JP6318081B2 - 球体駆動モジュール及びそれを使用した自走台車 - Google Patents

球体駆動モジュール及びそれを使用した自走台車 Download PDF

Info

Publication number
JP6318081B2
JP6318081B2 JP2014248845A JP2014248845A JP6318081B2 JP 6318081 B2 JP6318081 B2 JP 6318081B2 JP 2014248845 A JP2014248845 A JP 2014248845A JP 2014248845 A JP2014248845 A JP 2014248845A JP 6318081 B2 JP6318081 B2 JP 6318081B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sphere
drive
spherical body
ball bearing
drive wheels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014248845A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015117011A (ja
Inventor
政男 森
政男 森
良美 竹本
良美 竹本
吉太郎 谷本
吉太郎 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
REIF CO., LTD.
Original Assignee
REIF CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by REIF CO., LTD. filed Critical REIF CO., LTD.
Priority to JP2014248845A priority Critical patent/JP6318081B2/ja
Publication of JP2015117011A publication Critical patent/JP2015117011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6318081B2 publication Critical patent/JP6318081B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Description

本発明は、台車フレームの底に装着して、台車フレームを移動させる際に使用する球体駆動モジュール及びそれを使用した自走台車に関する。
図10に示すように、搬送物を積載した搬送台車の台車フレームの底部に取付けられて、搬送台車を床面(走行面)100上で移動させる駆動装置101の駆動機構102として、球体103と、球体103に当接し球体103を中心で直交するX、Y軸に沿ってそれぞれ回転駆動する駆動ロータ104と、球体103の中心より下方、かつ床面100の上方にあって、駆動ロータ104を載置すると共に、球体103の下部を突出させて床面100に当接させる開口部105を備えた台座106と、側面視して略円弧状となって、基側が台座106に固定され、先側に回転可能に取付けたローラ107を、駆動ロータ104の球体103への当接部分の反対側となるそれぞれの部位に押圧する第1の支持部材108と、平面視して球体103の赤道より外側となる台座106上の領域に基側が固定され、先端が球体103の上方に位置するように斜め上方に向けて傾斜して、先端部に回転可能に設けたボール109を、球体103の頂部に押圧する第2の支持部材110とを有するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−153968号公報
特許文献1の駆動機構102では、第1の支持部材108が略円弧状に湾曲していることによりローラ107を球体103に適当な付勢力で押付けて、球体103と駆動ロータ104の接触状態を維持することができ、また、第2の支持部材110を傾斜状態で台座106に取付けることによりボール109を球体103に適当な付勢力で押付けて、球体103を床面100に適当な付勢力で押付けることができるので、球体103を回転させることにより、駆動装置101が取付けられた搬送台車を球体103の回転方向に移動させることができる。
