JP6309831B2 - 無線装置 - Google Patents

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Description

本開示は、無線装置に関する。
固定部と回転部との間で無線通信する場合、送受信アンテナとして、衛星通信やRFID(Radio Frequency Identification)で主に使われている円偏波アンテナを利用することで、回転しても偏波が直交する偏波不整合が生じず、全回転角で良好に通信できる。しかしながら、円偏波アンテナは2つの直交する偏波を同振幅かつ90度位相差で生じさせる必要があるため、構成が複雑である。
一方、直線偏波アンテナおよび楕円偏波アンテナは、無線LAN(Local Area Network)などの広い用途で主に使われており、設計および製造は円偏波アンテナと比べると容易である。設計および製造コストを考慮すると、固定部と回転部との間の通信にも直線偏波アンテナおよび楕円偏波アンテナを用いることが望ましい。固定部と回転部との間の無線通信に直線偏波アンテナを用いる手法として、車輪の回転軸に対して放射素子が平行となるように、送信アンテナを回転部に配置し、受信アンテナを固定部に配置する手法がある。
しかし、上述の手法において用いられるアンテナとしては、放射指向性が回転対称であるダイポールアンテナが想定されており、送信アンテナ、受信アンテナともに主放射素子が回転軸に沿って平行に配置される。そのため、主放射素子のサイズが大きい場合、回転軸方向にアンテナ設置のための空間が広く必要となってしまう。一方、回転軸方向に垂直な平面にアンテナの主放射素子を配置すればアンテナ設置のための回転軸方向の空間を狭くすることができるが、回転によって固定部と回転部とのアンテナの偏波が直交する場合があり、結果として、偏波不整合が生じ受信電力が低下してしまう問題がある。
特開2005−258904号公報
本発明は上述の課題を解決するためになされたものであり、アンテナ設置のための空間を広く必要とせず回転時に安定した無線通信を行なうことができる無線装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る無線装置は、第1アンテナと第2アンテナとを含む。第1アンテナは、回転軸に直交する第1仮想平面上に位置し、電磁波を放射する部分である第1主放射素子を含む。第2アンテナは、前記回転軸に直交しかつ前記第1仮想平面と第1間隔を空けて対向する第2仮想平面上に位置し、電磁波を放射する部分である第2主放射素子を含む。前記第2アンテナは、前記回転軸を中心に回転可能であり、かつ前記第1アンテナとの間で前記電磁波の送信および受信の少なくとも一方を行い、前記第1主放射素子および前記第2主放射素子の少なくとも一方は、前記回転軸からオフセットして配置される。
第1の実施形態に係る無線装置を示す図。 第2アンテナが90度回転した場合の第1の実施形態に係る無線装置を示す図。 第2アンテナが180度回転した場合の第1の実施形態に係る無線装置を示す図。 第2アンテナが270度回転した場合の第1の実施形態に係る無線装置を示す図。 第2の実施形態に係る無線装置を示す図。 第2の実施形態に係る無線装置の別例を示す図。 第2アンテナが90度回転した場合の第2の実施形態に係る無線装置の別例を示す図。 第2アンテナが180度回転した場合の第2の実施形態に係る無線装置の別例を示す図。 第2アンテナが270度回転した場合の第2の実施形態に係る無線装置の別例を示す図。 第4の実施形態で想定するアンテナの放射指向性特性の一例を示す図。 第4の実施形態に係る無線装置を示す図。 第2アンテナが90度回転した場合の第4の実施形態に係る無線装置を示す図。 第2アンテナが180度回転した場合の第4の実施形態に係る無線装置を示す図。 第2アンテナが270度回転した場合の第4の実施形態に係る無線装置を示す図。 第4の実施形態に係る無線装置の回転時における第1アンテナと第2アンテナとの位置関係を示す図。 第4の実施形態に係る無線装置の受信電力測定結果の一例を示す図。 本実施形態に係る無線装置を含む無線機器を示すブロック図。 従来のアンテナ配置における受信電力測定結果を示す図。
以下、図面を参照しながら本開示の一実施形態に係る無線装置について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の番号を付した部分については同様の動作を行うものとして、重ねての説明を省略する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る無線装置について、図1Aから図1Dまでを参照して説明する。
