JP6309662B1 - 飲料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料を吐出させるための吐出口を殺菌及び消毒することができ、衛生状態を容易に維持することができる飲料供給装置を提供する。【解決手段】装置本体1と、所定量の飲料を収容する収容手段2と、所定の操作によって収容手段2で収容された飲料を任意の量だけ吐出させ得る吐出手段(3、4)と、吐出手段の少なくとも吐出口(3b、4b)を覆って外気から遮蔽可能な遮蔽状態と、当該吐出手段の少なくとも吐出口(3b、4b)を外部に開放させた開放状態とを切り替え可能な蓋部材Hとを具備した飲料供給装置において、オゾンを生成し得るオゾン生成手段5を具備し、当該オゾン生成手段5で生成されたオゾンを蓋部材Hで覆われた空間S内に導入可能とされたものである。【選択図】図2

Description

本発明は、所定の操作によって収容手段で収容された飲料を任意の量だけ吐出させて提供し得る飲料供給装置に関するものである。
近時において、任意の量の飲料水などを提供するウォータサーバなどの飲料供給装置が普及しつつある。かかる飲料供給装置は、例えば特許文献1等にて開示されているように、飲料水を収容した収容手段(ボトルや袋体等)を装置本体に取り付け、コック等に対する任意操作によって吐出口から任意の量だけ飲料水を吐出させるとともに、収容手段内の飲料水が不足した場合、当該収容手段を装置本体から取り外し、新たな収容手段に交換可能とされている。
特開2016−84159号公報
しかしながら、上記従来技術においては、使用の有無に限らず吐出口が外気に曝された状態となっているので、長期使用しない場合や室内衛生環境が悪い場合など、カビや雑菌等が吐出口及びその近傍に繁殖する可能性があり、十分な衛生状態を維持するのが困難とされていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、飲料を吐出させるための吐出口を殺菌及び消毒することができ、衛生状態を容易に維持することができる飲料供給装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、装置本体と、所定量の飲料を収容する収容手段と、所定の操作によって前記収容手段で収容された飲料を任意の量だけ吐出させ得る吐出手段と、前記吐出手段の少なくとも吐出口を覆って外気から遮蔽可能な遮蔽状態と、当該吐出手段の少なくとも吐出口を外部に開放させた開放状態とを切り替え可能な蓋部材とを具備した飲料供給装置において、オゾンを生成し得るオゾン生成手段と、前記オゾン生成手段で生成されたオゾンを前記蓋部材で覆われた遮蔽状態の空間内に導入させるためのオゾン用ポンプと、前記蓋部材の開閉を検出し得る検出手段とを具備し、当該検出手段で前記蓋部材が遮蔽状態であることを検出したときに限り、前記オゾン用ポンプを連続的又は間欠的に駆動させることにより、前記オゾン生成手段で生成されたオゾンを前記蓋部材で覆われた空間内に導入可能とされたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の飲料供給装置において、前記蓋部材は、前記装置本体に対して揺動又はスライドして開閉することにより前記遮蔽状態と開放状態とを切り替え可能とされたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の飲料供給装置において、前記オゾン用ポンプを連続的又は間欠的に駆動させることによって、前記オゾン生成手段で生成されたオゾンを前記吐出手段から飲料を吐出させる吐出流路内に導入し、当該吐出流路を介して前記蓋部材で覆われた遮蔽状態の空間内に導入させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、オゾンを生成し得るオゾン生成手段を具備し、当該オゾン生成手段で生成されたオゾンを蓋部材で覆われた空間内に導入可能とされたので、飲料を吐出させるための吐出口を殺菌及び消毒することができ、衛生状態を容易に維持することができる。特に、蓋部材で吐出手段の吐出口が覆われた遮蔽状態の空間にオゾンを導入するので、オゾンによる吐出口の殺菌及び消毒をより効率的且つ確実に行わせることができる。
