JP6317221B2 - アンテナユニットおよび無線機 - Google Patents
アンテナユニットおよび無線機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6317221B2 JP6317221B2 JP2014192737A JP2014192737A JP6317221B2 JP 6317221 B2 JP6317221 B2 JP 6317221B2 JP 2014192737 A JP2014192737 A JP 2014192737A JP 2014192737 A JP2014192737 A JP 2014192737A JP 6317221 B2 JP6317221 B2 JP 6317221B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- unit
- phase
- radiating elements
- phase relationship
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Description
以下、本発明の一実施形態(実施形態1)について、図1〜6を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るアンテナユニット10の概略構成を示す模式図であり、(a)はアンテナ部15の取付角度θが0°の状態を示し、(b)はアンテナ部15の取付角度θが+90°の状態を示す。なお、アンテナ部15は、図1の(b)とは反対側にも可動してもよい。その場合、アンテナ部15が、Y軸方向を向いた状態をθ=0°とし、Z軸正方向に回転した状態をθ>0°とし、Z軸負方向に回転した状態をθ<0°とする。
図2は、本実施形態に係る無線機1の概略構成を示す模式図である。無線機1は、本実施形態に係るアンテナユニット10aおよび10bならびに筐体5を備えている。筐体5には、アンテナユニット10aおよび10bに夫々給電するための無線回路7aおよび7bが設けられている。アンテナユニット10aおよび10bは、夫々、可動部16aおよび16bを介して筐体5に取り付けられており、取付角度θaおよびθb(XY面(水平面)に対する仰角)が夫々可変になっている。
アンテナユニット10を、外部アンテナとして実現する場合、角度検出部18は、例えば、アンテナ取付部17または可動部16に設けられ、可動部16のヒンジ回転量を検出する公知の機構であり得る。
図5の(a)は、本実施形態における放射素子11および12、給電部13ならびに切替部14の接続関係の一例を示す図である。このように、給電部13が放射素子11および12に対し並列に給電する場合、切替部14の構成としては、これらに限定されるものではないが、例えば、図5の(b)〜(e)に示す構成を用いることができる。すなわち、(1)図5の(b)に示すように、切替部14は、給電部13と放射素子11との間に、λ/2移相器14aとスイッチ14bとを並列に設ける構成であってもよい。また、(2)図5の(c)に示すように、切替部14は、給電部13と放射素子11との間、および、給電部13と放射素子12との間に、それぞれ、λ/4移相器14cとスイッチ14bとを並列に設ける構成であってもよい。上記(1)および(2)の構成によれば、スイッチ14bの開閉により、各移相器を通過させるか否かを制御することができるため、放射素子11および12に対する給電位相を(i)互いに一致させること、および(ii)互いに180°異なる位相とすることを何れも実現することができる。なお、λ/2移相器14aおよびλ/4移相器14cとしては、例えば、LCフィルタ、誘電体移相器、伝送線路等の公知の構成を用いることができる。また、(3)図5の(d)に示すように、スイッチ14dと、電気長λ/2の伝送線路14e〜14gとの組み合わせによって、スイッチ14bの開閉により、給電部13と放射素子11との間、および、給電部13と放射素子12との間を接続する伝送線路の電気長を切り替えることにより、給電位相を調整してもよい。ここで、(4)図5の(e)に示すように、接点14iおよび14jと、電気長λ/2の伝送線路14e〜14gおよび電気長λの伝送線路14hとの組み合わせによって、何れの接点に、給電部13を構成するバー13aが接触するかに応じて、給電部13と放射素子11との間、および、給電部13と放射素子12との間を接続する伝送線路の電気長を切り替えることにより、給電位相を調整してもよい。なお、バー13aは、同軸ケーブル8に接続しており、図5の(f)および(g)に示すように、取付角度θに応じて移動して、何れの接点に接触するようになっている。
以下、本発明の他の実施形態(実施形態2)について、図7〜13を参照して説明する。実施形態1と同様の部材については、同じ部材番号を付し、説明を省略する。
・アレーアンテナに比べ、ダイポールアンテナの方が広い指向性を有するため、取付角度が0°〜閾値角度θtでは、本実施形態およびアレーアンテナを備える構成の方が、ダイポールアンテナを備える構成よりも、アンテナ間のアイソレーションが良好になる。
・一方、取付角度が閾値角度θt〜90°では、アレーアンテナの方がダイポールアンテナに比べて指向性利得の最大値が高くなるため、指向性利得の最大方向が対向する場合は、アレーアンテナを備える構成の方が、ダイポールアンテナを備える構成よりも、アンテナ間のアイソレーションが劣化する。しかし、本実施形態では、取付角度が閾値角度θt〜90°では逆相給電に切り替え、指向性を切り替えることにより、アンテナ間のアイソレーションが良好になる。
本発明の態様1に係るアンテナユニット(10)は、複数の放射素子(11、12、21、22、31a〜31d)を備えているアンテナ部(15、45)、該アンテナ部の取付角度を可変にする可動部(16)、該取付角度を検出する検出部(角度検出部18)、および該アンテナ部の指向性のヌルが、該検出部が検出した該取付角度に対して予め対応付けられている方向を向くように、少なくとも一組の上記放射素子間の位相関係を調整する位相関係調整部(切替部14、24、34、44)を備えている。
Claims (5)
- 複数の放射素子を備えているアンテナ部、
該アンテナ部の取付角度を可変にする可動部、
該取付角度を検出する検出部、および
該アンテナ部の指向性のヌルが、該検出部が検出した該取付角度に対して予め対応付けられている方向を向くように、少なくとも一組の上記放射素子間の位相関係を調整する位相関係調整部
を備えていることを特徴とするアンテナユニット。 - 上記位相関係調整部は、位相関係を調整する対象の上記放射素子の組に対し、当該組に属する少なくとも一つの上記放射素子の給電位相を変化させることを特徴とする請求項1に記載のアンテナユニット。
- 上記位相関係調整部は、位相関係を調整する対象の上記放射素子の組に対し、当該組に属する少なくとも一つの上記放射素子の給電位相を反転させることを特徴とする請求項2に記載のアンテナユニット。
- 上記位相関係調整部は、位相関係を調整する対象の上記放射素子の組に対し、当該組に属する少なくとも一つの上記放射素子の給電位置を切り替えることを特徴とする請求項1に記載のアンテナユニット。
- 複数の、請求項1〜4の何れか一項に記載のアンテナユニット、および
該複数のアンテナユニットが取り付けられた筐体
を備え、