第1の実施形態に係る無線装置100は、第1アンテナ101と第2アンテナ151とを含む。第1アンテナ101は、第1主放射素子102を含み、第2アンテナ151は、第2主放射素子152を含む。
第1アンテナ101の第1主放射素子102は、回転軸110(図1AのZ軸方向)に対し直交する第1仮想平面103上に位置する。
第1主放射素子102は、第1アンテナ101のうちの電磁波を放射する部分である。なお、第1アンテナ101全体が第1主放射素子102であってもよい。なお、本実施形態では、第1アンテナ101は回転せずに固定される場合を想定する。
第2アンテナ151の第2主放射素子152は、回転軸110に対し直交し、かつ第1仮想平面103から所定の間隔を空けて対向する第2仮想平面153上に位置する。第2アンテナ151は、第1アンテナ101との間で、使用周波数における電磁波の送信および受信の少なくともどちらか一方を行う。
第2主放射素子152は、第2アンテナ151のうちの電磁波を放射する部分である。なお、第2アンテナ151全体が第2主放射素子152であってもよい。本実施形態では、第2アンテナ151は回転軸110の回転方向に沿って回転可能である場合を想定する。また、本実施形態では、静止した第1アンテナ101と回転している第2アンテナ151との間で電磁波を送受信する場合を想定するが、第2アンテナ151が静止した状態でも第1アンテナ101と第2アンテナ151とは電磁波を送受信できる。
第1の実施形態では、第1主放射素子102が、第1仮想平面103における回転軸110上の位置に固定され、第2主放射素子152が、第2仮想平面153における回転軸110上からずらした位置に配置される場合を想定する。なお、以下では、「ずらす」という表現と「オフセットする」という表現は同義であるとする。
また、これに限らず、第1主放射素子102が回転軸110上からオフセットし、第2主放射素子152が回転軸110上の位置に固定されてもよいし、第1主放射素子102および第2主放射素子152の両方を回転軸110上の位置からオフセットしてもよい。図1Aの例では、第2主放射素子152が第2仮想平面153において回転軸110上の位置からx軸の負の方向かつy軸の負の方向にオフセットした場合を示す。なお、第2アンテナ151は回転方向と逆方向に回転してもよい。
第1アンテナ101および第2アンテナ151の形成プロセスは、それぞれ第1主放射素子102および第2主放射素子152とそれ以外の部分との区別なく、一体として行われる。しかし、電磁波を放射または受信するといった放射電磁界の生成に主に関与するのは、アンテナのうちの主放射素子の部分となる。主放射素子がアンテナの一部である場合には、アンテナのうちの主放射素子以外の部分として、例えば主放射素子と外部の回路および素子とを接続するための配線が挙げられる。なお、アンテナ全体が主放射素子となる場合は、アンテナ全体が放射電磁界の生成に関与することになる。
本実施形態に係る第1主放射素子102および第2主放射素子152は、例えば、ダイポールアンテナ、ループアンテナ、逆Fアンテナ、パッチアンテナ、その他複雑な形状のアンテナの一部または全体である。なお、図1Aから図1Dでは、第1主放射素子102および第2主放射素子152がともに1つである場合を想定するが、複数でもよい。すなわち、第1アンテナ101につき複数の第1主放射素子102が存在してもよいし、第2アンテナ151につき複数の第2主放射素子152が存在してもよい。
次に、第2アンテナ151が回転する場合の第1アンテナ101と第2アンテナ151との位置関係について、図1Aから図1Dを参照して説明する。
図1Aは、第1アンテナ101の主偏波方向104と、第2アンテナ151の主偏波方向154とが平行となる位置に存在する場合を示す。
主偏波方向とは、放射に主に寄与する電界が振動する向きである。主偏波方向と電磁波の伝搬方向とを含む面を主偏波面と呼ぶ。また、主偏波方向に直交する偏波の向きを交差偏波方向と呼ぶ。すなわち、主偏波方向104に直交する偏波の向きを交差偏波方向105と呼び、主偏波方向154に直交する偏波の向きを交差偏波方向155と呼ぶ。交差偏波方向と電磁波の伝搬方向とを含む面を交差偏波面と呼ぶ。主偏波面で振動する電界成分によって放射される電磁波を電磁波の主偏波成分と呼ぶ。また、交差偏波面で振動する電界成分によって放射される電磁波を電磁波の交差偏波成分と呼ぶ。