しかしながら、搬送台車に積載した搬送物の重量が大きくなると、台車フレームを介して搬送物の重量が球体103に負荷され、球体103と床面100との摩擦力が大きくなる。このため、球体103と床面100との間の摩擦力が、第1の支持部材108により球体103を駆動ロータ104に押付ける荷重に伴う球体103と駆動ロータ104間の摩擦力を上回ると、球体103に対して駆動ロータ104がスリップを起こし、球体103に回転駆動力を伝達することができなくなって、搬送台車を移動させることができなくなるという問題が生じる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、台車フレームの底に装着して、台車フレームに負荷される荷重が変化しても球体に回転駆動力を確実に伝達して、台車フレームを移動させることが可能な球体駆動モジュール及びそれを使用した自走台車を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の発明に係る球体駆動モジュールは、台車フレームの底に装着して使用する球体駆動モジュールであって、
球体と、該球体の上下方向中央位置を水平面内のXY方向から接する第1、第2の駆動車輪と、該第1、第2の駆動車輪と反対側にあって該第1、第2の駆動車輪からの反力を受ける第1、第2の自在球軸受機構と、前記球体の上位置にあって、前記球体に掛かる荷重を受けて前記球体を保持する第3の自在球軸受機構と、前記球体の上位置にあって、第1、第2の駆動車輪及び前記第1〜第3の自在球軸受機構を支持する基台とを備え、前記球体は、1)硬質プラスチック若しくは金属からなる球状の芯材と該芯材の周囲に形成されるゴム又は軟質プラスチックからなる外殻とを有する複数層構造、又は2)硬質プラスチック若しくは金属からなる均一構造からなり、
前記第3の自在球軸受機構は、前記球体の赤道より上位置にあって、前記第1、第2の駆動車輪から反力を受ける第1、第2の自在ボール支持体と、前記球体の上部に偏心して設けられ、前記球体に掛かる荷重を受けて、該球体を前記第1、第2の駆動車輪に押し付ける第3の自在ボール支持体とを有する。
ここで、第1〜第3の自在ボール支持体は、例えば、フリーベア(登録商標)であって、自在ボール(自在球体)の直径は球体駆動モジュールの球体の直径の、例えば、1/5〜1/20である。
第1の発明に係る球体駆動モジュールにおいて、前記球体に横方向から接して付着するゴミを除去する清掃機構が設けられていることが好ましい。
第1の発明に係る球体駆動モジュールにおいて、前記基台には、前記球体の落下を防止するカバーが設けられていることが好ましい。
第2の発明に係る球体駆動モジュールは、台車フレームの底に装着して使用する球体駆動モジュールであって、
球体と、該球体の上下方向中央位置を水平面内のXY方向から接する第1、第2の駆動車輪と、該第1、第2の駆動車輪と反対側にあって該第1、第2の駆動車輪からの反力を受ける第1、第2の自在球軸受機構と、前記球体の上位置にあって、前記球体に掛かる荷重を受けて前記球体を保持する第3の自在球軸受機構と、前記球体の上位置にあって、第1、第2の駆動車輪及び前記第1〜第3の自在球軸受機構を支持する基台とを備え、前記球体は、1)硬質プラスチック若しくは金属からなる球状の芯材と該芯材の周囲に形成されるゴム又は軟質プラスチックからなる外殻とを有する複数層構造、又は2)硬質プラスチック若しくは金属からなる均一構造からなり、
前記第3の自在球軸受機構は、前記球体の頂部にある第1の自在ボール支持体と、該第1の自在ボール支持体を囲んで複数配置された第2の自在ボール支持体とを有し、前記第1、第2の自在球軸受機構はそれぞれ前記球体の赤道を挟んで上下に配置されて前記第1、第2の駆動車輪の押圧力を受ける第3、第4の自在ボール支持体を有する。
ここで、第1〜第4の自在ボール支持体は、例えば、フリーベア(登録商標)であって、自在ボール(自在球体)の直径は球体駆動モジュールの球体の直径の、例えば、1/5〜1/20である。
の発明に係る球体駆動モジュールにおいて、前記球体に横方向から接して付着するゴミを除去する清掃機構が設けられていることが好ましい。
前記目的に添う第の発明に係る自走台車は、第1の発明に係る球体駆動モジュールが少なくとも2個、サスペンション機構を介して前記台車フレームに設けられているのが好ましい。
前記目的に添う第の発明に係る自走台車は、第1の発明に係る球体駆動モジュールが少なくとも2個、力覚センサを介して前記台車フレームに設けられている。
第1、第2の発明に係る球体駆動モジュールにおいては、球体と、球体の上下方向中央位置を水平面内のXY方向(例えば、直交する2方向)から接する第1、第2の駆動車輪と、第1、第2の駆動車輪と反対側にあって第1、第2の駆動車輪からの反力を受ける第1、第2の自在球軸受機構と、球体の上位置にあって、球体に掛かる荷重を受けて球体を保持する第3の自在球軸受機構とを有するので、球体に荷重が掛かっても球体が大きく変形することを抑制すると共に、球体と第1、第2の駆動車輪との接触を維持することができ、第1、第2の駆動車輪から球体に回転駆動力を確実に伝達することができる。
第1の発明に係る球体駆動モジュールにおいて、第3の自在球軸受機構が、球体の赤道より上位置にあって、第1、第2の駆動車輪から反力を受ける第1、第2の自在ボール支持体と、球体の上部に偏心して設けられ、球体に掛かる荷重を受けて、球体を第1、第2の駆動車輪に押し付ける第3の自在ボール支持体とを有するので、球体に荷重が負荷されて球体と床面との摩擦力が大きくなっても、球体と第1、第2の駆動車輪との間の摩擦力も大きくすることができ、球体に対して第1、第2の駆動車輪がスリップを起こすことを防止できる。
