JP6320070B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置においては、プロセスカートリッジ方式が広く採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザ自身で行うことができるため、格段に操作性を向上させることができる。プロセスカートリッジは、大別すると2つのユニットに分けられて構成される。一つは感光体ドラムと、感光体ドラムをクリーニングするクリーニング手段とを有する感光体ユニットである。もう一つは現像剤担持体としての現像ローラを有し、現像剤としてのトナーを内包する現像ユニットである。これらの2つのユニットを結合させ一体化したプロセスカートリッジが知られている(特許文献1)。
特開2001−5289号公報
図9に特許文献1に記載の従来例のプロセスカートリッジを示す。従来例のプロセスカートリッジの構成では、感光体ドラム10に対する現像ローラ20の押圧力が現像ユニット内のトナーの重量の影響を受ける。すなわち、現像剤ユニット内のトナー量により、現像ローラ20の感光体ドラム10に対する押圧力が変化する。そこで、画像形成に伴ってトナーが消費され、現像ユニット内のトナー量が変化した場合、その変化量が押圧力に及ぼす影響を低減する提案がなされている。その概要は、現像ユニットにトナー残量検知手段を設けて、トナー残量に基づいて、付勢手段25による付勢力を調整することで、感光体ドラム10に対する現像ローラ20の押圧力を一定にするものがある。この付勢力の調整には電磁石を用いており、電磁石に流す電流を変化させて付勢力を一定に保っている。よって少なくとも画像形成中は常に電気を流し続けている必要があり、電力を消費し続けることとなる。また、トナーの大容量化に伴ってトナー重量が増大した場合、大きな力を発生する電磁石が必要となって装置の大型化や、さらなる電力消費量増加も懸念される。トナーの大容量化のために、トナーを収容するトナーユニット(現像剤ユニット)を現像ユニットに接続する構成が採用されているものもある。このような構成においては、トナーユニットの重量が、感光体ドラム10に対する現像ローラ20の押圧力に影響してしまう。
上記課題に鑑みて、本発明の目的は、画像形成時に現像ユニットが現像剤ユニットから受ける重量の影響を低減することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、
現像剤を収容する現像剤ユニットと、
前記現像剤ユニットから移動する前記現像剤を担持する現像剤担持体を有する現像ユニットと
画像形成時に前記現像剤ユニットと前記現像ユニットとを離間させる離間機構と、を有し、
前記現像ユニットと前記現像剤ユニットとは互いに係合されており、
装置本体に装着された際に、係合が解除されて、前記現像剤ユニットが前記現像ユニットから離間可能な状態になることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成時に現像ユニットが現像剤ユニットから受ける重量の影響を低減することができる。
実施例1に係る画像形成装置の全体構成を示す概略断面図 トナーユニットが現像ユニットから離間した状態を示す図 トナーユニットが現像ユニットに接続した状態を示す図 実施例1に係るプロセスカートリッジの構成を示す概略断面図 本実施例の現像ユニットを感光体ドラム側から見た斜視図 実施例2に係るプロセスカートリッジ及びトナーカートリッジを示す図 実施例2において、トナーカートリッジが離間した状態を示す図 実施例2において、トナーカートリッジが接続した状態を示す図 従来例のプロセスカートリッジの構成を示す概略断面図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
<画像形成装置>
図1を参照して、実施例1に係る画像形成装置の全体構成を説明する。図1は、実施例1に係る画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。図1に示すように、実施例1に係る画像形成装置の装置本体Aは、プロセスカートリッジBを着脱可能に備えている。
