JP6312307B2 - インターホンシステム - Google Patents

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本発明はインターホンシステムに係り、特に、戸外機が有線接続される端子台を住戸内に取付けるにあたり、この端子台に接続可能なインターホン親機の機器デザインの自由度を高めたインターホンシステムに関する。
従来から、この種のインターホンシステムとして、住戸外(玄関)に設置された玄関子機(インターホン子機)と、住戸内(居室)に設置されたインターホン親機とを備え、このインターホン親機の背面に配置された機器内部の電気的に接続された端子台が当該インターホン親機と一体で構成されたインターホン装置が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−7061号公報(段落「0002」)
従来例に記載のインターホン装置において、インターホン親機には表示部(表示モニタ)が備えられ、表示させる映像の撮像元として例えば、インターホン子機の映像撮像部(カメラ)や監視カメラを適用するにあたり、これらの機器を複数台、端子台に有線接続するためには、その台数に対応して端子台のスペースが広く占有され、薄型化を阻むことになる。また、前述のように有線接続するにあたっては、配線される線材を端子台で保持する必要があるため、特に、厚さ方向の体積も必要とされるばかりでなく、多くの線材を、インターホン親機として例えば、タブレット端末のような薄型の機器に接続することは、その構造上、制約が多かった。
本発明は、これらの難点を解消するためになされたもので、戸外機が有線接続される端子台を住戸内に取付けるにあたり、この端子台と接続可能なインターホン親機を当該端子台と分離させて無線通信が可能な態様で設置することにより、インターホン親機の薄型化をもとに機器デザインの自由度を高めたインターホンシステムを提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明のインターホンシステムは、住戸外に設置される戸外機と、住戸内に取付けられ、戸外機に伝送路を経由して有線接続される端子台と、端子台に接続されるインターホン親機とを有する当該システムである。戸外機は、端子台を経由してインターホン親機に送信するための戸外機送信データを生成するとともにインターホン親機から端子台を経由して送信されてくる親機送信データを検出する戸外機主機能部を備えている。端子台は、戸外機の戸外機主機能部から伝送路を経由して送信されてくる戸外機送信データを受信し、受信された戸外機送信データの搬送周波数を予め定められた所定の高周波数帯域に変換する端子台周波数変換部と、端子台周波数変換部の出力データを無線信号で電磁界結合によりインターホン親機に送信する端子台無線送信部とを備えている。インターホン親機は、端子台を経由して戸外機に送信するための親機送信データを生成するとともに戸外機から端子台を経由して送信されてくる戸外機送信データを検出する親機主機能部と、親機主機能部から送信されてくる親機送信データの搬送周波数を予め定められた所定の高周波数帯域に変換する親機周波数変換部と、親機周波数変換部の出力データを無線信号で電磁界結合により端子台に送信する親機無線送信部と、端子台の端子台無線送信部から送信されてくる戸外機送信データを受信する親機無線受信部とを備えている。インターホン親機の親機周波数変換部は、親機無線受信部で受信された戸外機送信データの搬送周波数をベースバンドの周波数帯域に変換して親機主機能部に送信する機能を有している。端子台は、インターホン親機の親機無線送信部から送信されてくる親機送信データを受信する端子台無線受信部を備えている。端子台の端子台周波数変換部は、端子台無線受信部で受信された親機送信データの搬送周波数をベースバンドの周波数帯域に変換し伝送路を経由して戸外機に送信する機能を有している。端子台は、住戸内における取付け部材の居室面と反対側の面に取付けられている。インターホン親機は、取付け部材の居室面に取付けられ、端子台に接続されるものであって、親機主機能部として戸外機との間で通話を行う通話機能を有している。
この態様のインターホンシステムによれば、戸外機が有線接続される端子台を住戸内に取付けるにあたって、この端子台と接続可能なインターホン親機を当該端子台と分離させ、端子台及びインターホン親機間のデータ伝送の搬送周波数として予め定められた高周波帯域を適用することにより、非常に広い帯域を使用して非圧縮かつ広帯域のデータ伝送が可能となるばかりでなく、アンテナや送受信装置等の機器の小型化、軽量化が可能となる。また、戸外機が有線接続される端子台を住戸内における取付け部材の居室面と反対側の面に取付け、この端子台に有線接続されるインターホン親機の親機主機能部に通話機能を備えて居室面に取付けることにより、インターホン親機は、戸外機との間の通話を端子台を経由して行うことができる。
また、本発明のインターホンシステムは、端子台は、インターホン親機の通話機能に代えて、戸外機との間で通話を行う通話機能を有する端子台通話部を備えている。
この態様のインターホンシステムによれば、戸外機が有線接続される端子台を住戸内における取付け部材の居室面と反対面に取付け、この端子台に有線接続されるインターホン親機を居室面に取付けるにあたって、端子台は、戸外機との間の通話をインターホン親機に代えて行うことができる。
また、本発明のインターホンシステムは、端子台は、住戸内における取付け部材の居室面に取付けられるクレードルであって、戸外機との間で通話を行う通話機能を有する端子台通話部を備えている。インターホン親機は、クレードルに載置されるものである。
この態様のインターホンシステムによれば、戸外機が有線接続される端子台を、インターホン親機が載置され、住戸内における取付け部材の居室面に取付けられるクレードルとするにあたって、戸外機との間の通話を端子台が行うことにより、インターホン親機として通話機能を必要とせず例えば、タブレット端末のような薄型の機器を適用することができる。
また、本発明のインターホンシステムは、インターホン親機は、端子台の端子台通話部に代え、親機主機能部として戸外機との間で通話を行う通話機能を有している。
この態様のインターホンシステムによれば、戸外機が有線接続される端子台を、インターホン親機が載置され、住戸内における取付け部材の居室面に取付けられるクレードルとするにあたって、インターホン親機は、戸外機との間の通話を端子台に代えて行うことができる。
また、本発明のインターホンシステムは、端子台は、予め定められた所定の周波数で共振して電磁界を発生する給電側共振部を備えている。インターホン親機は、予め定められた所定の周波数で共振して電磁界結合を発生することで端子台からの非接触給電を受電する受電側共振部を備えている。