第1の発明に係る球体駆動モジュールにおいて、球体に横方向から接して付着するゴミを除去する清掃機構が設けられている場合、球体の表面の清浄性が保たれ、球体と第1、第2の駆動車輪との間のスリップの発生、球体と床面との間のスリップの発生を防止することができる。
第1の発明に係る球体駆動モジュールにおいて、基台に、球体の落下を防止するカバーが設けられている場合、球体駆動モジュールを床面から離脱させた際に、球体が脱落することを防止できる。
の発明に係る球体駆動モジュールにおいて、第3の自在球軸受機構が、球体の頂部にある第1の自在ボール支持体と、第1の自在ボール支持体を囲んで複数配置された第2の自在ボール支持体とを有し、第1、第2の自在球軸受機構がそれぞれ球体の赤道を挟んで上下に配置されて第1、第2の駆動車輪の押圧力を受ける第3、第4の自在ボール支持体を有するので、球体に掛かる荷重をバランスよく受けることができ、球体を所定位置に安定して保持することができると共に、球体と第1、第2の駆動車輪との接触を維持して第1、第2の駆動車輪の反力を均等に受けて、球体の回転制御を安定して行うことができる。
の発明に係る球体駆動モジュールにおいて、球体に横方向から接して付着するゴミを除去する清掃機構が設けられている場合、球体の表面の清浄性が保たれ、球体と第1、第2の駆動車輪との間のスリップの発生、球体と床面との間のスリップの発生を防止することができる。
の発明に係る自走台車においては、第1の発明に係る球体駆動モジュールが少なくとも2個、サスペンション機構を介して台車フレームに設けられているので、不整状態の(凹凸が存在する)床面でも、回転する球体を床面に確実に接触させることができ、安定した移動を行うことができる。
の発明に係る自走台車においては、第1の発明に係る球体駆動モジュールが少なくとも2個、力覚センサを介して台車フレームに設けられているので、移動のためのアシスト操作を台車フレームのどの場所から行っても、アシスト移動方向に自走台車を移動させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る球体駆動モジュールをサスペンション機構を介して自走台車の台車フレームに取付けた説明図である。 (A)は図1のP−P矢視断面図、(B)は清掃機構の平面図である。 球体と第1〜第5の自在ボール支持体の位置関係を示す平面図である。 自走台車の底面図である。 変形例に係る自走台車及び自走台車を用いて搬送する搬送台車の側面図である。 同自走台車の正面図である。 同自走台車と搬送台車の接続状態を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る球体駆動モジュールの説明図である。 同球体駆動モジュールの説明図である。 従来例に係る球体の回転駆動を利用した駆動装置の説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1、図2(A)に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る球体駆動モジュール10は、台車フレーム11の底に、少なくとも2個のサスペンション機構12を介して装着して使用するものであって、床面13に上方から当接する球体14と、球体14の上下方向中央位置(赤道)を水平面内の異なる例えば直交する2方向(XY方向)から接する第1、第2の駆動車輪15、16と、第1、第2の駆動車輪15、16と反対側にあって第1、第2の駆動車輪15、16からの反力を受ける第1、第2の自在球軸受機構17、18と、球体14の上位置にあって、球体14に掛かる荷重を受けて球体14を保持する第3の自在球軸受機構19と、球体14の上位置あって、第1、第2の駆動車輪15、16及び第1〜第3の自在球軸受機構17〜19を懸垂状態で支持する基台20と、球体14に横方向から接して球体14に付着するゴミを除去する清掃機構21とを有している。また、基台20には、球体14の落下を防止するカバー22が、支持部材23を介して設けられている。以下、詳細に、説明する。
球体14は、例えば、球状の芯材と、芯材を被覆して、床面13に当接する外殻とを有する複数層構造(具体的には二重構造)をしている。ここで、芯材は、例えば、MCナイロン等の硬質プラスチック又は金属で形成され、外殻は、例えば、ウレタン等のゴムやポリアセタール樹脂(軟質プラスチックの一例)で形成する。なお、球体14の直径は、例えば、100〜150mmの範囲であって、ゴムや軟質プラスチックから形成されている外殻の厚さは5〜15mmである。このような構成とすることにより、球体14に荷重が掛かっても球体14の変形を抑制することができると共に、球体14と床面13との間でスリップが生じ難く、球体14に回転力を与えると、球体14は床面13で移動することができる。ここで、球体を均一のプラスチック(硬質プラスチックが望ましい)又は金属によって構成することもできる。
図2(B)に示すように、清掃機構21は、球体14の表面の一部に当接するゴミ除去部材24と、ゴミ除去部材24を球体14と同一曲率を有する曲面状態で保持する保持部材25と、保持部材25に弾性部材の一例であるばね(図示せず)を介して接続する第1の取付け部材26と、第1の取付け部材26を基台20の下方位置に保持する第2の取付け部材27とを有する。このような構成とすることにより、ばねを圧縮状態に保持すると、第2の取付け部材27に対して保持部材25を球体14側に付勢することができ、ゴミ除去部材24で球体14表面を押圧して、球体14の表面に付着したゴミをゴミ除去部材24側に移動させて、球体14表面からゴミを除去することができる。なお、ゴミ除去部材24は、布、不織布等で形成することができる。
第1、第2の駆動車輪15、16は、平面視して球体14の中心に向けて直交するXY方向から球体14に当接している。そして、第1、第2の駆動車輪15、16は、第1、第2の回転駆動源28、29と減速機構30を介してそれぞれ接続している。ここで、第1、第2の駆動車輪15、16はそれぞれ、球体14に当接する外周側が凸断面円弧状となって硬質ゴム(例えばウレタン)又は樹脂(例えばポリアセタール)から形成されている。また、第1、第2の回転駆動源28、29は、例えば、電動機である。なお、第1、第2の駆動車輪15、16の内側は金属又は硬質プラスチックによって構成されている。
なお、図1、図2(A)では、第1、第2の回転駆動源28、29及び減速機構30は基台20の上方に、第1、第2の駆動車輪15、16は基台20の下方にそれぞれ配置されており、減速機構30の出力軸に取付けられたプーリ31と第1、第2の回転駆動源28、29の車軸にそれぞれ取付けられたプーリ31aは、ベルト31bを介して連結している。また、第1、第2の回転駆動源と第1、第2の駆動車輪を直結することもできる。第1、第2の回転駆動源と第1、第2の駆動車輪を直結すると、基台20の下側に、第1、第2の回転駆動源と第1、第2の駆動車輪を配置することができる。
第3の自在球軸受機構19は、球体14の赤道より上位置にあって、第1、第2の駆動車輪15、16から反力を受ける第1、第2の自在ボール支持体32、33と、球体14の上部に偏心して設けられ、球体14に掛かる荷重を受けて、球体14を第1、第2の駆動車輪15、16に押し付ける第3の自在ボール支持体34とを有する。例えば、図3に示すように、平面視して、第2の駆動車輪16を0°位置に、第1の駆動車輪15を第2の駆動車輪16から反時計回り90°位置にそれぞれ配置する場合、第2の自在ボール支持体33は、第2の駆動車輪16から反時計回り180°の角度位置にあって、球体14の半径をRとして、球体14の中心から0.2R〜0.5Rの範囲に配置する。また、第1の自在ボール支持体32は、第2の駆動車輪16から反時計回り270°の角度位置にあって、球体14の中心から0.2R〜0.5Rの範囲に、第3の自在ボール支持体34は、第2の駆動車輪16から反時計回り200°〜250°の角度範囲にあって、球体14の中心から0.05R〜0.2Rの範囲にそれぞれ配置する。
なお、第3の自在ボール支持体34は球体14に上方から鉛直方向に向けて当接するように第3の取付け台35を介して、第1、第2の自在ボール支持体32、33は、球体14の中心に向けて当接するように第1、第2の取付け台36、37を介して基台20の下面に取付けられている。
図1〜図3に示すように、第1の自在球軸受機構17は、第1の駆動車輪15と球体14の赤道との接触部位の反対側の赤道上の部位に、球体14の中心に向けて当接するように設けられた第4の自在ボール支持体38と、基台20の下面に取付けられて第4の自在ボール支持体38を保持して、球体14の中心に対して進退する位置調節機構39とを有している。また、第2の自在球軸受機構18は、第2の駆動車輪16と球体14の赤道との接触部位の反対側の赤道上の部位に、球体14の中心に向けて当接するように設けられた第5の自在ボール支持体40と、基台20の下面に取付けられて第5の自在ボール支持体40を保持して、球体14の中心に対して進退する位置調節機構41とを有している。
第1、第2の自在球軸受機構17、18を設けることにより、球体14に荷重が掛かっても、球体14と第1、第2の駆動車輪15、16との接触を維持することができる。また、第3の自在球軸受機構19(第1〜第3の自在ボール支持体32〜34)を設けることにより、第3の自在球軸受機構19が球体14に掛かる荷重を受けた際、球体14を第1、第2の駆動車輪15、16に押し付けることができる。これによって、球体14に荷重が負荷されて球体14と床面13との摩擦力が大きくなっても、球体14と第1、第2の駆動車輪15、16との間の摩擦力も大きくすることができる。その結果、球体14に対して第1、第2の駆動車輪15、16がスリップを起こすことを防止でき、第1、第2の駆動車輪15、16から球体14に回転駆動力を確実に伝達することができる。
