JP6327146B2 - カラオケシステム、アドレスリースサーバ - Google Patents

カラオケシステム、アドレスリースサーバ Download PDF

Info

Publication number
JP6327146B2
JP6327146B2 JP2014266114A JP2014266114A JP6327146B2 JP 6327146 B2 JP6327146 B2 JP 6327146B2 JP 2014266114 A JP2014266114 A JP 2014266114A JP 2014266114 A JP2014266114 A JP 2014266114A JP 6327146 B2 JP6327146 B2 JP 6327146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
karaoke
terminal
karaoke device
operation terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014266114A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016126125A (ja
Inventor
雅司 武市
雅司 武市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2014266114A priority Critical patent/JP6327146B2/ja
Publication of JP2016126125A publication Critical patent/JP2016126125A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6327146B2 publication Critical patent/JP6327146B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、カラオケ楽曲を演奏するカラオケ装置と、カラオケ装置を遠隔操作するための操作端末との対応付けを行う技術に関する。
特許文献1には、カラオケ装置と電子早見本装置等の操作端末とを特定の通信相手として対応付ける(括り付けともいう)ことで、括り付けされた操作端末によりカラオケ装置を操作可能にする技術が記載されている。このような技術により、複数のカラオケ装置が接続されたLAN(Local Area Network)において、操作端末と操作対象のカラオケ装置とを適宜対応付けることができるようになっている。
特開2006−78759号公報
ところで、多数のカラオケ装置を設置するカラオケ店舗においては、異なる複数の機種からなるカラオケ装置が、カラオケ店舗内のLANに混在する場合がある。そのような環境では、1つのLAN内においてカラオケ装置の機種ごとに複数のアドレス空間によるサブネットを構築することで、機種の異なるカラオケ装置間の通信を規制するといった運用が行われることがある。
例えば、インターネットプロトコルを用いるネットワーク(IPネットワーク)環境においては、ネットワークアドレスの設定によりカラオケ装置の機種ごとに異なるサブネットを割当てることが行われている。これに対し、従来、操作端末には、通信接続先となるネットワークのアドレス体系に応じた固有のIPアドレスを持たせることで、ネットワークに接続されたカラオケ装置と通信することを可能にしていた。
そのため、操作端末の通信接続先となるネットワークに、カラオケ装置の機種ごとに異なる複数のサブネットが構築されている場合、各機種のカラオケ装置が属するサブネットごとに複数種類の操作端末を用意しなければならなかった。これに対し、1種類の操作端末で各サブネットに属する各機種のカラオケ装置に対して選択的に通信可能にするためには、複数のサブネットにそれぞれ対応する固有のIPアドレスを操作端末に持たせる必要がある。しかしながら、このようなIPアドレスの運用方法は、1つの操作端末が多くのIPアドレスを占用してしまうため、非効率的であった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、ネットワーク内で複数の異なるサブネットに属するカラオケ装置を選択的に遠隔操作する操作端末に対して、カラオケ装置が属するサブネットに応じて動的にアドレスを付与することで、アドレスを効率的に利用可能にする技術を提供することである。