図1Aから図1Dでは、第1主放射素子102は第1アンテナ101全体、第2主放射素子152は第2アンテナ151全体として図示する。図1Aでは、第1アンテナ101の主偏波方向と第2アンテナ151の主偏波方向とが平行になっているので、偏波整合が取れている。この図1Aに示す第1アンテナ101と第2アンテナ151との位置関係を回転角0(ゼロ)度とする。
図1Bは、第2アンテナ151が回転軸110の回転方向に90度回転した場合の第1アンテナ101と第2アンテナ151との位置関係を示す。
第2アンテナ151が90度回転することにより、第2アンテナ151の主偏波方向154も90度回転する。よって、第1アンテナ101の主偏波方向104に対して第2アンテナ151の主偏波方向154が垂直となり、交差偏波方向155が平行となる。
ここで、第1アンテナ101および第2アンテナ151が完全な直線偏波のアンテナであり、交差偏波成分を持たないのであれば、回転角が±90度となる位置で互いのアンテナの偏波が完全に直交するため、偏波不整合となり、受信電力が著しく低下する。
しかしながら、実際には、アンテナの形状の対称性および給電系の不完全性、さらにアンテナ近傍に存在する金属および誘電体などの影響により、交差偏波成分を有する。それでも、第1アンテナ101と第2アンテナ151とが回転軸110上の位置に配置されると、回転させても第1アンテナ101と第2アンテナ151とが常に正面同士で対向するため、第1アンテナ101と第2アンテナ151が回転軸110と平行な方向に交差偏波成分を持たない場合は、回転角が±90度となる位置で偏波不整合となり、受信電力が著しく低下する。
図1Bに示すように回転角が90度の場合に、第2アンテナ151が回転軸110上の位置からオフセットして配置されることにより、第1アンテナ101と第2アンテナ151とが正面同士で対向するのではなく、ある程度の角度を有して対向する。第1アンテナ101と第2アンテナ151とが正面同士で対向する場合の互いの方向に交差偏波成分が存在するよりも、正面同士で対向する場合の互いの方向以外に交差偏波成分が存在する確率が大きいため、回転角が90度の際に第1アンテナ101と第2アンテナ151とがある程度の角度を有して対向することで、第1アンテナ101と第2アンテナ151とが位置する互いの方向に交差偏波成分が存在する確率を上げ、受信電力が低下する頻度を低減することができる。
図1Cは、第2アンテナ151が回転軸110の回転方向に180度回転した場合の、第1アンテナ101と第2アンテナ151との位置関係を示す。
第2アンテナ151が180度回転することにより、第2アンテナ151の主偏波方向154も180度回転し、第1アンテナ101の主偏波方向104に対して第2アンテナ151の主偏波方向154が平行となる。よって、図1Aの場合と同様に、偏波整合が取れるので、受信電力は低下せず効率よく電磁波を送受信できる。
図1Dは、第2アンテナ151が回転軸110の回転方向に270度(−90度)回転した場合の、第1アンテナ101と第2アンテナ151との位置関係である。
第2アンテナ151が270度回転することにより、第2アンテナ151の主偏波方向154も270度回転する。よって、図1Bの場合と同様に、第1アンテナ101の主偏波方向104に対して第2アンテナの主偏波方向154が垂直となり、交差偏波方向が平行となる。この場合でも、第2主放射素子152は回転軸110からオフセットした位置に存在するので、交差偏波成分により電磁波を送受信できる確率を上げ、受信電力が低下する頻度を低減することができる。
なお、回転軸110方向から見た場合に、第1主放射素子102と第2主放射素子152とが重ならないようにずれて配置されることが望ましい。このように配置することで、第1主放射素子102と第2主放射素子152との距離が離れるため、第2アンテナ151が、回転軸110から離れた角度(xy面に近い方向)に交差偏波成分を有する場合でも、回転角が90度および270度の場合(すなわち±90度の場合)の受信電力が減少する頻度を低減することができる。
