JP6309585B2 - 研削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、1対の回転砥石でワークを挟んで研削する研削装置に関する。
従来、この種の研削装置として、複数のワーク収容孔を外縁部に有する回転テーブルと、その回転テーブルの一部を上下方向で挟んで対向する1対の回転砥石と、ワーク収容孔内のワークを1対の回転砥石の間から外れた位置で下方から支持する支持テーブルとを有する研削装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平09−295256号公報(第2図、段落[0005])
しかしながら、上記した従来の研削装置は、研削済みのワークと、これから研削を行うワークとの交換に時間を要するという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ワーク交換を迅速に行うことが可能な研削装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、複数のワーク収容孔を外縁部に有する回転テーブルと、前記回転テーブルの一部を上下から挟んで対向した状態で回転し、前記ワーク収容孔内のワークの上下の端部を研削する1対の回転砥石と、前記回転テーブルの中心から下方に延びた回転テーブルシャフトを回転可能に支持すると共に、前記ワーク収容孔内の前記ワークを前記1対の回転砥石の間から外れた位置で下方から支持する支持テーブルとを有する研削装置において、前記支持テーブルの一部を構成し、前記回転テーブルの回転軸と略平行な回転軸を中心に回転すると共に、その回転軸から離れた2位置に第1と第2の前記回転テーブルの前記回転テーブルシャフトをそれぞれ回転可能に支持し、前記1対の回転砥石の間に挟まれる前記回転テーブルを任意に変更可能な可動支持テーブルと、前記可動支持テーブルを回転可能に支持する固定ベースと、前記可動支持テーブルと共に前記支持テーブルを構成し、前記固定ベースに固定されて、前記可動支持テーブルを包囲する固定支持テーブルと、前記可動支持テーブルの下方同軸上に配置されて、上端部に前記第1の回転テーブルシャフトが連動回転可能に連結された第1の中継回転体と、筒状をなして前記第1の中継回転体の外側に嵌合されて、上端部に前記第2の回転テーブルシャフトが連動回転可能に連結された第2の中継回転体と、前記固定ベースに取り付けられ、前記第1の中継回転体の下端部に回転動力を付与する第1の回転テーブル用駆動源と、前記固定ベースに取り付けられ、前記第2の中継回転体の下端部に回転動力を付与する第2の回転テーブル用駆動源とを備える研削装置である。
請求項2の発明は、前記第1の中継回転体は、筒状をなし、前記可動支持テーブルの中心から下方に延び、前記第1の中継回転体の内側に挿通された支持テーブルシャフトと、前記固定ベースに取り付けられ、前記支持テーブルシャフトの下端部に回転動力を付与する支持テーブル用駆動源とを備える請求項1に記載の研削装置である。
請求項3の発明は、減速機付きの前記支持テーブル用駆動源が前記支持テーブルシャフトの同軸下方に配置されて、その減速機の出力部が前記支持テーブルシャフトに一体回転可能に連結され、減速機付きの前記第1の回転テーブル用駆動源と減速機付きの前記第2の回転テーブル用駆動源とが前記支持テーブル用駆動源の側方に配置されて、前記第1の回転テーブル用駆動源の減速機の出力部が前記第1の中継回転体の下端部に連動回転可能に連結されると共に、前記第2の回転テーブル用駆動源の減速機の出力部が前記第2の中継回転体の下端部に連動回転可能に連結されている請求項2に記載の研削装置である。
請求項4の発明は、前記固定支持テーブルには、前記第1及び第2の回転テーブルのうち一方の前記回転テーブルが、前記1対の回転砥石の間に一部が挟まれている状態で他方の前記回転テーブルのワークが上方を通過する位置に、蓋体によって開閉可能なワーク排出口が備えられている請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の研削装置である。
請求項5の発明は、前記第1及び第2の回転テーブルのうち前記1対の回転砥石の間に一部が挟まれている前記回転テーブルには回転動力を付与する一方、前記1対の回転砥石の間に挟まれていない前記回転テーブルには回転動力を付与しないように前記第1と第2の回転テーブル用駆動源を制御する第1制御手段と、前記1対の回転砥石の間に挟まれていない前記回転テーブルを任意に回転駆動するためのマニュアル操作ボタンとが備えられている請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の研削装置である。