本発明のカラオケシステムは、複数のアドレス空間によるサブネットが構築されたネットワークに接続されたカラオケ装置を有し、ネットワークを介してカラオケ装置を遠隔操作する操作端末と、その操作対象となるカラオケ装置とを、特定の通信相手として対応付けるカラオケシステムであって、取得手段と、対応付け情報記録手段と、割当手段とを備
える。
取得手段は、特定の通信相手として対応付けされるカラオケ装置と操作端末について、操作端末を識別する端末識別情報と、カラオケ装置のアドレスとを取得する。対応付け情報記録手段は、取得手段により取得された操作端末の端末識別情報とカラオケ装置のアドレスとを対応付けて記憶手段に記録する。割当手段は、記憶手段において対応付けて記憶された操作端末の端末識別情報とカラオケ装置のアドレスに基づいて、前記カラオケ装置のアドレスに対して通信可能なアドレスを決定し、決定したアドレスを前記端末識別情報に該当する操作端末に対して割当てる。
このようにすることで、複数のサブネットが構築されたネットワークにおいて、特定の通信相手として対応付されるカラオケ装置と操作端末とが確実に通信可能となるように、カラオケ装置側のアドレスに応じて操作端末側のアドレスを動的に付与できる。したがって、複数のサブネットにそれぞれ対応する複数の固有のアドレスを操作端末に持たせる必要がなく、アドレスを効率的に利用できる。また、操作端末に対して動的にアドレスを付与できることから、操作端末を別のネットワークに移動して、そのネットワークに接続されたカラオケ装置と操作端末とを対応けして使用することが容易である。
なお、カラオケ装置と対応付される操作端末に付与するアドレスとして、カラオケ装置のアドレスと同じサブネットに属するアドレスを、端末識別情報に該当する操作端末に割当てるアドレスとすることが考えられる。例えば、IPネットワーク環境においては、IPアドレスのネットワークアドレス部分によりサブネットが規定される。よって、対応付されるカラオケ装置のIPアドレスと共通のネットワークアドレスを持つIPアドレスを操作端末に割当てることで、カラオケ装置と操作端末とを通信可能にすることができる。
なお、本発明のカラオケシステムの具体的な構成として、ネットワークに接続された通信機器に対してアドレスを動的に割当てるアドレスリースサーバを備えることが考えられる。そして、カラオケ装置は、端末識別情報取得手段と、送信手段とを備える。端末識別情報取得手段は、特定の通信相手として自己に対応付けされる操作端末の端末識別情報を取得する。送信手段は、端末識別情報取得手段により取得された端末識別情報と自己のアドレスとを、アドレスリースサーバに送信する。一方、アドレスリースサーバは、取得手段と対応付け情報記録手段と割当手段とを備える。取得手段は、カラオケ装置から送信された端末識別情報とアドレスとを取得する。
ところで、カラオケ装置と操作端末とを特定の通信相手として対応付けるためには、カラオケ装置及び操作端末それぞれが、通信相手のアドレスを把握する必要がある。そこで、のように構成するとよい。すなわち、アドレスリースサーバは、割当手段によって操作端末に対して割当てられたアドレスを、当該操作端末と対応付けされるカラオケ装置に対して通知する。カラオケ装置は、アドレスリースサーバから通知された操作端末のアドレス宛てに、自己のアドレスを伴う対応付通知を送信する。
このように、操作端末に割当てられたアドレスがカラオケ装置に通知され、通知されたアドレスに基づいて、カラオケ装置が自己のアドレスを操作端末に通知することで、対応付けされるカラオケ装置及び操作端末それぞれが、通信相手のアドレスを把握できる。このようにすることで、例えば、アドレスが未知の通信相手に対して自己のアドレスを通知する目的で、自己のアドレスを伴う通信データをネットワーク内にブロードキャストする必要がなく、通信負荷を低減できる。
本開示の一態様としての発明は、操作端末とカラオケ装置とを特定の通信相手として対応付けるカラオケシステムにおいて、ネットワークに接続された通信機器に対してアドレスを動的に割当てるアドレスリースサーバに関する。このアドレスリースサーバは、取得手段と、対応付け情報記録手段と、割当手段とを備える。
