JP6311103B1 - 累積容量表示容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】被計量物を入れることができる容器に、被計量物の累積容量を表示した目盛部と、指示部を備え、その相対移動可能にした指示部又は目盛部を、一度入れて使ったり飲んだりするごとに一目盛りずつ動かすようにしたことで、累積容量を目視確認でき、その後の作業や摂取に活かす事の出来る容器を提供する。【解決手段】被計量物を入れる容器に、累積容量を記録できる目盛部と指示部を備える。容器に一回量相当目印及び計量用目盛の少なくともいずれか一方を設け、一定量を使用したり飲んだ後に可動部の目盛部又は指示部を一目盛動かし、累積容量を確認する。現時点の累積容量が一目瞭然で確認でき、その後の容量の増減調節につなげれる。高齢者が喉の渇きが感じにくくなったり、被災者が飲む事を控えがちになり病気を引き起こしたりするが、それらを簡単な仕組みの本願発明容器で予防したり、累積容量を測る時の記憶間違いなどのミスを防ぐこともできる。【選択図】図1

Description

本願発明は、被計量物を入れることができる容器に、相対移動可能な、累積容量を記録できる目盛部とそれを示す指示部とを備え、累積容量をその容器だけで目視確認可能にし、
その後の被計量物容量の増減調節につなげれる容器に関する。
従来、被計量物を計量できるものとして、計量容器があるが、どれも一回量の計量ができるものである。
特開2009−40455号公報 実用新案登録番号 第3047026号公報
従来からの計量容器は一回分の容量を表示するだけで、累積された容量を目視確認することができなかった。
これまで、容量を計量できる容器が実用に共されているが、一回量の容量を測るだけのものであった。例えば、飲料を飲む本人や、介護人や看護人が、飲んだ人の一定時間の水分累積摂取回数や累積容量を知るために、記憶に頼る、紙に正の字を書いて記録していく等の方法を取っているが、うっかり間違いや忘却、紙と筆記具の用意、紙を濡らしたり、なくして捨てられてしまう等の欠点があった。それらは、飲用以外の被計量物での作業時に、計量しながら累積容量を知る際も同様であった。
この解決策として、飲料の場合ペットボトルに飲んだところまでを印する方法もあるが、長時間口をつけたままのペットボトルの使用は不衛生であり、ペットボトルの中に入っている一種類の飲料に限られ種類が違う飲み物を飲んだ時の累積摂取量を知ることができなかった。
本願発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、一定時間内の被計量物の累積容量を記録し、使用者やその他の人が累積容量を簡単に目視確認できることを実現することを目的とする。
本願発明に係る累積容量表示容器は、被計量物を入れることができる容器本体と、被計量物の累計容量を記録するための、目盛部と目盛部を示す指示部と、を備えていることを特徴とする。
本願発明は、液体を入れることができる容器本体と、液体の累計容量を記録するための、目盛部と目盛部を示す指示部と、を備えていることを特徴とする累積容量表示容器である。
本願発明は、目盛部と指示部とは、相対移動可能に設けられていることを特徴とする累積容量表示容器である。
本願発明は、容器本体に、被計量物の一回量相当目印及び計量用目盛の少なくともいずれか一方を有することを特徴とする累積容量表示容器である。
本願発明は、被計量物の累積容量を記録するための、目盛部と目盛部を示す指示部を備え、容器本体に取り付け可能に構成されている累積容量表示表示体である。
本願発明は、目盛部と指示部とが相対的に回転可能に配置されていることを特徴とする累積容量表示容器である。
本願発明は、目盛部が容器本体の外周に設けられており、目盛部を覆うように取り付けられた表示窓を有するリング状体を備えることを特徴とする累積容量表示容器である。
