JP6313135B2 - 仮置き台及び電力ケーブル終端部工事方法 - Google Patents

仮置き台及び電力ケーブル終端部工事方法 Download PDF

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Description

本発明は、電力ケーブル終端部工事に用いられる仮置き台、及び電力ケーブル終端部工事方法に関する。
例えば、変電所には、高圧の電力ケーブルが複数本接続されている。各電力ケーブルの終端部では、後述の電力ケーブル終端部構造を組み立てるための電力ケーブル終端部工事が施され、後述のがい管が立設されている。
特許文献1には、一般的な電力ケーブル終端部構造が開示されている。この電力ケーブル終端部構造において、電力ケーブルの終端部の先端では電力ケーブル内部の導体が露出され、この導体の先端には導体引出部材が接続されている。電力ケーブルの終端部の基端側には、絶縁性のコーン部材(ゴムストレスコーン)および、コーン部材の電界を緩和するためのコーン保持部材(エポキシ座)が装着されている。なお、電力ケーブルの終端部、導体引出部材、コーン部材、コーン保持部材は、立設されたがい管の内部に配置されている。
ところで、電力ケーブルが大径の場合、電力ケーブルの導体に接続される導体引出部材の接続部分が、コーン保持部材における電力ケーブルを挿通させるための保持部材貫通孔の径よりも大きくなることがある。この場合、電力ケーブル終端部工事の手順として、コーン保持部材を電力ケーブルに装着させた後で電力ケーブルの導体に導体引出部材を接続する必要がある。従来の電力ケーブル終端部工事では、コーン保持部材を電力ケーブルに装着させた後、作業者がコーン保持部材を所定の高さに保持した状態で、他の作業者が電力ケーブルの導体に導体引出部材を接続することで対応している。
特開2011−259558号公報
従来の電力ケーブル終端部工事の方法によって大径の電力ケーブルに対応する場合、電力ケーブルの導体に導体引出部材を接続する間、作業者はコーン保持部材を所定の高さに保持することを強いられ、その分、他の作業を行うことができない。また、コーン保持部材は非常に重量が大きい(例えば5〜6kg程度)ため、コーン保持部材を所定の高さに保持することで作業者に大きな負担がかかる。
本発明は、このような課題を解決しようとするものであって、その目的は、電力ケーブル終端部工事においてコーン保持部材を所定高さで保持することが必要な間、作業者がコーン保持部材を所定の高さで保持することを不要とすることである。
本発明は、前述の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。本発明の仮置き台は、基台の下から引き上げられて少なくとも導体の周囲が絶縁層にて被われた電力ケーブルの終端部において、この電力ケーブルの終端部の外周に、絶縁体で形成されて電力ケーブルを挿通可能なコーン貫通孔を有するコーン部材と、絶縁体で形成されて電力ケーブルを挿通可能な貫通孔であってコーン部材を収容可能な形状を有する貫通孔である保持部材貫通孔を有するコーン保持部材と、が装着され、コーン部材とコーン保持部材とが装着された電力ケーブルの終端部における導体の先端に、導電体で形成された導体引出部材が接続され、コーン部材とコーン保持部材とが装着され、かつ、導体引出部材が接続された電力ケーブルの終端部の外周を被うように、絶縁体で形成されて電力ケーブルを挿通可能な貫通孔であってコーン保持部材を収容可能な形状を有する貫通孔であるがい管貫通孔を有するがい管が被せられ、少なくともがい管が、基台に固定された複数の支持がいしに対して固定されて基台に対して立った状態である立設状態となるように固定され、かつ、がい管の先端部に、導体の先端に接続された導体引出部材が固定された状態とする、電力ケーブル終端部工事において、コーン保持部材を一時的に仮置きするための仮置き台である。仮置き台は、複数の支持がいしに対して固定される複数の固定部と、電力ケーブルを挿通可能な台部貫通孔を有してコーン保持部材を一時的に仮置きするための仮置き面を有する仮置き台部と、固定部に対して仮置き台部を所定高さに保持する脚部と、を有する。
さらに好ましくは、仮置き台をつぎのような構成とすることである。まず、複数の支持がいしのそれぞれが、上方に突出するピンを有している。そして、仮置き台の固定部のそれぞれが、支持がいしのピンを挿通可能なピン貫通孔を有し、当該ピン貫通孔に支持がいしのピンが挿通されることで、支持がいしに対して位置決めされて固定される。
さらに好ましくは、仮置き台をつぎのような構成とすることである。仮置き台の脚部は、互いに交差する第1支持脚と第2支持脚とが一対で構成され、第1支持脚の一方端には、第1支持脚に対して仮置き台部を回動可能に支持する回動接続機構が設けられている。第2支持脚の一方端には、第2支持脚に対して仮置き台部を係止状態あるいは係止解除状態とすることが可能な係止機構が設けられている。そして、第1支持脚と第2支持脚とはこれらの両支持脚が交差する箇所を支点として互いに回動可能に支持されている。