この態様のインターホンシステムによれば、端子台の給電側共振部とインターホン親機の受電側共振部との間で電磁界結合を発生させて電力伝送することにより、端子台からインターホン親機への非接触給電を行うことができ、インターホン親機は、有線による給電を必要とせずに非接触給電をもとに動作される。
また、本発明のインターホンシステムは、端子台の機器内部とインターホン親機の機器内部には、それぞれ磁石が備えられている。端子台及びインターホン親機の機器相互間は、磁石を経由して取付けられるものである。
この態様のインターホンシステムによれば、端子台及びインターホン親機の機器相互間を、磁石を経由して取付けることができる。
また、本発明のインターホンシステムは、戸外機は、戸外機主機能部として住戸外に居る来訪者が住戸内の在室者を呼出して通話を行う呼出・通話機能と住戸外の映像を撮像する映像撮像機能とを備えるインターホン子機である。
この態様のインターホンシステムによれば、戸外機としてインターホン子機を適用することができる。
また、本発明のインターホンシステムは、戸外機は、戸外機主機能部として自機器の周囲近傍に居る人物が住戸内の在室者との間で通話を行う通話機能と自機器の周囲近傍の監視映像を撮像する映像撮像機能とを備える監視カメラである。
この態様のインターホンシステムによれば、戸外機として監視カメラを適用することができる。
本発明のインターホンシステムによれば、戸外機が有線接続される端子台を住戸内に取付けるにあたって、この端子台と接続可能なインターホン親機を当該端子台と分離させ、端子台及びインターホン親機間のデータ伝送として予め定められた高周波帯域を適用することにより、非常に広い帯域の使用して非圧縮かつ広帯域のデータ伝送が可能となるばかりでなく、アンテナや送受信装置等の機器の小型化、軽量化が可能となる。また、端子台からインターホン親機への非接触給電を行うことができる。
本発明の第1の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施例によるインターホンシステムにおいて、その変形例について具体的な構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施例によるインターホンシステムにおいて、(A)、(B)は、構成機器の設置の態様を示すシステム構成図。 本発明の第2の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施例によるインターホンシステムにおいて、その変形例について具体的な構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施例によるインターホンシステムにおいて、(A)、(B)は、構成機器の設置の態様を示すシステム構成図。
以下、本発明のインターホンシステムを適用した実施の形態例について、図面を参照して説明する。
〔第1の実施例〕
図1は、第1の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図である。このインターホンシステムは、住戸外、例えば、住戸玄関の周囲近傍に設置される戸外機1a、2aと、住戸内における取付け部材5aの居室面と反対側の面に取付けられ、戸外機1a、2aに伝送路Lを経由して有線接続される端子台(以下、第1の端子台という)3aと、取付け部材5aの居室面に取付けられ、第1の端子台3aに接続されるインターホン親機(以下、第1のインターホン親機という)4aとを有している。
同図において戸外機1a、2aとは、その構成の態様として、住戸外に居る来訪者が住戸内の在室者を呼出して通話を行う呼出・通話機能と、住戸外の映像、例えば、来訪者の映像や住戸玄関の周囲近傍の映像を撮像する映像撮像機能と、これらの機能を制御する制御機能とを(少なくとも)有する戸外機主機能部(以下、子機主機能部という)10aを備え、この子機主機能部10aにおいて例えば、子機呼出データ、子機映像データ、子機音声データ等のチャンネル毎で異なる当該データを付加した子機送信データ(戸外機送信データに相当)を生成するとともに、第1のインターホン親機4aから第1の端子台3a、伝送路Lを経由して送信されてくる例えば、親機応答データ、親機音声データ、カメラ制御データ等のチャンネル毎で異なる当該データを付加した親機送信データを検出することができる、インターホン子機(以下、第1のインターホン子機という)1aを適用するばかりでなく、自機器の周囲近傍に居る人物が住戸内の在室者との間で通話を行う通話機能と、自機器の周囲近傍の監視映像を撮像する映像撮像機能と、これらの機能を制御する制御機能とを(少なくとも)有する戸外機主機能部(以下、カメラ主機能部という)20aを備え、このカメラ主機能部20aにおいて例えば、監視映像データ、監視通話音声データ等のチャンネル毎で異なる当該データを付加したカメラ送信データ(戸外機送信データに相当)を生成するとともに、第1のインターホン親機4aから第1の端子台3aを経由して送信されてくる例えば、カメラ制御データ、親機音声データ等のチャンネル毎で異なる当該データを付加した親機送信データを検出することができる、監視カメラ(以下、第1の監視カメラという)2aを適用するものとする。
なお、第1のインターホン子機1a及び第1の監視カメラ2aの設置台数については、第1の端子台3aが有する後述の戸外機接続ポート37aのポート数に対応させて任意の台数設けることができる。ここでは、第1のインターホン子機1a及び第1の監視カメラ2aがそれぞれ、1台ずつ設置されているものとする。
次に、第1のインターホン子機1aには、前述の子機主機能部10aと、子機電源回路11a及び子機インターフェース回路(I/F)12aとが備えられている。このインターホン子機1aにおいて、子機電源回路11aは、第1の端子台3aの後述する戸外機用電源供給部35aから(子機側の)伝送路L、子機I/F12aを経由して電源供給されてくる子機用電源を受電し、当該子機の構成各部に電源供給するものであり、子機I/F12aは、子機主機能部10a及び(子機側の)伝送路L間のデータ伝送ラインを形成するとともに、(子機側の)伝送路Lから子機電源回路11aへの電源供給ラインを形成するものである。なお、子機電源回路11aとしては、前述のような第1の端子台3aからの電源供給を受電する態様のみならず、自回路11aで商用電源を整流して得られる直流電源をもとに当該子機の構成各部に電源供給することもできる。
