JP6328034B2 - タービン発電用サーボ弁制御システム - Google Patents

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Description

この発明は、タービンの回転数を一定に保つための制御システムに関し、特に、リニア可変差動トランスを用いたタービン発電用サーボ弁制御システムに関するものである。
発電用のタービンは回転数(=周波数)を一定に保つためにサーボ弁にて制御される。サーボ弁はサーボコイルの流れる電流値によって開閉速度が異なる。サーボドライバとサーボ弁の間には、サーボ弁の開度を検出するために、リニア可変差動トランス(LVDT:Linear Variable Differential Transformer)が接続されている(例えば特許文献1〜5)。リニア可変差動トランスは、一次側と二次側にコイルを備えていて、機械的直線変位置を電気信号に直接変換する。サーボ弁の開度は、LVDTの二次側コイルが出力する2つの正弦波の実効値の差分から算出することができる。サーボドライバは、リニア可変差動トランスの2次側コイルが出力する正弦波信号をアナログ回路にて平滑し、直流に変換された信号をA/D変換することで実弁開度を算出したうえで、最適な弁制御を行うた
めの電気的な値(電圧値または電流値)を出力する。
特開2003-148108号公報 特開2014-077746号公報 特開2008-139100号公報 特開2006-162338号公報 特開2012-506050号公報
サーボドライバは弁の開度を算出するためにLVDTの一次側コイルより出力される正弦波を用いている。サーボドライバは、この正弦波を直流に変換したうえで、振幅値を算出しているが、直流に変換するには十分な時定数が必要である。この時定数がタービン発電用サーボ弁制御システムの動作処理速度に大きな影響を及ぼす。この発明はタービン発電用サーボ弁制御システムにおける動作処理速度の高速化を目的にするものである。
上記課題を解決するため、本発明におけるタービン発電用サーボ弁制御システムは、一次側に正弦波を入力すると二次側からアナログ信号を出力するリニア可変差動トランスと、リニア可変差動トランスから出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ‐デジタル変換回路と、サンプリング時間を正弦波信号の半周期よりも長く、しかも一周期よりも小さくとって、前記アナログ‐デジタル変換回路の出力に対してサンプリングを続け、同一のサンプリング期間に算出された、サンプリング値の最大値の絶対値とサンプリング値の最小値の絶対値とを比較して、絶対値の大きい方の値からサーボ弁出力値を算出するデジタル回路と、デジタル回路から出力されたサーボ弁出力値をアナログ値に変換するデジタル‐アナログ変換回路と、デジタル‐アナログ変換回路が出力するサーボ弁出力値に対応する電力を発生するサーボ弁開度出力回路と、タービンに接続されていて、サーボ弁開度出力回路が発生する電力に応じて実弁開度が変化するサーボ弁と、を備えている。
上記構成によれば、タービン発電用サーボ弁制御システムは、デジタル回路(サーボドライバ)が高精度な振幅算出を行う。その結果、サーボ弁の高精度なフィードバック制御を行うことが可能になり、また、実弁開度の算出時間の高速化と実装面積削減が実現する。
実施の形態1に係わるタービン発電用サーボ弁制御システムの構成を示す図である。 実施の形態1における振幅の算出方法を示す図である。 実施の形態2における振幅の算出方法を示す図である。 実施の形態3に係わるタービン発電用サーボ弁制御システムの構成を示す図である。 実施の形態3における振幅の算出方法を示す図である。 実施の形態4における振幅の算出方法を示す図である。 実施の形態5に係わるタービン発電用サーボ弁制御システムの構成を示す図である。 実施の形態5における振幅の算出方法を示す図である。 実施の形態6における振幅の算出方法を示す図である。 実施の形態7に係わるタービン発電用サーボ弁制御システムの構成を示す図である。 実施の形態7における振幅の算出方法を示す図である。 実施の形態8に係わるタービン発電用サーボ弁制御システムの構成を示す図である。 実施の形態8における振幅の算出方法を示す図である。
