JP6313072B2 - 電子部品装着装置 - Google Patents

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Description

ここで開示する技術は、回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置を関し、特に、装着ヘッドのノズルを自動交換する電子部品装着装置に関する。
特許文献1に、装着ヘッドのノズルを自動交換する電子部品装着装置(以下、単に装着装置ということがある)が開示されている。この電子部品装着装置は、複数のノズルを収容するノズルホルダと、ノズルホルダが取り付けられるとともに、ノズルホルダと装着ヘッドとの間でノズルの受け渡しを行うノズル交換手段とを備える。ノズル交換手段は、装着ヘッドとの間でノズルの受け渡しが可能であり、装着ヘッドは、ノズル交換手段に配置された複数のノズルのなかから、装着すべき電子部品に応じたノズルを選択的に使用することができる。ここで、本明細書におけるノズルとは、典型的には電子部品を吸着する吸着ノズルを意味するが、必ずしも吸着ノズルに限定されず、電子部品を保持し得る部材を意味するものとする。
特開2010−135757号公報
この種の装着装置では、ノズルの自動交換を正しく実行するために、ノズル交換手段に配置された各々のノズルを事前に識別しておく必要がある。そのため、電源が投入された時や、ノズル交換手段にノズルホルダが新たに取り付けられた時に、ノズル交換手段に配置された全てのノズルを識別するノズル識別動作が自動的に行われている。ノズル識別動作については、ノズル交換手段に配置されるノズル数の増大に伴って、その所要時間の長さが問題となっており、装着装置の生産性を向上させるために、ノズル識別動作の実行を省略し得る技術が必要とされている。
上記の実情を考慮し、本明細書は、ノズル識別動作の実行を省略し得る技術を提供することを目的とする。
電源の投入時や、ノズルホルダの取り付け時であっても、ノズル交換手段のノズルに変更がなければ、それらのノズルを再び識別する必要は必ずしもない。しかしながら、従来の技術では、各々のノズルを実際に識別してみなければ、ノズル交換手段のノズルに変更があったのか否かを判別することができない。そのため、実際にはノズルに変更がないとしても、それを知る術がないために、ノズル識別動作を省略できないという問題があった。
上記の問題に関して、本明細書が開示する一つの技術では、ノズルホルダに規制部材を設け、その規制部材の動作実績が保持される構成を採用する。ここで、規制部材については、ノズルホルダに対するノズルの着脱を禁止する第1位置とそれを許可する第2位置との間で移動可能とする。それにより、例えば作業者がノズルホルダのノズルを交換するときは、規制部材が必ず第2位置へ移動することになり、その動作実績がノズルホルダに保持されていれば、作業者等がノズルを交換した可能性があることを、後の段階で知ることができる。逆に、そのような動作実績が保持されていなければ、作業者等によるノズル交換の可能性はないとして、ノズル識別動作の実行を省略することができる。
上記した技術に基づいて、本明細書は、第1の電子部品装着装置を開示する。この装着装置は、複数のノズルを収容するノズルホルダと、ノズルホルダが着脱可能に取り付けられるとともに、ノズルホルダと装着ヘッドとの間でノズルの受け渡しを行うノズル交換手段と、ノズルホルダに設けられているとともに、ノズルホルダに対するノズルの着脱を禁止する第1位置とそれを許可する第2位置との間を移動可能な規制部材と、ノズルホルダに設けられているとともに、規制部材の所定の動作実績を保持する実績保持手段と、実績保持手段に保持された前記所定の動作実績を検出する実績検出手段とを備える。このような構成によると、例えば作業者等によるノズル交換の可能性がないときに、ノズル識別動作の実行を省略することができる。
上記した装着装置において、実績保持手段は、規制部材の所定の動作実績を少なくとも保持すればよく、その限りにおいて、規制部材の一部の動作実績又は全ての動作実績を保持してもよい。ここでいう所定の動作実績とは、ノズルホルダがノズル交換手段から取り外された状態で、ノズルホルダのノズルが交換された可能性を示す動作実績であることが好ましい。一例ではあるが、所定の動作実績は、ノズルホルダがノズル交換手段から取り外された状態で、規制部材が第1位置から第2位置へ移動したという動作実績であることが好ましい。言い換えると、実績保持手段は、少なくとも、ノズルホルダがノズル交換手段から取り外された状態で、規制部材が第1位置から第2位置へ移動したという動作実績を保持することが好ましい。
