JP6323512B2 - 運転者体調検知装置及び方法 - Google Patents

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ここに開示された技術は、運転者の体調を検知する運転者体調検知装置及び方法に関するものである。
交通事故の死亡原因の一つに、運転中における運転者の体調の急変がある。運転者の体調の急変の要因には、脳血管疾患及び心疾患等の種々の疾患が含まれており、体調の急変により運転が継続できなくなった運転者の状態は一定ではない。従来、運転者の体調の急変を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術では、運転者の運転姿勢に基づいて、運転者の異常を推定し、体調悪化の兆候を検出しようとしている。
特開2015−021912号公報
一般に、運転者の運転姿勢自体に大きな変化が現れるのは、ある程度、異常状態が進行した後であることが多い。しかしながら、運転者の安全を確保するためには、異常状態が進行する前の早い段階で、運転者の体調の異常を検出することが必要である。
ここに開示された技術は、異常状態が進行する前の早い段階で、運転者の体調の異常を検出することを目的とする。
ここに開示された技術の一態様は、車両を運転する運転者の体調を検知する運転者体調検知装置であって、前記車両の走行中の動きの変化を検出する車両検出部と、前記運転者の重心位置の変化を検出する運転者検出部と、前記走行中の動きの変化に対する前記重心位置の変化に基づき、前記運転者の体調が異常であるか否かの判定処理を実行する体調判定部と、を備え、前記体調判定部は、前記走行中の動きの変化に対する前記重心位置の変化が基準値以下のときに、前記運転者の体調が異常であると判定するものである。
この態様では、車両の走行中の動きの変化に対する運転者の重心位置の変化に基づき、運転者の体調が異常であるか否かの判定処理が、体調判定部によって実行される。車両の走行中の動きの変化に対する運転者の重心位置の変化は、運転者の体調が異常になり始めた段階で、体調が正常なときと異なるものとなる。したがって、本態様によれば、異常状態が進行する前の早い段階で、運転者の体調の異常を検出することができる。
また、この態様では、車両の走行中の動きの変化に対する運転者の重心位置の変化が基準値以下のときに、運転者の体調が異常であると体調判定部によって判定される。運転者の体調が異常になり始めると、運転者の首の筋力が低下し、その結果、運転者の上半身の筋力が低下する。運転者の上半身の筋力が低下すると、車両の走行中の動きの変化による影響は、運転者の上半身で吸収されるため、運転者の重心位置の変化として表れにくくなる。したがって、本態様によれば、異常状態が進行する前の早い段階で、運転者の体調の異常を検出することができる。
上記態様において、例えば、前記車両検出部は、前記車両の左右方向における前記走行中の動きの変化を検出してもよい。前記運転者検出部は、前記左右方向における前記重心位置の変化を検出してもよい。前記体調判定部は、前記左右方向における前記走行中の動きの変化に対する、前記左右方向における前記重心位置の変化に基づき、前記判定処理を実行してもよい。
この態様では、車両の左右方向における走行中の動きの変化に対する、車両の左右方向における運転者の重心位置の変化に基づき、判定処理が体調判定部によって実行される。車両の左右方向における走行中の動きの変化に対する、車両の左右方向における運転者の重心位置の変化は、車両の前後方向の場合に比べて、運転者の体調が異常になり始めた段階で、体調が正常なときと大きく異なるものとなる。したがって、本態様によれば、異常状態が進行する前の早い段階で、運転者の体調の異常を検出することができる。
ここに開示された技術の一態様は、車両を運転する運転者の体調を検知する運転者体調検知装置であって、前記車両の走行中の動きの変化を検出する車両検出部と、前記運転者の重心位置の変化を検出する運転者検出部と、前記走行中の動きの変化に対する前記重心位置の変化に基づき、前記運転者の体調が異常であるか否かの判定処理を実行する体調判定部と、前記重心位置の時間データに対して周波数解析を行って、パワースペクトル密度の周波数データを算出する周波数解析部と、を備え前記体調判定部は、前記パワースペクトル密度の周波数データの最大値が基準値以下のときに、前記運転者の体調が異常であると判定するものである
