JP6739362B2 - ワイヤレス電力伝送システム、及びワイヤレスインターホンシステム - Google Patents
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Description
また、電波法上、高周波利用設備であるので、6.78MHz,13.56MHz等の規定のISMバンド(Industry Science Medical band)の周波数を使用する制約がある。
この構成によれば、送電コイル部と受電コイル部との距離が、設定された距離より接近して電力の伝送効率が低下しても、送電電力が増加するため受電電力の低下を防止できる。
この構成によれば、送電コイル部と受電コイル部の接近等で反射波電力が増加しても、瞬時に送電電力は増加しないため、送電コイル部と受電コイル部との突発的な接近等による急激な電力変動を防止でき、不安定な状態となる制御を防止できる。
この構成によれば、玄関子機は無線で電力が供給されるため、電源線が必要がない。そのため、壁面に電源線等の配線を挿通するための孔を設ける必要が無く、設置が容易となる。また、壁が薄いことで玄関子機と送電装置が設定値より接近した状態で設置されても、玄関子機の受電コイル部が受信する電力が大きく低下しないよう送電電力の大きさが制御されるため、住戸によって或いは取り付ける壁面の状態によって玄関子機と送電装置の距離が変わっても玄関子機を良好に動作させることができ、壁面の厚みを気にすることなく玄関子機を設置できる。
この構成によれば、待受時は玄関子機に電源が供給されないが、送電装置を携行する来訪者が居住者を呼び出すために接近すると、玄関子機に電源が供給されて起動する。よって、電源線を配設することなく呼出操作が可能であり、設置が容易であるし、省電力に構成できる。
この構成によれば、受電装置の受電コイル部で発生する漏れ磁束が通話のための回路へ悪影響を及ぼすのを防止でき、誤動作やノイズの発生を防ぐことができる。
送電装置1は、商用電源等から所定の電圧の直流電力を生成する直流電源11、高周波電力を発生させる高周波電源部12、磁界共振結合方式により電力を受電装置2に送信するための送電コイル部13を備えている。受電装置2は、受電コイル部21、整流部22を備えており、整流部22により整流された受電電力が、負荷23としての例えばワイヤレスのインターホン機器の電源として供給される。
まず方向性結合器33により、電力増幅部32から送電コイル部13に送出される進行波電力に比例する信号と、送電コイル部13から反射する反射波電力に基づく(比例する)信号とを取り出し、両者の差分を差動増幅部35で抽出する。そして、この差分情報を基に出力制御部36が電力増幅部32の増幅率を制御する。
詳しくは、差動増幅部35が出力する差分情報と、電力増幅部32が出力する電力情報から受電装置2が受電する電力を推定して、一定の電力が伝送されるよう電力増幅部32の増幅率を制御する。この結果、負荷23には一定の電力を供給が成される。
また、送電コイル部13と受電コイル部21の接近等で反射波電力が増加しても、一定時間遅延動作させて瞬時に送電電力を増加させないため、送電コイル部13と受電コイル部21との突発的な接近等による急激な電力変動を防止でき、不安定な状態となる制御を防止でき、安定したワイヤレス送電を実施できる。
玄関子機4は、呼出ボタン42に加えて来訪者を撮像するカメラ43を備え、居室親機5は応答するための通話ボタン52と、カメラ43の撮像映像を表示するモニタ53を備えている。尚、両者は通話のためのマイク及びスピーカを備えているが省略している。
そして、玄関子機4は、通話のためのマイク、スピーカ(何れも図示せず)に加えて、カメラ43の撮像回路や通話回路等が組み付けられた回路基板44、受電装置2等が組み込まれており、玄関子機ケース4bの奥部となる背面側に受電装置2の受電コイル部21が配置され、回路基板44はその前側に配置されている。
また、回路基板44と受電コイル部21との間には、回路基板44を受電コイル部21の漏れ磁束からシールドするための磁性体から成るシート45が配置されている。
また、回路基板44と受電コイル部21との間には磁性体から成るシート45が配置されているため、受電装置2の受電コイル部21で発生する漏れ磁束が通話のための回路へ悪影響を及ぼすのを防止でき、誤動作やノイズの発生を防止できる。
一方、来訪者が携行する携帯端末6は、情報表示部61、通話部を備えて携帯電話としての機能に加えて、上述した送電装置1を具備している。
