JP6317944B2 - 投信の申込不可日情報利用システム及びプログラム - Google Patents
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Description
そして、投信には外国株式や外国債券等の金融商品が含まれている場合が多いため、これら外国金融商品に係る海外市場が決済期間内に休業日等の理由で開かれない場合には、例え申込日が日本の平日であったとしても、投信の設定解約ができないことになる。
これを受け取った投信販売会社は、自社が販売している投信毎に申込不可日のリストを作成し、ホームページ等で告知する(非特許文献1参照)。
東海東京証券/国内籍投資信託の売買注文不可日 インターネットURL:https://www.tokaitokyo.co.jp/products/fund/calendar/ 検索日:2014年2月12日
しかも、各投信販売会社が申込不可日情報を確認したか否かを投信運用会社側でチェックすることが可能となるため、伝達漏れの発生を未然に防ぐことが可能となる。
また、取引中継システム24には、通信ネットワークを介して、複数の投信運用会社のクライアント端末26と、複数の投信販売会社のクライアント端末28が接続されている。
例えば、「2012/01/02」の申込不可日が、「New Years Day(休日)」によるニューヨーク証券取引所の休業日、ニューヨークの銀行の休業日、ロンドン証券取引所の休業日、ロンドンの銀行の休業日に該当する場合、「摘要1」には「ニューヨーク証券取引所の休業日、ニューヨークの銀行の休業日、ロンドン証券取引所の休業日、ロンドンの銀行の休業日」が記述され、「摘要2」には「New Years Day」が記述される。
因みに、国や地域によっては、取引所の休業日と銀行の休業日とが一致しない場合があり、取引所が開いていても銀行が休業していると資金の決済ができず、実質的に取引ができないこととなるため、申込不可日マスタ記憶部22には地域(都市)毎の銀行の休業日情報も格納されている。
図3は、取引中継システム24の機能構成を示すブロック図であり、公開処理部50と、閲覧処理部52と、発注処理部54と、受注処理部56と、取扱ファンド情報記憶部58と、販社別申込不可日情報記憶部60と、注文情報記憶部62を備えている。
また、上記の取扱ファンド情報記憶部58、販社別申込不可日情報記憶部60、注文情報記憶部62は、同コンピュータの外部記憶装置内に設けられている。
取扱ファンド情報記憶部58には、各投信と、当該投信の販売会社との対応関係が予め定義されている。
ここで、担当者がファンドコード入力欄65やファンド名称入力欄66にキーワードを入力して検索ボタン67をクリックすると、公開処理部50が申込不可日マスタ22を検索し、該当ファンドに係る申込不可日のリスト68が申込不可日編集画面64上に表示される。
これを受けた公開処理部50は、申込不可日マスタ22中の該当レコードに「公開フラグ→公開可」を設定する。
つぎに公開処理部50は、取扱ファンド情報記憶部58を参照して、当該投信を取り扱うものとして登録されている販売会社(例えば「投信販売会社甲」)を特定した後、その申込不可日情報を販社別申込不可日情報記憶部60に格納する。
通常、一つの投信は複数の投信販売会社を通じて一般投資家に販売されるため、専用の販社別申込不可日情報記憶部60が、各投信販売会社単位で設けられる。
ここで、担当者がファンドコード入力欄75やファンド名称入力欄76にキーワードを入力して検索ボタン77をクリックすると、閲覧処理部52が販社別申込不可日情報記憶部60を検索し、該当ファンドに係る申込不可日のリスト78が閲覧画面74上に表示される。
これを受けた閲覧処理部52は、販社別申込不可日情報記憶部60中の該当レコードに「販社確認フラグ→確認済み」を設定する。
ここで、担当者が販社コード入力欄83及び販社名称入力欄84の何れか一方にキーワードを入力すると共に、ファンドコード入力欄85及びファンド名称入力欄86の何れか一方にキーワードを入力して検索ボタン87をクリックすると、閲覧処理部52が販社別申込不可日情報記憶部60を検索し、該当ファンドに係る申込不可日のリスト88が確認状況閲覧画面82上に表示される。
また、何らかの理由によって投信販売会社甲側の確認が遅れており、確認状況欄89に「未確認」が表示されている場合、投信運用会社Aの担当者は投信販売会社甲に電話やメール等で確認を催促することができる。
すなわち、図6の閲覧画面74において印刷ボタン90をクリックすると、閲覧処理部52よって申込不可日の帳票ファイル(PDF形式等)が送信され、クライアント端末28のディスプレイにファイルの内容が画面として表示される。
