JP6325931B2 - カテーテル、保護シース及びカテーテルシステム - Google Patents

カテーテル、保護シース及びカテーテルシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6325931B2
JP6325931B2 JP2014152259A JP2014152259A JP6325931B2 JP 6325931 B2 JP6325931 B2 JP 6325931B2 JP 2014152259 A JP2014152259 A JP 2014152259A JP 2014152259 A JP2014152259 A JP 2014152259A JP 6325931 B2 JP6325931 B2 JP 6325931B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
protective sheath
balloon
valve body
end side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014152259A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016029983A (ja
Inventor
真和 下山
真和 下山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TRUMO KABUSHIKI KAISHA filed Critical TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP2014152259A priority Critical patent/JP6325931B2/ja
Publication of JP2016029983A publication Critical patent/JP2016029983A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6325931B2 publication Critical patent/JP6325931B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0097Catheters; Hollow probes characterised by the hub
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • A61M2025/1043Balloon catheters with special features or adapted for special applications
    • A61M2025/1081Balloon catheters with special features or adapted for special applications having sheaths or the like for covering the balloon but not forming a permanent part of the balloon, e.g. retractable, dissolvable or tearable sheaths

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

本発明は、バルーンを有するカテーテル、該カテーテルのバルーンを保護する保護シース、及びカテーテルを挿入する端部構造とカテーテルとを有するカテーテルシステムに関する。
生体管腔内に生じた病変部(狭窄部)改善のため、バルーンカテーテルが広く用いられている。バルーンカテーテルは、通常、長尺なカテーテル本体部と、このカテーテル本体部の先端側に設けられて径方向に拡張可能なバルーンとを備えており、収縮されているバルーンを、細い生体管腔を経由して体内の目的場所まで到達させた後に拡張させることで、病変部を押し広げることができる。
一方、病変部をバルーンにより強制的に押し広げると、内皮細胞が過剰に増殖して病変部に新たな狭窄(再狭窄)を発症する場合がある。このため、最近では、バルーンの外表面に狭窄を抑制するための薬剤をコーティングした薬剤溶出性バルーンが用いられている。薬剤溶出性バルーンは、拡張することで外表面にコーティングされている薬剤を病変部へ瞬時に放出し、薬剤を生体組織へ移行させることができ、これにより、再狭窄を抑制することができる。
また、心筋梗塞や狭心症の治療では、冠動脈の病変部(狭窄部)にステント(生体留置物)を留置して、冠動脈内の空間を確保する方法が行われており、他の血管、胆管、気管、食道、尿道、その他の生体管腔に形成された狭窄部の改善についても同様の方法が行われることがある。