また、第1の監視カメラ2aには、前述のカメラ主機能部20aと、カメラ電源回路21a及びカメラインターフェース回路(I/F)22aとが備えられている。この監視カメラ2aにおいて、カメラ電源回路21aは、商用電源を整流して得られる直流電源をもとに当該カメラの構成各部に電源供給するものであり、カメラI/F22aは、カメラ主機能部20a及び(カメラ側の)伝送路L間のデータ伝送ラインを形成するものである。
次に、第1の端子台3aには、端子台制御部30a、端子台周波数変換部31a、端子台無線送信部32a、端子台無線受信部33a、端子台電源部34a、戸外機用電源供給部35a、給電側共振部36a、戸外機接続ポート37a及び端子台インターフェース(I/F)38aと、磁石(以下、端子台用磁石という)300aとが備えられている。
この端子台3aにおいて、端子台制御部30aは、当該端子台の構成各部を制御するものである。また、端子台周波数変換部31aは、戸外機(第1のインターホン子機、第1の監視カメラ)1a、2aの戸外機主機能部(子機主機能部、カメラ主機能部)10a、20aから伝送路Lを経由して送信されてくる戸外機送信データ(子機送信データ、カメラ送信データ)について戸外機接続ポート37aを経由して端子台I/F38aで受信し、受信された戸外機送信データの搬送周波数を、局部発振回路310からの出力データをもとに予め定められた所定の高周波数帯域、57〜66GHzの特定小電力無線(ミリ波画像伝送用及びミリ波データ伝送用)としての帯域幅で例えば、60GHz帯域に加算回路311で変換し、その出力データを例えば、チャンネル毎で2GHzが割当てられるようにフィルタ回路312を通過させて端子台無線送信部32aに送出するとともに、第1のインターホン親機4aの後述する親機無線送信部42aから電磁界結合で送信され端子台無線受信部33aで受信される親機送信データを例えば、チャンネル毎で2GHzが割当てられるようにフィルタ回路314を通過させた後、その出力データの搬送周波数を、局部発振回路310からの出力データをもとに予め定められたベースバンドの周波数帯域に加算回路313で変換して端子台I/F38aに送出するものである。
なお、第1の端子台3aにおいて、60GHz帯域を使用するにあたっては、その無線設備における占有周波数の帯域幅の許容値は、通常、2.5GHz以下であるため、非常に広い帯域を使用できる効果を有し、非圧縮かつ広帯域のデータ伝送が可能となる。また、前述のようなミリ波帯は、波長が短く、特に、60GHz帯域は5mm程度であることから、アンテナや送受信装置等の機器の小型化、軽量化が可能となる。
端子台無線送信部32aは、端子台周波数変換部31aのフィルタ回路312からの出力データである戸外機送信データ(子機送信データ、カメラ送信データ)について予め定められたデータ処理、例えば、電力増幅を行い、無線信号で電磁界結合により第1のインターホン親機4aに送信するものである。また、端子台無線受信部33aは、第1のインターホン親機4aの後述する親機無線送信部42aから電磁界結合で送信されてくる親機送信データを受信し、受信された親機送信データについて予め定められたデータ処理、例えば、LNA(Low Noise Amplifier)処理を行い、端子台周波数変換部31aのフィルタ回路314に送出するものである。
端子台電源部34aは、商用電源を整流して直流電源を生成するものである。また、戸外機用電源供給部35aは、端子台電源部34aで生成された直流電源をもとに戸外機1a、2aのうち、ここでは、第1のインターホン子機1aを動作させるための子機用電源を生成するものである。さらに、給電側共振部36aは、端子台電源部34aで生成された直流電源をもとに、予め定められた所定の周波数、例えば、ループコイルが数MHz以下で共振して電磁界を発生するものである。
戸外機接続ポート37aは、戸外機(第1のインターホン子機、第1の監視カメラ)1a、2aが伝送路Lを経由して有線接続されるものであって、任意のポート数を設けることができる。また、端子台I/F38aは、(端子台制御部30aにより制御されて)戸外機接続ポート37aのうち通信対象の戸外機(第1のインターホン子機、第1の監視カメラ)1a、2aが伝送路Lを経由して接続されている当該ポートのみが有効となるようにデータ伝送ラインの選択に関してスイッチング機能を有し、選択された何れか1の当該ポートと端子台制御部30aとの間の信号伝送ライン、選択された何れか1の当該ポートと端子台周波数変換部31aの加算回路311、313との間の信号伝送ライン、戸外機用電源供給部35aから選択された何れか1の当該ポートへの電源供給ライン、をそれぞれ形成するものである。
端子台用磁石300aは、当該端子台の機器内部に備えられており、図3(A)のシステム構成図に示すように、この端子台用磁石300aと第1のインターホン親機4aの後述する磁石400aとが住戸内における取り付け部材5を経由して取り付けられるものである。なお、端子台用磁石300aは、第1のインターホン親機4aの磁石400aに対応させて、第1の端子台3aの機器内部の所定の位置で任意の数を設けることができる。
次に、第1のインターホン親機4aには、前述の親機主機能部40aと、親機周波数変換部41a、親機無線送信部42a、親機無線受信部43a、受電側共振部44a、親機電源部45a及び親機インターフェース回路(I/F)46aと、磁石(以下、親機用磁石という)400aとが備えられている。
このインターホン親機4aにおいて、親機周波数変換部41aは、第1の端子台3aの端子台無線送信部32aから電磁界結合で送信され親機無線受信部43aで受信される戸外機送信データ(子機送信データ、カメラ送信データ)の搬送周波数について局部発振回路410からの出力データをもとに予め定められたベースバンドの周波数帯域に加算回路411で変換し、その出力データを例えば、チャンネル毎で2GHzが割当てられるようにフィルタ回路412を通過させた後、親機I/F46aに送出するとともに、親機主機能部40aから親機I/F47aを経由して送信されてくる親機送信データの搬送周波数について例えば、チャンネル毎で2GHzが割当てられるようにフィルタ414を通過させた後、局部発振回路410からの出力データをもとに予め定められた所定の高周波数帯域、57〜66GHzの特定小電力無線(ミリ波画像伝送用及びミリ波データ伝送用)としての帯域幅で例えば、60GHz帯域に加算回路413で変換して親機無線送信部42aに送出するものである。
なお、第1のインターホン親機4aにおいても前述の第1の端子台3aと同様、60GHz帯域を使用するにあたっては、その無線設備における占有周波数の帯域幅の許容値は、通常、2.5GHz以下であるため、非常に広い帯域を使用できる効果を有し、非圧縮かつ広帯域のデータ伝送が可能となる。また、前述のようなミリ波帯は、波長が短く、特に、60GHz帯域は5mm程度であることから、アンテナや送受信装置等の機器の小型化、軽量化が可能となる。
