JP6314999B2 - 廃熱回収装置の制御装置 - Google Patents

廃熱回収装置の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6314999B2
JP6314999B2 JP2016011851A JP2016011851A JP6314999B2 JP 6314999 B2 JP6314999 B2 JP 6314999B2 JP 2016011851 A JP2016011851 A JP 2016011851A JP 2016011851 A JP2016011851 A JP 2016011851A JP 6314999 B2 JP6314999 B2 JP 6314999B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
air conditioning
waste heat
turbine
rotational speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016011851A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017133378A (ja
Inventor
陽平 細川
陽平 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016011851A priority Critical patent/JP6314999B2/ja
Publication of JP2017133378A publication Critical patent/JP2017133378A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6314999B2 publication Critical patent/JP6314999B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/10Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier
    • Y02P80/15On-site combined power, heat or cool generation or distribution, e.g. combined heat and power [CHP] supply
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

この発明は、不可避的に生じる廃熱を回収する装置に関するものであり、一例として車両で発生する廃熱を回収する際の制御を行う装置に関するものである。
この種の装置の一例が特許文献1に記載されている。その装置は、ランキンサイクルからなる廃熱回収装置であって、燃料改質装置で燃料の改質を行えないが、燃料を蒸発させることができる場合、蒸発させた燃料をタービンに送り、タービンによって発電機を駆動して電力を得るように構成されている。
なお、減速時の車両の運動エネルギを電力として回収するために、空調装置のコンプレッサ用モータを発電機として機能させるように構成された装置が特許文献2に記載されている。
特開2009−185625号公報 特開2002−95101号公報
特許文献1に記載された装置および特許文献2に記載された装置は、車両で発生するいわゆる余剰エネルギを電力として回収するように構成されており、したがって例えば特許文献1に記載されたランキンサイクルで運転される廃熱回収装置によって特許文献2に記載されているコンプレッサ用モータを駆動して発電することが考えられる。その場合、空調装置には独自の運転ニーズがあり、また動力を独自に消費することがある。さらに廃熱回収装置の運転の仕方によってはエネルギ損失が増大することがある。そのため、特許文献1に記載された装置を特許文献2に記載された装置に適用できるとしても、単に組み合わせただけでは、熱効率が必ずしも十分に高くはなく、廃熱回収を効果的に行うためには未だ新たな技術を開発する余地が多分にあった。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであって、廃熱によって生成した過熱蒸気によってタービンを駆動し、そのタービンによって電動式の空調システムにおけるモータを発電機として機能させてエネルギ回収を行う際の回収効率を向上させることを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、この発明は、廃熱を熱源として過熱蒸気を生成するとともに、前記過熱蒸気によってタービンを駆動する廃熱回収装置の制御装置において、前記廃熱回収装置は、空調用コンプレッサと、前記過熱蒸気を生成する蒸発部と、前記タービンと、前記タービンに連結されて前記タービンによって駆動されかつ前記空調用コンプレッサを駆動する発電機能のあるモータとを有し、前記モータの回転数を制御するコントローラを更に備え、前記コトンローラは、前記タービンが前記過熱蒸気によって駆動されて前記モータを回転させる場合に、前記モータによって発電することのできる発電量に基づいて前記モータについての目標回転数を求め、かつ前記モータの回転数が前記目標回転数に一致もしくは近づくように前記モータの回転数を制御するように構成されていることを特徴とするものである。