まず、画像形成装置全体の概略構成を記録媒体としてのシートPの流れに沿って説明する。図1において、装置本体Aは、潜像データをスキャナ部1により、感光体ドラム10に潜像を形成する。そして、潜像を現像することにより、感光体ドラム10に現像剤像としてのトナー像を形成する。装置本体Aは多数枚のシートPを収納可能な給紙カセット2を備えており、給紙ローラ3によりシートPが1枚ずつ給紙される。そのシートPはレジストローラ4に搬送される。レジストローラ4により搬送されてきたシートPは、転写ローラ5によって感光体ドラム10からトナー像が転写される。さらに、シートPが定着部6に搬送されて、定着ローラ7によってトナー像が定着される。画像を定着された後のシートPは、排出ローラ8により、装置本体Aの上面に設けられる排紙部9に排出される。
<プロセスカートリッジ>
次に、図4を参照して、実施例1に係る画像形成装置の装置本体Aに着脱可能に設けられるプロセスカートリッジBの構成について説明する。図4は、実施例1に係るプロセスカートリッジの構成を示す概略断面図である。図4に示すように、実施例1に係るプロセスカートリッジBは、像担持体ユニットとしての感光体ユニット19、現像ユニット29、現像剤ユニットとしてのトナーユニット39の3つのユニットで構成されている。
感光体ユニット19は、回転可能に設けられる像担持体としての感光体ドラム10、クリーニングブレード12、帯電ローラ13、及びそれらが組み込まれたドラム枠体11を有している。現像ユニット29は、現像剤担持体としての現像ローラ20、現像ブレード21、トナー搬送ユニット23、及びそれらを組み込んだ現像枠体22を有している。トナーユニット39は、現像剤としてのトナーを収容している。なお、現像ユニット29内
部に充填されるトナーをトナーT1とし、トナーユニット39内部に充填されるトナーをトナーT2とする。
<画像形成のプロセス>
図4を参照して、実施例1における画像形成プロセスの概略について説明する。まず、現像ユニット29内(現像ユニット内)において、トナーT1をトナー搬送ユニット23の回転によって現像ローラ20へ搬送する。そして、マグネットローラ(固定磁石)を内蔵した現像ローラ20を回転させるとともに、現像ブレード21によって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ20の表面に形成する。そして、そのトナーT1を潜像に応じて、現像ローラ20に直接又は間接的に当接(圧接)して設けられる感光体ドラム10へ転移させることによってトナー像を形成して可視像化する。
なお、現像ブレード21は、現像ローラ20の周面のトナー量を規定すると共に摩擦帯電電荷を付与するものである。また、現像枠体22内にはトナーの量を検知するトナー量検知手段(不図示)が設けられている。検知方法としては、トナーの量に応じた静電容量の変化を測定する方式や、光センサを用いてトナーの剤面高さを検知するものなど、適宜用いればよい。
そして、転写ローラ5によってトナー像を記録媒体Pに転写した後の感光体ドラム10は、クリーニングブレード12によって感光体ドラム10上に残留したトナーが除去された後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニングブレード12は、そのエッジ部をカウンターの向きで感光体ドラム10に当接するように設けられた弾性ブレード12aによって感光体ドラム10上の残留トナーを掻き落として廃トナー収容部14へ集める。このようにして画像形成を続けていくと、現像ユニット29内のトナーT1が消費されて次第になくなっていく。現像ユニット29内に残留するトナーT1を検知手段としてのトナー量検知手段によって検知し、その検知結果(残量)に応じてトナーユニット39からトナーT2が現像ユニット29へ補給される。補給の動作の詳細は追って説明する。
<トナーユニット>
図4を参照して、実施例1のトナーユニット39の構成について説明する。図4に示すように、実施例1のトナーユニット39は、円筒状のインナー容器37とアウター容器38の2つの容器で構成されている。インナー容器37は、トナーT2を収容するトナー収容部37a、トナーT2を送出する送出口37bを有している。アウター容器38は、送出口38b、現像ユニット29と接続する接続部38a、装置本体Aの受け部41と係合する係合部34を有している。これら2つの容器は同軸上で相対的に回転させることができ、送出口37b、38bの位相が一致することでトナーT2を排出することが可能となる。
<トナーユニット分離の構成>