また、オゾン生成手段で生成されたオゾンを蓋部材で覆われた遮蔽状態の空間内に導入させるためのオゾン用ポンプを具備するとともに、当該オゾン用ポンプを連続的又は間欠的に駆動させるので、装置構成や吐出手段の配設位置等に応じてオゾンを適宜タイミングで送り込むことができ、吐出口の殺菌消毒をより効率的に発揮させることができる。
さらに、蓋部材の開閉を検出し得る検出手段を具備し、当該検出手段で蓋部材が遮蔽状態であることを検出したときに限り、オゾン用ポンプを駆動させるので、蓋部材が開放状態のときオゾンを導入して周囲に放散してしまうのを確実に防止でき、効果的にオゾンによる殺菌消毒を行わせることができる。
請求項2の発明によれば、蓋部材は、装置本体に対して揺動又はスライドして開閉することにより遮蔽状態と開放状態とを切り替え可能とされたので、蓋部材の開閉を容易に行わせることができる。
請求項の発明によれば、オゾン生成手段で生成されたオゾンを吐出手段から飲料を吐出させる吐出流路内に導入し、当該吐出流路を介して蓋部材で覆われた遮蔽状態の空間内に導入させるためのオゾン用ポンプを具備するとともに、当該オゾン用ポンプを連続的又は間欠的に駆動させるので、吐出口に加え、吐出流路内の殺菌消毒を確実に行わせることができる。
本発明の実施形態に係る飲料供給装置を示す外観図(蓋部材が遮蔽状態)であって(a)収容手段を取り付けた状態(b)収容手段を取り外した状態を示す模式図 同飲料供給装置の内部構成を示す模式図 同飲料供給装置における収容手段内に空気が導入される様子を示す模式図 同飲料供給装置における開放状態の蓋部材を示す模式図 本発明の他の実施形態に係る飲料供給装置の内部構成を示す模式図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る飲料供給装置は、飲料(飲料水)としての温水及び冷水を任意量だけ提供可能なウォータサーバに適用されたもので、図1、2に示すように、装置本体1と、所定量の飲料を収容する収容手段2と、冷水用の吐出手段3と、温水用の吐出手段4と、オゾン生成手段5と、オゾン用ポンプ6と、冷水用の内部タンクT1と、温水用の内部タンクT2とを主に有して構成されている。
装置本体1は、本飲料供給装置の筐体を構成するもので、その上部には、収容手段2を取り付け可能な取付部1aが形成されるとともに、正面には、冷水用の吐出手段3及び温水用の吐出手段4が取り付けられる凹部1bが形成されている。収容手段2は、所定量の飲料が収容されたボトル(容器)から成るもので、その吐出口2aが下方を向いた状態(図2参照)にて装置本体1の取付部1aに取り付けられ、内部の飲料を自重にて下方に導出可能とされている。
また、収容手段2内の飲料がなくなった場合、その収容手段2を取付部1aから取り外し、内部に飲料が充填された新しい収容手段2を取付部1aに取り付けることにより交換可能とされている。なお、本実施形態に係る収容手段2は、比較的硬質の樹脂で成形されたボトルから成るものとされているが、比較的軟質の樹脂で成形された可撓性の袋体から成るものとしてもよい。
装置本体1の内部には、冷水用の内部タンクT1及び温水用の内部タンクT2が配設されている。冷却用の内部タンクT1は、導入流路L1を介して収容手段2と連通されるとともに、吐出流路L3を介して吐出手段3と連通され、取付部1aに取り付けられた収容手段2内の飲料を所定量導入して収容しつつ吐出手段3から吐出可能とされている。また、冷却用の内部タンクT1は、コンプレッサ10及び放熱板11と接続された冷却装置9を具備しており、収容手段2から導入した飲料水を所定温度に冷却し、その冷水を所定容量収容し得るものとされている。
温水用の内部タンクT2は、セパレータL2aを有する連結流路L2を介して冷却用の内部タンクT1と接続されるとともに、吐出流路L4を介して吐出手段4と連通され、取付部1aに取り付けられた収容手段2内の飲料を冷却用の内部タンクT1を介して所定量導入して収容しつつ吐出手段4から吐出可能とされている。また、温水用の内部タンクT2は、ヒータ12を具備しており、収容手段2から導入した飲料水を所定温度に加熱し、その温水を所定容量収容し得るものとされている。