親機無線送信部42aは、親機周波数変換部41aの加算回路413からの出力データである親機送信データについて予め定められたデータ処理、例えば、電力増幅を行い、無線信号で電磁界結合により第1の端子台3aに送信するものである。また、親機無線受信部43aは、第1の端子台3aの端子台無線送信部32aから電磁界結合で送信されてくる戸外機送信データ(子機送信データ、カメラ送信データ)を受信し、受信された戸外機送信データについて予め定められたデータ処理、例えば、LNA処理を行い、親機周波数変換部41aの加算回路411に送出するものである。
受電側共振部44aは、予め定められた所定の周波数、例えば、ループコイルが数MHz以下で共振することにより、第1の端子台3aの給電側共振部36aからの非接触給電を受電して整流するものである。また、親機電源部45aは、受電部共振部44aで受電された電源を当該親機の構成各部に電源供給するものである。さらに、親機I/F46aは、親機周波数変換部41aのフィルタ回路412から親機主機能部40aへの信号伝送ラインと、親機主機能部40aから親機周波数変換部41aのフィルタ回路414への信号伝送ラインと、をそれぞれ形成するものである。
親機用磁石400aは、当該インターホン親機の機器内部に備えられており、図3(A)のシステム構成図に示すように、この親機用磁石400aと第1の端子台3aの端子台用磁石300aとが住戸内における取り付け部材5を経由して取り付けられるものである。また、親機台用磁石400aは、第1の端子台3aの端子台用磁石300aに対応させて、第1のインターホン親機端子台3aの機器内部の所定の位置で任意の数を設けることができる。
なお、第1のインターホン親機4aによれば、その外観構成として図3(B)のシステム構成図に示すように、親機主機能部40aを構成するものであって、呼出応答操作機能や終話操作機能等を備える操作部と、映像表示機能等を備える表示部と、通話機能等を備えるマイク・スピーカとを有している。
このように構成された本発明の第1の実施例によるインターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作について説明する。
図1に示す第1の端子台3a及び第1のインターホン親機4aは、図3(A)に示すように、それぞれの機器内に設けられる端子台用磁石300a及び親機用磁石用400aにより、住戸内における取付け部材5aを経由して相互に取付けられるため、金具等を必要とせず、第1のインター親機4aは取付け部材5aの居室面に、第1の端子台3aはその反対面に、それぞれ設置されることになる。
ここで、第1の端子台3aにおいて、端子台電源部34aは、商用電源を整流して得られた直流電源をもとに当該端子台の構成各部に電源供給することにより、戸外機用電源供給部35aは、端子台電源部34aからの直流電源をもとに子機用電源を生成し、端子台I/F38aから戸外機接続ポート37a、(子機側の)伝送路L、第1のインターホン子機1aの子機I/F12aを経由して子機電源回路11aに電源供給することで、子機電源回路11aから当該子機の構成各部に電源供給することができる。また、給電側共振部36aは、端子台電源部34aからの直流電源をもとにループコイルにより数MHzで電磁界を発生させる一方、第1のインターホン親機4aの受電側共振部45aでは、ループコイルにより数MHzで共振して電磁界結合することにより電力伝送が可能となるため、第1の端子台3aからの非接触給電を受電し、その後、整流を行うことにより、この給電をもとに親機電源回路46aは、当該親機の構成各部に電源供給することができる。したがって、第1のインターホン親機4aは、第1の端子台3aからの有線による給電を必要とせず非接触給電をもとに動作される。
また、第1の監視カメラ2aの構成各部は、前述の第1のインターホン子機1aとは異なり、カメラ電源部21aにおいて商用電源を整流して得られた直流電源が動作電源となる。
次に、前述のような電源供給が確保された状態において、例えば、住戸玄関に居る来訪者が住戸内の在室者を呼出すにあたり、第1のインターホン子機10bの子機主機能部10aを使用して所定の呼出操作が行われると、当該呼出しがあることを示す子機呼出データ及び来訪者の映像を示す子機映像データのようにチャンネル毎が異なる当該データを付加した子機送信データが、ベースバンドの周波数帯域で子機主機能部10aから子機I/F12a、(子機側の)伝送路L、第1の端子台3aの戸外機接続ポート37a、端子台I/F38aを経由して端子台制御部30aに送出される。
第1の端子台3aにおいて、端子台周波数変換部31aの加算回路311によれば、端子台制御部30aで受信され端子台I/F38aを経由して送信されてくる子機送信データの搬送周波数を、局部発振回路310からの出力データをもとに予め定められた所定の高周波数帯域、57〜66GHzの帯域幅で例えば、60GHz帯域に加算回路311で変換し、その出力データを例えば、チャンネル毎で2GHzが割当てられるようにフィルタ回路312を通過させて端子台無線送信部32aに送出する。この後、端子台無線送信部32aは、受信した子機送信データについて例えば、電力増幅を行い、無線信号で、前述のような60GHz帯域で取付け部材5aの所謂、壁面越し程度で極近距離の電磁界結合により第1のインターホン親機4aに送信することができる。
第1のインターホン親機4aにおいて、親機周波数変換部41aの加算回路411によれば、親機無線受信部43aで受信された第1の端子台3aからの子機送信データの搬送周波数を、局部発振回路410からの出力データをもとに予め定められた所定の高周波数帯域、例えば、ベースバンドの周波数帯域に変換し、その出力データを例えば、チャンネル毎で2GHzが割当てられるようにフィルタ回路412を通過させた後、親機I/F46aを経由して親機主機能部40aに送出する。
また、第1のインターホン親機4aの親機主機能部40aによれば、受信した子機送信データをもとに、第1のインターホン子機1aの子機主機能部10aを使用して所定の呼出操作を行った来訪者からの呼出しがあることを検出し、その旨の呼出報知を行うことができるばかりでなく、子機主機能部10aで撮像・生成された来訪者の映像をモニタ表示することができる。