この発明においては、前記コントローラは、前記目標回転数を、前記タービンの効率と前記空調用コンプレッサが回転することに起因する消費エネルギ量とに基づいて求めるように構成されていてよい。
また、この発明においては、前記空調用コンプレッサは、空調要求によりオン・オフ制御されるように構成され、前記コントローラは、前記モータの回転数を前記目標回転数に一致もしくは近づける前記制御を、前記空調用コンプレッサがオフ制御されている場合に実行するように構成されていてよい。
さらに、この発明においては、前記廃熱回収装置は、前記空調用コンプレッサを含む空調システムを更に備え、前記空調システムは、吹き出し出口温度を制御するエアミックスドアを有し、前記空調用コンプレッサは、空調要求によりオン・オフ制御されるように構成され、前記コントローラは、前記モータの回転数を前記目標回転数に一致もしくは近づける前記制御を、前記空調用コンプレッサがオフ制御されている場合およびオン制御されている場合のいずれの場合でも実行し、かつ前記空調用コンプレッサがオン制御されている状態では、前記エアミックスドアの開度を変更して前記吹き出し出口温度を制御するように構成されていてよい。
この発明によれば、廃熱によって過熱蒸気が生成され、その過熱蒸気によってタービンが駆動される。タービンは空調用コンプレッサを駆動するモータに連結されており、そのモータは発電機能を有しているので、タービンが過熱蒸気によって駆動されると、モータが回転して発電する。その場合、モータの回転数について、モータで発電し得る発電量に基づいて目標回転数が設定され、モータ回転数はその目標回転数に近づくように制御される。その結果、この発明によれば、空調用コンプレッサを使用して廃熱回収する場合の熱効率(エネルギ効率)を向上させることができる。
特にこの発明によれば、目標回転数をタービンの効率および空調用コンプレッサがタービンによって回転させらて冷媒を循環させることによる消費エネルギ量に基づいて求められるので、目標回転数を廃熱回収率が高くなる回転数に設定することができる。
また、この発明では、タービンによって回転させられる空調用コンプレッサがオフ状態に制御されている場合に、空調用コンプレッサのモータの回転数を前記目標回転数に制御するので、空調用コンプレッサがオン時に空調状態に対する影響を回避もしくは抑制しつつ、高効率の廃熱回収を行うことができる。
さらに、空調システムのオン・オフの状態に拘わらずに前記モータの回転数を目標回転数に制御すれば、空調要求以上に空調用コンプレッサを駆動することがあるが、その場合、エアミックスドアによって吹き出し出口温度が制御されるので、空調要求を満たしつつ廃熱回収効率を向上させることができる。
この発明に係る廃熱回収装置の全体的な構成を示すブロック図である。 この発明で対象とする空調システムの系統図である。 その空調システムにおける電動ファン、エバポレータ、ヒータユニットならびにエアミックスドアの配列の一例を示す模式図である。 ECUに対して入力されるデータの例と、ECUから出力される制御指令信号の例とを示す図である。 タービンとモータとの間に配置される伝動機構を構成している遊星歯車機構についての共線図であって、モータおよびコンプレッサならびにタービンによるトルクの方向を示している。 この発明による制御の一例を説明するためのフローチャートである。 この発明における廃熱量と、タービン効率と、コンプレッサが動作することによる仕事量(消費エネルギ)と、モータの回転数との関係を説明するためのブロック図である。 この発明による他の制御例を説明するためのフローチャートである。
この発明の実施形態における廃熱回収装置は、エネルギの消費に伴って不可避的に生じる廃熱を電気エネルギとして回収する装置であり、その廃熱は熱機関から生じるもの、電子機器から生じるもの、工場などの生産設備から生じるものなどのいずれであってもよく、特に限定されない。以下に説明する例では、内燃機関を搭載した車両に設けた例を挙げる。
