JP6316732B2 - 温度計測システムおよび温度計測器 - Google Patents

温度計測システムおよび温度計測器 Download PDF

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Description

本発明は、温度計測技術に関し、特に温度センサと温度計測器とを接続する信号線の接続状況を検査するための接続状況検査技術に関する。
測温抵抗素子を用いた温度センサで温度を計測する技術として、3線式温度計測技術が提案されている(例えば、特許文献1−2など参照)。
この3線式温度計測技術は、測温抵抗素子が格納されている温度センサと温度計測器とを3本の信号線で接続し、これら信号線を介して温度計測器から測温抵抗素子へ定電流を供給することにより温度を計測する温度計測技術である。
特開平09−105681号公報 特開2012−242294号公報
図13は、一般的な3線式温度計測システムの配線例である。このような3線式温度計測システムを用いて、工業プラントや建物などの施設内の温度を計測する際、図13に示すように、プロセスルームの各所に設置された温度センサからの信号線として多芯束線を用いて、多チャンネル入力機器や計測機器とともにコントロールルームに配置された温度計測器まで配線することになる。
したがって、温度計測器が多チャンネル対応の場合には、例えば10個の温度センサからの合計30本の信号線を、共通の温度計測器に設けられたチャンネルごとのポートにそれぞれ接続することになる。このため、信号線が誤りなく対応するチャンネルのポートに接続されているかどうかを確認する必要がある。
しかしながら、通常、温度計測器はコントロールルームに設置されるため、従来は、遠く離れた温度センサの設置場所とコントロールルームとにそれぞれ作業者を配置して、導通テスターなどの検査装置を用いて、信号線ごとに接続を確認する作業を行っていた。
このため、温度センサの接続確認に多くの時間と作業負担がかかるという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、温度センサの接続確認に要する時間と作業負担を大幅に削減できる接続確認技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる温度計測システムは、測温抵抗素子の一端に第1の信号線が接続され、当該測温抵抗素子の他端に第2および第3の信号線が接続された温度センサと、これら第1、第2、および第3の信号線を介して当該温度センサと接続されて、これら第1および第2の信号線の間に生じた電圧差に基づいて計測温度を出力する温度計測器とを備える温度計測システムであって、前記温度センサは、前記第3の信号線から前記測温抵抗素子の他端へ流れる逆流電流を阻止する整流素子を有し、前記温度計測器は、前記第1の信号線から前記温度センサの前記測温抵抗素子を介して前記第3の信号線へ戻る第1の定電流を供給する第1の定電流源と、前記第2の信号線から前記第3の信号線へ戻る第2の定電流を供給する第2の定電流源と、前記整流素子により前記逆流電流が阻止されて、前記第1の信号線に生じた第1の電圧が誤配線判定用のしきい値電圧を超えた場合、前記第1および第3の信号線が誤配線されていると判定し、前記第2の信号線に生じた第2の電圧が当該しきい値電圧を超えた場合、前記第2および第3の信号線が誤配線されていると判定する制御部とを有している。
また、本発明にかかる上記温度計測システムの一構成例は、前記温度計測器が、前記第1の電圧および前記第2の電圧の電圧差をA/D変換することにより計測データを出力する差動入力モードと、前記第1の電圧および前記第2の電圧をそれぞれ個別にA/D変換することにより第1の検査データおよび第2の検査データを出力するシングルエンド入力モードとを切替可能なA/D変換器をさらに有し、前記制御部は、温度計測時、前記A/D変換器を前記差動入力モードに切替制御し、得られた前記計測データから前記計測温度を算出し、接続状況検査時、前記A/D変換器を前記シングルエンド入力モードに切替制御し、得られた前記第1および第2の検査データを前記しきい値と比較することにより、前記誤配線の有無を判定するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記温度計測システムの一構成例は、前記温度計測器が、前記第1および第3の信号線の接続入れ替えと、前記第2および第3の信号線の接続入れ替えとを行う接続入替部をさらに有し、前記制御部は、前記接続入替部を制御することにより、前記誤配線と判定された前記第1の信号線および前記第3の信号線の接続入れ替え、または前記第2および第3の信号線の接続入れ替えを行うようにしたものである。