図1、図4を参照して、現像ユニット29からトナーユニット39を分離する構成について説明する。トナーユニット39と現像ユニット29は通常係合されており、その係合は不図示のロック手段によってロックされているのでユーザーが係合解除することはできない。ユーザーはトナーユニット39、現像ユニット29、感光体ユニット19の3つが一体的に合体したプロセスカートリッジBの状態でのみ取り扱える。
そして、使用時にプロセスカートリッジBを交換する為の装置本体Aにあるドア49を開けて、プロセスカートリッジBを装置本体A内に挿入し、ドア49を閉じたときに装置本体Aに設けられた不図示のロック解除機構によって係合ロックが解除される。したがって、トナーユニット39と現像ユニット29は装置本体A内に装着されドア49が閉まっている場合に、係合が解除され、離間できる状態になる。
装置本体A内に装着された状態では、トナーユニット39の係合部34は、装置本体Aの被係合部としての受け部41に係合している。実施例1においては、係合部34と受け部41が本発明の離間機構に対応する構成である。係合部34はトナーユニット39の長手両端部に1つずつ設けられている。装置本体Aの受け部41は回転軸部43を中心に回転移動可能であり、その回転動作は駆動源としての駆動モーターあるいはアクチュエーターなどにより、受け部41自身を矢印JまたはGの方向へ回転させることで行う。ドアを閉じた状態では係合ロックが解除されているので、受け部41の回転動作によって、トナーユニット39が現像ユニット29に対して離間可能な構成となっている。
<現像ローラの付勢の構成>
次に、図4、図5を参照して、感光体ドラム10に対して現像ローラ20を付勢手段としての圧縮コイルバネ25により付勢する構成について説明する。図5は、本実施例の現像ユニットを感光体ドラム側から見た斜視図である。
現像ユニット29の現像枠体22は、ドラム枠体11へ向かって突出したアーム部22q1、22q2を長手方向の両端部にそれぞれ備える。これらのアーム部22qの先端に設けた長手方向に軸芯を持つ結合穴22p1、22p2とドラム枠体11に設けた不図示の結合穴に嵌入するピン部材とにより、ドラム枠体11とアーム部22qは回動可能に結合することができる。そして、現像枠体22のアーム部22qの近傍とドラム枠体11との間に圧縮コイルバネ25が縮設されている。また、現像ローラ20と感光体ドラム10との間の間隔保持を行うスペーサ20mを現像ローラ20の両端部に配置してある。この構成により現像枠体22は、現像ローラ20を感光体ドラム10に対し平行に対向させることができる。また、圧縮コイルバネ25の反発力によって現像枠体22に付勢力がかかり、スペーサ20mと感光体ドラム10が圧接し、現像ローラ20と感光体ドラム10が所定の間隔をもって保持される。なお、圧縮コイルバネ25の反発力による付勢力は、現像枠体22、現像ローラ20の軸受け部20g1、20g2、現像ローラ20、スペーサ20mを通じて、感光体ドラム10へ作用する。
<従来構成>
図9に示すように、従来の現像ユニット構成においては、現像ローラ20を備える現像手段部とトナーを収容するトナー収容部が常に一体化している。このような構成においては、現像ローラ20が感光体ドラム10を押し付ける力について、圧縮コイルバネ25の反発力による付勢力に加えて、部品の重量及びトナーTの重量がかかる。そして、トナーの重量の大きい使用初期において、現像ローラ20が感光体ドラム10を押し付ける力が最も大きくなる。現像ローラ20が感光体ドラム10を押し付ける力は、現像ローラ20における回転摺動部である軸受け部20gでの摩擦、及びスペーサ20mと感光体ドラム10との摩擦に影響し、押し付ける力が大きいとその摩擦力も大きくなる。摩擦力が大きいと現像ローラ20を回転させるための回転トルクが上昇し、画像形成時において、装置本体Aに設けられたカートリッジ駆動モーター(不図示)の消費電力が上昇してしまう。
<トナーユニットの接離>
次に、図1〜図3を参照して、本実施例の特徴部である、トナーユニットを離間する離間機構、及び接離動作についてについて説明する。図2は、トナーユニットが現像ユニットから離間した状態を示す画像形成装置の概略断面図である。図3は、トナーユニットが現像ユニットに接続した状態を示す画像形成装置の概略断面図である。
まず、第一段階では、図1に示すように、プロセスカートリッジBは画像形成を行う所定の位置へ装着される。そして、装置本体Aのドア49を閉じると前述のように現像ユニット29とトナーユニット39の係合ロックが解除された状態となる。