請求項6の発明は、前記第1及び第2の回転テーブルのうち前記1対の回転砥石の間に一部が挟まれている前記回転テーブルに対して前記1対の回転砥石の間から外れた位置に上方から重ねられて、前記ワークの長さを測定する検長器と、前記検長器にて測定された前記回転テーブル全体の前記ワークの長さが、予め定められた基準長に達したことを条件にして、その回転テーブルを前記1対の回転砥石の間の外側に移動する第2制御手段とを備える請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の研削装置である。
請求項7の発明は、前記第1及び第2の回転テーブルのうち前記1対の回転砥石の間に一部が挟まれている前記回転テーブルに対して前記1対の回転砥石の間から外れた位置に上方から重ねられて、前記ワークの長さを測定する検長器と、前記検長器を、前記ワークの長さを測定可能な測定位置と、前記可動支持テーブルと共に回転する部位との干渉を回避する干渉回避位置との間で移動可能に支持する検長器支持機構と、前記検長器支持機構に設けられ、前記可動支持テーブルの回転及び停止に同期して作動し、前記可動支持テーブルが回転するときに前記検長器を前記干渉回避位置に移動する検長器移動駆動源とを備える請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載の研削装置である。
[請求項1の発明]
請求項1の研削装置では、第1と第2の回転テーブルを可動支持テーブルで回転可能に支持し、可動支持テーブルの回転によって1対の回転砥石の間に挟まれる回転テーブルを任意に変更することができる。これにより、1対の回転砥石の間に挟まれていない回転テーブルの複数のワーク収容孔に予めワークを収容しておき、その回転テーブルを1対の回転砥石の間に移動することでワーク交換を迅速に行うことができる。しかも、本発明の研削装置では、第1と第2の回転テーブルに連動回転する第1と第2の中継回転体が可動支持テーブルの下方同軸上に配置されているので、それらに回転動力を付与する第1と第2の回転テーブル用駆動源を固定ベースに固定することができる。これにより研削装置全体がコンパクトになる。
なお、本発明の研削装置は、第1と第2の回転テーブルを含む2つ以上の回転テーブル用駆動源を備えていればよく、3つ以上の回転テーブル用駆動源を有するものも本発明の研削装置に含まれる。
[請求項2及び3の発明]
上記した可動支持テーブルは、手動で回転させるものであってもよいし、請求項2の発明のように、支持テーブル用駆動源の回転動力によって回転駆動されるものであってもよい。支持テーブル用駆動源を備えた場合、例えば、可動支持テーブルの外縁部に環状ギヤを設けて、それに噛合するピニオンギヤに支持テーブル用駆動源の回転動力を付与する構成としてもよいし、請求項2の構成のように、第1の中継回転体を筒状とし、その内側に可動支持テーブルの中心から延びた支持テーブルシャフトを挿通させて、その支持テーブルシャフトの下端部に支持テーブル用駆動源の回転動力を付与する構成としてもよい。請求項2の構成によれば、安価かつコンパクトになる。
さらに、請求項3の構成のように、減速機付きの支持テーブル用駆動源を支持テーブルシャフトの同軸下方に配置し、減速機付きの第1と第2の回転テーブル用駆動源を支持テーブル用駆動源の側方に配置することで、複数の駆動源が纏められた配置となり、より一層、コンパクトになる。
[請求項4の発明]
請求項4の構成によれば、第1及び第2の回転テーブルのうち一方の回転テーブルのワークを1対の回転砥石にて研削している間に、研削加工を終えた他方の回転テーブルのワークをワーク排出口から排出することができる。
[請求項5の発明]
請求項5の構成によれば、第1及び第2の回転テーブルのうち1対の回転砥石の間に挟まれていない回転テーブルは通常は回転していないが、マニュアル操作ボタンの操作により回転させることができるので、手作業で回転テーブルのワーク収容部にワークを収容する場合に、効率よく作業を行うことができる。
[請求項6の発明]
請求項6の構成によれば、1対の回転砥石の間に一部が挟まれている回転テーブルに対して1対の回転砥石の間から外れた位置で検長器によりワークの長さを測定し、その測定された回転テーブル全体のワークの長さが基準長に達したことを条件にして、その回転テーブルを1対の回転砥石の間の外側に移動するので、ワークが基準長を超えて過剰に研削されてしまう事態を防ぐことができる。
[請求項7の発明]
請求項7の構成では、可動支持テーブルが回転するときに可動支持テーブルと共に回転する部位と検長器との干渉を回避するように検長器が移動される。即ち、可動支持テーブルと共に回転する部位の可動領域の有効利用が図られ、研削装置全体をコンパクトにすることができる。
本発明の一実施形態に係る研削装置の側面図 図1のA−A切断面におけるテーブルユニットの正面断面図 図2のC−C切断面におけるサブフレームの断面図 図1のB−B切断面における研削装置の断面図 回転テーブル周辺の拡大側断面図 回転砥石と回転テーブルの一部拡大側断面図 研削装置の制御部による処理のフローチャート