また、回路基板44と受電コイル部21との間には磁性体から成るシート45が配置されているため、受電装置2の受電コイル部21で発生する漏れ磁束が通話のための回路へ悪影響を及ぼすのを防止でき、誤動作やノイズの発生を防止できる。
Claims (5)
- 伝送する電力を生成する高周波電源部、及びワイヤレス送電するための送電側共振コイルを有する送電コイル部を備えた送電装置と、前記送電側共振コイルから送電された電力を受電するための受電側共振コイルを有する受電コイル部を備えた受電装置とを有して、6MHz以上の周波数を使用した磁界共振結合方式により、前記送電装置から前記受電装置に電力を伝送するワイヤレス電力伝送システムであって、
前記高周波電源部は、伝送する電力を増幅する電力増幅部と、
前記電力増幅部から前記送電コイル部に送出される進行波電力、及び前記送電コイル部から反射する反射波電力を検出するための方向性結合器と、
前記方向性結合器の検出値から前記反射波電力の増減を検出するための差動増幅部と、
前記差動増幅部の出力を基に前記電力増幅部を制御する出力制御部とを有し、
前記出力制御部は、前記差動増幅部の出力から反射波電力の増加を検出したら、前記電力増幅部の出力を増大させることを特徴とするワイヤレス電力伝送システム。 - 前記出力制御部は、前記反射波電力の増加を検出しても前記電力増幅部の出力増大を一定時間遅延させるためのタイマを有し、前記タイマがタイムアップしても引き続き前記反射波電力の増加を検出したら、前記電力増幅部の出力を増大させることを特徴とする請求項1記載のワイヤレス電力伝送システム。
- 来訪者が居住者を呼び出すために屋外の住戸壁面に設置された玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに応答するための居室親機とを有し、前記玄関子機と前記居室親機との間の通信が無線で成されるワイヤレスインターホンシステムであって、
前記玄関子機に前記請求項1又は2に記載のワイヤレス電力伝送システムを適用し、前記玄関子機内にワイヤレス電力伝送システムの受電装置を配置すると共に、前記玄関子機の背部となる前記住戸壁面の裏面に、前記ワイヤレス電力伝送システムの送電装置を配置し、
前記住戸壁面を介して前記送電装置から送電される電力で前記玄関子機が動作することを特徴とするワイヤレスインターホンシステム。 - 来訪者が居住者を呼び出すために屋外の住戸壁面に設置された玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに応答するための居室親機とを有し、前記玄関子機と前記居室親機との間の通信が無線で成されるワイヤレスインターホンシステムであって、
前記玄関子機に前記請求項1又は2に記載のワイヤレス電力伝送システムを適用し、前記玄関子機内にワイヤレス電力伝送システムの受電装置を配置すると共に、ワイヤレス電力伝送システムの送電装置或いは当該送電装置を内蔵した携帯端末を来訪者が携行し、来訪者が前記玄関子機に接近することで前記玄関子機に前記送電装置から電源が供給されて呼出操作が可能となることを特徴とするワイヤレスインターホンシステム。 - 前記玄関子機に設置されたワイヤレス電力伝送システムの受電コイル部と、通話のための回路が組み付けられた回路基板との間には、前記受電コイル部で発生する漏れ磁束から前記回路基板をシールドするための磁性体シートが配置されて成ることを特徴とする請求項3又は4記載のワイヤレスインターホンシステム。
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JP2017006847A JP6739362B2 (ja) | 2017-01-18 | 2017-01-18 | ワイヤレス電力伝送システム、及びワイヤレスインターホンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017006847A JP6739362B2 (ja) | 2017-01-18 | 2017-01-18 | ワイヤレス電力伝送システム、及びワイヤレスインターホンシステム |
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Family Applications (1)
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