取得手段は、特定の通信相手として対応付けされるカラオケ装置と操作端末について、操作端末を識別する端末識別情報とカラオケ装置のアドレスとを、カラオケ装置から取得する。対応付け情報記録手段は、取得手段により取得された操作端末の端末識別情報とカラオケ装置のアドレスとを対応付けて記憶手段に記録する。割当手段は、記憶手段において対応付けて記憶された操作端末の端末識別情報とカラオケ装置のアドレスに基づいて、カラオケ装置のアドレスに対して通信可能なアドレスを決定し、決定したアドレスを端末識別情報に該当する操作端末に対して割当てる。本発明のアドレスリースサーバによれば、上述のカラオケシステムについて記載した効果と同様の効果が得られる。
カラオケシステムの全体構成を表すブロック図。 (a)DHCPルータの構成を表すブロック図、(b)カラオケ装置の構成を表すブロック図。 割当てルールの構成を表す説明図。 括り付け処理の手順を表すシーケンス図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
[カラオケシステムの構成の説明]
図1に示すとおり、実施形態のカラオケシステムは、カラオケ店舗内のLAN50に接続されたDHCPルータ10、複数のカラオケ装置20a,20b、及び無線LANアクセスポイント40と、無線LANアクセスポイント40を介してLAN50に通信接続するリモコン端末30とを有する。本実施形態では、カラオケ店舗内のLAN50において、インターネットプロトコル(IP)を用いるネットワーク環境が構築されていること前提とする。なお、図1では、2台のカラオケ装置20a,20bを記載しているが、それより多くのカラオケ装置がLAN50に接続されていてもよい。以下の説明において、カラオケ装置20a,20bを特に区別しない場合、単にカラオケ装置20と表記する。
DHCPルータ10は、カラオケ店内のLAN50と、外部のインターネット100との間でIPによる通信を相互に中継するルータ機能と、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能とを有する通信機器である。DHCPサーバ機能は、通信機器がネットワークに接続する際にIPアドレスを含む様々なネットワークパラメータを自動的に割当てる機能である。
DHCPルータ10は、本発明の特徴的な機能として、従来のDHCPサーバ機能に加え、リモコン端末30とカラオケ装置20とが特定の通信相手として括り付けされる際に、括り付けに対応するIPアドレスをリモコン端末30に動的に付与する機能を備える。この括り付けに関する一連の処理の手順については後述する。
図2(a)に示すとおり、DHCPルータ10は、制御部11、通信インタフェース部12、及び記憶部13を備える。制御部11は、CPU、RAM、ROM等(何れも不図示)を備え、各種プログラムを実行することによりDHCPルータ10の動作を制御する。通信インタフェース部12は、DHCPルータ10をLAN50及びインターネット100に接続し、これらのネットワークを介した通信を行う。記憶部13は、各種情報を記憶する記憶装置である。この記憶部13には、カラオケ装置20と括り付けされるリモコ
ン端末30にIPアドレスを割当てる際の基準となる割当てルールが記憶されている。
この割当てルールの具体的な構成について、図3を参照しながら説明する。図3に例示されるとおり、割当てルールには、括り付けされるリモコン端末30及びカラオケ装置20の組合せについて、リモコン端末のMACアドレスと、カラオケ装置20のアドレス(IPアドレス及びサブネットマスク)とが対応付けて記録される。この割当てルールは、カラオケ装置20から割当てルール登録依頼を受信することで、制御部11によって更新されるようになっている。
図2(b)に示すとおり、カラオケ装置20は、制御部21、通信インタフェース部22、記憶部23、操作部24、音声入出力部25、赤外線通信部29等を備える。このカラオケ装置20は、ユーザからリクエストされたカラオケ楽曲を演奏する機能を有する。制御部21は、CPU、RAM、ROM等(何れも不図示)を備え、所定のプログラムに従って動作することにより、カラオケ装置20を総合的に制御する。通信インタフェース部22は、カラオケ装置20をLAN50に接続し、LAN50及びインターネット100を介した通信を制御する通信装置である。カラオケ装置20は、LAN50を介して、DHCPルータ10やリモコン端末30とTCP/IPの通信規格に従った通信を行う。
記憶部23は、例えばハードディスクドライブや半導体メモリ等の記憶装置である。記憶部23には、カラオケ楽曲を演奏するための楽曲データを多数収録したカラオケデータベースや、カラオケ装置20の動作を制御するためのプログラム等が記憶される。操作部24は、ユーザからの操作を入力するための入力装置であり、カラオケ装置20本体に備えられたタッチパネルやキー・スイッチ等からなる。音声入出力部25は、マイク27からの音声の入力と、スピーカ28からの音声の出力を制御する。赤外線通信部29は、リモコン端末30との間で赤外線を媒体とする所定の赤外線通信規格に沿った赤外線通信を行う通信インタフェースである。
