JP6313926B2 - レーザアニール方法、レーザアニール装置 - Google Patents

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本発明は、レーザ光の照射によってアニール処理を行うレーザアニール方法及びレーザアニール装置に関するものである。
薄膜トランジスタは、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどをアクティブ駆動するためのスイッチング素子として用いられており、薄膜トランジスタのチャネル層に多結晶シリコン(ポリシリコン)膜を用いることで、薄膜トランジスタの電子移動度が高まり、ディスプレイなどの高機能化が実現できることが知られている。
多結晶シリコン膜の形成は、絶縁基板の表面に成膜された非晶質シリコン(アモルファスシリコン)膜にレーザ光を照射するアニール処理を施すことで、非晶質シリコン膜を過熱溶融し再結晶化して多結晶シリコン膜に変質させる方法(レーザアニール方法)が知られている。
従来のレーザアニール方法は、レーザ光源としてエキシマレーザや半導体レーザが用いられ、ビーム形状を照射面に対して線状に成形するか或いは複数の光源を並列配置するなどして幅広のレーザ照射領域を形成し、幅広のレーザ照射領域をその幅の長手方向と直交する方向に走査することで、処理対象となる非晶質シリコン膜の全面にレーザ光を照射することが行われている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2003−59858号公報
従来のレーザアニール方法は、処理対象となる非晶質シリコン膜の全面にレーザ光を照射しているが、実際に薄膜トランジスタが形成される領域はその極一部に過ぎないので一部無駄なレーザ光照射が行われている。このように従来のレーザアニール方法はエネルギーの利用効率が低い処理が行われている。また、必要な箇所に十分なエネルギー密度でレーザ光を照射するためには走査速度を遅くする必要があり、エネルギー利用効率の低さによるコストアップに加えて処理時間が長くなる問題があった。
また、処理対象となる基板の幅が大きくなると、従来のレーザアニール方法ではその幅に対応した幅広のレーザ照射領域を形成することができない場合がある。この場合には、基板幅の一部を一回目のレーザ光走査で処理し、他の部分を二回目或いは三回目のレーザ光走査で処理せざるを得ない。このような場合には、一回目の走査と二回目の走査或いは二回目の走査と三回目の走査のつなぎ部分で重ね処理部や未処理部が形成されることがあり、均一なアニール処理を行い難い問題があった。
また、従来のレーザアニール方法は、幅広のレーザ照射領域をその幅の長手方向と直交する方向に走査させているので、幅の狭いレーザ照射領域に沿ってレーザ光が移動することになり、幅の狭いレーザ照射領域の中では照射されるエネルギー密度の分布が急峻に変化するので、レーザ光の移動方向に沿って均一なエネルギー密度でレーザ光を照射することが難しくなる。良質な多結晶シリコン膜を得るためには、均一なエネルギー密度でレーザ光を照射して過熱溶融状態にばらつきが無いアニール処理が必要になる。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、複数の薄膜トランジスタが形成される処理対象物の非晶質シリコン膜にレーザ光を照射して過熱溶融・再結晶化することで多結晶シリコン膜を形成するレーザアニール処理において、レーザ光のエネルギー利用効率を高め走査速度を高めてコスト低減と処理時間の短縮化を可能にすること、処理対象物の横幅が大きい場合であっても重ね処理部を作ることなく均一なアニール処理を行うことができること、レーザ光の移動方向に沿った過熱溶融状態のばらつきを抑制して高品質の多結晶シリコンを形成することができること、等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明によるレーザアニール方法及びレーザアニール装置は、以下の構成を少なくとも具備するものである。