以下、本発明の一実施形態に係る研削装置10を図1〜図7に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の研削装置10は、研削装置本体11の前面にテーブルユニット20を備えてなる。研削装置本体11は、縦長筐体構造のメインフレーム12を備え、そのメインフレーム12内の上下方向の中央部分に1対の回転砥石13,14を上下に対向配置して備えている。1対の回転砥石13,14は、共に円盤状をなし、それらの回転軸は略同軸上に配置されている。そして、両回転砥石13,14が、例えば、同一方向に同一回転速度で回転駆動されると共に、それぞれ上下方向の任意の位置に移動可能になっている。また、メインフレーム12の前面における上下方向の中央部分には、前面開口15が形成され、そこからメインフレーム12内に後述する回転テーブル41及び固定支持テーブル25等がメインフレーム12内に受容される。
テーブルユニット20は、前述の通り、研削装置本体11の前面に備えられている。以下、テーブルユニット20のうち研削装置本体11側を「後側」、その反対側を「前側」ということとする。テーブルユニット20は、略直方体状のサブフレーム21(本発明の「固定ベース」に相当する)を有し、そのサブフレーム21の横幅はメインフレーム12の横幅と略同一になっている。
図2及び図3に示すように、サブフレーム21の後面の一側部には、1対のヒンジアーム21H,21Hが備えられている。そして、図1に示すように、サブフレーム21がメインフレーム12の前面下寄り位置に重ねられ、ヒンジアーム21H,21Hがメインフレーム12の前面にヒンジ連結されている。また、サブフレーム21及びメインフレーム12の他方の側部同士は、図示しないロック機構に固定されている。さらに、テーブルユニット20全体は床面から浮いている。そして、必要に応じてロック機構のロックを解除してテーブルユニット20を研削装置本体11に対して回動することができる。
図3に示すように、サブフレーム21の平面形状は、略正方形になっていて、上下の両方向に開放している。また、サブフレーム21の上端部の外側面からは、図2及び図3に示した複数の支持板23が四方に張り出している。それら支持板23の上面は面一になっていて、それらの上に図4に示した本発明に係る固定支持テーブル25が重ねて固定されている。固定支持テーブル25は、例えば全体が八角形をなしている。なお、図4に示すように、固定支持テーブル25のうち研削装置本体11側には、下側の回転砥石14との干渉を回避するために、外周面側から内側に膨らむ円弧状の切欠部25Bが形成されている。そして、切欠部25Bの内面が下側の回転砥石14の外周面に対して僅かな隙間を空けて対向している。また、一部の支持板23はリブ23L(図3参照)にて下方から支持されている。
図2に示すように、サブフレーム21の内部の下端寄り位置には、サブフレーム21の横方向で対向する内側面同士の間に支持梁22が架橋されている(なお、図2には、後述する回転テーブル41、41がメインフレーム12内から退避した状態が示されている。)。支持梁22は、図3に示すように、サブフレーム21の前後方向の中央に位置し、その支持梁22の横方向の中央位置(即ち、サブフレーム21の平面形状である正方形の図心となる位置)には、センター孔50Aが上下に貫通している。そして、図2に示すように、センター孔50Aに支持テーブルシャフト29がベアリングを介して回転可能に支持されている。また、支持テーブルシャフト29は、サブフレーム21の上面寄り位置まで上方に延び、その上端部に回転バー27が一体回転可能に取り付けられている。回転バー27は、図4に示すように、角柱状をなし、固定支持テーブル25の円形開口25Aより僅かに小さい円を描いてサブフレーム21内で回転する。
回転バー27の上面には、円形スペーサー26S,26Sを介して円板状のテーブル本体26Hが固定されて(図4及び図5参照)、それら回転バー27とテーブル本体26Hとから本発明に係る可動支持テーブル26が構成されている。また、テーブル本体26Hは、固定支持テーブル25の円形開口25A内に僅かな隙間を空けて遊嵌されている。さらには、テーブル本体26Hの上面と固定支持テーブル25の上面とが略面一に配置されている。そして、可動支持テーブル26と固定支持テーブル25とから本発明に係る支持テーブル10Tが構成されている。
図2に示すように、支持テーブルシャフト29の下端部は円筒状をなし、そこに支持テーブル用駆動源50の出力軸50Jが図示しないキーにて一体回転可能に連結されている。支持テーブル用駆動源50は、本発明に係る「減速機付きの支持テーブル用駆動源」に相当し、図1に示すように、モータ50Mの一端同軸上に減速機50Gを取り付けてなり、減速機50Gの本体部分が支持梁22の下面に固定され、図2に示すように減速機50Gの出力軸50Jが上述の如く支持テーブルシャフト29に連結されている。そして、モータ50Mの出力が減速されて減速機50Gの出力軸50Jに伝達されて、支持テーブルシャフト29に付与され、これにより可動支持テーブル26が回転駆動される。
