以下で、本発明の諸実施形態における添付図面を参照して本発明の諸実施形態における技術的解決策を明確に説明する。明らかに、説明する実施形態は本発明の諸実施形態の一部にすぎず全部ではない。当業者が創造的作業なしに本発明の諸実施形態に基づいて得る他の全ての実施形態は本発明の保護範囲に入るものとする。
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH、Physical Downlink Shared Channel)に対する適合的手続きは以下の通りである。
先ず、ユーザ機器(UE、User Equipment)がチャネル状態情報(CSI、Channel State Information)を測定するために使用されるチャネル情報を推定し、次に、UEが当該チャネル情報を用いることにより最適ランク指標(RI、Rank Indication)および/またはプリコーディング行列指標(PMI、Precoding Matrix Indication)に基づいて信号対雑音干渉比(SINR、Signal to Interference plus Noise Ratio)を計算し、次いで、UEがSINRに従って対応するチャネル品質指標(CQI、Channel Quality Indicator)を取得し、CQI値を基地局に報告する。
さらに、本発明では、変調順序は変調方式に対応する。例示的に、変調方式が4相位相偏移変調(QPSK、Quadrature Phase Shift Keying)である場合、変調順序は2であり、変調方式が16QAMである場合、変調順序は4であり、変調方式が64QAMである場合、変調順序は6であり、変調方式は256QAMである場合、変調順序は8である。
以下で、添付図面を参照して本発明の1実施形態で提供するCQIに関する通知方法を詳細に説明する。
図1に示すように、CQIに関する通知方法の諸ステップは以下の通りである。
S101:UEが、取得した第1のCQIテーブルに従って第1のCQIインデックスを学習する。
第1のCQIテーブルをプロトコルで予め定義してもよく、例えば、プロトコル仕様に従ってUEにより事前設定してもよく、またはUEにより事前に格納してもよく、または、ダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルからUEによって選択してもよく、または、基地局によりUEに通知してもよく、特に、基地局によりUEに通知するための方法が、基地局が、アップリンク・チャネル状態またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルの1つを選択し、UEに当該テーブルを通知するというものであってもよい。第1のCQIテーブルはCQIインデックスとエントリの間のマッピング関係の記述に用いられる。本発明の当該実施形態では、CQIテーブル内のマッピング関係は本発明の理解の便宜のため与えた例にすぎず、本発明におけるCQIテーブルの表現形式は、本例を含むがこれらに限られない。即ち、当該CQIテーブルが複数の組合せを有してもよく、当該組合せは、CQIインデックスとエントリの間のマッピング関係を反映できる限り、本発明の保護範囲に入るものとする。
特に、UEは、測定された第1のSINRに従って第1のスペクトル効率を決定し、第1のスペクトル効率および第1のCQIテーブルに従って、第1のスペクトル効率に対応する第1のCQIインデックスを取得する。第1のCQIテーブルがUEにより事前に格納される。
第1のCQIテーブルが、変調方式が64QAMより高いエントリと、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリが第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第1の組合せを除く組合せを含んでもよく、第1の組合せは、第2のCQIテーブル内のQPSKに対応する連続する最大CQIインデックスを有するN個のエントリであり、Nは3に等しいかまたはNは4未満の正の整数であるかまたはNは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含んでもよく、第2のCQIテーブルのエントリの変調方式がQPSK、16QAM、および64QAMのみを含んでもよい。
即ち、第1のCQIテーブルは変調方式が64QAMより高いエントリを含み、第1のCQIテーブルはさらに第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリを含んでもよく、第1のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリのうち、連続する最大CQIインデックスに対応するN個のエントリにすぎないということはありえず、Nが3に等しくてもよくまたはNが4未満の正の整数であってもよくまたはNが正の整数であってもよく、かつ/または第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおける変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリを含む。
さらに、Nの値は本発明で与えた幾つかの例にすぎず、本発明は本例を含むがこれらに限られない。
第2のCQIテーブル内のエントリの変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。第1のCQIテーブル内のエントリが第1のCQIテーブル内の各CQIインデックスに対応する1つの変調方式、1つの符号化率、および1つのスペクトル効率を指してもよく、第2のCQIテーブル内のエントリは第2のCQIテーブル内の各CQIインデックスに対応する1つの変調方式、1つの符号化率、および1つのスペクトル効率を指す。確かに、本発明におけるエントリを、アップリンク状態情報またはダウンリンク状態情報に従って設定してもよい。第1のCQIテーブルおよび第2のCQIテーブル内のエントリは本発明で与えた例にすぎず、本発明は、本例を含むがこれらに限られない。
さらに、当該組合せは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せである。表1に示す第2のCQIテーブルを1例として用いると、合計で26−1=63個の、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せがある。例えば、当該組合せが、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス6に対応するエントリによって形成された組合せであってもよく、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス4、5、および6に対応するエントリによって形成された組合せであってもよく、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス3、5、および6に対応するエントリによって形成された組合せであってもよい等である。
特に、以下のように3つのタイプの第1のCQIテーブルがあってもよい。
第1のタイプの第1のCQIテーブル:変調方式がQPSKであるエントリおよび変調方式が64QAMより高いエントリのみを含む。
第2のタイプの第1のCQIテーブル:変調方式が16QAMであるエントリおよび変調方式が64QAMより高いエントリのみを含む。
第3のタイプの第1のCQIテーブル:変調方式がQPSKであるエントリ、変調方式が16QAMであるエントリ、および変調方式が64QAMより高いエントリのみを含む。
本発明において複数のタイプの第1のCQIテーブルがってもよく、以上の3つのタイプの第1のCQIテーブルは本発明を理解する容易さのために与えた例にすぎず、本発明は、本例を含むがこれらに限られない。
理解の便宜のため、以下のCQIテーブル(即ち、第2のCQIテーブル)を説明のための1例として用いる。
第1のCQIテーブルは変調方式が64QAMより高いエントリを含み、例示的に、変調方式が64QAMより高い含まれるエントリの量が1つまたは複数であってもよい。
例示的に、64QAMより高く第1のCQIテーブルに含まれる変調方式が128QAMおよび/または256QAMであってもよい。第1のCQIテーブルが1つの変調方式のみのエントリを含む場合、当該エントリの変調方式が128QAM、256QAMの任意の変調方式、およびより高い変調方式を有する別の変調方式であってもよく、第1のCQIテーブルが複数の変調方式のエントリを含む場合、第1のCQIテーブルに含まれる複数の変調方式が128QAM、256QAMの任意の複数の変調方式、およびより高い変調方式を有する別の変調方式であってもよい。
例示的に、変調方式が64QAMより高く第1のCQIテーブルに含まれうるエントリを以下の表に示す。
具体的な実装プロセスにおける先行技術の変更を減らすために、第1のCQIテーブル内のCQIインデックスの範囲および第2のCQIテーブル内のCQIインデックスの範囲が同一であってもよく、特に0乃至15であってもよいことが好ましいことに留意されたい。確かに、第1のCQIテーブル内のCQIインデックスの範囲が第2のCQIテーブル内のCQIインデックスの範囲より大きくてもよく、例示的に、第1のCQIテーブル内のCQIインデックスの範囲が0乃至20であってもよい。本発明の当該実施形態におけるCQIインデックスは本発明の理解の便宜のために与えられた例にすぎず本発明におけるCQIインデックスの範囲は、本例を含むがこれらに限られない。
当該第1のタイプの第1のCQIテーブルに関して、当該第1のタイプの第1のCQIテーブルは、変調方式がQPSKであるエントリおよび変調方式が64QAMより高いエントリのみを含む。
変調方式が64QAMより高く第1のCQIテーブルに含まれるエントリの量が1つまたは複数であってもよく、変調方式が64QAMより高い各エントリは変調方式、符号化率、およびスペクトル効率を含み、対応するCQIインデックスを有する。
第1のCQIテーブルはさらに第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリを含んでもよい。即ち、変調方式がQPSKである第2のCQIテーブル内の(即ち、表1内の)CQIインデックス1乃至6に対応する6個のエントリのうち幾つかのエントリ、および第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは第2のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリのうち、連続する最大CQIインデックスに対応するN個のエントリではない。Nは3に等しい。即ち、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス4、5、および6に対応するエントリにすぎないということはありえない。
あるいは、第1のCQIテーブルはさらに第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリを含んでもよい。即ち、変調方式がQPSKであり第2のCQIテーブル内のCQIインデックス1乃至6に対応する6個のエントリのうち幾つかのエントリ、および第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリのうち連続する最大CQIインデックスを有するN個のエントリではなく、Nは正の整数でありNは4未満であり、即ち、Nが1、2、または3に等しくてもよく、Nが1に等しい場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス6に対応するエントリにすぎないということはありえないか、または、Nが2に等しい場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス5および6に対応するエントリにすぎないということはありえないか、または、Nが3に等しい場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス4、5、および6に対応するエントリにすぎないということはありえない。
あるいは、第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリを含む。即ち、変調方式がQPSKであり第2のCQIテーブル内のCQIインデックス1乃至6に対応する6個のエントリのうち幾つかのエントリ、および第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは第2のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリのうち、連続する最大CQIインデックスに対応するN個のエントリではない。Nは正の整数である。即ち、Nの値範囲が1乃至5であってもよい。Nが1に等しい場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス6に対応するエントリにすぎないということはありえないか、または、Nが2に等しい場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス5および6に対応するエントリにすぎないということはありえないか、または、Nが3に等しい場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス4、5、および6に対応するエントリにすぎないということはありえないか、または、Nが4に等しい場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス3、4、5、および6に対応するエントリにすぎないということはありえないか、または、Nが5に等しい場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス2、3、4、5、および6に対応するエントリにすぎないということはありえない。
さらに、Nの値は本発明で与えた幾つかの例にすぎず、本発明は、本例を含むがこれらに限られない。
あるいは、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリを含む。当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは均等な間隔にある。
例示的に、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである3つのエントリを含む場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のCQIテーブル内のCQIインデックス1、3、および5に対応するエントリを含んでもよいか、または、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のCQIテーブル内のCQIインデックス2、4、および6に対応するエントリを含んでもよい。
あるいは、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリを含む。当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは均等な間隔にない。
例示的に、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである3つのエントリを含む場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のCQIテーブル内のCQIインデックス1、4、および6に対応するエントリを含んでもよいか、または、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のCQIテーブル内のCQIインデックス2、5、および6に対応するエントリを含んでもよいか、または、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである4個のエントリを含む場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のCQIテーブル内のCQIインデックス1、3、4、および6に対応するエントリを含んでもよいか、または、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである5個のエントリを含む場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のCQIテーブル内のCQIインデックス1、2、3、4、および6に対応するエントリを含んでもよい。
あるいは、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは不連続である。
例示的に、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のCQIテーブル内のCQIインデックス1および3に対応するエントリを含んでもよいか、または、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のCQIテーブル内のCQIインデックスに対応するエントリ2、4、および5を含んでもよい。
あるいは、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、当該CQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは連続的である。
例示的に、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のCQIテーブル内のCQIインデックス2、3、および4に対応するエントリを含んでもよいか、または、第1のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のCQIテーブル内のCQIインデックス2、3、4、および5に対応するエントリを含んでもよい。
第2のタイプの第1のCQIテーブルに関して、第2のタイプのCQIテーブルは、変調方式が16QAMであるエントリおよび変調方式が64QAMより高いエントリのみを含む。
変調方式が64QAMより高く第1のCQIテーブルに含まれるエントリの量が1つまたは複数であってもよく、変調方式が64QAMより高い各エントリは変調方式、符号化率、およびスペクトル効率を含み、対応するCQIインデックスを有する。
第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである全てのエントリを含む。
例示的に、第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリのうち、対応する変調方式が16QAMでありCQIインデックス7乃至9に対応する3つのエントリを含む。
あるいは、特に、第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリおよび第2のCQIテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最小のCQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
例示的に、第1のCQIテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリはさらに第2のCQIテーブル内のCQIインデックス8および9に対応するエントリを含んでもよいか、または、第1のCQIテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリが第2のCQIテーブル内のCQIインデックス8または9に対応するエントリを含んでもよい。
第3のタイプの第1のCQIテーブルに関して、第1のタイプの第1のCQIテーブルに基づいて、変調方式が16QAMであるエントリを追加して当該第3のタイプの第1のCQIテーブルを得る。当該第3のタイプの第1のCQIテーブルは、変調方式がQPSKであるエントリ、変調方式が16QAMであるエントリ、および変調方式が64QAMより高いエントリのみを含む。変調方式が16QAMであり当該第3のタイプの第1のCQIテーブルに含まれるエントリが、変調方式が16QAMであり第2のタイプの第1のCQIテーブルに含まれるエントリと同一であってもよい。
特に、第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである全てのエントリを含む。
あるいは、特に、第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最小のCQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
さらに、第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリを含む。
即ち、第1のタイプの第1のCQIテーブルに基づいて、変調方式が64QAMであるエントリを追加して、第4のタイプの第1のCQIテーブルを得る。この場合、当該第4のタイプの第1のCQIテーブルは変調方式がQPSKであるエントリ、変調方式が64QAMより高いエントリ、および変調方式が64QAMであるエントリを含む。