本明細書が開示する他の技術では、複数のノズルホルダに関するホルダ情報をデータサーバで管理し、ノズル交換装置に取り付けられたノズルホルダに応じて、装着装置が必要なホルダ情報を取得できる構成を採用する。ここでいうホルダ情報は、ノズルホルダ毎に用意され、ノズルホルダの識別情報と、そのノズルホルダに収容された各々のノズルの識別情報とを関連付けて記述するデータである。このような構成によると、装着装置は、ノズル交換装置に取り付けられたノズルホルダの識別情報を取得し、それに対応するホルダ情報をデータサーバから取得することで、ノズル識別動作の実行を省略することができる。
上記した技術に基づいて、本明細書は、第2の電子部品装着装置を開示する。この装着装置は、複数のノズルを収容するノズルホルダと、ノズルホルダが着脱可能に取り付けられるとともに、前記ノズルホルダと前記装着ヘッドとの間でノズルの受け渡しを行うノズル交換手段と、ノズル交換手段に取り付けられたノズルホルダに関して、ノズルホルダの識別情報と、そのノズルホルダに収容された各々のノズルの識別情報とを関連付けて記述するホルダ情報を記憶する記憶手段と、ノズル交換手段に対するノズルホルダの着脱に応じて、記憶手段に記憶されたホルダ情報を更新するホルダ情報更新手段とを備える。ホルダ情報更新手段は、ノズル交換手段に取り付けられたノズルホルダの識別情報を取得するホルダ識別手段と、複数のノズルホルダに関して前記したホルダ情報を記憶するデータサーバと通信可能に接続する通信手段とを備える。そして、ホルダ情報更新手段は、ホルダ識別手段が取得した識別情報と、記憶手段に記憶されたホルダ情報の識別情報とが相違するときに、ホルダ識別手段が取得した識別情報に対応するホルダ情報をデータサーバから取得して、記憶手段に記憶されたホルダ情報を更新する。このような構成によると、装着装置は、データサーバからホルダ情報を取得することによって、ノズル識別動作の実行を省略することができる。
ノズルホルダが装着装置に取り付けられた後、ノズルホルダに配置されたノズルが、装着装置において交換又は移動されることがある。この場合、データサーバに記憶されたホルダ情報は、ノズルホルダの実際の状況から相違することになり、もはや有効な情報ではない。このような有効でないホルダ情報の発生を避けるために、データサーバに記憶されたホルダ情報は、装着装置によって取得されたときに、無効化されることが好ましい。そのことから、上記した第2の装着装置では、ホルダ情報更新手段が、データサーバからホルダ情報を取得したときに、データサーバに記憶された当該ホルダ情報を無効化することが好ましい。ここで、ホルダ情報を無効化する処理としては、例えば、ホルダ情報を削除することや、所定の情報(いわゆるフラグ)の付与又は消去することが挙げられる。
同様に、ノズルホルダが装着装置から取り外された後、ノズルホルダに配置されたノズルは、作業者や他の装着装置によって交換又は移動されることがある。この場合、装着装置に記憶されたホルダ情報は、ノズルホルダの実際の状況から相違することになり、もはや有効な情報ではない。このような有効でないホルダ情報の発生を避けるために、装着装置に記憶されたホルダ情報は、ノズルホルダが装着装置から取り外されたことに応じて、データサーバに送信された上で、無効化されることが好ましい。そのことから、上記した第2の装着装置では、ホルダ情報更新手段が、ノズル交換手段からノズルホルダが取り外されたときに、記憶手段に記憶されたホルダ情報をデータサーバへ送信するとともに、記憶憶手段に記憶された当該ホルダ情報を無効化することが好ましい。
実施例の電子部品装着システムの構成を模式的に示す図。 実施例の電子部品装着装置の構成を模式的に示す側面図。 図1のII−IIにおける断面図であって、実施例1の電子部品装着装置の構成を模式的に示す平面図。 ノズルホルダを示す平面図であって、第1位置にある規制部材を示す。 図4のV−V線における断面図。 ノズルホルダを示す平面図であって、第2位置にある規制部材を示す。 図6のVII−VII線における断面図。 図4のVIII−VIII線における断面図であって、実績保持部の構成を示す。 図6のIX−IX線における断面図であって、実績保持部の構成を示す。 ノズル交換装置の開閉機構と実績保持部との関係を示す図であって、ノズルホルダをノズル交換装置から離して示す図。 ノズル交換装置の開閉機構と実績保持部との関係を示す図であって、ノズルホルダをノズル交換装置に接続して示す図。 ノズル交換装置の開閉機構と実績保持部との関係を示す図であって、規制部材を第2位置へ移動させた開閉機構を示す図。 ノズル交換装置の開閉機構と実績保持部との関係を示す図であって、規制部材を第1位置へ移動させた開閉機構を示す図。 ノズル識別動作の要否を判別する動作の流れを示すフローチャート。 ノズルホルダがノズル交換装置から取り外されたときに、電子部品装着装置の制御装置が実行する処理を示すフローチャート。 ノズルホルダの変形例であって、複数の規制部材と複数の実績保持部を備えるものを示す。
