であってもよい。
以上のように、上記の構成によれば、複数のスピーカを使用するサラウンド音響再生装置において、ユーザは各スピーカの充電池の残量を容易に確認することができる。
本実施形態1では、上記の図3,4に示すように配置されたスピーカ2の配置位置を示す情報は、ユーザにより予め入力されたスピーカ位置情報を用いているが、以下の実施形態2では、ユーザによる入力ではなく、実際に配置されたスピーカ2から配置位置を示す情報を取得する例について説明する。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態に係る音響再生装置1aは、各スピーカ2の位置を解析し、解析した各スピーカ2の位置をスピーカ位置情報として用いる。なお、スピーカ位置情報を求める点以外の処理については、前記実施形態と同じである。
図6は、本実施形態に係る音響再生装置1aの要部構成の一例を示すブロック図である。音響再生装置1aは、実施形態1で説明した音響再生装置1が備える情報端末3の代わりに、情報端末3aを備えている。
(情報端末3a)
情報端末3aについて、図6を用いて説明する。
情報端末3aは、情報端末3aは、前記実施形態1の情報端末3とほぼ同じ機能を有しているが、情報端末3が備える制御部33の代わりに、制御部33aを備え、さらに、マイク36を備えている。マイク36は、互いに異なる位置に配置された複数のマイクからなる。
制御部33aは、さらに、スピーカ位置解析部335を備えている。
(入力部31)
本実施形態の入力部31はユーザからスピーカ位置を解析する指示であるスピーカ位置解析指示を受け付ける。そして、入力部31は入力情報取得部330に当該指示を送信する。
(入力情報取得部330)
入力情報取得部330は、スピーカ位置解析指示を受信し、スピーカ位置解析部335に送信する。
(スピーカ位置解析部335)
スピーカ位置解析部335は、スピーカ位置の解析の指示を受信し、スピーカ2の位置を解析する。
スピーカ位置解析部335におけるスピーカ2の位置の解析について、詳細に説明する。例えば、スピーカ位置解析部335はスピーカ位置の解析の指示を受信すると、位置を特定するスピーカが出力する白色雑音のデータの作成を音声信号作成部333に指示する。
スピーカ位置解析部335は、各マイク36から収音信号を受信する。
スピーカ位置解析部335は、同じ時刻から開始する分析区間における、マイク36のそれぞれのマイクの収音信号のインパルス応答を求め、それらインパルス応答から三角測量の原理を用いることによってスピーカ2の位置を解析する。この解析を、各スピーカ2に対して順に行うことによって、各スピーカ2の位置を解析する。
スピーカ位置解析部335は、解析した各スピーカ2の位置を記憶部35に保存する。
(音声信号作成部333)
音声信号作成部333は、スピーカ位置解析部335の指示に従い、白色雑音の音声データを作成し、当該音声データをスピーカ位置解析部335から指定されたスピーカ2に通信部34を介して送信する。
(マイク36)
マイク36は、スピーカ2が出力する白色雑音を収音する。マイク36は収音信号をスピーカ位置解析部335に送信する。
なお、マイク36のマイクの数は特に限定されず、2本以上備えていればよい。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図7および図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、本実施形態では、前記実施形態1,2の何れの構成の情報端末3,3aを用いてもよい。
本実施形態においては、充電池残量表示画像では、充電池残量が所定値以下のスピーカ2に対応するアイコンが強調されて表示される(ハイライト表示)。したがって、ハイライト表示されたアイコンは、所定の値よりも充電池残量が多いスピーカ2に対応するアイコンと視覚的に区別されて表示される。すなわち、上記充電池残量表示画面には、スピーカ2に対応するアイコン(電子機器画像)が含まれており、上記表示画像作成部332は、上記電池残量情報から充電池残量が所定値以下であるスピーカ2に対応するアイコンを強調表示(ハイライト表示)する。
これにより、ユーザは、電池残量が所定値以下であるスピーカ2を容易に把握することができる。
図7を用いて、本実施形態に係る充電池残量表示画像の一例について説明する。
図7は、図2に示された各スピーカ2が5.1chサラウンド音響再生方式のスピーカの配置に位置する場合の充電池残量表示画像P3を例示している。
図7に示すように、充電池残量表示画像P3は各スピーカ2に対応するアイコンI1およびアイコンI1aを含んでいる。各アイコンI1およびアイコンI1a間の表示位置の関係は、各スピーカ2間の空間的な位置の関係を反映している。
ここで、ハイライト表示とは、例えば、アイコンが点滅するように表示されること、アイコンが明度/彩度の異なる色で置き換えられるように表示されることなどである。アイコンの大きさが周期的に変更されるような表示方法でも良い。