図1のブロック図の説明に戻る。本実施形態では、2台のカラオケ装置20a(A機種),20b(B機種)は、互いに機種が異なるものとする。そして、ネットワークアドレスの設定により、2台のカラオケ装置20a,20bがそれぞれ異なるサブネットに分けられることにより、異機種間の通信が制限されている。
図1の事例では、カラオケ装置20aのIPアドレスは、192:168:0:2/24となっている。また、カラオケ装置20bのIPアドレスは、192:168:1:2/24となっている。この場合、カラオケ装置20a,20bのネットワークアドレスは、それぞれ192:168:0、192:168:1となり、カラオケ装置20a,20bが互いに異なるサブネットに属していることになる。これに対し、DHCPルータ10には、カラオケ装置20a,20bの両方と通信可能とするため、それぞれのサブネットに対応する2種類のIPアドレス(192:168:0:1/24、192:168:1:1/24)が割当てられているものとする。
リモコン端末30は、カラオケ装置20専用の遠隔操作機器であり、情報を表示するためのディスプレイや、ユーザの入力操作を受付けるタッチパネルやキー・スイッチ等の操作部、無線LAN通信部、赤外線通信部等(何れも不図示)を備える。このリモコン端末30を用いることで、ユーザはカラオケサービスに関する情報の閲覧や、カラオケ装置20に演奏させるカラオケ楽曲の選曲操作を行うことができるようになっている。このリモコン端末30は、周知の無線LAN通信規格(例えば、IEEE802.11規格等)に則った無線通信機能を有し、無線LANアクセスポイント40を経由してLAN50に通信接続し、インフラストラクチャ・モード等の通信モードでカラオケ装置20やDHCPルータ10との間で通信を行う。
なお、カラオケ装置20をリモコン端末30で操作する前提として、リモコン端末30と操作対象のカラオケ装置20とを特定の通信相手として対応付ける「括り付け」が行われる。この括り付けは、カラオケ装置20とリモコン端末30とが、互いのIPアドレスをそれぞれ記憶することで成立する。このとき、DHCPルータ10により、括り付けされるカラオケ装置20が属するサブネットに対応するIPアドレスが、無線LANアクセスポイント40を介した無線LAN通信でリモコン端末30に対して割当てられる。
無線LANアクセスポイント40は、所定の無線LAN規格に従った無線通信で端末間を接続するための電波中継機である。なお、複数の無線LANアクセスポイント40が、カラオケ店舗内の各所に分散して配置されていてもよい。なお、無線LANアクセスポイント40の構成については周知のものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
[括り付け処理の説明]
カラオケシステムの各装置によって行われる括り付け処理の手順について、図4のシーケンス図を参照しながら説明する。なお、図4では、後述のS108,S112,S114,S116,S122,S124において、リモコン端末30とDHCPルータ10又はカラオケ装置20との間の情報の送受信に、無線LANアクセスポイント40及びLAN50を経由しない表現(リモコン端末30とDHCPルータ10又はカラオケ装置20を結ぶ線が無線LANアクセスポイント40と交差しない表現)となっている。これは、リモコン端末30とDHCPルータ10又はカラオケ装置20との間で行われる情報伝達の結果を表現したものであって、実際には、リモコン端末30とDHCPルータ10又はカラオケ装置20との間で通信を行うための伝送路として、無線LANアクセスポイント40及びLAN50を用いているものとする。
S100において、リモコン端末30と無線LANアクセスポイント40との間で無線接続を確立する。S102において、リモコン端末30は、赤外線通信を用いて自己のMACアドレスをカラオケ装置20に送信する。ここでは赤外線通信を用いることで、リモコン端末30と括り付けされる相手を赤外線通信の通信可能範囲(例えば、同じカラオケルーム内)にある特定のカラオケ装置20に限定することができる。