図1、図4に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る球体駆動モジュール10がサスペンション機構12を介して台車フレーム11に設けられた自走台車42では、台車フレーム11の長手方向(図4において、紙面の上下方向)一側の幅方向両側の下側にそれぞれ自在車輪43が取付けられ、台車フレーム11の長手方向他側の幅方向両側の下側にそれぞれ自在車輪44が取付けられている。そして、球体駆動モジュール10は、台車フレーム11に取付けられた自在車輪43、44の間にそれぞれ取付けられている。なお、自在車輪43、44のいずれか一方は、台車フレーム11に対して、昇降機構(例えば、流体圧シリンダ)を介して取付けることが好ましい。これによって、自在車輪43、44のいずれか一方の上下位置を調整することができ、自在車輪43、44と共に球体駆動モジュール10の球体14を床面13に確実に当接させることができる。この実施の形態では、台車フレーム11は、図4に示すように、平面視して長方形であったが、平面視して正方形とすることもでき、この場合、以上の説明における長手方向は対向する2つの球体駆動モジュール10を結ぶ直線に直交する方向になる。
サスペンション機構12は、台車フレーム11に設けられた連結部材45に固定される第1の締結手段46と、球体駆動モジュール10の基台20の上方に図示しない支持部材を介して配置されるモジュールフレーム47に固定される第2の連結部材48と、台車フレーム11とモジュールフレーム47の間に挟持され、圧縮状態に保持された弾性部材49(例えば、ばね、ゴム部材)とを有している。このような構成とすることにより、床面13に凹凸が存在していても、凹凸状態に追従して床面13に球体駆動モジュール10の球体14を当接させることができる。
図5、図6に変形例に係る自走台車50を示す。自走台車50は、自走台車42と比較して、球体駆動モジュール10が、少なくとも2個の力覚センサ51を介して台車フレーム52に設けられていることが特徴となっている。ここで、力覚センサ51は、例えば、水平面内で直交するX方向及びY方向の2方向と、水平面に直交するZ方向の力成分を検知すると共に、Z方向回りのモーメント量を検知する。力覚センサ51を介して、球体駆動モジュール10を台車フレーム52に設けることにより、自走台車50の移動のためのアシスト操作を自走台車50(台車フレーム52)に対して行うと、アシスト移動方向を力覚センサ51により検知することができる。従って、力覚センサ51の出力に基づいて球体駆動モジュール10を駆動させる制御装置(図示せず)を台車フレーム52に搭載することにより、自走台車50をアシスト移動方向に移動させることができる。
ここで、符号53は、台車フレーム52の長手方向一側に立設されてアシスト操作に使用するハンドル、符号54、55は台車フレーム52の長手方向一側及び他側の幅方向両側の下側に設けた自在車輪、符号56は自在車輪54の上下方向位置を調節する昇降機構である。そして、自走台車50を用いて車輪57付の搬送台車58を移動させる場合、自走台車50の台車フレーム52の他側の幅方向両側に駆動手段59を介して昇降する連結金具60を、搬送台車58の搬送台車フレーム58aの一側の幅方向両側に連結金具60に掛合する受金具61をそれぞれ設けると共に、台車フレーム52と搬送台車フレーム58aにそれぞれ対となって掛合する位置決め部材62、63を設ける。更に、自走台車50の台車フレーム52には、位置決め部材62、63の掛合状態を確認する接続確認スイッチ64を設ける。
このような構成とすることにより、自走台車50の他側を搬送台車58の一側に接近させることにより、図7に示すように、連結金具60と受金具61を掛合させて、自走台車50と搬送台車58を接続することができる。なお、自走台車50を用いて車輪57付の搬送台車58を移動させる場合は、駆動手段59を用いて連結金具60を上昇させることにより搬送台車58の一側を持ち上げて、搬送台車58に設けた受金具61を介して台車フレーム52の他側に搬送台車58の一側を載置する。
図8、図9に示すように、本発明の第2の実施の形態に係る球体駆動モジュール65は、床面13に上方から当接して回転する球体66と、球体66の上下方向中央位置を水平面内で直交する2方向(XY方向)から接する第1、第2の駆動車輪67、68と、第1、第2の駆動車輪67、68と反対側にあって第1、第2の駆動車輪67、68の反力を受ける第1、第2の自在球軸受機構69、70と、球体66の上位置にあって球体66に掛かる荷重を受ける第3の自在球軸受機構80とを有している。ここで、球体66は、球体14と同じ構成とすることができる。