本発明の実施の形態に係わるタービン発電用サーボ弁制御システムについて、図を参照しながら以下に説明する。なお、各図において、同一または同様の構成部分については同じ符号を付しており、対応する各構成部のサイズや縮尺はそれぞれ独立している。例えば構成の一部を変更した断面図の間で、変更されていない同一構成部分を図示する際に、同一構成部分のサイズや縮尺が異なっている場合もある。また、タービン発電用サーボ弁制御システムの構成は、実際にはさらに複数の部材を備えているが、説明を簡単にするため、説明に必要な部分のみを記載し、他の部分については省略している。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。図1はLVDT(Linear Variable Differential Transformer)を用いて、タービン発電のサーボ弁を動作させるタービン発電用サーボ弁制御システム100の構成を表している。タービン発電用サーボ弁制御システム100は、サーボドライバ1、サーボ弁6およびリニア可変差動トランス4を備えている。サーボ弁6(タービン制御弁)は発電用のタービン20に接続されており、タービン制御装置の回転数を調整する。サーボ弁6は主バルブ2、サーボコイル10、油圧シリンダ11などから構成されている。サーボ弁および主バルブ2の開度は実弁開度と称されており、この実弁開度はサーボ弁開度出力回路3が出力する電力に応じて変化する。サーボ弁6は主バルブ2の実弁開度を制御するために、サーボ弁開度出力回路3にてアナログ電圧を出力している。リニア可変差動トランス4は磁気コア4a、一次側コイル4b、二次側第1コイル4cおよび二次側第2コイル4dを備えている。
タービン発電用サーボ弁制御システム100の具体的な動作を以下に記載する。リニア可変差動トランス4の一次側コイル4bに常に一定振幅かつ一定周波数の正弦波信号を入力させておく。リニア可変差動トランス4の磁気コア4aは主バルブ2の開閉具合に応じて移動する。リニア可変差動トランス4の2次側(二次側第1コイル4cおよび二次側第2コイル4d)からは主バルブ2の開閉具合に応じた振幅を有する正弦波が2種類出力される。この正弦波の周波数はリニア可変差動トランス4の1次側と同一である。主バルブ2はサーボコイル10と連動する。サーボコイル10と油圧シリンダ11に接続されている主バルブ2はサーボドライバ1が出力する出力指令に対応して開閉する。
サーボドライバ1は、アナログ‐デジタル変換回路7(A/D変換回路)とデジタル回路8とデジタル‐アナログ変換回路9(D/A変換回路)とサーボ弁開度出力回路3から構成されている。デジタル回路8は、FPGA(Field Programmable Gate Array)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)等のプログラマブルIC、もしくはこれらを複合させて使用する。アナログ‐デジタル変換回路7は、リニア可変差動トランス4が出力する2次側の正弦波信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換する。デジタル回路8は振幅検出処理12とサーボ弁出力指令処理13から構成されていて、主バルブ2の開度に応じた出力指令(サーボ弁出力値)をデジタル‐アナログ変換回路9に通知する。振幅検出処理12はアナログ‐デジタル変換回路7からのデジタル信号を基に正弦波信号の実効値(=振幅値)を算出する。
サーボ弁出力指令処理13はA/D変換された2つの振幅値から主バルブ2の開度を計算する。更にサーボ弁出力指令処理13は主バルブ2の開度に応じた出力指令(サーボ弁出力値)をデジタル‐アナログ変換回路9に通知する。デジタル‐アナログ変換回路9は通知された出力指令をデジタル-アナログ変換する。サーボ弁開度出力回路3は出力指令に対応する電流をサーボコイル10に供給する。サーボ弁開度出力回路3が供給する電流に応じて油圧シリンダ11から主バルブ2に油圧がかかり、主バルブ2は正常に開閉動作する。このようなフィードバック処理を行うことでタービンの制御を行っている。すなわち、サーボコイル10はサーボ弁開度出力回路3の負荷となり、サーボ弁6はサーボコイル10に流れる電流値に応じて開閉する。
次に図2を基に振幅検出処理12が正弦波信号の実効値(=振幅値)を算出するプロセスを具体的に説明する。リニア可変差動トランス4からはサーボドライバ1に2つの正弦波信号が入力する。図中のグラフはどちらか片方の正弦波信号を代表して表している。黒丸(●)は、A/D変換されたサンプリング点を示している。サンプリング時間Δt1は実弁開度の検出に必要な時間を表していて、正弦波信号の周期の半分よりも長く、しかも正弦波信号の周期よりも小さくとる。サンプリング時間Δt1の間、振幅検出処理12にて繰り返しサンプリングを続ける。サーボ弁出力指令処理13はサンプリング値の最大値と最小値を算出し、サンプリング時間Δt1の間に算出された、最大値の絶対値と最小値の絶対値を比較して、絶対値の大きい方を振幅値とする。こうすることでサーボドライバ1は高精度な振幅算出を行い、サーボ弁の実弁開度を算出する。その結果、サーボ弁の高精度なフィードバック制御を行うことが出来る。さらに実弁開度の算出時間の高速化と実装面積の削減が実現する。
実施の形態2.