さらに好ましくは、仮置き台の仮置き台部には、仮置き面の縁部の一部から台部貫通孔に至る切欠空間部が形成されていることである。
さらに好ましくは、仮置き台における台部貫通孔の内径は、コーン部材の外形よりも大きい寸法に設定されていることである。
さらに好ましくは、仮置き台の仮置き面にゴムシートが張られていることである。
本発明の電力ケーブル終端部工事方法は、前述の仮置き台を用いた電力ケーブル終端部工事方法である。電力ケーブル終端部工事方法は、電力ケーブルの終端部を加工して、先端側から導体と絶縁層とを所定の寸法で露出させるケーブル加工ステップと、電力ケーブルの終端部の外周にコーン部材を装着するコーン部材装着ステップと、仮置き台の固定部を支持がいしに対して固定する仮置き台固定ステップと、コーン部材を装着した電力ケーブルの終端部の外周にコーン保持部材を装着するコーン保持部材装着ステップと、電力ケーブルの終端部に装着したコーン保持部材を仮置き台の仮置き面上に仮置きする仮置きステップと、コーン保持部材を仮置き台の仮置き面上に仮置きした状態で、電力ケーブルの終端部における導体の先端に導体引出部材を接続する導体接続ステップと、導体の先端に導体引出部材を接続した電力ケーブルの終端部の外周を被うようにがい管を被せるがい管装着ステップと、電力ケーブルの終端部にがい管を被せた状態で、仮置き台の固定部を支持がいしから取外す仮置き台取外しステップと、電力ケーブルの終端部にがい管を被せた状態でがい管を基台に対して立設状態となるように支持がいしに対して固定するがい管固定ステップと、支持がいしに対して固定したがい管の先端部に、導体引出部材を固定する導体固定ステップと、を有する。
本発明の仮置き台では、固定部に対して、コーン保持部材を一時的に仮置きするための仮置き台部が所定高さに保持される。このことから、例えば、電力ケーブルが大径の場合に要求される、電力ケーブルにコーン保持部材を装着させた後に電力ケーブルの導体に導体引出部材を接続する作業や、その後、電力ケーブルにがい管を被せる作業において、コーン保持部材を仮置き台部で所定高さに保持できる。そのため、電力ケーブル終端工事においてコーン保持部材を所定高さで保持することが必要な間、作業者がコーン保持部材を所定の高さで保持することが不要とされ、その分、作業者はコーン保持部材を保持する負担が軽減されるとともに他の作業に専念することができ、工事の施工効率が上がる。
本発明の仮置き台では、固定部が、がい管を固定するための支持がいしを利用して位置きめされることから、仮置き台専用の位置決め部材を基台側に新たに設ける必要がない。そのため、電力ケーブル終端工事の設備コストが抑えられる。また、本発明の仮置き台では支持がいしを介して仮置き台を確実に基台に固定することができる。
本発明の仮置き台では、第1支持脚と仮置き台部とが回動接続機構にて接続され、第2支持脚と仮置き台部とが係止機構にて係止状態あるいは係止解除状態となるように構成され、第1支持脚と第2支持脚とが互いに回動可能に支持されている。これによって、仮置き台は、支持がいしから取外された際コンパクトに折りたたむことができる(図21参照)ので、収納時や持ち運び時に便利である。
本発明の仮置き台では、仮置き面の縁部の一部から台部貫通孔に至る切欠空間部が形成されている。このことから、仮置き台は、電力ケーブルが切欠空間部を通じて台部貫通孔に位置するように前進させることができ(図5,6,15,16参照)、また、電力ケーブルが切欠空間部を通じて仮置き台から外れた位置にくるように後退させることができる(図9,10,15,16参照)。そのため、電力ケーブル終端工事において仮置き台を利用しても電力ケーブルを動かす必要はなく、工事の各作業工程に影響がない。
本発明の仮置き台では、台部貫通孔の内径が、コーン部材の外形よりも大きい寸法に設定されている。このことから、例えば仮置き面にコーン保持部材を仮置きした状態で、台部貫通孔を通じてコーン部材を下からコーン保持部材の保持部材貫通孔に配置させることができる。この作業の間、作業者はコーン保持部材を所定の高さで保持することが不要であり、その分、他の作業に専念することができる。そのため、電力ケーブル終端工事の施工効率が上がる。
本発明の仮置き台では、仮置き面にゴムシートが張られている。そのため、仮置き面に仮置きされたコーン保持部材の損傷を防止できる。
本発明の電力ケーブル終端部工事方法では、コーン保持部材を電力ケーブルに装着した後、コーン保持部材を仮置き面に仮置きした状態で電力ケーブルの導体に導体引出部材を接続し、また、がい管を電力ケーブルに被せる。そのため、これらの作業の間、作業者がコーン保持部材を所定の高さで保持することが不要とされ、その分、作業者は他の作業に専念することができ、工事の施工効率が上がる。