この後、前述のような呼出報知及びモニタ表示を確認した在室者によれば、例えば、第1のインターホン子機1aの子機主機能部10aが有する映像撮像機能についての制御操作、例えば、所定のパン・チルトやズーム操作(ここでは、省略するものとする)や、その呼出しに応答するための所定の応答操作について、第1のインターホン親機4aの親機主機能部40aを使用して行うと、当該親機の通話機能が能動となるとともに、当該応答があることを示す特定のチャンネルの親機応答データを付加した親機送信データが生成され、ベースバンドの周波数帯域で親機主機能部40aから親機I/F46aを経由して親機周波数変換部41aのフィルタ回路414に送出される。
第1のインターホン親機4aにおいて、親機周波数変換部41aのフィルタ回路414によれば、受信した親機送信データを例えば、チャンネル毎で2GHzが割当てられるように通過させて加算回路413に送出することにより、この加算回路413は、受信された親機送信データの搬送周波数を、局部発振回410からの出力データをもとに予め定められた所定の高周波数帯域、57〜66GHzの帯域幅で例えば、60GHz帯域に変換した後、親機無線送信部42aに送出する。この後、親機無線送信42aは、受信した親機送信データについて無線信号で、前述のような60GHz帯域で取付け部材5aの所謂、壁面越し程度で極近距離の電磁界結合により第1の端子台3aに送信することができる。
第1の端子台3aにおいて、端子台無線受信部33aによれば、第1のインターホン親機4aからの親機送信データについて例えば、LNA処理を行い、端子台周波数変換部31aのフィルタ回路314に送出することにより、このフィルタ回路314は、受信された親機送信データについて例えば、チャンネル毎で2GHzが割当てられるように通過させた後、出力データの搬送周波数を、局部発振回路310からの出力データをもとに予め定められた所定の周波数帯域、ベースバンドの周波数帯域に加算回路313で変換し、端子台I/F38a、戸外機接続ポート37a、(子機側の)伝送路L、第1のインターホン子機1aの子機I/F12aを経由して子機主機能部10aに送出する。
第1のインターホン子機1aの子機主機能部10aによれば、受信した親機送信データをもとに、第1のインターホン親機4aの親機主機能部40aを使用して所定の応答操作が行われた在室者からの応答を検出し、当該子機の通話機能を能動とすることにより、前述のような子機送信データ及び親機送信データの信号伝送ラインを経由して音声データの送受信が可能となり通話が成立する。
次に、前述のような電源供給が確保された状態において、予め定められた所定のタイミング又は第2の監視カメラ2aの周囲近傍で人体の存在が感知されると、監視映像を示す監視映像データを付加したカメラ送信データが特定のチャンネルに割当てられ、ベースバンドの周波数帯域でカメラ主機能部20aからカメラI/F22a、(カメラ側の)伝送路L、第1の端子台3aの戸外機接続ポート37a、端子台I/F38aを経由して端子台制御部30aに送出される。
第1の端子台3aにおいて、端子台周波数変換部31aの加算回路311によれば、端子台制御部30aで受信され端子台I/F38aを経由して送信されてくるカメラ送信データの搬送周波数を、局部発振回路310からの出力データをもとに予め定められた所定の高周波数帯域、57〜66GHzの帯域幅で例えば、60GHz帯域に加算回路311で変換し、その出力データを例えば、チャンネル毎で2GHzが割当てられるようにフィルタ回路312を通過させて端子台無線送信部32aに送出する。この後、端子台無線送信部32aは、受信されたカメラ送信データについて例えば、電力増幅を行い、無線信号で、前述のような60GHz帯域で取付け部材5aの所謂、壁面越し程度で極近距離の電磁界結合により第1のインターホン親機4aに送信することができる。
第1のインターホン親機4aにおいて、親機周波数変換部41aの加算回路411によれば、親機無線受信部43aで受信された第1の端子台3aからのカメラ送信データの搬送周波数を、局部発振回路410からの出力データをもとに予め定められた所定の高周波数帯域、例えば、ベースバンドの周波数帯域に変換し、その出力データを例えば、チャンネル毎で2GHzが割当てられるようにフィルタ回路412を通過させた後、親機I/F46aを経由して親機主機能部40aに送出する。
また、第1のインターホン親機4aの親機主機能部40aによれば、受信したカメラ送信データをもとに、第1の監視カメラ2aのカメラ主機能部20aで撮像・生成された監視映像データをモニタ表示することができる。
この後、前述のようなモニタ表示を確認した在室者によれば、例えば、第1の監視カメラ2aのカメラ主機能部20aが有する映像撮像機能についての制御操作、例えば、所定のパン・チルト操作やズーム操作について、第1のインターホン親機4aの親機主機能部40aを使用して行うと、当該制御内容を示すカメラ制御応答データを付加した親機送信データが特定のチャンネルに割当てられて生成され、ベースバンドの周波数帯域で親機主機能部40aから親機I/F46aを経由して親機周波数変換部41aのフィルタ回路414に送出される。
第1のインターホン親機4aにおいて、親機周波数変換部41aのフィルタ回路414によれば、受信した親機送信データを例えば、チャンネル毎で2GHzが割当てられるように通過させて加算回路413に送出することにより、この加算回路413は、受信した親機送信データの搬送周波数を、局部発振回410からの出力データをもとに予め定められた所定の高周波数帯域、57〜66GHzの帯域幅で例えば、60GHz帯域に変換した後、親機無線送信部42aに送出する。この後、親機無線送信42aは、受信した親機送信データについて無線信号で、前述のような60GHz帯域で取付け部材5aの所謂、壁面越し程度で極近距離の電磁界結合により第1の端子台3aに送信することができる。
第1の端子台3aにおいて、端子台無線受信部33aによれば、第1のインターホン親機4aからの親機送信データについて例えば、LNA処理を行い、端子台周波数変換部31aのフィルタ回路314に送出することにより、このフィルタ回路314は、受信した親機送信データについて例えば、チャンネル毎で2GHzが割当てられるように通過させた後、出力データの搬送周波数を、局部発振回路310からの出力データをもとに予め定められた所定の周波数帯域、ベースバンドの周波数帯域に加算回路313で変換し、端子台I/F38a、戸外機接続ポート37a、(カメラ側の)伝送路L、第1の監視カメラ2aのカメラI/F22aを経由してカメラ主機能部20aに送出する。
第1の監視カメラ2aのカメラ主機能部20aによれば、受信した親機送信データをもとに、第1のインターホン親機4の親機主機能部40aを使用して所定のパン・チルトやズーム操作が行われたことを検出し、その制御内容をもとに映像撮像機能を制御、例えば、パン・チルト動作やズーム動作させることができる。