複数の薄膜トランジスタが形成される処理対象物の非晶質シリコン膜にレーザ光を照射して過熱溶融・再結晶化することで多結晶シリコン膜を形成するレーザアニール方法であって、前記レーザ光のビーム形状を一つの薄膜トランジスタが形成される範囲を含むだけの横幅複数の薄膜トランジスタの形成領域に至る縦幅を有する走査方向に沿った縦長形状に成形し、前記ビーム形状の長手方向を薄膜トランジスタが形成される一つの配列方向に合わせ、前記レーザ光を薄膜トランジスタが形成される領域の上に沿って前記ビーム形状の長手方向に走査することでアニール処理を施し、一つのアニール処理が施される領域とそれに隣接するアニール処理が施される領域の間に未処理の領域を挟むように前記レーザ光を走査することを特徴とするレーザアニール方法。
複数の薄膜トランジスタが形成される処理対象物の非晶質シリコン膜にレーザ光を照射して過熱溶融・再結晶化することで多結晶シリコン膜を形成するレーザアニール装置であって、前記レーザ光のビーム形状を一つの薄膜トランジスタが形成される範囲を含むだけの横幅複数の薄膜トランジスタの形成領域に至る縦幅を有する走査方向に沿った縦長形状に成形して、前記レーザ光を照射するレーザ照射手段と、前記ビーム形状の長手方向を薄膜トランジスタが形成される一つの配列方向に合わせ、前記レーザ光を薄膜トランジスタが形成される領域の上に沿って前記ビーム形状の長手方向に走査してアニール処理を施し、一つのアニール処理が施される領域とそれに隣接するアニール処理が施される領域の間に未処理の領域を挟むように、前記レーザ光を走査する走査手段を備えることを特徴とするレーザアニール装置。
このような特徴を有する本発明のレーザアニール方法及びレーザアニール装置によると、レーザ光のエネルギー利用効率を高めて走査速度を高めることでコスト低減と処理時間の短縮化を可能にすることができる。また、処理対象物の幅が大きい場合であっても重ね処理部を作ることなく均一なアニール処理を行うことができる。また、レーザ光の移動方向に沿った過熱溶融状態のばらつきを抑制して高品質の多結晶シリコンを形成することができる。
本発明の一実施形態に係るレーザアニール装置を示した説明図である((a)が側方(Y方向)からみた説明図であり、(b)が正面(X方向)からみた説明図である)。 本発明の実施形態に係るレーザアニール方法を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係るレーザアニール方法を説明する説明図である。 レーザ光の照射(1パルス)によって処理対象物に加えられるエネルギー密度の分布を示した説明図である。 レーザ光の照射(複数パルス走査)によって処理対象物に加えられるエネルギー密度の分布を示した説明図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係るレーザアニール装置を示した説明図である((a)が側方(Y方向)からみた説明図であり、(b)が正面(X方向)からみた説明図である)。
レーザアニール装置1は、複数の薄膜トランジスタが形成される処理対象物の非晶質シリコン膜にレーザ光を照射して過熱溶融・再結晶化することで多結晶シリコン膜を形成する処理装置であり、レーザ照射手段2と走査手段3を備えている。
レーザ照射手段2は、例えばレーザ光源とレーザ光源から出射されるレーザ光のビーム形状を成形する光学系(シリンドリカルレンズなど)を備えており、処理対象物Mに照射されるレーザ光LBのビーム形状を図示X方向が長手方向となる縦長形状にするものである。
走査手段3は、レーザ光LBを処理対象物Mの上でビーム形状の長手方向に沿って線状に走査するものであり、レーザ光LBの照射位置を処理対象物M上の設定位置に合わせる位置合わせ手段や処理対象物Mを支持する支持台3Aを−X方向又は−Y方向に移動させる支持台移動手段などを備えている。走査手段3は、支持台3Aを−X方向又は−Y方向に移動させる代わりにレーザ照射手段2自体をX方向又はY方向に移動させるものであってもよい。
図2及び図3は、本発明の実施形態に係るレーザアニール方法を説明する説明図である。図2(a)は、図1に示したレーザアニール装置1を用いたレーザアニール方法におけるレーザ光の照射状態を示しており、図2(b)は従来技術のレーザ光の照射状態を示している。図2(a)に示すように、本発明の実施形態に係るレーザアニール方法によると、レーザ光LBにおけるビーム形状の長手方向をX方向に合わせて、そのX方向に沿ってレーザ光LBを線状に走査している。これによりレーザ光LBは処理対象物Mにおいて薄膜トランジスタが配列される箇所に沿ってストライプ状に照射されることになる。