電力ケーブル終端部構造を一部断面によって表した側面図。 電力ケーブルの断面図。 加工処理された電力ケーブルの終端部の斜視図。 仮置き台を用いた電力ケーブル終端部工事方法の一工程を一部断面によって表した側面図。 仮置き台を用いた電力ケーブル終端部工事方法における図4につづく工程を一部断面によって表した側面図。 仮置き台を用いた電力ケーブル終端部工事方法における図5につづく工程を一部断面によって表した側面図。 仮置き台を用いた電力ケーブル終端部工事方法における図6につづく工程を一部断面によって表した側面図。 仮置き台を用いた電力ケーブル終端部工事方法における図7につづく工程を一部断面によって表した側面図。 仮置き台を用いた電力ケーブル終端部工事方法における図8につづく工程を一部断面によって表した側面図。 仮置き台を用いた電力ケーブル終端部工事方法における図9につづく工程を一部断面によって表した側面図。 仮置き台を用いた電力ケーブル終端部工事方法における図10につづく工程を一部断面によって表した側面図。 仮置き台を用いた電力ケーブル終端部工事方法における図11につづく工程を一部断面によって表した側面図。 仮置き台を用いた電力ケーブル終端部工事方法における図12につづく工程を一部断面によって表した側面図。 仮置き台を用いた電力ケーブル終端部工事方法における図13につづく工程を一部断面によって表した側面図。 支持がいしに対して固定された仮置き台及び仮置き台の周囲の斜視図。 図15をXVI方向から視た上面図。 図15をXVII方向から視た正面図。 支持がいしから取外された状態の仮置き台の側面図。 図18の状態から第2支持脚に対する仮置き台部の係止を解除した状態の仮置き台の側面図。 図19の状態から第2支持脚を第1支持脚に対して回動させた状態の仮置き台の側面図。 仮置き台の折りたたみ状態を表した側面図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
<電力ケーブル終端部構造(図1)と電力ケーブルの終端部(図2,3)>
後述する電力ケーブル終端部工事の完了状態である電力ケーブル終端部構造100(図1参照)を、電力ケーブル110の終端部の構成(図2,3参照)と併せて説明する。図1に示す電力ケーブル終端部構造100は、基台200の上に引き上げられた電力ケーブル110の終端部(図3参照)と、電力ケーブル110の終端部を被うようにして配置されたがい管120と、がい管120の内部に配置されたコーン部材130とコーン保持部材140と、を含んで構成されている。基台200は、地上あるいは鉄塔上に配置されている。
電力ケーブル110は、例えば、中心の導体112を被覆する絶縁層114の外側にシールド線116、シース118等が設けられた構成となっている(図2参照)。なお、電力ケーブル110の断面構造は、図2の例に示す構造に限定されるものではない。電力ケーブル110の終端部においては、電力ケーブル110が段階的に剥かれた状態に加工処理されており(図3参照)、先端側から順に導体112、絶縁層114、シールド線116等が所定の長さで露出している。
がい管120は、絶縁体(例えばセラミックス)で形成され、がい管貫通孔120aを有する(図1参照)。がい管貫通孔120aは、電力ケーブル110を挿通可能であり、かつ、コーン部材130およびコーン保持部材140を収容可能な形状である。
コーン部材130は、絶縁体(例えばゴム)で形成され、コーン貫通孔130aを有する(図1参照)。コーン貫通孔130aは、電力ケーブル110を挿通可能である。コーン部材130の形状は紡錘状である。
コーン保持部材140は、絶縁体(例えばエポキシ樹脂)で形成され、保持部材貫通孔140aを有する(図1参照)。保持部材貫通孔140aは、電力ケーブル110を挿通可能であり、かつ、コーン部材130を収容可能な形状である。コーン保持部材140は、上方にしぼんだ略円筒上に形成され、フランジ部140bを有する。
電力ケーブル終端部構造100における各部材の組付き状態について詳しく説明する。がい管120は、基台200に固定された計4個の支持がいし210によって、基台200に対して立った状態である立設状態に固定されている(図1参照)。なお、図1においては2個の支持がいしのみが見えている。計4個の支持がいし210は、電力ケーブル110の軸心を中心に、平面視で矩形状に配置されている。
がい管120の内部には、絶縁油Fが充填されている(図1参照)。がい管120の下端部においては、電力ケーブル110の絶縁層114の外周にコーン部材130が装着されている。そして、このコーン部材130を被うようにしてコーン保持部材140が装着されている。コーン部材130の下方にはコーン部材圧縮装置150が設けられている。コーン部材130は、コーン部材圧縮装置150によって、コーン保持部材140の保持部材貫通孔140aの内面に対して適切な圧力で押し付けられている。コーン部材圧縮装置150は、保護金物160で被われている。保護金物160の内部においては、シールド線116がコーン部材圧縮装置150に接続されている。