本願発明は、指示部は目盛部に沿って往復動可能に配置されていることを特徴とする累積容量表示容器である。
本願発明の累積容量表示容器は、被計量物を一度飲んだり使ったりする毎に、目盛部又は指示部の可動部を一目盛動かすことで、累積容量を目視確認できる。指示部が示す目盛部を読み取ると、一目瞭然に一定時間内の累積容量を把握することができるため、記録しておく紙や筆記具などを使用しなくてもよく、記録した紙がなくなったり濡れたり捨てられたりする心配がなく、うっかり忘れや記憶間違いも防ぐことができる。本願発明の容器一つだけで、累積容量を把握できる。
本願発明の第1実施形態の累積容量表示容器を示す全体図 本願発明の第1実施形態の累積容量表示容器を示す平面図 本願発明の第1実施形態の累積容量表示容器を示す断面図 本願発明の第1実施形態の累積容量表示容器を示す底面図 本願発明の第2実施形態の累積容量表示容器を示す平面図 本願発明の第3実施形態の累積容量表示容器を表す斜視図 本願発明の第4実施形態の累積容量表示容器を示す斜視図 本願発明の第5実施形態の累積容量表示容器を示す斜視図 本願発明の第6実施形態の累積容量表示容器を示す斜視図 図8、図9における目盛部と指示部の拡大図 (a)指示部と目盛部の構成、(b)指示部の斜視図 本願発明の第7実施形態の正面図(回数表示) 本願発明の第7実施形態の正面図(ml表示) 本願発明の第7実施形態の正面図(回数表示とml表示の両方表示)
本願発明において、人が飲用する容器に関しては、水分累積摂取量とし、その他の被計量物の際には、累積容量と表示することにする。
本願発明の容器に収容される被計量物は液体に限らず、粉体、ゾルも含む。当該被計量物は累積容量と表示する。
以下、人が飲用する水分摂取における本願発明の実施の形態を実施例に基づき、図面を参
照して説明する。
〈第1実施形態〉
(1)構成
図1は容器本体2に底部材3が回転可能にはめ込まれている。裾が広がった底部材3に目
盛部5があり、水分累積摂取量及び累積回数の少なくともいずれか一方の目盛を備えている。底部材3と飲料の入る容器本体2の間は回転部7があり、回転できる様になっている。容器本体2にある持ち手21と90度くらいで回転部7の上あたりに、矢印が下向きになるように指示部4が備えられていて、目盛部5を指し示すようになっている。(指示部4は、持ち手21のおよそ右90度でも左90度でもいいが、利き手の違いで場所を決められるようにしておくと、本人が飲む時に見やすく表示を確認しやすい)また、容器本体2の側壁の内面に、飲む一回量相当目印6を設ける。人間が一度に摂取できる水分量は200〜250mlが限界と言われているので、200mlのところに一回量相当目印6を備えるのがふさわしいが、使い手に合わせた容量にしてもいいし、半量の100mlのところにも目印を備えても、利便性が高まるように計量用目盛を設けてもよい。
一回量相当目印6は、容器本体2の側壁の外面に設けてもよい。透明な容器の場合は、容器本体2の側壁の素材の中に備えてもよい。
目盛部5の表示方法としては、(1)何回飲んだかを知る累積回数表示(容器本体2で一回量相当目印6まで飲料を入れて飲むと、一回と考える。飲む毎に可動する目盛部5又は指示部4を一目盛動かす。例えば一回量相当目印6を200mlとした場合、目盛部5を指示部4が5を示していると200ml×5回=1000mlとなり、1000ml=1lが現時点での水分累積摂取量となる)(図11)、(2)容量を知る累積ml表示(図12)、(3)累積回数表示と累積ml表示を両方表示したもの(図13)等が考えれるが、水分累積摂取量がわかればその他の方法でもよい。飲む毎に一回量相当目印6まで入れることに決めておくと、累積される容量に正確さが出るが、そう厳格に測らなくてもおおよそでいい場合だと、一回量相当目印6をそんなに気にしなくてもいい場合もあるので、ふさわしい使い方をするとよい。