あるいは、第2のタイプの第1のCQIテーブルに基づいて、変調方式が64QAMであるエントリを追加して、第5のタイプの第1のCQIテーブルを得る。この場合、当該第5のタイプの第1のCQIテーブルは変調方式が64QAMより高いエントリ、変調方式が16QAMであるエントリ、および変調方式が64QAMであるエントリを含む。
あるいは、第3のタイプの第1のCQIテーブルに基づいて、変調方式が64QAMであるエントリを追加して、第6のタイプの第1のCQIテーブルを得る。この場合、当該第6のタイプの第1のCQIテーブルは変調方式が64QAMより高いエントリ、変調方式がQPSKであるエントリ、変調方式が16QAMであるエントリ、および変調方式が64QAMであるエントリを含む。
当該第4、第5、および第6のタイプの第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMであるエントリは以下の通りである。
特に、第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリを含む。
例示的に、第1のCQIテーブルは、変調方式が64QAMであり第2のCQIインデックス10乃至15に対応する6個のエントリに対応する、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである6個のエントリを含む。
あるいは、特に、第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである幾つかのエントリ、および、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
例示的に、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMであるエントリはさらに、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス10乃至Mに対応するエントリを含んでもよく、Mは11、12、13、または14であってもよく、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMであるエントリはさらに第2のCQIテーブル内のCQIインデックス10、12、および14に対応するエントリを含んでもよく、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMであるエントリはさらに第2のCQIテーブル内のCQIインデックス10および13に対応するエントリを含んでもよいか、または、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMであるエントリはさらに第2のCQIテーブル内のCQIインデックス10、13、および14に対応するエントリを含んでもよい。
さらに、上記の6種の第1のCQIテーブルでは、変調方式が64QAMより高いエントリのうち、最小のCQIインデックスに対応するエントリのスペクトル効率が、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリのスペクトル効率に等しくてもよい。
例示的に、第1のCQIテーブルにおいて、変調方式がQPSKである3つのエントリが存在し、対応するCQIインデックスは1乃至3であり、変調方式が16QAMである3つのエントリが存在し、対応するCQIインデックスは4乃至6であり、変調方式が64QAMである5つのエントリが存在し、対応するCQIインデックスは7乃至11であり、第1のCQIテーブル内のCQIインデックスの範囲は0乃至15であると仮定する。すると、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMより高い4つのエントリが存在し、対応するCQIインデックスは12乃至15であり、最小のCQIインデックスを有するエントリは12である。すると、特に、以下の表に示すように、第1のCQIテーブル内のCQIインデックス12に対応するエントリは、表1に示す第2のCQIテーブル内のCQIインデックス15に対応するエントリである。
表3から分かるように、例えばCQIインデックスが1であるとき、第1のCQIテーブルおよび第2のCQIテーブル内の同一のCQIインデックスに対応するエントリが同一であってもよく、例えば、当該CQIインデックスが5、9、または10であるとき、第1のCQIテーブルおよび第2のCQIテーブル内の同一のCQIインデックスに対応するエントリが異なってもよい。
分かるように、以上の6種類の第1のCQIテーブルは全て、変調方式が64QAMよりも高いエントリを含み、CQIインデックスを送信する方法を用いることによって、64QAMより高い変調方式を選択し基地局に通知する際にUEをサポートし、それによりシステム性能を高める。さらに、変調方式がQPSK、16QAM、および64QAMであるエントリおよび変調方式が64QAMより高いエントリを含む第6のタイプの第1のCQIテーブルが好適な第1のCQIテーブルである。
さらに、上記の6種の第1のCQIテーブルでは、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。Xは2より大きい整数である。
特に、変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、当該X個のエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が同一の定数に等しいことを示す。
変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、当該X個のエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあることを示す。
即ち、変調方式が64QAMより高いエントリのうち、最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率が(m1,m2,・・・,mX)であると仮定すると、当該X個のエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率および当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が計算されtiとして示される。1≦i≦X−1、即ち、(t1,t2,・・・,tX−1)、およびti=mi+1−miである。
(t1,t2,・・・,tX−1)の全ての値が等しい(定数である)場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち、最大CQIインデックスに対応する当該X個のエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。当該定数は算術数列の公差と呼ばれる。
(t1,t2,・・・,tX−1)の値の全てと定数の差分の絶対値の全てを所定値範囲内とできる当該定数が存在する場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち、最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。 これを次のように理解してもよい。(t1,t2,・・・,tX−1)内の任意の2つの隣接値の差分の絶対値が所定値より小さく、(t1、t2,・・・,tX−1)内の各値が大よそ等しい場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち、最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。当該定数はほぼ算術数列の公差と呼ばれる。X=3であることが好ましい。
例示的に、X=3を1例として用いて、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応する3つのエントリを表4に示す。
表4に示すように、CQIインデックス13乃至15を有するエントリに対応するスペクトル効率はそれぞれ6.08、6.72、および7.36である。2番目のエントリ(即ち、CQIインデックス14を有するエントリ)から開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は0.64に等しく、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち、最大CQIインデックスに対応する3つのエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。
例示的に、X=3を1例として用いて、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち、最大CQIインデックスに対応する3つのエントリを表5に示す。
表5に示すように、CQIインデックス13乃至15を有するエントリに対応するスペクトル効率はそれぞれ6.0781、6.7188、および7.3594であり、2番目のエントリ(即ち、CQIインデックス14を有するエントリ)から開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分はそれぞれ0.6407および0.6406に等しい。当該所定値が0.001であると仮定すると、0.6407と0.6406の差分の絶対値は0.0001に等しく0.001未満であり、0.6407は大よそ0.6406に等しいので、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち、最大CQIインデックスに対応する3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。
あるいは、表5に示すように、CQIインデックス13乃至15を有するエントリに対応するスペクトル効率はそれぞれ6.0781、6.7188、および7.3594であり、当該所定値が0.001であると仮定すると、2番目のエントリ(即ち、CQIインデックス14を有するエントリ)から開始して、各エントリのスペクトル効率と先行エントリのスペクトル効率の差が0.64から0.001を引いたものから0.64に0.001を足したものの範囲内にあり、次いで、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち、最大CQIインデックスに対応する3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。
さらに、上記の6種の第1のCQIテーブルでは、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリは変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリを含み、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。
変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は同一の定数に等しいことを示す。
変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあることを示す。
即ち、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が(m1、m2,・・・,mY)であると仮定すると、下付きのYは、変調方式が256QAMであるY個のエントリのスペクトル効率を示し、Y≧3であり、当該Y個のエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が計算されtjとして示される。1≦j≦Y−1、即ち、(t1,t2,・・・,tY−1)、tj=mj+1−mjである。
(t1,t2,・・・,tY−1)の全ての値が等しい(定数である)場合、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、当該定数は算術数列の公差と呼ばれる。
(t1,t2,・・・,tY−1)の値の全てと定数の差分の絶対値の全てを所定値範囲内とできる当該定数が存在する場合、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。これを次のように理解してもよい。(t1,t2,・・・,tY−1)内の任意の2つの隣接値の差分の絶対値が所定値より小さく、(t1,t2,・・・,tY−1)内の各値が大よそ等しい場合、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、当該定数はほぼ算術数列の公差と呼ばれる。
例示的に、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち変調方式が256QAMであるエントリを表6に示す。
表6に示すように、変調方式が256QAMであるエントリに対応するスペクトル効率は5.44、6.08、6.72、および7.36であり、2番目のエントリ(即ち、CQIインデックス13を有するエントリ)から開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は0.64に等しく、表6において変調方式が256QAMであるエントリに対応するスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。
例示的に、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリの変調方式が256QAMであるエントリを表7に示す。
表7に示すように、変調方式が256QAMであるエントリに対応するスペクトル効率は5.4375、6.0781、6.7188、および7.3594であり、2番目のエントリ(即ち、CQIインデックス13を有するエントリ)から開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分はそれぞれ0.6406、0.6407、および0.6406に等しい。当該所定値が0.001であると仮定すると、0.6407と0.6406の差分の絶対値は0.0001に等しく、0.001未満であり、0.6407は大よそ0.6406に等しいので、表7において変調方式が256QAMであるエントリに対応するスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。
あるいは、表7に示すように、変調方式が256QAMであるエントリに対応するスペクトル効率は5.4375、6.0781、6.7188、および7.3594であり、当該所定値が0.001であると仮定すると、2番目のエントリ(即ち、CQIインデックス13を有するエントリ)から開始して、各エントリのスペクトル効率と先行エントリのスペクトル効率の差が0.64から0.001を引いたものから0.64に0.001を足したものの範囲内にあり、表7における変調方式が256QAMであるエントリに対応するスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。
さらに、上記の6種の第1のCQIテーブルでは、第1のCQIテーブルは変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリを含み、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。
特に、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は同一の定数に等しいことを示す。
変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあることを示す。
即ち、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が(m1,m2,・・・,mZ)であると仮定すると、下付きのZは変調方式が64QAMより高いZ個のエントリのスペクトル効率を示し、Z≧3であり、当該Z個のエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が計算されtkとして示される。1≦k≦Z−1、即ち、(t1,t2,・・・,tz−1)、tk=mk+1−mkである。
(t1,t2,・・・,tz−1)の全ての値が等しい(定数である)場合、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、当該定数は算術数列の公差と呼ばれる。
(t1,t2,・・・,tZ−1)の値の全てと定数の差分の絶対値の全てを所定値範囲内とできる当該定数が存在する場合、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。これを次のように理解してもよい。(t1,t2,・・・,tZ−1)内の任意の2つの隣接値の差分の絶対値が所定値より小さく、(t1,t2,・・・,tZ−1)内の各値が大よそ等しい場合、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、当該定数はほぼ算術数列の公差と呼ばれる。
例示的に、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリの変調方式が256QAMであるエントリを表8に示す。
表8に示すように、変調方式が64QAMより高いエントリに対応するスペクトル効率は5.44、6.08、6.72、および7.36であり、2番目のエントリ(即ち、CQIインデックス13を有するエントリ)から開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は0.64に等しく、表8における変調方式が64QAMより高いエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。
例示的に、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリの変調方式が256QAMであるエントリを表9に示す。
表9に示すように、変調方式が64QAMより高いエントリに対応するスペクトル効率は5.4375、6.0781、6.7188、および7.3594であり、2番目のエントリ(即ち、CQIインデックス13を有するエントリ)から開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分はそれぞれ0.6406、0.6407、および0.6406に等しい。当該所定値が0.001であると仮定すると、0.6407と0.6406の差分の絶対値は0.0001に等しく、0.001未満であり、0.6407は大よそ0.6406に等しいので、表9における変調方式が64QAMより高いエントリに対応するスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。
あるいは、表9に示すように、変調方式が64QAMより高いエントリに対応するスペクトル効率は5.4375、6.0781、6.7188、および7.3594であり、当該所定値が0.001であると仮定すると、2番目のエントリ(即ち、CQIインデックス13を有するエントリ)から開始して、各エントリのスペクトル効率と先行エントリのスペクトル効率の差が0.64から0.001を引いたものから0.64に0.001を足したものの範囲内にあり、表9における変調方式が64QAMより高いエントリに対応するスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置される。
さらに、算術数列の公差またはほぼ算術数列の公差は第1の閾値以下である。第1の閾値が任意の事前設定閾値であってもよく、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAM以下である任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であってもよく、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が同一であり変調方式が64QAM以下である任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であってもよく、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であってもよく、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であってもよく、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であってもよい。
例示的に、表3における第1のCQIテーブルを1例として用いて以下の表10を得る。表10における隣接エントリのスペクトル効率間の差異は、連続するCQIインデックスを有する変調方式の第2のエントリ(即ち、第1のCQIテーブル内のCQIインデックス2を有するエントリ)から開始した各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分である。
表10に示すように、変調方式が256QAMである任意の2つの隣接エントリに対応するスペクトル効率の差分の絶対値の最小値は0.3594であり、任意の2つの隣接変調方式がQPSKまたは16QAMまたは64QAMであるエントリに対応するスペクトル効率の差分の絶対値の最小値は0.4375である。したがって、表10において、変調方式が256QAMである任意の2つの隣接エントリに対応するスペクトル効率の間の差の絶対値の最小値は、変調方式がQPSKまたは16QAMまたは64QAMである任意の2つのエントリに対応するスペクトル効率の差の絶対値の最小値より小さい。