以上に示した第1の実施形態によれば、第1主放射素子および第2主放射素子の少なくともどちらか一方が回転軸からオフセットして配置されることにより、送受のアンテナの主偏波方向が直交し、主偏波方向と交差偏波方向とが平行となるような場合でも、受信電力が減少する頻度を低減ことができる。さらに、第1主放射素子と第2主放射素子とが回転軸に直交する平面に配置されることで、アンテナの主放射素子のサイズが大きい場合でもアンテナ設置に必要な回転軸方向の空間を小さくすることができ、省スペース化を図ることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、アンテナが配置される仮想平面上に基板および無線部などが配置される点が第1の実施形態と異なる。このようにすることで、アンテナが対向する空間を省スペース化することができる。
第2の実施形態に係る無線装置について、図2を参照して説明する。
第2の実施形態に係る無線装置200は、第1アンテナ101、第1主放射素子102、第2アンテナ151、第2主放射素子152、第1基板201および第2基板251を含む。第1アンテナ101、第1主放射素子102、第2アンテナ151および第2主放射素子152は、第1の実施形態と同様であるのでここでの説明を省略する。
第1基板201は、第1仮想平面103と平行に配置され、第1主放射素子102が配置される。
第2基板251は、第2仮想平面153と平行に配置され、第2主放射素子152が配置される。第2基板251には、回転軸110上からオフセットした位置に第2主放射素子152が配置される。
第1主放射素子102および第2主放射素子152を、それぞれ第1仮想平面103および第2仮想平面153に平行に配置する際に第1主放射素子102を第1基板201に、第2主放射素子152を第2基板251にそれぞれ平行に形成することで、容易に主放射素子を仮想平面と平行に配置することができる。さらに、基板を配置する際の回転軸方向の追加空間を最小限に抑えることができる。
第1基板201および第2基板251上に、さらに無線部を含む構成としてもよい。
無線部を含む第2の実施形態に係る無線装置の別例について、図3Aから図3Dまでを参照して説明する。
図3Aから図3Dに示す無線装置300は、第2の実施形態に係る無線装置200に加え、第1無線部301および第2無線部351を含む。
第1無線部301は、第1基板201上に配置され、無線通信に関する送信処理および受信処理といった、信号処理を行う。
第2無線部351は、第2基板251上に配置され、無線通信に関する送信処理および受信処理といった、信号処理を行う。
第1無線部301および第2無線部351が行う無線の送信処理および受信処理としては、例えば、それぞれのアンテナに入力する信号を処理する機能であり、それぞれのアンテナで受信して出力される信号を処理する機能である。第1無線部301および第2無線部351は、例えば、集積回路およびディスクリート部品の組み合わせで構成される。また、図3Aから図3Dでは、第1無線部301および第2無線部351は1つの部品として図示しているが、パッケージングされた状態でもよいし、モジュール化された状態でも、集積回路やディスクリート部品がむき出しになっている状態でもよい。
図3Aに示す無線装置300では、第1主放射素子102および第2主放射素子152は、第1無線部301および第2無線部351とそれぞれ別々に図示されているが、パッケージングされたまたはモジュール化された第1無線部301および第2無線部351に、第1アンテナ101、第2アンテナ151がそれぞれ組み込まれてもよい。
図3Aは、第1アンテナ101と第2アンテナ151との位置関係を0(ゼロ)度の場合を示し、図1Aと同様に偏波整合が取れているので、受信電力が低下せず効率よく電磁波を送受信できる。
図3Bは、第2アンテナ151が回転軸110の回転方向に90度回転した場合の第1アンテナ101と第2アンテナ151との位置関係を示す。図1Bと同様に、第2主放射素子152が回転軸110からオフセットして配置されることにより、受信電力が低下する頻度を低減することができる。
図3Cは、第2アンテナ151が回転軸110の回転方向に180度回転した場合の、第1アンテナ101と第2アンテナ151との位置関係を示す。図1Cと同様に、偏波整合が取れるので、受信電力は低下せず効率よく電磁波を送受信できる。
図3Dは、第2アンテナ151が回転軸110の回転方向に270度回転した場合の、第1アンテナ101と第2アンテナ151との位置関係を示す。図3Dと同様に、第2主放射素子152は回転軸110からオフセットした位置に存在するので、受信電力が低下する頻度を低減することができる。