図3を基に実施の形態2による振幅検出処理12が正弦波信号の実効値(=振幅値)を算出するプロセスを具体的に説明する。実施の形態1ではアナログ‐デジタル変換回路7によって得られたサンプリング値の最大値と最小値を算出し、これらを比較することで振幅値を算出していた。この方式において一時的なノイズ成分が正弦波信号に含まれていた場合、正確な振幅値を算出することが困難となる。そのため、本実施の形態では、サンプリング時間を長くしてサンプリング数を増やし、入力信号(正弦波信号)の周期よりも長い間、サンプリングを行う。
リニア可変差動トランス4からはサーボドライバ1に2つの正弦波信号が入力する。サンプリング時間Δt2は実弁開度の検出に必要な時間を表していて、正弦波信号の1周期よりも長くとる。すなわち、本実施の形態ではサンプリング時間Δt2は複数の周期に亘る。サンプリング時間Δt2の間、アナログ‐デジタル変換回路7にて繰り返しサンプリングを続ける。図中には山1、山2および谷が検出されている。このように、正弦波の山と谷を一組以上得ることが出来るため、振幅点を複数算出することが可能となる。これらを振幅検出処理12がフィルタリングすることで高精度な振幅算出を行い、その結果、高精度なフィードバック制御を行うことが出来る。フィルタリングにより、複数の値の中から最大や最小を除去して残りの値を平均化することができる。
実施の形態3.
図4は実施の形態3に係わるタービン発電用サーボ弁制御システムを表している。タービン発電用サーボ弁制御システム100はLVDTを用いてタービンのサーボ弁を動作させる。サーボドライバ1は整流回路5をアナログ‐デジタル変換回路7の前に備えている。整流回路5はリニア可変差動トランス4からサーボドライバ1に入力する2つの正弦波信号を半波整流して、極性が一定しているアナログ信号を出力する。すなわち整流回路5で整流された正弦波信号は、常に正のみの信号、もしくは負のみの信号からなる。この整流信号はアナログ‐デジタル変換回路7に入力する。
続いて本実施の形態による振幅検出処理12が正弦波信号の実効値(=振幅値)を算出するプロセスを具体的に説明する。図5のグラフは整流回路5を通過した2つの正弦波信号を代表的に表している。黒丸(●)は、A/D変換された正弦波信号のサンプリング点を示している。正弦波信号は整流回路5を通過しているので、アナログ‐デジタル変換回路7に入力される信号は極性が変わらない正値の信号となっている。サンプリング時間Δt1は、正弦波信号の周期の半分よりも長く、しかも正弦波信号の周期よりも小さいので、最大値が振幅になる。そのため最大値と最小値を比較して振幅値を算出すると云った複雑な処理が不要となる。
実施の形態4.
実施の形態4による振幅検出処理12が正弦波信号の実効値(=振幅値)を算出するプロセスを、図6を基に具体的に説明する。本実施の形態は、実施の形態2と実施の形態3を組み合わせている。具体的には整流回路5を追加したサーボドライバ1において、入力信号の正弦波周期よりも長いサンプリング時間Δt2にわたってサンプリングする。図には、山1〜3が検出されている。このように正弦波の山が複数得られるため、これらをフィルタリングして振幅を算出する。本実施の形態によれば簡易な処理と高精度なフィードバック制御の両方を実現することが出来る。
実施の形態5.