この態様では、車両の走行中の動きの変化に対する運転者の重心位置の変化に基づき、運転者の体調が異常であるか否かの判定処理が、体調判定部によって実行される。車両の走行中の動きの変化に対する運転者の重心位置の変化は、運転者の体調が異常になり始めた段階で、体調が正常なときと異なるものとなる。したがって、本態様によれば、異常状態が進行する前の早い段階で、運転者の体調の異常を検出することができる。
また、この態様では、運転者の重心位置の時間データに対して周波数解析が周波数解析部によって行われて、パワースペクトル密度の周波数データが算出される。パワースペクトル密度の周波数データの最大値が基準値以下のときに、運転者の体調が異常であると体調判定部によって判定される。パワースペクトル密度の周波数データの最大値は、運転者の体調が異常になり始めた段階で、体調が正常なときに比べて小さくなる。したがって、本態様によれば、異常状態が進行する前の早い段階で、運転者の体調の異常を検出することができる。
上記態様において、例えば、前記運転者検出部は、前記車両の運転者用シートの座面部に設置され、前記運転者用シートに着座する前記運転者が前記座面部に加える圧力分布を検出する圧力センサを含んでもよい。
この態様では、車両の運転者用シートの座面部に設置され、運転者用シートに着座する運転者が座面部に加える圧力分布が圧力センサによって検出される。この検出された圧力分布に基づき、運転者検出部は、運転者の重心位置の変化を検出することが可能となる。
上記態様において、例えば、前記体調判定部は、前記走行中の動きの変化の大きさが予め定められた閾値以上のときのみ、前記判定処理を実行してもよい。
この態様では、車両の走行中の動きの変化の大きさが予め定められた閾値以上のときのみ、判定処理が体調判定部によって実行される。車両の走行中の動きの変化の大きさが予め定められた閾値未満の場合には、車両の走行中の動きの変化に対する運転者の重心位置の変化について、運転者の体調が正常である場合と異常である場合との間で有意差を示さないことがある。したがって、本態様によれば、運転者の体調が異常であるか否かを確実に判定することができる。
上記態様において、例えば、前記車両検出部は、前記走行中の動きの変化として前記車両の加速度を検出する加速度センサを含んでもよい。
この態様では、車両の走行中の動きの変化として車両の加速度が加速度センサによって検出される。車両の加速度に対する運転者の重心位置の変化に基づき、判定処理が、体調判定部によって実行される。車両の加速度に対する運転者の重心位置の変化は、運転者の体調が異常になり始めた段階で、体調が正常なときと異なるものとなる。したがって、本態様によれば、異常状態が進行する前の早い段階で、運転者の体調の異常を検出することができる。
上記態様において、例えば、予め定められた判定閾値を前記基準値として記憶する記憶部をさらに備えてもよい。この場合、前記判定閾値は、前記車両の動きの変化が大きくなると大きくなるように予め定められていてもよい。
上記態様において、例えば、前記車両のイグニションスイッチがオンにされてから予め定められた時間が経過するまでの間に、前記周波数解析部によって算出された前記パワースペクトル密度の周波数データの最大値の平均値のL倍(Lは1より小さい実数)を前記基準値として記憶する記憶部をさらに備えてもよい。例えば、Lは0.5でもよい。
ここに開示された技術の他の態様は、車両を運転する運転者の体調を検知する運転者体調検知装置における運転者体調検知方法であって、前記車両の走行中の動きの変化を検出する車両検出工程と、前記運転者の重心位置の変化を検出する運転者検出工程と、前記走行中の動きの変化に対する前記重心位置の変化に基づき、前記運転者の体調が異常であるか否かの判定処理を実行する体調判定工程と、を備え、前記体調判定工程は、前記走行中の動きの変化に対する前記重心位置の変化が基準値以下のときに、前記運転者の体調が異常であると判定するものである。
この態様では、車両の走行中の動きの変化に対する運転者の重心位置の変化に基づき、運転者の体調が異常であるか否かの判定処理が、体調判定工程において実行される。車両の走行中の動きの変化に対する運転者の重心位置の変化は、運転者の体調が異常になり始めた段階で、体調が正常なときと異なるものとなる。したがって、本態様によれば、異常状態が進行する前の早い段階で、運転者の体調の異常を検出することができる。