さらに、上記の6種の第1のCQIテーブルでは、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下であるか、または、第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリは変調方式が256QAMである少なくとも2つのエントリを含み、変調方式が256QAMである少なくとも2つのエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下であるか、または、第1のCQIテーブルは変調方式が64QAMより高い少なくとも2つのエントリを含み、変調方式が64QAMより高い少なくとも2つのエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下である。X=3であることが好ましい。
第1の閾値が任意の事前設定閾値であってもよく、または第1のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAM以下である任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であってもよく、または第1のCQIテーブルにおいて変調方式が同一であり変調方式が64QAM以下である任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であってもよく、または第1のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であってもよく、または第1のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であってもよく、または第1のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であってもよい。
例示的に、表3における第1のCQIテーブルを1例として用いて以下の表11を得る。表11における隣接エントリのスペクトル効率間の差異は、連続するCQIインデックスを有する変調方式の第2のエントリ(即ち、第1のCQIテーブル内のCQIインデックス2を有するエントリ)から開始した各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分である。
表11に示すように、変調方式が256QAMである任意の2つの隣接エントリに対応するスペクトル効率の差分の絶対値の最小値は0.3594であり、任意の2つの隣接変調方式がQPSKまたは16QAMまたは64QAMであるエントリに対応するスペクトル効率の差分の絶対値の最小値は0.4375である。したがって表11において、変調方式が256QAMである任意の2つの隣接エントリに対応するスペクトル効率の間の差の絶対値の最小値は、変調方式がQPSKまたは16QAMまたは64QAMである任意の2つの隣接エントリに対応するスペクトル効率の間の差の絶対値の最小値より小さい。
さらに、第1のCQIテーブルはCQIインデックスとエントリの間のマッピング関係を記述するために用いられることに留意されたい。本発明の当該実施形態では、第1のCQIテーブル内のマッピング関係は本発明の理解の便宜のため与えた例にすぎず、本発明における第1のCQIテーブルの表現形式は、本例を含むがこれらに限られない。即ち、第1のCQIテーブルが複数の組合せを有してもよく、当該組合せは、第1のCQIインデックスとエントリの間のマッピング関係を反映できる限り、本発明の保護範囲に入るものとする。
S102:UEが第1のCQIインデックスを基地局に送信する。
本発明は、チャネル品質指標ならびに変調方式および符号化方式のための通知方法を提供する。CQIインデックスを送信する方法を用いることによって、64QAMより高い変調方式を選択し基地局に通知する際にUEをサポートし、一方、MCSインデックスを送信する方法を用いることによって、64QAMより高い変調方式を選択しUEに通知する際に基地局をサポートし、それによりシステム性能を高める。さらに、64QAMより高い変調方式を用いると、信号雑音比が高い領域に対してより高い量子化精度を提供でき、それによりシステム性能が高まる。
以下で、添付図面を参照して、本発明の1実施形態により提供されるMCSに関する通知方法を詳細に説明する。
図2に示すように、MCSに関する通知方法の諸ステップは以下の通りである。
S201:基地局が第1のCQIインデックスを受信する。第1のCQIインデックスは取得した第1のCQIテーブルに従ってUEにより決定される。当該実施形態の第1のCQIテーブルが以上の実施形態における以上の第1のCQIテーブルの何れか1つであってもよい。詳細についてはここでは再度説明しない。
S202:基地局が、第1のCQIテーブル、第1のMCSテーブル、および受信した第1のCQIインデックスに従って第1のMCSインデックスを決定する。
第1のCQIテーブルをプロトコルで予め定義してもよく、例えば、プロトコル仕様に従ってUEにより事前設定してもよく、またはUEにより事前に格納してもよく、または、ダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルからUEによって選択してもよく、または、基地局によってUEに通知してもよく、特に、基地局によりUEに通知するための方法が、基地局が、アップリンク・チャネル状態またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルの1つを選択し、UEに当該テーブルを通知するというものであってもよい。CQIテーブルはCQIインデックスとエントリの間のマッピング関係の記述に用いられる。本発明の当該実施形態では、当該CQIテーブル内のマッピング関係は本発明の理解の便宜のため与えた例にすぎず、本発明におけるCQIテーブルの表現形式は、本例を含むがこれらに限られない。即ち、当該CQIテーブルが複数の組合せを有してもよく、当該組合せは、CQIインデックスとエントリの間のマッピング関係を反映できる限り、本発明の保護範囲に入るものとする。
第1のMCSテーブルをプロトコルで予め定義してもよく、例えば、プロトコル仕様に従ってUEにより事前設定してもよく、またはUEにより事前に格納してもよく、または、ダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルからUEによって選択してもよく、または、基地局によってUEに通知してもよく、特に、基地局によりUEに通知するための方法が、基地局が、アップリンク・チャネル状態またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルの1つを選択し、UEに当該テーブルを通知するというものであってもよい。MCSテーブルは、MCSインデックスとエントリの間のマッピング関係を記述するために用いられる。本発明の当該実施形態では、当該MCSテーブル内のマッピング関係は本発明の理解の便宜のため与えた例にすぎず、本発明におけるMCSテーブルの表現形式は、本例を含むがこれらに限られない。即ち、当該MCSテーブルが複数の組合せを有してもよく、当該組合せは、MCSインデックスとエントリの間のマッピング関係を反映できる限り、本発明の保護範囲に入るものとする。
第1のCQIテーブルが、変調方式が64QAMより高いエントリと、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第1の組合せを除く組合せを含み、第1の組合せは、第2のCQIテーブル内のQPSKに対応する連続する最大CQIインデックスを有するN個のエントリであり、Nは3に等しいかまたはNは4未満の正の整数であるかまたはNは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含んでもよく、第2のCQIテーブルにおける変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。
即ち、第1のCQIテーブルは変調方式が64QAMより高いエントリを含み、第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリを含み、第1のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKであるエントリは、第2のCQIテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリのうち、連続する最大CQIインデックスに対応するN個のエントリにすぎないということはありえず、Nは3に等しいまたはNは4未満の正の整数であるかまたはNは正の整数であり、かつ/または第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおける変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリを含み、第2のCQIテーブルのエントリの変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。第1のCQIテーブル内のエントリは、第1のCQIテーブル内の各CQIインデックスに対応する1つの変調方式、1つの符号化率、および1つのスペクトル効率を指し、第2のCQIテーブル内のエントリは第2のCQIテーブル内の各CQIインデックスに対応する1つの変調方式、1つの符号化率、および1つのスペクトル効率を指す。
第1のMCSテーブルは、変調方式が64QAMより高いエントリと、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第2の組合せを除く組合せを含み、当該第2の組合せは、第2のMCSテーブル内のQPSKに対応する連続する最大MCSインデックスを有するK個のエントリであり、Kは4に等しいかまたはKは5未満の正の整数であるかまたはKは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のMCSテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含んでもよく、第2のMCSテーブルにおいて変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。
即ち、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリを含み、第1のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKであるエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKであるエントリのうち、連続する最大MCSインデックスに対応するK個のエントリにすぎないということはありえず、Kは4またはKは5未満の正の整数に等しいかまたはKは正の整数であり、かつ/または第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリを含む。第2のMCSテーブル内のエントリの変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。第1のMCSテーブル内のエントリは、第1のMCSテーブル内の各MCSインデックスに対応する1つの変調方式および1つのTBSインデックスを指し、第2のMCSテーブル内のエントリは、第2のMCSテーブル内の各MCSインデックスに対応する1つの変調方式および1つのTBSインデックスを指す。
当該組合せは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せである。表14に示す第2のMCSテーブルを1例として用いると、合計で210−1=1023個の、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せがある。例えば、当該組合せが、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス6に対応するエントリによって形成された組合せであってもよく、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス6、7、8、および9に対応するエントリによって形成された組合せであってもよく、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス3、6、7、8、および9に対応するエントリによって形成された組合せであってもよい、等である。
特に、3つのタイプの第1のMCSテーブルがあってもよい。
第1のタイプの第1のMCSテーブル:変調方式がQPSKであるエントリおよび変調方式が64QAMより高いエントリのみを含む。
第2のタイプの第1のMCSテーブル:変調方式が16QAMであるエントリおよび変調方式が64QAMより高いエントリのみを含む。
第3のタイプの第1のMCSテーブル:変調方式がQPSKであるエントリ、変調方式が16QAMであるエントリ、および変調方式が64QAMより高いエントリのみを含む。
本発明において複数のタイプの第1のMCSテーブルがあってもよく、以上の3つのタイプの第1のMCSテーブルは本発明を理解する容易さのために与えた例にすぎず、本発明は、本例を含むがこれらに限られない。
特に、取得した第1のCQIテーブル、取得した第1のMCSテーブル、および受信した第1のCQIインデックスに従って第1のMCSインデックスを決定するステップは、取得した第1のPRB量、第1のCQIテーブル、第1のMCSテーブル、および受信した第1のCQIインデックスに従って、第1のTBSインデックスおよび第1のMCSインデックスを決定するステップを含む。
第1のPRB量は基地局によりUEに割り当てられたPRB量であるか、または、第1のPRB量はUEに割り当てられたPRB量と特定の係数の積以下の最大整数であり、当該特定の係数は事前に格納された値であるか、または基地局によりUEに通知された値である。
特に、第1の変調方式が256QAMであり、UEに割り当てられたPRB量が特定の閾値Q以下であるとき、第1のPRB量は、UEに割り当てられたPRB量と特定の係数の積Pを越えない最大整数である。PとQの積は最大PRB量を越えず、LTEシステムでは、最大PRB量は110である。Q=82、およびP=1.33であり、P×Q=109.06<110であるとき、基地局によりUEに割り当てられたPRB量が50である場合、第1のPRB量は50*1.33=66.5以下の最大整数である、即ち、第1のPRB量は66であることが好ましい。
第1のTBSテーブルは各TBSインデックスに対応する少なくとも1つのPRB量および各PRB量に対応する転送ブロック・サイズを含み、第1のTBSテーブルは第1のMCSテーブルに対応するTBSテーブルである。
第1のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至Aであり、Aは26以下の正の整数であるか、または、第1のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至Bであり、Bは26以上の正の整数であり、第1のTBSテーブルにおける値範囲が0乃至26であるTBSインデックスに対応する転送ブロック・サイズは値範囲が第2のTBSテーブルにおいて0乃至26であるTBSインデックスに対応する転送ブロック・サイズと同じであり、第2のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至26であり、第2のTBSテーブルは各TBSインデックスに対応する少なくとも1つのPRB量および各PRB量に対応する転送ブロック・サイズを含む。
さらに、特に、第1のTBSインデックスを、取得した第1のPRB量、前記第1のMCSテーブル、および受信した第1のCQIインデックスに従って決定するステップは、先ず、受信した第1のCQIインデックスおよび第1のCQIテーブルに従って、受信した第1のCQIインデックスに対応する第1の変調方式および第1のスペクトル効率を決定するステップと、次に、第1のPRB量および第1のスペクトル効率に従って、UEに送信された第1の転送ブロック・サイズを学習するステップと、次に、第1のTBSテーブルに従って、第1のTBSテーブル内の第1の転送ブロック・サイズおよび第1のPRB量に対応する第1のTBSインデックスを取得するステップとを含む。
第1のCQIテーブル、第1のMCSテーブル、および第1のTBSテーブルを基地局により事前に格納してもよいことに留意されたい。
理解の便宜のため、既存のプロトコル(即ち、第2のTBSテーブル)でのTBSテーブルを以下のように示す。
例示的に、B=32のとき、第1のTBSインデックスの範囲は(表13に示すように)第1のTBSテーブルにおいて0乃至32であり、表13に示すxxxは転送ブロック・サイズを示し、特定の値をシミュレーション結果に従って設定してもよい。
最後に、第1のTBSインデックスに対応する第1のMCSインデックスを第1のMCSテーブル、第1の変調方式、および第1のTBSインデックスに従って学習する。
当該実施形態の第1のCQIテーブルが以上の実施形態における第1のCQIテーブルと同一であってもよく、詳細についてはここでは再度説明しない。以下で当該実施形態における第1のMCSテーブルを詳細に説明する。
理解の便宜のため、以下のMCSテーブル(即ち、第2のMCSテーブル)を説明のための例として用いる。
表14において、変調順序は変調方式に対応する。例示的に、変調方式がQPSKである場合、変調順序は2であり、変調方式が16QAMである場合、変調順序は4であり、変調方式が64QAMである場合、変調順序は6であり、変調方式は256QAMである場合、変調順序は8である。
表14において、MCSインデックス29、30、および31を有するエントリは予約されたエントリである。
具体的な実装プロセスにおける先行技術の変更を減らすために、第1のMCSテーブル内のMCSインデックスの範囲および第2のMCSテーブル内のMCSインデックスの範囲が同一であってもよく、0乃至31であるのが好ましいことに留意されたい。確かに、第1のMCSテーブル内のMCSインデックスの範囲が第2のMCSテーブル内のMCSインデックスの範囲より大きくてもよく、例示的に、第1のMCSテーブル内のMCSインデックスの範囲は0乃至40である。
第1のタイプの第1のMCSテーブルに関して、当該第1のタイプの第1のMCSテーブルは、変調方式がQPSKであるエントリおよび変調方式が64QAMより高いエントリのみを含む。
変調方式が64QAMより高く第1のMCSテーブルに含まれるエントリの量が1つまたは複数であってもよく、変調方式が64QAMより高い各エントリは変調順序および第1のTBSインデックスを含み、対応するMCSインデックスを有する。
第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリを含む。変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、当該第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せの当該第2の組合せを除く組合せを含む。即ち、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリを含み、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリに対応するMCSインデックスは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKであるエントリのうち、連続する最大MCSインデックスに対応するK個のエントリではなく、Kは6である。即ち、変調方式がQPSKであり、第2のMCSテーブル内の(即ち、表14内の)インデックス0乃至9に対応する9個のエントリの幾つかのエントリが含まれ、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリのうち連続する最大MCSインデックスを有する6個のエントリではない。
即ち、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス4、5、6、7、8、および9に対応するエントリにすぎないということはありえない。