図7は実施の形態5に係わるタービン発電用サーボ弁制御システムを表している。タービン発電用サーボ弁制御システム100はLVDTを用いてタービンのサーボ弁を動作させる。これまでの実施の形態では入力される正弦波信号の最大値(または最小値)を検出することで入力信号の振幅を算出していた。これに対して本実施の形態は、デジタル回路8の振幅検出処理12を除去し、実効値検出処理14を追加する方式である。実効値検出処理14は、アナログ‐デジタル変換回路7に入力される信号をサンプリングし続け、A/D変換されたサンプリング値を絶対値に変換する。この絶対値を入力信号周期の半分の期間(サンプリング時間Δt1)だけ加算し続けて和(積分値)を求める。
続いて本実施の形態による振幅検出処理12が正弦波信号の実効値(=振幅値)を算出するプロセスを具体的に説明する。図8はリニア可変差動トランス4からサーボドライバ1に入力する正弦波信号と、アナログ‐デジタル変換回路7におけるA/D変換の結果を表している。白棒(□:サンプリングバー)の幅と高さは、アナログ‐デジタル変換回路7のサンプリング周期(Δts)とアナログ‐デジタル変換回路7のサンプリング値(Δn)をそれぞれ表している。白棒(□)の面積は(サンプリング周期×サンプリング値)に等しい。実効値検出処理14は白棒(□)の面積の絶対値をサンプリング時間Δt1にわたって加算する。実効値検出処理14で加算され続けたサンプリング値の絶対値は正弦波の半周期分の面積に相当するから、入力信号の正弦波実効値に換算することが出来る。この方式の場合、交流成分のノイズ成分が入力信号に混在していたとしても、加算処理の過程で打ち消す効果があるため高精度の実効値算出が可能となり、その結果、高精度なフィードバック制御を行うことが出来る。
実施の形態6.
前実施の形態では正弦波周期の半分の期間だけサンプリングしていたが、実施の形態6ではサンプリング期間を増やして1周期以上の期間の正弦波面積を算出する。本実施の形態による振幅検出処理12が正弦波信号の実効値(=振幅値)を算出するプロセスを図9に基づいて説明する。同図はリニア可変差動トランス4からサーボドライバ1に入力する正弦波信号と、アナログ‐デジタル変換回路7におけるA/D変換の結果を表している。
サンプリングはサンプリング時間Δt2にわたって行う。実効値検出処理14で加算され続けたサンプリング値の絶対値は正弦波のサンプリング時間Δt2の面積に相当するから、入力した正弦波の実効値に換算することが出来る。この方式の場合、交流成分のノイズ成分が入力信号に混在したとしても、加算処理の過程で打ち消す効果があるため高精度の実効値算出が可能となり、その結果、高精度なフィードバック制御を行うことが出来る。
実施の形態7.
図10は実施の形態7に係わるタービン発電用サーボ弁制御システムを表している。タービン発電用サーボ弁制御システム100はLVDTを用いてタービンのサーボ弁を動作させる。整流回路5をサーボドライバ1に追加している。整流回路5はリニア可変差動トランス4からサーボドライバ1に入力する2つの正弦波信号を整流するため、出力の極性が一定している。整流された正弦波信号がアナログ‐デジタル変換回路7に入力する。
図11は、整流回路5から出力する信号と、アナログ‐デジタル変換回路7におけるA/D変換の結果を表している。実効値検出処理14は、アナログ‐デジタル変換回路7から入力される信号をサンプリングし続け、A/D変換されたサンプリング値を入力信号周期の半分の期間(サンプリング時間Δt1)だけ加算し続けて、和(積分値)を求める。実効値検出処理14で加算され続けたサンプリング値は正弦波のサンプリング時間Δt1の面積に相当するから、入力した正弦波の実効値に換算することが出来る。これにより実施の形態1に対する実施の形態3のメリットと同様に、アナログ‐デジタル変換回路7に入力される信号は正負の変化が発生しない。その結果、前実施の形態での複雑な処理が不要になる。
実施の形態8.