表示は、例えば飲んだ累積回数表示(例えば容器本体2の一回量相当目印6まで一度飲む毎に1回と考えると、0、1,2,3・・・8回など)(図11)としたり、累積ml表示(例えば、容器本体の一回量相当目印6を200ccと決め一度飲む毎に200mlと考えると、0,200,400,600,800、・・・1800mlなど)(図12)、又はその両方(図13)の表示を表記してもよい。
また、自分仕様にカスタマイズできるように、目盛部5の表示を使用者に合わせたものにしてもいいし、使用者やその他の人が書き込めるようにしてもよい。
人間は、60キロ成人で最低一日に1.5l=1500mlを、水分を飲むことで摂取する必要があると言われている。よって、これ以上飲むことが目標である。そのため、例えば容器本体2の一回量相当目印6を200mlとすれば、表示の上限の数値は、ml表示の時には1500mlより多くなるように1600mlとし、回数表示の時には1500mlより多くなるように8回にして、それ以上飲むようにするのが望ましいが、設定時間や使い手の年齢や体形、運動量、環境により適正な水分摂取量になるよう上限の数値を変えてもよい。
気を付けることは、回転部7を飲む毎に回しやすい適度な硬さで、また本願発明を洗った
り触ったりしている時にも、指示部4が目盛部5を指し示し続けれるような構成にする必
要がある。そのため、図4では、飲料が入る容器本体2の底部に凸部8と、底部材3に凹
部9を、ともに回転部7側に設けている。凸部8は、凹部9に適度な硬さではめ込まれ、
手動で少し力を入れて回すと容器本体2と底部材3が回転するようなはまり具合にし、目
盛部5と指示部4とのずれをなくす構成である。容器本体2と底部材3が抜けないように
、図3で表しているように、容器本体2の底部を少し回転部7より少し広げながら底部材
3の中に納めるようにしたり、回転部7を工夫して、容器本体2の側壁の底部と底部材3
の上部がうまくはめ込める形状にしてとおくと、抜け落ちない。指示部4と目盛部5の表
示がずれず、可動時には動かせるような構成であり、容器本体2と底部材3が抜け落ちな
い方法であれば他の構成でもよい。
さらに、使用時間内に何度も洗ったり、病人や高齢者の使用もあるので、衛生的な材質で細部まで洗いやすく乾きやすい構成にする。目盛部5は、確認しやすい字体や大きさ表示を考えるなど、使い勝手の良いようにしておくとよい。
尚、本願発明の累積容量表示容器1は、持ち手21があってもなくてもよいが、持ち手21があった方が持ちやすく、飲料が熱い時でも手が熱くならない。
(2)使い方
1.指示部4が指し示す目盛部5を、一定時間の最初は0に合わせる。(一日の水分摂取
量を知るには、朝最初に飲む前に目盛部5の0に指示部4を合わせておくとよい。)
2.容器本体2の一回量相当目印6まで飲む毎に飲料を入れるようにする。
3.一度飲むごとに、指示部4又は目盛部5の可動部を一目盛動かすようにする。
4.飲む都度にその操作を繰り返すと、指示部4の示す目盛部5が現時点の水分累積摂取
量及び累積回数の少なくともいずれか一方となる。一定時間の途中でその時点の累積容量を確認しその後の適正な水分摂取につなげたり、一定時間の最終確認をし、水分累積摂取量が妥当だったかどうかを知ることができる。
(3)効果
一般的に、人はこまめな水分補給が大切であると言われているが、実際は適正に水分をと
っていない場合が多い。特に高齢者はのどの渇きを感じにくく、水分摂取を本人の感覚だ
けに頼るのは、熱中症が起こりやすい真夏など特に危険である。高齢者以外でも、災害避
難者や、仕事などで多忙な人、運動をする人など意識して水分をとる必要のある人が多い
。体内の水の働きは、体内不要物の排泄を助けたり、体温調節や、血液のどろどろを防ぐ
等重要な働きをする。そのため、いろいろな病気予防や災害避難時のエコノミー症候群の
予防など、適正な水分摂取は生きていくうえで不可欠なものである。しかしながら、実際
はのどの渇きを本人の感覚に頼っており、適正な水分摂取をしているかどうかはあやふや