図1にその例を模式的に示してある。ここに示す廃熱回収装置は、エンジン1を運転することに伴って生じる廃熱を回収するように構成されている。エンジン1は要はガソリンや軽油あるいはガスなどの燃料を燃焼させてトルクを発生する熱機関であり、その排ガス系統2には、排ガス浄化のための触媒コンバータ3が設けられ、その下流側に過熱器4および排熱回収器5が上流側から順に設けられている。排熱回収器5はエンジン1から排出された排ガスの熱によって作業流体を蒸発させる熱交換器である。また、過熱器4は、排熱回収器5から送られた蒸気を、排ガスの有する熱で更に加熱して過熱蒸気とするための熱交換器である。これらの過熱器4および排熱回収器5は、ランキンサイクルにおいて過熱蒸気を生成する蒸発部6を構成している。
過熱器4がタービン7に連通されている。タービン7は従来知られている一般的なタービンであってよく,過熱器4から送られてくる過熱蒸気によって駆動されて熱エネルギを機械的エネルギに変換する。タービン7の排出側に復水器8が連通されている。復水器8は蒸気の熱を外部に放出して蒸気を凝縮させる熱交換器であって、タービン7の背圧を低下させるように機能する。復水器8で生じた液体(作業流体)を蒸発器5に還流させるポンプ9が接続されている。したがって、蒸発器5および過熱器6、タービン7、復水器8、ポンプ9は管路によって連通されて閉ループを構成しており、その閉ループ内に作業流体が封入されている。その作業流体は純水が一般的であるが、適宜のアルコールと水との混合液であってもよい。
図2に示すように、上記の廃熱回収装置を構成しているタービン7に電動式の空調システム10が連結されている。空調システム10は、冷媒を加圧圧縮および断熱膨張させることにより熱輸送を行うヒートポンプの一種であり、空調用コンプレッサ(以下、単にコンプレッサと記す)11を備えている。コンプレッサ11は、発電機能のあるモータ12によって駆動されるように構成され、前記タービン7はそのモータ12に連結されている。タービン7とモータ12とは直接連結されていてもよいが、遊星歯車機構などの歯車機構あるいは巻き掛け伝動機構などからなる減速機構13を介して連結されていてもよい。また、減速機構13と直列にクラッチ(図示せず)を配置してもよい。
図2には空調システム10を模式的に示してあり、コンプレッサ11の出力側にコンデンサ14が連通されている。コンデンサ14は、コンプレッサ11で加圧されて温度の上昇した冷媒を冷却して凝縮させるための放熱器(熱交換器)であり、その出力側に膨張弁15が接続されている。膨張弁15は、冷媒を断熱膨張させてそのエンタルピーを低下させる弁である。この膨張弁15に続けてエバポレータ16が連通されている。エバポレータ16は、エンタルピーの低下した冷媒が外部から熱を奪って蒸発する熱交換器であり、エバポレータ16によって蒸発した冷媒をコンプレッサ11に還流させるように構成されている。したがって、エバポレータ16によって、空気を冷却することにより、冷房を行うことができ、また反対にコンデンサ14によって空気を加熱することにより暖房を行うことができる。
空調要求があった場合にモータ12を駆動力源として動作させ、またモータ12が発電機として機能した場合に電力を回収するために、モータ12は蓄電装置(バッテリ)17に電気的に接続されている。上記の空調システム10および廃熱回収装置を搭載している車両は、エンジン1に加えて、発電機能のあるモータ・ジェネレータ(MG)18を駆動力源として搭載したハイブリッド車であってもよく、この種のハイブリッド車の場合には蓄電装置17は、MG18に電力を供給し、あるいはMG18で発電した電力を充電するように構成されていてよい。なお、図1および図2における符号19はインバータを示し、インバータ19は蓄電装置17およびMG18に接続されている。
空調システム10における送風系統の一例を図3に示してある。電動ファン20の吸気口に外気吸入部21と内気吸入部22とが連通されている。これら外気吸入部21と内気吸入部22との合流箇所には内外気切替ドア23が配置されている。この内外気切替ドア23は、手動操作されることにより、あるいはスイッチ操作によるモータ駆動により、吸気を外気と内気とに切り替えるように構成されている。電動ファン20の排出側は送風ダクト24に接続されている。その送風ダクト24の内部には、前述したエバポレータ16とヒータユニット25とが配置されている。ヒータユニット25は、エンジン1の冷却水を流通させて空気を加熱する熱交換器であり、その流入側を選択的に遮蔽するエアミックスドア26が設けられている。エアミックスドア26は、エバポレータ16のみを通過する空気とヒータユニット25を通過する空気との混合割合を変えて、ヒータユニット25より下流側における吹き出し出口温度Toutを調整するためのドアであり、図示しないモータによって駆動されてその開度を電気的に制御されるように構成されている。