また、本発明にかかる上記温度計測システムの一構成例は、前記制御部が、温度計測時、前記第1の信号線と前記第2の信号線との間の誤配線により、前記A/D変換器で得られた前記計測データが負の電圧差を示した場合、予め設定されている負電圧と温度との関係に基づいて、当該電圧差に対応する計測温度を出力するようにしたものである。
また、本発明にかかる温度計測器は、測温抵抗素子の一端に第1の信号線が接続され、当該測温抵抗素子の他端に第2および第3の信号線が接続された温度センサを、これら第1、第2、および第3の信号線を介して接続し、これら第1および第2の信号線の間に生じた電圧差に基づいて計測温度を出力する温度計測器であって、前記第1の信号線から前記温度センサの前記測温抵抗素子を介して前記第3の信号線へ戻る第1の定電流を供給する第1の定電流源と、前記第2の信号線から前記第3の信号線へ戻る第2の定電流を供給する第2の定電流源と、前記温度センサのうち前記測温抵抗素子の他端と前記第3の信号線との間に設けられた整流素子により、当該第3の信号線から当該測温抵抗素子の他端へ流れる逆流電流が阻止されて、前記第1の信号線に生じた第1の電圧が誤配線判定用のしきい値電圧を超えた場合、これら第1および第3の信号線が誤配線されていると判定し、前記第2の信号線に生じた第2の電圧が当該しきい値電圧を超えた場合、これら第2および第3の信号線が誤配線されていると判定する制御部とを備えている。
本発明によれば、温度計測器と温度センサの設置場所にそれぞれ作業者を配置して、導通テスターなどの検査装置を用いて信号線ごとに接続を確認するという従来の検査作業を必要することなく、温度計測器の制御部での処理により、温度センサの誤配線を確認できる。したがって、温度センサの接続確認に要する時間と作業負担を大幅に削減することが可能となる。
第1の実施の形態にかかる温度計測システムの構成を示すブロック図である。 温度計測動作(正電圧)を示す説明図である。 電圧差に対する温度の温度特性(正電圧)を示すグラフである。 温度計測動作(負電圧)を示す説明図である。 電圧差に対する温度の温度特性(負電圧)を示すグラフである。 接続状況検査処理を示すフローチャートである。 誤配線状態(信号線A−C間誤配線/正電圧)を示す説明図である。 誤配線状態(信号線A−C間誤配線/負電圧)を示す説明図である。 誤配線状態(信号線B−C間誤配線/正電圧)を示す説明図である。 誤配線状態(信号線B−C間誤配線/負電圧)を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる温度計測システムで用いられる検出部の構成を示すブロック図である。 接続入替部の動作を示す説明図である。 一般的な3線式温度計測システムの配線例である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる温度計測システム1について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる温度計測システムの構成を示すブロック図である。
この温度計測システム1は、工業プラントや建物などの施設での温度計測に用いられる計測システムであり、複数の温度センサ20と、これら温度センサ20に格納されている測温抵抗素子PTの両端の電圧差に基づき温度を計測する温度計測器10とから構成されている。
温度計測器10は、遠隔制御システムで広く用いられる産業用コントローラからなり、主な機能部として、複数の検出部11、制御部12、および通信I/F部13が設けられている。