S104において、カラオケ装置20の制御部21は、赤外線通信部29を介してリモコン端末30から受信したMACアドレスと、自己に割当てられているIPアドレスとを含む割当てルール登録依頼を、DHCPルータ10に送信する。S106において、DHCPルータ10の制御部11は、カラオケ装置20から割当てルール登録依頼を受信すると、記憶部13に記憶されている割当てルール(図3参照)を更新する。具体的には、DHCPルータ10の制御部11は、受信した割当てルール登録依頼に含まれるリモコン端末30のMACアドレスと、カラオケ装置のIPアドレス及びサブネットマスクとを対応付けて、割当てルールとして記憶部13に記録する。
S108において、リモコン端末30は、DHCPルータ10を探すためのメッセージであるDHCP DISCOVERを、無線LAN通信を介してLAN50にブロードキャストする。このDHCP DISCOVERには、自リモコン端末30のMACアドレスが含まれる。
S110において、DHCPルータ10の制御部11は、リモコン端末30からDHCP DISCOVERを受信すると、その送信元のリモコン端末30に対して割当てるIPアドレスを決定する。具体的には、DHCPルータ10の制御部11は、記憶部13の割当てルールを参照し、DHCP DISCOVERに含まれるMACアドレスに対応付けられているカラオケ装置20のIPアドレス及びサブネットマスクを特定する。そして、DHCPルータ10の制御部11は、割当てルールから特定したカラオケ装置20のI
Pアドレスと同一のサブネットに属するアドレス空間の中から、送信元のリモコン端末30に割当て可能なIPアドレスを決定する。S112において、DHCPルータ10の制御部11は、DHCP DISCOVERに対する応答として、S110で決定したIPアドレスを含むメッセージであるDHCP OFFERを、送信元のリモコン端末30に送信する。
S114において、リモコン端末30は、DHCPルータ10から送信されたDHCP
OFFERを受信すると、DHCPルータ10から提供されたIPアドレスの割当てを要求するメッセージであるDHCP REQUESTを、無線LAN通信を介してLAN50にブロードキャストする。
S116において、DHCPルータ10の制御部11は、リモコン端末30から送信されたDHCP REQUESTを受信すると、送信元のリモコン端末30に割当てたIPアドレスを含むメッセージであるDHCP ACKを送信元のリモコン端末30に送信する。S118において、リモコン端末30は、DHCPルータ10からDHCP ACKを受信すると、受信したDHCP ACKに含まれるIPアドレスを、自己のIPアドレスとして記憶する。
S120では、DHCPルータ10の制御部11は、S110〜S116でIPアドレスを割当てたリモコン端末30と括り付けされるカラオケ装置20宛てに、当該リモコン端末30のIPアドレスを含む割当て完了通知を送信する。具体的には、DHCPルータ10の制御部11は、記憶部13の割当てルールにおいて当該リモコン端末30のMACアドレスに対応付けられているカラオケ装置20のIPアドレス宛に、当該リモコン端末30のIPアドレスを含む割当て完了通知を送信する。
S122において、カラオケ装置20の制御部21は、DHCPルータ10から送信された割当て完了通知を受信すると、そこに含まれるIPアドレスを括り付け相手のIPアドレスとして記憶し、その括り付け相手のIPアドレス宛に、自己のIPアドレスを含む括り付け情報通知を送信する。この括り付け情報通知の送信には、例えばUDP(User Datagram Protocol)を用いる。
S124において、リモコン端末30は、カラオケ装置20から送信された括り付け情報通知を受信すると、そこに含まれるIPアドレスを括り付け相手のIPアドレスとして記憶し、括り付けが成立したことを表す括り付け完了通知を括り付け相手のカラオケ装置20に送信する。この括り付け完了通知の送信には、例えばTCP(Transmission Control Protocol)を用いる。
上述の一連の処理により、カラオケ装置20とリモコン端末30とが、互いのIPアドレスを把握することで括り付けが成立する。これ以降、括り付けされたカラオケ装置20とリモコン端末30とが、互いのIPアドレスに基づいて通信を行うことで、カラオケ装置20に対する操作を括り付けされたリモコン端末30から行うことが可能となる。
[効果]
実施形態のカラオケシステムによれば、次の効果を奏する。