であるのが現状である。本願発明は、簡単な構造で、飲む毎に一目盛動かす単純な行為だけで、容器一つで水分累積摂取量を目視確認でき、水分摂取の大切さの自覚も促すことができる。
一日の適性水分摂取量(体重や年齢、運動量などごとに違う)は、体重60キロの成人でおよそ3lで、食事で摂取される水分は平均でおよそ1日1.5lと言われるので、残りの1.5lを最低飲用水分で摂取する必要がある。(なお、水分は水に限らず、お茶やジュース、コーヒーでもよいが、一般的には水やお茶が推奨されている。誤飲防止のために少しとろみをつけたものも含まれる。)
本願発明は、一定時間内の水分累積摂取量がわかるように目盛部5の目盛の上限を、適正一定時間累積容量(又は累積回数)あたりにしている。例えば、一定時間を一日と考えると、目盛部5の上限を上記で記載したように1.6l前後(又は8回)にする。一日の途中で指示部4の指し示す目盛を目視確認し、一日の適正水分摂取量のどのあたりかを意識して飲むことができるので、その後の水分摂取の増減につなげたり、一日の終わりに水分摂取量が足りているかを目視確認して、水分摂取の自覚を持つことができる。
容器本体2に飲料の一回量相当目印6及び計量用目盛の少なくともいずれか一方を有することで、より正確に一定時間の水分累積摂取量を目視確認することができる。従来どおりの一回ごとの計量容器としても使用できる。
本願発明の累積容量表示容器1を、洗いやすい衛生的な材質で作り、指示部4と目盛部5がずれずに示し続けれる構成(例えば図4,10など)にすると、一定時間の途中に累積容量表示容器1を洗っても、累積容量を引き続き記録していける。
目盛部5に一定時間の適性水分累積摂取量の範囲を色付けするなど工夫すると、水分摂取の調節がしやすい。例えば、一定時間を一日と考えると、一日の適正水分摂取量と言われる目盛部5の1.5l付近に適正を示す色を着色し、一日の半分の正午ごろはその半分の0.75l付近に違う色で着色しておくと、正午ごろや一日の終わりごろに水分摂取量が足りているかどうかの確認がしやすく、その後の水分量の増減調節につなげることができる。
本願発明は一定時間内の水分累積摂取量を、一定時間の途中にも知ることができる。最初に目盛部5の0に指示部を合わせ、その後飲む毎に可動部である目盛部5又は指示部4を一目盛動かす度に毎回水分累積摂取量を確認でき、その後の増減調節をすることができる。
また、一定時間が終わればその一定時間の最終水分累積摂取量を確認し、また次回の使用に備え、指示部4を目盛部5の0に戻す。その一連の動作と確認を毎回行うことで、水分が十分とれているかを自覚し、水分摂取の大切さを知り、しいては病気予防などにつなげることができる。
目盛部5を備える底部材3が裾広がりなので累積容量表示容器1が安定しやすく、目盛部5に指示部4を合わすときに手でつかめ回転させやすい。目盛部5が上を向いているので表示が見やすく、水分累積摂取量を確認しやすい。
〈第2実施形態〉
(1)構成
図5は、回転部7を設けず、容器本体2と底部材3が一体になった形状である。裾広がり
になっている底部材3の上に、ドーナツ状の目盛部5を設け、そこが回転する構成である。底部材3の本体容器2側で、目盛部5との間の隙間に固定した指示部4を設け、目盛部5を回転することで、指示部4が目盛部5を指し示し、水分累積摂取量が確認できる。
(2)使い方
使い方は第1実施形態と同様である。目盛部5の取り付け位置と回転する場所が異なって
おり、第1実施形態は底部材3全体を回転させて目盛を合わせるのに対し、第2実施形態は、底部材3の一部に設けられている目盛部5だけを回転させ指示部4に合わせることとなる。
(3)効果
第1実施形態と違い回転部7がないので、簡単な作りで費用が抑えられ、洗いやすい構造
となっている。形状と表示の仕方以外は、第1実施形態と同様である。
〈第3実施形態〉
(1)構成