以上に示した第2の実施形態によれば、仮想平面と平行に基板を配置し、さらに基板に主放射素子を形成することにより、回転軸方向の追加空間を最小限に抑えつつアンテナの主放射素子を仮想平面と平行に容易に固定することができる。さらに、無線部を基板に配置することで、主放射素子と無線部との距離を近づけられるため、信号の損失を低減することができる。また、基板はアンテナの主放射素子を配置するためだけではなく、無線部の配置にも利用することで、無線部を配置するための別の基板が不要となり、省スペース化できる。加えて、無線部以外の別の部品を基板に配置することで、さらに効率よく部品を配置して省スペース化することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、アンテナ利得の主偏波成分が回転軸方向にビームを有し、アンテナ利得の交差偏波成分が非回転軸方向にビームを有する特性である場合、合成利得を考慮して、回転軸から主放射素子をオフセットする位置を決定する点が上述の実施形態と異なる。これによって、受信電力の低下を抑制しつつ、回転時により安定した無線通信を行うことができる。
上述の図1Bおよび図1Dに示すように、偏波整合が取れている回転角が0度の位置から、第2アンテナ151が90度および270度回転した位置において、以下の式(1)により算出される合成利得により、回転軸110からのオフセット位置を決定する。
(合成利得)=G1C×G2X+G1X×G2C (1)
ここで、G1Cは、第1アンテナ101から見て第2アンテナ151が位置する方向(第1方向ともいう)における、第1アンテナ101のアンテナ利得の主偏波成分である。G2Xは、第2アンテナ151から見て第1アンテナ101が位置する方向(第2方向ともいう)における、第2アンテナ151のアンテナ利得の交差偏波成分である。G1Xは、第1アンテナ101から見て第2アンテナ151が位置する方向における、第1アンテナ101のアンテナ利得の交差偏波成分である。G2Cは、第2アンテナ151のアンテナ利得の主偏波成分である。
式(1)により算出される合成利得のビームが、第1アンテナ101と第2アンテナ151とで相互に向くように、第1主放射素子102および第2主放射素子152の少なくともどちらか一方をオフセットして配置すればよい。
さらに、合成利得のビームが、第1アンテナ101と第2アンテナ151とで相互に向き合わせることに加え、第1アンテナ101および第2アンテナ151の少なくともどちらか一方が受信電力がしきい値以上となるように、第1主放射素子102および第2主放射素子152の少なくとも一方をオフセットして配置してもよい。
また、合成利得のビームが、無線通信において所望のスループットとなるしきい値以上もしくは、無線通信の誤り率として所望の誤り率となるしきい値以下となるように、第1主放射素子102および第2主放射素子152の少なくともどちらか一方をオフセットして配置してもよい。
以上に示した第3の実施形態によれば、偏波整合が取れている位置から回転角が90度または270度の場合に、合成利得のビームが第1アンテナおよび第2アンテナとで相互に向き合うように、第1主放射素子および第2主放射素子の少なくともどちらか一方を回転軸からオフセットして配置することにより、偏波が直交することによって生じる受信電力の低下を抑制でき、回転時に安定した無線通信を行うことができる。また、所望の受信電力、所望のスループットまたは所望の誤り率の少なくとも1つの条件を満たすように、第1主放射素子および第2主放射素子の少なくともどちらか一方を回転軸からオフセットして配置することにより、回転時に所望の受信電力、スループットまたは所望の誤り率を維持することができ、安定した無線通信を行うことができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、第1アンテナおよび第2アンテナの少なくともどちらか一方が、アンテナ利得の交差偏波成分が回転軸と平行な方向を含む平面で極小となる特性であるアンテナである場合を想定する。このような場合、第1主放射素子および第2主放射素子の両方を回転軸上の位置からオフセットして配置することにより、受信電力の低下を低減しつつ安定した無線通信を行うことができる。
第4の実施形態で想定するアンテナの放射指向性特性の一例について図4を参照して説明する。
図4に示すグラフは、図1に示すxyz座標系(z軸が回転軸110)において原点にアンテナを配置した場合のzx平面でのアンテナの放射指向性特性であり、縦軸が指向性利得[dB]を示し、横軸が、x軸を基準とした角度[度]を示す。すなわち、x軸の正の方向が0度、回転軸110方向であるz軸方向が90度、x軸の負の方向が180度を示す。実線のグラフ401が主偏波成分の指向性利得であり、破線のグラフ402が交差偏波成分の指向性利得である。