ステントは、機能および留置方法によって、バルーン拡張型ステントと、自己拡張型ステントとに区別されるが、このうちバルーン拡張型ステントは、ステント自体に拡張機能がなく、ステントを目的部位に留置するためにバルーンカテーテルが使用される。この場合においても、ステントの表面に狭窄を抑制するための薬剤をコーティングした薬剤溶出性ステントが用いられることがある。これらのような薬剤溶出性バルーンや薬剤溶出性ステントについては、例えば特許文献1に開示されている。
特表2010−500889号公報
バルーンカテーテルを体内に挿入する際には、予めガイディングカテーテルが病変部近傍まで挿入されており、このガイディングカテーテルの基端側端部に設けられる開口からバルーンカテーテルが挿入されるのが一般的である。この場合、ガイディングカテーテルの基端側の端部構造には、開口から血液が流出しないようにしつつバルーンカテーテルを挿入自在とする弁体が設けられる。そのため、バルーンカテーテルの挿入時には、バルーンまたはバルーン上に設けられる他の部材の表面が、端部構造に設けられた弁体の内壁と摺接する。これにより、バルーンまたはバルーン上に設けられる他の部材の表面状態が変化し、これらが十分な性能を発揮できなくなる可能性がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、端部構造への挿入時にバルーンまたはバルーン上に設けられる他の部材の表面が弁体に摺接することのないカテーテル、それに用いる保護シース、及びカテーテルを挿入する端部構造とカテーテルとを有するカテーテルシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係るカテーテルは、長尺なカテーテル本体部と、前記カテーテル本体部の先端側に設けられるバルーンと、前記バルーンの外表面を覆うように前記カテーテル本体部に取付けられている保護シースと、を有し、前記保護シースは、前記バルーンより基端側に保護シース弁体を有し、該保護シース弁体に前記カテーテル本体部が摺動自在に挿通される。
また、上記目的を達成する本発明に係る保護シースは、長尺なカテーテル本体部と、前記カテーテル本体部の先端側に設けられるバルーンと、を有するカテーテルの前記バルーンの外表面を覆うように前記カテーテル本体部に取付けられる保護シースであって、前記保護シースの内腔を規制する保護シース弁体を有し、該保護シース弁体に前記カテーテル本体部のうち前記バルーンより基端側が摺動自在に挿通される。
さらに、上記目的を達成する本発明に係るカテーテルシステムは、長尺なカテーテル本体部と、前記カテーテル本体部の先端側に設けられるバルーンと、前記バルーンの外表面を覆うように前記カテーテル本体部に取付けられている保護シースと、を有するカテーテルと、前記カテーテル本体部を生体管腔内に導入するための開口を備えた端部構造と、を有するカテーテルシステムであって、前記保護シースは、前記バルーンより基端側に保護シース弁体を有し、該保護シース弁体に前記カテーテル本体部が摺動自在に挿通される。
上記のように構成したカテーテルは、バルーンの外表面を覆う保護シースを有し、保護シースは、バルーンより基端側に保護シース弁体を有し、保護シース弁体にカテーテル本体部が摺動自在に挿通されるため、端部構造への挿入時には保護シースが弁体に対して摺接し、バルーンまたはバルーン上に設けられる他の部材の表面が弁体に直接摺接しないようにすることができるので、これらの表面状態の変化を防止することができる。
前記保護シースは筒状に形成され、該保護シースの外周部には、前記カテーテル本体部を生体管腔内に導入するための開口を備えた端部構造または該端部構造の開口に配置される弁体に対し、前記カテーテル本体部の挿入方向に向かって当接する当接部が形成されるようにすれば、保護シースを端部構造に留置しつつカテーテル本体部を生体管腔内に挿入することができる。
前記保護シースは外周面に突起部を備え、該突起部は前記カテーテル本体部の挿入方向に面する前記当接部を有し、該当接部は前記弁体に当接するようにすれば、当接部を形成するための保護シース外周面からの突出を小さくすることができ、使用前のカテーテルが収納されるホルダチューブからのカテーテルの取り出しを円滑にすることができる。
前記保護シースは外周面に周方向へ延在する鍔状部を備え、該鍔状部は前記カテーテル本体部の挿入方向に面する前記当接部を有し、該当接部は前記端部構造に当接するようにすれば、当接部が弁体には当接しないので、弁体を変形させることでその性能を低下させることを防止できる。
前記保護シースは基端側に先端側より大径であって前記保護シース弁体が保持されるホルダ部を備え、該ホルダ部は前記カテーテル本体部の挿入方向に面する前記当接部を有し、該当接部は前記端部構造に当接するようにすれば、保護シース弁体を大径に形成することができ、製造を容易にすることができる。
前記保護シースが、前記当接部が前記端部構造に対して当接した状態で前記端部構造に対し固定される固定部を有するようにすれば、保護シースが端部構造に対し固定されるので、カテーテルの挿入操作において、保護シースがぐらつき等により障害となることを確実に防止できる。