なお、前述のようなモニタ表示を確認した在室者によれば、例えば、第1のインターホン子機1aの子機主機能部10aが有する映像撮像機能についての制御操作、例えば、所定のパン・チルトやズーム操作のみならず、前述の来訪者からの呼出報知時と同様、第1のインターホン親機4aの親機主機能部40aを使用して所定の応答操作を行うと、当該親機の通話機能が能動となるとともに、第1の監視カメラ2aのカメラ主機能部20aにおける通話機能についても能動とすることもでき(詳述せず)、前述のような子機送信データ及び親機送信データの信号伝送ラインを経由して音声データの送受信が可能となり通話が成立する。
前述までの第1の実施例によれば、第1のインターホン親機4aの動作電源を確保するにあたり、図1に示すような第1の端子台3aの給電側共振部36aと受電側共振部44aとの間で発生する電磁界結合による非接触給電を適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、図2(のブロック図)に示す変形例のように、親機電源部45aで商用電源を整流して得られる直流電源を動作電源とすることもできる。
〔第2の実施例〕
図4は、第2の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図である。このインターホンシステムは、住戸外、例えば、住戸玄関の周囲近傍に設置される戸外機1b、2bと、住戸内における取付け部材5bの居室面に取付けられ、戸外機1b、2bに伝送路Lを経由して有線接続される、ここでは、クレードルとしての端子台(以下、第2の端子台という)3bと、第2の端子台3bに接続される、ここでは、クレードルとしての第2の端子台3bに載置されるインターホン親機(以下、第2のインターホン親機という)4bとを有している。
同図において戸外機1b、2bとは、その構成の態様として、住戸外に居る来訪者が住戸内の在室者を呼出して通話を行う呼出・通話機能と、住戸外の映像、例えば、来訪者の映像や住戸玄関の周囲近傍の映像を撮像する映像撮像機能と、これらの機能を制御する制御機能とを(少なくとも)有する戸外機主機能部(以下、子機主機能部という)10bを備え、この子機主機能部10bにおいて例えば、子機呼出データ、子機映像データ、子機音声データ等のチャンネル毎で異なる当該データを付加した子機送信データ(戸外機送信データに相当)を生成するとともに、第2のインターホン親機4bから第2の端子台3b、伝送路Lを経由して送信されてくる例えば、親機応答データ、カメラ制御データ等のチャンネル毎で異なる当該データを付加した親機送信データや第2の端子台3bから伝送路Lを経由して送信されてくる端子台音声データを検出することができる、インターホン子機(以下、第2のインターホン子機という)1bを適用するばかりでなく、自機器の周囲近傍に居る人物が住戸内の在室者との間で通話を行う通話機能と、自機器の周囲近傍の監視映像を撮像する映像撮像機能と、これらの機能を制御する制御機能とを(少なくとも)有する戸外機主機能部(以下、カメラ主機能部という)20bを備え、このカメラ主機能部20bにおいて例えば、監視映像データ、監視音声データ等のチャンネル毎で異なる当該データを付加したカメラ送信データ(戸外機送信データに相当)を生成するとともに、第2のインターホン親機4bから第2の端子台3bを経由して送信されてくる例えば、カメラ制御データ等のチャンネル毎で異なる当該データを付加した親機送信データや第2の端子台3bから伝送路Lを経由して送信されてくる端子台音声データを検出することができる、監視カメラ(以下、第2の監視カメラという)2bを適用するものとする。
なお、第2のインターホン子機1b及び第2の監視カメラ2bの設置台数については、第2の端子台3bが有する後述の戸外機接続ポート37bのポート数に対応させて任意の台数設置することができる。ここでは、第2のインターホン子機1b及び第2の監視カメラ2bがそれぞれ、1台ずつ設置されているものとする。
次に、第2のインターホン子機1bには、前述の子機主機能部10bと、子機電源回路11b及び子機インターフェース回路(I/F)12bとが備えられている。なお、第2のインターホン子機1bにおいて、子機主機能部10bを除く構成各部11b、12bについては、前述の第1の実施例で適用された第1のインターホン子機1aの該当部11a、12aと同一の機能を有するため、具体的な説明は省略するものとする。
また、第2の監視カメラ2bには、前述のカメラ主機能部20bと、カメラ電源回路21b及びカメラインターフェース回路(I/F)22bとが備えられている。なお、第2の監視カメラ2bにおいて、カメラ主機能部20bを除く構成各部21b、22bについては、前述の第1の実施例で適用された第1の監視カメラ2aの該当部21a、22aと同一の機能を有するため、具体的な説明は省略するものとする。
また、第2の端子台3bには、端子台制御部30b、端子台周波数変換部31b、端子台無線送信部32b、端子台無線受信部33b、端子台電源部34b、戸外機用電源供給部35b、給電側共振部36b、戸外機接続ポート37b、端子台インターフェース(I/F)38b及び端子台用磁石300bと、端子台通話部39bとが備えられている。なお、第2の端子台3bによれば、端子台通話部39bを除く構成各部30b、31b、32b、33b、34b、35b、36b、37b、38b、300bについては、前述の第1の実施例で適用された第1の端子台3aの構成各部30a、31a、32a、33a、34a、35a、36a、37a、38a、300aと同一の機能を有するため、具体的な説明は省略するものとする。ここで、端子台通話部39bは、住戸内の在室者が通話を行うための音声データ(端子台音声データ)を送受信するものであって、図6(B)のシステム構成図に示すようなマイク・スピーカが備えられている。
さらに、第2のインターホン親機4bには、前述の親機主機能部40bと、親機周波数変換部41b、親機無線送信部42b、親機無線受信部43b、受電側共振部44b、親機電源部45b及び親機インターフェース回路(I/F)46bと、磁石(親機用磁石)400bとが備えられている。なお、第2のインターホン親機4bによれば、前述の親機主機能部40bを除く構成各部41b、42b、43b、44b、45b、46b、400bについては、前述の第1の実施例で適用された第1のインターホン親機4aの該当部41a、42a、43a、44a、45a、46a、400aと同一の機能を有するため、具体的な説明は省略するものとする。
なお、第2のインターホン親機4bによれば、その外観構成として図6(B)のシステム構成図に示すように、親機主機能部40bを構成するものであって、呼出応答操作機能や終話操作機能等を備える操作部と、映像表示機能等を備える表示部とを有している。