前記タービン7によってモータ12を駆動することによる発電量や空調温度などを電気的に制御するように構成されており、その制御のための電子制御装置(ECU)27が図4に示すように設けられている。ECU27は、マイクロコンピュータを主体にして構成され、入力されたデータや予め記憶しているデータを利用して演算を行い、演算結果を制御指令信号として出力するように構成されている。図4には入力されるデータおよび制御指令信号の例を示してあり、ECU27には前述した蒸発部6から出力される蒸気圧力、蒸気量、モータ12の回転数、空調システム10のオン・オフの信号、吹き出し出口温度Tout、目標吹き出し出口温度(目標温度)などが入力されている。また、制御指令信号としてモータ12のトルク指令値や前記エアミックスドア26の開度などがECU27から出力される。このECU27がこの発明の実施形態におけるコントローラに相当する。
ここでタービン7および前記モータ12の動作について説明する。空調システム10がON操作されている場合(すなわち空調要求がある場合)、コンプレッサ11をモータ12あるいはタービン7によって駆動させる。その場合、廃熱が生じていなければ、モータ12を蓄電装置17の電力で駆動してコンプレッサ11を駆動する。廃熱が生じていてタービン7が駆動されていれば、タービン7とモータ12との駆動力でコンプレッサ11を駆動し、もしくはタービン7の動力でモータ12およびコンプレッサ11を駆動する。その場合、モータ12で発電する。さらに、空調システム10がOFF操作され、かつ廃熱が生じている場合(すなわち空調要求がない状態でタービン7が駆動されている場合)、コンプレッサ11およびモータ12がタービン7によって駆動され、モータ12が発電を行うとともに、コンプレッサ11が冷媒を循環流動させることによりエネルギを消費する。図5の(a)〜(e)は、前述した減速機構13としてシングルピニオン型遊星歯車機構を用いた場合のモータ12およびコンプレッサ11の回転数と、タービン7の回転数とを示す共線図である。なお、図5に示す例は、遊星歯車機構におけるサンギヤとリングギヤとのいずれか一方が固定され、かつ他方にタービン7が連結され、さらにキャリヤにモータ12が連結されている例である。
図5の(a)は廃熱が生じていないことによりタービン7で動作しておらず、かつ空調システム10がON操作されている状態を示している。この場合、モータ12が蓄電装置17の電力で動作(力行)してコンプレッサ11を駆動する。モータ12が出力するトルクを上向きの矢印で示し、コンプレッサ11が仕事を行うことによるトルクを下向きの矢印で示してある。
図5の(b)は、空調システム10がON操作され、かつ廃熱が生じていることによりタービン7が動作しているものの、回収エネルギ(タービン7の出力)が空調要求に対して不足している状態を示している。モータ12が蓄電装置17の電力で駆動され、これに加えてタービン7の駆動力がモータ12を回転させるように作用する。したがって、コンプレッサ11はモータ12およびタービン7によって駆動されるから、モータ12が出力するトルクあるいはモータ12で消費するエネルギは、タービン7が出力するトルクもしくはエネルギの分、削減される。すなわち、図5の(b)に上向きの矢印で示すモータトルクとタービントルクに基づくトルクとの合算値がコンプレッサ11を駆動するトルクと等しくなる。
図5の(c)は、空調システム10がON操作され、かつ十分な量の廃熱が生じていることによりタービン7がモータ12およびコンプレッサ11を駆動している状態を示している。タービン7によってコンプレッサ11が駆動されるがタービン7が出力するトルク(もしくはエネルギ)は、空調要求を充足するようにコンプレッサ11を駆動するトルク(あるいはエネルギ)を超えている。その余剰のトルク(もしくはエネルギ)によってモータ12が駆動されて発電を行う。したがって、図5の(c)で下向きの二本の矢印で示すトルク(もしくはエネルギ)の和、すなわちコンプレッサ11を駆動するトルクとモータ12を駆動するトルクとの和が、タービン7のトルクに基づくトルク(もしくはエネルギ)と等しくなる。
つぎに、空調システム10がOFF状態に操作され、かつ廃熱が生じてタービン7が駆動されている例を説明すると、図5の(d)は、コンプレッサ11の仕事量(コンプレッサ11で消費するエネルギ量)が多い場合を示し、図5の(e)はコンプレッサ11の仕事量(コンプレッサ11で消費するエネルギ量)が少ない場合を示している。コンプレッサ11によって加圧しかつ循環させる冷媒の量が多い場合には、図5の(d)に示すようにモータ12を回転させて発電の用に供されるトルク(エネルギ)が少なくなる。図5の(d)で長い下向きの矢印がコンプレッサ11を駆動するトルク(もしくはエネルギ)を示し、短い下向きの矢印がモータ12を回転させて発電の用に供されるトルク(もしくはエネルギ)を示す。反対にコンプレッサ11によって加圧しかつ循環させる冷媒の量が少ない場合には、図5の(e)に示すようにモータ12を回転させて発電の用に供されるトルク(エネルギ)が多くなる。図5の(e)で短い下向きの矢印がコンプレッサ11を駆動するトルク(もしくはエネルギ)を示し、長い下向きの矢印がモータ12を回転させて発電の用に供されるトルク(もしくはエネルギ)を示す。