本明細書が開示する第1の装着装置は、ノズルホルダの識別情報と、そのノズルホルダに収容された各々のノズルの識別情報とを関連付けて記述するホルダ情報を記憶する記憶手段と、実績検出手段による検出結果に基づいて、記憶手段に記憶されたホルダ情報を更新するホルダ情報更新手段とを備えることが好ましい。このような構成によると、装着装置は、作業者等によるノズル交換の可能性があるときに限って、記憶しているホルダ情報の更新を実行することができる。
上記した第1の装着装置において、ホルダ情報更新手段は、ノズル交換手段に取り付けられたノズルホルダの識別情報を取得するホルダ識別手段と、ノズル交換手段に取り付けられたノズルホルダが収容する各々のノズルの識別情報を取得するノズル識別手段とを備えることが好ましい。そして、ホルダ情報更新手段は、実績検出手段が前記した所定の動作実績を検出したときに、ホルダ識別手段が取得した識別情報と、ノズル識別手段が取得した識別情報とを用いて、記憶手段に記憶されたホルダ情報を更新することが好ましい。このような構成によると、装着装置は、作業者等によるノズル交換の可能性があるときに、ノズル交換手段に配置された各々のノズルを実際に識別して、即ち、ノズル交換動作を実行して、記憶しているホルダ情報の正しく更新をすることができる。
上記した第1の装着装置は、本明細書が開示する第2の装着装置に係る構成をさらに備えてもよい。即ち、ホルダ情報更新手段が、複数のノズルホルダに関してホルダ情報を記憶するデータサーバと通信可能に接続する通信手段をさらに備えることも好ましい。そして、ホルダ情報更新手段は、ホルダ識別手段が取得した識別情報と、記憶手段に記憶されたホルダ情報の識別情報とが相違するときは、ホルダ識別手段が取得した識別情報に対応するホルダ情報をデータサーバから取得して、記憶手段に記憶されたホルダ情報を更新することが好ましい。このような構成によると、ノズル交換手段に取り付けられたノズルホルダが、データサーバに事前に登録されたノズルホルダであって、作業者等によるノズル交換の可能性がないときは、ノズル識別動作を実行することなく、ホルダ情報を正しく更新することができる。
上記した第1の装着装置において、ホルダ情報更新手段は、データサーバからホルダ情報を取得したときに、データサーバに記憶された当該ホルダ情報を無効化することが好ましい。また、ホルダ情報更新手段は、ノズル交換手段からノズルホルダを取り外すときに、記憶手段に記憶されたホルダ情報をデータサーバへ送信するとともに、記憶憶手段に記憶された当該ホルダ情報を無効化することが好ましい。
図面を参照して、実施例の電子部品装着システム10(以下、システム10)について説明する。システム10は、生産システムの一例であって、回路基板2に複数の電子部品4を装着することによって、部品実装基板(複数の電子部品が装着された回路基板2)を生産する生産システムである。図1に示すように、システム10は、データサーバ12と、システム処理装置14と、複数の部品装着ライン20とを備えている。各々の部品装着ライン20は、通信ネットワーク16を介して、データサーバ12と通信可能に接続されている。
データサーバ12は、電子データを記憶する装置であり、システム10が使用する各種の情報を記憶することができる。データサーバ12は、複数のノズルホルダ52(ノズルホルダ52については図4等参照)に関して、ホルダ情報を記憶している。ホルダ情報は、ノズルホルダ52に収容された一又は複数のノズル6を記述するデータであり、ノズルホルダ52に割り当てられた識別情報と、そのノズルホルダ52に収容された各々のノズル6に割り当てられた識別情報とを関連付けて記述する電子データである。その他、データサーバ12は、ジョブデータ及び生産プログラムデータといった、部品装着ライン20で使用される各種のデータを記憶している。システム処理装置14は、ディスプレイ及びユーザインターフェースを含むコンピュータを用いて構成されている。システム処理装置14は、データサーバ12と通信可能に接続されており、データサーバ12に対するデータの追加、確認、編集及び削除といった処理に使用される。
各々の部品装着ライン20について説明する。各々の部品装着ライン20は、少なくとも一つの電子部品装着装置30(以下、装着装置30)を備えている。装着装置30は、回路基板2を搬送する搬送経路22に沿って、はんだ印刷装置24や基板検査装置26といった他の基板作業装置とともに配置されている。