検出部11は、温度センサ20ごとに設けられており、3本の信号線A(第1の信号線),B(第2の信号線),C(第3の信号線)を介して対応する温度センサ20と接続されている。具体的には、検出部11の端子PA,PB,PCが信号線A,B,Cを介して温度センサ20の端子TA,TB,TCとそれぞれ個別に接続されている。
検出部11には、主な回路構成として、定電流源IS1,IS2(第1および第2の定電流源)、検査スイッチSW、およびA/D変換器ADCが設けられている。
定電流源IS1は、電源電位Vccから端子TAを介して測温抵抗素子PTの一端に接続された信号線Aに対して、端子PAから定電流IA(第1の定電流)を供給する機能を有している。
定電流源IS2は、電源電位Vccから端子TBを介して測温抵抗素子PTの他端に接続された信号線Bに対して、端子PBから定電流IB(第2の定電流)を供給する機能を有している。
また、端子TCに接続された信号線Cは、端子PCを介して検出部11内で接地電位GNDに接続されている。
検査スイッチSWは、制御部12から指示に応じて導通(オン)状態または遮断(オフ)状態に制御することにより、信号線A,Bに対して、定電流源IS1,IS2からの定電流IA,IBを供給/停止する機能を有している。
A/D変換器ADCは、端子PA,PBに接続されている信号線A,Bの電圧VA,VB間に生じた、温度に応じて変化する電圧差Vdを増幅するオペアンプを含み、電圧差Vdを計測データにA/D変換し、出力端子DOから制御部12へ出力する機能を有している。
この際、A/D変換器ADCには、一般的なA/D変換器と同様に、2つのオペアンプが設けられており、温度計測時には、制御部12からの指示に応じて一方のオペアンプのみを用いる差動入力モードに切り替えて、当該オペアンプで電圧差Vdを増幅してA/D変換し、得られた計測データを出力端子DOから制御部12へ出力する。
一方、接続状況検査時には、制御部12からの指示に応じて両方のオペアンプを個別に用いるシングルエンド入力モードに切り替えて、信号線A,Bに生じた電圧VA,VBをそれぞれ増幅してA/D変換し、得られた検査データをそれぞれ出力端子DOから制御部12へ出力する。
制御部12は、各検出部11のA/D変換器ADCの動作モードを、差動入力モードまたはシングルエンド入力モードに切替指示する機能と、各検出部11の検査スイッチSWを導通または遮断状態に切替指示する機能と、各検出部11のA/D変換器ADCで得られた計測データに基づき、温度センサ20で計測された温度を出力する機能と、各検出部11のA/D変換器ADCで得られた検査データに基づき、温度センサ20との接続状況を検査する機能とを有している。
この際、制御部12は、温度計測時の機能として、計測対象となる検出部11に対して、検査スイッチSWを導通状態に切替指示することにより、温度センサ20に対して温度計測のための定電流IA,IBを定電流源IS1,IS2から供給する機能と、A/D変換器ADCを差動入力モードに切替指示することにより、温度に応じて変化する電圧差Vdを示す計測データを取得して温度データに変換し、通信I/F部13から上位装置(図示せず)へ出力する機能とを有している。
また、制御部12は、接続状況検査時の機能として、検査対象となる検出部11に対して、検査スイッチSWを導通状態に切替指示するとともに、A/D変換器ADCをシングルエンド入力モードに切替指示し、信号線A,Bの電圧VA,VBを示す検査データ(第1の検査データ,第2の検査データ)をそれぞれ取得する機能と、これら電圧VA,VBを誤配線判定用のしきい値電圧Vthと比較することにより、温度センサ20との間の誤配線の有無を判定し、通信I/F部13から上位装置や携帯端末30などの外部装置に対して、あるいは温度計測器10に設けられたLCDなどの表示器(図示せず)で、誤配線を通知する機能とを有している。
通信I/F部13は、各温度センサ20で検出された温度に基づき各種の制御処理を行う上位装置や、接続状況検査時に用いられる携帯端末30などの各種外部装置とデータ通信を行う機能を有している。
温度センサ20には、主な機能部として、測温抵抗素子PTと整流素子Dが設けられている。
測温抵抗素子PTは、一端が端子TAを介して信号線Aに接続され、他端が端子TBを介して信号線Bに接続されており、周囲の温度に応じて抵抗値を変化させる機能を有している。