このように構成された本発明の第2の実施例によるインターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作について説明する。
図4に示す第2の端子台3b及び第2のインターホン親機4bは、図5(A)に示すように、それぞれの機器内に設けられる端子台用磁石300b及び親機用磁石用400bにより相互に取付けられることにより、第2のインター親機4bは、金具等を必要とせず、クレードルとして住戸における取付け部材5bの居室面に取付けられる第2の端子台3bに対して載置することができる。
ここで、第2の端子台3bにおいて、端子台電源部34bは、商用電源を整流して得られた直流電源をもとに当該端子台の構成各部に電源供給することにより、戸外機用電源供給部35bは、端子台電源部34bからの直流電源をもとに子機用電源を生成し、端子台I/F38bから戸外機接続ポート37b、(子機側の)伝送路L、第2のインターホン子機1bの子機I/F12bを経由して子機電源回路11bに電源供給することで、子機電源回路11bから当該子機の構成各部に電源供給することができる。また、給電側共振部36bは、端子台電源部34bからの直流電源をもとにループコイルにより数MHzで電磁界を発生させる一方、第2のインターホン親機4bの受電側共振部45bでは、ループコイルにより数MHzで共振して電磁界結合することにより電力伝送が可能となるため、第2の端子台3bからの非接触給電を受電し、その後、整流を行うことにより、この給電をもとに親機電源回路46bは、当該親機の構成各部に電源供給することができる。したがって、第2のインターホン親機4bは、第2の端子台3bからの有線による給電を必要とせず非接触給電をもとに動作される。
また、第2の監視カメラ2bの構成各部は、前述の第2のインターホン子機1bとは異なり、カメラ電源部21bにおいて商用電源を整流して得られた直流電源が動作電源となる。
なお、前述のような電源供給が確保された状態において、例えば、住戸玄関に居る来訪者が住戸内の在室者を呼出すにあたり、第2のインターホン子機1bの子機主機能部10bで所定の呼出操作を行った場合の動作として、第2のインターホン親機4bの親機主機能部40bにおける呼出報知及びモニタ表示までの動作は、第1の実施例における該当動作と同一であるため、その説明は省略する。
前述のような呼出報知及びモニタ表示を確認した在室者によれば、例えば、第2のインターホン子機1bの子機主機能部10bが有する映像撮像機能についての制御操作、例えば、所定のパン・チルトやズーム操作(ここでは、省略するものとする)や、その呼出しに応答するための応答操作について、第2のインターホン親機4bの親機主機能部40aを使用して行うと、当該応答があることを示す親機応答データを付加した親機送信データが特定のチャンネルに割当てられて生成され、ベースバンドの周波数帯域で親機主機能部40bから親機I/F46bを経由して親機周波数変換部41bのフィルタ回路414に送出される。
第2のインターホン親機4bにおいて、親機周波数変換部41bのフィルタ回路414によれば、受信した親機送信データを例えば、チャンネル毎で2GHzが割当てられるように通過させて加算回路413に送出することにより、この加算回路413は、受信した親機送信データの搬送周波数を、局部発振回410からの出力データをもとに予め定められた所定の高周波数帯域、57〜66GHzの帯域幅で例えば、60GHz帯域に変換した後、親機無線送信部42aに送出する。この後、親機無線送信42aは、受信した親機送信データについて無線信号で、第2の端子台3bに送信することができる。
第2の端子台3bにおいて、端子台無線受信部33bによれば、第2のインターホン親機4bからの親機送信データについて例えば、LNA処理を行い、端子台周波数変換部31bのフィルタ回路314に送出することにより、このフィルタ回路314は、受信した親機送信データについて例えば、チャンネル毎で2GHzが割当てられるように通過させた後、出力データの搬送周波数を、局部発振回路310からの出力データをもとに予め定められた所定の周波数帯域、ベースバンドの周波数帯域に加算回路313で変換し、端子台I/F38aから端子台制御部30bに送出する。この端子台制御部30bは、受信した親機送信データをもとに、第2のインターホン親機4bの親機主機能部40bを使用して所定の応答操作が行われた来訪者からの応答を検出し、端子台通話部39bを能動とするとともに、受信した親機送信データを、端子台I/F38bから戸外機接続ポート37b、(子機側の)伝送路L、第2のインターホン子機1bの子機I/F12bを経由して子機主機能部10bに送出する。
第2のインターホン子機1bの子機主機能部10bによれば、受信した親機送信データをもとに、第2のインターホン親機4bの親機主機能部40bを使用して所定の応答作が行われた来訪者からの応答を検出し、当該子機の通話機能を能動とすることにより、前述のような子機送信データ及び親機送信データの信号伝送ラインを経由して子機主機能部10b及び第2の端子台3bの端子台通話部39bの間で音声データの送受信が可能となり通話が成立する。
なお、前述のような電源供給が確保された状態において、予め定められた所定のタイミング又は第2の監視カメラ2bの周囲近傍にて人体の存在が感知された場合の動作と、この動作に起因して行われる通話の動作については、前述の第1の実施例における該当動作と同一であるため、その説明は省略するものとする。
前述までの第2の実施例によれば、第2のインターホン親機4bの動作電源を確保するにあたり、図4に示すような第2の端子台3bの給電側共振部36bと受電側共振部44bとの間で発生する電磁界結合による非接触給電を適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、図5(のブロック図)に示す変形例のように、親機電源部45bで商用電源を整流して得られる直流電源を動作電源とすることもできる。
本発明のインターホンシステムにおいては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成の当該システムであっても採用できるということはいうまでもないことである。
具体的に、本発明の第1の実施例によれば、住戸内の居住者が通話を行う通話機能を、第1のインターホン親機4aの親機主機能部40aに備えたが、この態様に限定されるものではない。例えば、当該親機の通話機能に代え、同様な通話機能を端子台通話部として第2の実施例で適用した端子台通話部39bを第1の端子台3aに備えることもできる。この態様によれば、第1のインターホン親機4aとして通話機能を必要とせず例えば、タブレット端末のような薄型の機器を適用することもできる。