上述したように、廃熱によって駆動されるタービン7のトルク(あるいはエネルギ)がコンプレッサ11に要求されるトルク(もしくは消費エネルギ)を上回れば、モータ12を発電機として機能させて、廃熱を電力として回収することができる。この発明の実施態様における制御装置は、タービン7によってモータ12を駆動することによる発電を以下のように制御する。
この発明の実施形態における制御装置は、廃熱によってタービン7が駆動され、モータ12が発電を行う場合、モータ12を単に一律に回転させるのではなく、廃熱回収効率(あるいは発電効率)を考慮しつつモータ12を制御する。その制御の一例を図6にフローチャートで示してある。ここに示す制御は、エンジン1が駆動されているなど、廃熱が生じている場合に実行され、先ず、空調システム(A/C)10がONか否かが判断される(ステップS1)。空調システム10がOFF状態であることによりステップS1で否定的に判断された場合には、タービン7に連結されている前記モータ12の回転数の目標値(目標回転数)がNmtが設定される(ステップS2)。
タービン7は、前述したように、廃熱をエネルギ源として駆動されるから,タービン7から出力することのできるエネルギは、蒸発部6に入力されたエネルギ量のうちタービン効率に応じたエネルギ量である。タービン効率は、「タービン翼速度/蒸気速度」に応じて変化し、タービン効率が最大になる「タービン翼速度/蒸気速度」の値が存在する。また、タービン7は前述したようにモータ12に連結されているから、タービン翼速度はモータ回転数Nに比例する。したがって、タービン効率が最大となるモータ回転数Nが存在する。その関係を図7に模式的に示してある。
また、タービン7が出力するトルク(もしくはエネルギ)の一部は、コンプレッサ11が冷媒を圧縮しかつ循環させることにより消費される。したがって、発電に使用されるエネルギ量は、廃熱のうち蒸発部6に入力された熱量(エネルギ量)に上記のタービン効率を掛けたエネルギ量からコンプレッサ11で消費されるエネルギ量を減じた量になる。コンプレッサ11は、主に、冷媒を圧縮するとともに循環させることによりエネルギを消費し、これに加えて摩擦などの損失によってエネルギを消費する。したがって、コンプレッサ11が仕事を行うことによる消費エネルギ量は、冷媒の循環量すなわちコンプレッサ11がモータ12と共に回転する量にほぼ比例する。その関係を図7に模式的に示してある。
上述したように、廃熱からの入力熱量にタービン効率を掛け、かつコンプレッサ11の仕事量を減じたエネルギが発電に利用され、そのエネルギ量に発電効率を掛けたエネルギ量が発電量になる。そのタービン効率やコンプレッサ11の仕事量が上述したようにコンプレッサ11の回転数(すなわちモータ12の回転数)に応じて変化するから、結局、発電量が最大となるモータ12の回転数が存在する。図7にはモータ12の回転数Nと発電量との関係を模式的に示してあり、モータ12の回転数Nと発電量との関係を示す線図のうち太い破線は、モータ12の仕様で決まる上限値を示し、したがって発電量が最大となるモータ12の回転数は「☆」で示す回転数となる。
ステップS2で設定する目標回転数Nmtは、廃熱によってタービン7を駆動して発電する場合の発電量が可及的に多くなる回転数であり、上述したようにタービン7の回転数とモータ12の回転数とが一致もしくは比例することにより、目標回転数Nmtはモータ12の回転数として設定される。そして、その目標回転数Nmtは、上述したように、タービン効率とコンプレッサ11で消費されるエネルギ量とに基づいて設定される。なお、図7に示すモータ12の回転数Nとタービン効率との関係や、モータ12の回転数Nとコンプレッサ11の仕事量との関係などは、予め求めてマップとしてECU27に記憶させておくことができるから、それらのマップや入力されるデータを使用して目標回転数Nmtを設定することができる。なお、この発明の実施形態では、上記の目標回転数Nmtは、発電量が最大となる回転数に限られないのであって、発電量が最大となる回転数を含む所定の範囲内の回転数であってよい。データの誤差や廃熱回収装置あるいは空調システム10の運転状態にバラツキなどが存在するためである。
ステップS2で上記のようにして目標回転数Nmtを設定した後、モータ12の回転数がその目標回転数Nmtに一致もしくは近づくようにモータ12のトルクが制御される(ステップS3)。そのトルク制御は、前述したインバータ19によって電流を制御することにより行うことができる。