整流素子Dは、入力端が測温抵抗素子PTの他端に接続され、出力端が端子TCを介して信号線Cに接続されて、信号線Cから測温抵抗素子PTの他端へ流れる逆流電流を阻止する機能を有している。この整流素子Dとして発光ダイオードを用いた場合、正常動作時に信号線Cから温度計測器10へ戻るリターン電流ICを検出して視覚的に報知することができる。したがって、制御部12に、検査対象となる検出部11の検査スイッチSWを導通/遮断状態を連続的に切り替える機能を設けることにより、発光ダイオードの点滅有無で温度センサ20の正常動作を確認できる。
[温度計測動作]
まず、図2を参照して、温度計測システム1による温度計測動作について説明する。図2は、温度計測動作(正電圧)を示す説明図である。ここでは、信号線A,B,Cが正常接続状態にあり、信号線Aにより端子PAが端子TAに接続されており、信号線Bにより端子PBが端子TBに接続されており、信号線Cにより端子PCが端子TCに接続されているものとする。
温度計測時、制御部12は、検出部11の検査スイッチSWを導通状態に制御して、定電流源IS1,IS2から信号線A,Bへ定電流IA,IBを供給する。これにより、温度センサ20に対して定電流IA,IBが供給され、これらが合算されたリターン電流ICが、信号線Cを介して接地電位GNDに流れる。
信号線A,B,Cには、長さに応じた配線抵抗RA,RB,RCが発生する。ここで、測温抵抗素子PTの抵抗値をRとした場合、A/D変換器ADC内のオペアンプの入力端(+,−)における信号線Aの電位VAおよび信号線Bの電位VBは、次の式(1),(2)のように表させる。
VA=IA×(RA+R)+(IA+IB)×RC …(1)
VB=IB×RB+(IA+IB)×RC …(2)
この際、一般的には、RA,RBがほぼ等しく、IA,IBがほぼ等しいと見なせるため、RA=RB=RLとし、IA=IB=Iとした場合、VA,VBは、次の式(3),(4)のようになる。
VA=I×(RL+R)+2I×RC …(3)
VB=I×RL+2I×RC …(4)
したがって、オペアンプの入力端における電圧差Vd=VA−VB(正電圧)は、次の式(5)で求められる。
Vd=I×R …(5)
これにより、I=IA=IBが一定であれば、測温抵抗素子PTの抵抗値Rの変化に比例して、オペアンプの入力端における電圧差Vdが変化することになる。したがって、Vdをオペアンプで検出して増幅すれば、抵抗値Rの変化、すなわち温度変化に応じた電圧を有する計測信号を得ることができる。
この計測信号は、A/D変換器ADCで計測データに変換され、制御部12に出力される。一般に、測温抵抗素子PTの抵抗値は温度に比例するため、計測データも温度に比例する。図3は、電圧差に対する温度の温度特性(正電圧)を示すグラフである。制御部12では、予め設定された図3の温度特性に基づき、計測データを温度に変換する。
図4は、温度計測動作(負電圧)を示す説明図である。ここでは、信号線A,Bが誤配線状態にあり、信号線Aにより端子PAが端子TBに接続されており、信号線Bにより端子PBが端子TAに接続されている。なお、信号線Cは正常接続状態にあり、信号線Cにより端子PCが端子TCに接続されている。
図4に示すように、信号線A,B間が誤配線された場合、オペアンプの入力端における電圧差Vd=VA−VBは、負電圧となる。この際、信号線Cは正常接続状態にあり、図4と同様、信号線Cを介してリターン電流ICが流れるため、電圧差Vdは温度変化に応じて変化する。このため、計測データも負の値を示すものの温度に比例する。図5は、電圧差に対する温度の温度特性(負電圧)を示すグラフである。したがって、制御部12では、予め設定された図4の温度特性に基づき、負の計測データを温度に変換することができる。
[接続状況検査動作]
次に、温度計測システム1による接続状況検査動作について説明する。
図1に示すように、温度センサ20において、信号線A,Bから供給された定電流IA,IBは、リターン電流ICとして信号線Cから温度計測器10へ戻り、このリターン電流ICは、信号線A,B,Cの接続状況が正しい場合、常に一定の値となる。また、式(5)には、信号線Cの配線抵抗RCが含まれておらず、配線抵抗RCだけが増大して電圧降下が生じても、温度計測には影響しない。
一方、信号線A,B,Cが誤配線されるパターンのうち、信号線A,B間の誤配線は、前述の図4で説明したように温度計測が可能であるが、信号線A,C間または信号線B,C間において誤配線があった場合、測温抵抗素子PTに定電流IA,IBが正常に供給されないため、温度計測ができなくなる。
この際、温度センサ20の端子TCに検出部11の端子PAまたはPBが接続されることになるため、端子TCに対して定電流IS1またはIS2から電源電圧Vccが印加される。
ここで、温度センサ20の測温抵抗素子PTの他端と信号線Cとの間に逆流電流を阻止する整流素子Dを接続すれば、定電流源IS1またはIS2から端子TCに対して電流が流れず、結果として、信号線AまたはBの電圧VAまたはVBが、正常接続時より上昇する。このため、信号線A,Bの電圧VA,VBの上昇が検出された場合、信号線A,C間または信号線B,C間において誤配線があると判定することができる。
図6は、接続状況検査処理を示すフローチャートである。
制御部12は、温度計測器10の起動時、あるいは通信I/F部13を介して受信された携帯端末30からの指示に応じて、図6の接続状況検査処理を実行する。
まず、制御部12は、検査対象となるチャネルの検査部11のA/D変換器ADCに対して、動作モードをシングルエンド入力モードに切り替える切替指示を出力する(ステップ100)。
これにより、A/D変換器ADCは、両方のオペアンプを個別に用いるシングルエンド入力モードに切り替えて、信号線A,Bに生じた電圧VA,VBをそれぞれ増幅してA/D変換し、得られた検査データをそれぞれ出力端子DOから制御部12へ出力する。
制御部12は、A/D変換器ADCからの検査データ(第1および第2の検査データ)により、電圧VA,VBを取得し(ステップ101)、まず、電圧VAと誤配線判定用のしきい値電圧Vthとを比較する(ステップ102)。
しきい値電圧Vthは、温度計測時に発生しうるVA,VBの最大値より高く、電源電位Vccより低い電圧となる。VA,VBの最大値は、測温抵抗素子PTの抵抗値が最大となる最高計測温度であって、信号線A,B,Cの線路長が許容範囲内で最長である場合に発生する。
ここで、VA>Vthの場合(ステップ102:YES)、制御部12は信号線A,C間の誤配線であると判定して、通信I/F部13から外部装置に通知し(ステップ103)、一連の接続状況検査処理を終了する。
一方、VA≦Vthの場合(ステップ102:NO)、制御部12は電圧VBとしきい値電圧Vthとを比較する(ステップ104)。
ここで、VB>Vthの場合(ステップ104:YES)、制御部12は信号線B,C間の誤配線であると判定して、通信I/F部13から外部装置に通知し(ステップ104)、一連の接続状況検査処理を終了する。
また、VA≦Vthの場合(ステップ104:NO)、信号線A,B,Cが正常状態であると判定して、一連の接続状況検査処理を終了する。
図7は、誤配線状態(信号線A−C間誤配線/正電圧)を示す説明図である。ここでは、信号線A−C間に誤配線があり、信号線Aにより端子PAが端子TCに接続され、信号線Cにより端子PCが端子TAに接続されており、信号線Bは正常接続状態である。したがって、定電流源IS1から端子TCへの逆流電流が整流素子Dで阻止されて、電圧VAがしきい値電圧Vthより上昇する。
このため、制御部12において、信号線A−C間に誤配線があると判定されて、通信I/F部13から外部装置に対して、信号線A−C間の誤配線とともに、信号線A−Cの入れ替えが通知される。したがって、検出部11の端子PA−PC間で信号線A−Cの接続状態を入れ替えることにより、図2の正常接続状態に戻すことができる。
図8は、誤配線状態(信号線A−C間誤配線/負電圧)を示す説明図である。ここでは、信号線A−C間に誤配線があり、信号線Aにより端子PAが端子TCに接続され、信号線Cにより端子PCが端子TBに接続されており、信号線Bにより端子PBが端子TAに接続されている。したがって、定電流源IS1から端子TCへの逆流電流が整流素子Dで阻止されて、電圧VAがしきい値電圧Vthより上昇する。
このため、制御部12において、信号線A−C間に誤配線があると判定されて、通信I/F部13から外部装置に対して、信号線A−C間の誤配線とともに、信号線A−Cの入れ替えが通知される。したがって、検出部11の端子PA−PC間で信号線A−Cの接続状態を入れ替えることにより、信号線A−Bがクロスした、図4の正常接続状態に戻すことができる。
図9は、誤配線状態(信号線B−C間誤配線/正電圧)を示す説明図である。ここでは、信号線B−C間に誤配線があり、信号線Bにより端子PBが端子TCに接続され、信号線Cにより端子PCが端子TBに接続されており、信号線Aは正常接続状態である。したがって、定電流源IS2から端子TCへの逆流電流が整流素子Dで阻止されて、電圧VBがしきい値電圧Vthより上昇する。
このため、制御部12において、信号線B−C間に誤配線があると判定されて、通信I/F部13から外部装置に対して、信号線B−C間の誤配線とともに、信号線B−Cの入れ替えが通知される。したがって、検出部11の端子PB−PC間で信号線B−Cの接続状態を入れ替えることにより、図2の正常接続状態に戻すことができる。
図10は、誤配線状態(信号線B−C間誤配線/負電圧)を示す説明図である。ここでは、信号線B−C間に誤配線があり、信号線Bにより端子PBが端子TCに接続され、信号線Cにより端子PCが端子TAに接続されており、信号線Aにより端子PAが端子TBに接続されている。したがって、定電流源IS2から端子TCへの逆流電流が整流素子Dで阻止されて、電圧VBがしきい値電圧Vthより上昇する。
このため、制御部12において、信号線B−C間に誤配線があると判定されて、通信I/F部13から外部装置に対して、信号線B−C間の誤配線とともに、信号線B−Cの入れ替えが通知される。したがって、検出部11の端子PB−PC間で信号線B−Cの接続状態を入れ替えることにより、信号線A−Bがクロスした、図4の正常接続状態に戻すことができる。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、温度センサ20に、信号線Cから測温抵抗素子PTの他端へ流れる逆流電流を阻止する整流素子Dを設け、温度計測器10の制御部12が、整流素子Dにより逆流電流が阻止されて、信号線Aに生じた電圧VAが誤配線判定用のしきい値電圧Vthを超えた場合、これら信号線A−Cが誤配線されていると判定し、信号線Bに生じた電圧VBがしきい値電圧Vthを超えた場合、これら信号線B−Cが誤配線されていると判定するようにしたものである。
これにより、温度計測器10と温度センサ20の設置場所にそれぞれ作業者を配置して、導通テスターなどの検査装置を用いて信号線ごとに接続を確認する、という従来の検査作業を必要することなく、温度計測器10の制御部12での処理により、温度センサ20の誤配線を確認できる。したがって、温度センサ20の接続確認に要する時間と作業負担を大幅に削減することが可能となる。
また、本実施の形態において、温度計測器10に、電圧VA,VBの電圧差VdをA/D変換することにより計測データを出力する差動入力モードと、第1の電圧および第2の電圧をそれぞれ個別にA/D変換することにより検査データを出力するシングルエンド入力モードとを切替可能なA/D変換器ADCを設け、制御部12が、温度計測時、A/D変換器ADCを差動入力モードに切替制御し、得られた計測データから計測温度を算出し、接続状況検査時、A/D変換器ADCをシングルエンド入力モードに切替制御し、得られた検査データをしきい値とそれぞれ比較することにより、誤配線の有無を判定するようにしたものである。
これにより、一般的なA/D変換器に設けられているシングルエンド入力モードを利用して電圧VA,VBを個別に検出することができ、接続状況検査に必要な回路部を温度計測時に用いる回路で兼用することができる。したがって、新たな回路を追加することなく、接続状況検査を実行することができる。
[第2の実施の形態]
次に、図11を参照して、本実施の形態にかかる温度計測システム1について説明する。図11は、第2の実施の形態にかかる温度計測システムで用いられる検出部の構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態では、誤配線の判定結果を外部装置へ通知し、作業者により信号線を入れ替え接続する場合を例として説明した。本実施の形態では、検出部11で信号線の接続を入れ替える場合を例として説明する。