また、この態様では、車両の走行中の動きの変化に対する運転者の重心位置の変化が基準値以下のときに、運転者の体調が異常であると体調判定工程によって判定される。運転者の体調が異常になり始めると、運転者の首の筋力が低下し、その結果、運転者の上半身の筋力が低下する。運転者の上半身の筋力が低下すると、車両の走行中の動きの変化による影響は、運転者の上半身で吸収されるため、運転者の重心位置の変化として表れにくくなる。したがって、本態様によれば、異常状態が進行する前の早い段階で、運転者の体調の異常を検出することができる。
本開示の一態様によれば、車両の走行中の動きの変化に対する運転者の重心位置の変化に基づき、運転者の体調が異常であるか否かの判定処理が実行されるため、異常状態が進行する前の早い段階で、運転者の体調の異常を検出することができる。
本実施の形態の運転者体調検知装置が搭載された車両の構成を概略的に示すブロック図である。 シートセンサにより検出される、運転者用シートに着座した運転者の圧力分布の一例を概略的に示す図である。 車両の左右方向における加速度の時間変化と、車両の左右方向における運転者の重心位置の時間変化との一例を概略的に示す図である。 車両の左右方向における加速度の時間変化と、車両の左右方向における運転者の重心位置の時間変化との一例を概略的に示す図である。 周波数解析部により算出されたPSDの周波数データの一例を概略的に示す図である。 本実施の形態の運転者体調検知装置における車両の加速度取得手順の一例を概略的に示すフローチャートである。 本実施の形態の運転者体調検知装置におけるPSDの周波数データの算出手順の一例を概略的に示すフローチャートである。 本実施の形態の運転者体調検知装置において運転者の体調を判定する手順の一例を概略的に示すフローチャートである。 上記実施形態の運転者体調検知装置が搭載された車両の図1と異なる構成を概略的に示すブロック図である。 判定閾値の一例を概略的に示す図である。 図9の構成において運転者の体調を判定する手順の一例を概略的に示すフローチャートである。
(本開示に係る一態様の着眼点)
まず、本開示に係る一態様の着眼点が説明される。本発明者は、種々の実験を重ねるうちに、運転者の体調が正常なときと異常なときとで、車両の動きの変化に対する運転者の重心の位置の変化が相違することを見出した。
この相違について、発明者は、以下のように解釈している。すなわち、体調が正常な運転者は、直線道路からカーブに進入すると、車両から左右方向における加速度が作用されることを予期している。そこで、両足で踏ん張ることにより、車両から作用される左右方向における加速度に抵抗しようとするため、重心位置の移動が表れやすくなる。
これに対して、運転者が体調不良のときには、若干の意識低下に起因して、特に首の筋力が低下し、その結果、上半身の筋力が低下する。このため、車両から作用される左右方向における加速度による影響は、筋力が低下した上半身で吸収される。ここで、「車両の左右方向」は、車両の前後方向に水平面内で直交する方向である。言い換えると、「車両の左右方向」は、直線道路を走行中の車両の進行方向に水平面内で直交する方向である。「車両の左右方向」は、「車幅方向」又は「車両の横方向」ということもできる。
なお、以下では、体調不良の運転者を模擬的に実現するために、視覚及び聴覚が奪われた被験者を助手席に着座させて、実験が実施された。視覚及び聴覚が奪われているため、被験者は、カーブに進入する際に、車両から左右方向における加速度が作用されることを予期することができない。このため、首又は上半身の筋力を用いて、車両から作用される左右方向における加速度に抵抗しようとすることが困難となる。このようにして、首又は上半身の筋力が低下した体調不良の運転者が模擬的に実現されている。
以上のような考察から、本発明者は、車両の動きの変化に対する運転者の重心の位置の変化を調べることによって、運転者の体調不良を早期に発見することが可能であることを見出した。
(実施の形態)
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態が説明される。なお、各図では、同様の要素には同様の符号が付され、適宜、説明が省略される。
図1は、本実施の形態の運転者体調検知装置が搭載された車両の構成を概略的に示すブロック図である。車両10は、例えば4輪自動車である。車両10は、図1に示されるように、加速度センサ102、シートセンサ103、警報音発生器201、警報ランプ202、電子制御ユニット(ECU)300を備える。
