JP6322935B2 - 回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、板状のバスバーを備えた回路装置に関する。
基部にバスバーを固定した半導体モジュールとしては、特許文献1に記載の半導体モジュールが知られている。特許文献1に記載の半導体モジュールは、冷却器(基部)にはバスバーが固定されており、半導体素子は、バスバーに実装されている。
特開2012−28552号公報
ところで、回路装置においては、電流が流れるバスバーに加え、電流を流すことを目的としていない導体が設けられる場合がある。この場合、バスバーを流れる電流が、導体に流れないように、バスバーと導体との空間距離を長くすることが望まれている。
本発明の目的は、導体とバスバーとの空間距離を長くすることができる回路装置を提供することにある。
上記課題を解決する回路装置は、金属板と、前記金属板の一面に設けられる絶縁層と、前記絶縁層上に設けられる導体パターンと、を有する金属基板を備える回路装置であって、前記絶縁層及び前記導体パターン上には、板状のバスバーが設けられ、前記バスバーは、前記金属基板と対向する対向面と、前記対向面とは反対の面となる反対面と、を有し、前記対向面は、前記金属基板と接触する接触部と、前記接触部と前記反対面との間に位置する面の少なくとも一部に設けられるとともに前記金属基板から離間した離間部を有することを要旨とする。
これによれば、絶縁層を介さずに金属板からバスバーに至るまでの最短距離である空間距離が、離間部を設けない場合に比べて長くなる。なお、金属板は、放熱性を向上させるために設けられており、電流を流すことを目的としない導体である。したがって、導体とバスバーとの離間距離を長くすることができる。なお、バスバーが絶縁層及び導体パターン上に設けられているとは、バスバーが絶縁層及び導体パターンに接触している場合だけでなく、空間を空けて絶縁層及び導体パターン上に設けられているものや介在物を介して絶縁層及び導体パターン上に設けられているものも含む。
上記回路装置について、前記バスバーは、当該バスバーを前記金属基板に固定するための固定部材が挿通される挿通孔を有し、前記挿通孔の内周に前記離間部を有することが好ましい。
これによれば、挿入孔の開口面積は、対向面側の開口に比べて、反対面側の開口が小さくなる。このため、バスバーにおける固定部材の荷重を受ける受圧面積が少なくなることを抑制できる。金属板から挿通孔までの空間距離を長くするために、挿入孔全体の直径を大きくすると、反対面側の開口面積も大きくなり、受圧面積が小さくなる。バスバーの受圧面積が小さくなることを抑制することで、バスバーの一部に荷重が集中することを抑制することができる。
上記回路装置について、前記固定部材は、金属製であり、樹脂製のカラーを介して前記挿通孔に挿通されていることが好ましい。
これによれば、挿入孔の開口面積は、対向面側の開口に比べて、反対面側の開口が小さいため、カラーとバスバーとの接触面積が小さくなりにくい。このため、カラーの一部に荷重が集中することが抑制され、カラーが変形したり、破損することが抑制される。
上記回路装置について、前記固定部材は、樹脂製であることが好ましい。
これによれば、固定部材と、バスバーとの絶縁性を確保する必要がなく、カラーが不要になる。
上記課題を解決する回路装置は、絶縁基板と、前記絶縁基板上に設けられるとともに、挿通孔を有するバスバーと、前記絶縁基板上に前記バスバーを固定する金属製の固定部材と、前記固定部材が挿入される樹脂性のカラーと、を備え、前記カラーを介して前記挿通孔に前記固定部材が挿通された回路装置であって、前記バスバーは、前記絶縁基板と対向する対向面と、前記対向面とは反対の面となる反対面と、を有し、前記対向面は、前記絶縁基板と接触する接触部と、前記接触部と前記反対面との間に位置する面の少なくとも一部に設けられるとともに前記絶縁基板から離間した離間部を有し、前記離間部は、前記挿通孔の内周に設けられることを要旨とする。
これによれば、固定部材からバスバーまでの空間距離を長くすることができる。なお、固定部材は、バスバーを回路装置に固定するために設けられており、電流を流すことを目的としない導体である。