図2、図3を参照して、装着装置30の構成について説明する。図2、図3に示すように、装着装置30は、複数の部品フィーダ32と、フィーダ保持部34と、装着ヘッド36と、ヘッド移動装置38と、基板コンベア40と、基板支持装置42と、制御装置44と、タッチパネル46とを備える。部品フィーダ32は、複数の電子部品4を収容し、装着ヘッド36へ電子部品4を供給する装置である。各々の部品フィーダ32は、フィーダ保持部34に着脱可能に取り付けられている。装着ヘッド36は、一又は複数のノズル6を着脱可能に保持し、ノズル6を用いて電子部品4を保持する。装着ヘッド36は、ノズル6をZ方向(ここでは鉛直方向)に移動可能であり、部品フィーダ32から電子部品4を取り上げるとともに、その電子部品4を回路基板2上に装着することができる。
ヘッド移動装置38は、装着ヘッド36を移動させる装置であり、主に、部品フィーダ32と回路基板2との間で装着ヘッド36を移動させる。一例ではあるが、本実施例のヘッド移動装置38は、XYロボットであり、装着ヘッド36をX方向及びY方向に移動させることができる。基板コンベア40と基板支持装置42は、回路基板2の搬入、位置決め、及び搬出を行う装置である。基板コンベア40によって搬入された回路基板2は、基板支持装置42によって下方から支持される。電子部品4の装着後、回路基板2は基板支持装置42から基板コンベア40に受け渡され、基板コンベア40によって装着装置30から搬出される。基板コンベア40は、部品装着ライン20の搬送経路22(図1参照)の一部を構成する。
制御装置44は、CPU、記憶装置及び通信インターフェースを含むコンピュータを用いて構成されている。制御装置44は、データサーバ12と通信可能に接続し、データサーバ12との間で、生産プログラムやホルダ情報といった各種の電子データの送受信を行う。制御装置44は、データサーバ12から取得した各種の電子データを用いて、装着装置30の各部の動作を制御する。タッチパネル46は、作業者に各種の情報を提供する表示装置であるとともに、作業者からの指示や情報を受け付けるユーザインターフェースである。
本実施例の装着装置30は、装着ヘッド36のノズル6を自動交換する機能を有する。そのために、装着装置30は、識別カメラ48とノズル交換装置50とを備える。ノズル交換装置50は、複数のノズル6を収容可能であり、装着ヘッド36との間でノズル6の受け渡しを行う。複数のノズル6は、ノズル交換装置50に取り付けられたノズルホルダ52に収容されている。ノズルホルダ52は、ノズル交換装置50に対して着脱可能であり、例えば作業者がノズルホルダ52のノズル6を交換するときに、ノズル交換装置50から取り外される。
図4、図5、図6、図7に示すように、ノズルホルダ52は、複数のノズル収容部54と規制部材56とを有する。各々のノズル収容部54は、一つのノズル6を収容可能に構成されている。一例ではあるが、本実施例のノズルホルダ52は、24箇所のノズル収容部54を有している。ノズル6及びノズルホルダ52には、識別子8、58が付されている。ノズル6の識別子8は、ノズル6に割り当てられたノズル識別情報を記述しており、ノズルホルダ52の識別子58は、ノズルホルダ52に割り当てられたホルダ識別情報を記述している。本実施例の識別子8、58は、二次元コードであるが、識別子8、58は、バーコード、RFID、マーク、色彩等、その他の識別子であってもよい。
規制部材56は、ノズルホルダ52からノズル6が脱落することを防止する部材である。規制部材56は、第1位置(図4、図5参照)と第2位置(図6、図7参照)との間で移動可能であるとともに、第1位置に向けて付勢されている。規制部材56には、複数のノズル収容部54と対応する位置関係で、複数の開口56aが形成されている。図4、図5に示すように、規制部材56が第1位置にあるときは、ノズルホルダ52に対するノズル6の着脱が禁止される。一方、図6、図7に示すように、規制部材56が第2位置にあるときは、ノズルホルダ52に対するノズル6の着脱が許可される。例えば、作業者がノズルホルダ52のノズル6を交換する場合、作業者は、ノズル交換装置50からノズルホルダ52を取り外し、規制部材56を第1位置から第2位置へ移動して、ノズルホルダ52に対するノズル6の着脱を行う。ノズルホルダ52がノズル交換装置50に取り付けられると、規制部材56の開閉はノズル交換装置50によって行われる。即ち、図示省略するが、ノズル交換装置50は、規制部材56を第1位置と第2位置との間で移動する開閉機構を有する。