がい管120の上端部においては、電力ケーブル110の導体112の先端に導体引出部材170が接続されている(図1参照)。導体引出部材170は、電力ケーブル110の導体112の先端を接続するための円筒状の接続部170aを備え、図1に示す状態においてはこの接続部170aが外側から圧縮された状態で導体112の先端に固定されている。導体引出部材170の接続部170aから電力ケーブル110の絶縁層114の上端部にかけては、絶縁油Fが電力ケーブル110の内部に入り込むのを防ぐための絶縁テープPが巻きつけられている。なお、電力ケーブル100の導体112に接続された導体引出部材170の接続部170aの径は、コーン保持部材140の保持部材貫通孔140aの径よりも大きい場合がある。
導体引出部材170は上部金物180,185を介してがい管120の上端部に固定されている(図1参照)。導体引出部材170の先端は、上部金物180,185の上方に配置された上部シールド190を貫通している。導体引出部材170は導電体で形成され、その先端が架空線等に電気的に接続される。
<電力ケーブル終端部工事の作業工程(図1乃至14参照)>
電力ケーブル終端部構造100(図1参照)を組み立てるための工事である電力ケーブル終端部工事の工程(電力ケーブル終端部工事方法)を主として図1乃至14によって説明する。なお、図1乃至14においては、がい管120、コーン部材圧縮装置150、上部金物180,185、上部シールド190が断面によって表されている。図1および図10乃至14においては、コーン保持部材140が断面によって表されている。図1および図13,14においては、保護金物160が断面によって表されている。
電力ケーブル終端部工事では、後で詳しく説明する仮置き台1(図15乃至17参照)が用いられる。仮置き台1は、各支持がいし210に対して固定される固定部30と、コーン保持部材140を仮置きするための仮置き台部10と、仮置き台部10を固定部30に対して所定高さに保持する脚部20(第1支持脚22および第2支持脚24)とを備えている(図15参照)。仮置き台部10は仮置き面12aと台部貫通孔12bと切欠空間部12cとを備えている。
以下、電力ケーブル終端部工事方法を説明する。まず、電力ケーブル110の終端部を基台貫通孔200aから引き上げて加工し、先端側から順に導体112、絶縁層114、シールド線116等を所定の寸法で露出させる(図3参照)。また、基台200に各支持がいし210を固定する(図4参照)。電力ケーブル110の終端部を加工して先端側から導体112、絶縁層114、シールド線116等を露出させる工程が本発明の「ケーブル加工ステップ」に相当する。なお、引き上げられた電力ケーブル110は、図示しない規制手段によって上下方向に延びた状態に維持され、かつ、下方に下がらないように規制される。
つづいて、電力ケーブル110の終端部に対して、保護金物160とコーン部材圧縮装置150とコーン部材130とをこの順に装着させる(図4参照)。これらの各部材130,150,160は、適宜の支持手段によって電力ケーブル110に対して上下方向の所定位置で位置決めされる。コーン部材130を電力ケーブル110の終端部に装着させる工程が、本発明の「コーン部材装着ステップ」に相当する。
つづいて、仮置き台1(図15乃至17参照)を各支持がいし210に設置する(図5参照)。具体的には、まず、仮置き台1(図15乃至17参照)の前端(切欠空間部12cの側)を電力ケーブル110に臨ませる。そして、仮置き台1を、電力ケーブル110が切欠空間部12c(図15,16参照)を通過して台部貫通孔12bに位置する所まで前進させる。この後、仮置き台1を下方へ下ろして、仮置き台1の各固定部30を各支持がいし210のピン210aに対して固定する(図6参照)。仮置き台1の各固定部30を各支持がいし210に対して固定する工程が、本発明の「仮置き台固定ステップ」に相当する。なお、図15はこの状態における仮置き台1の周囲の斜視図である。ただし、図15においてはコーン部材圧縮装置150と保護金物160とが省略されている。
つづいて、コーン保持部材140をその保持部材貫通孔140aに電力ケーブル110が挿通されるように下方へ下ろし(図6参照)、電力ケーブル110の終端部にコーン保持部材140を装着させる(図7参照)。電力ケーブル110に装着されたコーン保持部材140は、仮置き台1の仮置き面12aに仮置きされる。コーン保持部材140は、そのフランジ部140bが仮置き面12aの各ガイド部G(図15,16参照)によって配置を位置決めされる。コーン部材130を装着した電力ケーブル110の外周にコーン保持部材140を装着させる工程が、本発明の「コーン保持部材装着ステップ」に相当する。電力ケーブル110の終端部に装着させたコーン保持部材140を仮置き台1の仮置き面12aに仮置きする工程が、本発明の「仮置きステップ」に相当する。