DHCPルータ10が、リモコン端末30と括り付けされるカラオケ装置20のIPアドレスに対応するサブネットに応じて、リモコン端末30のIPアドレスを動的に付与できる。このようにすることで、カラオケ装置20の機種ごとに複数のサブネットが構築されたネットワーク環境において、複数のサブネットにそれぞれ対応する複数の固有のIPアドレスをリモコン端末30に持たせる必要がなく、IPアドレスを効率的に利用できる。また、リモコン端末30に対して動的にIPアドレスを付与できることから、リモコン
端末30を別のネットワークに移動して、そのネットワークに接続されたカラオケ装置20とリモコン端末30と括り付けして使用することが容易である。
DHCPルータ10は、リモコン端末30に割当てられたIPアドレスを、括り付け相手のカラオケ装置20に通知する。これにより、カラオケ装置20は、DHCPルータ10から通知されたIPアドレスに基づいて、カラオケ装置20が自己のIPアドレスを括り付け相手のリモコン端末30に通知することができる。このようにすることで、括り付けされるカラオケ装置20及びリモコン端末30それぞれが、通信相手のIPアドレスを把握できる。このようにすることで、例えば、IPアドレスが未知の通信相手に対して自己のアドレスを通知する目的で、自己のIPアドレスを伴う通信データをネットワーク内にブロードキャストする必要がなく、通信負荷を低減できる。
[特許請求の範囲に記載の構成との対応]
実施形態の各構成と、特許請求の範囲に記載の構成との対応は次のとおりである。
DHCPルータ10が、アドレスリースサーバに相当する。DHCPルータ10の通信インタフェース部12が、取得手段に相当する。DHCPルータ10の記憶部13が、記憶手段に相当する。DHCPルータ10の制御部11及び図4のS106が、対応付け情報記録手段に相当する。DHCPルータ10の制御部11及び図4のS110,S112,S116が、割当手段に相当する。DHCPルータ10の制御部11及び図4のS118が、アドレス通知手段に相当する。カラオケ装置20の赤外線通信部29が、端末識別情報取得手段に相当する。カラオケ装置20の制御部21及び図4のS104が、送信手段に相当する。カラオケ装置20の制御部21及び図4のS120が、対応付通知手段に相当する。
[変形例]
上述の実施形態のカラオケシステムにおいては、DHCPルータ10と、カラオケ装置20とがそれぞれ別体の装置としてLAN50に接続されている事例について説明した。これに限らず、LAN50に接続される複数のカラオケ装置20の何れかが、DHCPルータ10の機能を併せ持つような構成であってもよい。
10…DHCPルータ、11…制御部、12…通信インタフェース部、13…記憶部、20,20a,20b…カラオケ装置、21…制御部、22…通信インタフェース部、23…記憶部、24…操作部、25…音声入出力部、26…ディスプレイ、27…マイク、28…スピーカ、赤外線通信部…29、30…リモコン端末、40…無線LANアクセスポイント、50…ローカルエリアネットワーク(LAN)、100…インターネット。

Claims (5)

  1. 複数のアドレス空間によるサブネットが構築されたネットワークに接続されたカラオケ装置を有し、前記ネットワークを介して前記カラオケ装置を遠隔操作する操作端末と、その操作対象となるカラオケ装置とを、特定の通信相手として対応付けるカラオケシステムであって、
    前記特定の通信相手として対応付けされるカラオケ装置と操作端末について、前記操作端末を識別する端末識別情報と、前記カラオケ装置のアドレスとを、前記カラオケ装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記操作端末の端末識別情報と前記カラオケ装置のアドレスとを対応付けて記憶手段に記録する対応付け情報記録手段と、
    前記端末識別情報を含むメッセージを前記操作端末から受信すると、前記記憶手段において対応付けて記憶された前記操作端末の端末識別情報と前記カラオケ装置のアドレスに基づいて、前記カラオケ装置のアドレスに対して通信可能なアドレスを決定し、決定したアドレスを前記端末識別情報に該当する操作端末に対して割当てる割当手段と、
    を備えることを特徴とするカラオケシステム。
  2. 複数のアドレス空間によるサブネットが構築されたネットワークに接続されたカラオケ装置を有し、前記ネットワークを介して前記カラオケ装置を遠隔操作する操作端末と、その操作対象となるカラオケ装置とを、特定の通信相手として対応付けるカラオケシステムであって、
    前記ネットワークに接続された通信機器に対してアドレスを動的に割当てるアドレスリースサーバを備え、