前記カテーテル本体部の先端部が前記保護シースの先端より先端側に突出するようにすれば、カテーテル本体部の先端部から挿入されるガイドワイヤーを、容易にカテーテル本体部に形成されるガイドワイヤールーメンに対し挿入させることができる。
上記のように構成した保護シースは、保護シースの内腔を規制する保護シース弁体を有し、保護シース弁体にカテーテル本体部のうちバルーンより基端側が摺動自在に挿通されるため、カテーテルを端部構造に挿入する際に、保護シースが弁体に対して摺接し、バルーンまたはバルーン上に設けられる他の部材の表面が弁体に直接摺接しないようにすることができるので、これらの表面状態の変化を防止することができる。
上記のように構成したカテーテルシステムは、保護シースは、バルーンより基端側に保護シース弁体を有し、保護シース弁体にカテーテル本体部が摺動自在に挿通されるため、カテーテルを端部構造に挿入する際に、保護シースが弁体に対して摺接し、カテーテルのバルーンまたはバルーン上に設けられる他の部材の表面が弁体に直接摺接しないようにすることができるので、これらの表面状態の変化を防止することができる。
カテーテルの全体構造を表した断面図である。 保護シースの斜視図である。 カテーテルの端部構造への挿入前の状態におけるカテーテルシステムの断面図である。 カテーテルを端部構造に挿入開始した状態におけるカテーテルシステムの断面図である。 カテーテルを図4よりさらに挿入した状態におけるカテーテルシステムの断面図である。 カテーテルを図5よりさらに挿入した状態におけるカテーテルシステムの断面図である。 第1変形例にかかる保護シースの斜視図である。 第1変形例にかかる保護シースを有するカテーテルシステムの断面図である。 第2変形例にかかる保護シースの斜視図である。 第2変形例にかかる保護シースを有するカテーテルシステムの断面図である。 第3変形例にかかる保護シースを有するカテーテルシステムの断面図である。 第4変形例にかかる保護シースを有するカテーテルシステムの断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。
本発明の実施形態に係るカテーテルシステムは、カテーテル10とガイディングカテーテル40とからなるものである。なお、本明細書では、カテーテル10やガイディングカテーテル40の生体管腔に挿入する側を「先端」若しくは「先端側」、操作する手元側を「基端」若しくは「基端側」と称することとする。
まず、カテーテル10の構成について説明する。カテーテル10は、図1に示すように、長尺な中空状のカテーテル本体部11と、カテーテル本体部11の先端部に設けられるバルーン12と、カテーテル本体部11の基端に固着されたハブ20とを有している。
カテーテル本体部11は、管状体である外管14と、外管14の内部に配置される内管15とを備えている。外管14と内管15の間には、バルーン12を拡張するための拡張用流体が流通する拡張ルーメン16が形成され、内管15の内側にはガイドワイヤー(図示しない)が挿通されるガイドワイヤールーメン17が形成される。
外管14および内管15は、ある程度の可撓性を有する材料により形成されるのが好ましく、そのような材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、あるいはこれら二種以上の混合物等のポリオレフィンや、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等が使用できる。
バルーン12は、外管14や内管15と同様に可撓性を有する材料により形成されており、外表面にはさらに薬剤層がコーティングされている。なお、図1においてバルーン12は収縮した状態である。バルーン12の先端側は内管15に接着され、基端側は外管14に接着されていて、バルーン12内が拡張ルーメン16に連通している。これにより、拡張ルーメン16を介して拡張用流体を注入することで、バルーン12を拡張させることができる。拡張用流体は気体でも液体でもよく、例えばヘリウムガス、COガス、Oガス等の気体や、生理食塩水、造影剤等の液体を用いることができる。
ハブ20は、外管14と内管15の間に形成される拡張ルーメン16と連通して拡張用流体を流入出させるポートとして機能する第1開口部21と、ガイドワイヤールーメン17と連通する第2開口部22とを備えている。第2開口部22には、ガイドワイヤーを挿通自在としつつ血液の流出を抑制する止血弁23が設けられる。
カテーテル本体部11の先端部付近には、バルーン12の外表面を覆う筒状の保護シース30が設けられる。保護シース30は、バルーン12よりも長く、バルーン12の外表面全体を覆うことで、バルーン12が保護シース30の外部に露出しないようにしている。