第二段階において、画像形成のジョブが指令されると、まず、図2に示すように装置本体Aの被係合部としての受け部41が、矢印Jの向きに回動し、所定の回転位相にある状態においてトナーユニット39の係合部34を移動させる。それにより、トナーユニット39が現像ユニット29から離間する。そして、これらの2つのユニットが分離した状態で画像形成が行われる。なお、このとき現像ユニット29内に収納されたトナーT1のみが消費される。
そして、画像形成が終わった第三段階では、受け部41が矢印Gの向きに回動し、トナーユニット39が現像ユニット29と接続される。つまり、プロセスカートリッジBの各ユニット配置は第一段階の状態に戻る。もし、ここでドア49を開けても、トナーユニット39と現像ユニット29の係合が再びロックされるので、ユーザーはプロセスカートリッジBを一体で装置本体からの取り出しや、再装着を行うことができる。
このように画像形成時においては、第二段階と第三段階の動作が繰り返される。さらに、画像形成を続けていき、現像枠体22内のトナーT1が消費されてゆく。現像枠体22内のトナー量は検知手段としてのトナー量検知手段によって逐次検知されており、残りのトナー量が所定量を下回ると、トナーユニット39から現像ユニット29へのトナー供給動作を行う。
図1に示す画像形成の行われていない第一段階の状態、つまりトナーユニット39と現像ユニット29が接続された状態から、図3のようにトナーユニット39のインナー容器37を回転させる。そして、送出口37b、38bの位相が一致する位置へ合わせることでトナーT2が現像ユニット29内へ供給される。その後、画像形成を続けて現像枠体22内のトナーが再び減少し、トナー残量検知手段によってトナー量が所定量を下回ったことが2回検知されると、プロセスカートリッジBの交換をユーザーに知らせる。そして、再び第一段階から画像形成を行う。
以上説明したように、実施例1においては、画像形成時に、トナーユニット39が現像ユニット29から離間することによって、内包するトナーも含めたトナーユニット39の重量が、現像ユニット29に加重されなくなる。これによりトナー収容部が現像ユニット29と一体で画像形成を行う従来例のように、現像ユニット29に付勢される付勢力にトナーユニット39の重量が加わらないので、現像ローラ20が感光体ドラム10を押す力を低減することができる。その結果、現像ローラ20まわりの軸受け部20gの摩擦力が下がり、画像形成時の現像ローラ20の駆動トルクを減少させ、駆動モーターの消費電力を抑えることが可能となる。なお、本実施例において、画像形成時とは、駆動モーター等の駆動源が駆動している時であって、現像ローラ20が回転駆動している時である。
なお、実施例1においては、付勢手段として圧縮コイルバネ25を圧縮させて付勢力を発生されていたが、これに限るものではない。例えば、現像ローラ20の軸端部と感光体ドラム10の軸端部に付勢手段として引っ張りコイルバネを設けて、現像ローラ20を感光体ドラム10に押圧する構成でもよい。また、実施例1では現像ユニット29自身が感光体ユニット19に対して回動可能に支持されている例を示したがこれに限られるものではない。例えば、現像ユニット29が感光体ユニット19に対して、直線的にスライドできるよう支持され、現像ローラ20が感光体ドラム10に対して付勢されているものでもよい。つまり、現像ユニット29が、現像ローラ20が感光体ドラム10対して当接する当接位置と、離間する離間位置との間を移動可能な構成であればよい。このように、現像ローラ20が感光体ドラム10に対して押圧する付勢力にトナーの重量が影響する構成であれば適用できるものである。
(実施例2)
次に、図6〜図8を参照して、実施例2を説明する。図6は、実施例2に係るプロセスカートリッジ及びトナーカートリッジを示す図である。図7は、実施例2において、トナーカートリッジがプロセスカートリッジから離間した状態を示す図である。図8は、実施例2において、トナーカートリッジがプロセスカートリッジに接続した状態を示す図である。なお、画像形成プロセス、現像ローラ20を感光体ドラム10に付勢する構成については、実施例1と同様であるため説明を省略する。また、その他実施例1と共通の構成部分については同一の符号を用いてその説明を省略する。
実施例2に係るプロセスカートリッジBは、像担持体ユニットとしての感光体ユニット19と、現像ユニット29の2つのユニットで構成されている。感光体ユニット19は、回転可能に設けられる像担持体としての感光体ドラム10、クリーニングブレード12、帯電ローラ13、及びそれら各部材が組み込まれたドラム枠体11を有している。現像ユニット29は、回転可能に設けられる現像剤担持体としての現像ローラ20、現像ブレード21、トナー搬送ユニット23、及びそれらが組み込まれた現像枠体22を有している。
