JP6314789B2 - プーリ - Google Patents
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Description
本発明の一形態によれば、内燃機関の動力によって回転するプーリ内燃機関の動力によって回転するプーリが提供される。このプーリは、回転軸に連結され、前記回転軸の中心を中心とする円形の円板部と、前記円板部から前記回転軸の軸方向に沿って延伸する周壁部と、を有し、金属製の板材により形成された本体部と;前記周壁部における前記回転軸と対向する面とは反対側の面である外周面に動力を伝達するためのベルトに係合するベルト係合部を形成する樹脂製のプーリ部と;前記回転軸を中心とする円形のボス部と;前記ボス部に接続され、前記ボス部から前記回転軸に沿った延伸方向に延伸する円筒状の外観形状を有し、前記延伸方向の端部が前記円板部に接続されている円筒部と;を備え;前記プーリ部は、前記周壁部における前記回転軸と対向する面である内周面の少なくとも一部と前記円板部の少なくとも一部と覆うように前記ベルト係合部と一体で形成され;前記プーリ部は、前記回転軸の中心を通る前記回転軸に沿った断面において、前記周壁部の表面の全体を覆うと共に、前記円板部を前記周壁部が延伸している側の面と前記延伸している側の面と反対側の面とを挟むように形成され;前記周壁部の前記外周面の少なくとも一部には、前記軸方向に沿って溝が形成され;前記円板部における前記周壁部が形成されている面の少なくとも一部には、前記回転軸の円周方向に沿って溝が形成されており;前記ベルト係合部の前記回転軸に沿った長さは、前記周壁部における前記延伸方向の側面から前記円板部における前記延伸方向と反対の逆延伸方向の側面までの前記回転軸に沿った長さの位置に含まれてもよい。
A−1.動力伝達機構の構成:
図1は、実施形態におけるプーリ100を備える動力伝達機構200の概略構成を示す分解斜視図である。図1には、内燃機関の動力が伝達されて回転するプーリ100を備える動力伝達機構200が示されている。図1に示すように、動力伝達機構200は、回転動力部110と、ハブ120と、プーリ100と、基板130と、ボルト140と、ナット150と、によって構成されている。回転動力部110は、内燃機関の動力によって回転軸OL1を中心として回転する回転体115を有する。プーリ100は、回転動力部110の回転体115に連結され、回転動力部110の回転体115と同じ回転数で回転する。なお、プーリ100の詳細な構成については、後述する。
図2は、プーリ100の断面X1(図1)における断面図である。図2に示すように、プーリ100は、回転動力部110の回転体115に固定された本体部10と、本体部10に形成されたベルトと係合する歯溝を有するプーリ部50と、を有している。樹脂製のプーリ部50に対して、金属製の本体部10がインサート成形されることにより、プーリ100が製造される。
本実施形態のプーリ100では、本体部10における円板部16および周壁部18は、金属製の板材がプレス加工されることにより形成される。プーリ部50は、外周面18aに形成されたベルト係合部55を有する。本実施形態のプーリ100では、本体部10の一部である周壁部18と円板部16の一部にのみプーリ部50が形成されており、かつ、板材の本体部10が用いられているため、プーリ100をより軽量化し、プーリ100の体積をより小さくできる。また、本体部10の材料が金属製の板材または金属製の板材が塗装された材料であるため、プーリ100を軽量化した上で、ベルト係合部55に係合するベルトの張力に対してのプーリ100の強度を向上させることができる。また、金属のみでベルト係合部55を転造によって形成される場合、歯溝の加工分の肉厚が確保される必要があるのに対し、本実施形態では、ベルト係合部55を転造で形成されるプーリと比較して、周壁部18の厚さを低減できるため、プーリ100を軽量化できる。また、係合するベルト係合部55が樹脂で形成されているため、金属のベルト係合部を有するプーリと比較して、ベルトとの磨耗によりベルト係合部55が錆びるなどの不具合が少なく、ベルト係合部55の塗装工程などを省略して、より安価なプーリを製造できる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
12…ボス部
14…円筒部
16…円板部
16a,16b…側面
17…円板部の溝
18…周壁部
18a…外周面
18b…内周面
18c…側面
19…外表面の溝
50…プーリ部
51…ベルト保持部
55…ベルト係合部
100…プーリ
104…孔
110…回転動力部
115…回転体
120…ハブ
122,124,134…孔
130…基板
140…ボルト
150…ナット
200…動力伝達機構
OL1…回転軸
OL2…軸
RN1,RN2…歯溝
D1…直径
t0,t1,t2…厚さ
Claims (2)
- 内燃機関の動力によって回転するプーリ(100)であって、
回転軸に連結され、前記回転軸の中心(OL1)を中心とする円形の円板部(16)と、前記円板部(16)から前記回転軸の軸方向に沿って延伸する周壁部(18)と、を有し、金属製の板材により形成された本体部(10)と、
前記周壁部(18)における前記回転軸と対向する面とは反対側の面である外周面(18a)に動力を伝達するためのベルトに係合するベルト係合部(55)を形成する樹脂製のプーリ部(50)と、
を備え、
前記本体部は、さらに、
前記回転軸を中心とする円形のボス部(12)と、
前記ボス部(12)に接続され、前記ボス部(12)から前記回転軸に沿った延伸方向に延伸する円筒状の外観形状を有し、前記延伸方向の端部が前記円板部(16)に接続されている円筒部(14)と、
を有し、
前記プーリ部(50)は、前記周壁部(18)における前記回転軸と対向する面である内周面(18b)の少なくとも一部と前記円板部(16)の少なくとも一部と覆うように前記ベルト係合部(55)と一体で形成され、
前記プーリ部(50)は、前記回転軸の中心(OL1)を通る前記回転軸に沿った断面において、前記周壁部(18)の表面の全体を覆うと共に、前記円板部(16)を前記周壁部(18)が延伸している側の面(16a)と前記延伸している側の面と反対側の面(16b)とを挟むように形成され、
前記周壁部(18)の前記外周面(18a)の少なくとも一部には、前記軸方向に沿って溝(19)が形成され、
前記円板部(16)における前記周壁部(18)が形成されている面の少なくとも一部には、前記回転軸の円周方向に沿って溝(17)が形成されており、
前記ベルト係合部(55)の前記回転軸に沿った長さ(L3)は、前記周壁部(18)における前記延伸方向の側面(18c)から前記円板部(16)における前記延伸方向と反対の逆延伸方向の側面(16b)までの前記回転軸に沿った長さ(L4)の位置に含まれる、プーリ(100)。 - 請求項1に記載のプーリ(100)であって、
前記本体部(10)と前記プーリ部(50)とは、化学接合によって形成されている、プーリ(100)。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2014216764A JP6314789B2 (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | プーリ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014216764A JP6314789B2 (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | プーリ |
Publications (2)
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JP6314789B2 true JP6314789B2 (ja) | 2018-04-25 |
Family
ID=55973507
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2014216764A Active JP6314789B2 (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | プーリ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6314789B2 (ja) |
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JP2007064256A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Nsk Ltd | 軸受一体型合成樹脂プーリおよびその製造方法 |
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-
2014
- 2014-10-24 JP JP2014216764A patent/JP6314789B2/ja active Active
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