カテーテル本体部11のバルーン12よりも先端側の先端部は、保護シース30の外部に露出している。露出するカテーテル本体部11の先端部は、内管15のみで構成されている。内管15の内部に形成されるガイドワイヤールーメン17には、カテーテル10が使用される際にガイドワイヤー(図示しない)が先端側から挿入されるが、カテーテル本体部11の先端部が保護シース30の外部に露出していることにより、ガイドワイヤーを容易にガイドワイヤールーメン17に挿入することができる。
保護シース30は、図2に示すように、突起部32が形成されている。突起部32は、筒状に形成された保護シース30の外周面から突出するように形成されている。保護シース30の図中上側には、突起部32が表れているが、図1に示すように保護シース30の図中下側にも同様の突起部32が形成されている。
突起部32は、カテーテル本体部11の挿入方向に向かう面状の前面32aと、前面32aの上端から基端側に向かう下り傾斜状の傾斜面32bとを有している。前面32aは、保護シース30の外周面に対し垂直面状に形成され、これが後述する端部構造42の弁体47に対して当接する当接部33となる。
なお、本実施形態では、突起部32は保護シース30の2箇所に設けられているが、その数や周方向の幅は、これに限られない。また、突起部32は保護シース30の外周面の全周に渡るように形成されていてもよい。
カテーテル10は、使用前にはホルダチューブに納められている。突起部32の挿入方向後方面が傾斜面32bであることにより、ホルダチューブからカテーテル10を取り出す際、突起部32がホルダチューブに引っ掛かることを防止できる。
保護シース30には、バルーン12よりカテーテル本体部11の基端側の位置に、保護シース弁体31が設けられる。保護シース弁体31は、シリコーンゴム等の弾性材料からなり、カテーテル本体部11を挿通させるスリットを有していて、カテーテル本体部11を挿抜方向に摺動自在とすると共に、血液の流出を抑制する機能、すなわち保護シース30の内腔を規制する機能を有している。また、保護シース弁体31によってカテーテル本体部11が保持されるので、カテーテル本体部11と保護シース30とを、他の部品等を用いることなく簡易な構造で一体化することができる。
次に、ガイディングカテーテル40と、カテーテル10とからなるカテーテルシステムについて説明する。ガイディングカテーテル40は、カテーテル10を生体管腔内に導入するための入口となる端部構造42を備えている。図3には、カテーテル10の挿入方向Xが表示されている。なお、本図以降では、カテーテル本体部11及びバルーン12の内部構造は省略されている。本実施形態において端部構造42は、ガイディングカテーテル40の基端側端部の構造である。
ガイディングカテーテル40は、カテーテル10のカテーテル本体部11や収縮したバルーン12の外径よりも一回り大きい内径を有する導入管部41と、導入管部41の基端側端部に設けられる入口部材43とを有している。このうち、入口部材43によってカテーテル10の入口となる前記端部構造42が構成されている。ガイディングカテーテル40の導入管部41は、バルーン12を有するカテーテル10が生体管腔内に導入される前に、予め生体管腔内に挿入されるものである。
端部構造42を構成する入口部材43は、基端側に大径な拡張部45を有し、先端側には拡張部45より小さい内径の小径部46を有し、両者が連続するように一体化されている。拡張部45は開口44を備え、この開口44には弁体47が配置される。弁体47は、保護シース弁体31と同様にシリコーンゴム等の弾性材料からなり、保護シース30を挿通させると共に血液の流出を抑制する機能を有している。小径部46には、それよりさらに小さい内径を有する前述の導入管部41が連結されている。
保護シース30の突起部32は、その前面32aに当接部33を有する。この当接部33が、端部構造42に設けられる弁体47の基端側面と、カテーテル本体部11の挿入方向Xにおいて対向する。
突起部32は、端部構造42内の弁体47に対し当接するように形成されているので、突起部32を高く形成する必要がなく、保護シース30の最大径を小さくできる。これにより、ホルダチューブからのカテーテル10の取り出しを円滑にすることができる。
次に、カテーテルシステムにおけるカテーテル10の挿入過程について説明する。カテーテル10の先端部には、図4に示すように、バルーン12を覆うように保護シース30が設けられているので、カテーテル10の先端部を端部構造42に対し開口44から挿入すると、保護シース30が弁体47のスリットに摺接しながら挿通され、弁体47を貫通する。このとき、保護シース30と一体化されたカテーテル本体部11については、バルーン12が弁体47に摺接することなく端部構造42内に導かれる。
保護シース30が弁体47を貫通した後もカテーテル10をさらに挿入していくと、図5に示すように、保護シース30の当接部33が、端部構造42に設けられた弁体47の基端側面に対し、カテーテル本体部11の挿入方向に向かって当接する。