あるいは、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリを含み、第2のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリに対応するMCSインデックスはK個の連続する最大MCSインデックスに対応するエントリでなく、Kは正の整数である。即ち、変調方式がQPSKであり第2のMCSテーブル内のMCSインデックス0乃至9に対応する9個のエントリの幾つかのエントリが含まれ、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは第2のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリのうち連続する最大MCSインデックスK個のエントリではない。特に、Kの値範囲が1乃至8であってもよい。即ち、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス9に対応するエントリにすぎないということはありえないか、または、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス8および9に対応するエントリにすぎないということはありえないか、または、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス7、8および9に対応するエントリにすぎないということはありえないか、または、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス6、7、8および9に対応するエントリにすぎないということはありえないか、または、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス5、6、7、8および9に対応するエントリにすぎないということはありえないか、または、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス4、5、6、7、8および9に対応するエントリにすぎないということはありえないか、または、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス3、4、5、6、7、8および9に対応するエントリにすぎないということはありえないか、または、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス2、3、4、5、6、7、8、および9に対応するエントリにすぎないということはありえない。
あるいは、第1のMCSテーブルは第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリを含む。当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にある。
例示的に、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである3個のエントリを含む場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス0、3、および6に対応するエントリを含んでもよく、または第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のMCSテーブル内のCQIインデックス2、5、および8に対応するエントリを含んでもよく、または第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のMCSテーブル内のCQIインデックス3、6、および9に対応するエントリを含んでもよく、または第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のMCSテーブル内のCQIインデックス0、4、および8に対応するエントリを含んでもよく、または第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のMCSテーブル内のCQIインデックス1、5、および9に対応するエントリを含んでもよく、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである4個のエントリを含む場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス0、3、6、および9に対応するエントリを含んでもよいか、または、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである5個のエントリを含む場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス1、3、5、7、および9に対応するエントリを含んでもよく、または第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス0、2、4、6、および8に対応するエントリを含んでもよい。
あるいは、第1のMCSテーブルは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリを含む。当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にない。
例示的に、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKであるM個のエントリを含み、Mの値は3、4、5、6、7、8または9であってもよい。M=5である場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは、当該MCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである5個のエントリを含み、この場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス1、4、7、8、および9に対応するエントリを含んでもよい。
あるいは、第1のMCSテーブルは第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続である。即ち、第2のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであり第1のMCSテーブルに含まれる幾つかのエントリは第2のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリの全てのうち、最大MCSインデックスを有するエントリを含まない。
例示的に、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKであるM個のエントリを含み、Mの値は1、2、3、4、5、6、7、8、または9であってもよい。M=8の場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである8個のエントリを含み、この場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス0、1、2、3、4、5、6、および8に対応するエントリを含んでもよい。
あるいは、第1のMCSテーブルは第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは連続的である。即ち、第2のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであり第1のMCSテーブルに含まれる幾つかのエントリは第2のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリの全てのうち、最大MCSインデックスを有するエントリを含まない。
例示的に、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKであるM個のエントリを含み、Mの値は1、2、3、4、5、6、7、8、または9であってもよい。M=8の場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリは第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである8個のエントリを含み、この場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式がQPSKであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス0、1、2、3、4、5、6、および7に対応するエントリを含んでもよい。
第2のタイプの第1のMCSテーブルに関して、当該第2のタイプの第1のMCSテーブルは、変調方式が16QAMであるエントリおよび変調方式が64QAMより高いエントリのみを含む。
変調方式が64QAMより高く第1のMCSテーブルに含まれるエントリの量が1つまたは複数であってもよく、変調方式が64QAMより高い各エントリは変調順序および第1のTBSインデックスを含み、対応するMCSインデックスを有する。
第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリを含む。
特に、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリを含む。
例示的に、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリのうち、対応する変調方式が16QAMでありMCSインデックス10乃至16に対応する6個のエントリを含む。
あるいは、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリを含む。当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にある。
例示的に、第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリが第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである3つのエントリを含む場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス10、13、および16に対応するエントリを含んでもよく、または第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス10、12、および14に対応するエントリを含んでもよく、または第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス11、13、および15に対応するエントリを含んでもよく、または第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス12、14、および16に対応するエントリを含んでもよい。
第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリが第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである4つのエントリを含む場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス10、12、14、および16に対応するエントリを含んでもよい。
あるいは、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリを含む。当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にない。
例示的に、第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリは第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるM個のエントリを含む。Mの値は3、4、5、および6であってもよい。M=5である場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス10、12、14、15、および16に対応するエントリを含んでもよい。
あるいは、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最大の第2のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続である。即ち、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリを含む。当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続であり、当該幾つかのエントリは第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最大MCSインデックスを有するエントリを含まない。
例示的に、第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリは第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるM個のエントリを含む。Mの値は1、2、3、4、5、または6であってもよい。M=5である場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス10、11、12、13、および15に対応するエントリを含んでもよい。
あるいは、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち最大のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは連続的である。即ち、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリを含む。当該幾つかのエントリは、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最大MCSインデックスを有するエントリを含まない。
例示的に第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリは第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるM個のエントリを含む。Mの値は1、2、3、4、5、または6であってもよい。M=6である場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス10、11、12、13、14、および15に対応するエントリを含んでもよい。
あるいは、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリおよび最小のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。即ち、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリを含み、当該幾つかのエントリは、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最大MCSインデックスを有するエントリおよび最小のMCSインデックスを有するエントリを含まない。
例示的に、第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリは第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるM個のエントリを含む。Mの値は1、2、3、4、または5であってもよい。M=5である場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス11、12、13、14、および15に対応するエントリを含んでもよいか、または、M=4である場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス11、12、13、および14に対応するエントリを含んでもよいか、または、第1のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス11、13、14、および15に対応するエントリを含んでもよい。
第3のタイプの第1のMCSテーブルに関して、第1のタイプの第1のMCSテーブルに基づいて、変調方式が16QAMであるエントリを追加して、当該第3のタイプの第1のMCSテーブルを得る。当該第3のタイプの第1のMCSテーブルは、変調方式がQPSKであるエントリ、変調方式が16QAMであるエントリ、および変調方式が64QAMより高いエントリのみを含む。特に、変調方式が16QAMであり当該第3のタイプの第1のMCSテーブルに含まれるエントリが、第2のタイプの第1のMCSテーブルに含まれる変調方式における変調方式が16QAMであるエントリと同一であってもよく、当該第2のタイプの第1のMCSテーブルにおいて変調方式が16QAMであるエントリの説明を参照されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。
さらに、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリを含む。
即ち、第1のタイプの第1のMCSテーブルに基づいて、変調方式が64QAMであるエントリが追加されたテーブルは、第4のタイプの第1のMCSテーブルであり、この場合、当該第4のタイプの第1のMCSテーブルは変調方式がQPSKであるエントリ、変調方式が64QAMより高いエントリ、および変調方式が16QAMであるエントリを含む。
あるいは、第2のタイプの第1のMCSテーブルに基づいて、変調方式が64QAMであるエントリが追加されたテーブルは、第5のタイプの第1のMCSテーブルであり、この場合、当該第5のタイプの第1のMCSテーブルは変調方式が16QAMであるエントリ、変調方式が64QAMより高いエントリ、および変調方式が64QAMであるエントリを含む。
あるいは、第3のタイプの第1のMCSテーブルに基づいて、変調方式が64QAMであるエントリが追加されたテーブルは、第6のタイプの第1のMCSテーブルであり、この場合、当該第6のタイプの第1のMCSテーブルは変調方式がQPSKであるエントリ、変調方式が16QAMであるエントリ、変調方式が64QAMより高いエントリ、および変調方式が64QAMであるエントリを含む。
当該第4、第5、および第6のタイプの第1のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMであるエントリは以下の通りである。
特に、第1のMCSテーブルはさらに第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリを含む。
例示的に、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMであるエントリのうち、対応する変調方式が16QAMでありMCSインデックス17乃至28に対応する12個のエントリを含む。
あるいは、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最小のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。即ち、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである幾つかのエントリが含まれ、当該幾つかのエントリは第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち、最小のMCSインデックスを有するエントリを含まない。
例示的に、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMであるM個のエントリを含む。Mの値範囲は1乃至11であり、Mは整数である。M=5である場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス18、19、20、21、および23に対応するエントリを含んでもよいか、または、第1のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス18、20、21、24、および25に対応するエントリを含んでもよいか、または、M=7である場合、第1のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス18、19、20、21、23、25、および26に対応するエントリを含んでもよく、または第1のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMであるエントリが第2のMCSテーブル内のMCSインデックス19、20、21、24、25、27、および28に対応するエントリを含んでもよい。
さらに、以上の6種類の第1のMCSテーブルでは、第1のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMより高い全てのエントリのうち最小のMCSインデックスに対応するエントリ内のTBSインデックスは、第2のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリ内のTBSインデックスと同じである。
例示的に、第1のMCSテーブル内において、変調方式がQPSKである5個のエントリが存在し、対応するMCSインデックスは0乃至4であり、変調方式が16QAMである5個のエントリが存在し、対応するMCSインデックスは5乃至9であり、変調方式が64QAMである11個のエントリが存在し、対応するMCSインデックスは10乃至20であり、第1のMCSテーブル内のMCSインデックスの範囲は0乃至31であり、第1のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMより高い7つのエントリ(3つの予約されたエントリを含み、当該エントリに対応するMCSインデックスは28、29、30、および31である)が存在し、対応するMCSインデックスが21乃至28であり、最小のインデックスを有するエントリが21であると仮定する。すると、特に、以下の表16で示すように、第1のMCSテーブル内のMCSインデックス21を有するエントリ内のTBSインデックスは26であり、これは表14に示す第2のMCSテーブル内のMCSインデックス28に対応するエントリ内のTBSインデックスに等しい。