回転バー27のうち支持テーブルシャフト29を挟んで対称となる両端部には、回転バー27を上下に貫通する第1支持孔30A,30Aが形成されている。また、可動支持テーブル26には、回転バー27の第1支持孔30Aに連通する支持孔26A,26Aが形成されている。
回転バー27の第1支持孔30A,30Aには、回転テーブルシャフト31,32がそれぞれベアリングを介して回転可能に支持されている。そして、回転テーブルシャフト31,32が可動支持テーブル26の支持孔26A,26Aを挿通して可動支持テーブル26より上方に突出している。また、回転テーブルシャフト31,32は、回転バー27の下方にも突出していて、それらの下方への突出量が異なる点以外は回転テーブルシャフト31,32は同じ構造をなしている。
回転テーブルシャフト31,32における上下方向の中間位置からは中間フランジ31F,32Fがそれぞれ側方に突出していて、各中間フランジ31F,32Fが回転テーブルシャフト31,32を支持する回転バー27の上面側のベアリングのインナーに当接している。
そして、各回転テーブルシャフト31,32に上方から回転テーブル41がそれぞれ装着されている。回転テーブル41は、図5に示すように、円板状のテーブル本体43の中心部に形成された貫通孔に支持スリーブ44を挿通してなる。支持スリーブ44は、円筒体の下端部から側方に下端フランジ44Fを張り出した構造をなし、テーブル本体43がボルトB1にて下端フランジ44Fに固定されている。そして、支持スリーブ44が、回転テーブルシャフト31,32のうち中間フランジ31F,32Fより上側部分に嵌合されてキー連結されて、支持スリーブ44の上端部が蓋体44Wに覆われ、蓋体44Wと支持スリーブ44とがボルトB3にて固定されている。また、蓋体44Wには、回転テーブルシャフト31,32に対して直動不能かつ回動可能に連結された調整ボルトB2が設けられ、支持スリーブ44の側方には、固定用ボルトB4が設けれている。これにより、テーブル本体43と可動支持テーブル26との隙間を調整することができ、テーブル本体43を、固定支持テーブル25及び可動支持テーブル26から僅かに浮いた状態に支持することができる。なお、下端フランジ44Fの上面は、固定支持テーブル25及び可動支持テーブル26の上面より僅かに上方に位置した状態に配置されている。
図4に示すように回転テーブル41の外縁部(詳細には、テーブル本体43の外縁部)には、複数のワーク収容孔45が形成されている。そして、図6に示すように、各ワーク収容孔45に圧縮コイルばねがワークWとして収容される。また、回転テーブル41は、図4に示すように、固定支持テーブル25内に収まりかつ、回転テーブル41,41同士が干渉しない大きさになっている。そして、可動支持テーブル26の回転により何れか一方の回転テーブル41の一部が1対の回転砥石13,14の間に配置されて、その回転テーブル41の各ワーク収容孔45内のワークWの上下の両端部が、回転砥石13,14によって研削される。
以下、図4において、回転砥石13,14側に位置し、回転砥石13,14の回転中心と回転テーブル41の回転中心とを結ぶ直線が最短となる位置に配置された状態の回転テーブル41を「原点位置の回転テーブル41」といい、その反対側の回転テーブル41を「原点対向位置の回転テーブル41」ということとする。また、回転テーブルシャフト31,32を区別するときには、図2に示すように、回転バー27から下方への突出量が小さい回転テーブルシャフト31を「第1の回転テーブルシャフト31」といい、突出量が大きい回転テーブルシャフト32を「第2の回転テーブルシャフト32」ということとする。さらには、回転テーブル41,41を区別するときに限り、回転テーブルシャフト31に装着されている回転テーブル41を「第1の回転テーブル41」といい、回転テーブルシャフト32に装着されている回転テーブル41を「第2の回転テーブル41」ということとする。
図2に示すように、第1の回転テーブル41を回転駆動するために、支持梁22のうち支持テーブル用駆動源50より左側方には、本発明に係る「減速機付きの第1の回転テーブル用駆動源」に相当する第1の回転テーブル用駆動源51が取り付けられている。また、第2の回転テーブル41を回転駆動するために、支持梁22のうち支持テーブル用駆動源50を挟んで第1の回転テーブル用駆動源51と対称となる位置には、本発明に係る「減速機付きの第2の回転テーブル用駆動源」に相当する第2の回転テーブル用駆動源52が取り付けられている。第1及び第2の回転テーブル用駆動源51,52は、支持テーブル用駆動源50と同様に、モータ51M,52Mの一端同軸上に減速機51G,52Gを取り付けてなり、減速機51G,52Gの本体部分が支持梁22の下面に固定されている。
支持梁22には、第1と第2の回転テーブル用駆動源51,52の上方位置を上下に貫通する支持孔51A,52Aが備えられ、それら支持孔51A,52Aに第1と第2の初段シャフト53,54がベアリングを介して回転可能に支持されている。そして、支持テーブルシャフト29と支持テーブル用駆動源50との連結と同様に、第1の初段シャフト53に第1の回転テーブル用駆動源51の出力軸51Jが一体回転可能に連結され、第2の初段シャフト54に第2の回転テーブル用駆動源52の出力軸52Jが一体回転可能に連結されている。