上記回路装置について、前記カラーは、前記挿通孔に挿入されている挿入部を備え、前記挿入部の外面と前記挿通孔の内面との間に隙間を有することが好ましい。
本発明によれば、導体とバスバーとの空間距離を長くすることができる。
実施形態における電池モジュールを示す斜視図。 実施形態における電池モジュールを示す図1の2−2線断面図。 実施形態における回路装置を示す平面図。 実施形態における回路装置を示す図3の4−4線断面図。 比較例の回路装置を示す断面図。 回路装置の変形例を示す断面図。 回路装置の変形例を示す断面図。 回路装置の変形例を示す断面図。
以下、回路装置の一実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、電池モジュール10は、電池ホルダ11に保持された電池セル12(例えば、リチウムイオン二次電池や、ニッケル水素蓄電池)が、複数並設されている。電池セル12間には、伝熱プレート13が設けられている。電池モジュール10における並設方向両端には、エンドプレート14が設けられている。
電池ホルダ11は、載置板15を保持している。載置板15は、電池セル12の端子が設けられた面と対向して配置されている。載置板15上には、金属基板41が設けられている。金属基板41には、複数の電子部品22が実装されている。電子部品22は、例えば、FET(電解効果トランジスタ)などの半導体素子である。
図3に示すように、金属基板41には、電子部品22と接続されるバスバー51が二つ設けられている。一方のバスバー51は、一端が接続用ボルト21によって電池セル12と電気的に接続されるとともに他端が導体パターン47を介して電子部品22に接続されている。他方のバスバー51は、一端が電池モジュール10の制御を行う図示しない制御装置に接続されるとともに他端が導体パターン47を介して電子部品22に接続されている。各バスバー51は、固定部材としてのボルト23によって金属基板41に固定されている。各バスバー51は、ボルト23によって2箇所が固定されている。それぞれの箇所で、ボルト23の固定構造は同一である。本実施形態では、金属基板41と、複数の電子部品22と、各バスバー51によって回路装置が構成されている。本実施形態の回路装置は、電池モジュール10を制御する制御装置である。
図4に示すように、載置板15は、載置板15の厚み方向に貫通する載置板貫通孔31を有している。載置板貫通孔31は、内周面に、雌ねじが切ってある。
金属基板41は、金属板42の一面に絶縁層43を有している。金属板42は、金属基板41の放熱性を向上させるための部材であり、電流を流すことを目的としない導体である。金属板42における絶縁層43が設けられた絶縁面44とは反対側の面45は、載置板15に接合されている。金属板42は、金属板42の厚み方向に貫通する金属板貫通孔46を有している。金属板42は、金属板貫通孔46が、載置板貫通孔31と連通するように配置されている。絶縁層43上には、所望の形状にパターニングされた導体パターン47が接合されている。本実施形態では、金属板42、絶縁層43及び導体パターン47によって金属基板41が構成されている。絶縁層43及び導体パターン47上には、平板状のバスバー51が接合されている。バスバー51と電子部品22は、この導体パターン47によって電気的に接続されている。なお、絶縁層43及び導体パターン47は、実際には僅かな厚みであるが、説明の便宜上、図4では誇大して表現している。
バスバー51は、厚み方向に貫通する挿通孔52を有している。バスバー51は、挿通孔52と、金属板貫通孔46及び載置板貫通孔31とが連通するように配置されている。バスバー51は、金属基板41と対向する対向面53に、金属基板41と接触する接触部54と、金属基板41から離間した離間部55を有している。
離間部55は、接触部54と、接触部54とは反対側の面となる反対面57との間に位置する面に設けられており、本実施形態では、接触部54と反対面57との間に位置する挿通孔52の内周面に離間部55が設けられている。
詳述すると、挿通孔52の内周面は、接触部54側の面が接触部54に向かうにつれて孔径が大きくなるように傾斜している。この傾斜した面は、金属基板41と対向しており、離間部55に相当する。