図12は実施の形態8に係わるタービン発電用サーボ弁制御システムを表している。タービン発電用サーボ弁制御システム100はLVDTを用いてタービンのサーボ弁を動作させる。前実施の形態では入力正弦波の半周期の間だけサンプリングしていたが、サンプリング期間を増やし1周期以上の周期の正弦波面積を算出する方式である。この方式の場合、交流成分のノイズ成分が入力信号に混在したとしても、加算処理の過程で打ち消す効果があるため高精度の実効値算出が可能となり、その結果、高精度なフィードバック制御を行うことが出来る。
図13は、整流回路5から出力する信号と、アナログ‐デジタル変換回路7におけるA/D変換の結果を表している。本実施の形態ではサンプリング時間Δt2が1周期以上の時間よりも長い。すなわち、本実施の形態ではサンプリング時間は複数の周期に亘る。実効値検出処理14(複数周期用)で加算され続けたサンプリング値は正弦波のサンプリング時間Δt2の面積に相当するから、入力した正弦波の実効値に換算することが出来る。
これにより実施の形態6と実施の形態7を組み合わせた効果が得られる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 サーボドライバ、2 主バルブ、3 サーボ弁開度出力回路、4 リニア可変差動トランス、4a 磁気コア、4b 一次側コイル、4c 二次側第1コイル、4d 二次側第2コイル、5 整流回路、6 サーボ弁、7 アナログ‐デジタル変換回路、8 デジタル回路、9 デジタル‐アナログ変換回路、10 サーボコイル、11 油圧シリンダ、12 振幅検出処理、13 サーボ弁出力指令処理、14 実効値検出処理、20 タービン、100 タービン発電用サーボ弁制御システム

Claims (8)

  1. 一次側に正弦波を入力すると二次側からアナログ信号を出力するリニア可変差動トランスと、
    前記リニア可変差動トランスから出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ‐デジタル変換回路と、
    サンプリング時間を正弦波信号の半周期よりも長く、しかも一周期よりも小さくとって、前記アナログ‐デジタル変換回路の出力に対してサンプリングを続け、同一のサンプリング期間に算出された、サンプリング値の最大値の絶対値とサンプリング値の最小値の絶対値とを比較して、絶対値の大きい方の値からサーボ弁出力値を算出するデジタル回路と、前記デジタル回路から出力されたサーボ弁出力値をアナログ値に変換するデジタル‐アナログ変換回路と、
    前記デジタル‐アナログ変換回路が出力するサーボ弁出力値に対応する電力を発生するサーボ弁開度出力回路と、
    タービンに接続されていて、前記サーボ弁開度出力回路が発生する電力に応じて実弁開度が変化するサーボ弁と、
    を備えているタービン発電用サーボ弁制御システム。
  2. 一次側に正弦波を入力すると二次側からアナログ信号を出力するリニア可変差動トランスと、
    前記リニア可変差動トランスから出力されたアナログ信号を半波整流する整流回路と、
    前記整流回路から出力され、極性が一定しているアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ‐デジタル変換回路と、
    サンプリング時間を正弦波信号の半周期よりも長く、しかも一周期よりも小さくとって、前記アナログ‐デジタル変換回路の出力に対してサンプリングを続け、同一のサンプリング期間に算出され、極性が一定しているサンプリング値の最大値からサーボ弁出力値を算出するデジタル回路と、
    前記デジタル回路から出力されたサーボ弁出力値をアナログ値に変換するデジタル‐アナログ変換回路と、
    前記デジタル‐アナログ変換回路が出力するサーボ弁出力値に対応する電力を発生するサーボ弁開度出力回路と、
    タービンに接続されていて、前記サーボ弁開度出力回路が発生する電力に応じて実弁開度が変化するサーボ弁と、
    を備えているタービン発電用サーボ弁制御システム。
  3. 一次側に正弦波を入力すると二次側からアナログ信号を出力するリニア可変差動トランスと、
    前記リニア可変差動トランスから出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ‐デジタル変換回路と、
    サンプリング時間を正弦波信号の半周期にとって、前記アナログ‐デジタル変換回路の出力に対してサンプリングを続け、同一のサンプリング期間に算出された、サンプリング値とサンプリング周期との積の絶対値の和を求め、この積の絶対値の和からサーボ弁出力値を算出するデジタル回路と、
    前記デジタル回路から出力されたサーボ弁出力値をアナログ値に変換するデジタル‐アナログ変換回路と、
    前記デジタル‐アナログ変換回路が出力するサーボ弁出力値に対応する電力を発生するサーボ弁開度出力回路と、
    タービンに接続されていて、前記サーボ弁開度出力回路が発生する電力に応じて実弁開度が変化するサーボ弁と、
    を備えているタービン発電用サーボ弁制御システム。
  4. 一次側に正弦波を入力すると二次側からアナログ信号を出力するリニア可変差動トランスと、
    前記リニア可変差動トランスから出力されたアナログ信号を半波整流する整流回路と、
    前記整流回路から出力され、極性が一定しているアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ‐デジタル変換回路と、