図2(b)に示した従来技術では、レーザ光LBは自身の横長なビーム形状に対して直交するX方向に走査され、処理対象物Mの全面にレーザ光LBが照射される。このため、薄膜トランジスタが形成されない領域にもアニール処理が施されることになって一部無駄なレーザ光照射が行われ、エネルギーの利用効率が低い処理が行われることになる。また、処理対象物Mの横幅がレーザ光LBの横幅より大きくなると、処理対象物Mの幅の一部を一回目のレーザ光走査で処理し、残りの未処理部分を二回目のレーザ光走査で処理せざるを得ない。このような場合には、一回目の走査と二回目の走査のつなぎ部分で重ね処理部Dが形成されることがあり、この重ね処理部Dによって不均一なアニール処理がなされることになる。
これに対して、図2(a)に示した本発明の実施形態に係るレーザアニール方法では、薄膜トランジスタが形成されない領域にはレーザ光が照射されないので、エネルギー利用効率の高いアニール処理がなされることになり、また、処理対象物Mの横幅が大きい場合であっても、レーザ光LBの照射は一ライン毎になされるので、重ね処理部が形成されることはなく均一なアニール処理を行うことができる。
図3は、図2(a)に示したレーザ光の照射状態を拡大視した説明図である。図において、Tが薄膜トランジスタの形成領域、Gが複数の薄膜トランジスタ間を接続するゲートバスラインの形成領域を示している。レーザ光LBのビーム形状は、一つの薄膜トランジスタが形成される範囲を含むだけの横幅Wを有し走査方向Xに沿って長い縦幅Lを有する縦長形状に成形されている。そして、ビーム形状の長手方向を薄膜トランジスタが形成される一つの配列方向(例えばゲートバスラインに沿った方向)に合わせ、レーザ光LBを薄膜トランジスタが形成される領域の上に沿ってX方向に走査する。
このため斜線で示したアニール処理が施される領域Aは、薄膜トランジスタの形成される領域に沿ったストライプ状になり、二つのアニール処理が施された領域Aの間にはレーザ光LBが照射されない未処理の領域Bが形成されることになる。本発明の実施形態に係るレーザアニール方法では、このような未処理の領域Bをつくることで、エネルギー利用効率を高めることができるだけでなく、図2(b)に示した従来技術と同じエネルギー密度でのアニール処理を行うことを前提とした場合に処理速度を高めることができる。レーザ光LBの一走査工程で複数のレーザ光LBを並列配置させることで、更に処理速度を数倍に高めることができる。
図4及び図5は、レーザ光の照射によって処理対象物に加えられるエネルギー密度の分布を示した説明図である。図4は1パルスのレーザ光照射で加えられるエネルギー密度の分布を示しており、図5はレーザ光を複数パルス走査した場合に加えられるエネルギー密度の分布を示している。
レーザ光源としてパルスレーザを用いる場合には、1箇所に複数パルスを照射することでアニール処理に必要なエネルギー密度を照射するマルチショットを行うことができる。レーザ光LBを走査しながら1箇所に複数パルスを照射するためには、レーザ光LBの走査方向の幅を1箇所に照射するパルス回数で分割し、照射パルスに同期して複数に分割した幅の一つ分だけ移動する走査を行う。この際、被処理領域の外側にレーザ光LBの照射領域を位置させて、被処理領域内に照射パルスに同期して分割幅だけレーザ光LBを順次進入させ、レーザ光LBの照射領域が被処理領域の外側に完全に出るまで走査することで、すべての被処理領域で同回数のパルス照射を行うことができる。一例として、良質な多結晶シリコン膜を得るためには、1パルスのエネルギー密度を300〜600mJ/cm2程度とし、周波数を50Hz、1箇所に照射するパルス回数を20回程度にする。
図4(a)はレーザ光LBの1パルスで照射されるエネルギー密度(E)のX方向における分布を示しており、図4(b)はレーザ光LBの1パルスで照射されるエネルギー密度(E)のY方向における分布を示している。X方向に長いビーム形状を有するレーザ光LBのエネルギー密度分布は、X方向においては照射領域内でエネルギー密度が一定になる幅を大きくとれるが、Y方向においてはエネルギー密度が一定になる幅が得られず、照射領域内で急峻に変化する分布になる。
図5は、このようなエネルギー密度分布を有するレーザ光LBを走査しながらアニール処理する際に被処理物に加えられるエネルギー密度の分布を示している。図5(a)は、レーザ光LBをX方向(すなわちビーム形状の長手方向)に走査する場合の分布を示しており、図5(b)はレーザ光LBをY方向(すなわちビーム形状の長手方向と直交する方向)に走査する場合の分布を示している。ここでは、いずれも1パルスの照射領域を5分割して1パルス毎に一つの分割幅だけ移動する走査を行っており、1箇所に照射されるエネルギー密度が両者等しくなることを前提にしている。