また、実施例2に係る現像剤カートリッジとしてのトナーカートリッジCは、現像剤ユニットとしてのトナーユニットを有している。トナーカートリッジCは、トナーTを収容するトナー収容容器31、収容したトナーTを送出する送出口32、トナーTの送出量を規定するトナー供給ローラ33を有している。送出口32が、プロセスカートリッジBの現像枠体22のトナー受入部22bに設けられた受入口27aに接続することによって、開閉シャッター28が開き、収納されたトナーTを現像枠体22のトナー受入部22bへ送ることが可能となる。但し、プロセスカートリッジBとトナーカートリッジCとの接続は、装置本体A内でのみ行われる。
<トナーカートリッジの接離動作>
以下に、実施例2における画像形成の一連の動作を、画像形成装置の装置本体Aに未使用のプロセスカートリッジB及びトナーカートリッジCを装着した段階から説明していく。実施例2に係る画像形成装置の装置本体Aは、図7に示すように、被係合部としての受け部41、作動カム50を有している。実施例2においては、装置本体Aに設けられる受け部41とトナーカートリッジCに設けられる係合部34が本発明の離間機構に対応する構成である。
まず、第一段階では、図7に示すようにプロセスカートリッジBは画像形成を行う所定の位置へ装着される。一方、トナーカートリッジCは画像形成装置の装置本体Aのトナーカートリッジ受け部41に装着される。このトナーカートリッジ受け部41の一方の端部は、トナーカートリッジCの係合部34と係合する固定部42を有し、その下方に設置された作動カム50の上に配置されている。また、トナーカートリッジ受け部41の他方の端部には、装置本体Aに軸支持される回転軸部43が設けられており、トナーカートリッジ受け部41は回転軸部43を中心に回動することができる。トナーカートリッジ受け部41の回動は不図示の駆動モーターあるいはアクチュエーターなどにより、作動カム50を回転させることで行い、その位置を制御することができる。
第一段階で各々のカートリッジの装着がなされた後、第二段階としてプロセスカートリッジBの現像枠体22内の検知手段としてのトナー量検知手段によって、現像枠体22内のトナー量を検知する。この検知結果に基づいて、トナー量が所定量を下回っていると次にトナー供給動作を行う。作動カム50が図7に示す状態から図中時計回りの反対方向に約90°回転することで、トナーカートリッジ受け部41が回動し、トナーカートリッジCがプロセスカートリッジBに係合される。その状態を図8に示す。
前述したように、この係合によってプロセスカートリッジBの開閉シャッターが28開き、トナーカートリッジCの送出口32と現像枠体22の受入部22bが接続されて、トナー供給路が形成される。そして、トナー供給ローラ33を不図示の駆動モーターにより適宜回転することでトナーTを、トナーカートリッジCからプロセスカートリッジBへ供給する。トナーTの供給量が所定値に達するようトナー供給ローラ33は回転を行い、その後停止する。
そして、第三段階では、トナー量検知手段によって所定のトナー量が供給されたことを確認したのち、再び作動カム50が約90°回転する。それにより、トナーカートリッジCをプロセスカートリッジBから離間させ、トナーカートリッジCの配置は図7に示す第一段階の状態に戻る。
実施例2においては、この図7に示す状態で画像形成を行う。そのため、画像形成時において、トナーカートリッジCがプロセスカートリッジBの現像ユニット29から離脱することによって、内包するトナーも含めたトナーカートリッジCの重量が、現像ユニット29に加重されなくなる。これによりトナー収容部が現像ユニット29と一体で画像形成を行う従来例のように、現像ユニット29に付勢される付勢力にトナーカートリッジCの重量が加わらないので、現像ローラ20が感光体ドラム10を押す力を低減することができる。その結果、現像ローラ20まわりの軸受け部20gの摩擦力が下がり、画像形成時の現像ローラ20の駆動トルクを減少させ、駆動モーターの消費電力を抑えることが可能となる。
実施例2においては、トナー供給ローラ33によって供給されるトナー量は、例えば、印字率100%のベタ画像が数十枚印字できる程度に設定し、現像枠体22内のトナー重量を最小限にする。そのため、トナー重量の付勢力に与える影響をより少なくすることができる。同時に、現像枠体22内でトナーが満載状態から空になるまでのトナー重量の変化量も少なくなるので、付勢力の変化も小さくなる。