仮置き台1が無かった従来においては、図7に示す状態から図10に示す状態までの作業の間、作業者がコーン保持部材140を所定高さで保持していなければならなかったが、仮置き台1を用いる本願ではこれらの作業の間において作業者によるコーン保持部材140の保持が不要である。
コーン保持部材140を仮置き台1の仮置き面12aに仮置きした後、電力ケーブル110の導体112の先端に導体引出部材170を接続する(図7参照)。また、導体引出部材170の接続部170aを圧縮し、導体引出部材170を導体112の先端に固定する。そして、導体引出部材170の接続部170aから電力ケーブル110の絶縁層114の上端部にかけて、絶縁テープPを巻きつける(図8参照)。仮置き台1の仮置き面12aにコーン保持部材140を仮置きした状態で電力ケーブル100の導体112の先端に導体接続部材170を接続する工程が、本発明の「導体接続ステップ」に相当する。
つづいて、がい管120を電力ケーブル110の終端部を被うように被せる(図9参照)。そして、がい管120を所定高さに保持した状態で、コーン保持部材140を仮置き台10から持ち上げてがい管120のがい管貫通孔120aに進入させる(図10参照)。がい管120の下端部外縁にコーン保持部材140のフランジ部140bが接触したところで、両者120,140をボルトによって固定する。がい管120を電力ケーブル100の終端部を被うように被せる工程が、本発明の「がい管装着ステップ」に相当する。
がい管120が持ち上げられている間に、仮置き台1の撤去作業を行う。まず、仮置き台1の各固定部30を各支持がいし210のピン210aから取外す。そして、電力ケーブル110が仮置き台1の切欠空間部12c(図15,16参照)を通じて仮置き台1から外れた位置にくるように仮置き台1を後退させる(図10参照)。電力ケーブル100にがい管120を被せた状態で、仮置き台1の各固定部30を各支持がいし210から取外す工程が、本発明の「仮置き台取外しステップ」に相当する。
この後、がい管120を各支持がいし210に支持される位置まで降ろしてそのまま各支持がいし210のピン210aによって立設状態に固定する(図11参照)。なお、コーン部材130は、コーン保持部材140の保持部材貫通孔140aに配置される。電力ケーブル100にがい管120を被せた状態でがい管120を基台200に対して立設状態となるように各支持がいし210に対して固定する工程が、本発明の「がい管固定ステップ」に相当する。
がい管120の立設後においては、電力ケーブル110の終端部を上方に押し上げる(図12参照)。そして、上部金物180,185を介して、導体引出部材170をがい管120の上端部に固定する。その後、電力ケーブル110を下方へ引っ張り、電力ケーブル110を引張状態とする。
つぎに、コーン部材圧縮装置150をコーン保持部材140のフランジ部140bに対してボルトで締め上げる(図12参照)。これによって、コーン押圧装置150の弾性手段(例えばスプリング)がコーン部材130を上方に押し付けるように作用して、コーン部材130がコーン保持部材140の保持部材貫通孔140aの内面に対して適切な圧力で押し付けられる。コーン部材圧縮装置150を締め上げた後、電力ケーブル110のシールド線116をコーン部材圧縮装置150に接続する。
つづいて、保護金具160を上方に押し上げてコーン部材圧縮装置150を被うように配置させる(図13参照)。保護金具160の下端部から電力ケーブル110のシース118にかけては防水テープVを巻きつける(図14参照)。がい管120の上端部においては、一旦、上部金物180,185を取外す。そして、がい管120の上端部からがい管貫通孔120aに絶縁油Fを充填する。
最後に、上部金物180,185を介して、導体引出部材170をがい管120の上端部に固定する(図1参照)。また、上部シールド190でがい管120の上端部を被う。がい管120の上端部に導体引出部材170を固定する工程が、本発明の「導体固定ステップ」に相当する。
<仮置き台の構成(図15乃至21)>
前述の電力ケーブル終端部工事方法で用いた仮置き台1を図15乃至21によって説明する。仮置き台1は、電力ケーブル終端部工事において、コーン保持部材140を一時的に仮置きするための台である。図15乃至17に示すように、仮置き台1は、各支持がいし210に対して固定される複数の固定部30と、コーン保持部材140を仮置きするための仮置き台部10と、固定部30に対して仮置き台部10を所定高さに保持する脚部20とを有している。