図4、図6に示すように、ノズルホルダ52はさらに、実績保持部60を備えている。実績保持部60は、規制部材56の所定の動作実績を保持する機構である。ここでいう所定の動作とは、ノズルホルダ52がノズル交換装置50から取り外された状態で、規制部材56が第1位置から第2位置へ移動したという動作実績である。以下では、この動作実績を「開放実績」という。一例ではあるが、本実施例の実績保持部60は、表示窓52w、56wを通じて、「白」又は「赤」のいずれかを表示する。通常、実績保持部60は「白」を表示している。そして、ノズルホルダ52がノズル交換装置50から取り外された状態で、規制部材56が第1位置から第2位置へ移動すると、実績保持部60は「赤」の表示へと変化し、それを維持し続ける。即ち、その後に規制部材56が第1位置へ復帰しても、実績保持部60は「赤」を表示し続ける。実績保持部60は、ノズルホルダ52がノズル交換装置50に取り付けられ、装着装置30においてその表示が読み取られた後に、「白」の表示へリセットされる。
一例ではあるが、図8−図13を参照して、本実施例の実績保持部60の構成を説明する。実績保持部60は、ノズルホルダ52によって支持された可動部材であり、白色の第1部分60aと赤色の第2部分60bとを有する。図8に示すように、規制部材56が第1位置にあるときは、実績保持部60の第1部分60aが、表示窓52w、56wを通じて外部に露出する。規制部材56が第1位置から第2位置へ移動すると、図8に示すように、規制部材56に接続された連結部材62が、実績保持部60に対して一方側(図中の右側)から当接することによって、実績保持部60が移動する。その結果、実績保持部60の第2部分60bが、表示窓52w、56wを通じて外部に露出する。その後、規制部材56が第1位置へ復帰しても、実績保持部60の位置は維持される。
図10、図11に示すように、ノズルホルダ52がノズル交換装置50に取り付けられると、ノズルホルダ52の連結部材62は、ノズル交換装置50の開閉機構70と係合する。ノズル交換装置50の開閉機構70は、ノズルホルダ52の規制部材56を第1位置と第2位置との間で移動させる機構である。開閉機構70は、連結部材62と係合するための係合部72を有しており、連結部材62を介して規制部材56と接続される。ここで、ノズルホルダ52の連結部材62は、弾性部材64を介して支持されている。それにより、図11に示すように、開閉機構70が連結部材62に係合すると、連結部材62は上方へ移動して、連結部材62と実績保持部60との接触が禁止される。即ち、ノズルホルダ52がノズル交換装置50に取り付けられている間は、実績保持部60が無効化されるように構成されている。
ノズル交換装置50の開閉機構70は、操作部74をさらに有する。操作部74は、弾性部材76を介して支持されている。図11、図12に示すように、開閉機構70が規制部材56を第2位置へ移動させると、開閉機構70の操作部74は、実績保持部60に対して他方側(図中の右側)から当接する。その後、開閉機構70が規制部材56を第1位置へ移動させると、操作部74が実績保持部60を押すことによって、実績保持部60は「白」の表示へ変更される。即ち、実績保持部60が保持していた「開放実績」が無効化される。このように、ノズル交換装置50は、規制部材56を開放してから閉鎖したときに、実績保持部60を「白」の表示へリセットするように構成されている。
なお、実績保持部60の具体的な構造は特に限定されない。実績保持部60は、上述のような機械的な構造に限られず、ノズル交換装置50との着脱及び規制部材56の動作をセンサによって検出して、LED等による表示を切り替えるといったような、電気的な構造を有してもよい。また、実績保持部60は、可視的な表示をするものに限られず、外部から読取可能な記憶素子(例えばRFID)に、動作実績を記憶するものであってもよい。実績保持部60は、少なくともノズルホルダ52がノズル交換装置50から取り外された状態での「開放実績」を保持するとともに、ノズル交換装置50に取り付けられてから取り外されるまでの間に当該「開放実績」が無効化(例えば消去)されるものであれば、その具体的な構成は特に限定されない。
識別カメラ48は、ノズル6及びノズルホルダ52に付された識別子8、58をそれぞれ読み取ることができる。また、識別カメラ48は、実績保持部60が表示する「白」及び「赤」を識別することによって、実績保持部60に保持された動作実績を読み取ることができる。識別カメラ48は、装着ヘッド36と同様に、ヘッド移動装置38に取り付けられており、ヘッド移動装置38によってX方向及びY方向に移動することができる。識別カメラ48及びヘッド移動装置38の動作は、制御装置44によって制御される。
制御装置44は、装着装置30の電源投入時やノズルホルダ52の交換時など、所定のタイミングにおいてノズル識別動作を実行する。ノズル識別動作とは、制御装置44が識別カメラ48及びヘッド移動装置38を制御して、ノズル交換装置50に取り付けられたノズルホルダ52の識別子58と、各々のノズル6の識別子8を読み取る動作である。それにより、制御装置44は、ノズル交換装置50に取り付けられたノズルホルダ52に関して、そのホルダ識別情報と各々のノズル識別情報とを関連付けて記述するホルダ情報を作成し、記憶することができる。制御装置44は、自己が記憶するホルダ情報に基づいて各々のノズル収容部54に配置されたノズル6を認識し、装着ヘッド36のノズル6の自動交換に係る動作を実行する。このとき、制御装置44は、主に、装着ヘッド36、ヘッド移動装置38及びノズル交換装置50を制御する。