さらに、画像形成を続けて現像枠体22内のトナーが減少した場合、第二段階と同様、トナーカートリッジCがプロセスカートリッジB(現像ユニット29)に係合して、適量のトナー補給がなされる。そして、再びトナーカートリッジCが離脱して画像形成を行う。これを繰り返し、トナー供給動作を行ってもトナー量が所定値に達しないと検知された場合、トナーカートリッジCのトナーがなくなったと判断し、トナーカートリッジCの交換をユーザーに報知する。このように画像形成動作の中で一連の接離動作が繰り返されるが、少なくとも画像形成時であって、プロセスカートリッジBが動作している間において、トナーカートリッジCがプロセスカートリッジBから分離していれば本発明の効果を得られるものである。
なお、本実施例においても実施例1と同様に、付勢手段に引っ張りコイルバネを設けて、現像ローラ20を感光体ドラム10に押圧する構成においても適用できる。また同様に、現像ユニット29が感光体ユニット19に対して、直線的にスライドできるよう支持され、感光体ドラム10へ付勢されているものでも適用できる。つまり、トナーの重量が現像ローラ20が感光体ドラム10を押圧するための付勢力に影響する構成であれば適用できるものである。
29…現像ユニット、34…係合部、39…トナーユニット(現像剤ユニット)、41…受け部(被係合部)

Claims (10)

  1. 現像剤を収容する現像剤ユニットと、
    前記現像剤ユニットから移動する前記現像剤を担持する現像剤担持体を有する現像ユニットと
    画像形成時に前記現像剤ユニットと前記現像ユニットとを離間させる離間機構と、を有し、
    前記現像ユニットと前記現像剤ユニットとは互いに係合されており、
    装置本体に装着された際に、係合が解除されて、前記現像剤ユニットが前記現像ユニットから離間可能な状態になることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記離間機構は、前記現像剤ユニットに設けられる係合部と、装置本体に設けられ、前記係合部に係合された状態で移動することにより前記現像剤ユニットと前記現像ユニットを離間させる被係合部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記被係合部は、装置本体に回転可能に設けられることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像ユニット内の現像剤の量を検知する検知手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記検知手段の検知結果に基づいて、前記現像剤ユニットに収容される現像剤を前記現像ユニットに移動させることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像剤担持体と当接する像担持体を備える像担持体ユニットを有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成時において、前記像担持体に当接した状態で前記現像剤担持体を回転駆動させる駆動源を有することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記現像ユニットは、前記現像剤担持体が前記像担持体に対して当接する当接位置と、離間する離間位置との間を移動可能に設けられていることを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  9. 前記現像剤ユニットと、前記現像ユニットと、前記像担持体ユニットとを有するプロセスカートリッジが前記装置本体に対して着脱可能に設けられることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記現像ユニットと前記像担持体ユニットを有するプロセスカートリッジと、現像剤ユニットを有する現像剤カートリッジと、が前記装置本体に対して着脱可能に設けられることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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