    サンプリング時間を正弦波信号の半周期にとって、前記アナログ‐デジタル変換回路の出力に対してサンプリングを続け、同一のサンプリング期間に算出され、極性が一定しているサンプリング値とサンプリング周期との積の和を求め、この積の和からサーボ弁出力値を算出するデジタル回路と、
    前記デジタル回路から出力されたサーボ弁出力値をアナログ値に変換するデジタル‐アナログ変換回路と、
    前記デジタル‐アナログ変換回路が出力するサーボ弁出力値に対応する電力を発生するサーボ弁開度出力回路と、
    タービンに接続されていて、前記サーボ弁開度出力回路が発生する電力に応じて実弁開度が変化するサーボ弁と、
    を備えているタービン発電用サーボ弁制御システム。
  5. 一次側に正弦波を入力すると二次側からアナログ信号を出力するリニア可変差動トランスと、
    前記リニア可変差動トランスから出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ‐デジタル変換回路と、
    サンプリング時間を正弦波信号の一周期よりも長くとって、前記アナログ‐デジタル変換回路の出力に対してサンプリングを続け、同一のサンプリング期間に検出された正弦波の山と谷の中から、最大の山と最小の谷を除去して残りの山と谷の値を平均化して実効値を求め、この求められた実効値からサーボ弁出力値を算出するデジタル回路と、
    前記デジタル回路から出力されたサーボ弁出力値をアナログ値に変換するデジタル‐アナログ変換回路と、
    前記デジタル‐アナログ変換回路が出力するサーボ弁出力値に対応する電力を発生するサーボ弁開度出力回路と、
    タービンに接続されていて、前記サーボ弁開度出力回路が発生する電力に応じて実弁開度が変化するサーボ弁と、
    を備えているタービン発電用サーボ弁制御システム。
  6. 一次側に正弦波を入力すると二次側からアナログ信号を出力するリニア可変差動トランスと、
    前記リニア可変差動トランスから出力されたアナログ信号を半波整流する整流回路と、
    前記整流回路から出力され、極性が一定しているアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ‐デジタル変換回路と、
    サンプリング時間を正弦波信号の一周期よりも長くとって、前記アナログ‐デジタル変換回路に対してサンプリングを続け、同一のサンプリング期間に検出された正弦波の山の中から、最大の山を除去して残りの山の値を平均化して実効値を求め、この求められた実効値からサーボ弁出力値を算出するデジタル回路と、
    前記デジタル回路から出力されたサーボ弁出力値をアナログ値に変換するデジタル‐アナログ変換回路と、
    前記デジタル‐アナログ変換回路が出力するサーボ弁出力値に対応する電力を発生するサーボ弁開度出力回路と、
    タービンに接続されていて、前記サーボ弁開度出力回路が発生する電力に応じて実弁開度が変化するサーボ弁と、
    を備えているタービン発電用サーボ弁制御システム。
  7. 一次側に正弦波を入力すると二次側からアナログ信号を出力するリニア可変差動トランスと、
    前記リニア可変差動トランスから出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ‐デジタル変換回路と、
    サンプリング時間を正弦波信号の一周期よりも長くとって、前記アナログ‐デジタル変換回路の出力に対してサンプリングを続け、同一のサンプリング期間に算出された、サンプリング値とサンプリング周期との積の絶対値の和を求め、この積の絶対値の和からサーボ弁出力値を算出するデジタル回路と、
    前記デジタル回路から出力されたサーボ弁出力値をアナグ値に変換するデジタル‐アナログ変換回路と、
    前記デジタル‐アナログ変換回路が出力するサーボ弁出力値に対応する電力を発生するサーボ弁開度出力回路と、
    タービンに接続されていて、前記サーボ弁開度出力回路が発生する電力に応じて実弁開度が変化するサーボ弁と、
    を備えているタービン発電用サーボ弁制御システム。
  8. 一次側に正弦波を入力すると二次側からアナログ信号を出力するリニア可変差動トランスと、
    前記リニア可変差動トランスから出力されたアナログ信号を半波整流する整流回路と、
    前記整流回路から出力され、極性が一定しているアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ‐デジタル変換回路と、
    サンプリング時間を正弦波信号の一周期よりも長くとって、前記アナログ‐デジタル変換回路の出力に対してサンプリングを続け、同一のサンプリング期間に算出され、極性が一定しているサンプリング値とサンプリング周期との積の和を求め、この積の和からサーボ弁出力値を算出するデジタル回路と、
    前記デジタル回路から出力されたサーボ弁出力値をアナログ値に変換するデジタル‐アナログ変換回路と、
    前記デジタル‐アナログ変換回路が出力するサーボ弁出力値に対応する電力を発生するサーボ弁開度出力回路と、
    タービンに接続されていて、前記サーボ弁開度出力回路が発生する電力に応じて実弁開度が変化するサーボ弁と、
    を備えているタービン発電用サーボ弁制御システム。
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