また、本発明の第2の実施例によれば、住戸内の居住者が通話を行う通話機能を、端子台通話部39bとして第2の端子台3bに備えたが、この態様に限定されるものではない。例えば、端子台通話部39bに代えて、第1の実施例で適用した通話機能を第2のインターホン親機4bの親機主機能部40bに備えることもできる。
1a、1b・・・第1、第2のインターホン子機(戸外機)
10a、10b・・・子機主機能部(戸外機主機能部)
2a、2b・・・第1、第2の監視カメラ(戸外機)
20a、20b・・・カメラ主機能部(戸外機主機能部)
3a・・・第1の端子台
31a・・・端子台周波数変換部
32a・・・端子台無線送信部
33a・・・端子台無線受信部
36a・・・給電側共振部
300a・・・端子台用磁石(磁石)
3b・・・第2の端子台
31b・・・端子台周波数変換部
32b・・・端子台無線送信部
33b・・・端子台無線受信部
36b・・・給電側共振部
39b・・・端子台通話部
300b・・・端子台用磁石(磁石)
4a・・・第1のインターホン親機
40a・・・親機主機能部(通話機能)
41a・・・親機周波数変換部
42a・・・親機無線送信部
43a・・・親機無線受信部
44a・・・受電側共振部
400a・・・親機用磁石(磁石)
4b・・・第2のインターホン親機
40b・・・親機主機能部
41b・・・親機周波数変換部
42b・・・親機無線送信部
43b・・・親機無線受信部
44b・・・受電側共振部
400b・・・親機用磁石(磁石)

Claims (8)

  1. 住戸外に設置される戸外機と、住戸内に取付けられ、前記戸外機に伝送路を経由して有線接続される端子台と、前記端子台に接続されるインターホン親機とを有するインターホンシステムであって、
    前記戸外機は、前記端子台を経由して前記インターホン親機に送信するための戸外機送信データを生成するとともに前記インターホン親機から前記端子台を経由して送信されてくる親機送信データを検出する戸外機主機能部を備え、
    前記端子台は、前記戸外機の前記戸外機主機能部から前記伝送路を経由して送信されてくる前記戸外機送信データを受信し、前記受信された前記戸外機送信データの搬送周波数を予め定められた所定の高周波数帯域に変換する端子台周波数変換部と、前記端子台周波数変換部の出力データを無線信号で電磁界結合により前記インターホン親機に送信する端子台無線送信部とを備え、
    前記インターホン親機は、前記端子台を経由して前記戸外機に送信するための前記親機送信データを生成するとともに前記戸外機から前記端子台を経由して送信されてくる前記戸外機送信データを検出する親機主機能部と、前記親機主機能部から送信されてくる前記親機送信データの搬送周波数を予め定められた所定の高周波数帯域に変換する親機周波数変換部と、前記親機周波数変換部の出力データを無線信号で電磁界結合により前記端子台に送信する親機無線送信部と、前記端子台の前記端子台無線送信部から送信されてくる前記戸外機送信データを受信する親機無線受信部とを備え、
    前記インターホン親機の前記親機周波数変換部は、前記親機無線受信部で受信された前記戸外機送信データの搬送周波数をベースバンドの周波数帯域に変換して前記親機主機能部に送信する機能を有し、
    前記端子台は、前記インターホン親機の前記親機無線送信部から送信されてくる前記親機送信データを受信する端子台無線受信部を備え、
    前記端子台の前記端子台周波数変換部は、前記端子台無線受信部で受信された前記親機送信データの搬送周波数をベースバンドの周波数帯域に変換し前記伝送路を経由して前記戸外機に送信する機能を有し、
    前記端子台は、住戸内における取付け部材の居室面と反対側の面に取付けられ、
    前記インターホン親機は、前記取付け部材の前記居室面に取付けられ、前記端子台に接続されるものであって、前記親機主機能部として前記戸外機との間で通話を行う通話機能を有することを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記端子台は、前記インターホン親機の前記通話機能に代えて、前記戸外機との間で通話を行う通話機能を有する端子台通話部を備えることを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 前記端子台は、住戸内における取付け部材の居室面に取付けられるクレードルであって、前記戸外機との間で通話を行う通話機能を有する端子台通話部を備え、
    前記インターホン親機は、前記クレードルに載置されることを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  4. 前記インターホン親機は、前記端子台の前記端子台通話部に代え、前記親機主機能部として前記戸外機との間で通話を行う通話機能を有することを特徴とする請求項3記載のインターホンシステム。
  5. 前記端子台は、予め定められた所定の周波数で共振して電磁界を発生する給電側共振部を備え、
    前記インターホン親機は、予め定められた所定の周波数で共振して電磁界結合を発生することで前記端子台からの非接触給電を受電する受電側共振部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち何れか1項記載のインターホンシステム。
  6. 前記端子台の機器内部と前記インターホン親機の機器内部には、それぞれ磁石が備えられ、
    前記端子台及び前記インターホン親機の機器相互間は、前記磁石を経由して取付けられることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうち何れか1項記載のインターホンシステム。
  7. 前記戸外機は、前記戸外機主機能部として前記住戸外に居る来訪者が前記住戸内の在室者を呼出して通話を行う呼出・通話機能と前記住戸外の映像を撮像する映像撮像機能とを備えるインターホン子機であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうち何れか1項記載のインターホンシステム。
  8. 前記戸外機は、前記戸外機主機能部として自機器の周囲近傍に居る人物が前記住戸内の在室者との間で通話を行う通話機能と前記自機器の周囲近傍の監視映像を撮像する映像撮像機能とを備える監視カメラであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうち何れか1項記載のインターホンシステム。
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