当接部33が弁体47に当接すると、保護シース30は弁体47に貫通したままそれ以上の挿入が阻止される。一方、カテーテル本体部11は、保護シース弁体31に対して摺動自在であるので、保護シース30の挿入が阻止された状態でも挿入を継続することができる。したがって、図6に示すように保護シース30を端部構造42に留置しつつ、カテーテル本体部11のみを端部構造42から導入管部41に向かって挿入していくことができる。カテーテル本体部11は、図6の状態からさらに挿入が継続され、先端部のバルーン12が生体管腔内の病変部まで送達される。
このように、バルーン12を覆う保護シース30をカテーテル10に設けたことにより、端部構造42の弁体47にカテーテル10を挿通させる際に、バルーン12を弁体47に摺接させることなく端部構造42内に導くことができるので、バルーン12の表面に設けられた薬剤層の弁体47への摺接に伴う剥離、脱落を防止できる。また、保護シース30は、当接部33の作用により端部構造42に留置されるので、カテーテル本体部11及びバルーン12の生体管腔内への挿入の障害とならないようにすることができる。
次に、保護シース30の第1変形例につき説明する。本例の保護シース30は、図7に示すように、図2の保護シース30と同様、筒状に形成される一方、突起部32の代わりに外周面の全周に渡って延在する鍔状部34を有している。保護シース30内に設けられる保護シース弁体31の構成は、図2の保護シース30の場合と同じである。
本例の保護シース30における鍔状部34は、カテーテル本体部11の挿入方向に向かう面状の前面34aを有している。前面34aは、保護シース30の外周面に対し垂直面状に形成され、カテーテル本体部11の挿入方向に向かって端部構造42に対し当接する当接部35を有する。
図8は、保護シース30が端部構造42の弁体47に挿入されて当接部35が端部構造42に当接した状態を表している。端部構造42は、基端側を構成する拡張部45の端面45aを有している。この端面45aに対して鍔状部34の当接部35が当接することで、保護シース30のそれ以上の挿入が阻止される。一方、カテーテル本体部11は、保護シース30の挿入が阻止された状態でも挿入を継続できる。
これによって、バルーン12を弁体47との摺接から保護しつつカテーテル本体部11を端部構造42内に挿入することができる。また、当接部35が弁体47ではなく端部構造42に対して当接する構造としたので、当接部35により弁体47を変形させることがなく、弁体47の変形に伴う止血性能の低下を防止することができる。
次に、保護シース30の第2変形例につき説明する。第2変形例にかかる保護シース30は、図9に示すように、カテーテル本体部11の挿入方向後方となる基端側に、先端側より大径のホルダ部37を備えている。
本例の保護シース30におけるホルダ部37は、カテーテル本体部11の挿入方向に向かう面状の前面37aを有している。前面37aは、保護シース30の外周面に対し垂直面状に形成され、カテーテル本体部11の挿入方向に向かって端部構造42に対し当接する当接部38を有する。また、ホルダ部37は、保護シース弁体31を内部に保持している。
図10は、保護シース30が端部構造42の弁体47に挿入されて当接部38が端部構造42に当接した状態を表している。端部構造42を構成する入口部材43の端面45aに対して、ホルダ部37の当接部38が当接することで、保護シース30のそれ以上の挿入が阻止される。その一方、カテーテル本体部11は、保護シース30の挿入が阻止された状態でも挿入を継続できることにより、第1変形例の場合と同様の効果を得ることができる。
また、本例においては、ホルダ部37が先端側より大径であり、その大径部分に保護シース弁体31が配置されているので、保護シース弁体31をある程度大径に設定することができ、その製造を容易にすることができる。
次に、保護シース30の第3変形例につき説明する。本例の保護シース30は、第1変形例の保護シース30と構成がほとんど同じであるため、それと異なる点のみ説明する。
第3変形例の保護シース30では、図11に示すように、鍔状部34の前面34aに断面略L字状の固定部36が形成され、端部構造42を構成する入口部材43の拡張部45には、外周面に突部45bが形成されている。鍔状部34の当接部35が、端部構造42を構成する入口部材43の端面45aに対し当接した状態で、固定部36は突部45bに係合固定される。これにより、保護シース30は端部構造42に対し単に当接するだけでなく固定もされるので、カテーテル10の挿入操作において保護シース30がぐらつき等により障害となることをより確実に防止できる。
次に、保護シース30の第4変形例につき説明する。本例の保護シース30は、図12に示すように、外周面に突起部32や鍔状部34のような凸形状を有しておらず、単純な筒形状を有している。一方、端部構造42を構成する入口部材43の内部には、突起状の内周突部48が形成されている。