仮置き台部10は、矩形状の平板部12と、平板部12の両側部から下方へ延びた側板部14と、平板部12の後端から下方へ延びた後板部16と、によって構成されている(図15乃至17参照)。平板部12の中心は、固定部30が支持がいし210に固定された状態で、電力ケーブル110および電力ケーブル110に装着されたコーン部材130の軸心上に位置している。なお、平板部12の形状は矩形に限定されるものではなく、側板部14、後板部16は省略してもよい。
平板部12の上面は、コーン保持部材140を仮置き可能な仮置き面12aとなっている(図15乃至17参照)。仮置き面12a全体にはゴムシートが張られている。仮置き面12aの4隅近傍には、仮置きされるコーン保持部材140の配置位置を規制するためのガイド部Gが設けられている。各ガイド部Gは、上方に突出した板状に形成され、仮置き面12aの中心から所定半径の円弧に沿うように配置されている。そして、ガイド部Gは、仮置きされるコーン保持部材140の軸心が仮置き面12aの中心に位置するようにコーン保持部材140のフランジ部140bの外周位置を規制する。
平板部12において、平面視でコーン部材130に対応する箇所には、該平板部12を厚み方向に貫通した台部貫通孔12bが設けられている(図15,16参照)。台部貫通孔12bの内径は、平面視されたコーン部材130の外径よりも大きい寸法に設定されている。
平板部12において、その前縁から台部貫通孔12bに至る部分には、該平板部12を厚み方向に貫通した切欠空間部12cが設けられている(図15,16参照)。切欠空間部12cの通路幅Hは、電力ケーブル110のシース118の直径よりも大きい寸法に設定されている(図16参照)。
両側板部14にはそれぞれ、下方へ延びる脚部20が取付けられている(図15乃至18参照)。各脚部20は互いに交差する第1支持脚22と第2支持脚24とが一対で構成されている。例えば、第1支持脚22は側板部14に対して仮置き台部10の内方側に、第2支持脚24は側板部14に対して仮置き台部10の外方側に、それぞれ配置されている。
第1支持脚22の一方端には、第1支持脚22に対して仮置き台部10を回動可能に支持する回転接続機構が設けられている。例えば、回転接続機構は、ボルトB1が第1支持脚22の一方端と側板部14の後端部とに挿通されることで構成されている(図15乃至18参照)。
第2支持脚24の一方端には、第2支持脚24に対して仮置き台部10を係止状態あるいは係止解除状態とすることが可能な係止機構が設けられている。例えば、係止機構は、第2支持脚24が有する突出部24a(図16,18参照)と、側板部14が有する切り欠き部14a(図18参照)とによって構成されている。突出部24aは、第2支持脚24の一方端において仮置き台部10の内方側へ突出形成されている。切り欠き部14aは、側板部14の前端部において第2支持脚24の突出部24aに嵌る形状に形成されている。
第2支持脚24の突出部24aに対して側板部14の切り欠き部14aが掛けられることで、図18に示すようにして第2支持脚24に対して仮置き台部10を係止状態とすることができる。この係止状態は、第1支持脚22あるいは仮置き台部10のいずれか一方を他方に対して回動させることで解除できる(図19参照)。
図15乃至21に示すように、第1支持脚22および第2支持脚24は、これらの両支持脚22,24が交差する箇所でボルトB2によって互いに回動可能に支持されている。
第1支持脚22は、ボルトB1が設けられた側と反対側の端部に、ボルトB3によって固定された固定部30を有する(図15乃至18参照)。第2支持脚24は、突出部24aを有する側と反対側の端部に、ボルトB3によって固定された固定部30を有する。図17,18に示すように、各固定部30は、支持がいし210のピン210aを挿通可能なピン貫通孔30aを有する。各固定部30のピン貫通孔30aに支持がいし210のピン210aが挿通されることで、それぞれの支持脚22,24が支持がいし210に対して位置決めされ、かつ、固定される。なお、支持がいし210のピン210aにはねじが切られており、ピン貫通孔30aに挿通された支持がいし210のピン210aにナット(図示省略)を締めてもよい。
図18乃至21に示すように、仮置き台1は、図18に示す使用可能状態から、図21に示す折りたたみ状態へと態様を変更可能である。この変更過程について説明する。まず、使用可能状態にある仮置き台1の仮置き台部10を、第1支持脚22に対して上方へ回動させ(図19参照)、第2支持脚24と仮置き台部10との係止状態を解除する。両者24,10の係止状態を解除するために、第1支持脚22を仮置き台部10に対して下方へ回動させてもよい。つぎに、第1支持脚22および第2支持脚24をボルトB2を支点に回動させて、第1支持脚22の固定部30と、第2支持脚24の突出部24aとを近づける(図20参照)。そして、両支持脚22,24を略平行に配置させる。最後に、両支持脚22,24を略平行に配置したまま、仮置き台部10を第1支持脚22に対して下方へ回動させる、あるいは、第1支持脚22を仮置き台部10に対して上方へ回動させて、仮台置き部10と両支持脚22,24とを互いに近づける。これによって、仮置き台1は、平板部12に沿って両支持脚22,24が配置された図21に示す折りたたみ状態となる。なお、作業者は後板部16に設けられた取手部Tをつかんで、折りたたみ状態の仮置き台1を持ち運ぶことがでできる。