したがって、この発明の実施形態における制御装置によれば、タービン効率やコンプレッサ11の仕事量を考慮して、発電機として機能するモータ12の回転数を制御するので、廃熱をエネルギ源とする発電を効率良く行って発電量、すなわちエネルギ回収効率を向上させることができる。なお、モータ12で発電した電力は蓄電装置17に充電され、廃熱が電力として回収される。
上記のステップS1で肯定的に判断された場合、すなわち空調システム10がON状態になっている場合、空調システム10での設定温度や日射量、室内温度などに基づいて決まる空調要求に応じたコンプレッサ11の回転数(モータ12の回転数)が設定される(ステップS4)。このステップS4の制御は、従来の車両におけるエアコンシステムで行われている制御と同様である。そして、ステップS3に進んで、モータ12のトルクが制御される。その場合、モータ12およびコンプレッサ11の動作状態は、タービン7が出力するトルク(エネルギ量)の多寡に応じて、図5の(b)に示す状態、あるいは図5の(c)に示す状態になる。タービン7が出力するトルク(エネルギ量)が少ない場合には、モータ12は発電を行わないがタービン7にアシストされて回転するので、電力消費量が少なくなる。また、タービン7が出力するトルク(エネルギ量)が多い場合には、モータ12は蓄電装置17の電力によらずにタービン7によって駆動され、発電を行い、その電力は蓄電装置17に充電される。これらいずれの場合であっても、廃熱の少なくとも一部が回収され、エネルギ効率が向上する。
つぎに、他の制御例を説明する。図8はこの発明の実施形態の制御装置で実行される制御例を説明するためのフローチャートであって、ここに示すルーチンは、廃熱によってタービン7が動作している場合に実行される。ここに示す制御例では、廃熱が生じている場合、コンプレッサ11を駆動するモータ12は、空調システム10のON・OFFの状態に拘わらず、発電量が可及的に多くなる回転数に制御される。すなわち、先ず、ステップS11では、目標回転数Nmtが設定される。このステップS11の制御は、前述した図6に示すステップS2と同じ制御であり、タービン効率やコンプレッサ11の仕事量(消費エネルギ量)などに基づいて、発電量が最大になる回転数、あるいは最大を含む所定の範囲内の回転数が目標回転数Nmtとして設定される。
ついで、空調システム10がONか否かが判断される(ステップS12)。空調システム10がOFF状態であることによりステップS12で否定的に判断された場合には、モータ12のトルク制御が実行される(ステップS13)。このステップS13の制御は、前述した図6に示すステップS3と同様の制御であり、発電量が可及的に多くなるように設定した目標回転数Nmtにモータ12の実回転数が一致もしくは近づくようにモータ12のトルクが制御される。
一方、空調システム10がON状態であることによりステップS12で肯定的に判断された場合には、空調システム10における吹き出し出口温度の偏差ΔTが求められる(ステップS14)。吹き出し出口温度Toutの目標値は、空調システム10での設定温度に基づいて決まり、その目標値を達成するようにコンプレッサ11およびモータ12の回転数(以下、まとめてモータ12の回転数と記す)が決まる。その回転数は図8のステップS14に「Nmd」の符号を付した回転数である。モータ12の回転数がこの回転数Nmdであれば、吹き出し出口温度Toutが設定温度に基づく温度になり、偏差ΔTが「0」になる。しかしながら、モータ12の回転数はステップS11で設定されているように発電量が可及的に多くなる目標回転数Nmtであるから、設定温度を達成する回転数から外れた回転数となり、例えば設定温度を達成する回転数より高回転数になる。コンプレッサ11をこのような高回転数で運転した場合の吹き出し出口温度Toutは、コンプレッサ11の容量などに基づいて求めることができる。こうして求められた吹き出し出口温度Toutと設定温度に基づいて決まる温度との差として前記偏差ΔTが求まる。
ついで、上記の温度の偏差ΔTを補正するためのエアミックスドア26の開度(エアミックス開度)が設定される(ステップS15)。前述したエバポレータ16側の開度を大きくすれば、吹き出し出口温度Toutが低くなり、これとは反対にヒータユニット25側の開度を大きくすれば、吹き出し出口温度Toutが高くなる。したがって、目標温度(設定温度)と吹き出し口温度Toutとの差によってエアミックスドア26の開度をフィードバック制御することにより、空調温度を目標温度に設定しつつ発電量を最大もしくはそれに近い量に設定することができる。
上記のステップS15の後、ステップS13に進んで、モータ12の回転数が前述した目標回転数Nmtに一致もしくは近づくようにモータ12のトルクが制御される。その後、図8に示す制御は一旦終了される。したがって、図8に示す制御によれば、空調システム10がON状態であって目標温度が設定されている場合であってもモータ12が発電量の多くなる目標回転数Nmtで運転されるので、効率良く廃熱回収を行うことができる。また、要求に応じた空調を行うことができるので、空調に対する廃熱回収の影響を回避もしくは低減することができる。