内周突部48の基端側面は、端部構造42内に挿入された保護シース30の先端側端面と当接する当接部49を有しており、この当接部49により保護シース30の挿入が阻止される。このように、保護シース30の挿入を阻止するための構造を、端部構造42の方に設けるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態に係るカテーテル10は、長尺なカテーテル本体部11と、カテーテル本体部11の先端側に設けられるバルーン12と、バルーン12の外表面を覆う保護シース30と、を有し、保護シース30は、バルーン12より基端側に保護シース弁体31を有し、保護シース弁体31にカテーテル本体部11が摺動自在に挿通される。このため、端部構造42への挿入時には保護シース30が弁体47に対して摺接し、バルーン12またはバルーン12上に設けられる他の部材の表面が弁体47に直接摺接しないようにすることができるので、これらの表面状態の変化を防止することができる。
また、保護シース30が筒状に形成され、保護シース30の外周部には、カテーテル本体部11を生体管腔内に導入するための開口44を備えた端部構造42または端部構造42の開口に配置される弁体47に対し、カテーテル本体部11の挿入方向に向かって当接する当接部33が形成されるようにすれば、保護シース30を端部構造42に留置しつつカテーテル本体部11を生体管腔内に挿入することができ、保護シース30がカテーテル10の挿入の障害とならないようにすることができる。
また、保護シース30が外周面に突起部32を備え、突起部32はカテーテル本体部11の挿入方向に面する当接部33を有し、当接部33は弁体47に当接するようにすれば、当接部33を形成するための保護シース外周面からの突出を小さくすることができ、使用前のカテーテル10が収納されるホルダチューブからのカテーテル10の取り出しを円滑にすることができる。
また、保護シース30が外周面に周方向へ延在する鍔状部34を備え、鍔状部34はカテーテル本体部11の挿入方向に面する当接部35(図8を参照)を有し、当接部35は端部構造42に当接するようにすれば、当接部35が弁体47には当接しないので、弁体47を変形させることでその性能を低下させることを防止できる。
また、保護シース30が基端側に先端側より大径のホルダ部37を備え、ホルダ部37はカテーテル本体部11の挿入方向に面する当接部38(図10を参照)を有し、当接部38は端部構造42に当接するようにすれば、保護シース弁体31を大径に形成することができ、製造を容易にすることができる。
また、保護シース30が、当接部35が端部構造42に対して当接した状態で端部構造42に対し固定される固定部36(図11を参照)を有するようにすれば、保護シース30が端部構造42に対し固定されるので、カテーテル10の挿入操作において、保護シース30がぐらつき等により障害となることを確実に防止できる。
また、カテーテル本体部11の先端部が保護シース30の外部に露出するようにすれば、カテーテル本体部11の先端部から挿入されるガイドワイヤーを、容易にカテーテル本体部11に形成されるガイドワイヤールーメン17に対し挿入させることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において種々変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、バルーン12に薬剤層を設けたカテーテル10について説明したが、バルーン12に薬剤層を有するステント(他の部材)をマウントしたカテーテルであっても、保護シースを設けて同様に本発明を適用することができ、同様の効果を得ることができる。
また、バルーンあるいはステントに薬剤層を有しないカテーテルに対しても、保護シースを設けて本発明を適用することができる。この場合、ホルダチューブから取り出したカテーテルを生体管腔内へ挿入するにあたって、バルーンやステントに対する不要な接触を防止することができるという効果を奏する。
また、上述の実施形態では、端部構造42はガイディングカテーテル40の基端側端部を構成するものであるが、必ずしもこれには限られない。端部構造は、カテーテルを挿入する入口となるものであって、内部に弁体を有する構造が相当し、例えば、ガイディングカテーテル40の代わりにシースイントロデューサーが用いられる場合には、その基端側端部を構成する構造が端部構造となる。また、ガイディングカテーテル40やシースイントロデューサーに対し、さらにYコネクタなどが取付けられる場合には、その基端側端部を構成する構造が端部構造となる。
また、上述の実施形態では、保護シース30に設けられる当接部は、いずれも保護シース30の外周面に対し垂直面状となっているが、必ずしも垂直でなくてもよく、弁体47または端部構造42に対して当接し、保護シース30のそれ以上の挿入が阻止される形状であればよい。
また、上述の実施形態に係るカテーテルは、オーバーザワイヤ型(Over−the−wire type)であるが、ラピッドエクスチェンジ型(Rapid exchange type)であってもよい。
10 カテーテル、
11 カテーテル本体部、