第1と第2の初段シャフト53,54の上端部には、同一形状の初段ギヤ55がそれぞれ一体回転可能に固定されている。また、第2の初段シャフト54は、第1の初段シャフト53より上方に大きく突出していて、これにより第2の初段シャフト54の初段ギヤ55の方が第1の初段シャフト53の初段ギヤ55Yより上方に配置されている。
また、支持テーブルシャフト29の外側同軸上には、第1と第2の初段シャフト53,54に対応する第1と第2の中継スリーブ57,58(本発明に係る「第1と第2の中継回転体」に相当する)が回転可能に嵌合されている。具体的には、第1の中継スリーブ57は、円筒状をなして支持テーブルシャフト29の外側にベアリングを介して回転可能に支持されている。また、第1の中継スリーブ57の下端部からは2段目ギヤ57G1が側方に張り出し、上端部からは3段目ギヤ57G2が側方に張り出している。
一方、第2の中継スリーブ58は、第1の中継スリーブ57より短い円筒状をなして、第1の中継スリーブ57の両端部の間(即ち、2段目ギヤ57G1と3段目ギヤ57G2との間)に嵌合されてベアリングを介して回転可能に支持されている。また、第1の中継スリーブ57の同様に、第2の中継スリーブ58の下端部からは2段目ギヤ58G1が側方に張り出し、上端部からは3段目ギヤ58G2が側方に張り出している。なお、これら2段目ギヤ57G1,58G1及び3段目ギヤ57G2,58G2は、全て同じ諸元になっている。そして、第1の初段シャフト53の初段ギヤ55が第1の中継スリーブ57の2段目ギヤ57G1に噛合し、第2の初段シャフト54の初段ギヤ55が第2の中継スリーブ58の2段目ギヤ58G1に噛合している。
前述した回転バー27のうち第1及び第2の回転テーブルシャフト31,32より中心寄り位置には、1対の第2支持孔30B,30Bが上下方向に貫通していて、それら第2支持孔30B,30Bに、第1と第2の中継スリーブ57,58に対応する第1と第2のアイドルシャフト59,60がベアリングを介して回転可能に支持されている。
これら第1と第2のアイドルシャフト59,60は、回転バー27の下方に突出していて、それらの下端部には、同一形状の4段目ギヤ61がそれぞれ一体回転可能に固定されている。また、第2の回転テーブルシャフト32側の第2のアイドルシャフト60は、第1の回転テーブルシャフト31側の第1のアイドルシャフト59より回転バー27から下方への突出量が大きくなっていて、第2のアイドルシャフト60の4段目ギヤ61の方が第1のアイドルシャフト59の4段目ギヤ61より下方に配置されている。そして、第1のアイドルシャフト59の4段目ギヤ61が第1の中継スリーブ57の3段目ギヤ57G2に噛合し、第2のアイドルシャフト60の4段目ギヤ61が第2の中継スリーブ58の3段目ギヤ58G2に噛合している。なお、上記構成に替えて、第1と第2のアイドルシャフト59,60を回転バー27の第2支持孔30B,30Bに固定して、4段目ギヤ61,61にベアリングを組み込んで第1と第2のアイドルシャフト59,60に対して4段目ギヤ61,61を回転可能に支持し、4段目ギヤ61,61のみを回転させる構成であってもよい。
さらに、第1及び第2の回転テーブルシャフト31,32の下端部には、同一形状の最終段ギヤ62がそれぞれ一体回転可能に固定され、前述したように、第1の回転テーブルシャフト31より第2の回転テーブルシャフト32の方が回転バー27から下方への突出量が大きくなっていることで、第2の回転テーブルシャフト32の最終段ギヤ62の方が第1の回転テーブルシャフト31の最終段ギヤ62より下方に配置されている。そして、第1の回転テーブルシャフト31の最終段ギヤ62が第1のアイドルシャフト59の4段目ギヤ61に噛合し、第2の回転テーブルシャフト32の最終段ギヤ62が第2のアイドルシャフト60の4段目ギヤ61に噛合している。
以上の構造により、可動支持テーブル26の任意の回転位置で、第1の回転テーブル用駆動源51の回転動力が第1の回転テーブルシャフト31に伝達されて第1の回転テーブル41が回転駆動され、第2の回転テーブル用駆動源52の回転動力が第2の回転テーブルシャフト32に伝達されて第2の回転テーブル41が回転駆動される。
また、原点位置の回転テーブル41を回転させることで、その回転テーブル41の複数のワーク収容孔45に収容されている複数のワークWが一様に研削される。そして、それら複数のワークWの軸長が予め定められた基準長になったか否かを判別するための検長器65が、図1に示すように研削装置本体11から延びた支持アーム80に支持されている。
