JP6308524B2 - 管の端末閉塞装置 - Google Patents

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Description

本発明は比較的剛直なプラスチック管の端末閉塞装置に関するものであって、特に上下水道管やガス導管などの既設管路内に硬質熱可塑性樹脂からなるプラスチック管を引き込んで内張りするに際し、当該プラスチック管の端末を閉塞し、前記内張りを適切に行うための装置を提供するものである。
上下水道管やガス導管などの地中に埋設された既設管路を補修する方法としては、柔軟な内張り材を流体圧力で裏返しながら管路内に引き込み、その流体圧力で管路内面に接着する方法が知られていた。
しかしながら近年、特開平5−50503号公報に記載されているように、内張り材としてポリエチレンやポリ塩化ビニルなどの比較的剛直な熱可塑性プラスチック管を使用し、これを管路内に引き込んで加熱し、軟化させて管路内面に密着させる方法が採られるようになっている。
ところで内張り材を管路に引き込んだ後、当該内張り材内に圧力流体を送入して加圧したり加熱したりする必要があり、そのためには一旦内張り材の端末を閉塞する必要がある。しかしながら前記方法においては、内張り材が剛直であるために、内張り材の端末を閉塞するのが極めて困難である。
前記公報に記載された方法では、長円形の栓体をプラスチック管の端末に押し込み、その栓体の厚み方向にクランプ金具で挟圧して固定するようになっている。このとき長円形の栓体をプラスチック管の端末に差し込むためには、プラスチック管の端末を持ち上げなければならないが、かかる作業を狭いマンホール内で行うことは困難であり、短時間で施工を終えることができない。
特開平5−50503号公報
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、比較的剛性を有するプラスチック管を使用して管路に内張りをするに際し、当該プラスチック管の端末を確実に閉塞し、プラスチック管内からの圧力流体の漏出を阻止し、適切に内張りを行うための装置を提供することを目的とするものである。
而して本発明は、比較的剛直なプラスチック管の端末を閉塞するための装置であって、前記プラスチック管の内周長に等しいか又はそれより僅かに大きい外周長を有し、略三日月型であってゴム弾性を有する素材よりなる芯体と、当該芯体の彎曲の内側の全体のRと等しいか又はそれよりも僅かに大きいRを有する押圧体と、当該押圧体に前記芯体を挟んで対向するばね弾性を有する受け片と、前記押圧体を前記受け片に向かって離接せしめる押圧装置とを有することを特徴とするものである。
本発明においては、前記芯体を貫通して、前記プラスチック管の開口部に挿入されるように短管が取り付けられていることが好ましい。
本発明によれば、略三日月型のゴム弾性を有する芯体をプラスチック管の端末の開口部に挿入し、当該芯体の彎曲の外側をばね弾性を有する受け片で支えつつ、当該受け片に向かって芯体の彎曲の内側から、当該芯体の内側の全体のRと等しいかそれよりも僅かに大きいRを有する押圧体で押さえるのである。
従って前記プラスチック管における前記芯体の内側に対向した部分が押圧体で押されて芯体の内側に沿って押し込まれ、芯体の外側に沿った部分は前記受け片で支えられつつ、前記押圧体により芯体の内側に引き込まれるため、芯体の内側に沿った部分も外側に沿った部分も、またその三日月型の縁の部分においても、芯体とプラスチック管との間に隙間が生じる余地がなく、全周に亙ってプラスチック管と芯体とが密着し、確実にプラスチック管の端末が閉塞されるのである。
またマンホールの底部にインバートが形成されていても、前記受け片が薄いため当該インバートとプラスチック管との間にスムーズに入り、プラスチック管の端末を持ち上げる作業が不要であり、本発明の端末閉塞装置を短時間でプラスチック管の端末に装着することができる。
本発明の端末閉塞装置の正面図。 本発明の端末閉塞装置の、管の端末を閉塞した状態の正面図 本発明の端末閉塞装置の、管の端末を閉塞した状態の中央縦断面図 管路内にプラスチック管を挿入した状態を示す横断面図
以下本発明を図面に基づいて説明する。図1は本発明の管の端末閉塞装置1を示すものである。2はその芯体であって、図面に示すように略三日月型をなしており、ゴム弾性を有する素材よりなっている。
そしてその芯体2は、プラスチック管3の端末の開口部4内に挿入されている。なおそのプラスチック管3は本体部分が管路15内に挿入されており、且つ管路15と同程度乃至5〜15%小さい程度の径を有しているので、これが円形に膨らんでいては管路15内に挿入することが困難である。
そのためプラスチック管3が扁平に折り畳まれた状態で挿入されることとなるが、その折り畳み幅は管路15の径よりも大きくなるため、図4に示すように扁平に畳まれたプラスチック管3がさらに略三日月型に彎曲した状態とならざるを得ない。従って芯体2はプラスチック管3の彎曲に沿った状態で挿入される。