加速度センサ102(車両検出部の一例)は、車両10の例えば直交3軸方向の加速度を検出する。加速度センサ102は、検出した車両10の加速度をECU300に出力する。シートセンサ103は、運転者用シートの座面部に配置されている。シートセンサ103は、例えば32×32個の圧電素子を含み、運転者用シートに着座した運転者が座面に加える圧力分布を検出する。シートセンサ103は、各圧電素子の圧力データをECU300に出力する。
警報音発生器201は、例えば電子ブザーを含み、運転者への警報音を発生する。警報ランプ202は、例えば発光ダイオードを含み、運転者への警報を表示する。なお、警報ランプ202は、専用のランプに限られず、計器パネルのメータ等を点滅させることにより、警報ランプとして兼用してもよい。
ECU300は、車両10の全体の動作を制御する。ECU300は、メモリ310、中央演算処理装置(CPU)320、その他の周辺回路を含む。メモリ310は、例えば、フラッシュメモリなどの半導体メモリ、ハードディスク、又は他の記憶素子で構成される。メモリ310は、プログラムを保存するメモリ、データを一時的に保存するメモリ等を含む。メモリ310は、プログラムを保存する領域、データを一時的に保存する領域等を備えた単一のメモリで構成されていてもよい。
CPU320は、メモリ310に保存されているプログラムに従って動作することにより、加速度制御部321、体調判定部322、警報制御部325、圧力データ取得部351、重心位置演算部352、周波数解析部353、学習値制御部354として機能する。
加速度制御部321は、予め定められた時間(例えば100msec)毎に、加速度センサ102から出力される車両10の例えば直交3軸方向の加速度データから車両10の動きの左右方向における加速度を取得する。加速度制御部321は、予め定められた時間分(本実施形態では、例えば10秒間)の、車両10の動きの左右方向における加速度の時間データをメモリ310に保存する。例えば予め定められた時間が10秒間で、100msec毎に加速度のデータが加速度センサ102から取得される場合には、100個の加速度の時間データがメモリ310に保存されることとなる。
圧力データ取得部351は、シートセンサ103から出力される各圧電素子の圧力データを取得する。圧力データ取得部351は、取得した圧力データを重心位置演算部352に出力する。重心位置演算部352は、圧力データ取得部351からの圧力データを用いて、車両10の左右方向における運転者の重心位置を算出する。
図2は、シートセンサ103により検出される、運転者用シートに着座した運転者の圧力分布の一例を概略的に示す図である。図3、図4は、車両10の左右方向における加速度CAの時間変化と、車両10の左右方向における運転者の重心位置GCの時間変化との一例を概略的に示す図である。図3、図4において、横軸は時間[秒]を表し、左側の縦軸は運転者の重心位置[cm]を表し、右側の縦軸は車両10の左右方向における加速度[G]を表す。図3は、体調が正常な運転者の場合を示し、図4は、体調が異常な運転者の場合を示す。
シートセンサ103は、各圧電素子の座標と圧力値との組を、例えばシリアルデータとして、ECU300に出力する。圧力データ取得部351は、受け取ったシリアルデータを加工して、各圧電素子の座標と圧力値との組を重心位置演算部352に出力する。重心位置演算部352は、各圧電素子の座標と圧力値との組から、車両10の左右方向(図2ではX軸方向)における運転者の重心位置を算出する。図2では、圧力値の等しい等圧線が示されている。図2において、密になっている等圧線の中心位置の圧力値が最も高くなっている。
重心位置演算部352は、例えばX軸における原点からの距離として、運転者の重心位置を算出する。重心位置演算部352は、予め定められた時間分の運転者の重心位置の時間データをメモリ310に保存する。この実施形態では、予め定められた時間は、例えば10秒間である。
図3、図4に示されるように、直線道路を走行していた車両10がカーブに進入すると、車両10の左右方向における加速度CAが増大する。すると、この加速度CAの増大に応じて、運転者の左右方向における重心位置GCが変化する。体調が正常な運転者は、車両10の左右方向における加速度CAが増大すると、この加速度CAの増大によって視界が妨げられないように、上半身に力を入れて、良好な視界を維持しようとする。これに対して、体調不良の運転者は、車両10の左右方向における加速度CAが増大しても、上半身に力を入れることが困難であるため、体調が正常な場合に対し、重心位置GCの変化の態様が異なってくる。
周波数解析部353は、重心位置演算部352によってメモリ310に保存されている運転者の重心位置の時間データを、例えば高速フーリエ変換等の手法を用いて周波数解析して、パワースペクトル密度(PSD)の周波数データを算出する。周波数解析部353は、算出したPSDの周波数データをメモリ310に保存する。
図5は、周波数解析部353により算出されたPSDの周波数データの一例を概略的に示す図である。図5において、縦軸はPSDを表し、横軸は周波数[Hz]を表す。図5のPSDの周波数データNMは、例えば図3に示される、体調が正常なときの運転者の左右方向における重心位置の時間データを周波数解析して得られたデータである。図5のPSDの周波数データABは、例えば図4に示される、体調不良のときの運転者の左右方向における重心位置の時間データを周波数解析して得られたデータである。
図5に示されるように、体調が正常なときのPSDの周波数データNMの最大値(ピーク値)は、体調が異常なときのPSDの周波数データABの最大値に比べて、大きくなっている。この実施形態では、この最大値の差異に基づき、運転者の体調の良否が判定されている。
図1に戻って、学習値制御部354は、車両10のイグニションスイッチがオンにされてから予め定められた時間が経過するまでの間は、運転者の体調が正常であるとみなして、この間に得られたPSDの周波数データの最大値の平均値を学習値としてメモリ310に保存する。
体調判定部322は、PSDの周波数データの最大値と、メモリ310に保存されている学習値とを比較し、その比較結果に基づき、運転者の体調が異常であるか否かを判定する。具体的には、体調判定部322は、PSDの周波数データの最大値が学習値のK倍より小さければ、運転者の体調が異常であると判定する。係数Kは1未満の実数である。図5から分かるように、Kが0.2〜0.4程度であれば、運転者の体調が異常であるか否かを判定することができる。本実施形態では、例えばK=0.3に設定されている。体調判定部322は、運転者の体調が異常であると判定すると、運転者の体調が異常であることを警報制御部325に通知する。
体調判定部322は、車両10の動きの左右方向における加速度が予め定められた加速度閾値ACth以上のときにのみ、運転者の体調が異常であるか否かの判定を行う。この理由は、車両10の動きの左右方向における加速度が小さいときは、運転者が正常である場合と異常である場合とで、PSDの周波数データの最大値に有意差が生じないからである。この実施形態では例えば、ACth=0.1[G]に設定されている。
警報制御部325は、運転者の体調が異常であることが体調判定部322から通知されると、警報音発生器201を作動させるとともに、警報ランプ202を点滅させて、運転者に注意を促す。警報制御部325は、例えばブレーキを動作させて車両10を減速又は停止させたり、ステアリングホイールを制御して車両10を路肩に移動させたりして、運転者の運転を支援してもよい。
図6は、本実施の形態の運転者体調検知装置における車両の加速度取得手順の一例を概略的に示すフローチャートである。図6のフローは、予め定められた時間(例えば100msec)毎に実行される。ステップS300において、加速度制御部321は、加速度センサ102から出力される車両10の例えば直交3軸方向の加速度データから車両10の動きの左右方向における加速度を取得する。ステップS310において、加速度制御部321は、予め定められた時間分(本実施形態では、例えば10秒間)の、車両10の動きの左右方向における加速度の時間データをメモリ310に保存する。つまり、加速度制御部321は、新しい加速度のデータが得られると、最も古い加速度のデータをメモリ310から消去して、予め定められた時間分の加速度のデータがメモリ310に保存されるようにしている。その後、図6の処理は終了する。
図7は、本実施の形態の運転者体調検知装置におけるPSDの周波数データの算出手順の一例を概略的に示すフローチャートである。図7のフローは、予め定められた時間(例えば50msec)毎に実行される。図7のフローを50msec以下の周期で実行することにより、図5に示されるような、10Hz以下のPSDの周波数データを得ることができる。
ステップS1700において、圧力データ取得部351は、圧力データをシートセンサ103から取得する。ステップS1710において、重心位置演算部352は、運転者の左右方向における重心位置を算出する。重心位置演算部352は、予め定められた時間分の運転者の重心位置の時間データをメモリ310に保存する。
ステップS1720において、学習値制御部354は、車両10のイグニションスイッチがオンにされてから予め定められた時間が経過したか否かを判定する。
車両10のイグニションスイッチがオンにされてから予め定められた時間が経過していなければ(ステップS1720でNO)、処理はS1730に進む。一方、車両10のイグニションスイッチがオンにされてから予め定められた時間が経過していれば(ステップS1720でYES)、処理はステップS1760に進む。すなわち、ステップS1720でNOであれば、運転者の体調が正常であるとみなされて、処理はステップS1730に進んで、学習値を求める処理が行われる。一方、ステップS1720でYESであれば、処理はステップS1760に進んで、現在のPSDを算出する処理が行われる。
ステップS1730において、周波数解析部353は、メモリ310に保存されている運転者の重心位置の時間データから、PSDの周波数データを算出する。ステップS1740において、学習値制御部354は、メモリ310に保存されている車両10の左右方向における加速度を取得する。
ステップS1750において、学習値制御部354は、車両10の加速度に対応付けて、PSDの周波数データのうち最大値を学習値としてメモリ310に保存する。このとき、車両10の加速度ごとに、PSDの周波数データの最大値が保存される。すなわち、学習値制御部354は、車両10の同じ加速度に対応する新たなPSDが得られたとき、この新たなPSDの最大値が、保存されている学習値以下であれば、学習値をそのまま維持し、新たなPSDの最大値が、保存されている学習値より大きければ、学習値を新たなPSDの最大値で更新する。その後、図7の処理は終了する。
ステップS1760において、周波数解析部353は、メモリ310に保存されている運転者の重心位置の時間データから、PSDの周波数データを算出する。周波数解析部353は、算出したPSDの周波数データの最大値をメモリ310に保存する。その後、図7の処理は終了する。
図8は、本実施の形態の運転者体調検知装置において運転者の体調を判定する手順の一例を概略的に示すフローチャートである。図8のフローは、予め定められた時間(例えば100msec)毎に実行される。
ステップS1800において、体調判定部322は、メモリ310に保存されている車両10の左右方向における加速度の時間データのうち(本実施形態では、例えば10秒間のデータ)、最新の加速度CAnをメモリ310から取得する。ステップS1810において、体調判定部322は、取得した車両の左右方向における最新の加速度CAnの絶対値が、加速度閾値ACth以上であるか否かを判定する。車両の左右方向における最新の加速度CAnの絶対値が加速度閾値ACth未満であれば(ステップS1810でNO)、図8の処理は終了する。一方、車両の左右方向における最新の加速度CAnの絶対値が加速度閾値ACth以上であれば(ステップS1810でYES)、処理は、ステップS1820に進む。
上述のように、本実施形態では、例えばACth=0.1[G]である。また、例えば図3において、時刻t1は、車両の左右方向における加速度CAの絶対値が0.1[G]以上になった時刻である。時刻t2は、その後、車両の左右方向における加速度CAの絶対値が0.1[G]未満になった時刻である。時刻t3は、その後、車両の左右方向における加速度CAの絶対値が0.1[G]以上になった時刻である。時刻t4は、その後、車両の左右方向における加速度CAの絶対値が0.1[G]未満になった時刻である。
したがって、例えば図3において、最初から時刻t1までの間はステップS1810でNOとなり、図8の処理は終了する。その後は、時刻t1から時刻t2までの間、時刻t3から時刻t4までの間において、それぞれ、ステップS1810でYESとなり、処理はステップS1820に進む。
また、例えば図4において、時刻t11は、車両の左右方向における加速度CAの絶対値が0.1[G]以上になった時刻である。時刻t12は、その後、車両の左右方向における加速度CAの絶対値が0.1[G]未満になった時刻である。時刻t13は、その後、車両の左右方向における加速度CAの絶対値が0.1[G]以上になった時刻である。時刻t14は、その後、車両の左右方向における加速度CAの絶対値が0.1[G]未満になった時刻である。