すなわち、本実施の形態において、検出部11には、信号線A−Cの接続入れ替えと信号線B−Cの接続入れ替えとを行うマルチプレクサからなる接続入替部MUXが設けられている。
接続入替部MUXには、図11に示すように、端子PA,PB,PCごとに切替スイッチSWa,SWb,SWcが設けられている。SWaは、端子PAをノードNAまたはノードNCに切り替えるスイッチであり、SWbは、端子PBをノードNBまたはノードNCに切り替えるスイッチである。また、SWcは、端子PCをノードNA、ノードNB、またはノードNCに切り替えるスイッチである。
なお、ノードNA,NB,NCは、信号線A,B,Cが正常接続された際、端子PA,PB,PCを介して信号線A,B,Cが接続される内部回路の接続ノードである。ノードNAは、検査スイッチSWを介して定電流源IS1に接続されているとともに、A/D変換器ADCの電圧VA用入力端子に接続されている。ノードNBは、検査スイッチSWを介して定電流源IS2に接続されているとともに、A/D変換器ADCの電圧VB用入力端子に接続されている。ノードNCは接地電位GNDに接続されている。
[第2の実施の形態の動作]
次に、図12を参照して、接続入替部MUXの動作について説明する。図12は、接続入替部の動作を示す説明図である。
制御部12は、信号線A,B,Cが正常接続されている場合または初期状態において、接続入替部MUXを制御して、切替スイッチSWa,SWb,SWcをそれぞれノードNA側、ノードNB側、ノードNC側に切替制御する。これにより、端子PA,PB,PCがそれぞれノードNA,NB,NCと接続される。
ここで、前述した図6の接続状況検査処理のステップ103において、信号線A,C間の誤配線であると判定した際、制御部12は、接続入替部MUXを制御して、切替スイッチSWa,SWcをそれぞれノードNC側、ノードNA側に切替制御する。これにより、端子PA,PCがそれぞれノードNC,NAと接続され、信号線A,Cが接続入れ替えされたことになる。
一方、前述した図6の接続状況検査処理のステップ105において、信号線B,C間の誤配線であると判定した際、制御部12は、接続入替部MUXを制御して、切替スイッチSWb,SWcをそれぞれノードNC側、ノードNB側に切替制御する。これにより、端子PB,PCがそれぞれノードNC,NBと接続され、信号線B,Cが接続入れ替えされたことになる。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、信号線A−Cの接続入れ替えと信号線B−Cの接続入れ替えする接続入替部MUXを検出部11に設け、制御部12での誤配線の判定結果に応じて、信号線A,Cまたは信号線B,Cを接続入れ替えするようにしたものである。
これにより、信号線A,B,Cに誤配線があった場合には、接続入替部MUXにより信号線A,B,Cが接続入れ替えされる。したがって、制御部12での判定結果に応じて作業者が信号線A,B,Cを接続入れ替えする必要がなくなり、誤配線の訂正に要する作業負担を大幅に削減することが可能となる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
1…温度計測システム、10…温度計測器、11…検出部、12…制御部、13…通信I/F部、20…温度センサ、30…携帯端末、IS1…定電流源(第1の定電流源)、IS2…定電流源(第2の定電流源)、SW…検査スイッチ、A…信号線(第1の信号線)、B…信号線(第2の信号線)、C…信号線(第3の信号線)、ADC…A/D変換器、PT…測温抵抗素子、D…整流素子、MUX…接続入替部、PA,PB,PC…端子、TA,TB,TC…端子、NA,NB,NC…ノード、DO…出力端子、IA…定電流(第1の定電流),IB…定電流(第2の定電流)、IC…リターン電流、VA,VB…電位、Vd…電圧差、Vcc…電源電位、GND…接地電位。

Claims (5)