第1、第2の駆動車輪67、68は、平面視して球体66の中心に向けて直交するXY方向から球体66に当接している。そして、第1、第2の駆動車輪67、68は、第1、第2の回転駆動源71、72と第1、第2の減速機構73、74を介してそれぞれ接続している。ここで、第1、第2の駆動車輪67、68はそれぞれ、球体66に当接する外周側が凸断面円弧状となって硬質ゴム(例えばウレタン)又は樹脂(例えばポリアセタール)から形成されている。また、第1、第2の回転駆動源71、72は、例えば、電動機である。
球体駆動モジュール65の第1、第2の自在球軸受機構69、70は、球体66の赤道の上部及び赤道の下部に、球体66の中心に向けてそれぞれ設けられ、第1、第2の駆動車輪67、68の押圧力を受ける第3、第4の自在ボール支持体76、77と、第3、第4の自在ボール支持体76、77を保持して、球体66の中心に対して進退する位置調節機構78、79とを有している。また、第3の自在球軸受機構80は、球体66の頂部に配置される第1の自在ボール支持体81及び球体66の上位置で第1の自在ボール支持体81の周囲に配置される少なくとも3つ(図8では、平面視して、第1の自在ボール支持体81を中心とした円周の周方向を3等分する位置にそれぞれ配置されている)の第2の自在ボール支持体82と、第1の自在ボール支持体81及び第2の自在ボール支持体82の各中心軸が球体66の中心を通るように第1の自在ボール支持体81及び第2の自在ボール支持体82を保持する取付け台83、84とを有している。
第1、第2の自在球軸受機構69、70の位置調節機構78、79により、球体66の赤道の上部及び赤道の下部に第3、第4の自在ボール支持体76、77を確実に当接させることができ、球体66と第1、第2の駆動車輪67、68との当接状態を維持することができると共に、第1、第2の駆動車輪67、68の反力を均等に受けることができる。これにより、球体66の回転制御を安定して行うことができる。また、第3の自在球軸受機構80が、球体66の頂部に配置される第1の自在ボール支持体81及び球体66の上位置で第1の自在ボール支持体81の周囲に配置される3つの第2の自在ボール支持体82を有するので、球体66に掛かる荷重をバランスよく受けることができると共に、球体66を所定位置に安定して保持することができる。
更に、球体駆動モジュール65は、第1、第2の駆動車輪67、68、第1〜第3の自在球軸受機構69、70、80を取付ける基台85と、複数の支持部材86を介して基台85に取付けられて第1、第2の駆動車輪67、68、第1〜第3の自在球軸受機構69、70、80を覆うと共に、下面に形成された開口部87から球体66の下部を露出させるカバー88とを有している。
なお、球体駆動モジュール65は、球体駆動モジュール10と同様の方法で使用することができるので、球体駆動モジュール65を使用した自走台車の説明は省略する。
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載した構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
更に、本実施の形態とその他の実施の形態や変形例にそれぞれ含まれる構成要素を組合わせたものも、本発明に含まれる。
例えば、球体駆動モジュールを、台車フレームの底に、サスペンション機構と力覚センサを介して設けることもできる。
10:球体駆動モジュール、11:台車フレーム、12:サスペンション機構、13:床面、14:球体、15:第1の駆動車輪、16:第2の駆動車輪、17:第1の自在球軸受機構、18:第2の自在球軸受機構、19:第3の自在球軸受機構、20:基台、21:清掃機構、22:カバー、23:支持部材、24:ゴミ除去部材、25:保持部材、26:第1の取付け部材、27:第2の取付け部材、28:第1の回転駆動源、29:第2の回転駆動源、30:減速機構、31、31a:プーリ、31b:ベルト、32:第1の自在ボール支持体、33:第2の自在ボール支持体、34:第3の自在ボール支持体、35:第3の取付け台、36:第1の取付け台、37:第2の取付け台、38:第4の自在ボール支持体、39:位置調節機構、40:第5の自在ボール支持体、41:位置調節機構、42:自走台車、43、44:自在車輪、45:連結部材、46:第1の締結手段、47:モジュールフレーム、48:第2の締結手段、49:弾性部材、50:自走台車、51:力覚センサ、52:台車フレーム、53:ハンドル、54、55:自在車輪、56:昇降機構、57:車輪、58:搬送台車、58a:搬送台車フレーム、59:駆動手段、60:連結金具、61:受金具、62、63:位置決め部材、64:接続確認スイッチ、65:球体駆動モジュール、66:球体、67:第1の駆動車輪、68:第2の駆動車輪、69:第1の自在球軸受機構、70:第2の自在球軸受機構、71:第1の回転駆動源、72:第2の回転駆動源、73:第1の減速機構、74:第2の減速機構、76:第3の自在ボール支持体、77:第4の自在ボール支持体、78、79:位置調節機構、80:第3の自在球軸受機構、81:第1自在ボール支持体、82:第2の自在ボール支持体、83、84:取付け台、85:基台、86:支持部材、87:開口部、88:カバー