図4に示すように、角度が90度である回転軸110方向には、主偏波成分のビームの指向性利得が極大である一方、交差偏波成分のビームが極小となる。一方、回転軸110方向でない非回転軸方向では、交差偏波成分が放射しており、角度が45度および135度付近で交差偏波成分の指向性利得が極大となる。
次に、第4の実施形態に係る無線装置について図5Aおよび図5Dを参照して説明する。
第4の実施形態に係る無線装置500は、第1アンテナ101、第1主放射素子102、第2アンテナ151および第2主放射素子152を含む。第1アンテナ101、第1主放射素子102、第2アンテナ151および第2主放射素子152は、第1の実施形態と同様であるので、ここでの説明を省略する。
図1Aから図1D、および図3Aから図3Dと同様に、図5Aは回転角が0度の場合であり、図5Bは回転角が90度の場合であり、図5Cは回転角が180度の場合であり、図5Dは回転角が270度の場合である。図5Aから図5Dでは、第1主放射素子102および第2主放射素子152の両方が回転軸110上の位置からオフセットして配置される。
より詳細に、第4の実施形態に係る無線装置の回転時における第1アンテナ101と第2アンテナ151との位置関係について図6を参照して説明する。
図6は、z軸方向から見た無線装置500の第1アンテナ101の第1主放射素子102および第2アンテナ151の第2主放射素子152の位置関係である。
第1アンテナ101と第2アンテナ151との初期位置(0度)として、第1主放射素子102が(+x,−y)の位置に配置され、第2主放射素子152が(−x,−y)の位置に配置される。ここで、xおよびyは、任意の正数とする。第1主放射素子102は、(+x,−y)で固定であり、第2主放射素子152からの電磁波を受信すると想定する。一方、第2主放射素子152は、回転軸110に沿って回転し、第1主放射素子102に電磁波を送信する。
第2アンテナ151が初期位置(0度)の場合には、z軸方向から見た際に、第1アンテナ101と第2アンテナ151との偏波方向が平行となる。よって、効率よく電磁波を受信できる。
第2アンテナ151が90度回転した場合、第2主放射素子152は(+x,−y)の位置となる。この場合、第1主放射素子102は(+x,−y)の位置にあるので、第1主放射素子102と第2主放射素子152とが重なる。よって、アンテナの交差偏波成分はヌルであるので受信電力は低下する。
第2アンテナ151が180度回転した場合、第2主放射素子152は(+x,+y)の位置となる。この場合、第1主放射素子102の(+x,−y)の位置と第2主放射素子152の(+x,+y)の位置とは、第1アンテナ101と第2アンテナ151との偏波方向が平行と位置となり、効率よく電磁波を受信することができる。
第2アンテナ151が270度(−90度)回転した場合、第2主放射素子152は(−x,+y)の位置となる。この場合、第1主放射素子102の(+x,−y)の位置と第2主放射素子152の(−x,+y)の位置とは、z軸方向から見た際に、互いに重ならずにある程度角度を持った方向となる。第1アンテナ101と第2アンテナ151のアンテナ利得の交差偏波成分は、非回転軸方向にビームを有しているため、式(1)によって定義される合成利得のビームはz軸方向以外の方向を向くことになる。よって、第1アンテナ101と第2アンテナとで互いのビームが向く方向を合わせることにより、受信電力の低下を低減することができる。
なお、上述のxおよびyの値は、合成利得のビームが相互に向き合い、受信電力が一定以上確保できる位置であればどのような値でもよい。本実施形態のように第1アンテナおよび第2アンテナの少なくともどちらか一方が、アンテナ利得の交差偏波成分が回転軸と平行な方向を含む平面で極小となるアンテナである場合、上述のxおよびyの値を軸に対して等距離、すなわちxとyとを同じ値にすることで、回転軸方向から見た第1主放射素子102の位置と第2主放射素子152の位置を、回転角90度の際はほぼ重なるように、回転角270度の際は大きくオフセットするようにでき、回転角270度の際に受信電力の低下を抑制できる。
次に、第4の実施形態に係る無線装置の受信電力測定結果の一例について図7を参照して説明する。
