JP6310355B2 - 流量抵抗ノズル - Google Patents
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Description
外周面にネジが切られた軸部と、その軸部の一端にその軸部の外径より大きい径を有するボディとを同軸心に有し、上記軸部と上記ボディの軸心を連通して貫通する導通穴が形成されたホルダーと、上記導通穴は上記ボディ側における小径穴部と、上記小径穴部より上記軸部側において上記小径穴部の内径より径が拡大された大径穴部とを同軸心に有し、上記小径穴部と上記大径穴部の境界に軸心と垂直な面を有する段部が形成されており、上記小径穴部の内周面にはネジが切られており、
上記小径穴部に螺合されたネジ部と上記大径穴部に配置された上記ネジ部より大の外径を有する頭部とを一体に有し、上記ネジ部と上記頭部を通って軸心に貫通孔が形成された雄ネジと、上記貫通孔に挿通され、一端が上記ネジ部から突出し、他端が上記貫通孔内に位置する細管とを有するネジ型ノズルと、上記細管の外周面と上記貫通孔の内周面は互いに気密に固定されており、上記細管は、所定の流量となるよう上記ネジ部から突出した部分において潰されており、
上記頭部と上記導通穴の上記段部との間に挟まれたシールパッキングと、
を含むことを特徴とする。
以下にこの発明の第1実施例に係る流量抵抗ノズルを説明する。図1Aは流量抵抗ノズルの側面を示し、図1Bは図1Aにおいて図1Cを参照して後述するフィルタ52とフィルタ押え54を外したときの正面を示し、図1Cは図1Aにおける軸心に沿った断面を示す。流量抵抗ノズルはホルダー30と、ホルダー30内に装着されるネジ型ノズル40と、シールパッキング51と、フィルタ52と、フィルタ押え54を含む。必要に応じて更にホースジョイント60とパッキング64を含んでもよい。
図4はこの発明による流量抵抗ノズルの第2実施例を示す。前述の第1実施例による流量抵抗ノズルにおいては、加圧気体の供給側はフィルタ52が設けられているホルダー30の軸部33側に限定されるが、第2実施例の流量抵抗ノズルにおいては、細管42の突出端部側にもフィルタを設けることによりホースジョイント60側から加圧気体を供給する場合にも使用可能とされている。図4に示すようにホルダー30の円柱部31における導通穴31b内にスペーサリング71を挿入し、スペーサリング71の内径より大きな外径を有するフィルタ72を細管42の突出先端と間隔をあけて対向するよう装着し、フィルタ72の、スペーサリング71と反対側を弾性O−リング73を介してホースジョイント60の先端で押圧して固定する。スペーサリング71は細管42の突出先端とフィルタ72との間隔を所定に保つためのものである。その他の構成は第1実施例の場合と同様なので説明を省略する。この第2実施例に拠れば、空圧源が負圧の場合、ホースジョイント60側から流量抵抗ノズルに流入する気体に含まれる塵埃をフィルタ72で除去することにより細管42の細孔42h(図2A参照)の内壁に塵埃が付着するのを防ぐことができる。
前述の第1及び第2実施例の流量抵抗ノズルにおいては、ホルダー30が一体に形成されている場合を示したが、ホルダーを2つのホルダー部により構成した流量抵抗ノズルの実施例を図5に示す。
図5の第3実施例においては、フィルタ52は導通穴32Ab内の軸部Aが位置する領域に配置されているため、軸部33Aの外径はフィルタ52の外径より十分大きくする必要があり、小径の軸部33Aを有する流量抵抗ノズルを構成することは難しい。図1Cの実施例においても同様のことが言える。図6の第4実施例は外径の小さい軸部を有する流量抵抗ノズルの構成を可能とするものである。軸部33Aの導通穴(縮小穴部)33Abはネジ型ノズル40の頭部41H(図2A参照)の外径、及びフィルタ52の外径より小さく、その導通穴33Abは基部312A内、より詳しくは六角頭部32A内において内径が頭部41Hの外径及びフィルタ52の外径よりわずかに大に拡大された導通穴32Ab1とされている。以下は図5の実施例と同様に導通穴32Ab1は六角頭部32A内で更に内径が拡大された収容穴32Ab2とされている。導通穴32Ab1が図5における導通穴33Abに相当し、図6における収容穴32Ab2が図5における収容穴32Abに相当する。導通穴33Abと、拡大された導通穴32Ab1との境界に段部33Asが形成されており、その段部33Asに対接してO−リング53が導通穴32Ab1内に装着され、そのO−リング53と対接してフィルタ52が装着されている。