挿通孔52の開口面積は、接触部54側の開口に比べて、反対面57側の開口のほうが小さくなっている。すなわち、挿通孔52は、接触部54側に比べて反対面57側の挿通孔52の直径を小さくする縮径部を有していると捉えることもできる。なお、以降、挿通孔52の内周面のうち、離間部55とは異なる部分を縮径面56とする。バスバー51においては、接触部54の面積よりも反対面57の面積のほうが大きくなっている。
挿通孔52には、カラー61を介してボルト23が挿通されている。カラー61は、絶縁性の樹脂からなり、挿通孔52に挿入される円筒状の挿入部62と、挿入部62の外周から円形状に拡がる台座63とを有している。台座63の周縁からは、円筒状の立設部64が立設している。挿入部62の外径は、挿通孔52における縮径面56が設けられた部分の直径よりも若干小さい。挿入部62は、挿通孔52に挿入されるとともに、台座63は、バスバー51における反対面57と接触している。
ボルト23は、カラー61を介して挿通孔52に挿通されるとともに、載置板15に設けられた載置板貫通孔31に螺合されている。ボルト23の頭部24は、ワッシャ25を介して台座63と接触しており、ボルト23の締結力によって加わる荷重は、ボルト23の頭部24からワッシャ25を介してカラー61に加わっている。
次に、本実施形態の回路装置の作用について説明する。
電池セル12が充放電を行うと、バスバー51に電流が流れる。この際、バスバー51に流れる電流が金属板42に流れないように金属板42とバスバー51との空間距離(絶縁距離)を確保する必要がある。空間距離とは、絶縁層43を介さずに、金属板42からバスバー51に至る最短距離のことであり、本実施形態では、金属板42における絶縁面44と、金属板貫通孔46の内周面とが交わる角部48から、バスバー51の離間部55までの最短距離d1である。以下、比較例の回路装置100について説明する。なお、以下の説明において、実施形態の回路装置と異なる部分のみ説明し、同一部分については同一符号を付して説明を割愛する。
図5に示すように、比較例の回路装置100は、バスバー51の対向面53に離間部55を有さず、対向面53の全面が接触部54となっている。すなわち、バスバー51の挿通孔104は、全体に亘って同一の直径となっている。
金属基板41においては、金属板42の絶縁面44は、絶縁層43で覆われていることから、絶縁面44と、絶縁面44と金属板貫通孔46の内周面とが交わる角部48から、バスバー51における対向面53と、挿通孔104の内周面とが交わる角部102までの最短距離d2が空間距離となる。離間部55は、金属基板41における絶縁面44と、金属板貫通孔46の内周面とが交わる角部48に最も近いバスバー51の角部に設けられることになる。
また、図5に破線で示すように、金属板42からバスバー51までの空間距離を長くするために、バスバー51に設けられる挿通孔52の直径を大きくすることで、空間距離を大きくすることも考えられる。しかしながら、この場合、挿通孔52の直径を大きくした分だけ、カラー61と、バスバー51の反対面57との接触面積(バスバー51の受圧面積)が小さくなる。接触面積が小さくなると、カラー61の一部にボルト23からの荷重が集中し、カラー61の変形や、破損を招くおそれがある。
本実施形態では、バスバー51とカラー61の接触面積を小さくすることなく、バスバー51と金属板42との間の空間距離を長くしている。
ところで、挿通孔52をドリル等で形成する場合、挿通孔52の周縁を滑らかにするために挿通孔52の周縁を面取りする場合がある。この場合、バスバー51の挿通孔52の周縁に傾斜面が設けられる。本実施形態では、この傾斜面を離間部として機能させるべく傾斜面が金属基板41と対向するようにバスバー51を配置する。また、挿通孔52における接触部54側及び反対面57側の両方の周縁が面取りされて、接触部54側及び反対面57側の両方に傾斜面が形成される場合は、接触部54側の傾斜面の傾斜が反対面57側の傾斜よりも緩やかになるようにする。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)バスバー51に金属基板41から離間する離間部55を設けている。このため、バスバー51と金属板42との空間距離を長くすることができる。