分かるように、以上の6種類の第1のMCSテーブルは全て、変調方式が64QAMよりも高いエントリを含み、MCSインデックスを送信する方法を用いることによって64QAMより高い変調方式を選択しUEを通知する際に基地局をサポートし、それによりシステム性能を高める。さらに、変調方式がQPSK、16QAM、および64QAMであるエントリおよび変調方式が64QAMより高いエントリを含む第6のタイプの第1のMCSテーブルが好適な第1のMCSテーブルである。
S203:基地局が、決定された第1のMCSインデックスをUEに送信する。
本発明は、チャネル品質指標ならびに変調方式および符号化方式のための通知方法を提供する。CQIインデックスを送信する方法を用いることによって、64QAMより高い変調方式を選択し基地局に通知する際にUEをサポートし、一方、MCSインデックスを送信する方法を用いることによって、64QAMより高い変調方式を選択しUEに通知する際に基地局をサポートし、それによりシステム性能を高める。さらに、64QAMより高い変調方式を用いると、信号雑音比が高い領域に対してより高い量子化精度を提供でき、それによりシステム性能が高まる。
図3に示すように、本発明はさらに、MCSに対する別の通知方法を提供する。当該方法は以下のステップを含む。
当該実施形態の第1のCQIテーブルが、以上の実施形態における第1のCQIテーブルの何れか1つと同じであっても異なってもよい。しかし、この2つの共通点は、変調方式が64QAMよりも高いエントリが含まれるという点である。当該実施形態における第1のMCSテーブルが以上の実施形態におけるMCSテーブルの何れか1つであってもよい。
第1のCQIテーブルをプロトコルで予め定義してもよく、プロトコル仕様に従ってUEにより事前に設定してもよく、またはUEにより事前に格納してもよく、または、ダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルからUEにより選択してもよく、または、基地局によってUEに通知してもよい。特に、基地局によりUEに通知するための方法が、基地局が、アップリンク・チャネル状態またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルの1つを選択し、UEに当該テーブルを通知するというものであってもよい。CQIテーブルはCQIインデックスとエントリの間のマッピング関係の記述に用いられる。本発明の当該実施形態では、当該CQIテーブル内のマッピング関係は本発明の理解の便宜のため与えた例にすぎず、本発明におけるCQIテーブルの表現形式は、本例を含むがこれらに限られない。即ち、当該CQIテーブルが複数の組合せを有してもよく、当該組合せは、CQIインデックスとエントリの間のマッピング関係を反映できる限り、本発明の保護範囲に入るものとする。
第1のMCSテーブルをプロトコルで予め定義してもよく、例えば、プロトコル仕様に従ってUEにより事前設定してもよく、またはUEにより事前に格納してもよく、または、ダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルからUEによって選択してもよく、または、基地局によってUEに通知してもよく、特に、基地局によりUEに通知するための方法が、基地局が、アップリンク・チャネル状態またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルの1つを選択し、UEに当該テーブルを通知するというものであってもよい。MCSテーブルは、MCSインデックスとエントリの間のマッピング関係を記述するために用いられる。本発明の当該実施形態では、当該MCSテーブル内のマッピング関係は本発明の理解の便宜のため与えた例にすぎず、本発明におけるMCSテーブルの表現形式は、本例を含むがこれらに限られない。即ち、当該MCSテーブルが複数の組合せを有してもよく、当該組合せは、MCSインデックスとエントリの間のマッピング関係を反映できる限り、本発明の保護範囲に入るものとする。
S301:基地局が第1のCQIインデックスを受信する。
第1のCQIインデックスは、取得した第1のCQIテーブルに従って基地局により決定される。
S302:基地局が、第1のCQIテーブル、第1のMCSテーブル、および受信した第1のCQIインデックスに従って第1のMCSインデックスを決定する。
第1のCQIテーブルは変調方式が64QAMより高いエントリを含み、第1のCQIテーブル内のエントリは、第1のCQIテーブル内の各CQIインデックスに対応する1つの変調方式、1つの符号化率、および1つのスペクトル効率を指す。
第1のMCSテーブルは、変調方式が64QAMより高いエントリと、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第1の組合せを除く組合せを含み、第1の組合せは、第2のMCSテーブル内のQPSKに対応する連続する最大MCSインデックスを有するK個のエントリであり、Kは4に等しいかまたはKは5未満の正の整数であるかまたはKは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のMCSテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含み、第2のMCSテーブルにおいて変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。
即ち、第1のMCSテーブルは変調方式が64QAMより高いエントリを含み、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリを含み、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKであるエントリに対応するMCSインデックスは、K個の連続する最大MCSインデックスに対応するエントリにすぎないということはありえず、Kは4またはKは5未満の正の整数に等しいかまたはKは正の整数であり、かつ/または第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリを含む。第2のMCSテーブル内のエントリの変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。第1のMCSテーブル内のエントリは、第1のMCSテーブル内の各MCSインデックスに対応する1つの変調方式および1つのTBSインデックスを指し、第2のMCSテーブル内のエントリは、第2のMCSテーブル内の各MCSインデックスに対応する1つの変調方式および1つのTBSインデックスを指す。
当該組合せは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せである。表6に示す第2のMCSテーブルを1例として用いると、合計で210−1=1023個の、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せがある。例えば、当該組合せが、第2のMCSテーブル内のCQIインデックス6に対応するエントリによって形成された組合せであってもよく、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス6、7、8、および9に対応するエントリによって形成された組合せであってもよく、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス3、6、7、8、および9に対応するエントリによって形成された組合せであってもよい、等である。
基地局により、受信した第1のCQIインデックス、第1のCQIテーブル、および第1のMCSテーブルに従って第1のMCSインデックスを決定するための方法は上述の実施形態で説明した方法と同じであることに留意されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。
さらに、当該実施形態における第1のMCSテーブルが以上の実施形態における6種類の第1のMCSテーブルの何れか1つであってもよい。詳細についてはここでは再度説明しない。
S303:基地局が、決定された第1のMCSインデックスをUEに送信する。
本発明は、チャネル品質指標ならびに変調方式および符号化方式のための通知方法を提供する。CQIインデックスを送信する方法を用いることによって、64QAMより高い変調方式を選択し基地局に通知する際にUEをサポートし、一方、MCSインデックスを送信する方法を用いることによって、64QAMより高い変調方式を選択しUEに通知する際に基地局をサポートし、それによりシステム性能を高める。さらに、64QAMより高い変調方式を用いると、信号雑音比が高い領域に対してより高い量子化精度を提供でき、それによりシステム性能が高まる。
図4に示すように、本発明はさらに、MCSに対する別の通知方法を提供する。当該実施形態における第1のMCSテーブルが上述の実施形態における第1のMCSテーブルの何れか1つであってもよい。
当該実施形態では、第1のMCSテーブルをプロトコルで予め定義してもよく、プロトコル仕様に従ってUEにより事前に設定してもよく、またはUEにより事前に格納してもよく、または、ダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルからUEにより選択してもよく、または、基地局によってUEに通知してもよい。特に、基地局によりUEに通知するための方法が、基地局が、アップリンク・チャネル状態またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルの1つを選択し、UEに当該テーブルを通知するというものであってもよい。MCSテーブルは、MCSインデックスとエントリの間のマッピング関係を記述するために用いられる。本発明の当該実施形態では、当該MCSテーブル内のマッピング関係は本発明の理解の便宜のため与えた例にすぎず、本発明におけるMCSテーブルの表現形式は、本例を含むがこれらに限られない。即ち、当該MCSテーブルが複数の組合せを有してもよく、当該組合せは、MCSインデックスとエントリの間のマッピング関係を反映できる限り、本発明の保護範囲に入るものとする。
当該方法は以下のステップを含む。
S401:UEが、基地局により送信された第1のMCSインデックスを受信する。
第1のMCSインデックスは、取得した第1のMCSテーブルに従って基地局により決定される。
S402:UEが、第1のMCSテーブルおよび受信した第1のMCSインデックスに従って変調順序および符号ブロック・サイズを決定する。
第1のMCSテーブルは、変調方式が64QAMより高いエントリと、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第1の組合せを除く組合せを含み、第1の組合せは、第2のMCSテーブル内のQPSKに対応する連続する最大MCSインデックスを有するK個のエントリであり、Kは4に等しいかまたはKは5未満の正の整数であるかまたはKは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のMCSテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含み、第2のMCSテーブルにおいて変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。
第1のMCSテーブルは変調方式が64QAMより高いエントリを含み、第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリを含み、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKであるエントリに対応するMCSインデックスは、K個の連続する最大MCSインデックスに対応するエントリにすぎないということはありえず、Kは4またはKは5未満の正の整数に等しいかまたはKは正の整数であり、かつ/または第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリを含む。第2のMCSテーブル内のエントリの変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。第1のMCSテーブル内のエントリは、第1のMCSテーブル内の各MCSインデックスに対応する1つの変調方式および1つのTBSインデックスを指し、第2のMCSテーブル内のエントリは、第2のMCSテーブル内の各MCSインデックスに対応する1つの変調方式および1つのTBSインデックスを指す。
当該組合せは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せである。表6に示す第2のMCSテーブルを1例として用いると、合計で210−1=1023個の、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せがある。例えば、当該組合せが、第2のMCSテーブル内のCQIインデックス6に対応するエントリによって形成された組合せであってもよく、第2のMCSテーブル内のMCSインデックス6、7、8、および9に対応するエントリによって形成された組合せであってもよく、第2のCQIテーブル内のCQIインデックス3、6、7、8、および9に対応するエントリによって形成された組合せであってもよい、等である。
当該実施形態における第1のMCSテーブルが以上の実施形態における6種類の第1のMCSテーブルの何れか1つであってもよいことに留意されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。
特に、第1のMCSテーブルおよび受信した第1のMCSインデックスに従って変調順序および符号ブロック・サイズを決定するステップは、第1のMCSテーブルおよび受信した第1のMCSインデックスに従って、第1のTBSインデックスおよび変調順序を決定するステップと、第1のTBSインデックス、第1のPRB量、および第1のTBSテーブルに従って、当該符号ブロック・サイズを決定するステップとを含む。
第1のPRB量は基地局によりUEに割り当てられたPRB量であるか、または、第1のPRB量はUEに割り当てられたPRB量と特定の係数の積以下の最大整数である。
第1のTBSテーブルは各TBSインデックスに対応する少なくとも1つのPRB量および各PRB量に対応する転送ブロック・サイズを含み、第1のTBSテーブルは第1のMCSテーブルに対応するTBSテーブルである。
第1のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至Aであり、Aは26以下の正の整数であるか、または、第1のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至Bであり、Bは26以上の正の整数であり、第1のTBSテーブルにおける値範囲が0乃至26であるTBSインデックスに対応する転送ブロック・サイズは値範囲が第2のTBSテーブルにおいて0乃至26であるTBSインデックスに対応する転送ブロック・サイズと同じであり、第2のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至26であり、第2のTBSテーブルは各TBSインデックスに対応する少なくとも1つのPRB量および各PRB量に対応する転送ブロック・サイズを含む。
さらに、UEは変調順序および符号ブロック・サイズに従ってPDSCHを受信する。
本発明は、チャネル品質指標ならびに変調方式および符号化方式のための通知方法を提供する。CQIインデックスを送信する方法を用いることによって、64QAMより高い変調方式を選択し基地局に通知する際にUEをサポートし、一方、MCSインデックスを送信する方法を用いることによって、64QAMより高い変調方式を選択しUEに通知する際に基地局をサポートし、それによりシステム性能を高める。さらに、64QAMより高い変調方式を用いると、信号雑音比が高い領域に対してより高い量子化精度を提供でき、それによりシステム性能が高まる。
図5に示すように、本発明の1実施形態ではCQIに関する通知装置50を提供する。装置50は、第1のCQIテーブルを取得するように構成された取得モジュール51と、取得モジュール51により取得された第1のCQIテーブルに従って第1のCQIインデックスを学習するように構成された第1の取得モジュール52と、第1の取得モジュール52が学習した第1のCQIインデックスを基地局に送信して、基地局が第1のCQIインデックスに従って第1の変調符号化方式MCSインデックスを決定するようにするように構成された送信モジュール53とを備える。第1のCQIテーブルをUEにより予め定義するか、または基地局によってUEに通知してもよく、またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルからUEにより選択される。特に、基地局によりUEに通知するための方法が、基地局が、アップリンク・チャネル状態またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルの1つを選択し、当該テーブルをUEに報告し、当該CQIテーブルをCQIインデックスとエントリの間のマッピング関係を記述するのに使用する、即ち、当該マッピング関係はテーブルを用いて示されることに限定されず、式を用いて示してもよいということであってもよい。取得モジュール51により取得された第1のCQIテーブルは、変調方式が64直角位相振幅変調QAMより高いエントリと、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が4相位相偏移変調QPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第1の組合せを除く組合せを含み、第1の組合せは、第2のCQIテーブル内のQPSKに対応する連続する最大CQIインデックスを有するN個のエントリであり、Nは3に等しいかまたはNは4未満の正の整数であるかまたはNは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含み、第2のCQIテーブルのエントリの変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。
当該取得モジュールにより取得された第1のCQIテーブル内の第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、当該CQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリを含む。
当該取得モジュールにより取得された第1のCQIテーブル内の第2のCQIテーブルにおける変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである全てのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最小のCQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
さらに、取得モジュール51により取得された第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリを含む。
特に、当該取得モジュールにより取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである幾つかのエントリ、および、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
さらに、取得モジュール51により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最小のCQIインデックスに対応するエントリのスペクトル効率は、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリのスペクトル効率に等しい。
さらに、取得モジュール51により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、当該X個のエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が同一の定数に等しいことを示し、変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、当該X個のエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあり、Xは2より大きい整数であるということを示す。
さらに、取得モジュール51により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリは、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリを含み、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が同一の定数に等しいことを示し、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあることを示す。