<発明の効果>
本発明の仮置き台1では、固定部30に対して、コーン保持部材140を一時的に仮置きするための仮置き台部10が所定高さに保持される(図6乃至9,図17参照)。このことから、電力ケーブル110が大径である場合に要求される、電力ケーブル110にコーン保持部材140を装着させた後に電力ケーブル110の導体112に導体引出部材170を接続しその接続部170aを圧縮する作業や、その後、電力ケーブル110にがい管120を被せる作業において、コーン保持部材140を仮置き台部10で所定高さに保持できる。そのため、電力ケーブル終端部工事においてコーン保持部材140を所定高さで保持することが必要な間、作業者がコーン保持部材140を所定の高さで保持することが不要とされ、その分、作業者はコーン保持部材140を保持する負担が軽減されるとともに他の作業に専念することができ、工事の施工効率が上がる。
本発明の仮置き台1では、各固定部30が、がい管120を固定するための各支持がいし210を利用して位置きめされる(図15乃至17参照)ことから、仮置き台1専用の位置決め部材を基台200側に新たに設ける必要がない。そのため、電力ケーブル終端工事の設備コストが抑えられる。また、本発明の仮置き台1では、支持がいし210を介して仮置き台1を確実に基台200に固定することができる。
本発明の仮置き台1では、第1支持脚22と仮置き台部10とが回動接続機構にて接続され、第2支持脚24と仮置き台部10とが係止機構にて係止状態あるいは係止解除状態となるように構成され、第1支持脚22と第2支持脚24とが互いに回転可能に支持されている(図18乃至21参照)。これによって、仮置き台1は、各支持がいし210から取外された際コンパクトに折りたたむことができる(図21参照)ので、収納時や持ち運び時に便利である。
本発明の仮置き台1では、仮置き面12aの縁部の一部から台部貫通孔12bに至る切欠空間部12cが形成されている(図15,16参照)。このことから、仮置き台1は、電力ケーブル110が切欠空間部12cを通じて台部貫通孔12bに位置するように前進させることができ(図5,6参照)、また、電力ケーブル110が切欠空間部12cを通じて仮置き台1から外れた位置にくるように後退させることができる(図9,10参照)。そのため、電力ケーブル終端工事において仮置き台1を利用しても電力ケーブル110を動かす必要はなく、工事の各作業工程に影響がない。
本発明の仮置き台1では、台部貫通孔12bの内径が、コーン部材130の外形よりも大きい寸法に設定されている(図16参照)。このことから、例えば上述の実施形態の電力ケーブル終端部工事方法から手順を変更し、仮置き面12aにコーン保持部材140を仮置きした状態で、台部貫通孔12bを通じてコーン部材130を下からコーン保持部材140の保持部材貫通孔140aに配置させることができる。この作業の間、作業者はコーン保持部材140を所定の高さで保持することが不要であり、その分、他の作業に専念することができる。そのため、電力ケーブル終端工事の施工効率が上がる。
本発明の仮置き台1では、仮置き面12aにゴムシートが張られている。そのため、仮置き面12aに仮置きされたコーン保持部材140の損傷を防止できる。
本発明の電力ケーブル終端部工事方法では、コーン保持部材140を電力ケーブル110に装着した後、コーン保持部材140を仮置き面12aに仮置きした状態で電力ケーブル110の導体112に導体引出部材170を接続し、また、がい管120を電力ケーブル110に被せる(図8,9参照)。そのため、これらの作業の間、作業者がコーン保持部材140を所定の高さで保持することが不要とされ、その分、作業者は他の作業に専念することができ、工事の施工効率が上がる。
1 仮置き台
10 仮置き台部
12a 仮置き面
12b 台部貫通孔
20 脚部
30 固定部
110 電力ケーブル
112 導体
114 絶縁層
120 がい管
120a がい管貫通孔
130 コーン部材
130a コーン貫通孔
140 コーン保持部材
140a 保持部材貫通孔
170 導体引出部材
200 基台

Claims (7)

  1. 基台の下から引き上げられて少なくとも導体の周囲が絶縁層にて被われた電力ケーブルの終端部において、