図6は、目盛部5が容器本体2の側壁の外面に横方向に巻き付くように設けられている。持ち手21の90度あたりに、目盛部5のちょうど上に固定した指示部4を設けている。目盛部5が回動して指示部4で指し示すように構成されている。持ち手21の90度あたりの指示部4は、利き手に合わせて数値が見やすい位置で配置するのがふさわしい。
(2)使い方
使い方は、容器本体2の側壁の外面に巻き付いた目盛部5が回動して指示部4に合わせる以外は、第1実施形態と同様である。
(3)効果
目盛部5が容器本体2の側壁の外面に巻き付き外周を使っているので、表示を大きく見えやすくでき、大きな目盛部5や指示部4を備えることができる。目盛部5を手で握って回動しやすい。形状と表示の仕方以外は第1実施形態と同様である。
〈第4実施形態〉
(1)構成
図7は、目盛部5が容器本体2の側壁の外面に横方向に一周するように設けられており、その目盛部5を覆うように表示窓10を有する部分リング状体11を設け、部分リング状体11と表示窓10が回動し、表示窓10から覗く目盛部5を選択できる。形状や表示以外は第1実施形態と同様である。
(2)使い方
使い方は、表示窓10から水分累積摂取量及び累積回数の少なくともいずれか一方を確認すること以外は第1実施形態と同様である。
(3)効果
表示窓10から目盛部5の水分累積摂取量及び累積回数の少なくともいずれか一方のみが見えるので、確認しやすい。また、表示窓10や目盛の表示を大きくすると数値が読み取りやすく、表示窓10に合わせやすい。形状と表示の仕方以外は第1実施形態と同様である。
〈第5実施形態〉
(1)構成
図8は容器本体2の側壁の外面に縦方向に、縦の溝12を有する目盛部5と、溝12に沿って往復動可能に配置されている指示部4を備えている。溝12に、図10の様に溝12の横から突起8を設け、指示部4をヨーヨー状の丸い板状のものの間に少し小さめの丸い板状のものを挟んだ形状にし、小さめの丸い板状の横に突起8が引っかかるが、手動では動くほどの硬さで、溝12を往復可能で移動できるような構成にする。指示部4と目盛部5を、利き手で持って見えやすい持ち手21の90度くらいのところに縦方向に備えるのが望ましい。その場合、飲む時に邪魔にならない位置に備える。
(使い方)
形状と表示の仕方以外は、第1実施形態と同じ。縦に往復動可能な指示部4を飲む毎に一
目盛動かす。
(効果)
目盛部5が容器本体2の側壁の外面の縦の寸法より短めなので、目盛部5がコンパクトである。飲む位置からずらせば、飲む際に邪魔になりにくい。
最終適正水分累積摂取量の数値が見えるので、現時点の水分累積摂取量の多少が一目瞭然に確認できるため、それ以後の水分摂取の調節がしやすい。形状と表示の仕方以外は第1実施形態と同様である。
〈第6実施形態〉
(1)構成
図9は、持ち手21の外側面に、第5実施形態と同様に、縦方向に目盛部5に沿って溝12で往復動可能に配置されている指示部4を備える。形状や表示以外は第1実施形態と同様である。
(2)使い方
使い方は第5実施形態と同様である。持ち手21にあるため親指で操作できる。
(3)効果
持ち手21に目盛部5と指示部4があるので、飲む時に必ず触り、飲む毎に一目盛動か
すことを忘れない。形状と表示の仕方以外は第1実施形態と同様である。
〈第7実施形態〉
(1)構成
図11から図13は、図8や図9と同じような構成で、目盛部5や指示部4が、単体で表示体になったものである。表示体を取り付ける時は、容器本体2を洗ったりして粘着力が落ちないような強力なものがいいが、衛生面でも注意した材質を使う必要がある。又、容器本体2に貼り付ける以外の取り付け方でもよい。
図11は、水分累積摂取回数の目盛付き(回数表示)。往復動可能な指示部4を設ける。
図12は、水分累積摂取量の目盛付き(ml表示)。往復動可能な指示部4を設ける。
図13は、水分累積摂取回数(回数表示)と水分累積摂取量(ml表示)の両方の目盛り付き。往復動可能な指示部4を設ける。
目盛部5や指示部4が、単体で表示体になるならば、その他の表示方法でもよい。
(2)使い方