ノズル識別動作については、ノズル交換装置50に配置されるノズル6の数の増大に伴って、その所要時間の長さが問題となっている。そこで、本実施例の装着装置30では、ノズル識別動作を実行すべき所定のタイミングであっても、ノズル識別動作の要否を判別することによって、ノズル識別動作の実行を省略することかできる。以下、図14、図15を参照しながら、ノズル識別動作の要否の判断を含む、制御装置44によって実行される処理について説明する。
図14に示すように、装着装置30の電源投入時や、ノズルホルダ52がノズル交換装置50に取り付けられたときなど、ノズル識別動作を実行すべき所定のタイミングにおいて(S12でYES)、制御装置44は、ノズルホルダ52の識別子58を読み取り、そのホルダ識別情報を取得する(S14)。次いで、制御装置44は、取得したホルダ識別情報と、自己が記憶するホルダ情報のホルダ識別情報とが一致するのか否を判別する(S16)。ここで、ノズル交換装置50に対するノズルホルダ52の着脱は、ノズル交換装置50に設けられたセンサによって検出してもよいし、ノズルホルダ52を着脱した作業者が、タッチパネル46を通じて制御装置44に教示してもよい。
例えば、装着装置30の電源が遮断された時と、装着装置30の電源が再投入された時とで、同じノズルホルダ52が取り付けられていれば、上記した二つのホルダ識別情報は一致する。このような場合(S16でYES)、制御装置44は、ノズルホルダ52の実績保持部60を読み取り(S26)、「開放実績」が保持されているのか否かを判別する(S28)。即ち、実績保持部60の表示が「赤」であるのか否かを判別する。「開放実績」が保持されていなければ(S28でNO)、ノズルホルダ52のノズル6は交換されていないことを意味する。従って、制御装置44は、自己が記憶するホルダ情報は有効であるとして、ノズル識別動作の実行(S32)を省略する。それに対して、「開放実績」が保持されていれば(S28でYES)、自己が記憶するホルダ情報を無効化した上で(S30)、ノズル識別動作を実行して(S32)、ホルダ情報の更新を行う。装着装置30の電源が遮断されている間に、作業者がノズルホルダ52をノズル交換装置50から取り外し、ノズルホルダ52のノズル6を交換した可能性があるためである。ここで、ホルダ情報を無効化するためには、例えば、ホルダ情報に所定のフラグを付与又は削除してもよいし、ホルダ情報を消去してもよい。
一方、上記した二つのホルダ識別情報が一致しない場合(S16でNO)、制御装置44は、自己が記憶しているホルダ情報を無効化する(S18)。次いで、制御装置44は、データサーバ12へアクセスし(S20でYES)、ノズルホルダ52から取得したホルダ識別情報に対応するホルダ情報を、データサーバ12から取得する(S22でYES)。そして、制御装置44は、データサーバ12に記憶された当該ホルダ情報を無効化する処理を実行する(S24)。それにより、ノズルホルダ52に対する有効なホルダ情報は、当該ノズルホルダ52が取り付けられた装着装置30のみに記憶される。
次いで、制御装置44は、ノズルホルダ52の実績保持部60を読み取り(S26)、「開放実績」が保持されているのか否かを判別する(S28)。前述と同じく、「開放実績」が保持されていなければ(S28でNO)、ノズル識別動作の実行(S32)が省略される。なお、データサーバ12が存在しない場合や、データサーバ12が存在していても、データサーバ12に有効なホルダ情報が存在しない場合も想定される。そこで、制御装置44は、データサーバ12へのアクセスに失敗した場合(S20でNO)、あるいは、データサーバ12から有効なホルダ情報を取得できない場合(S22でNO)に、ノズル識別動作を実行して(S32)、自らホルダ情報を作成する。以上のように、制御装置44は、有効なホルダ情報を予め記憶している場合(S16でYES)、又は、データサーバ12から有効なホルダ情報を取得できた場合(S22でYES)であって、ノズルホルダ52に「開放実績」が保持されていないときは、ノズル識別動作の実行を省略するように構成されている。