    前記電力ケーブルの終端部の外周に、絶縁体で形成されて前記電力ケーブルを挿通可能なコーン貫通孔を有するコーン部材と、絶縁体で形成されて前記電力ケーブルを挿通可能な貫通孔であって前記コーン部材を収容可能な形状を有する貫通孔である保持部材貫通孔を有するコーン保持部材と、が装着され、
    前記コーン部材と前記コーン保持部材とが装着された前記電力ケーブルの終端部における前記導体の先端に、導電体で形成された導体引出部材が接続され、
    前記コーン部材と前記コーン保持部材とが装着され、かつ、前記導体引出部材が接続された前記電力ケーブルの終端部の外周を被うように、絶縁体で形成されて前記電力ケーブルを挿通可能な貫通孔であって前記コーン保持部材を収容可能な形状を有する貫通孔であるがい管貫通孔を有するがい管が被せられ、
    少なくとも前記がい管が、前記基台に固定された複数の支持がいしに対して固定されて前記基台に対して立った状態である立設状態となるように固定され、かつ、前記がい管の先端部に、前記導体の先端に接続された前記導体引出部材が固定された状態とする、電力ケーブル終端部工事において、前記コーン保持部材を一時的に仮置きするための仮置き台であって、
    複数の前記支持がいしに対して固定される複数の固定部と、
    前記電力ケーブルを挿通可能な台部貫通孔を有して前記コーン保持部材を一時的に仮置きするための仮置き面を有する仮置き台部と、
    前記固定部に対して前記仮置き台部を所定高さに保持する脚部と、を有する、
    仮置き台。
  2. 請求項1に記載の仮置き台であって、
    複数の前記支持がいしのそれぞれは、上方に突出するピンを有し、
    前記固定部のそれぞれは、前記ピンを挿通可能なピン貫通孔を有し、当該ピン貫通孔に前記ピンが挿通されることで、前記支持がいしに対して位置決めされて固定される、
    仮置き台。
  3. 請求項1または2に記載の仮置き台であって、
    前記脚部は、互いに交差する第1支持脚と第2支持脚とが一対で構成され、
    前記第1支持脚の一方端には、前記第1支持脚に対して前記仮置き台部を回動可能に支持する回動接続機構が設けられ、
    前記第2支持脚の一方端には、前記第2支持脚に対して前記仮置き台部を係止状態あるいは係止解除状態とすることが可能な係止機構が設けられ、
    前記第1支持脚と前記第2支持脚とはこれらの両支持脚が交差する箇所を支点として互いに回動可能に支持されている仮置き台。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の仮置き台であって、
    前記仮置き台部には、前記仮置き面の縁部の一部から前記台部貫通孔に至る切欠空間部が形成されている仮置き台。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の仮置き台であって、
    前記台部貫通孔の内径は、前記コーン部材の外形よりも大きい寸法に設定されている仮置き台。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の仮置き台であって、前記仮置き面にはゴムシートが張られている仮置き台。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の仮置き台を用いた電力ケーブル終端部工事方法であって、
    前記電力ケーブルの終端部を加工して、先端側から前記導体と前記絶縁層とを所定の寸法で露出させるケーブル加工ステップと、
    前記電力ケーブルの終端部の外周に前記コーン部材を装着するコーン部材装着ステップと、
    前記仮置き台の前記固定部を前記支持がいしに対して固定する仮置き台固定ステップと、
    前記コーン部材を装着した前記電力ケーブルの終端部の外周に前記コーン保持部材を装着するコーン保持部材装着ステップと、
    前記電力ケーブルの終端部に装着した前記コーン保持部材を前記仮置き台の前記仮置き面上に仮置きする仮置きステップと、
    前記コーン保持部材を前記仮置き台の前記仮置き面上に仮置きした状態で、前記電力ケーブルの終端部における前記導体の先端に前記導体引出部材を接続する導体接続ステップと、
    前記導体の先端に前記導体引出部材を接続した前記電力ケーブルの終端部の外周を被うように前記がい管を被せるがい管装着ステップと、
    前記電力ケーブルの終端部に前記がい管を被せた状態で、前記仮置き台の前記固定部を前記支持がいしから取外す仮置き台取外しステップと、
    前記電力ケーブルの終端部に前記がい管を被せた状態で前記がい管を基台に対して立設状態となるように支持がいしに対して固定するがい管固定ステップと、
    前記支持がいしに対して固定した前記がい管の先端部に、前記導体引出部材を固定する導体固定ステップと、を有する電力ケーブル終端部工事方法。

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