吐出手段3は、所定の操作によって収容手段2で収容された飲料水のうち冷水用のタンクT1内の冷水を任意の量だけ吐出口3bから吐出させ得るもので、本実施形態においては、操作手段としてコック3a(手動の閉止手段)を具備している。すなわち、コック3aを揺動操作することにより、冷水用の内部タンクT1内の冷水が吐出流路L3から流出され、吐出口3bから吐出するので、当該吐出口3bの下方にコップ等の容器を保持しておくことにより、その容器内に冷水を提供することができるのである。なお、操作手段は、コック3aに限らず、手動操作可能な他の形態のもの或いは電動操作可能なもの等であってもよい。
吐出手段4は、所定の操作によって収容手段2で収容された飲料水のうち温水用のタンクT2内の温水を任意の量だけ吐出口4bから吐出させ得るもので、本実施形態においては、操作手段としてコック4a(手動の閉止手段)を具備している。すなわち、コック4aを揺動操作することにより、温水用の内部タンクT2内の温水が吐出流路L4から流出され、吐出口4bから吐出するので、当該吐出口4bの下方にコップ等の容器を保持しておくことにより、その容器内に温水を提供することができるのである。なお、操作手段は、コック4aに限らず、手動操作可能な他の形態のもの或いは電動操作可能なもの等であってもよい。
さらに、本実施形態に係る冷却用の内部タンクT1には、吐出手段(冷水用の吐出手段3又は温水用の吐出手段4)で吐出した飲料水と略同等体積分の空気を収容手段2内に導入可能な空気取り入れ部7が形成されており、その空気取り入れ部7の開口部には、エアフィルタ8が取り付けられている。しかして、冷水用の吐出手段3又は温水用の吐出手段4から冷水又は温水が吐出されると、その吐出分だけエアフィルタ8で異物が捕捉された空気(外気)が収容手段2内に導入されるので、図3に示すように、導入された空気は、収容手段2内の液体層A(飲料)内で気泡となって上昇し、空気層B内に至ることとなる。
またさらに、装置本体1には、正面の凹部1bを閉状態とすることにより吐出手段(冷水用の吐出手段3又は温水用の吐出手段4)の少なくとも吐出口(3b、4b)を覆って外気から遮蔽可能な遮蔽状態(図1、2参照)と、正面の凹部1bを開状態とすることにより当該吐出手段(冷水用の吐出手段3又は温水用の吐出手段4)の少なくとも吐出口(3b、4b)を外部に開放させた開放状態(図4参照)とを切り替え可能な蓋部材Hが取り付けられている。
かかる蓋部材Hは、装置本体1に対して揺動又はスライドして開閉することにより遮蔽状態と開放状態とが切り替え可能な揺動扉又はスライド扉等から成り、図4に示すように、当該蓋部材Hを開放状態とすることにより、吐出口(3b、4b)の下方にコップ等の容器を載置可能とするとともに、吐出手段(3、4)のコック(3a、4a)を揺動操作することが可能とされる。また、蓋部材Hを遮蔽状態とすることにより、装置本体1の凹部1bにおいて蓋部材Hで覆われた空間Sを外気から遮蔽された略密閉空間とすることができる。
ここで、本実施形態においては、オゾンを生成し得るオゾン生成手段5を具備し、当該オゾン生成手段5で生成されたオゾンを蓋部材Hで覆われた空間S内に導入可能とされている。具体的には、本実施形態においては、空間Sに接続されたオゾン流路L5を有するとともに、そのオゾン流路L5にオゾン生成手段5及びオゾン用ポンプ6がそれぞれ取り付けられている。そして、オゾン用ポンプ6を駆動させることにより、オゾン生成手段5で生成されたオゾンがオゾン流路L5を介して空間S内に導入されるようになっている。
オゾン生成手段5は、装置本体1内においてオゾン(O)を生成し得るもので、例えば無声放電方式によるもの、コロナ放電方式によるもの、或いはいくつかの放電方式を組み合わせた複合放電方式によるもの等を用いることができる。具体的には、対向した2つの電極間に誘電体を置き、電極間に数千サイクルの交流高電圧を印加して放電(無声放電)を生じさせるとともに、電極間のギャップに空気(又は高濃度の酸素)を流通させるものが挙げられる。この場合、放電による加速電子の働きにより、酸素分子の一部が2つの酸素原子に解離し、その解離した酸素原子が他の酸素分子と反応してオゾンが生成されることとなる。