したがって、例えば図4において、最初から時刻t11までの間はステップS1810でNOとなり、図8の処理は終了する。その後は、時刻t11から時刻t12までの間、時刻t13から時刻t14までの間において、それぞれ、ステップS1810でYESとなり、処理はステップS1820に進む。
図8に戻って、ステップS1820において、体調判定部322は、メモリ310に保存されているPSDの周波数データの最大値(ピーク値)をメモリ310から取得する。ステップS1830において、体調判定部322は、ステップ1800で取得した車両10の加速度に対応するPSDの学習値をメモリ310から取得する。
ステップS1840において、体調判定部322は、PSDの周波数データの最大値がPSDの学習値のK倍より小さいか否かを判別する。PSDの周波数データの最大値がPSDの学習値のK倍以上であれば(ステップS1840でNO)、図8の処理は終了する。PSDの周波数データの最大値がPSDの学習値のK倍より小さければ(ステップS1840でYES)、処理はステップS1850に進む。
ステップS1850において、体調判定部322は、運転者の体調が異常であると判定して、警報制御部325にその旨を通知する。ステップS1860において、警報制御部325は、警報音発生器201及び警報ランプ202を作動させて、運転者の体調が異常であることを運転者に報知して、図8の処理は終了する。
以上説明されたように、この実施形態では、周波数解析部353は、運転者の重心位置の時間データから、PSDの周波数データを算出する。体調判定部322は、PSDの周波数データの最大値が、学習値のK倍より小さければ、運転者の体調が異常であると判定する。運転者が体調不良になると、若干の意識低下から首又は上半身の筋力が低下してくるため、運転者の重心位置の時間データを周波数解析して得られたPSDの最大値が小さくなる。したがって、この実施形態によれば、運転者の体調の異常状態が進行する前の早い段階で、運転者の体調の異常を検出することができる。
また、この実施形態では、学習値制御部354は、車両10のイグニションスイッチがオンにされてから予め定められた時間が経過するまでの間は、運転者の体調が正常であるとみなして、この間に得られたPSDの周波数データの最大値の平均値を学習値としてメモリ310に保存する。このように、車両10のイグニションスイッチがオンにされる度に、学習値を求めているため、その運転者に適切な学習値を得ることができる。したがって、この実施形態によれば、運転者の体調の良否を正確に判定できる。
なお、上記実施形態では、PSDの周波数データを学習値と比較しているが、これに限られない。例えば、PSDの周波数データを予め定められた判定閾値と比較してもよい。
図9は、上記実施形態の運転者体調検知装置が搭載された車両の図1と異なる構成を概略的に示すブロック図である。図9のCPU320は、図1のCPU320が備える学習値制御部354を備えていない。図9の体調判定部322は、PSDの周波数データの最大値が、メモリ310に予め保存されている判定閾値TH(図10)より小さければ、運転者の体調が異常であると判定する。
図10は、判定閾値THの一例を概略的に示す図である。図10において、縦軸は判定閾値THを表し、横軸は車両の左右方向における加速度を表す。図10に示されるように、車両の加速度が増大すると、判定閾値THが増大するように予め定められている。判定閾値THは、メモリ310に予め保存されている。このような判定閾値THを用いることによって、運転者の体調が異常であるか否かを判定することができる。
なお、判定閾値THは、図10に示されるように、車両の加速度の増大とともに直線的に増大するのに限られない。例えば、車両の加速度増大するにしたがって、階段状に増大してもよく、指数関数的に増大してもよく、対数関数的に増大してもよい。メモリ310は、図10に示される判定閾値THを、ルックアップテーブルとして記憶してもよい。図5の例では、判定閾値は、1.5×10−3の近傍の固定値に設定されてもよい。
図11は、図9の構成において運転者の体調を判定する手順の一例を概略的に示すフローチャートである。図11のフローは、予め定められた時間(例えば100msec)毎に実行される。
図17のステップS1800,S1810,S1820は、図8のステップS1800,S1810,S1820と同じである。ステップS1820に続くステップS2000において、体調判定部322は、ステップ1800で取得した車両10の加速度に対応する判定閾値をメモリ310から取得する。