支持アーム80は、本発明に係る「検長器支持機構」に相当し、研削装置本体11から一側面に固定されて水平前方に張り出した第1アーム81と、第1アーム81の先端部から垂下された回動シャフト83と、回動シャフト83の下端部から水平に張り出した第2アーム82とを有し、その第2アーム82の先端部に検長器65が取り付けられている。また、第1アーム81の先端部の上面には、エアーアクチュエータ85(本発明に係る「検長器移動駆動源」に相当する)が取り付けられている。また、エアーアクチュエータ85は、下面に図示しない回動出力部を有して、その回動出力部が回動シャフト83の上部に一体回転可能に固定されている。さらに、エアーアクチュエータ85には、図示しない1対のノズルが備えられている。そして、図示しないエアーバルブにより、一方のノズルにエアーを供給している状態と、他方のノズルにエアーを供給している状態とに切り替えられ、第2アーム82が旋回され、検長器65が後述する測定位置と干渉回避位置との間を移動する。
検長器65は、上下動可能なロッド66を有し、ロッド66の下端部には当接円盤67が備えられている。当接円盤67の下面の外縁部はテーパー状になっていて、外縁部を除く下面全体は平坦面になっている。また、検長器65内には、当接円盤67を任意の高さに移動することが可能な図示しない昇降装置(本発明に係る「検長器移動駆動源」に相当する)が備えられている。その昇降装置は、当接円盤67を任意の高さ位置より下方に移動することを規制し、上方への移動は許容する。そして、検長器65が測定位置に配置されたときに、当接円盤67は、可動支持テーブル26上において、その可動支持テーブル26の上面から上記した基準長より僅かに低い高さ位置に保持され、原点位置の回転テーブル41の複数(例えば、2〜3)のワーク収容孔45を覆う。この状態で回転テーブル41が回転することで、1対の回転砥石13,14の間を通過してきたワークWが、順次、当接円盤67の下方に潜り込み、その際に当接円盤67が押し上げられる量によってワークWの軸長が測定される。
検長器65によって検長された複数のワークWの軸長が基準長に達したことをもって、原点位置の回転テーブル41の複数のワークWに対する研削は完了したと判断される。そして、研削装置10に備えた制御部(図示せず)によって図7に示した処理が行われる。
即ち、原点位置の一方の回転テーブル41の研削が完了したら(S1でYES)、検長器65の昇降装置によって当接円盤67がワークWから上方に離間する位置まで移動される(S2)。そして、回転テーブル41の支持スリーブ44(図1参照)と検長器65との干渉を回避するために、エアーアクチュエータ85によって検長器65が、固定支持テーブル25の上方となる干渉回避位置まで旋回移動される(S3)。この状態で、可動支持テーブル26が180度回転し、原点位置に位置していた一方の回転テーブル41が原点対向位置に移動し、原点対向位置に位置していた他方の回転テーブル41が原点位置に移動する(S4)。次いで、検長器65が干渉回避位置から測定位置に旋回移動され(S5)、当接円盤67が、上述の如く、可動支持テーブル26の上面から上記した基準長より僅かに低い高さ位置に保持されて(S6)、これにより他方の回転テーブル41が保持する複数のワークWの研削が開始され(S7)、検長が開始される。そして、検長器65によって検長された複数のワークWの軸長が基準長に達したら、上述した処理を繰り返す。なお、上記した処理が繰り返される間、1対の回転砥石13,14は、回転した状態に維持される。
なお、上記した符号S1〜S4の処理を実行しているときの制御部は、本発明に係る「第2制御手段」に相当する。
図4に示すように、固定支持テーブル25には、原点対向位置の回転テーブル41のワーク収容孔45からワークWを下方に排出するためにワーク排出口70が備えられている。そのワーク排出口70は、固定支持テーブル25のうち研削装置本体11から最も離れた位置が略矩形状に切除してなる。また、ワーク排出口70は、そのワーク排出口70の形状と同一形状の蓋体68によって通常は閉塞されている。蓋体68は、固定支持テーブル25の中心側の縁部をワーク排出口70の開口縁にヒンジ連結され、下方に回動してワーク排出口70を開放する。また、蓋体68が閉塞状態になると、蓋体68の上面と固定支持テーブル25の上面とは面一になる。さらに、図1に示すように、ワーク排出口70の下方には、蓋体68を開閉するための駆動源としてのエアーシリンダー69が備えられている。エアーシリンダー69は、下端部をサブフレーム21の外部前面から突出したリブに回動可能に連結され、エアーシリンダー69の直動ロッド69Rが蓋体68の下面に備えたリブに回動可能に連結されている。そして、直動ロッド69Rの直動によって蓋体68が開閉される。
さらに、サブフレーム21の外面前方には、エアーシリンダー69を包囲するようにワーク排出ダクト71が備えられている。ワーク排出ダクト71の上端部は、ワーク排出口70の開口縁に下方から突き合わされ、ワーク排出ダクト71の下端部は下方に開放している。そして、ワーク排出ダクト71の下方にワーク収容箱72を配置した状態で、回転テーブル41のワーク収容孔45からワーク排出口70にワークWが排出されると、ワークWがワーク排出ダクト71に案内されてワーク収容箱72に収容される。
研削装置10の制御部は、一方の回転テーブル41のワークWに対する研削を完了して可動支持テーブル26を180度旋回した後、蓋体68を開き、原点対向位置の回転テーブル41を回転させてその回転テーブル41のワークWを全てワーク排出口70に排出してから蓋体68を閉塞し、原点対向位置の回転テーブル41の回転を停止する。なお、上記の処理を実行しているときの制御部は、本発明に係る「第1制御手段」に相当する。
また、制御部には、原点対向位置の回転テーブル41を、任意に回転させるためのマニュアル操作ボタン(図示せず)が備えられている。これにより、ワークWが排出された後のワーク収容孔45に新たなワークWを手作業で挿入する際に、作業者が回転テーブル41を任意に回転してワーク収容孔45へのワーク挿入作業を効率良く行うことができる。
本実施形態の研削装置10の構成及びその動作に関する説明は以上である。研削装置10の作用効果について纏めると以下のようになる。即ち、上述したように、研削装置10によれば、第1と第2の回転テーブル41,41を回転可能に支持し、その可動支持テーブル26の回転によって1対の回転砥石13,14の間に挟まれる回転テーブル41を任意に変更することができる。これにより、1対の回転砥石13,14の間に挟まれていない回転テーブル41の複数のワーク収容孔45に予めワークWを収容しておき、その回転テーブル41を1対の回転砥石13,14の間に移動することでワークWの交換を迅速に行うことができる。しかも、本実施形態の研削装置10では、第1と第2の回転テーブル41,41に連動回転する第1と第2の中継スリーブ57,58を可動支持テーブル26の下方同軸上に配置したので、それらに回転動力を付与する第1及び第2の回転テーブル用駆動源51,52を固定部位(サブフレーム21)に固定することができる。これにより、第1及び第2の回転テーブル用駆動源51,52を可動部位(例えば、可動支持テーブル26)に固定したものに比べて研削装置10全体をコンパクトにすることができると共に、ケーブルの取り回しが容易になる。また、可動支持テーブル26と一体回転する支持テーブルシャフト29が第1の中継スリーブ57の内側を貫通し、その支持テーブルシャフト29の同軸下方に支持テーブル用駆動源50を配置してサブフレーム21に固定したので、この点においても研削装置10をコンパクトにすることができる。
また、1対の回転砥石13,14の間に一部が挟まれている回転テーブル41に対して1対の回転砥石13,14の間から外れた位置で検長器65によりワークWの長さを測定し、その測定された回転テーブル41全体のワークWの長さが基準長に達したことを条件にして、その回転テーブル41を1対の回転砥石13,14の間の外側に移動するので、ワークWが基準長を超えて過剰に研削されてしまう事態を防ぐことができる。
さらには、可動支持テーブル26が回転するときに可動支持テーブル26と共に回転する支持スリーブ44と検長器65との干渉を回避するように検長器65が移動されるから、支持スリーブ44の可動領域の有効利用が図られ、この点においても、研削装置10全体をコンパクトにすることができる。
また、一方の回転テーブル41のワークWを1対の回転砥石13,14にて研削している間に、研削加工を終えた他方の回転テーブル41のワークWをワーク排出口70へと排出することができる。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、第1及び第2の回転シャフト31,32がギヤにて第1及び第2の中継スリーブ57,58に連結された構成を例示したが、例えば、ベルトや摩擦(摩擦車)等にて連結した構成であってもよい。
(2)上記実施形態では、検長器65が支持テーブル10Hにおいて、可動支持テーブル26の上方となる測定位置から固定支持テーブル25の上方となる干渉回避位置へと移動する構成になっていたが、例えば、検長器65を可動支持テーブル26上を上下に移動して、回転テーブル41の支持スリーブ44との干渉を回避する構成としてもよい。
10 研削装置
10T 支持テーブル
11 研削装置本体
12 メインフレーム
13,14 回転砥石
21 サブフレーム(固定ベース)
25 固定支持テーブル
26 可動支持テーブル
29 支持テーブルシャフト
31,32 回転テーブルシャフト
41 回転テーブル
44 支持スリーブ
45 ワーク収容孔
50 支持テーブル用駆動源
51 第1の回転テーブル用駆動源
52 第2の回転テーブル用駆動源
57 第1の中継スリーブ(第1の中継回転体)
58 第2の中継スリーブ(第2の中継回転体)
65 検長器
68 蓋体
70 ワーク排出口
80 支持アーム(検長器支持機構)
85 エアーアクチュエータ(検長器移動駆動源)
W ワーク

Claims (7)

  1. 複数のワーク収容孔を外縁部に有する回転テーブルと、
    前記回転テーブルの一部を上下から挟んで対向した状態で回転し、前記ワーク収容孔内のワークの上下の端部を研削する1対の回転砥石と、