なお、放電方式とは異なる他の形態のオゾン生成手段5としてもよく、例えば紫外線ランプを用いる光化学化学法によりオゾンを生成可能なもの、電気分解を用いる電解法によりオゾンを生成可能なもの、活性炭を用いて吸着分解させる活性炭吸着分解法によりオゾンを生成可能なもの等としてもよい。このようなオゾン生成手段5にて生成したオゾンは、微生物(細菌、真菌など)や臭気物質に作用して、殺菌消毒及び脱臭の他、色素類の脱色も可能とされている。
オゾン用ポンプ6は、オゾン生成手段5で生成されたオゾンを蓋部材Hで覆われた遮蔽状態の空間S内に導入させるためのポンプから成り、本飲料供給装置が稼働中において、連続的又は間欠的に駆動するようになっている。なお、オゾン用ポンプ6を適宜駆動又は停止させるようにしてもよく、例えば蓋部材Hの開閉を検出し得るセンサ等から成る検出手段を具備し、当該検出手段で蓋部材Hが遮蔽状態のときに限り、オゾン用ポンプ6を駆動させるようにしてもよい。
上記実施形態によれば、オゾンを生成し得るオゾン生成手段5を具備し、当該オゾン生成手段5で生成されたオゾンを蓋部材Hで覆われた空間S内に導入可能とされたので、飲料水を吐出させるための吐出口(3b、4b)を殺菌及び消毒することができ、衛生状態を容易に維持することができる。また、本実施形態においては、吐出口(3b、4b)に加え、吐出口(3b、4b)からコック(3a、4b)にて閉止される部位までの間の流路の殺菌及び消毒を併せて行うことができる。
特に、蓋部材Hで吐出手段(冷水用の吐出手段3又は温水用の吐出手段4)の吐出口(3b、4b)が覆われた遮蔽状態の空間Sにオゾンを導入するので、オゾンによる吐出口(3b、4b)の殺菌及び消毒をより効率的且つ確実に行わせることができる。なお、オゾン生成手段5或いはオゾン用ポンプ6は、装置本体1の内部に設置されるものに限らず、装置本体1の外部に設置して空間S内にオゾンを導入可能なものとしてもよい。
また、蓋部材Hは、装置本体1に対して揺動又はスライドして開閉することにより遮蔽状態と開放状態とを切り替え可能とされたので、蓋部材Hの開閉を容易に行わせることができる。またさらに、蓋部材Hの開閉を検出し得る検出手段を具備し、当該検出手段で蓋部材が遮蔽状態のときに限り、オゾン用ポンプ6を駆動させるようにすれば、蓋部材Hが開放状態のときオゾンを導入して周囲に放散してしまうのを確実に防止でき、効果的にオゾンによる殺菌消毒を行わせることができる。
さらに、オゾン生成手段5で生成されたオゾンを蓋部材Hで覆われた遮蔽状態の空間S内に導入させるためのオゾン用ポンプ6を具備するとともに、当該オゾン用ポンプ6を連続的又は間欠的に駆動させるので、装置構成や吐出手段(冷水用の吐出手段3又は温水用の吐出手段4)の配設位置等に応じてオゾンを適宜タイミングで送り込む(例えば、空間Sの容量が大きい場合は連続的にオゾンを送り込み、容量が小さい場合は間欠的にオゾンを送り込む等)ことができ、吐出口の殺菌消毒をより効率的に発揮させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されず、オゾンの供給部位は、他の適当な部位であってもよく、例えば図5に示すように、オゾン生成手段5及びオゾン用ポンプ6が配設されたオゾン流路L5を吐出手段(冷水用の吐出手段3又は温水用の吐出手段4)から飲料を吐出させる吐出流路(L3、L4)に接続して構成してもよい。かかる他の実施形態の場合、所定の操作により開閉可能な電磁弁V1、V2が吐出流路L3、L4にそれぞれ配設されており、これら電磁弁V1、V2より下流側(吐出口(3b、4b側)の流路にオゾン流路L5が接続されている。
このような他の実施形態においては、オゾン用ポンプ6を駆動させることにより、オゾン生成手段5で生成されたオゾンを吐出手段(冷水用の吐出手段3又は温水用の吐出手段4)から飲料を吐出させる吐出流路(L3、L4)内に導入し、当該吐出流路(L3、L4)を介して蓋部材Hで覆われた遮蔽状態の空間S内に導入させるとともに、当該オゾン用ポンプを連続的又は間欠的に駆動させるようになっている。これにより、吐出口(3b、4b)に加え、吐出流路(L3、L4)内の殺菌消毒を確実に行わせることができる。