使用前に、使用する累積容量表示容器1の適切な場所をきれいに拭き、第7実施形態の表示体をしっかり貼るか取り付ける。その場所は飲む際に口に当たらず、確認しやすい場所が望ましい。その他は第5や第6実施形態と使い方は同じ。
(3)効果
表示体にすることで、普段使っている容器に貼ったり取り付けたりして使用することができる。愛着のある容器で水分累積摂取量を測れるので、本願発明を使って水分摂取を意識して継続しやすい。また、表示体だけを購入することになるので、安価である。形状と表示の仕方、表示体である以外は、第1実施形態と同様である。
(その他の実施形態)
一回量相当目印6及び計量用目盛の少なくともいずれか一方は、第1実施形態から第6実施形態までは容器本体2の側壁の内面に表示しているが、場合によっては外面に設けても、確認しやすい所であればその他の場所に設けてもよい。
飲み残しをして水分累積摂取量が不確かにならないように、必ず飲み干してからでないと
、目盛部5又は指示部4の可動部を動かせないようにすることもできる。容器本体2の裏の底にあたるところに目盛部5と指示部4とを設け、飲み干して空っぽになった容器本体2を逆さにし底を上にしてからでないと、可動できないような仕組みにする。すべて飲み干すことで、正確に水分累積摂取量を把握でき、可動し忘れを防ぐことができる。
表示の仕方を指示部4が目盛部5を示す他に、目盛部5の目盛部分を押すことで色が変わ
って指示部4代わりにしたり、どこか一か所を指で押さえるごとに累積容量の数字が次々変わっていく構造にしたリ、累積容量が目視確認できれば、その他の表示方法でもよい。
水分摂取やアルコール摂取を制限されている人もいる。その場合は、目盛部5の表示の数字を逆にし、目盛部5又は指示部4の可動部を、一目盛動かすと指し示す数字が減るようにする。すると、「あと何杯飲める」か、「もう飲めない」かをはっきり自覚でき、その後の飲料摂取に活かせると同時に、看護者や介護者など、他の人も確認しやすい。その際には、必ず減数するようにした方がいいので、増数防止の機構を設けてもよい。
また、水や液体、ゾル以外でも、小麦粉など粉体の被計量物を、使うごとに一目盛動かし、累積容量を記録できるようにしてもよい。他にも、土木作業時のコンクリートの粉体など、累積容量を測れる被計量物なら、その他のものでも可能である。その場合は、表示を被計量物にあった、単位にするとよい。
これから超高齢化に向かい、高齢者や障がい者も働く機会が増えてくる。作業時のうっかりミスや記憶間違いなく仕事をするためのツールとして、今後活用が期待できる。
累積容量表示容器1は、被計量物の内容により、カップ以外にバケツでも、その他の被計量物にあった容器でもよい。
1 累積容量表示容器
2 容器本体
21 持ち手
3 底部材
4 指示部
5 目盛部
6 一回量相当目印
7 回転部
8 凸部
9 凹部
10 表示窓
11 部分リング状体
12 溝




Claims (4)

  1. 被計量物を入れることができる容器本体と、被計量物の累積容量を記録するための、目盛部と前記目盛部を示す指示部とを備え、裾が広がった底部材に前記目盛部が配置されていることを特徴とする累積容量表示容器。
  2. 被計量物を入れることができる容器本体と、被計量物の累積容量を記録するための、目盛部と前記目盛部を示す指示部と、を持ち手に備えていることを特徴とする累積容量表示容器。
  3. 前記目盛部と前記指示部とは、相対移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の累積容量表示容器。
  4. 前記容器本体に、被計量物の一回量相当目印及び計量用目盛の少なくともいずれか一方を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の累積容量表示容器。

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