ステップS2010において、体調判定部322は、PSDの周波数データの最大値が判定閾値より小さいか否かを判別する。PSDの周波数データの最大値が判定閾値以上であれば(ステップS2010でNO)、図11の処理は終了する。PSDの周波数データの最大値が判定閾値より小さければ(ステップS2010でYES)、処理はステップS1850に進む。ステップS1850,S1860は、それぞれ、図8のステップS1850,S1860と同じである。
このように、PSDの周波数データを予め定められた判定閾値と比較しても、上記実施形態と同様に、運転者の体調の異常状態が進行する前の早い段階で、運転者の体調の異常を検出することができる。
102 加速度センサ
103 シートセンサ
310 メモリ
321 加速度制御部
322 体調判定部
351 圧力データ取得部
352 重心位置演算部
353 周波数解析部
354 学習値制御部

Claims (7)

  1. 車両を運転する運転者の体調を検知する運転者体調検知装置であって、
    前記車両の走行中の動きの変化を検出する車両検出部と、
    前記運転者の重心位置の変化を検出する運転者検出部と、
    前記走行中の動きの変化に対する前記重心位置の変化に基づき、前記運転者の体調が異常であるか否かの判定処理を実行する体調判定部と、
    を備え
    前記体調判定部は、前記走行中の動きの変化に対する前記重心位置の変化が基準値以下のときに、前記運転者の体調が異常であると判定する、
    転者体調検知装置。
  2. 車両を運転する運転者の体調を検知する運転者体調検知装置であって、
    前記車両の走行中の動きの変化を検出する車両検出部と、
    前記運転者の重心位置の変化を検出する運転者検出部と、
    前記走行中の動きの変化に対する前記重心位置の変化に基づき、前記運転者の体調が異常であるか否かの判定処理を実行する体調判定部と、
    前記重心位置の時間データに対して周波数解析を行って、パワースペクトル密度の周波数データを算出する周波数解析部と、
    を備え
    前記体調判定部は、前記パワースペクトル密度の周波数データの最大値が基準値以下のときに、前記運転者の体調が異常であると判定する、
    転者体調検知装置。
  3. 前記車両検出部は、前記車両の左右方向における前記走行中の動きの変化を検出し、
    前記運転者検出部は、前記左右方向における前記重心位置の変化を検出し、
    前記体調判定部は、前記左右方向における前記走行中の動きの変化に対する、前記左右方向における前記重心位置の変化に基づき、前記判定処理を実行する、
    請求項1又は2に記載の運転者体調検知装置。
  4. 前記運転者検出部は、前記車両の運転者用シートの座面部に設置され、前記運転者用シートに着座する前記運転者が前記座面部に加える圧力分布を検出する圧力センサを含む、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の運転者体調検知装置。
  5. 前記体調判定部は、前記走行中の動きの変化の大きさが予め定められた閾値以上のときのみ、前記判定処理を実行する、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の運転者体調検知装置。
  6. 前記車両検出部は、前記走行中の動きの変化として前記車両の加速度を検出する加速度センサを含む、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の運転者体調検知装置。
  7. 車両を運転する運転者の体調を検知する運転者体調検知装置における運転者体調検知方法であって、
    前記車両の走行中の動きの変化を検出する車両検出工程と、
    前記運転者の重心位置の変化を検出する運転者検出工程と、
    前記走行中の動きの変化に対する前記重心位置の変化に基づき、前記運転者の体調が異常であるか否かの判定処理を実行する体調判定工程と、
    を備え
    前記体調判定工程は、前記走行中の動きの変化に対する前記重心位置の変化が基準値以下のときに、前記運転者の体調が異常であると判定する、
    転者体調検知方法。
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