各該アンテナユニットの上記位相関係調整部は、少なくとも特定の取付角度において、各上記アンテナ部の指向性のヌルが、他の該アンテナユニットに向くように、上記少なくとも一組の上記放射素子間の位相関係を調整することを特徴とする無線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014192737A JP6317221B2 (ja) | 2014-09-22 | 2014-09-22 | アンテナユニットおよび無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014192737A JP6317221B2 (ja) | 2014-09-22 | 2014-09-22 | アンテナユニットおよび無線機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016063523A JP2016063523A (ja) | 2016-04-25 |
JP6317221B2 true JP6317221B2 (ja) | 2018-04-25 |
Family
ID=55798431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014192737A Expired - Fee Related JP6317221B2 (ja) | 2014-09-22 | 2014-09-22 | アンテナユニットおよび無線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6317221B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3284433B2 (ja) * | 1995-04-06 | 2002-05-20 | 日本電信電話株式会社 | アンテナ装置 |
JP2001223514A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-17 | Sony Corp | 携帯用通信装置及びアンテナの指向性制御方法並びにアンテナの送信電力制御方法 |
JP2005210521A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Sony Corp | アンテナ装置 |
JP4337671B2 (ja) * | 2004-07-15 | 2009-09-30 | ソニー株式会社 | 無線通信装置 |
JP2006109351A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Yagi Antenna Co Ltd | アダプティブアレーアンテナ |
TWM302134U (en) * | 2006-05-30 | 2006-12-01 | Quanta Microsystems Inc | Antenna module and wireless communication device using the same |
FR2923120B1 (fr) * | 2007-10-31 | 2010-05-07 | Archos Sa | Dispositif pour permettre a un appareil portable de recevoir et/ou d'emettre des signaux radiofrequences et systeme associe. |
-
2014
- 2014-09-22 JP JP2014192737A patent/JP6317221B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016063523A (ja) | 2016-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10615485B2 (en) | Portable terminal with antenna device for display element or display assembly including flexible functional region | |
US9543648B2 (en) | Switchable antennas for wireless applications | |
JP6624020B2 (ja) | アンテナ装置 | |
US20120112972A1 (en) | Antenna device | |
CN105990684B (zh) | 辐射单元及双极化天线 | |
US20140354510A1 (en) | Antenna system providing simultaneously identical main beam radiation characteristics for independent polarizations | |
CN109888513B (zh) | 天线阵列及无线通信设备 | |
US8988303B1 (en) | Extended performance SATCOM-ORIAN antenna | |
US9172146B2 (en) | Antenna apparatus | |
JP5162394B2 (ja) | アンテナ装置 | |
KR20090022583A (ko) | 편파변환 안테나 및 통신 장치 | |
US9692133B2 (en) | Antenna | |
JP2009044207A (ja) | 広帯域アンテナ | |
KR101412135B1 (ko) | Mimo용 수평 편파 무지향성 안테나 | |
WO2007007584A1 (ja) | 携帯無線装置 | |
JP6317221B2 (ja) | アンテナユニットおよび無線機 | |
JP6309831B2 (ja) | 無線装置 | |
JP6391886B2 (ja) | アンテナ装置 | |
US9397394B2 (en) | Antenna arrays with modified Yagi antenna units | |
EP3190661B1 (en) | Communication terminal | |
KR101599526B1 (ko) | 다중 편파 다이폴 안테나 | |
US8228237B2 (en) | Antenna with double groundings | |
US9722311B2 (en) | Antenna device with continuous bending structure and application system using the same | |
JP5885011B1 (ja) | アンテナ装置及び通信機器 | |
WO2020241631A1 (ja) | アンテナユニット、及び通信機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170323 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180228 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180306 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180329 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6317221 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |