JP6316003B2 - 情報処理装置、その制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の拠点間で情報を共有する情報処理装置、その制御方法およびコンピュータプログラムに関する。
ユーザが、ホワイトボードやスクリーン等の情報入力ボードにマーカペン等で文字や図形を書くことが行われている。また、ユーザは、情報入力ボードに、紙付箋やカード等の情報が記入されているシートを貼ることもできる。特許文献1は、複数の拠点の各々に配置された情報入力ボードをカメラで撮像して得た撮像画像を他拠点の情報入力ボードにプロジェクタで投影することによって、複数拠点間で情報を共有する画像投影装置を開示している。
また、複数の拠点にテレビ会議装置を配置し、他拠点や自拠点の風景画像を自拠点のテレビ会議装置の表示画面に表示するテレビ会議システムが提案されている。特許文献2は、表示画面内に自拠点の風景画像を子画面で表示し、ユーザの操作に応じて、子画面を移動してユーザが望む位置に表示する画像表示制御装置を開示している。
特開2010−61411号公報 特開2004−101708号公報
情報入力ボードを投影面として風景画像を投影して、他拠点のユーザの表情や雰囲気を確認しながら情報入力ボードに物理入力した情報を共有できる情報共有システムが考えられる。しかし、特許文献2が開示する画像表示制御装置では、自拠点で表示する風景画像の表示方法を変更できるが、この変更内容を、他拠点で表示している風景画像に反映させることはできない。したがって、この画像表示制御装置では、以下の課題が生じる。
拠点Aのユーザが情報入力ボードに投影している風景画像を移動して得た空き領域にマーカペン等で情報を入力したものとする。拠点Bのユーザが、情報入力ボード上の上記空き領域に対応する領域に風景画像を投影している場合は、拠点Bの情報入力ボードに投影される拠点Aのユーザが入力した情報の視認性が良くなくなる。このような場合、拠点Aのユーザと拠点Bのユーザとで、入力情報を共有することが困難である。拠点Aのユーザは、拠点Bのユーザに上記空き領域の位置を教え、拠点Bのユーザが風景画像を移動する等の必要が生じ、利便性が良くない。
本発明は、自システムでの風景画像の表示方法の変更を他のシステムで表示されている風景画像の表示に反映する情報処理システムの提供を目的とする。
本発明の一実施形態の情報処理システムは、撮影された画像情報をネットワークを介して他の情報処理システムと共有する情報処理システムであって、自システムが配置されている拠点である自拠点での風景を撮像する第1の撮像手段と、前記第1の撮像手段による撮像結果から自拠点での風景画像を生成する第1の生成手段と、投影面を撮像する第2の撮像手段と、前記第2の撮像手段による撮像結果から前記投影面に物理入力された情報に応じた画像を拠点画像として生成する第2の生成手段と、前記生成された風景画像と拠点画像とを他の情報処理システムに送信する送信手段と、他の情報処理システムから、当該他の情報処理システムが配置されている拠点である他拠点での風景画像と、当該他拠点の投影面への情報の物理入力に応じて生成された拠点画像と、を受信する受信手段と、前記生成された自拠点での風景画像と、前記受信した他拠点での風景画像と拠点画像と、を前記投影面に投影することで表示する投影手段と、自システムでの風景画像の表示方法が変更された場合に、当該変更内容を他の情報処理システムで表示されている風景画像の表示に反映する制御を実行する制御手段と、を備える。また、前記制御手段は、他の情報処理システムでの風景画像の表示方法の変更内容が当該他の情報処理システムから受信された場合に、当該受信された変更内容を自システムで表示されている風景画像の表示に反映する。
本発明の情報処理システムによれば、自拠点での風景画像の表示方法の変更が他拠点で表示する風景画像の表示方法に反映されるので、投影面への情報入力と風景画像の表示にかかるユーザの操作性を向上することができる。
本実施形態のシステム構成を示す図である。 情報端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施例1における、情報入力ボードの状態を説明する図である。 情報処理システムが管理する表示レイアウト情報の例である。 自拠点画像と他拠点画像の送受信に関する処理を説明する図である。 自拠点画像の一例を示す図である。 風景映像の表示変更の例を説明する図である。 風景画像の表示処理を説明するフローチャートである。 風景映像の表示/非表示の例を説明する図である。 風景画像の非表示情報を付加する処理の例を説明する図である。 重畳付加情報を付加する処理の例を説明する図である。 風景映像の拡大/縮小表示の例を説明する図である。 表示変更情報を受信した場合の動作処理の例を説明する図である。 情報入力ボードの状態を説明する図である。 情報処理システムが管理する表示レイアウト情報の例である。 情報入力ボードの状態を説明する図である。 情報処理システムが管理する表示レイアウト情報の例である。
(実施例1)
図1は、本実施形態のシステム構成を示す図である。
図1に示すネットワークシステムは、複数の拠点に配置された情報処理システムおよび情報入力ボードを備える。具体的には、ネットワークシステムは、拠点Aに配置された情報処理システム110および情報入力ボード114と、拠点Bに配置された情報処理システム120および情報入力ボード124とを備える。なお、各拠点に配置された情報処理システムを、単体の装置(情報処理装置)として構成してもよい。
情報入力ボード114、124は、スクリーンやホワイトボード等の情報を物理入力可能なボードである。情報入力ボードには、マーカペン等で手書きした文字や図形、糊付の付箋(ポスト・イット(登録商標)など)に記入されている文字や図形等を入力可能である。また、情報入力ボードには、テープや磁石等を用いて、文書やカード等を貼付することで、文書やカード等に印刷されている文字や図形等の情報を入力することができる。
以下では、情報入力ボードにユーザが入力した情報を書込み情報と記述する。特に、自拠点の情報入力ボードの書込み情報を自拠点情報と記述する。また、他拠点の情報入力ボードの書込み情報を他拠点情報と記述する。
情報処理システム110は、PCなどに代表される情報端末111、プロジェクタ112、情報入力ボード用カメラ113、風景用カメラ115、マイク116、スピーカ117を備える。情報処理システム110は、ネットワーク150を介して、少なくとも1つ以上の他の情報処理システム120と接続されている。情報処理システム120と情報処理システム110の構成は同じである。
本実施形態において、自システムが配置されている拠点を、自拠点と記述する。また、他の情報処理システムが配置されている拠点を、他拠点と記述する。したがって、情報処理システム110と情報入力ボード114が配置された拠点Aは、情報処理システム110にとって自拠点である。また、情報処理システム120と情報入力ボード124とが配置された拠点Bは、情報処理システム110にとって他拠点である。
情報入力ボード用カメラ113とプロジェクタ112は、情報入力ボード用カメラ113で撮像した撮像画像内にプロジェクタ112の投影範囲が収まる位置関係に配置されているものとする。
情報端末111は、情報入力ボード用カメラ113を制御し、情報入力ボード114を撮像した撮像画像を得る。すなわち、情報入力ボード用カメラ113は、投影面として機能する情報入力ボード114を撮像する第2の撮像手段として機能する。情報端末111は、撮像画像から自拠点情報を含む画像領域を抽出して、自拠点情報に係る画像(自拠点画像)を得る。すなわち、情報端末111は、情報入力ボード用カメラ113による撮影結果から投影面に物理入力された情報に応じた画像を拠点画像(この例では、自拠点画像)として生成する。情報端末111は、自拠点画像を情報処理システム120に送信する。
情報端末111は、風景用カメラ115を制御し、ユーザの顔や背景などを含んだ風景画像を撮像する。すなわち、風景用カメラ115は、自システムが配置されている拠点である自拠点での風景を撮像する第1の撮像手段として機能する。情報端末111は、風景用カメラ15による撮像結果から自拠点での風景画像(自拠点風景画像)を生成する。情報端末111は、撮像された自拠点風景画像を情報処理システム120に送信する。
また、情報端末111は、情報処理システム120が拠点Bで撮影した風景画像を他拠点風景画像として情報処理システムから受信する。また、情報端末111は、情報処理システム120が情報入力ボード124の他拠点情報を含む画像領域から取得した拠点画像(他拠点画像)を、情報処理システム120から受信する。情報端末111は、プロジェクタ112を制御することで、上記受信した他拠点画像、他拠点風景画像を情報入力ボード114に投影する。また、情報端末111は、風景用カメラ115で撮像した風景画像や、情報処理システム120から受信した風景画像を、情報入力ボード114に投影することで表示する。
また、情報端末111は、マイク116を制御し、情報処理システム110の周囲の音声を録音する。そして、情報端末111は、録音した音声を情報処理システム120に送信する。また、情報端末111はスピーカ117を制御して録音した音声や情報処理システム120から受信した音声を再生する。
本実施形態において、情報端末111は、自システム(情報処理システム110)での風景画像の表示方法が変更された場合に、当該変更内容を他の情報処理システムで表示されている風景画像の表示に反映する制御を実行する。また、情報端末111は、他の情報処理システムでの風景画像の表示方法の変更内容が当該他の情報処理システムから受信された場合に、当該受信された変更内容を自システムで表示されている風景画像の表示に反映する。
図2は、情報端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
情報端末111は、CPU201、RAM202、ROM203、キーボードI/F205を有する。また、情報端末111は、ディスプレイI/F206、外部メモリI/F207、外部I/F208、マウスI/F211、ネットワークI/F213、マイクI/F214、スピーカI/F215を有する。情報端末111が備える各処理部は、システムバス204で接続されている。キーボードI/F205には、キーボード209が接続され、マウスI/F211にはマウス212が接続される。
CPU201は、情報端末111全体の制御を行う。CPU201は、ROM203やHDD等の外部メモリ210などに記憶された制御プログラムを、RAM202に読み込み、各種処理を実行する。すなわち、CPU201は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、後述するフローチャートの各ステップを実行する処理部(処理手段)として機能する。
具体的には、CPU201は、キーボード209またはマウス212によるユーザからの各種操作を受け付ける。CPU201は、ディスプレイI/F206に接続されたプロジェクタ112を制御して、情報入力ボード114に他拠点画像や自拠点の風景画像(自拠点風景画像)、他拠点の風景画像(他拠点風景画像)を投影する。CPU201は、外部I/F 208に接続されたデジタルカメラ(情報入力ボード用カメラ)113で撮像した情報入力ボードの画像を、RAM202や外部メモリ210に記憶する。
また、CPU201は、外部I/F208に接続されたデジタルカメラ(風景用カメラ)115で撮像した風景画像を、RAM202や外部メモリ210に記憶する。CPU201は、マイクI/F214に接続されたマイク116で音声を録音し、RAM202や外部メモリ210に記憶する。
また、CPU201は、ネットワークI/F213を介して、他拠点の情報処理システム120と情報入力ボードに入力された情報に係る画像、風景画像、音声を送受信する。CPU201は、スピーカI/Fでマイク116を用いて録音した音声や他拠点の情報処理システム120から受信した音声を再生する。ROM203は、CPU201を起動するためのプログラムを含む各種データを記憶している。RAM202は、ワークメモリとして用いられる。
図3は、実施例1における、情報入力ボードの状態を説明する図である。
拠点Aの情報処理システム110と拠点Bの情報処理システム120とで画像情報を共有するものとする。図3(A−1)から図3(A−3)は、拠点Aに関する説明図であり、図3(B−1)から図3(B−3)は、拠点Bに関する説明図である。
図3(A−1)は、拠点Aにおける初期状態を示す。情報処理システム110はプロジェクタで自拠点風景画像301aと他拠点風景画像302aを含む投影画像310aを情報入力ボード114に投影している。投影結果311aは、情報入力ボード114を投影面として投影画像310aを投影した結果である。自拠点風景画像301aは、情報処理システム110の風景用カメラで撮像した拠点Aの風景画像を投影したものである。他拠点風景画像302aは、情報処理システム120の風景用カメラで撮像した拠点Bの自拠点風景画像301bを受信して投影したものである。
図3(B−1)は、拠点Bにおける初期状態を示す。情報処理システム120は、プロジェクタで自拠点風景画像301bと他拠点風景画像302bを含む投影画像310bを情報入力ボード124に投影している。投影結果311bは情報入力ボード124に投影画像310bを投影した結果である。自拠点風景画像301bは、拠点Bの情報処理システム120の風景用カメラで撮像した拠点Bの風景画像を投影したものである。他拠点風景画像302bは、情報処理システム110の風景用カメラで撮像した拠点Aの自拠点風景画像301aを受信して投影したものである。
図4は、情報処理システムが管理する表示レイアウト情報の一例を示す図である。
図4(A)は、情報処理システム110が管理する表示レイアウト情報を示す。表示レイアウト情報は、情報処理システム110での自拠点風景画像301aと他拠点風景画像302aの表示位置を有する。この表示レイアウト情報は、情報処理システム110のRAMに記憶されている。
図4(B)は、情報処理システム120が管理する表示レイアウト情報を示す。表示レイアウト情報は、情報処理システム120での自拠点風景画像301bと他拠点風景画像302bの表示位置を有する。この表示レイアウト情報は、情報処理システム120のRAMに記憶されている。
図4(A)、(B)において、IDは風景画像の種別を識別する識別子であり、自拠点風景画像か他拠点風景画像のいずれかを示す。Xは、投影画像の左上を原点とした場合の水平方向へのオフセットを示す。Yは、投影画像の左上を原点とした場合の垂直方向のオフセットを示す。Wは風景画像の水平方向の大きさを示す。Hは、風景画像の垂直方向の大きさを示す。X、Y、W、Hの単位はピクセルである。Vは、風景画像の可視状態を示し、1であれば可視(表示)で、0であれば不可視(非表示)を意味する。
図4(A)、(B)において、ID=自拠点風景のX、Y、W、Hの値、ID=他拠点風景のX、Y、W、Hの値は同じである。しかし、ID=自拠点風景に対して、情報処理システム110は自拠点風景画像301aを割り当て、情報処理システム120は自拠点風景画像301bを割り当てている。また、ID=他拠点風景に対して、情報処理システム110は受信した他拠点風景画像302aを割り当て、情報処理システム120は受信した他拠点風景画像302bを割り当てている。
このように、IDが同じでも割り当てるデータは拠点毎に異なる風景映像である。すなわち、各々の拠点では、自拠点風景画像を他の拠点における自拠点風景画像と同じ位置に表示し、他拠点風景画像を他の拠点における他拠点風景画像と同じ位置に表示する。
なお、投影画像310aと投影画像310bの画像サイズは、同じ形状で同じサイズである。一方、投影結果311aと投影結果311bのサイズや形状は、情報処理システムから情報入力ボードまでの投影距離や投影角度により異なる場合がある。
図3(A−2)は、図3(A−1)の状態で拠点Aのユーザが情報入力ボード114にマーカペンで自拠点情報として「ABC」303aを入力した状態である。図3(B−2)は、自拠点情報「ABC」303aの自拠点画像である図6(A)の自拠点画像321aを受信して、情報入力ボード124に投影した状態である。他拠点情報「ABC」303bは、拠点A における自拠点情報「ABC」303aと内容が一致する。
図3(B−3)は、図3(B−3)の状態で拠点Bのユーザが情報入力ボード124にマーカペンで自拠点情報として「DEF」304bを入力した状態である。図3(A−3)は、自拠点情報「DEF」304bの自拠点画像である図6(B)の自拠点画像321bを受信して、情報入力ボード114に投影した状態である。他拠点情報「DEF」304aは、拠点Bにおける自拠点情報「DEF」304bと内容が一致する。
このようにして、拠点Aと拠点Bのユーザは、互いの風景映像を見ながら、拠点Aの情報入力ボード114と拠点Bの情報入力ボード124へのマーカペンによる書き込み情報を共有することができる。
図5は、自拠点画像と他拠点画像の送受信に関する処理を説明するフローチャートである。
情報処理システム110と情報処理システム120とに同じフローチャートが適用される。以下では、情報処理システム110の処理を例にとって説明する。この処理は、CPU201がROM203、RAM202、外部メモリ210のいずれかに記憶された制御プログラムを呼び出して実行することで実現される。
まず、CPU201が、自拠点画像を取得するタイミングかを判断する(ステップS401)。CPU201は、予め設定された、自拠点画像を取得する時間間隔を示す情報を記憶手段から取得し、取得した情報に基づいて、自拠点画像を取得するタイミングかを判断する。なお、CPU201が、ユーザがマウス212やキーボード209で入力した入力情報に応じて、自拠点画像を取得するようにしてもよい。また、CPU201が、情報入力ボード114上の投影結果311aへの、人体等の動体のフレームインとフレームアウトとを検出した場合に、自拠点画像を取得するようにしてもよい。
CPU201が、自拠点画像を取得するタイミングであると判断した場合は、処理がステップS402に進む。CPU201が、自拠点画像を取得するタイミングでないと判断した場合は、処理がステップS404に進む。
ステップS402において、CPU201が、情報入力ボード114上の投影結果311a内から、ユーザが入力した自拠点情報を抽出して自拠点画像を得る。具体的には、CPU201は、投影画像310aを白画像に切り替えて投影し、情報入力ボード用カメラ115で情報入力ボード114を撮像する。
次に、CPU201が、撮像画像から投影結果311aの領域を抽出し、画質補正や幾何補正を実行して、自拠点画像321aを生成する。投影結果311aの検出には様々な方法を適用可能である。例えば、投影画像310aの四隅もしくは四辺を示す特徴画像を含ませ、撮像画像から該特徴画像を検出してもよい。また、例えば、投影結果311aの内外の輝度差を利用して、撮像画像から投影領域311aの辺やコーナーを検出して所定の形状を抽出する方法でもよい。また、その他の画像処理による検出方法を適用してもよい。CPU201は、撮像画像中の投影結果311aが矩形になるよう幾何補正してからトリミングする。トリミング後の画像に対して、CPU201は、情報入力ボード114の下地色を除去し、自拠点情報部分の色補正を行って、自拠点画像321aを得る。
次に、CPU201が、ステップS402で取得した自拠点画像を、他拠点の情報処理システムに送信する(ステップS403)。そして、CPU201が、他の情報処理システムとの間の情報共有を終了するかを判断する(ステップS406)。他の情報処理システムとの間の情報共有を終了しない場合は、処理がステップS401に戻る。他の情報処理システムとの間の情報共有を終了する場合は、処理が終了する。
ステップS404において、CPU201が、他拠点から他拠点画像を受信したかを判断する。他拠点画像を受信していない場合は、処理がステップS406に進む。他拠点画像を受信している場合は、処理ステップS405に進む。ステップS405において、CPU201が、ステップS404で受信した他拠点画像を投影する。そして、処理がステップS406に進む。
図7は、情報入力ボードに投影した風景映像の表示変更の例を説明する図である。
拠点Aの情報処理システム110と拠点Bの情報処理システム120とで情報共有するものとする。図7(A−1)から図7(A−4)は、拠点Aに関する説明図である。図7(B−1)から図7(B−4)は、拠点Bに関する説明図である。
図7(A−1)は、移動操作を行った後の、拠点Aの情報入力ボード114の状態を示す。図7(B−1)は、移動操作を行った後の、拠点Bの情報入力ボード124の状態を示す。
拠点Aのユーザが、図3(A−3)の自拠点風景画像301aを図7(A−1)に示すように下方に移動すると、図3(B−3)の拠点Bの自拠点風景画像301bは、図7(B−1)のように、移動後の自拠点風景画像301aと同じ位置に移動する。
また、拠点Bのユーザが、図3(B−3)の他拠点風景画像302bを、図7(B−1)に示すように上方に移動すると、図3(A−3)に示す拠点Aの他拠点風景画像302aは、図7(A−1)のように、移動後の他拠点風景画像302bと同じ位置に移動する。
このように、一方の拠点で自拠点風景画像の表示位置を変更すると、他方の拠点における自拠点風景画像の表示位置が変更される。また、一方の拠点で他拠点風景画像の表示位置を変更すると、他方の拠点における他拠点風景画像の表示位置が変更される。これにより、図7(A−2)で示すように、拠点Aのユーザが自拠点風景画像301aを移動してできた空き領域にマーカペンで自拠点情報として「GHI」305aを入力すると、図7(B−2)で示す状態となる。すなわち、拠点Bの情報入力ボード124に他拠点情報「GHI」305bが自動で投影される。
また、図7(B−2)で示すように、拠点Bのユーザが、他拠点風景画像302bを移動してできた空き領域にマーカペンで自拠点情報として「JKL」306bを入力すると、図7(A−2)で示す状態となる。すなわち、「拠点Aの情報入力ボード114に他拠点情報「JKL」306aが自動で投影される。その結果、情報入力ボードに入力した自拠点情報を確実に他拠点と共有することができる。
図7(A−3)は、自拠点風景画像301aまたは自拠点風景画像301bのいずれかを非表示にした場合の、拠点Aの情報入力ボード114の状態を示す。図7(B−3)は、自拠点風景画像301aまたは自拠点風景画像301bのいずれかを非表示にした場合の拠点Bの情報入力ボード124の状態を示す。
拠点Aのユーザが、自拠点風景画像301aを非表示にする操作(非表示操作)を行った場合、情報処理システム110が、自拠点風景画像301aを非表示にする。そして、自拠点風景画像301aを非表示にしたことに連動して、情報処理システム120が、自拠点風景画像301bを非表示にする。また、拠点Bのユーザが自拠点風景画像301bの非表示操作を行った場合、自拠点風景画像301aも非表示になる。自拠点風景画像301aまたは自拠点風景画像301bを非表示から表示に切り替えると、他方も表示に切り替えることができる。他拠点画像302aと他拠点画像302bにおいても同様に表示と非表示を連動して切り替えることができる。
このように、一方の拠点で自拠点風景画像の表示と非表示を切り替えると、他方の拠点における自拠点風景画像も連動して表示が切り替わる。一方の拠点で他拠点風景画像の表示と非表示を切り替えると、他方の拠点における他拠点風景画像も連動して表示が切り替わる。自拠点風景画像や他拠点風景画像を非表示にすることで、近い位置や一部分が重なるように存在する自拠点情報や他拠点情報の視認性を向上できる。具体的には、図7(A−3)の他拠点情報304aと図7(B−3)の自拠点情報304bの視認性が向上している。また、拠点間で表示と非表示が連動することで共有状態にずれがなく、好適なコミュニケーションが可能である。
図7(A−4)は、他拠点風景画像302aまたは他拠点風景画像302bのいずれかを拡大表示にした場合の、拠点Aの情報入力ボード114の状態を示す。図7(B−3)は、他拠点風景画像302aまたは他拠点風景画像302bのいずれかを拡大表示にした場合の、拠点Bの情報入力ボード124の状態を示す。
拠点Aのユーザが、他拠点風景画像302aの拡大操作を行った場合、この拡大操作による他拠点風景画像302aの拡大が、拠点Bにおける他拠点風景画像302bの表示に反映される。すなわち、情報処理システム120が、他拠点風景画像302bを、拡大された他拠点風景画像302aと同じサイズに拡大表示する。
また、拠点Bのユーザが、他拠点風景画像302bの拡大操作を行った場合、この拡大操作による他拠点風景画像302bの拡大が、拠点Aにおける他拠点風景画像302aの表示に反映される。すなわち、情報処理システム110が、他拠点風景画像302aを、拡大された他拠点風景画像302bと同じサイズに拡大表示する。
図7は、拠点における風景画像の拡大を他の拠点における風景画像の表示に反映させる処理を示すが、風景画像を縮小した場合の処理も同様である。また、自拠点画像301aと自拠点画像301bについても、同様に、拡大表示や縮小表示を拠点間で連動することができる。
このように、一方の拠点で自拠点風景画像を拡大縮小すると他方の拠点における自拠点風景画像も連動して拡大縮小する。また、一方の拠点で他拠点風景画像を拡大縮小すると他方の拠点における他拠点風景画像も連動して拡大縮小する。これにより、自拠点風景画像や他拠点風景画像に映っているユーザの表情を確認しやすくなる。
なお、図7において、例えば、自拠点風景画像301aと他拠点情報「DEF」304a、および、自拠点風景画像302bと他拠点情報「ABC」303bのように、他拠点情報と風景画像は透過的に投影している。この理由は、例えば、マーカペン等で入力された自拠点情報「ABC」303aに他拠点風景画像302aを投影した場合のように、自拠点情報の上に風景画像を投影した場合のユーザの見え方と同様にするためである。しかし、風景画像が全体的に暗かったりする場合は、投影する他拠点情報の視認性は良くないものになるので、他拠点情報を隠すように風景画像を投影してもよい。
図8は、実施例1における風景画像の表示処理を説明するフローチャートである。
以下では、拠点Aでの情報処理システム110による処理を例とって説明する。この処理は、CPU201がROM203、RAM202、外部メモリ210のいずれかに記憶された制御コードを呼び出して実行することで実現される。
まず、CPU201が、初期化処理を実行する(ステップS701)。初期化処理において、CPU201は、表示レイアウト情報を生成してRAM202に記憶する。具体的には、CPU201は、表示レイアウト情報のID=自拠点風景のデータには、風景用カメラ115で撮像した自拠点風景画像を設定する。CPU201は、ID=他拠点風景のデータには、ネットワークI/F213を介して他拠点の情報処理システムから受信した他拠点風景画像を設定する。また、ID=自拠点風景のX,Y,W,HとID=他拠点風景のX,Y,W,Hには、それぞれの画像サイズ(W,H)の全体が投影画像310aに含まれるよう予め定めたX,Yが設定される。
本実施例では、投影画像310aの画像サイズが、W=1280,H=720で、自拠点風景画像と他拠点風景画像の画像サイズがW=320,H=180とする。そして、ID=自拠点風景のX=0,Y=540,W=320,H=180、ID=他拠点風景のX=960,Y=540,W=320,H=180とする。また、ID=自拠点風景およびID=他拠点風景のそれぞれのSは100%、Vは1とする。CPU201は、表示レイアウト情報に基づいて自拠点風景画像と他拠点風景画像とを投影画像310aに含めてプロジェクタ112で投影する。
次に、CPU201が、表示変更があるかを判断する(ステップS702)。本実施例では、マウス212のボタンが押下された場合に、CPU201は、マウスカーソルの位置にある自拠点風景画像または他拠点風景画像のいずれかを表示変更対象として選択する。そして、例えば、ユーザは、移動操作であれば、マウス212のドラッグ操作により表示変更対象を移動し、移動後の位置でマウスのボタンを離すことで移動を確定することができる。例えば、サイズ変更操作であれば、表示変更対象の隅のいずれかでマウス212を動かした後、マウスのボタンを離すことで実現できる。また、例えば、表示/非表示切り替え操作であれば、表示変更対象の位置でマウス212の右クリックをして表示/非表示を切り替え可能である。すなわち、CPU201は、ユーザによる入力操作にしたがって、表示変更内容を検出する。なお、表示変更対象の選択と変更操作の実現手段は、マウス入力に限定するものではなく、ジェスチャやキーボードによる入力に基づいてもよい。
CPU201が、表示変更がないと判断した場合は、処理がステップS707に進む。CPU201が、表示変更があると判断した場合は、処理がステップS703に進む。
次に、CPU201が、RAM202に記録した表示レイアウト情報を複製し、ステップS702で検出した表示変更内容に対応する項目の値を変更した表示変更情報を生成する(ステップS703)。表示変更情報は、風景画像の表示方法の変更内容を示す情報である。この例では、表示変更情報は、表示レイアウトが変更された場合における当該表示レイアウトの変更内容を示すレイアウト変更情報を含む。また、表示レイアウトの変更は、少なくとも、当該風景画像の表示位置の変更、当該風景画像の拡大または縮小のいずれかを含む。実施例1では、表示レイアウトの変更は、表示位置の変更である。また、表示変更情報が、自拠点での風景画像が表示状態から非表示状態にされたことを示す制御情報、自拠点での風景画像が非表示状態から表示状態にされたことを示す制御情報を含んでもよい。続いて、CPU201が、ステップS703で生成した表示変更情報を、接続している他拠点の情報処理システムに送信する。他拠点の情報処理システムに設けられた情報端末は、受信した表示変更情報が示す変更内容にしたがって、風景画像を表示する。例えば、情報端末は、表示変更情報に含まれるレイアウト変更情報が示すレイアウトの変更内容にしたがって、風景画像を表示する。
また、ステップS707においては、CPU201が、接続している他拠点の情報処理システムから表示変更情報を受信したかを判断する。他拠点の情報処理システムから表示変更情報を受信した場合は、処理がステップS705に進む。他拠点の情報処理システムから表示変更情報を受信していない場合は、処理がステップS708に進む。
ステップS705において、CPU201が、ステップS703で生成またはステップS707で受信した表示変更情報に基づいて、RAM202に記憶している表示レイアウト情報を更新する。
次に、CPU201が、ステップS705において更新した表示レイアウト情報に基づいて、投影画像310aを更新してプロジェクタ112で投影する(ステップS706)。すなわち、CPU201は、表示変更情報を通知された場合に、プロジェクタ112によって当該表示変更情報が示す変更内容で風景画像が表示されるように制御する。これにより、拠点Aにおける情報入力ボード上への表示が更新される。
次に、CPU201が、風景画像の表示処理を終了するかを判断する(ステップS708)。CPU201は、例えば、ユーザがマウス212やキーボード209で入力した入力情報に基づいて、風景画像の表示処理を終了するかを判断する。CPU201が、風景画像の表示処理を終了しないと判断した場合は、処理がステップS702に戻る。CPU201が、風景画像の表示処理を終了すると判断した場合は、処理が終了する。
以上説明したように、実施例1の情報処理システムによれば、自拠点で表示する風景画像の表示方法の変更内容が他拠点で表示する風景画像の表示に反映される。したがって、情報入力ボードへの情報入力と風景画像の表示にかかるユーザの操作性を向上するともに、好適なコミュニケーションを実現することができる。
(実施例2)
拠点間で風景画像の表示方法を、変更内容にかかわらず連動させると、一方の拠点のユーザが一時的に表示と非表示を切り替えると他方の拠点でも連動して表示と非表示が切り替わり、他方の拠点のユーザにとっては煩わしくなる。
実施例2の情報処理システムは、風景画像の表示/非表示に関しては拠点間で表示方法の変更内容を連動させないように制御する。すなわち、実施例2では、表示変更情報が、自拠点での風景画像が表示状態から非表示状態にされたことを示す制御情報を含む。そして、情報端末は、他の情報処理システムからこの表示変更情報を受信した場合に、当該表示変更情報に含まれる制御情報に基づいて、自拠点での風景画像の表示を非表示にしない。そして、情報端末は、表示変更情報に対応する他拠点での風景画像が非表示状態にされたことを示す非表示情報が自システムにおける上記他拠点での風景画像の表示領域に付加されるように制御する。
図9は、実施例2における情報入力ボードに投影した風景映像の表示/非表示の例を説明する図である。
拠点Aの情報処理システム110と拠点Bの情報処理システム120とで情報共有するものとする。
図9(A−1)乃至図9(A−3)は、拠点Aに関する説明図である。図9(B−1)乃至図9(B−3)は、拠点Bに関する説明図である。
図9(A−1)は、図7(A−3)と同じ状態であり、図7(A−1)で表示されている状態の自拠点風景画像301aを非表示にした時の状態である。図7(B−3)では、情報処理システム110で自拠点風景画像301aが非表示となっていることに連動して、情報処理システム120が、自拠点風景画像301aを非表示にしている。
実施例2では、図9(A−1)の状態に対応する状態として、情報処理システム120は、図9(B−1)に示すように画像情報を表示する。情報処理システム120は、情報処理システム110で自拠点風景画像301aが非表示になっていることを示すために、自拠点風景画像301bの外枠部を点線に変更する。すなわち、実施例2では、自拠点風景画像301bの外枠部の点線を、当該自拠点風景画像301bに対応する他拠点での自拠点風景画像301aが非表示になっていることを示す情報(非表示情報)とする。自拠点風景画像301aが非表示になっていることを示す非表示情報は、上記の点線に限らず、自拠点風景画像301b内に文字列や図形をオーバレイするなどしてもよい。これにより、拠点Bのユーザは、拠点Aのユーザが自拠点画像301aを非表示にしていることを認識できる。
図9(A−2)は、拠点Aにおいて、非表示にした自拠点風景画像301aの位置に自拠点情報「MNO」307aを追記した状態である。この状態に対応する図9(B−2)では、情報処理システム120は、自拠点風景画像301bに、自拠点情報「MNO」307aに対応する他拠点情報「MNO」307bが重なるように投影する。ここで、自拠点風景画像301bが暗い場合には、他拠点情報「MNO」307bの視認性は良くないものになるので、拠点Bのユーザは気付かない場合が考えられ得る。そこで、拠点Bにおいて、情報処理システム120は、拠点Aで非表示にされた自拠点風景画像301aと重なる位置に自拠点情報「MNO」307aが追記されたことを示す情報(重畳付加情報)を表示する。図9(B−2)に示す例では、情報処理システム120は、重畳付加情報として、自拠点風景画像301bの外枠部を点滅させる。図中では外枠部の点滅を星印で表現している。
なお、非表示にした自拠点風景画像301aに重なる位置に自拠点情報「MNO」307aが追記されたことを示す情報は、上記の点滅に限らない。情報処理システム120が、自拠点風景画像301b内に文字列や図形をオーバレイさせ、当該文字列や図形がオーバレイしたことを重畳付加情報としてもよい。これにより、拠点Bのユーザは、他拠点情報「MNO」307bの存在を認識することができる。そして、拠点Bのユーザは、自拠点情報301bを非表示にするか、他の位置に移動させることで、他拠点情報「MNO」307bの内容を認識できる。
図9(A−3)および図9(B−3)は、拠点Bのユーザが、自拠点風景画像301bを上方に移動させ、拠点Aのユーザが自拠点風景画像301aを非表示から表示に切り替えた状態である。自拠点風景画像301bが他拠点情報MNO307bと重ならない位置に移動したので、情報処理システム120は、自拠点風景画像301bに付加されていた重畳付加情報を削除する。また、情報処理システム110は、自拠点風景画像301aを、自拠点風景画像305bの移動後に対応する位置で非表示から表示に切り替える。
図9を参照して説明した実施例2では、図8のステップS707の後、図10のフローチャートを処理した後、図8のステップS705に進む点で、実施例1と異なる。また、実施例2では、図5のステップS405を処理した後、図11のフローチャートを処理してから図5のステップS406に進む点で、実施例1と異なる。
図10は、風景画像の非表示情報を付加する処理の例を説明するフローチャートである。以下では、情報処理システム120の処理を例にとって説明する。
まず、CPU201が、受信した表示変更情報にVの値が0であるIDがあって、かつ、自拠点における表示レイアウト情報中の、当該IDに対応するIDのVの値が1であるかを判断する(ステップS901)。具体的には、CPU201が、拠点Aにおける自拠点風景画像が非表示にされ、拠点Bでは自拠点風景画像が表示される設定であるかを判断する。
表示変更情報にVの値が0であるIDがあって、かつ、自拠点における表示レイアウト情報中の、当該IDに対応するIDのVの値が1である場合は、処理がステップS902に進む。表示変更情報にVの値が0であるIDがない場合、つまり、例えば、図9(Aー1)では非表示であった自拠点風景画像301aが拠点Aで表示状態になった場合等には、処理がステップS903に進む。
ステップS902において、CPU201が、対応する風景画像が他拠点で非表示になったことを示す非表示情報を投影画像に付加する。そして、CPU201が、受信した表示変更情報に含まれる、Vの値が0になっているIDのVの値を1に変更する(ステップS904)。そして、処理が、図8のステップS705に進む。これは、例えば、他拠点で風景画像が非表示になっても、自拠点で当該風景画像に対応する風景画像を非表示にしないようにするためである。
ステップS903において、CPU201は、上記ステップS902で付加された非表示情報、または図11のステップS1003で付加された重畳付加情報があれば、当該付加されている情報を削除する。そして、処理がステップS901に進む。
図11は、重畳付加情報を付加する処理の例を説明するフローチャートである。
まず、CPU201が、図5のステップS405において投影した新規の他拠点画像と投影前の他拠点画像との差分領域を算出する(ステップS1001)。
次に、CPU201が、算出した差分領域に、図10のステップS902で非表示情報を付加する対象となった風景画像の領域が含まれるかを判断する。算出した差分領域に、図10のステップS902で非表示情報を付加する対象となった風景画像の領域が含まれない場合は、処理を終了する。算出した差分領域に、図10のステップS902で非表示情報を付加する対象となった風景画像の領域が含まれる場合は、処理がステップS1003に進む。
ステップS1003において、CPU201が、上述した非表示情報を付加する対象となった風景画像の領域に、新規の他拠点情報が重なることを示す重畳付加情報を付加し、処理を終了する。すなわち、CPU201は、他の拠点の投影面への情報の物理入力に応じて生成された他拠点画像が他の情報処理システムから送信された場合に、自システムで表示されている拠点画像との差分領域を算出する(ステップS1001)。そして、CPU201は、差分領域が非表示情報が付加された表示領域を含む場合に、上記他の拠点の投影面の非表示状態にされた領域に新たに情報が物理入力されたことを示す情報を表示する(S1003)。
以上説明したように、実施例2によれば、一方の拠点のユーザが一時的に風景画像の表示と非表示を切り替えても他方の拠点の表示は変更しない。したがって、他方の拠点のユーザに及ぼす煩わしさを解消できる。また、一方の拠点のユーザが風景画像を非表示にしたことと、非表示にした領域に新規に自拠点情報を入力したことを他方の拠点のユーザが容易に認識できる。
(実施例3)
拠点間で風景画像の表示方法を、変更内容にかかわらず連動させると、一方の拠点のユーザが一時的に他方の拠点のユーザの表情を確認する目的で風景表示を拡大した場合、他方の拠点でも連動して拡大してしまい、他方の拠点のユーザにとっては煩わしい。
実施例3の情報処理システムは、風景画像の拡大/縮小表示に関しては拠点間で表示方法の変更内容を連動させないように制御する。
図12は、実施例3における情報入力ボードに投影した風景映像の拡大/縮小表示の例を説明する図である。
図12(A−1)から図12(A−2)は、拠点Aに関する説明図である。図12(B−1)から図12(B−2)は、拠点Bに関する説明図である。
図12(A−1)は、図7(A−1)の他拠点風景画像302aを拡大表示した状態である。図12(B−1)では、他拠点風景画像302aが拠点Aで拡大縮小表示になっていることを示す情報として、他拠点風景画像302aの位置に対応する領域の枠を点線330で表示している。これにより、拠点Bのユーザは、拠点Aのユーザが他拠点風景画像302aを拡大表示にしていることを認識できる。
図12(A−2)は、図7(A−1)の他拠点風景画像302aを縮小表示した状態である。図12(B−2)では、他拠点風景画像302aが縮小表示になっていることを示す情報として、他拠点風景画像302aの位置に対応する領域の枠を点線330で表示している。これにより、拠点Bのユーザは、拠点Aのユーザが自拠点画像301aを縮小表示にしていることを認識できる。実施例3の情報処理システムによれば、拠点Bのユーザは、拠点Aのユーザが、一時的に風景画像をどのくらいの大きさで拡大縮小表示しているかを認識できる。
図13は、実施例3において、他拠点の情報処理システムから表示変更情報を受信した場合の動作処理の例を説明するフローチャートである。
実施例3は、図8のS707において、CPU201が、他拠点の情報処理システムから表示変更情報を受信したと判断した場合に、S705に進む前に図13のフローチャートにしたがう処理を実行した後に、図8のS705に進む点で、実施例1と異なる。以下では、情報処理システム110の処理を例にとって説明する。
まず、CPU201が、受信した表示変更情報と表示レイアウト情報とで、対応関係にあるIDのX,Y,W,Hの値が異なるIDがあるかを判断する。受信した表示変更情報と表示レイアウト情報とで、対応関係にあるIDのX,Y,W,Hの値が異なるIDがない場合は、処理がステップS1203に進む。受信した表示変更情報と表示レイアウト情報とで、対応関係にあるIDのX,Y,W,Hの値が異なるIDがある場合は、このIDを、表示変更情報の送信元の拠点において拡大/縮小処理がされた風景画像に対応するID(拡大/縮小画像ID)として決定する。そして処理がステップS1202に進む。
次に、CPU201が、投影画像に対して、投影画像中の上記拡大縮小画像IDのX,Y,W,Hに対応する領域に、表示変更情報の送信元の当該IDの風景画像が拡大縮小表示になったことを示す情報を付加する(ステップS1202)。そして、処理が、ステップS1204に進む。
次に、CPU201が、受信した表示変更情報における、拡大縮小画像IDのX,Y,W,Hの値を、表示レイアウト情報における対応するIDのX,Y,W,Hの値に変更する(ステップS1204)。そして、処理が、図8のS705に進む。ステップS1203において、CPU201が、S1202で付加した情報がある場合には、この情報を削除する。そして、処理がステップS1204に進む。
以上説明したように、実施例3の情報処理システムによれば、一方の拠点のユーザが一時的に風景画像を拡大もしくは縮小しても他方の拠点の表示は変更しないので他方の拠点のユーザに及ぼす煩わしさを解消できる。
(実施例4)
実施例4は、第1乃至第3のいずれかの実施例の情報処理装置を、拠点数が複数以上の場合に適用したものである。
情報処理システムが扱う他拠点風景画像が増加すると、情報入力ボードへの自拠点情報を入力する領域と自拠点風景画像の表示領域、他拠点風景画像の表示領域を確保することが困難になる。以下に説明する実施例4の情報処理装置によれば、複数の他拠点風景画像を投影する場合の上記問題を解消することができる。
図14は、情報入力ボードの状態を説明する図である。
拠点Aの情報処理システム110と拠点Bの情報処理システム120に拠点Cの情報処理システム130を更に接続して情報共有する。拠点Aにおいて、自拠点情報303aが入力されたものとする。
図14(A−1)および図14(A−2)は、拠点Aに関する説明図である。図14(B−1)および図14(B−2)は、拠点Bに関する説明図である。図14(C−1)および図14(C−2)は、拠点Cに関する説明図である。
図14(C−1)は、拠点Cにおける初期状態を示す。情報処理システム130は、プロジェクタで自拠点風景画像301cと他拠点風景画像302cとを含む投影画像310cを情報入力ボード134に投影している。投影結果311cは、情報入力ボード134面に投影画像310cを投影した結果である。他拠点情報303cは、自拠点画像321aを受信して投影したものである。自拠点風景画像301cは、拠点Cの情報処理システム130の情報入力用カメラで撮像した拠点Cの風景画像である。他拠点風景画像302cは、自拠点風景画像301aと自拠点風景画像301bを受信して合成したものである。
図14(A−1)は、拠点Aにおける初期状態を示す。図3(A−2)との差は、情報処理システム110が、他拠点風景画像302aを、自拠点風景画像301bと自拠点風景画像301cを受信して合成することで生成し、表示する点である。
図14(B−1)は、拠点Bにおける初期状態を示す。図3(B−2)との差は、情報処理システム120が、他拠点風景画像302bを、自拠点風景画像301aと自拠点風景画像301cを受信して合成することで作成し、表示する点である。
図15は、実施例4において情報処理システムが管理する表示レイアウト情報の一例を示す図である。
図15(A)は、拠点Aで管理される表示レイアウト情報を示す。図15(B)は、拠点Bで管理される表示レイアウト情報を示す。図15(C)は、拠点Cで管理される表示レイアウト情報を示す。
図15に示す表示レイアウト情報が図4中の表示レイアウト情報と異なる点は、ID=他拠点風景に対応する項目Dataに、接続している全ての拠点から受信している風景画像を、受信した順番で割り当てている点である。つまり、情報端末は、複数の情報処理システムに対応する複数の他拠点での風景画像について一括して表示レイアウトを管理する。また、図15に示す表示レイアウト情報では、項目Tableが新たに追加されている。Tableには、他拠点風景画像の配置方法が設定される。Tableの値は、(列数、行数)で表現される。例えば、Tableの値が(m,n)であれば、Dataの風景画像は、(1,1),(2,1),,,,(m,1),(1,2),(2,2),,,,(m,n)の順で配置される。
本実施例では、図14に示すように、図15に示す表示レイアウト情報に基づき、他拠点風景画像302aについては、拠点Bの風景画像の右に拠点Cの風景画像が配置される。他拠点風景画像302bについては、拠点Aの風景画像の右に拠点Cの風景画像が配置される。他拠点風景画像302cについては、拠点Aの風景画像の右に拠点Bの風景画像が配置される。
図13(A−1)、(B−1)、(C−1)において、マーカペンで追加入力可能な空き領域の候補として、左下の小さい領域がある。ユーザが、他拠点風景画像の移動操作を行ったとしても、他拠点風景画像のTableの値やW,Hの値によっては、十分な空き領域を得られない可能性がある。例えば、拠点Aのユーザが、他拠点風景画像302aを上方に移動させると、自拠点風景画像301aを隠してしまう可能性がある。そこで、本実施例では、情報処理システムが、表示レイアウト情報内のTableの値を、ユーザの操作に応じて変更する。例えば、ユーザがマウス212で右クリックすると、情報処理システムが、不図示のTable変更画面を表示し、Table変更画面上での操作に応じて、Tableの値を変更する。
図14(A−2)、(B−2)、(C−2)は、拠点Aと拠点Bと拠点Cのいずれかのユーザが他拠点風景風景のTableを(2,1)から(1,2)に変更した状態を示す。Tableの値を変更することにより、投影画面の左下の領域に、マーカペンで追加入力可能な十分な空き領域を確保できる。
以上説明したように、実施例4の情報処理システムによれば、情報処理システムが扱う他拠点風景画像が増加しても、情報入力ボードへの自拠点情報を入力する領域と自拠点風景画像の表示領域、他拠点風景画像の表示領域を確保することが容易になる。
(実施例5)
実施例5は、第1乃至第3のいずれかの実施例の情報処理装置を、拠点数が複数以上の場合に適用したものである。
図16は、情報入力ボードの状態を説明する図である。
拠点Aの情報処理システム110と拠点Bの情報処理システム120に拠点Cの情報処理システム130を更に接続して情報共有する。拠点Aにおいて、自拠点情報303aが入力されたものとする。
図16(A)および図17(A)は、拠点Aに関する説明図である。図16(B)および図17(B)は、拠点Bに関する説明図である。図16(C)および図17(C)は、拠点Cに関する説明図である。
図16(C)は、拠点Cにおける初期状態を示す。情報処理システム130は、プロジェクタで自拠点風景画像301cと他拠点風景画像302cを含む投影画像310cを情報入力ボード134に投影している。投影結果311cは、情報入力ボード134を投影面として投影画像310cを投影した結果である。
他拠点情報303cは、拠点Aにおける自拠点画像301aを受信して投影したものである。自拠点風景画像301cは、拠点Cの情報処理システム130の情報入力用カメラで撮像した拠点Cの風景画像である。他拠点風景画像302cは、拠点Aにおける自拠点風景画像301aを受信して投影したものである。他拠点風景画像308cは、拠点Bにおける自拠点風景画像301bを受信して投影したものである。
図16(A)は、拠点Aにおける初期状態を示す。図3(A−2)との差は、自拠点風景画像301cを受信したものを他拠点風景画像308aとして投影している点である。図16(B)は、拠点Bにおける初期状態を示す。図3(B−2)との差は、自拠点風景画像301cを受信したものを他拠点風景画像308bとして投影している点である。
図17は、実施例5において情報処理システムが管理する表示レイアウト情報の一例を示す図である。
図17(A)は、拠点Aで管理される表示レイアウト情報を示す。図17(B)は、拠点Bで管理される表示レイアウト情報を示す。図17(C)は、拠点Cで管理される表示レイアウト情報を示す。図4(A)および図4(B)の表示レイアウト情報との差は、他拠点風景をID=他拠点風景という1つで識別するのではなく、風景画像を受信した順で拠点毎にIDを設けている点である。すなわち、情報端末は、各々の情報処理システムに対応する他拠点での風景画像毎に表示レイアウトを管理する。
図16(A)乃至(C)においては、情報処理システムは、図17(A)乃至(C)の情報レイアウトに基づき、他拠点毎に他拠点風景画像を配置している。
実施例5の情報処理システムによれば、他拠点風景画像の大きさを、実施例4において表示される他拠点風景画像の大きさに比べて小さくすることができる。従って、他拠点風景画像の移動操作によってマーカペンで入力するための空き領域を確保しやすくできる。
本発明は、上述した実施例1乃至5に限定されない。図1では、情報端末111にプロジェクタ112とデジタルカメラ113とが接続されているが、情報端末111がプロジェクタ112やデジタルカメラ113を含むようにしてもよい。また、図1では、各拠点の情報処理システムがネットワークを介して接続しているが、各拠点の情報処理システムが、サーバを介して接続されていてもよい。また、情報端末のCPUの処理内容の一部を上記サーバで処理する構成をとってもよい。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
110 情報処理システム
114 情報入力ボード

Claims (12)

  1. 撮影された画像情報をネットワークを介して他の情報処理システムと共有する情報処理システムであって、
    自システムが配置されている拠点である自拠点での風景を撮像する第1の撮像手段と、
    前記第1の撮像手段による撮像結果から自拠点での風景画像を生成する第1の生成手段と、
    投影面を撮像する第2の撮像手段と、
    前記第2の撮像手段による撮像結果から前記投影面に物理入力された情報に応じた画像を拠点画像として生成する第2の生成手段と、
    前記生成された風景画像と拠点画像とを他の情報処理システムに送信する送信手段と、
    他の情報処理システムから、当該他の情報処理システムが配置されている拠点である他拠点での風景画像と、当該他拠点の投影面への情報の物理入力に応じて生成された拠点画像と、を受信する受信手段と、
    前記生成された自拠点での風景画像と、前記受信した他拠点での風景画像と拠点画像と、を前記投影面に投影することで表示する投影手段と、
    自システムでの風景画像の表示方法が変更された場合に、当該変更内容を他の情報処理システムで表示されている風景画像の表示に反映する制御を実行する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    他の情報処理システムでの風景画像の表示方法の変更内容が当該他の情報処理システムから受信された場合に、当該受信された変更内容を自システムで表示されている風景画像の表示に反映する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記制御手段は、
    風景画像の表示方法が変更された場合に、当該変更内容を示す表示変更情報を前記他の情報処理システムに通知することで、前記他の情報処理システムが、当該表示変更情報が示す変更内容にしたがって風景画像を表示するように制御し、
    前記他の情報処理システムから前記表示変更情報を通知された場合に、前記投影手段によって当該表示変更情報が示す変更内容で風景画像が表示されるように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記風景画像の表示方法の変更は、自システムが表示している、自拠点での風景画像の表示方法の変更であり、
    前記制御手段は、
    前記自拠点での風景画像の表示方法の変更内容を示す表示変更情報を前記他の情報処理システムに通知し、
    前記他の情報処理システムから前記表示変更情報を通知された場合に、前記投影手段によって当該表示変更情報が示す変更内容で自拠点での風景画像が表示されるように制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記風景画像の表示の変更は、自システムが表示している、他拠点での風景画像の表示方法の変更であり、
    前記制御手段は、
    前記他拠点での風景画像の表示の変更内容を示す表示変更情報を前記他の情報処理システムに通知し、
    前記他の情報処理システムから前記表示変更情報を通知された場合に、前記投影手段によって当該表示変更情報が示す変更内容で他拠点での風景画像が表示されるように制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記風景画像の表示方法の変更は、当該風景画像の表示レイアウトの変更を含み、
    前記制御手段は、
    前記風景画像の表示レイアウトが変更された場合に、当該表示レイアウトの変更内容を示すレイアウト変更情報を含む表示変更情報を前記他の情報処理システムに通知し、
    前記他の情報処理システムから前記表示変更情報を通知された場合に、前記投影手段が当該表示変更情報に含まれるレイアウト変更情報が示すレイアウトの変更内容で風景画像を表示するように制御する
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記風景画像の表示レイアウトの変更は、少なくとも、当該風景画像の表示位置の変更、当該風景画像の拡大または縮小のいずれかを含む
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記表示変更情報が、自拠点での風景画像が表示状態から非表示状態にされたことを示す制御情報を含み、
    前記制御手段は、
    前記他の情報処理システムから前記表示変更情報を受信した場合に、当該表示変更情報に含まれる制御情報に基づいて、自拠点での風景画像の表示を非表示にせずに、前記表示変更情報に対応する他拠点での風景画像が非表示状態にされたことを示す非表示情報が自システムにおける前記他拠点での風景画像の表示領域に付加されるように制御する
    ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記制御手段は、
    前記他の拠点の拠点画像が他の情報処理システムから送信された場合に、自システムで表示されている拠点画像との差分領域を算出し、
    前記差分領域が前記非表示情報が付加された表示領域を含む場合に、前記他の拠点の投影面の前記非表示状態にされた領域に新たに情報が物理入力されたことを示す情報を表示する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  9. 前記他の情報処理システムは、
    複数であり、
    前記複数の情報処理システムに対応する複数の他拠点での風景画像について一括して前記表示レイアウトを管理する管理手段を備える
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理システム。
  10. 前記他の情報処理システムは、
    複数であり、
    各々の情報処理システムに対応する他拠点での風景画像毎に前記表示レイアウトを管理する管理手段を備える
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理システム。
  11. 撮影された画像情報をネットワークを介して他の情報処理システムと共有する情報処理システムの制御方法であって、
    自システムが配置されている拠点である自拠点での風景を撮像する工程と、
    前記風景の撮像結果から自拠点での風景画像を生成する工程と、
    投影面を撮像する工程と、
    投影面の撮像結果から前記投影面に物理入力された情報に応じた画像を拠点画像として生成する工程と、
    前記生成された風景画像と拠点画像とを他の情報処理システムに送信する工程と、
    他の情報処理システムから、当該他の情報処理システムが配置されている拠点である他拠点での風景画像と、当該他拠点の投影面への情報の物理入力に応じて生成された拠点画像と、を受信する工程と、
    前記生成された自拠点での風景画像と、前記受信した他拠点での風景画像と拠点画像と、を前記投影面に投影することで表示する工程と、
    自システムでの風景画像の表示方法が変更された場合に、当該変更内容を他の情報処理システムで表示されている風景画像の表示に反映する制御を実行する工程と、
    他の情報処理システムでの風景画像の表示方法の変更内容が当該他の情報処理システムから受信された場合に、当該受信された変更内容を自システムで表示されている風景画像の表示に反映する工程とを有する
    ことを特徴とする制御方法。
  12. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理システムが備える各手段としてコンピュータを機能させる
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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