次に、図15を参照して、ノズルホルダ52がノズル交換装置50から取り外された時に、制御装置44が実行する動作に説明する。例えば作業者がノズルホルダ52をノズル交換装置50から取り外すときに(S42)、制御装置44は、データサーバ12へのアクセスを試みる(S44)。制御装置44は、データサーバ12へのアクセスに成功すると(S44でYES)、自己が記憶するホルダ情報をデータサーバ12へ送信する(S46)。それにより、ノズル交換装置50から取り外されたノズルホルダ52のホルダ情報が、有効なホルダ情報として、データサーバ12に記憶される。次いで、制御装置44は、自己が記憶するノズルホルダ52のホルダ情報を無効化する(S48)。これにより、ノズルホルダ52が装着装置30から取り外されている間は、当該ノズルホルダ52の有効なホルダ情報が、データサーバ12のみに記憶される。
以上のように、本実施例の装着装置30では、ノズルホルダ52に規制部材56が設けられ、その規制部材56の「開放実績」がノズルホルダ52に保持される。そして、装着装置30は、ノズルホルダ52がノズル交換装置50に取り付けられたときに、ノズルホルダ52に保持された「開放実績」の有無を判別することができる。それにより、装着装置30は、ノズルホルダ52に保持された「開放実績」の有無に応じて、ノズル識別動作の実行を適切に省略することができる。
また、本実施例のシステム10では、複数のノズルホルダ52に関するホルダ情報がデータサーバ12で管理されており、ノズルホルダ52がノズル交換装置50に取り付けられたときに、装着装置30は当該ノズルホルダ52のホルダ情報を取得することができる。ここで、装着装置30がデータサーバ12からホルダ情報を取得すると、データサーバ12に記憶されていた当該ホルダ情報は無効化される。それにより、ノズルホルダ52に対する有効なホルダ情報は、当該ノズルホルダ52が取り付けられた装着装置30のみに記憶される。そして、ノズルホルダ52がノズル交換装置50から取り外されると、装着装置30からデータサーバ12へホルダ情報が送信されるとともに、装着装置30に記憶されていたホルダ情報は無効化される。それにより、そのノズルホルダ52が他の装着装置30に取り付けられたときに、当該他の装着装置30は、そのノズルホルダ52のホルダ情報をデータサーバ12から取得することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
図16に示すように、ノズルホルダ52は、複数の規制部材56と複数の実績保持部60を備えてもよい。この場合、各々の実績保持部60は、対応する一つの規制部材56について、所定の動作実績(例えば「開放実績」)を保持するとよい。図16には、二組の規制部材56と実績保持部60とを有する例が示されるが、ノズルホルダ52は、三組以上の規制部材56と実績保持部60とを有することもできる。
本実施例で説明したシステム10では、複数のノズルホルダ52が存在しており、各々の装着装置30には、任意のノズルホルダ52が取り付けられることを前提としている。しかしながら、他の実施例として、各々の装着装置30には、常に同一のノズルホルダ52が取り付けられることを前提としてもよい。この場合、装着装置30は、ノズルホルダ52に保持された動作実績のみに基づいて、ノズル識別動作の要否を判別することができる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:回路基板
4:電子部品
6:ノズル
8:ノズルの識別子
10:電子部品装着システム(システム)
12:データサーバ
30:電子部品装着装置(装着装置)
36:装着ヘッド
38:ヘッド移動装置
44:制御装置
48:識別カメラ
50:ノズル交換装置
52:ノズルホルダ
54:ノズル収容部
56:規制部材
58:ノズルホルダの識別子
60:実績保持部

Claims (5)

  1. 装着ヘッドのノズルを自動交換する電子部品装着装置であって、
    複数のノズルを収容するノズルホルダと、
    前記ノズルホルダが着脱可能に取り付けられるとともに、前記ノズルホルダと前記装着ヘッドとの間でノズルの受け渡しを行うノズル交換手段と、
    前記ノズルホルダに設けられているとともに、前記ノズルホルダに対するノズルの着脱を禁止する第1位置とそれを許可する第2位置との間を移動可能な規制部材と、
    前記ノズルホルダに設けられているとともに、前記規制部材の所定の動作実績を保持する実績保持手段と、
    前記実績保持手段に保持された前記所定の動作実績を検出する実績検出手段と、
    ノズルホルダの識別情報と、そのノズルホルダに収容された各々のノズルの識別情報とを関連付けて記述するホルダ情報を記憶する記憶手段と、
    前記実績検出手段による検出結果に基づいて、前記記憶手段に記憶されたホルダ情報を更新するホルダ情報更新手段と、
    を備え
    前記所定の動作実績は、前記ノズルホルダが前記ノズル交換手段から取り外された状態で、前記規制部材が前記第1位置から第2位置へ移動したという動作実績であり、
    前記ホルダ情報更新手段は、
    前記ノズル交換手段に取り付けられた前記ノズルホルダの識別情報を取得するホルダ識別手段と、
    前記ノズル交換手段に取り付けられた前記ノズルホルダが収容する各々のノズルの識別情報を取得するノズル識別手段と、
    複数のノズルホルダに関してホルダ情報を記憶するデータサーバと通信可能に接続する通信手段と、
    を備え、
    前記実績検出手段が前記所定の動作実績を検出したときは、前記ホルダ識別手段が取得した識別情報と、前記ノズル識別手段が取得した識別情報とを用いて、前記記憶手段に記憶されたホルダ情報を更新し、
    前記ホルダ識別手段が取得した識別情報と、前記記憶手段に記憶されたホルダ情報の識別情報とが相違するときは、前記ホルダ識別手段が取得した識別情報に対応するホルダ情報を前記データサーバから取得して、前記記憶手段に記憶されたホルダ情報を更新し、
    前記データサーバからホルダ情報を取得したときに、前記データサーバに記憶された当該ホルダ情報を無効化する、
    電子部品装着装置。
  2. 前記ホルダ情報更新手段は、前記ノズル交換手段から前記ノズルホルダを取り外すときに、前記記憶手段に記憶されたホルダ情報を前記データサーバへ送信するとともに、前記記憶憶手段に記憶された当該ホルダ情報を無効化する、請求項に記載の電子部品装着装置。
  3. 装着ヘッドのノズルを自動交換する電子部品装着装置であって、
    複数のノズルを収容するノズルホルダと、
    前記ノズルホルダが着脱可能に取り付けられるとともに、前記ノズルホルダと前記装着ヘッドとの間でノズルの受け渡しを行うノズル交換手段と、
    前記ノズル交換手段に取り付けられたノズルホルダに関して、ノズルホルダの識別情報と、そのノズルホルダに収容された各々のノズルの識別情報とを関連付けて記述するホルダ情報を記憶する記憶手段と、
    前記ノズル交換手段に対するノズルホルダの着脱に応じて、前記記憶手段に記憶されたホルダ情報を更新するホルダ情報更新手段と、
    を備え、
    前記ホルダ情報更新手段は、
    前記ノズル交換手段に取り付けられた前記ノズルホルダの識別情報を取得するホルダ識別手段と、複数のノズルホルダに関して前記ホルダ情報を記憶するデータサーバと通信可能に接続する通信手段と、を備え
    前記ホルダ識別手段が取得した識別情報と、前記記憶手段に記憶されたホルダ情報の識別情報とが相違するときは、前記ホルダ識別手段が取得した識別情報に対応するホルダ情報を前記データサーバから取得して、前記記憶手段に記憶されたホルダ情報を更新
    前記データサーバからホルダ情報を取得したときに、前記データサーバに記憶された当該ホルダ情報を無効化する、
    電子部品装着装置。
  4. 前記ホルダ情報更新手段は、前記ノズル交換手段から前記ノズルホルダを取り外すときに、前記記憶手段に記憶されたホルダ情報を前記データサーバへ送信するとともに、前記記憶憶手段に記憶された当該ホルダ情報を無効化する、請求項に記載の電子部品装着装置。
  5. 装着ヘッドのノズルを自動交換する電子部品装着装置であって、
    複数のノズルを収容するノズルホルダと、
    前記ノズルホルダが着脱可能に取り付けられるとともに、前記ノズルホルダと前記装着ヘッドとの間でノズルの受け渡しを行うノズル交換手段と、
    前記ノズル交換手段に取り付けられたノズルホルダに関して、ノズルホルダの識別情報と、そのノズルホルダに収容された各々のノズルの識別情報とを関連付けて記述するホルダ情報を記憶する記憶手段と、
    前記ノズル交換手段に対するノズルホルダの着脱に応じて、前記記憶手段に記憶されたホルダ情報を更新するホルダ情報更新手段と、
    を備え、
    前記ホルダ情報更新手段は、
    前記ノズル交換手段に取り付けられた前記ノズルホルダの識別情報を取得するホルダ識別手段と、複数のノズルホルダに関して前記ホルダ情報を記憶するデータサーバと通信可能に接続する通信手段と、を備え
    前記ホルダ識別手段が取得した識別情報と、前記記憶手段に記憶されたホルダ情報の識別情報とが相違するときは、前記ホルダ識別手段が取得した識別情報に対応するホルダ情報を前記データサーバから取得して、前記記憶手段に記憶されたホルダ情報を更新し、
    前記ノズル交換手段から前記ノズルホルダを取り外すときに、前記記憶手段に記憶されたホルダ情報を前記データサーバへ送信するとともに、前記記憶憶手段に記憶された当該ホルダ情報を無効化する、
    電子部品装着装置。
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