Claims (7)

  1. 台車フレームの底に装着して使用する球体駆動モジュールであって、
    球体と、該球体の上下方向中央位置を水平面内のXY方向から接する第1、第2の駆動車輪と、該第1、第2の駆動車輪と反対側にあって該第1、第2の駆動車輪からの反力を受ける第1、第2の自在球軸受機構と、前記球体の上位置にあって、前記球体に掛かる荷重を受けて前記球体を保持する第3の自在球軸受機構と、前記球体の上位置にあって、第1、第2の駆動車輪及び前記第1〜第3の自在球軸受機構を支持する基台とを備え、前記球体は、1)硬質プラスチック若しくは金属からなる球状の芯材と該芯材の周囲に形成されるゴム又は軟質プラスチックからなる外殻とを有する複数層構造、又は2)硬質プラスチック若しくは金属からなる均一構造からなり、
    前記第3の自在球軸受機構は、前記球体の赤道より上位置にあって、前記第1、第2の駆動車輪から反力を受ける第1、第2の自在ボール支持体と、前記球体の上部に偏心して設けられ、前記球体に掛かる荷重を受けて、該球体を前記第1、第2の駆動車輪に押し付ける第3の自在ボール支持体とを有することを特徴とする球体駆動モジュール。
  2. 請求項記載の球体駆動モジュールにおいて、前記球体に横方向から接して付着するゴミを除去する清掃機構が設けられていることを特徴とする球体駆動モジュール。
  3. 請求項1又は2記載の球体駆動モジュールにおいて、前記基台には、前記球体の落下を防止するカバーが設けられていることを特徴とする球体駆動モジュール。
  4. 台車フレームの底に装着して使用する球体駆動モジュールであって、
    球体と、該球体の上下方向中央位置を水平面内のXY方向から接する第1、第2の駆動車輪と、該第1、第2の駆動車輪と反対側にあって該第1、第2の駆動車輪からの反力を受ける第1、第2の自在球軸受機構と、前記球体の上位置にあって、前記球体に掛かる荷重を受けて前記球体を保持する第3の自在球軸受機構と、前記球体の上位置にあって、第1、第2の駆動車輪及び前記第1〜第3の自在球軸受機構を支持する基台とを備え、前記球体は、1)硬質プラスチック若しくは金属からなる球状の芯材と該芯材の周囲に形成されるゴム又は軟質プラスチックからなる外殻とを有する複数層構造、又は2)硬質プラスチック若しくは金属からなる均一構造からなり、
    前記第3の自在球軸受機構は、前記球体の頂部にある第1の自在ボール支持体と、該第1の自在ボール支持体を囲んで複数配置された第2の自在ボール支持体とを有し、前記第1、第2の自在球軸受機構はそれぞれ前記球体の赤道を挟んで上下に配置されて前記第1、第2の駆動車輪の押圧力を受ける第3、第4の自在ボール支持体を有することを特徴とする球体駆動モジュール。
  5. 請求項記載の球体駆動モジュールにおいて、前記球体に横方向から接して付着するゴミを除去する清掃機構が設けられていることを特徴とする球体駆動モジュール。
  6. 請求項1〜3のずれか1に記載の球体駆動モジュールが少なくとも2個、サスペンション機構を介して前記台車フレームに設けられたことを特徴とする自走台車。
  7. 請求項1〜3のいずれか1に記載の球体駆動モジュールが少なくとも2個、力覚センサを介して前記台車フレームに設けられたことを特徴とする自走台車。
JP2014248845A 2014-12-09 2014-12-09 球体駆動モジュール及びそれを使用した自走台車 Active JP6318081B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014248845A JP6318081B2 (ja) 2014-12-09 2014-12-09 球体駆動モジュール及びそれを使用した自走台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014248845A JP6318081B2 (ja) 2014-12-09 2014-12-09 球体駆動モジュール及びそれを使用した自走台車

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013256435 Division 2013-12-11 2013-12-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015117011A JP2015117011A (ja) 2015-06-25