(2)バスバー51の挿通孔52の内周面の一部を離間部55としている。空間距離を長くするために、挿通孔52の直径を大きくすると、カラー61とバスバー51との接触面積が小さくなり、バスバー51の一部にボルト23からの荷重が集中する。バスバー51の一部に荷重が集中すると、バスバー51の変形などを招く。本実施形態では、挿通孔52の接触部54側のみ直径を大きくすることで、バスバー51の一部に荷重が集中することを抑制して、バスバー51が変形することを抑制することができる。
(3)挿通孔52の接触部54側のみ直径を大きくすることで、カラー61の一部に荷重が集中することを抑制しつつ、空間距離を長くすることができる。このため、カラー61の変形や破損を抑制することができる。
(4)金属板42に絶縁層43を設けた金属基板41ではなく、絶縁基板を用いれば、金属板42とバスバー51との空間距離を確保する必要はないが、金属基板41は、絶縁基板に比べて放熱性が高い。このため、金属基板41を用いることで、電子部品22が発した熱を効率良く放熱することができる。
なお、実施形態は、以下のように変更してもよい。
○ 図6に示すように、金属基板41に代えて、絶縁性の材料からなる絶縁基板71を用いてもよい。バスバー51における対向面72は、絶縁基板71と対向している。対向面72は、絶縁基板71と接触する接触部73と、絶縁基板71から離間する離間部74を有している。この場合、金属板42が設けられないため、金属板42とバスバー51の空間距離を長くする必要はない。一方、金属製のボルト23は、電流を流すことを目的としない導体であるため、金属製のボルト23から絶縁体(カラー61)を介さずにバスバー51に至る空間距離を長くする必要がある。この場合であっても、実施形態と同様に、離間部74を設けると、ボルト23からカラー61を介さずにバスバー51に至る最短距離d3が、離間部74を設けない場合に比べて長くなる。
○ 図7に示すように、離間部55は、バスバー51の側面59に設けられていてもよい。側面59は、対向面53と反対面57との間に位置する面である。この場合、バスバー51は、半田や、銀ペーストなど、導電性の接合材によって金属基板41に接合されてもよい。また、この場合、側面59が接触部54と反対面57を繋ぐ面となる。
○ 図8に示すように、離間部55は、傾斜していなくてもよい。挿通孔52は、第1の挿通孔81と、第1の挿通孔81よりも直径の大きい第2の挿通孔82を連設して構成されている。第1の挿通孔81は、反対面57側に設けられ、第2の挿通孔82は、対向面53側に設けられている。第1の挿通孔81の内周面と第2の挿通孔82の内周面を繋ぐ離間部55は、対向面53と反対面57の間の面に設けられており、金属基板41と対向している。この場合、角部48から第2の挿通孔82の内周面までの最短距離d4が空間距離となる。
○ ボルト23は、樹脂製であってもよい。ボルト23が樹脂製の場合には、ボルト23には電流が流れないため、カラー61を設けることなく、ボルト23を直接バスバー51の挿通孔52に挿通することができる。したがって、ボルト23の締結力は、ボルト23の頭部24から直接バスバー51に加わる。
○ ボルト23に代えて、固定部材として載置板貫通孔31などの縁にかしめられるかしめ部材によってバスバー51を金属基板41に固定してもよい。
○ 回路装置は、電池モジュール10の制御を行う制御装置に限られない。例えば、DCDCコンバータを構成する回路装置であってもよい。
○ 金属基板41と対向しない縮径面56は、設けられていなくてもよい。すなわち、挿通孔52の内周面全体を離間部55としてもよい。
○ 金属基板41は、導体パターン47を有していなくてもよく、バスバー51や、導線などで、バスバー51と電子部品22が接続されていてもよい。
○ 金属板貫通孔46の内周に雌ねじを設けて、金属板貫通孔46にボルト23が螺合されるようにしてもよい。また、金属板貫通孔46を挿通したボルト23が螺合されるナットを設けて、このナットにボルト23を螺合することで、ボルト23を締結してもよい。
○ 接触部54は、金属基板41と直接接触していなくてもよく、接触部54と金属基板41との間に導電性の介在物が設けられていてもよい。