例えば、図7に示すように、枠F1に囲まれて表示されているアイコンI1aに対応するスピーカ2は充電池残量が所定の値以下の状態である。
また、所定の値よりも充電池残量が少ないスピーカ2が複数ある場合においては、当該スピーカ2に対応するアイコンを順次ハイライト表示させてもよい。
また、対応するアイコンがハイライト表示されている期間において、当該アイコンI1aに対応するスピーカ2が効果音を出力してもよい。例えば、アイコンI1aの点滅表示に連動して、対応するスピーカ2から効果音を出力してもよい。例えば、音声信号作成部333は、ハイライト表示されているアイコンI1aに対応するスピーカ2に送信する音声データに、効果音を重畳する。効果音を重畳された音声データは、通信部34を介して対応するスピーカ2に送信される。
例えば、ユーザが情報端末3または3aにて、コンテンツを視聴中である場合、当該効果音は、コンテンツの音声に重畳させて出力してもよい。また、コンテンツの音声の音量を一旦小さくして、効果音を重畳させてもよい。あるいは、コンテンツの音声の出力を一旦中断して、効果音のみを出力してもよい。
スピーカ2が他の配置である場合の充電池残量表示画像P4について、図8を用いて説明する。
図8は、各スピーカ2が22.2chサラウンド音響再生方式のスピーカの配置に位置する場合の充電池残量表示画像P4を例示している。図8に示す枠F2に囲まれて表示されているアイコンI2aに対応するスピーカ2は充電池残量が所定値以下の状態である。アイコンI2aはハイライト表示されており、他のアイコンと視覚的に区別されて表示されている。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、図9および図10に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、本実施形態では、前記実施形態1,2の何れの構成の情報端末3,3aを用いてもよい。
本実施形態においては、充電池残量表示画像におけるアイコン表示領域と、コンテンツ表示領域とを重複せずに表示する。
例えば、ユーザが情報端末3または3aにてコンテンツ視聴中に、入力部31から充電池残量表示画像の表示指示を受信した場合、スピーカ2から充電池残量が少なくなっていることが通知された場合、ユーザがコンテンツを視聴中に絶えず充電池残量表示画像が表示される場合などにおいて、本実施形態に係る充電池残量表示画像が表示される。
図9を用いて、本実施形態に係る充電池残量表示画像の一例について説明する。
図9は、各スピーカ2が5.1chサラウンド音響再生方式のスピーカの配置に位置する場合、かつ、ユーザが情報端末3または3aにて、コンテンツを視聴中である場合の充電池残量表示画像P10を例示するものである。
図9に示すように、充電池残量表示画像P10は、各スピーカ2に対応するアイコンI1およびアイコンI1aを含んでいる。各アイコンI1およびアイコンI1a間の表示位置の関係は、各スピーカ2間の空間的な位置の関係を反映している。充電池残量表示画像P10は、コンテンツ画像C1を表示する領域を含む。アイコンI1およびアイコンI1aの表示領域と重複しないように、記コンテンツ画像C1は、縮小されて、充電池残量表示画像P10の中央に表示される。
スピーカ2が他の配置である場合の充電池残量表示画像P11について、図10を用いて説明する。図10は、各スピーカ2が22.2chサラウンド音響再生方式のスピーカの配置に位置する場合の充電池残量表示画像P11を例示している。
図10は、各スピーカ2が22.2chサラウンド音響再生方式のスピーカの配置に位置する場合、かつ、ユーザが情報端末3または3aにて、コンテンツを視聴中である場合の充電池残量表示画像P11を例示するものである。
図10に示すように、充電池残量表示画像P11は、各スピーカ2に対応するアイコンI2およびアイコンI2aを含んでいる。各アイコンI2およびアイコンI2a間の表示位置の関係は、各スピーカ2間の空間的な位置の関係を反映している。充電池残量表示画像P11は、コンテンツ画像C2を表示する領域を含む。アイコンI2およびアイコンI2aの表示領域と重複しないように、記コンテンツ画像C2は、縮尺されて、充電池残量表示画像P11の中央に表示される。
上記の構成によれば、充電池残量表示画像においてアイコンとコンテンツ画像が重複されずに表示される。そのため、ユーザのコンテンツ画像の視聴を中断することなく、充電池残量表示画像を表示することができる。
しかも、アイコンがコンテンツ画像に重複されて表示されていないため、アイコンの表示によって生じる当該コンテンツ画像における非表示領域が存在しない。このため、ユーザは、アイコンを確認しつつ、非表示領域が存在しない好ましい状態のコンテンツ画像を視聴することができる。