    前記アドレスリースサーバは、
    前記特定の通信相手として対応付けされるカラオケ装置と操作端末について、前記操作端末を識別する端末識別情報と、前記カラオケ装置のアドレスとを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記操作端末の端末識別情報と前記カラオケ装置のアドレスとを対応付けて記憶手段に記録する対応付け情報記録手段と、
    前記記憶手段において対応付けて記憶された前記操作端末の端末識別情報と前記カラオケ装置のアドレスに基づいて、前記カラオケ装置のアドレスに対して通信可能なアドレスを決定し、決定したアドレスを前記端末識別情報に該当する操作端末に対して割当てる割当手段とを備え、
    前記カラオケ装置は、
    前記特定の通信相手として自己に対応付けされる操作端末の端末識別情報を取得する端末識別情報取得手段と、
    前記端末識別情報取得手段により取得された端末識別情報と自己のアドレスとを、前記アドレスリースサーバに送信する送信手段とを備え、
    前記アドレスリースサーバにおける前記取得手段は、前記カラオケ装置から送信された前記端末識別情報と前記アドレスとを取得すること、
    を特徴とするカラオケシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記割当手段は、前記カラオケ装置のアドレスと同じサブネットに属するアドレスを、前記端末識別情報に該当する操作端末に割当てるアドレスとして決定すること、
    を特徴とするカラオケシステム。
  4. 請求項に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記アドレスリースサーバは、
    前記割当手段によって前記操作端末に対して割当てられたアドレスを、当該操作端末と対応付けされるカラオケ装置に対して通知するアドレス通知手段を備え、
    前記カラオケ装置は、
    前記アドレスリースサーバから通知された操作端末のアドレス宛てに、自己のアドレスを伴う対応付通知を送信する対応付通知手段を備えること、
    を特徴とするカラオケシステム。
  5. 複数のアドレス空間によるサブネットが構築されたネットワークに接続されたカラオケ装置を有し、前記ネットワークを介して前記カラオケ装置を遠隔操作する操作端末と、その操作対象となるカラオケ装置とを、特定の通信相手として対応付けるカラオケシステムにおいて、前記ネットワークに接続された通信機器に対してアドレスを動的に割当てるアドレスリースサーバであって、
    前記特定の通信相手として対応付けされるカラオケ装置と操作端末について、前記操作
    端末を識別する端末識別情報と、前記カラオケ装置のアドレスとを、前記カラオケ装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記操作端末の端末識別情報と前記カラオケ装置のアドレスとを対応付けて記憶手段に記憶する対応付け情報記録手段と、
    前記端末識別情報を含むメッセージを前記操作端末から受信すると、前記記憶手段において対応付けて記憶された前記操作端末の端末識別情報と前記カラオケ装置のアドレスに基づいて、前記カラオケ装置のアドレスに対して通信可能なアドレスを決定し、決定したアドレスを前記端末識別情報に該当する操作端末に対して割当てる割当手段と、
    を備えることを特徴とするアドレスリースサーバ。
JP2014266114A 2014-12-26 2014-12-26 カラオケシステム、アドレスリースサーバ Active JP6327146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014266114A JP6327146B2 (ja) 2014-12-26 2014-12-26 カラオケシステム、アドレスリースサーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014266114A JP6327146B2 (ja) 2014-12-26 2014-12-26 カラオケシステム、アドレスリースサーバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016126125A JP2016126125A (ja) 2016-07-11
JP6327146B2 true JP6327146B2 (ja) 2018-05-23

Family