また前記芯体2は、プラスチック管3の内周長に等しいか又はそれより僅かに大きい外周長を有しており、プラスチック管3は若干周方向に伸長させた状態で芯体2の外周に密着するようになっている。
5は支持部材であって、その両端間にばね弾性を有する板状の受け片6が掛け渡されており、当該受け片6が芯体2を内包したプラスチック管3の開口部4の外側を取り巻くように配置されている。
そして前記支持部材5の中央部には雌ネジ穴7が穿設されており、当該雌ネジ穴7に雄ネジ杆8が螺合され、当該雄ネジ杆8の先端には前記芯体2の内側面に対向して、略半円形の押圧体9が設けられている。そして当該押圧体9の外周面10は図1において鎖線で示すように、前記芯体2の彎曲の内側11の全体のRと等しいか又はそれよりも僅かに大きいRを有している。
而して本発明の管の端末閉塞装置1を使用するには、先ずプラスチック管3を管路15内に挿通し、当該プラスチック管3を加熱して軟化させ、当該管路15から突出したプラスチック管3の開口部4内に芯体2を遊嵌し、次いで端末閉塞装置1の本体の受け片6を、プラスチック管3の端末の外側に設置する。
この状態で前記雄ネジ杆8を回転させて、押圧体9を支持部材5に対して押し下げる。これにより押圧体9の外周面10は先ずプラスチック管3の外面に当接し、これを彎曲させながら押し下げ、次いでプラスチック管3の内面が芯体2の彎曲の内側に押し当てられることとなる。
ここにおいて前述のように押圧体9の外周面10のRが芯体2の彎曲の内側11の全体のRと等しいか又はこれよりも大きいので、プラスチック管3の内面が芯体2に押し当てられるとき、先ず芯体2の両端付近に押し当てられ、芯体2をその弾力に抗して三日月形の彎曲が大きくなる方向に押し開く。
このとき、前記プラスチック管3における前記芯体2の内側に対向した部分が、押圧体9で押されて芯体2の内側に沿って押し込まれると共に、芯体2の外側に沿った部分は前記受け片6で支えられつつ、前記押圧体9により芯体2の両端を経由して内側に引き込まれることとなる。
そして前述のように、芯体2の外周長がプラスチック管3の内周長に等しいか又はそれよりも大きいので、押圧体9がプラスチック管3を介して芯体2の内側に沿った部分に押し当てられたときには、当該芯体2の内側に沿った部分も外側に沿った部分も、またその三日月型の縁の部分においても、芯体2とプラスチック管3との間に隙間が生じる余地がなく、図2に示すように全周に亙ってプラスチック管3と芯体2とが密着し、確実にプラスチック管3の端末が閉塞されるのである。
またこのとき、芯体2はゴム弾性を有する材料よりなっており、また受け片6はばね弾性を有しており、さらにプラスチック管3は加熱されて軟化されているので、前述のような変形を生じるには差し障りはない。
また前記押圧体9の周面に周方向に延びるリブ16を形成することにより、図3に示すように当該リブ16がプラスチック管3を局部的に強く押圧するので、プラスチック管3と芯体2との密着性が向上し気密性が高まる。
なお図面において12、13及び14は、芯体2を貫通して、前記プラスチック管3の開口部4に挿入されるように取り付けられた短管であって、プラスチック管3内に圧力流体などを送入するために使用される。
図面においては12及び13は圧力流体の送入管及び排出管であり、14はドレン抜きの管として描いているが、その用途はそれに限られるものではなく、また不必要であれば閉塞することも可能である。
なお以上の説明においては、本発明におけるプラスチック管が管路の内張り材として使用される状態について述べているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば仮設パイプを地面上に設置して排水などの用に供する場合において、長尺のパイプを扁平に折り畳んでリールに巻回しておき、それを必要箇所に設置して断面円形に膨らませるために、端末を閉塞するために使用することもできる。
1 端末閉塞装置
2 芯体
3 プラスチック管
5 支持部材
6 受け片
8 雄ネジ杆
9 押圧体
12、13、14 短管

Claims (2)

  1. 比較的剛直なプラスチック管(3)の端末を閉塞するための装置であって、前記プラスチック管(3)の内周長に等しいか又はそれより僅かに大きい外周長を有し、略三日月型であってゴム弾性を有する素材よりなる芯体(2)と、当該芯体(2)の彎曲の内側(11)の全体のRと等しいか又はそれよりも僅かに大きいRを有する押圧体(9)と、当該押圧体(9)に前記芯体(2)を挟んで対向するばね弾性を有する受け片(6)と、前記押圧体(9)を前記受け片(6)に向かって離接せしめる押圧装置(5、8)とを有することを特徴とする、管の端末閉塞装置
  2. 前記芯体(2)を貫通して、前記プラスチック管(3)の開口部に挿入されるように短管(12、13、14)が取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の管の端末閉塞装置
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