以上説明した全ての実施例に当てはまるこの発明の基本的構成を、図7を参照して説明する。この発明による流量抵抗ノズルはボディ312と軸部33を有するホルダー30と、ネジ型ノズル40と、シールパッキング51とを含んでいる。ネジ型ノズル40は図2Aに示すように雄ネジ41の中心軸を通って貫通する貫通孔41hに細管42を挿通させ、貫通孔41hの内周面と細管42の外周面間を気密固定したものであり、その状態で所定の気体圧で所定の流量となるようネジ部41Sから突出した部分が予め潰されている。ホルダー30には軸部33とボディ312を貫通して導通穴30bが形成されており、その導通穴30bはボディ312側においてネジ型ノズルのネジ部41Sが螺合されるネジが内周面に切られた小径穴部30b1と、それより軸部33側において小径穴部30b1より内径が大とされ、ネジ型ノズルの頭部41Hを収容する大径穴部30b2を含んでいる。小径穴部30b1と大径穴部30b2の境界に形成された段部32sと、ネジ型ノズル40の頭部41Hとの間にシールパッキング51が挟まれている。
4:シール材
7:シール押え
12:台座
13:金属ブロック
16:保護管
17:フィルタ
30:ホルダー
30b:導通穴
30A:外側ホルダー部
30B:内側ホルダー部
312:ボディ
32:六角頭部
33:軸部
32s:段部
40:ネジ型ノズル
41:雄ネジ
41h:貫通孔
41c:十字穴
41H:頭部
42:細管
43:接着材
51:シールパッキング
52:フィルタ
54:フィルタ押え
60:ホースジョイント
72:フィルタ
Claims (5)
- ホルダーと、
ネジ型ノズルと、
シールパッキングと、
を含み、
上記ホルダーは、外周面にネジが切られた軸部と、その軸部の一端にその軸部の外径より大きい径を有するボディと、を同軸心に有しており、
上記ホルダーに、上記軸部と上記ボディの軸心を連通して貫通する導通穴が形成されており、
上記導通穴は、上記ボディ側における小径穴部と、上記小径穴部より上記軸部側において上記小径穴部の内径より径が拡大された大径穴部と、を同軸心に有しており、
上記小径穴部と上記大径穴部の境界に軸心と垂直な面を有する段部が形成されており、
上記小径穴部の内周面にはネジが切られており、
上記ホルダーは、外側ホルダー部と、内側ホルダー部と、O−リングと、を含み、
上記外側ホルダー部は、上記軸部と、上記軸部の一端に形成されそれより径が大の基部と、を一体に有しており、
上記外側ホルダー部に、上記大径穴部と、上記基部内において上記大径穴部の上記軸部と反対側端で径が拡大された第1拡大穴部と、上記第1拡大穴部の上記軸部と反対側端で径が更に拡大され、上記基部の上記軸部と反対側端まで延長し、内周面にネジが切られた第2拡大穴部と、が同軸心で形成されており、
上記内側ホルダー部は、上記第1拡大穴部の内径より小さく、上記大径穴部の内径より大の外径を有し、上記第1拡大穴部に挿入され、軸心に上記小径穴部が形成された円柱部と、上記円柱部の、上記軸部と反対側端で外径が拡大され、外周面に上記第2拡大穴部に螺合するネジが切られ、上記小径穴部と同軸心に連通する穴が形成された大径ネジ部と、を有しており、
上記O−リングは、上記円柱部の外周面に形成された環状溝に装着され、上記円柱部の外周面と上記第1拡大穴部の内周面との間を気密にしており、
上記基部と上記内側ホルダー部が上記ボディを構成しており、
上記円柱部の上記大径穴部の側端面が上記段部を構成しており、
上記ネジ型ノズルは、上記小径穴部に螺合されたネジ部と上記大径穴部に配置された上記ネジ部より大の外径を有する頭部とを一体に有し、上記ネジ部と上記頭部を通って軸心に貫通孔が形成された雄ネジと、上記貫通孔に挿通され、一端が上記ネジ部から突出し、他端が上記貫通孔内に位置する細管と、を有しており、
上記細管の外周面と上記貫通孔の内周面は互いに気密に固定されており、
上記細管は、所定の流量となるよう上記ネジ部から突出した部分において潰されており、
上記シールパッキングは、上記頭部と上記導通穴の上記段部との間に挟まれている
ことを特徴とする流量抵抗ノズル。 - 請求項1に記載の流量抵抗ノズルにおいて、
上記大径穴部内に、上記頭部と対向して装着されたフィルタが設けられており、
上記大径穴部は、上記軸部の先端まで延長されており、
上記フィルタの上記頭部と反対側にて、フィルタ押えが上記大径穴部に装着されている
ことを特徴とする流量抵抗ノズル。 - 請求項1に記載の流量抵抗ノズルにおいて、
上記大径穴部内に、上記頭部と対向して装着されたフィルタが設けられており、
上記大径穴部は、上記フィルタの上記ネジ型ノズルと反対側において内径が上記フィルタの外径より小とされて上記軸部の先端まで伸びた縮小穴部と連通しており、
上記大径穴部と上記縮小穴部の境界は上記基部内に位置する
ことを特徴とする流量抵抗ノズル。 - 請求項1に記載の流量抵抗ノズルにおいて、
上記ボディ側の上記導通穴の径は、その軸方向中間部から上記ボディの上記軸部と反対側端に亘って、上記小径穴部より大とされており、
上記ボディ側の径が大とされた導通穴内に、上記細管の突出端と間隔をあけて対向するように装着されたフィルタを更に含む
ことを特徴とする流量抵抗ノズル。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の流量抵抗ノズルにおいて、
上記細管の外周面と上記貫通孔の内周面は接着剤により互いに気密に固定されている
ことを特徴とする流量抵抗ノズル。
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