これに対し担当者が画面上で「印刷」を選択すると、図8に示すように、当該投信に係る申込不可日リスト91がクライアント端末28に接続されたプリンタ92から出力される。なお、担当者は同画面上で「保存」を選択することにより、帳票ファイルをクライアント端末28の外部記憶装置内に保存することもできる。
この結果、投信販売会社甲においては、この申込不可日情報のデータを自社の投信販売システム(図示省略)等において有効利用することが可能となる。
まず、投信販売会社甲の担当者が、クライアント端末28上に表示された注文画面(図示省略)を通じて投信運用会社Aに対する投信の設定・解約注文情報を送信すると、発注処理部54が当該注文情報に含まれるファンドコードに基づいて販社別申込不可日情報記憶部60をチェックし、当該注文が申込不可日に該当するか否かを確認する。
これに対し、「申込不可日に該当する」ものと認定されると、発注処理部54からクライアント端末28に対して「申込不可日に該当します」の警告メッセージが送信され、注文画面上にポップアップ表示される。
そして、誤りに気付いた投信販売会社甲の担当者が注文画面上で「キャンセル」の入力を行うと、発注処理部54はその注文情報を破棄する。
つぎに、投信運用会社Aの担当者が、クライアント端末26から取引中継システム24にアクセスすると、受注処理部56が注文情報記憶部62を参照して、投信販売会社甲から投信運用会社Aに対する注文情報の一覧画面(図示省略)を生成し、クライアント端末26に送信する。
22 申込不可日マスタ記憶部
24 取引中継システム
26 投信運用会社のクライアント端末
28 投信販売会社のクライアント端末
50 公開処理部
52 閲覧処理部
54 発注処理部
56 受注処理部
58 取扱ファンド情報記憶部
60 販社別申込不可日情報記憶部
62 注文情報記憶部
64 申込不可日編集画面
65 ファンドコード入力欄
66 ファンド名称入力欄
67 検索ボタン
68 申込不可日のリスト
69 申込不可日の選択欄
70 公開ボタン
74 申込不可日閲覧画面
75 ファンドコード入力欄
76 ファンド名称入力欄
77 検索ボタン
78 申込不可日のリスト
79 申込不可日の選択欄
80 確認ボタン
82 確認状況閲覧画面
83 販社コード入力欄
84 販社名称入力欄
85 ファンドコード入力欄
86 ファンド名称入力欄
87 検索ボタン
88 申込不可日のリスト
89 確認状況欄
90 印刷ボタン
91 申込不可日リスト
92 プリンタ
93 ダウンロードボタン
Claims (5)
- 少なくとも外国の複数の金融商品取引所に係る休業日に、投資信託を特定するファンドコードを関連付けた申込不可日情報を格納しておく申込不可日マスタ記憶手段と、
各投資信託と、当該投資信託の売買を手掛ける複数の投信販売会社との対応関係が定義された取扱ファンド情報記憶手段と、
上記取扱ファンド情報記憶手段を参照して、各投信販売会社が手掛けている投資信託に関する申込不可日情報を上記申込不可日マスタ記憶手段から抽出すると共に、各投信販売会社を特定する販社コードに関連付けて販社別申込不可日情報記憶手段に格納する公開手段と、
投信販売会社のクライアント端末から、特定の投資信託に関する申込不可日情報の閲覧リクエストが送信された場合に、当該投信販売会社に係る販社別申込不可日情報記憶手段から当該投資信託に係る申込不可日情報を抽出し、各申込不可日情報をリストアップした閲覧画面をクライアント端末に送信する手段と、
当該クライアント端末から、各申込不可日情報を確認した旨の電文が送信された場合に、上記販社別申込不可日情報記憶手段内の各申込不可日情報に確認済みのフラグを設定する手段と、
投信運用会社のクライアント端末から、特定の投資信託に関する特定の投信販売会社による確認状況の閲覧リクエストが送信された場合に、当該投信販売会社に係る販社別申込不可日情報記憶手段を参照し、各申込不可日について確認済みまたは未確認の何れかのステータスが表示された申込不可日確認状況閲覧画面を当該クライアント端末に送信する手段と、
を備えたことを特徴とする投信の申込不可日情報利用システム。 - 投信販売会社のクライアント端末から、特定の投資信託に関する設定または解約の注文情報が送信された場合に、当該投信販売会社に係る上記販社別申込不可日情報記憶手段を参照し、当該注文情報が申込不可日における注文に該当するか否か判定する手段と、
申込不可日における注文に該当しない場合に、当該注文情報を注文情報記憶手段に格納する手段と、