図7は、第4の実施形態に係る無線装置500の第2アンテナ151を回転軸に沿って1回転させて場合における、第1アンテナ101での回転角毎の受信電力の測定結果である。縦軸は、受信電力値[dB]であり、横軸は、初期位置を0度とした場合の第2アンテナの回転角[度]を示す。
図7に示すように、第1主放射素子102と第2主放射素子152との偏波整合が取れている角度である0度および180度付近で、受信電力が最大となる。第1主放射素子102および第2主放射素子152の両方を回転軸110からオフセットし、合成利得のビームを第1アンテナ101と第2アンテナ151とで相互に向くように配置することによって、受信電力が+90度付近では、最大の受信電力から約20dB低下するが、−90度(270度)付近では、最大の受信電力から約5dBの低下に低減することができる。
以上に示した第4の実施形態によれば、アンテナ利得の交差偏波成分が回転軸方向を含む平面で極小となるアンテナを用いる場合、第1主放射素子および第2主放射素子の両方を回転軸からオフセットして配置することにより、第2アンテナが90度回転または270度回転したどちらかの場合に、第1アンテナと第2アンテナとは重ならずにある程度角度を持った方向となる。よって、アンテナ利得の交差偏波成分のビームを受信することができ、受信電力の低下を低減することができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態として、上述の実施形態に係る無線装置の利用例について説明する。
本実施形態に係る無線装置を含む無線機器について図8のブロック図を参照して説明する。
第5の実施形態に係る無線機器800は、カメラ部801、第2無線通信部802、第1無線通信部803、本体部804を含む。カメラ部801および第2無線通信部802を合わせて回転部とも呼び、第1無線通信部803および本体部804を合わせて固定部とも呼ぶ。第1無線通信部803および第2無線通信部802は、上述の実施形態に係る無線装置により構成されればよい。
カメラ部801は、映像を撮影し、撮影された映像を含む映像信号を生成する。
第2無線通信部802は、上述の実施形態に係る第2アンテナ151を含み、カメラ部801から映像信号を受け取り、映像信号を第1無線通信部803へ無線により伝送する。使用する無線周波数としては、例えばミリ波帯を用いればよい。回転部は回転することで、様々な回転角度において映像を撮影することができる。
第1無線通信部803は、上述の実施形態に係る第1アンテナ101を含み、第2無線通信部802から映像信号を受け取る。
本体部804は、第1無線通信部803から映像信号を受け取り、例えば映像信号を画像解析処理するといった、適用するアプリケーションに応じた処理を行う。
以上に示した第5の実施形態によれば、上述の実施形態に係る無線装置を用いることで、回転時に安定した無線通信をおこなうことが可能となるため、カメラ部で撮影された映像を本体部に安定して伝送することができる。また、ミリ波帯は波長が数ミリメートル程度と短いため、無線周波数にミリ波帯を使用することでアンテナを小型することができ、第1無線通信部および第2無線通信部を小さく構成することができる。第5の実施形態に係る無線機器は、例えば監視カメラのような、映像を伝送する場合に用いることができる。
(比較例)
図7に示す第4の実施形態に係る無線装置500の受信電力測定結果の比較例として、従来のアンテナ配置における受信電力の測定結果について図9を参照して説明する。
図9は、アンテナ利得の交差偏波成分が回転軸110方向にヌルとなる第1アンテナ101および第2アンテナが、ともに回転軸の中心に配置される場合である。
図9に示すように、0度および180度付近では、偏波整合が取れているので受信電力が最大であるが、90度および−90度(270度)付近の両方では、最大受信電力から約20dB低下している。これは、90度および−90度において、送受のアンテナの主偏波が直交し、かつ交差偏波成分が回転軸方向に放射されないためである。