上述した実施形態1から実施形態4では、各スピーカに対応するアイコン画像は全て同じものとして説明したが、ユーザがアイコン画像から、電池残量の少なくなったスピーカを容易に特定するためには、位置を示す情報のほかにも,何らかの補助情報の付加が望ましい。そこで、下記の実施形態5では、上記補助情報を付加したアイコン画像として、各スピーカの形状、色などに対応したアイコン画像を表示する例について説明する。
〔実施形態5〕
本発明の他の実施形態について、図11および図12に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、本実施形態では、前記実施形態1,2の何れの構成の情報端末3,3aを用いてもよい。
本実施形態では、ユーザがアイコン画像から、電池残量の少なくなったスピーカを容易に特定するための手段として、アイコン画像に各スピーカの実際の色や形状を反映させる例について説明する。
上記情報端末3,3aは、各スピーカに対応するアイコン画像を、予め記憶部35(図1等)に保持している。これは、全てのアイコン画像が同一である場合には問題とならないが、各スピーカの色や形状を反映させるためには、情報端末3,3aが,予め,無線ネットワークあるいは有線ネットワークで接続され得る各スピーカ2と、それに対するアイコン画像とを対応づけられることが必要なためである。従って、情報端末3,3aは、例えば図11に示すような、スピーカIDとアイコン画像とが対応した対応表を記憶部35に保持しておくことが必要となる。そして,それらのアイコン画像は、図12に示すように、各スピーカの色・形状を模したアイコン画像I3〜I5とすることによって、ユーザは位置情報と、色・形状情報とから、より容易に電池残量の少なくなったスピーカを特定することが可能となる。
上記の場合、無線ネットワークあるいは有線ネットワークで接続され得る全種類のスピーカを、情報端末3,3aが予め知ることが可能な場合を想定しているが、情報端末3,3aが全種類のスピーカを予め知ることが不可能な場合もある。
(変形例)
そこで、無線ネットワークあるいは有線ネットワークで接続され得る全種類のスピーカを、情報端末3,3aが予め知ることが不可能な場合には、各スピーカが自分のアイコン画像を保持し、必要に応じて情報端末3,3aに送信するようにすればよい。
図13は、本変形例に係る音響再生装置1bの要部構成の一例を示すブロック図である。音響再生装置1bは、図13に示すように、スピーカ2a〜2cを備えている。
スピーカ2a〜2cは、それぞれ自身の形状を反映させたアイコン画像データDa〜Dcを保持している。各スピーカ2は、通信部22を介して情報端末3または情報端末3aに、当該アイコン画像データDa〜Dcを送信する。例えば、スピーカ2は、アイコン画像データDa〜DcとスピーカIDとを情報端末3または情報端末3aに送信する。情報端末3または情報端末3aは、アイコン画像データDa〜DcとスピーカIDとを対応付けて記憶部35などに保存してもよい。
また、スピーカ2a〜2cが保持しているアイコン画像データDa〜Dcはそれぞれ1つに限らない。例えば、種々の充電池残量に応じたアイコン画像データDa〜Dcを保持してもよい。そして、各スピーカが、それぞれの色・形状を模したアイコン画像を保持し、スピーカIDを伝送する際に、その画像も併せて主端末側に伝送すればよい。このとき、例えば図14に示すように,図中,左から,電池残量が0%の場合のアイコン画像I10、20%の場合のアイコン画像I11、50%の場合のアイコン画像I12、100%の場合のアイコン画像I13というように、複数の残量パターンに対応するアイコン画像を伝送しておき、情報端末3,3a側では、電池残量に応じてアイコン画像を切り替え表示させてもよい。
さらに、色や形状のほか、製造メーカ名やスピーカの型名を、伝送するアイコン画像の代わりに、あるいはアイコン画像と併せて伝送し、情報端末3,3aに表示させてもよい(図15)。図15では、アイコン画像I14の上部側に、製造メーカ名(A Corporation)、型名(BC−1000Z)が表示されている。これらの情報の伝送は、前述したように,UPnPの仕組みを利用し,デバイスを記述するデータフォーマットに従って記述してもよい。
図14に示すように、電池残量によって異なるアイコン画像を伝送する場合のデータフォーマットの一例を図16に示す。
以上のように、スピーカ2自体に、自分のアイコン画像等の自分を特定するための情報を格納し、必要に応じて情報端末3,3aに伝送するようにすれば、喩え、情報端末3,3aが予め、接続され得る全種類のスピーカを知らなくても、各スピーカの色・形状や型名などを反映したアイコンを表示することが出来るため、ユーザは、電池残量の少なくなったスピーカを容易に特定することが可能となる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