なお、上述した具体例では、排熱回収器と過熱器とによって蒸発部を構成したが、この発明では過熱蒸気を生成できればよいので、排熱回収器と過熱器との両方を必ずしも設ける必要はない。また、この発明の廃熱回収装置は、車両に搭載された装置に限らないのであって、適宜の廃熱を空調システムのモータによって回収するように構成されていればよい。さらに、回収するべき廃熱はエンジンなどの熱機関で発生する廃熱に限らず、例えばインバータなどの電子機器から発生する廃熱であってもよい。
4…過熱器、 5…排熱回収器、 6…蒸発部、 7…タービン、 8…復水器、 9…ポンプ、 10…電動空調システム、 11…空調用コンプレッサ、 12…モータ、 14…コンデンサ、 15…膨張弁、 16…エバポレータ、 17…蓄電装置、 20…電動ファン、 21…外気吸入部、 22…内気吸入部、 23…内外気切替ドア、 24…送風ダクト、 25…ヒータユニット、 26…エアミックスドア。

Claims (4)

  1. 廃熱を熱源として過熱蒸気を生成するとともに、前記過熱蒸気によってタービンを駆動する廃熱回収装置の制御装置において、
    前記廃熱回収装置は、空調用コンプレッサと、前記過熱蒸気を生成する蒸発部と、前記タービンと、前記タービンに連結されて前記タービンによって駆動されかつ前記空調用コンプレッサを駆動する発電機能のあるモータとを有し、
    前記モータの回転数を制御するコントローラを更に備え、
    前記コトンローラは、前記タービンが前記過熱蒸気によって駆動されて前記モータを回転させる場合に、前記モータによって発電することのできる発電量に基づいて前記モータについての目標回転数を求め、かつ前記モータの回転数が前記目標回転数に一致もしくは近づくように前記モータの回転数を制御するように構成されていることを特徴とする廃熱回収装置の制御装置。
  2. 請求項1に記載の廃熱回収装置の制御装置において、
    前記コントローラは、前記目標回転数を、前記タービンの効率と前記空調用コンプレッサが回転することに起因する消費エネルギ量とに基づいて求めるように構成されていることを特徴とする廃熱回収装置の制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の廃熱回収装置の制御装置において、
    前記空調用コンプレッサは、空調要求によりオン・オフ制御されるように構成され、
    前記コントローラは、前記モータの回転数を前記目標回転数に一致もしくは近づける前記制御を、前記空調用コンプレッサがオフ制御されている場合に実行するように構成されていることを特徴とする廃熱回収装置の制御装置。
  4. 請求項1または2に記載の廃熱回収装置の制御装置において、
    前記廃熱回収装置は、前記空調用コンプレッサを含む空調システムを更に備え、
    前記空調システムは、吹き出し出口温度を制御するエアミックスドアを有し、
    前記空調用コンプレッサは、空調要求によりオン・オフ制御されるように構成され、
    前記コントローラは、前記モータの回転数を前記目標回転数に一致もしくは近づける前記制御を、前記空調用コンプレッサがオフ制御されている場合およびオン制御されている場合のいずれの場合でも実行し、かつ前記空調用コンプレッサがオン制御されている状態では、前記吹き出し出口温度を前記エアミックスドアの開度を変更して制御するように構成されていることを特徴とする廃熱回収装置の制御装置。
JP2016011851A 2016-01-25 2016-01-25 廃熱回収装置の制御装置 Active JP6314999B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016011851A JP6314999B2 (ja) 2016-01-25 2016-01-25 廃熱回収装置の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016011851A JP6314999B2 (ja) 2016-01-25 2016-01-25 廃熱回収装置の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017133378A JP2017133378A (ja) 2017-08-03