○ バスバー51は、空間を空けて絶縁層43及び導体パターン47上に設けられていても、介在物を介して絶縁層43及び導体パターン47上に設けられていてもよい。すなわち、バスバー51が絶縁層43及び導体パターン47上に設けられているとは、バスバー51が絶縁層43及び導体パターン47に接触している場合に限らない。
○ 回路装置は、金属基板41とバスバー51とから構成されていてもよい。すなわち、電子部品22が実装されていなくてもよい。
23…ボルト、41…金属基板、42…金属板、43…絶縁層、44…絶縁面、51…バスバー、52…挿通孔、53…対向面、54…接触部、55…離間部、57…反対面、61…カラー。

Claims (7)

  1. 金属板と、
    前記金属板の一面に設けられる絶縁層と、を有する金属基板を備える回路装置であって、
    前記絶縁層上には、板状のバスバーが設けられ、
    前記バスバーは、前記金属基板と対向する対向面と、前記対向面とは反対の面となる反対面と、を有し、
    前記対向面は、前記金属基板と接触する接触部と、前記接触部と前記反対面との間に位置する面の少なくとも一部に設けられるとともに前記金属基板から離間した離間部を有し、
    前記離間部と前記金属基板との間には隙間が形成されていることを特徴とする回路装置。
  2. 前記バスバーと前記金属板との間には、前記バスバーに流れる電流が前記金属板に流れないようにするための空間距離が確保されており、
    前記空間距離は、前記バスバーから前記絶縁層を介さずに前記金属板に至る最短距離であり、当該最短距離の経路は、前記隙間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回路装置。
  3. 前記バスバーは、当該バスバーを前記金属基板に固定するための固定部材が挿通される挿通孔を有し、
    前記挿通孔の内周に前記離間部を有し、
    前記金属板は、当該金属板の厚み方向に貫通し、前記固定部材が挿通される金属板貫通孔を有し、
    前記金属板貫通孔の内径は、前記挿通孔の内径よりも小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回路装置。
  4. 前記固定部材は、金属製であり、樹脂製のカラーを介して前記挿通孔に挿通されており、
    前記カラーは、前記挿通孔に挿入されている挿入部を備え、
    前記挿入部の外面と前記挿通孔の内面との間に隙間を有することを特徴とする請求項に記載の回路装置。
  5. 前記固定部材は、樹脂製であることを特徴とする請求項に記載の回路装置。
  6. 金属板と、
    前記金属板の一面に設けられる絶縁層と、
    前記絶縁層上に設けられる導体パターンと、を有する金属基板を備える回路装置であって、
    前記絶縁層及び前記導体パターン上には、板状のバスバーが設けられ、
    前記バスバーは、前記金属基板と対向する対向面と、前記対向面とは反対の面となる反対面と、を有し、
    前記対向面は、前記金属基板と接触する接触部と、前記接触部と前記反対面との間に位置する面の少なくとも一部に設けられるとともに前記金属基板から離間した離間部を有し、
    前記バスバーは、当該バスバーを前記金属基板に固定するための樹脂製の固定部材が挿通される挿通孔を有し、
    前記挿通孔の内周に前記離間部を有することを特徴とする回路装置。
  7. 絶縁基板と、
    前記絶縁基板上に設けられるとともに、挿通孔を有するバスバーと、
    前記絶縁基板上に前記バスバーを固定する金属製の固定部材と、
    前記固定部材が挿入される樹脂性のカラーと、を備え、前記カラーを介して前記挿通孔に前記固定部材が挿通された回路装置であって、
    前記バスバーは、前記絶縁基板と対向する対向面と、前記対向面とは反対の面となる反対面と、を有し、
    前記対向面は、前記絶縁基板と接触する接触部と、前記接触部と前記反対面との間に位置する面の少なくとも一部に設けられるとともに前記絶縁基板から離間した離間部を有し、
    前記離間部は、前記挿通孔の内周に設けられ
    前記カラーは、前記挿通孔に挿入されている挿入部を備え、
    前記挿入部の外面と前記挿通孔の内面との間に隙間を有することを特徴とする回路装置。
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