図5(a)に示したエネルギー密度分布が、本発明の実施形態に係るレーザアニール方法の分布である。図から明らかなように、1パルス毎の移動距離Xsが大きくなり走査速度を高めることができるだけでなく、レーザ光LBの走査によって加えられるエネルギー密度の分布が広い範囲で一様になり、均一なアニール処理の実現を可能にしている。
一方、図5(b)に示したエネルギー密度分布は、図2(b)に示した従来技術の分布である。図から明らかなように、1パルス毎の移動距離Ysは本発明のレーザアニール方法と比較して小さくなり走査速度が遅くなっており、更には、1パルス毎のエネルギー密度分布の山が走査によっても現れるのでエネルギー密度の分布にムラが生じやすい。この比較から明らかなように、本発明の実施形態に係るレーザアニール方法によると、均一なエネルギー密度分布を処理対象物に加えることができるので、レーザ光LBの移動方向に沿った過熱溶融状態のばらつきを抑制して高品質の多結晶シリコンを形成することができる。
このように本発明の実施形態に係るレーザアニール方法及びレーザアニール装置1は、薄膜トランジスタが形成される領域に沿った線状の走査によって、レーザ光LBのエネルギー利用効率を高めてコスト低減と処理時間の短縮化を可能にすることができる。また、処理対象物の幅が大きい場合であっても重ね処理部を作ることなく均一なアニール処理を行うことができる。更には、複数パルス走査時に加えられるエネルギー密度分布を均一にすることでレーザ光LBの移動方向に沿った過熱溶融状態のばらつきを抑制して高品質の多結晶シリコンを形成することができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1:レーザアニール装置,2:レーザ照射手段,3:走査手段,
LB:レーザ光,M:処理対象物

Claims (5)

  1. 複数の薄膜トランジスタが形成される処理対象物の非晶質シリコン膜にレーザ光を照射して過熱溶融・再結晶化することで多結晶シリコン膜を形成するレーザアニール方法であって、
    前記レーザ光のビーム形状を一つの薄膜トランジスタが形成される範囲を含むだけの横幅複数の薄膜トランジスタの形成領域に至る縦幅を有する走査方向に沿った縦長形状に成形し、
    前記ビーム形状の長手方向を薄膜トランジスタが形成される一つの配列方向に合わせ、前記レーザ光を薄膜トランジスタが形成される領域の上に沿って前記ビーム形状の長手方向に走査することでアニール処理を施し、
    一つのアニール処理が施される領域とそれに隣接するアニール処理が施される領域の間に未処理の領域を挟むように前記レーザ光を走査することを特徴とするレーザアニール方法。
  2. 前記レーザ光は、複数の薄膜トランジスタを接続するゲートバスラインに沿って走査されることを特徴とする請求項1記載のレーザアニール方法。
  3. 前記レーザ光は、照射パルスに同期して前記ビーム形状の縦幅を複数に分割した幅だけ移動することを特徴とする請求項1又は2記載のレーザアニール方法。
  4. 前記レーザ光の一走査工程では、複数の前記レーザ光を並列配置させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のレーザアニール方法。
  5. 複数の薄膜トランジスタが形成される処理対象物の非晶質シリコン膜にレーザ光を照射して過熱溶融・再結晶化することで多結晶シリコン膜を形成するレーザアニール装置であって、
    前記レーザ光のビーム形状を一つの薄膜トランジスタが形成される範囲を含むだけの横幅複数の薄膜トランジスタの形成領域に至る縦幅を有する走査方向に沿った縦長形状に成形して、前記レーザ光を照射するレーザ照射手段と、
    前記ビーム形状の長手方向を薄膜トランジスタが形成される一つの配列方向に合わせ、前記レーザ光を薄膜トランジスタが形成される領域の上に沿って前記ビーム形状の長手方向に走査してアニール処理を施し、一つのアニール処理が施される領域とそれに隣接するアニール処理が施される領域の間に未処理の領域を挟むように、前記レーザ光を走査する走査手段を備えることを特徴とするレーザアニール装置。
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