さらに、取得モジュール51により取得された第1のCQIテーブルは、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリを含み、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が同一の定数に等しいことを示し、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあることを示す。さらに、当該定数は第1の閾値以下である。
さらに、取得モジュール51により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下であるか、または、当該取得モジュールにより取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリは、変調方式が256QAMである少なくとも2つのエントリを含み、変調方式が256QAMである少なくとも2つのエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下であるか、または、当該取得モジュールにより取得された第1のCQIテーブルは変調方式が64QAMより高い少なくとも2つのエントリを含み、変調方式が64QAMより高い少なくとも2つのエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下である。さらに、X=3である。
さらに、第1の閾値は、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAM以下である任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が同一であり変調方式が64QAM以下である任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値である。
さらに、取得モジュール51により取得された第1のCQIテーブル内のCQIインデックスの値範囲は第2のCQIテーブル内のCQIインデックスの値範囲と同じである。
図5に示すCQIに関する通知装置は、上述の方法の実施形態における対応するステップを実施することができる。詳細については、上述の方法の実施形態の説明を参照されたい。当該装置により達成される効果については、上述の方法の実施形態の説明を参照されたい。
図6に示すように、本発明の1実施形態はさらに、MCSに関する通知装置60を提供する。装置60は、第1のCQIテーブルおよび第1のMCSテーブルを取得するように構成された取得モジュール61と、端末UEにより送信された第1のCQIインデックスを受信するように構成された受信モジュール62であって、第1のCQIインデックスは第1のCQIテーブルに従ってUEにより決定される、受信モジュール62と、取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブル、取得モジュール61により取得された第1のMCSテーブル、および受信モジュール62により受信された第1のCQIインデックスに従って、第1のMCSインデックスを決定するように構成された決定モジュール63と、決定された第1のMCSインデックスをUEに送信するように構成された送信モジュール64とを備える。第1のCQIテーブルをプロトコルで予め定義してもよく、例えば、プロトコル仕様に従ってUEにより事前に設定してもよく、またはUEにより事前に格納してもよく、またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルからUEにより選択してもよく、または基地局によってUEに通知してもよい。特に、基地局によりUEに通知するための方法が、基地局が、アップリンク・チャネル状態またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルの1つを選択し、UEに当該テーブルを通知するというものであってもよい。CQIテーブルはCQIインデックスとエントリの間のマッピング関係の記述に用いられる。本発明の当該実施形態では、当該CQIテーブル内のマッピング関係は本発明の理解の便宜のため与えた例にすぎず、本発明におけるCQIテーブルの表現形式は、本例を含むがこれらに限られない。即ち、当該CQIテーブルが複数の組合せを有してもよく、当該組合せは、CQIインデックスとエントリの間のマッピング関係を反映できる限り、本発明の保護範囲に入るものとする。第1のMCSテーブルをプロトコルで予め定義してもよく、プロトコル仕様に従ってUEにより事前設定してもよく、またはUEにより事前に格納してもよく、またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルからUEによって選択してもよく、または基地局によってUEに通知してもよく、特に、基地局によりUEに通知するための方法が、基地局が、アップリンク・チャネル状態またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルの1つを選択し、UEに当該テーブルを通知するというものであってもよい。MCSテーブルは、MCSインデックスとエントリの間のマッピング関係を記述するために用いられる。本発明の当該実施形態では、当該MCSテーブル内のマッピング関係は本発明の理解の便宜のため与えた例にすぎず、本発明におけるMCSテーブルの表現形式は、本例を含むがこれらに限られない、即ち、当該MCSテーブルが複数の組合せを有してもよく、当該組合せは、MCSインデックスとエントリの間のマッピング関係を反映できる限り、本発明の保護範囲に入るものとする。取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブルは、変調方式が64QAMより高いエントリと、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第1の組合せを除く組合せを含み、第1の組合せは、第2のCQIテーブル内のQPSKに対応する連続する最大CQIインデックスを有するN個のエントリであり、Nは3に等しいかまたはNは4未満の正の整数であるかまたはNは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含み、第2のCQIテーブルにおける変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。
取得モジュール61により取得された第1のMCSテーブルは、変調方式が64QAMより高いエントリと、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第2の組合せを除く組合せを含み、当該第2の組合せは、第2のMCSテーブル内のQPSKに対応する連続する最大MCSインデックスを有するK個のエントリであり、Kは4に等しいかまたはKは5未満の正の整数であるかまたはKは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のMCSテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含み、第2のMCSテーブルにおいて変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。
決定モジュール63は特に、取得モジュール61により取得された第1のPRB量、取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブル、取得モジュール61により取得された第1のMCSテーブル、および受信した第1のCQIインデックスに従って、第1のTBSインデックスおよび第1のMCSインデックスを決定するように構成され、第1のPRB量は基地局によりUEに割り当てられたPRB量であるか、または、第1のPRB量はUEに割り当てられたPRB量と特定の係数の積以下の最大整数であり、第1のTBSテーブルは各TBSインデックスに対応する少なくとも1つのPRB量および各PRB量に対応する転送ブロック・サイズを含み、第1のTBSテーブルは第1のMCSテーブルに対応するTBSテーブルであり、第1のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至Aであり、Aは26以下の正の整数であるか、または、第1のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至Bであり、Bは26以上の正の整数であり、第1のTBSテーブルにおける値範囲が0乃至26であるTBSインデックスに対応する転送ブロック・サイズは値範囲が第2のTBSテーブルにおいて0乃至26であるTBSインデックスに対応する転送ブロック・サイズと同じであり、第2のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至26であり、第2のTBSテーブルは各TBSインデックスに対応する少なくとも1つのPRB量および各PRB量に対応する転送ブロック・サイズを含む。
決定モジュール63は、取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブルおよび当該受信モジュールにより受信された第1のCQIインデックスに従って、受信した第1のCQIインデックスに対応する第1の変調方式および第1のスペクトル効率を決定するように構成された第1の決定サブモジュール631と、当該取得された第1のPRB量および当該第1の決定サブモジュールにより決定された第1のスペクトル効率に従って、UEに送信された第1の転送ブロック・サイズを学習し、第1のTBSテーブルに従って、当該第2の決定サブモジュールにより決定された第1の転送ブロック・サイズおよび第1のTBSテーブル内の第1のPRB量に対応する第1のTBSインデックスを取得するように構成された第2の決定サブモジュール632とを備える。
取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブル内の第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、当該CQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリを含む。
取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブル内の第2のCQIテーブルにおける変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである全てのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最小のCQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
さらに、取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリを含んでもよい。
特に、取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブル内の第2のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである幾つかのエントリ、および、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
さらに、取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最小のCQIインデックスに対応するエントリのスペクトル効率は、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリのスペクトル効率に等しい。
さらに、取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、当該X個のエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が同一の定数に等しいことを示し、変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、当該X個のエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあり、Xは2より大きい整数であるということを示す。
さらに、取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリは変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリを含み、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が同一の定数に等しいことを示し、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあることを示す。
さらに、取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブルは、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリを含み、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が同一の定数に等しいことを示し、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあることを示す。さらに、当該定数は第1の閾値以下である。
さらに、取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下であるか、または、取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリは、変調方式が256QAMである少なくとも2つのエントリを含み、変調方式が256QAMである少なくとも2つのエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下であるか、または、取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブルは、変調方式が64QAMより高い少なくとも2つのエントリを含み、変調方式が64QAMより高い少なくとも2つのエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下である。さらに、X=3である。
さらに、第1の閾値は、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAM以下である任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が同一であり変調方式が64QAM以下である任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値である。
さらに、取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブル内のCQIインデックスの値範囲は第2のCQIテーブル内のCQIインデックスの値範囲と同じである。
取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブル内の第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリを含む。
取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブル内の第2のMCSテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最大の第2のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち最大のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリおよび最小のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
さらに、取得モジュール61により取得された第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリを含む。
特に、取得モジュール61により取得された第1のCQIテーブル内の第2のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最小のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
さらに、第2のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリ内のTBSインデックスと同じである、取得モジュール61により取得された第1のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMより高い全てのエントリのうち、最小のMCSインデックスに対応するエントリ内のTBSインデックスを含む。
さらに、取得モジュール61により取得された第1のMCSテーブル内のMCSインデックスの値範囲は第2のMCSテーブル内のMCSインデックスの値範囲と同じである。
図6に示すMCSに関する通知装置は、上述の方法の実施形態における対応するステップを実施することができる。詳細については、上述の方法の実施形態の説明を参照されたい。当該装置により達成される効果については、上述の方法の実施形態の説明を参照されたい。
図7に示すように、本発明の1実施形態はさらに、MCSに関する通知装置70を提供する。装置70は、第1のCQIテーブルおよび第1のMCSテーブルを取得するように構成された取得モジュール71と、基地局により、第1のCQIインデックスを受信するように構成された受信モジュール72であって、第1のCQIインデックスは第1のCQIテーブルに従ってUEにより決定される、受信モジュール72と、取得モジュール71により取得された第1のCQIテーブル、取得モジュール71により取得された第1のMCSテーブル、および受信モジュール72により受信された第1のCQIインデックスに従って第1のMCSインデックスを決定するように構成された決定モジュール73と、決定モジュール73により決定された第1のMCSインデックスをUEに送信するように構成された送信モジュール74とを備える。第1のCQIテーブルをプロトコルで予め定義してもよく、例えば、プロトコル仕様に従ってUEにより事前に設定してもよく、またはUEにより事前に格納してもよく、またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルからUEにより選択してもよく、または基地局によってUEに通知してもよい。特に、基地局によりUEに通知するための方法が、基地局が、アップリンク・チャネル状態またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルの1つを選択し、UEに当該テーブルを通知するというものであってもよい。CQIテーブルはCQIインデックスとエントリの間のマッピング関係の記述に用いられる。本発明の当該実施形態では、当該CQIテーブル内のマッピング関係は本発明の理解の便宜のため与えた例にすぎず、本発明におけるCQIテーブルの表現形式は、本例を含むがこれらに限られない、即ち、当該CQIテーブルが複数の組合せを有してもよく、当該組合せは、CQIインデックスとエントリの間のマッピング関係を反映できる限り、本発明の保護範囲に入るものとする。第1のMCSテーブルをプロトコルで予め定義してもよく、プロトコル仕様に従ってUEにより事前設定してもよく、またはUEにより事前に格納してもよく、またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルからUEによって選択してもよく、または基地局によってUEに通知してもよい。特に、基地局によりUEに通知するための方法が、基地局が、アップリンク・チャネル状態またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルの1つを選択し、UEに当該テーブルを通知するというものであってもよい。MCSテーブルは、MCSインデックスとエントリの間のマッピング関係を記述するために用いられる。本発明の当該実施形態では、当該MCSテーブル内のマッピング関係は本発明の理解の便宜のため与えた例にすぎず、本発明におけるMCSテーブルの表現形式は、本例を含むがこれらに限られない。即ち、当該MCSテーブルが複数の組合せを有してもよく、当該組合せは、MCSインデックスとエントリの間のマッピング関係を反映できる限り、本発明の保護範囲に入るものとする。取得モジュール71により取得された第1のCQIテーブルは、変調方式が64QAMより高いエントリを含む。第1のCQIテーブル内のエントリは、第1のCQIテーブル内の各CQIインデックスに対応する1つの変調方式、1つの符号化率、および1つのスペクトル効率を指し、取得モジュール71により取得された第1のMCSテーブルは、変調方式が64QAMより高いエントリと、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第1の組合せを除く組合せを含み、第1の組合せは、第2のMCSテーブル内のQPSKに対応する連続する最大MCSインデックスを有するK個のエントリであり、Kは4に等しいかまたはKは5未満の正の整数であるかまたはKは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のMCSテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含み、第2のMCSテーブルにおいて変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。