また、本実施形態においては、冷却用の内部タンクT1及び温水用の内部タンクT2を有し、それぞれに冷水用の吐出手段3及び温水用の吐出手段4がそれぞれ形成された飲料供給装置に適用されているが、何れか一方の内部タンク及び吐出手段のみ形成された飲料供給装置に適用してもよい。なお、収容手段2は、交換式のものに限らず、装置本体1に固定され、内部の飲料水を補充可能なものとしてもよい。
さらに、本実施形態においては収容手段2内に飲料水を収容したものとされているが、例えば珈琲やお茶等の他の飲料を収容したものとし、これら他の飲料を提供し得る飲料供給装置としてもよい。またさらに、本実施形態において、収容手段2の上下を反転し、吐出口2aを下方に向けて装置本体1に取り付けられるよう構成されているが、吐出口2aを上方に向けたまま収容手段2を取り付けて、内部の飲料をポンプ等を用いて内部タンクに送り込む構成であってもよい。
また、適用される飲料供給装置は、冷水や温水に適宜の粉末(コーヒーや紅茶等を粉末状に加工したもの等)を自動的に混入及び溶解して飲料を作成し提供する自動販売機等であってもよく、提供する飲料として冷水や温水の他、常温水、水素水或いは炭酸水等であってもよい。
オゾンを生成し得るオゾン生成手段と、オゾン生成手段で生成されたオゾンを蓋部材で覆われた遮蔽状態の空間内に導入させるためのオゾン用ポンプと、蓋部材の開閉を検出し得る検出手段とを具備し、当該検出手段で蓋部材が遮蔽状態であることを検出したときに限り、オゾン用ポンプを連続的又は間欠的に駆動させることにより、オゾン生成手段で生成されたオゾンを前記蓋部材で覆われた空間内に導入可能とされた飲料供給装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1a 取付部
1b 凹部
2 収容手段
3 冷水用の吐出手段
3a コック(操作手段)
3b 吐出口
4 温水用の吐出手段
4a コック(操作手段)
4b 吐出口
5 オゾン生成手段
6 オゾン用ポンプ
7 空気取り入れ部
8 エアフィルタ
9 冷却装置
10 コンプレッサ
11 放熱板
12 ヒータ
L1 導入流路
L2 連通流路
L3、L4 吐出流路
L5 オゾン流路
T1 冷水用の内部タンク
T2 温水用の内部タンク
H 蓋部材

Claims (3)

  1. 装置本体と、
    所定量の飲料を収容する収容手段と、
    所定の操作によって前記収容手段で収容された飲料を任意の量だけ吐出させ得る吐出手段と、
    前記吐出手段の少なくとも吐出口を覆って外気から遮蔽可能な遮蔽状態と、当該吐出手段の少なくとも吐出口を外部に開放させた開放状態とを切り替え可能な蓋部材と、
    を具備した飲料供給装置において、
    オゾンを生成し得るオゾン生成手段と、
    前記オゾン生成手段で生成されたオゾンを前記蓋部材で覆われた遮蔽状態の空間内に導入させるためのオゾン用ポンプと、
    前記蓋部材の開閉を検出し得る検出手段と、
    を具備し、当該検出手段で前記蓋部材が遮蔽状態であることを検出したときに限り、前記オゾン用ポンプを連続的又は間欠的に駆動させることにより、前記オゾン生成手段で生成されたオゾンを前記蓋部材で覆われた空間内に導入可能とされたことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記蓋部材は、前記装置本体に対して揺動又はスライドして開閉することにより前記遮蔽状態と開放状態とを切り替え可能とされたことを特徴とする請求項1記載の飲料供給装置。
  3. 前記オゾン用ポンプを連続的又は間欠的に駆動させることによって、前記オゾン生成手段で生成されたオゾンを前記吐出手段から飲料を吐出させる吐出流路内に導入し、当該吐出流路を介して前記蓋部材で覆われた遮蔽状態の空間内に導入させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の飲料供給装置。
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