音響再生装置1の情報端末3,3aの制御ブロック(特に制御部33,33a)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、情報端末3,3aは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本実施形態1〜5では、何れも電子機器としてスピーカ2について説明したが、本発明はスピーカ2に適用されるだけでなく、例えば、充電池を搭載した照明装置にも適用することが可能である。例えば、公園や建物などを夜間にライトアップする場合に、複数の照明装置を用いる。このような場合、通常であれば、各照明装置の充電池の残量を確認するために、ユーザが各照明装置の設置場所に出向く必要があったが、本発明のように、各照明装置の充電池の残量を配置位置と共に一元的管理することで、照明装置の充電池の残量を確認するために、各照明装置の設置場所にユーザが出向く必要がなくなる。
このように、本発明は、スピーカだけでなく、照明装置や、自動掃除機、その他、充電池を搭載した電子機器に幅広く適用することが可能である。
本発明は、上記各実施形態に係る電池残量確認装置を、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記電池残量確認装置が備える各手段として動作させることにより上記電池残量確認装置をコンピュータにて実現させる電池残量確認プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、充電池を搭載した電子機器を複数同時に使用し、各電子機器の電池残量を一元管理する必要のあるシステムに利用することができる。
1 音響再生装置(電池残量確認装置)
1a 音響再生装置(電池残量確認装置)
1b 音響再生装置(電池残量確認装置)
2 スピーカ(電子機器)
3 情報端末
3a 情報端末
5 リモートコントローラ
6 十字キー
11 入力部(操作受付手段)
20 充電池
21 バッテリー残量算出部
22 通信部
31 入力部(操作受付手段)
32 表示部(表示手段、情報報知手段)
33 制御部
33a 制御部
34 通信部(情報取得手段)
35 記憶部
36 マイク
330 入力情報取得部
331 スピーカ位置取得部(情報取得手段)
332 表示画像作成部(確認画像生成手段、情報報知手段)
333 音声信号作成部
335 スピーカ位置解析部

Claims (8)

  1. 充電池を搭載した複数の電子機器における電池残量を確認するための電池残量確認装置であって、
    各上記電子機器の配置位置を示す配置位置情報と各上記電子機器の充電池の残量を示す電池残量情報とを取得する情報取得手段と、
    上記配置位置情報に基づいて、上記電子機器同士の位置関係を立体図を用いて表示すると共に、上記電池残量情報に基づいて、各上記電子機器の電池残量を各上記電子機器の配置位置と対応付けて当該立体図内に表示する情報報知手段とを備えたことを特徴とする電池残量確認装置。
  2. 上記立体図には、各上記電子機器に対応する電子機器画像が含まれており、
    上記情報報知手段は、
    上記電池残量情報から電池残量が所定値以下である電子機器に対応する電子機器画像を強調表示することを特徴とする請求項に記載の電池残量確認装置。
  3. ユーザの操作を受け付ける操作受付手段をさらに備え、
    上記情報報知手段は、
    上記操作受付手段によるユーザの操作を受け付けたとき、上記電子機器同士の位置関係および各上記電子機器の電池残量を表示ることを特徴とする請求項1または2に記載の電池残量確認装置。
  4. 上記情報報知手段は、
    電子機器から取得する電池残量情報が所定値以下の充電池の残量であることを示したとき、上記電池残量を表示することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の電池残量確認装置。
  5. 上記電子機器は、充電池を搭載したスピーカ装置であることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の電池残量確認装置。
  6. 上記情報取得手段は、上記スピーカ装置が出力する特定の音声信号に基づいて、当該スピーカ装置の位置を解析することにより、上記配置位置情報を取得することを特徴とする請求項5に記載の電池残量確認装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の電池残量確認装置としてコンピュータを機能させるための電池残量確認プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための電池残量確認プログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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