12 バルーン、
30 保護シース、
31 保護シース弁体、
32 突起部、
33 当接部、
34 鍔状部、
35 当接部、
36 固定部、
37 ホルダ部、
38 当接部、
40 ガイディングカテーテル、
42 端部構造、
44 開口、
47 弁体。

Claims (9)

  1. 長尺なカテーテル本体部と、
    前記カテーテル本体部の先端側に設けられるバルーンと、
    前記バルーンの外表面を覆うように前記カテーテル本体部に取付けられている保護シースと、を有し、
    前記保護シースは、前記バルーンより基端側に保護シース弁体を有し、該保護シース弁体に前記カテーテル本体部が摺動自在に挿通されたカテーテル。
  2. 前記保護シースは筒状に形成され、該保護シースの外周部には、前記カテーテル本体部を生体管腔内に導入するための開口を備えた端部構造または該端部構造の開口に配置される弁体に対し、前記カテーテル本体部の挿入方向に向かって当接する当接部が形成された請求項1記載のカテーテル。
  3. 前記保護シースは外周面に突起部を備え、該突起部は前記カテーテル本体部の挿入方向に面する前記当接部を有し、該当接部は前記弁体に当接する請求項2記載のカテーテル。
  4. 前記保護シースは外周面に周方向へ延在する鍔状部を備え、該鍔状部は前記カテーテル本体部の挿入方向に面する前記当接部を有し、該当接部は前記端部構造に当接する請求項2記載のカテーテル。
  5. 前記保護シースは基端側に先端側より大径であって前記保護シース弁体が保持されるホルダ部を備え、該ホルダ部は前記カテーテル本体部の挿入方向に面する前記当接部を有し、該当接部は前記端部構造に当接する請求項2記載のカテーテル。
  6. 前記保護シースは、前記当接部が前記端部構造に対して当接した状態で前記端部構造に対し固定される固定部を有する請求項4または5記載のカテーテル。
  7. 前記カテーテル本体部の先端部は、前記保護シースの先端より先端側に突出する請求項1〜6のいずれか1項に記載のカテーテル。
  8. 長尺なカテーテル本体部と、前記カテーテル本体部の先端側に設けられるバルーンと、を有するカテーテルの前記バルーンの外表面を覆うように前記カテーテル本体部に取付けられる保護シースであって、
    前記保護シースの内腔を規制する保護シース弁体を有し、該保護シース弁体に前記カテーテル本体部のうち前記バルーンより基端側が摺動自在に挿通される保護シース。
  9. 長尺なカテーテル本体部と、
    前記カテーテル本体部の先端側に設けられるバルーンと、
    前記バルーンの外表面を覆うように前記カテーテル本体部に取付けられている保護シースと、を有するカテーテルと、
    前記カテーテル本体部を生体管腔内に導入するための開口を備えた端部構造と、
    を有するカテーテルシステムであって、
    前記保護シースは、前記バルーンより基端側に保護シース弁体を有し、該保護シース弁体に前記カテーテル本体部が摺動自在に挿通されたカテーテルシステム。
JP2014152259A 2014-07-25 2014-07-25 カテーテル、保護シース及びカテーテルシステム Active JP6325931B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014152259A JP6325931B2 (ja) 2014-07-25 2014-07-25 カテーテル、保護シース及びカテーテルシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014152259A JP6325931B2 (ja) 2014-07-25 2014-07-25 カテーテル、保護シース及びカテーテルシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016029983A JP2016029983A (ja) 2016-03-07
JP6325931B2 true JP6325931B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=55440749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014152259A Active JP6325931B2 (ja) 2014-07-25 2014-07-25 カテーテル、保護シース及びカテーテルシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6325931B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6833429B2 (ja) * 2016-09-27 2021-02-24 テルモ株式会社 医療デバイス表面付着器具
CN109011112B (zh) * 2018-08-16 2023-12-12 北京先瑞达医疗科技有限公司 一种可降低药物损失的药物涂层球囊导管