一方、第4の実施形態に係る無線装置500によれば、第1主放射素子102および第2主放射素子152が回転軸110から両方ともオフセットされて配置されるため、90度および−90度のどちらか少なくとも一方は、受信電力の低下を低減することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100,200,300,500・・・無線装置、101・・・第1アンテナ、102・・・第1主放射素子、103・・・第1仮想平面、104,154・・・主偏波方向、105,155・・・交差偏波方向、110・・・回転軸、151・・・第2アンテナ、152・・・第2主放射素子、153・・・第2仮想平面、201・・・第1基板、251・・・第2基板、301・・・第1無線部、351・・・第2無線部、401,402・・・グラフ、800・・・無線機器、801・・・カメラ部、802・・・第2無線通信部、803・・・第1無線通信部、804・・・本体部。

Claims (10)

  1. 回転軸に直交する第1仮想平面上に位置し、電磁波を放射する第1主放射素子を含む第1アンテナと、
    前記回転軸に直交しかつ前記第1仮想平面と第1間隔を空けて対向する第2仮想平面上に位置し、電磁波を放射する第2主放射素子を含む第2アンテナと、を具備し、
    前記第2アンテナは、前記回転軸を中心に回転可能であり、かつ前記第1アンテナとの間で前記電磁波の送信および受信の少なくとも一方を行い、前記第1主放射素子および前記第2主放射素子の少なくとも一方は、合成利得を考慮して決定されたオフセット位置に、前記回転軸からずらして配置される無線装置。
  2. 前記第1主放射素子および前記第2主放射素子は、前記回転軸方向から見た場合に重ならないように配置される請求項1に記載の無線装置。
  3. 前記第1仮想平面と平行に配置され、かつ前記第1主放射素子が形成される第1基板と、
    前記第2仮想平面と平行に配置され、かつ前記第2主放射素子が形成される第2基板と、をさらに具備する請求項1または請求項2に記載の無線装置。
  4. 前記第1基板に配置され、無線通信に関する信号処理を行う第1無線部と、
    前記第2基板に配置され、前記無線通信に関する信号処理を行う第2無線部と、をさらに具備する請求項3に記載の無線装置。
  5. 前記第1アンテナおよび前記第2アンテナは、アンテナ利得の主偏波成分が前記回転軸方向にビームを有し、前記アンテナ利得の交差偏波成分が非回転軸方向にビームを有する特性であり、
    前記第1主放射素子と前記第2主放射素子との間の偏波整合が取れているときの前記第2アンテナの位置の回転角である第1角度から、該第2アンテナを90度または270度回転させた位置において、前記第1主放射素子および前記第2主放射素子は、
    前記第1アンテナから見て前記第2アンテナが位置する第1方向における前記第1アンテナのアンテナ利得の主偏波成分と、前記第2アンテナから見て前記第1アンテナが位置する第2方向における前記第2アンテナのアンテナ利得の交差偏波成分とを乗じた利得、および、前記第1方向における前記第1アンテナのアンテナ利得の交差偏波成分と、前記第2方向における前記第2アンテナのアンテナ利得の主偏波成分とを乗じた利得を加算して得られる合成利得のビームが相互に向くように配置される請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の無線装置。
  6. 前記第1主放射素子および前記第2主放射素子は、前記第1アンテナおよび前記第2アンテナの少なくとも一方の受信電力が第1しきい値以上となるように配置される請求項5に記載の無線装置。
  7. 前記第1主放射素子および前記第2主放射素子は、無線通信に関するスループットが第2しきい値以上となるか、前記無線通信の誤り率が第3しきい値以下となるかの少なくとも一方を満たすように配置される請求項5に記載の無線装置。
  8. 前記第1アンテナおよび前記第2アンテナの少なくとも一方のアンテナ利得の交差偏波成分が前記回転軸と平行な方向を含む平面で極小となる特性であり、前記第1主放射素子および前記第2主放射素子は、前記回転軸からずれて配置される請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の無線装置。
  9. 前記第1主放射素子および前記第2主放射素子は、前記回転軸に対して直交する第1軸方向に第1距離ずれ、前記回転軸および前記第1軸に対して直交する第2軸方向に該第1軸から互いに前記第1距離ずつ離れて配置される請求項8に記載の無線装置。
  10. 無線通信に用いる使用周波数は、ミリ波帯の周波数である請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の無線装置。
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