  1. 測温抵抗素子の一端に第1の信号線が接続され、当該測温抵抗素子の他端に第2および第3の信号線が接続された温度センサと、これら第1、第2、および第3の信号線を介して当該温度センサと接続されて、これら第1および第2の信号線の間に生じた電圧差に基づいて計測温度を出力する温度計測器とを備える温度計測システムであって、
    前記温度センサは、前記第3の信号線から前記測温抵抗素子の他端へ流れる逆流電流を阻止する整流素子を有し、
    前記温度計測器は、
    前記第1の信号線から前記温度センサの前記測温抵抗素子を介して前記第3の信号線へ戻る第1の定電流を供給する第1の定電流源と、
    前記第2の信号線から前記第3の信号線へ戻る第2の定電流を供給する第2の定電流源と、
    前記整流素子により前記逆流電流が阻止されて、前記第1の信号線に生じた第1の電圧が誤配線判定用のしきい値電圧を超えた場合、前記第1および第3の信号線が誤配線されていると判定し、前記第2の信号線に生じた第2の電圧が当該しきい値電圧を超えた場合、前記第2および第3の信号線が誤配線されていると判定する制御部とを有する
    ことを特徴とする温度計測システム。
  2. 請求項1に記載の温度計測システムにおいて、
    前記温度計測器は、前記第1の電圧および前記第2の電圧の電圧差をA/D変換することにより計測データを出力する差動入力モードと、前記第1の電圧および前記第2の電圧をそれぞれ個別にA/D変換することにより第1の検査データおよび第2の検査データを出力するシングルエンド入力モードとを切替可能なA/D変換器をさらに有し、
    前記制御部は、温度計測時、前記A/D変換器を前記差動入力モードに切替制御し、得られた前記計測データから前記計測温度を算出し、接続状況検査時、前記A/D変換器を前記シングルエンド入力モードに切替制御し、得られた前記第1および第2の検査データを前記しきい値と比較することにより、前記誤配線の有無を判定する
    ことを特徴とする温度計測システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の温度計測システムにおいて、
    前記温度計測器は、前記第1および第3の信号線の接続入れ替えと、前記第2および第3の信号線の接続入れ替えとを行う接続入替部をさらに有し、
    前記制御部は、前記接続入替部を制御することにより、前記誤配線と判定された前記第1の信号線および前記第3の信号線の接続入れ替え、または前記第2および第3の信号線の接続入れ替えを行う
    ことを特徴とする温度計測システム。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の温度計測システムにおいて、
    前記制御部は、温度計測時、前記第1の信号線と前記第2の信号線との間の誤配線により、前記A/D変換器で得られた前記計測データが負の電圧差を示した場合、予め設定されている負電圧と温度との関係に基づいて、当該電圧差に対応する計測温度を出力することを特徴とする温度計測システム。
  5. 測温抵抗素子の一端に第1の信号線が接続され、当該測温抵抗素子の他端に第2および第3の信号線が接続された温度センサを、これら第1、第2、および第3の信号線を介して接続し、これら第1および第2の信号線の間に生じた電圧差に基づいて計測温度を出力する温度計測器であって、
    前記第1の信号線から前記温度センサの前記測温抵抗素子を介して前記第3の信号線へ戻る第1の定電流を供給する第1の定電流源と、
    前記第2の信号線から前記第3の信号線へ戻る第2の定電流を供給する第2の定電流源と、
    前記温度センサのうち前記測温抵抗素子の他端と前記第3の信号線との間に設けられた整流素子により、当該第3の信号線から当該測温抵抗素子の他端へ流れる逆流電流が阻止されて、前記第1の信号線に生じた第1の電圧が誤配線判定用のしきい値電圧を超えた場合、これら第1および第3の信号線が誤配線されていると判定し、前記第2の信号線に生じた第2の電圧が当該しきい値電圧を超えた場合、これら第2および第3の信号線が誤配線されていると判定する制御部と
    を備えることを特徴とする温度計測器。
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