    前記回転テーブルの中心から下方に延びた回転テーブルシャフトを回転可能に支持すると共に、前記ワーク収容孔内の前記ワークを前記1対の回転砥石の間から外れた位置で下方から支持する支持テーブルとを有する研削装置において、
    前記支持テーブルの一部を構成し、前記回転テーブルの回転軸と略平行な回転軸を中心に回転すると共に、その回転軸から離れた2位置に第1と第2の前記回転テーブルの前記回転テーブルシャフトをそれぞれ回転可能に支持し、前記1対の回転砥石の間に挟まれる前記回転テーブルを任意に変更可能な可動支持テーブルと、
    前記可動支持テーブルを回転可能に支持する固定ベースと、
    前記可動支持テーブルと共に前記支持テーブルを構成し、前記固定ベースに固定されて、前記可動支持テーブルを包囲する固定支持テーブルと、
    前記可動支持テーブルの下方同軸上に配置されて、上端部に前記第1の回転テーブルシャフトが連動回転可能に連結された第1の中継回転体と、
    筒状をなして前記第1の中継回転体の外側に嵌合されて、上端部に前記第2の回転テーブルシャフトが連動回転可能に連結された第2の中継回転体と、
    前記固定ベースに取り付けられ、前記第1の中継回転体の下端部に回転動力を付与する第1の回転テーブル用駆動源と、
    前記固定ベースに取り付けられ、前記第2の中継回転体の下端部に回転動力を付与する第2の回転テーブル用駆動源とを備える研削装置。
  2. 前記第1の中継回転体は、筒状をなし、
    前記可動支持テーブルの中心から下方に延び、前記第1の中継回転体の内側に挿通された支持テーブルシャフトと、
    前記固定ベースに取り付けられ、前記支持テーブルシャフトの下端部に回転動力を付与する支持テーブル用駆動源とを備える請求項1に記載の研削装置。
  3. 減速機付きの前記支持テーブル用駆動源が前記支持テーブルシャフトの同軸下方に配置されて、その減速機の出力部が前記支持テーブルシャフトに一体回転可能に連結され、
    減速機付きの前記第1の回転テーブル用駆動源と減速機付きの前記第2の回転テーブル用駆動源とが前記支持テーブル用駆動源の側方に配置されて、前記第1の回転テーブル用駆動源の減速機の出力部が前記第1の中継回転体の下端部に連動回転可能に連結されると共に、前記第2の回転テーブル用駆動源の減速機の出力部が前記第2の中継回転体の下端部に連動回転可能に連結されている請求項2に記載の研削装置。
  4. 前記固定支持テーブルには、前記第1及び第2の回転テーブルのうち一方の前記回転テーブルが、前記1対の回転砥石の間に一部が挟まれている状態で他方の前記回転テーブルのワークが上方を通過する位置に、蓋体によって開閉可能なワーク排出口が備えられている請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の研削装置。
  5. 前記第1及び第2の回転テーブルのうち前記1対の回転砥石の間に一部が挟まれている前記回転テーブルには回転動力を付与する一方、前記1対の回転砥石の間に挟まれていない前記回転テーブルには回転動力を付与しないように前記第1と第2の回転テーブル用駆動源を制御する第1制御手段と、
    前記1対の回転砥石の間に挟まれていない前記回転テーブルを任意に回転駆動するためのマニュアル操作ボタンとが備えられている請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の研削装置。
  6. 前記第1及び第2の回転テーブルのうち前記1対の回転砥石の間に一部が挟まれている前記回転テーブルに対して前記1対の回転砥石の間から外れた位置に上方から重ねられて、前記ワークの長さを測定する検長器と、
    前記検長器にて測定された前記回転テーブル全体の前記ワークの長さが、予め定められた基準長に達したことを条件にして、その回転テーブルを前記1対の回転砥石の間の外側に移動する第2制御手段とを備える請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の研削装置。
  7. 前記第1及び第2の回転テーブルのうち前記1対の回転砥石の間に一部が挟まれている前記回転テーブルに対して前記1対の回転砥石の間から外れた位置に上方から重ねられて、前記ワークの長さを測定する検長器と、
    前記検長器を、前記ワークの長さを測定可能な測定位置と、前記可動支持テーブルと共に回転する部位との干渉を回避する干渉回避位置との間で移動可能に支持する検長器支持機構と、
    前記検長器支持機構に設けられ、前記可動支持テーブルの回転及び停止に同期して作動し、前記可動支持テーブルが回転するときに前記検長器を前記干渉回避位置に移動する検長器移動駆動源とを備える請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載の研削装置。
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