取得モジュール71により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリを含む。
取得モジュール71により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最大の第2のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち最大のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリおよび最小のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
さらに、取得モジュール71により取得された第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリを含む。
特に、取得モジュール71により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最小のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
さらに、取得モジュール71により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリ内のTBSインデックスと同じである、取得モジュール71により取得された第1のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMより高い全てのエントリのうち最小のMCSインデックスに対応するエントリ内のTBSインデックスを含む。
さらに、取得モジュール71により取得された第1のMCSテーブル内のMCSインデックスの値範囲は第2のMCSテーブル内のMCSインデックスの値範囲と同じである。
図7に示すMCSに関する通知装置は、上述の方法の実施形態における対応するステップを実施することができる。詳細については、上述の方法の実施形態の説明を参照されたい。当該装置により達成される効果については、上述の方法の実施形態の説明を参照されたい。
図8に示すように、本発明の1実施形態はさらに、MCSに関する通知装置80を提供する。装置80は、第1のMCSテーブルを取得するように構成された取得モジュール81と、基地局により送信された第1のMCSインデックスを受信するように構成された受信モジュール82であって、第1のMCSインデックスは第1のMCSテーブルに従って基地局により決定される、受信モジュール82と、第1のMCSテーブルおよび受信モジュール82により受信された第1のMCSインデックスに従って変調順序および符号ブロック・サイズを決定するように構成された決定モジュール83とを備える。第1のMCSテーブルをプロトコルで予め定義してもよく、プロトコル仕様に従ってUEにより事前に設定してもよく、またはUEにより事前に格納してもよく、またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルからUEにより選択してもよく、または基地局によってUEに通知してもよい。特に、基地局によりUEに通知するための方法が、基地局が、アップリンク・チャネル状態またはダウンリンク・チャネル状態に従って少なくとも2つの所定のテーブルの1つを選択し、UEに当該テーブルを通知するというものであってもよい。MCSテーブルは、MCSインデックスとエントリの間のマッピング関係を記述するために用いられる。本発明の当該実施形態では、当該MCSテーブル内のマッピング関係は本発明の理解の便宜のため与えた例にすぎず、本発明におけるMCSテーブルの表現形式は、本例を含むがこれらに限られない。即ち、当該MCSテーブルが複数の組合せを有してもよく、当該組合せは、MCSインデックスとエントリの間のマッピング関係を反映できる限り、本発明の保護範囲に入るものとする。取得モジュール81により取得された第1のMCSテーブルは、変調方式が64QAMより高いエントリと、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第1の組合せを除く組合せを含み、第1の組合せは、第2のMCSテーブル内のQPSKに対応する連続する最大MCSインデックスを有するK個のエントリであり、Kは4に等しいかまたはKは5未満の正の整数であるかまたはKは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のMCSテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含み、第2のMCSテーブルにおいて変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。
決定モジュール83は、取得モジュール81により取得された第1のMCSテーブルおよび受信した第1のMCSインデックスに従って、第1のTBSインデックスおよび変調順序を決定するように構成された第1の決定サブモジュール831と、第1のTBSインデックス、第1のPRB量、および第1のTBSテーブルに従って符号ブロック・サイズを決定するように構成された第2の決定サブモジュール832とを備える。第1のPRB量は基地局によりUEに割り当てられたPRB量であるか、または、第1のPRB量はUEに割り当てられたPRB量と特定の係数の積以下の最大整数であり、第1のTBSテーブルは各TBSインデックスに対応する少なくとも1つのPRB量および各PRB量に対応する転送ブロック・サイズを含み、第1のTBSテーブルは第1のMCSテーブルに対応するTBSテーブルであり、第1のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至Aであり、Aは26以下の正の整数であるか、または、第1のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至Bであり、Bは26以上の正の整数であり、第1のTBSテーブルにおける値範囲が0乃至26であるTBSインデックスに対応する転送ブロック・サイズは値範囲が第2のTBSテーブルにおいて0乃至26であるTBSインデックスに対応する転送ブロック・サイズと同じであり、第2のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至26であり、第2のTBSテーブルは各TBSインデックスに対応する少なくとも1つのPRB量および各PRB量に対応する転送ブロック・サイズを含む。
取得モジュール81により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリを含む。
取得モジュール81により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最大の第2のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち最大のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリおよび最小のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
さらに、取得モジュール81により取得された第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリを含む。
特に、取得モジュール81により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最小のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
さらに、取得モジュール81により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリ内のTBSインデックスと同じである、第1のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMより高い全てのエントリのうち最小のMCSインデックスに対応するエントリ内のTBSインデックスを含む。
さらに、取得モジュール81により取得された第1のMCSテーブル内のMCSインデックスの値範囲は第2のMCSテーブル内のMCSインデックスの値範囲と同じである。
図8に示すMCSに関する通知装置は上述の方法の実施形態における対応するステップを実施することができる。詳細については、上述の方法の実施形態の説明を参照されたい。当該装置により達成される効果については、上述の方法の実施形態の説明を参照されたい。
図9に示すように、本発明の1実施形態はさらに、チャネル品質指標CQIに関する通知装置90を提供する。通知装置90はプロセッサ91および送信器92を備える。プロセッサ91は、第1のCQIテーブルを取得するように構成され、第1のCQIテーブルに従って第1のCQIインデックスを学習するように構成され、送信器92は、プロセッサ91により学習された第1のCQIインデックスを基地局に送信するように構成され、その結果、基地局が第1のCQIインデックスに従って第1の変調符号化方式MCSインデックスを決定し、プロセッサ91により取得された第1のCQIテーブルは、変調方式が64直角位相振幅変調QAMより高いエントリと、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が4相位相偏移変調QPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第1の組合せを除く組合せを含み、第1の組合せは、第2のCQIテーブル内のQPSKに対応する連続する最大CQIインデックスを有するN個のエントリであり、Nは3に等しいかまたはNは4未満の正の整数であるかまたはNは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含み、第2のCQIテーブルのエントリの変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。
プロセッサ91により取得された第1のCQIテーブル内の第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、当該CQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ91により取得された第1のCQIテーブル内の第2のCQIテーブルにおける変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである全てのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最小のCQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ91により取得された第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ91により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである幾つかのエントリ、および、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
さらに、プロセッサ91により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最小のCQIインデックスに対応するエントリのスペクトル効率は、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリのスペクトル効率に等しい。
プロセッサ91により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率は算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、当該X個のエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が同一の定数に等しいことを示し、変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、当該X個のエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあり、Xは2より大きい整数であるということを示す。
プロセッサ91により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリは変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリを含み、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が同一の定数に等しいことを示し、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあることを示す。
プロセッサ91により取得された第1のCQIテーブルは、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリを含み、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が同一の定数に等しいことを示し、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあることを示す。当該定数は第1の閾値以下である。
プロセッサ91により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下であるか、または、プロセッサ91により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリは変調方式が256QAMである少なくとも2つのエントリを含み、変調方式が256QAMである少なくとも2つのエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下であるか、または、プロセッサ91により取得された第1のCQIテーブルは、変調方式が64QAMより高い少なくとも2つのエントリを含み、変調方式が64QAMより高い少なくとも2つのエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下である。X=3である。
第1の閾値は、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAM以下である任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が同一であり変調方式が64QAM以下である任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値である。
プロセッサ91により取得された第1のCQIテーブル内のCQIインデックスの値範囲は第2のCQIテーブル内のCQIインデックスの値範囲と同じである。
図10に示すように、本発明の1実施形態はさらに、変調符号化方式MCSのための通知装置10を提供する。通知装置10は、第1のCQIテーブルおよび第1のMCSテーブルを取得するように構成されたプロセッサ101と、端末UEにより送信された第1のチャネル品質指標CQIインデックスを受信するように構成された受信器102であって、第1のCQIインデックスは第1のCQIテーブルに従ってUEにより決定される、受信器102と、プロセッサ101により決定された第1のMCSインデックスをUEに送信するように構成された送信器103とを備える。プロセッサ101は、プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブル、プロセッサ101により取得された第1のMCSテーブル、および受信器により受信された第1のCQIインデックスに従って、第1のMCSインデックスを決定するように構成され、プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブルは、変調方式が64QAMより高いエントリと、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第1の組合せを除く組合せを含み、第1の組合せは、第2のCQIテーブル内のQPSKに対応する連続する最大CQIインデックスを有するN個のエントリであり、Nは3に等しいかまたはNは4未満の正の整数であるかまたはNは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含み、第2のCQIテーブルにおける変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。
プロセッサ101により取得された第1のMCSテーブルは、変調方式が64QAMより高いエントリと、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第2の組合せを除く組合せを含み、当該第2の組合せは、第2のMCSテーブル内のQPSKに対応する連続する最大MCSインデックスを有するK個のエントリであり、Kは4に等しいかまたはKは5未満の正の整数であるかまたはKは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のMCSテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含み、第2のMCSテーブルにおいて変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。
プロセッサ101は特に、取得した第1のPRB量、プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブル、プロセッサ101により取得された第1のMCSテーブル、および受信した第1のCQIインデックスに従って、第1のTBSインデックスおよび第1のMCSインデックスを決定するように構成され、第1のPRB量は基地局によりUEに割り当てられたPRB量であるか、または、第1のPRB量はUEに割り当てられたPRB量と特定の係数の積以下の最大整数であり、第1のTBSテーブルは各TBSインデックスに対応する少なくとも1つのPRB量および各PRB量に対応する転送ブロック・サイズを含み、第1のTBSテーブルは第1のMCSテーブルに対応するTBSテーブルであり、第1のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至Aであり、Aは26以下の正の整数であるか、または、第1のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至Bであり、Bは26以上の正の整数であり、第1のTBSテーブルにおける値範囲が0乃至26であるTBSインデックスに対応する転送ブロック・サイズは値範囲が第2のTBSテーブルにおいて0乃至26であるTBSインデックスに対応する転送ブロック・サイズと同じであり、第2のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至26であり、第2のTBSテーブルは各TBSインデックスに対応する少なくとも1つのPRB量および各PRB量に対応する転送ブロック・サイズを含む。
プロセッサ101は特に、プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブルおよび受信器102により受信された第1のCQIインデックスに従って、受信した第1のCQIインデックスに対応する第1の変調方式および第1のスペクトル効率を決定し、第1のPRB量および決定された第1のスペクトル効率に従って、UEに送信された第1の転送ブロック・サイズを学習し、第1のTBSテーブルに従って、決定された第1の転送ブロック・サイズおよび第1のTBSテーブル内の第1のPRB量に対応する第1のTBSインデックスを取得するように構成される。
プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブル内の第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、当該CQIテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するCQIインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブル内の第2のCQIテーブルにおける変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである全てのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最小のCQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブルはさらに、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブル内の第2のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリか、または、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである幾つかのエントリ、および、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最小のCQIインデックスに対応するエントリのスペクトル効率は、第2のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大CQIインデックスに対応するエントリのスペクトル効率に等しい。
プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、当該X個のエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が同一の定数に等しいことを示し、変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、当該X個のエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあり、Xは2より大きい整数であるということを示す。
プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリは、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリを含み、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が同一の定数に等しいことを示し、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が256QAMである少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあることを示す。
プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブルは、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリを含み、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置され、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率が算術数列またはほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分が同一の定数に等しいことを示し、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリのスペクトル効率がほぼ算術数列においてスペクトル効率の昇順で配置されるということは、スペクトル効率の昇順で、変調方式が64QAMより高い少なくとも3つのエントリの2番目のエントリから開始して、各エントリのスペクトル効率と当該エントリの先行エントリのスペクトル効率の差分は、定数から所定値を引いたものから当該定数に当該所定値を足したものまでの範囲内にあることを示す。当該定数は第1の閾値以下である。
プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリのうち最大CQIインデックスに対応するX個のエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下であるか、または、プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブルにおける変調方式が64QAMより高いエントリは変調方式が256QAMである少なくとも2つのエントリを含み、変調方式が256QAMである少なくとも2つのエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下であるか、または、プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブルは、。変調方式が64QAMより高い少なくとも2つのエントリを含み、変調方式が64QAMより高い少なくとも2つのエントリの任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値は第1の閾値以下である。X=3である。
第1の閾値は、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAM以下である任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が同一であり変調方式が64QAM以下である任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が64QAMに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式が16QAMに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値であるか、または、第1のCQIテーブルにおいて変調方式がQPSKに等しい任意の2つの隣接エントリのスペクトル効率の差分の絶対値の最小値である。
プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブル内のCQIインデックスの値範囲は第2のCQIテーブル内のCQIインデックスの値範囲と同じである。
プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブル内の第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブル内の第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最大の第2のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち最大のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリおよび最小のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ101により取得された第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブル内の第2のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最小のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ101により取得された第1のCQIテーブル内の第2のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリ内のTBSインデックスと同じである、第1のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMより高い全てのエントリのうち最小のMCSインデックスに対応するエントリ内のTBSインデックスを含む。
プロセッサ101により取得された第1のMCSテーブル内のMCSインデックスの値範囲は第2のMCSテーブル内のMCSインデックスの値範囲と同じである。
図11に示すように、本発明の1実施形態はさらに、変調符号化方式MCSに関する通知装置11を提供する。通知装置11は、第1のMCSテーブルを取得するように構成されたプロセッサ111と、基地局により送信された第1のMCSインデックスを受信するように構成された受信器112であって、第1のMCSインデックスはプロセッサ111により取得された第1のMCSテーブルに従って基地局により決定される、受信器112とを備える。プロセッサ111は当該プロセッサにより取得された第1のMCSテーブルおよび受信器により受信された第1のMCSインデックスに従って変調順序および符号ブロック・サイズを決定するように構成され、プロセッサ111により取得された第1のMCSテーブルは、変調方式が64QAMより高いエントリと、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第1の組合せを除く組合せを含み、第1の組合せは、第2のMCSテーブル内のQPSKに対応する連続する最大MCSインデックスを有するK個のエントリであり、Kは4に等しいかまたはKは5未満の正の整数であるかまたはKは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のMCSテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含み、第2のMCSテーブルにおいて変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。
プロセッサ111は特に、プロセッサ111により取得された第1のMCSテーブルおよび受信した第1のMCSインデックスに従って第1のTBSインデックスおよび変調順序を決定し、第1のTBSインデックス、第1のPRB量、および第1のTBSテーブルに従って符号ブロック・サイズを決定するように構成され、第1のPRB量は基地局によりUEに割り当てられたPRB量であるか、または、第1のPRB量はUEに割り当てられたPRB量と特定の係数の積以下の最大整数であり、第1のTBSテーブルは各TBSインデックスに対応する少なくとも1つのPRB量および各PRB量に対応する転送ブロック・サイズを含み、第1のTBSテーブルは第1のMCSテーブルに対応するTBSテーブルであり、第1のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至Aであり、Aは26以下の正の整数であるか、または、第1のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至Bであり、Bは26以上の正の整数であり、第1のTBSテーブルにおける値範囲が0乃至26であるTBSインデックスに対応する転送ブロック・サイズは値範囲が第2のTBSテーブルにおいて0乃至26であるTBSインデックスに対応する転送ブロック・サイズと同じであり、第2のTBSテーブル内のTBSインデックスの値範囲は0乃至26であり、第2のTBSテーブルは各TBSインデックスに対応する少なくとも1つのPRB量および各PRB量に対応する転送ブロック・サイズを含む。
プロセッサ111により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ111により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリは第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最大の第2のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち最大のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリおよび最小のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリ、を含む。
プロセッサ111により取得された第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ111により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最小のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ111により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリ内のTBSインデックスと同じである、第1のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMより高い全てのエントリのうち最小のMCSインデックスに対応するエントリ内のTBSインデックスを含む。
プロセッサ111により取得された第1のMCSテーブル内のMCSインデックスの値範囲は第2のMCSテーブル内のMCSインデックスの値範囲と同じである。
図12に示すように、本発明は変調符号化方式MCSのための通知装置を提供する。当該装置は、第1のCQIテーブルおよび第1のMCSテーブルを取得するように構成されたプロセッサ121と、第1のCQIインデックスを受信するように構成された受信器122であって、第1のCQIインデックスは第1のCQIテーブルに従ってUEにより決定される受信器122と、プロセッサ121により決定された第1のMCSインデックスをUEに送信するように構成された送信器123とを備える。プロセッサ121は、当該取得した第1のCQIテーブル、当該取得された第1のMCSテーブル、および受信器により受信された第1のCQIインデックスに従って第1のMCSインデックスを決定するように構成され、プロセッサ121により取得された第1のCQIテーブルは変調方式が64QAMより高いエントリを含み、プロセッサ121により取得された第1のCQIテーブル内のエントリはプロセッサ121により取得された第1のCQIテーブル内の各CQIインデックスに対応する1つの変調方式、1つの符号化率、および1つのスペクトル効率を指し、プロセッサ121により取得された第1のMCSテーブルは、変調方式が64QAMより高いエントリと、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリであって、変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリにより形成された組合せのうち第1の組合せを除く組合せを含み、第1の組合せは、第2のMCSテーブル内のQPSKに対応する連続する最大MCSインデックスを有するK個のエントリであり、Kは4に等しいかまたはKは5未満の正の整数であるかまたはKは正の整数である少なくとも1つのエントリ、および/または第2のMCSテーブルにおいて変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリとを含み、第2のMCSテーブルにおいて変調方式はQPSK、16QAM、および64QAMのみを含む。
プロセッサ121により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式がQPSKである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ121により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである少なくとも1つのエントリは第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にある、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは均等な間隔にない、幾つかのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち、最大の第2のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは不連続である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち最大のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリであって、当該幾つかのエントリに対応するMCSインデックスは連続的である、幾つかのエントリおよび少なくとも1つのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおける変調方式が16QAMである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリおよび最小のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリ、を含む。
プロセッサ121により取得された第1のMCSテーブルはさらに、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ121により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリか、または、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである幾つかのエントリ、および、第2のMCSテーブルにおいて変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最小のMCSインデックスを有するエントリを除く少なくとも1つのエントリを含む。
プロセッサ121により取得された第1のMCSテーブル内の第2のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMである少なくとも1つのエントリは、第2のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMである全てのエントリのうち最大MCSインデックスを有するエントリ内のTBSインデックスと同じである、第1のMCSテーブルにおける変調方式が64QAMより高い全てのエントリのうち最小のMCSインデックスに対応するエントリ内のTBSインデックス含む。
プロセッサ121により取得された第1のMCSテーブル内のMCSインデックスの値範囲は第2のMCSテーブル内のMCSインデックスの値範囲と同じである。
図9乃至図12に示した装置は、上述の方法の実施形態で提供した方法を独立に実装できることに留意されたい。詳細については、上述の実施形態の説明を参照されたい。当該装置により達成される効果については、上述の実施形態の説明を参照されたい。
便宜および説明の簡単さのため、以上の機能モジュールの分割は説明のため1例として使用したにすぎないことは、当業者によって明らかに理解される。実際の適用では、以上の機能を要件に従って様々な機能モジュールに割り当てて実装することができる。即ち、当該装置の内部構造は、上述の機能の全部または一部を実装するために様々な機能モジュールに分割される。以上のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作プロセスについては、上述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照されたい。詳細についてはここでは再度提供することはしない。
本願で提供した幾つかの実施形態では、開示したシステム、装置、および方法を他の方式で実装してもよいことは理解される。例えば、説明した装置の実施形態は例にすぎない。例えば、当該ユニット分割は論理的な機能分割にすぎず、実際の実装では他の分割があってもよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントを組み合せるかまたは別のシステムに統合してもよく、または幾つかの機能を無視するかまたは実施しなくてもよい。さらに、表示または議論した相互結合または直接結合または通信接続を何らかのインタフェースを用いて実装してもよい。当該装置またはユニットの間の間接結合または通信接続を電気的、機械的、または他の形態で実装してもよい。
別々の部分として説明したユニットが物理的に別々であってもなくてもよく、ユニットとして表示した部分が物理ユニットであってもなくてもよく、1つの位置に配置されてもよく、またはネットワーク・ユニットに分散してもよい。当該ユニットの一部または全部を、諸実施形態の解決策の目的を達成するための実際のニーズに従って選択してもよい。
さらに、本発明の諸実施形態における機能ユニットを、1つの処理ユニットに統合してもよく、または当該ユニットの各々が物理的に単体で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。当該統合ユニットをハードウェアの形態で実装してもよく、またはソフトウェア機能ユニットに加えてハードウェアの形態で実装してもよい。
上述の統合ユニットをソフトウェア機能ユニットの形態で実装するとき、当該統合ユニットをコンピュータ可読記憶媒体に格納してもよい。当該ソフトウェア機能ユニットは記憶媒体に格納され、本発明の諸実施形態で説明した方法の諸ステップの一部を実施するようにコンピュータ装置(パーソナル・コンピュータ、サーバ、またはネットワーク装置であってもよい)に指示するための幾つかの命令を含む。以上の記憶媒体は、USBフラッシュ・ドライブ、取外し可能ハードディスク、読取専用メモリ(Read−Only Memory、略してROM)、ランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory、略してRAM)、磁気ディスク、または光ディスクのような、プログラム・コードを格納できる任意の媒体を含む。
最後に、上述の実施形態は、本発明を限定するのではなく本発明の技術的解決策を説明するためのものにすぎないことに留意されたい。以上の実施形態を参照して本発明を詳細に説明したが、当業者が上述の実施形態で説明した技術的解決策に修正を加えまたはその幾つかの技術的特徴に均等な置換えを、かかる修正または置換えが対応する技術的解決策の本質を本発明の諸実施形態の技術的解決策の趣旨と範囲から逸脱させない限り行ってもよいことは当業者には理解される。