申込不可日における注文に該当する場合には、当該クライアント端末に対して警告メッセージを送信する手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の投信の申込不可日情報利用システム。 - 上記投信販売会社のクライアント端末から、警告メッセージが発せられた注文情報についてキャンセル情報が送信された場合に、当該注文情報を破棄する手段と、
上記投信販売会社のシステムから、警告メッセージが発せられた注文情報について注文確認情報が送信された場合に、当該注文情報を上記注文情報記憶手段に格納する手段と、
投信運用会社のクライアント端末から、注文情報の閲覧リクエストが送信された場合に、上記販社別申込不可日情報記憶手段を参照し、上記注文情報記憶手段に格納された各注文情報が申込不可日における注文に該当するか否か判定する手段と、
申込不可日における注文に該当する注文情報が存在する場合には、当該クライアント端末に対して警告メッセージを送信する手段と、
を備えたことを特徴とする請求項2に記載の投信の申込不可日情報利用システム。 - 上記公開手段は、上記投信運用会社のクライアント端末から各申込不可日情報の公開リクエストが送信された際に、上記申込不可日マスタ記憶手段から該当の申込不可日情報を抽出し、上記販社別申込不可日情報記憶手段に格納する処理を実行することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の投信の申込不可日情報利用システム。
- コンピュータを、
少なくとも外国の複数の金融商品取引所に係る休業日に、投資信託を特定するファンドコードを関連付けた申込不可日情報を格納しておく申込不可日マスタ記憶手段、
各投資信託と、当該投資信託の売買を手掛ける複数の投信販売会社との対応関係が定義された取扱ファンド情報記憶手段、
上記取扱ファンド情報記憶手段を参照して、各投信販売会社が手掛けている投資信託に関する申込不可日情報を上記申込不可日マスタ記憶手段から抽出すると共に、各投信販売会社を特定する販社コードに関連付けて販社別申込不可日情報記憶手段に格納する公開手段、
投信販売会社のクライアント端末から、特定の投資信託に関する申込不可日情報の閲覧リクエストが送信された場合に、当該投信販売会社に係る販社別申込不可日情報記憶手段から当該投資信託に係る申込不可日情報を抽出し、各申込不可日情報をリストアップした閲覧画面をクライアント端末に送信する手段、
当該クライアント端末から、各申込不可日情報を確認した旨の電文が送信された場合に、上記販社別申込不可日情報記憶手段内の各申込不可日情報に確認済みのフラグを設定する手段、
投信運用会社のクライアント端末から、特定の投資信託に関する特定の投信販売会社による確認状況の閲覧リクエストが送信された場合に、当該投信販売会社に係る販社別申込不可日情報記憶手段を参照し、各申込不可日について確認済みまたは未確認の何れかのステータスが表示された申込不可日確認状況閲覧画面を当該クライアント端末に送信する手段、
として機能させることを特徴とする投信の申込不可日情報利用プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2014027440A JP6317944B2 (ja) | 2014-02-17 | 2014-02-17 | 投信の申込不可日情報利用システム及びプログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014027440A JP6317944B2 (ja) | 2014-02-17 | 2014-02-17 | 投信の申込不可日情報利用システム及びプログラム |
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Family Applications (1)
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JP2014027440A Active JP6317944B2 (ja) | 2014-02-17 | 2014-02-17 | 投信の申込不可日情報利用システム及びプログラム |
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JP2008226089A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Mizuho Bank Ltd | 投資信託管理システム及び投資信託管理方法 |
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2014
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