JP6314999B2 true JP6314999B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=59502482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016011851A Active JP6314999B2 (ja) 2016-01-25 2016-01-25 廃熱回収装置の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6314999B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3552910B2 (ja) * 1998-04-30 2004-08-11 カルソニックカンセイ株式会社 ハイブリッド電気自動車のコンプレッサ制御装置
JP4186388B2 (ja) * 1999-12-24 2008-11-26 株式会社デンソー 車両用空調装置
JP2002095101A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Zexel Valeo Climate Control Corp ハイブリッド車の制御装置
AT414156B (de) * 2002-10-11 2006-09-15 Dirk Peter Dipl Ing Claassen Verfahren und einrichtung zur rückgewinnung von energie
JP2007218456A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Denso Corp 車両用廃熱利用装置およびその制御方法
JP2008223509A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Toyota Motor Corp 廃熱回収システム及びエンジン
JP2009185625A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の燃料改質および廃熱回収装置と、燃料改質および廃熱回収方法
JP5389710B2 (ja) * 2010-03-24 2014-01-15 サンデン株式会社 内燃機関の廃熱利用システム及び該システムに使用するモータジェネレータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017133378A (ja) 2017-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7326074B2 (ja) 車両用ヒートポンプシステム
EP1669701A2 (en) Cogeneration system
JP7250658B2 (ja) 車両用ヒートポンプシステム
US20060026981A1 (en) Refrigerating device comprising waste heat utilization equipment
KR101558611B1 (ko) 친환경차량의 통합 열관리 시스템
EP2762690B1 (en) Engine-waste-heat utilization device
JP2021037931A (ja) 車両用ヒートポンプシステム
US7350365B2 (en) Method for controlling cogeneration system
JP2005240740A (ja) 車両用排熱回収システム
JP2017105425A (ja) 車両用バッテリ冷却システム
KR100634810B1 (ko) 열병합 발전 시스템
JP2012112369A (ja) ヒートポンプ発電装置
JP2020050155A (ja) 車両用空気調和装置
KR20010105235A (ko) 멀티 에너지 시스템
JP3886924B2 (ja) 内燃機関の廃熱利用装置
JP2007327668A (ja) 廃熱利用装置を備える冷凍装置
JP4140543B2 (ja) 廃熱利用装置
JP6314999B2 (ja) 廃熱回収装置の制御装置
JP4699972B2 (ja) 廃熱利用装置およびその制御方法
JP2007205283A (ja) 廃熱利用装置およびその制御方法
JP4240837B2 (ja) 冷凍装置
KR20160019181A (ko) 전기자동차 발전시스템
JP2017141706A (ja) 廃熱回収装置の制御装置
JP2017133401A (ja) 廃熱回収装置の制御装置
CN110863874A (zh) 一种燃料电池汽车的驱动助力系统及燃料电池汽车

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180312

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6314999

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151