JP6318081B2 true JP6318081B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=53530118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014248845A Active JP6318081B2 (ja) 2014-12-09 2014-12-09 球体駆動モジュール及びそれを使用した自走台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6318081B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112739606B (zh) * 2018-11-28 2023-05-02 国立大学法人九州工业大学 球体驱动式移动装置
US20230174176A1 (en) * 2020-05-26 2023-06-08 Kyushu Institute Of Technology Mobile device with spherical drive system

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6331804A (ja) * 1986-07-28 1988-02-10 Fujitsu Ltd 球形操舵輪
JPH07257422A (ja) * 1994-03-19 1995-10-09 Hideaki Maehara 全方位駆動輪並びにこれを備えた全方位走行車両
JP2001233260A (ja) * 2000-02-18 2001-08-28 Kazumori Ide 前輪球体駆動ライン・トレース・ロボット
JP3498044B2 (ja) * 2000-06-14 2004-02-16 川崎重工業株式会社 全方向移動装置の制御装置
JP2003011607A (ja) * 2001-07-03 2003-01-15 Minoru Oguchi キャスター
JP2004129435A (ja) * 2002-10-04 2004-04-22 Sony Corp 搬送装置、制御方法、及び駆動機構
JP2004153968A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Seiko Epson Corp 駆動装置、これを用いた走行体および搬送装置
JP4523244B2 (ja) * 2003-05-22 2010-08-11 独立行政法人科学技術振興機構 パワーアシスト型移動台車
JP2005075328A (ja) * 2003-08-30 2005-03-24 Kazutake Mutou 球形の車輪を用いた自動車
JP5305290B2 (ja) * 2009-01-30 2013-10-02 国立大学法人九州工業大学 球体駆動式全方向移動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015117011A (ja) 2015-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101657347B (zh) 全方向驱动装置以及使用该全方向驱动装置的全方向移动车
TWI507277B (zh) Industrial robots
JP6698116B2 (ja) 移動体
JP2015209700A (ja) タイヤ挟持装置とそれを備えた自動車搬送装置
JP6318081B2 (ja) 球体駆動モジュール及びそれを使用した自走台車
JP5305290B2 (ja) 球体駆動式全方向移動装置
JP2017007372A (ja) 壁面走行装置及び壁面清掃装置
KR20170084391A (ko) 기판 반송용 로봇
JP5908189B2 (ja) 球体駆動モジュールを使用した自走台車
KR101835199B1 (ko) 기판 반송용 로봇
CN109178768A (zh) 一种双滚床输送系统及其工作方法
JP2016047170A (ja) 自律型清掃装置
KR101627210B1 (ko) 대중량물 이송용 휠블럭 장치
KR102450985B1 (ko) 캐스터 장치 및 이를 포함하는 이송 장치
KR20100034794A (ko) 자력식 이동표면처리장치
KR101507963B1 (ko) 주행보조바퀴와 수직프레임의 동시회전이 가능한 이동식 리프팅장치
JP2005344777A (ja) 球体輪駆動機構及びその走行方法
US9227737B2 (en) Helicopter tug system
JP5441403B2 (ja) 方向転換装置
CN106239472A (zh) 智能搬运机器人
JP5818241B2 (ja) 球体駆動モジュール及びそれを用いた搬送装置
JP2022011790A (ja) 鋼管の研磨装置
JP2019209740A (ja) 自在輪キャスター、および移動装置
CN214174774U (zh) 一种偏光片贴片机
JP6520331B2 (ja) 車両用支持ローラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6318081

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250