US20200391014A1 (en) 2019-06-14 2020-12-17 Datascope Corp. Intra-aortic balloon pump catheter and sheath seal assembly

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0460245U (ja) * 1990-09-30 1992-05-22
US5376077A (en) * 1992-12-04 1994-12-27 Interventional Technologies, Inc. Introducer sheath with seal protector
JP3489127B2 (ja) * 1993-02-25 2004-01-19 日本ゼオン株式会社 バルーンカテーテルセットとそれに用いるバルーンパッケージ
US6537254B1 (en) * 1999-07-06 2003-03-25 Datascope Investment Corp. Universal protective catheter sleeve
JP2008079783A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Pentax Corp 生体管路内処置デバイス
EP2361651B1 (de) * 2010-02-25 2016-04-27 Biotronik AG System aus einer Schutzhülse und einem medizinischen Gerät sowie Verfahren zur Herstellung desselben
US20120296313A1 (en) * 2011-05-20 2012-11-22 Abbott Cardiovascular Systems Inc. Drug Coated Balloon Hemostatic Valve Insertion/Balloon Sheath

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016029983A (ja) 2016-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0864300B1 (en) Delivery device for a medical device having a constricted region
CA2163708C (en) Integrated dual-function catheter system for balloon angioplasty and stent delivery
US10779973B2 (en) Stent
US20160206450A1 (en) Stent
US20090259285A1 (en) Bifurcated Delivery System
JPH10127791A (ja) 血管放射線治療源の装填及び中心決め装置
JPWO2011081001A1 (ja) バルーンカテーテル
US20130345787A1 (en) Medical catheter apparatus
JP6456728B2 (ja) イントロデューサシースセット
JP6775915B2 (ja) ステントデリバリー装置
JP5887348B2 (ja) 治療デバイス
JP6325931B2 (ja) カテーテル、保護シース及びカテーテルシステム
JP2010504142A (ja) 分岐した損傷のための自己拡張型ステントシステム
JP2018075163A (ja) バルーンカテーテル
JP6097821B2 (ja) ステントデリバリーシステム
JP2013223664A (ja) バルーンカテーテル用保護スリーブ、バルーンカテーテルシステムおよびステントデリバリーシステム
JP2018102353A (ja) バルーンカテーテル及びそれを用いた処置方法
JP6805481B2 (ja) カテーテルおよびステントデリバリ装置
US20110046709A1 (en) Methods for implanting a stent using a guide catheter
JP6833429B2 (ja) 医療デバイス表面付着器具
JPWO2014162398A1 (ja) 生体留置物デリバリーシステム
JP2018161415A (ja) 医療用長尺体
JP5770507B2 (ja) 自己拡張型ステントおよびステントデリバリーシステム
JP2015066007A (ja) 医療用のカテーテル装置
JP2018068320A (ja) 医療装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6325931

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250