ID=56359331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014266114A Active JP6327146B2 (ja) 2014-12-26 2014-12-26 カラオケシステム、アドレスリースサーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6327146B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4416386B2 (ja) * 2002-09-13 2010-02-17 ヤマハ株式会社 楽曲データ配信システムおよびカラオケ装置
JP4038415B2 (ja) * 2002-09-13 2008-01-23 ヤマハ株式会社 カラオケ装置
JP4060682B2 (ja) * 2002-10-22 2008-03-12 ヤマハ株式会社 映像音声再生装置の開局方法、映像音声再生装置および開局サーバ
JP4319073B2 (ja) * 2004-03-19 2009-08-26 株式会社第一興商 カラオケ集合システム
JP4322190B2 (ja) * 2004-09-09 2009-08-26 株式会社エクシング 電子早見本装置及びその対応付システム
JP5344188B2 (ja) * 2010-08-03 2013-11-20 ブラザー工業株式会社 可搬型情報処理端末及び可搬型情報処理端末用プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016126125A (ja) 2016-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5050849B2 (ja) リモートアクセスシステム及びそのipアドレス割当方法
TW201344576A (zh) 韌體更新方法與系統以及使用該方法之終端裝置
JP2003348116A (ja) 家庭内ネットワーク向けアドレス自動設定方式
JP2006108823A (ja) ネットワークシステム、ゲートウエイ及び無線端末装置
US8774188B2 (en) Communication apparatus and method of controlling same
CN101873320B (zh) 一种基于DHCPv6中继的客户端信息确认方法及其装置
CN105245629A (zh) 基于dhcp的主机通信方法及装置
CN106101617A (zh) 一种报文传输方法、装置及系统
JP2017011487A (ja) 情報処理システム、情報処理システムの制御プログラム及び情報処理システムの制御方法
WO2014142258A1 (ja) 通信システム、制御装置、アドレス割当方法及びプログラム
JP6406045B2 (ja) カラオケシステム、アドレスリースサーバ、管理サーバ、カラオケ装置
US7940760B2 (en) Method and apparatus for discovering component in at least one sub-network
CN106878481A (zh) 一种网络互连协议ip地址获取方法、装置和系统
WO2016177185A1 (zh) 媒体访问控制mac地址的处理方法及装置
JP6327146B2 (ja) カラオケシステム、アドレスリースサーバ
CN111163463A (zh) 一种无线设备接入路由器的方法、装置、设备和存储介质
CN103634844A (zh) 分布式多端口dhcp中继的实现方法及系统
CN111669309A (zh) 一种建立VxLAN的方法及无线控制器、交换机
JP6575240B2 (ja) カラオケシステム、アドレスリースサーバ
WO2017219777A1 (zh) 一种报文处理方法及装置
JP2017156416A (ja) カラオケシステム、カラオケ装置及び操作端末
JP6470640B2 (ja) 通信装置及びその制御方法、コンピュータプログラム
JP2007096539A (ja) 変換装置
CN109151086A (zh) 一种报文转发方法和网络设备
CN104052717A (zh) 一种报文发送方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6327146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150