JP6307938B2 - Icチップ、コマンド実行方法、及びicチップ用プログラム - Google Patents

Icチップ、コマンド実行方法、及びicチップ用プログラム Download PDF

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本発明は、ICチップに関し、特に、ICチップが備える不揮発性メモリにデータを書き込む技術に関する。
近年、携帯端末を用いた非接触通信での決済サービスが提供されている。決済時には、携帯端末が決済端末に翳されることで、携帯端末と決済端末は、コマンド(コマンドデータ)とレスポンス(レスポンスデータ)を送受信し、決済に必要な処理を行う。このような携帯端末には、例えば、SIM(Subscriber Identity Module)カードといったセキュアエレメントと呼ばれるICチップ(ICモジュール)が組み込まれている。セキュアエレメントは、2つのインターフェース(IF)をもつ。それぞれのインターフェースは、携帯端末に搭載されるコントローラとの接触通信用(例えば、ISO/IEC7816規格に基づく)、外部端末との非接触通信用(例えば、ISO/IEC 14443規格に基づく)といった用途で使用される。セキュアエレメントは、それぞれのインターフェースを介して、外部端末や携帯端末のコントローラから受信したコマンドに応じた処理を実行し、その結果をレスポンスとして応答する。
上述した決済サービスにおいて、セキュアエレメントは、受信したコマンドに応じた処理を実行するが、その処理時間が取引全体にかかる時間の多くを占めている。そのセキュアエレメント内での処理には、暗号演算処理や不揮発性メモリへの書き込み処理が含まれる。非接触での決済サービスでは、コマンドの受信から応答までにかかる処理時間を短縮することが要求されるため、暗号演算処理や不揮発性メモリへの書き込み処理がボトルネックとなる問題がある。不揮発性メモリへの書き込み処理を短縮する技術として、不揮発性メモリへの書き込み処理をキャッシングする技術が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。この技術では、書き込みたい複数のデータを一つにまとめるなどして、不揮発性メモリへの書き込み回数を減らすことで、上記処理時間を短縮させている。
特開2001−147855号公報 特開2007−034434号公報
しかしながら、従来技術のように不揮発性メモリへの書き込み回数を減らす方法では限界があり、更なる処理時間の短縮が望まれている。
そこで、本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、コマンドの受信から応答までにかかる処理時間を、より一層、短縮することが可能なICチップ、コマンド実行方法、及びICチップ用プログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、外部との間で通信を行うための複数のインターフェースと、キャッシュメモリと、不揮発性メモリとを備えるICチップであって、前記キャッシュメモリにおける所定領域のデータを更新し、且つ当該更新されたデータを含む前記所定領域のデータを前記不揮発性メモリに書き込む処理を少なくとも実行させるためのコマンドであって、前記外部から何れかの前記インターフェースを介して当該コマンドを受信する受信手段と、前記コマンドが受信されたインターフェースが非接触通信用のインターフェースであるか否かを判定する判定手段と、前記受信されたコマンドに応じて、前記キャッシュメモリにおける所定領域のデータを更新する更新手段と、前記判定手段により前記非接触通信用のインターフェースであると判定された場合、前記更新手段により更新されたデータを含む前記所定領域のデータを不揮発性メモリに書き込まない一方、前記判定手段により前記非接触通信用のインターフェースでないと判定された場合、前記更新手段により更新されたデータを含む前記所定領域のデータを前記不揮発性メモリに書き込む書き込み手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のICチップにおいて、前記書き込み手段は、前記コマンドが受信されたときに前記判定手段により前記非接触通信用のインターフェースであると判定された場合、前記更新手段により更新された第1のデータを含む前記所定領域のデータを不揮発性メモリに書き込まず、その後に、次の前記コマンドが受信されたときに前記判定手段により前記非接触通信用のインターフェースでないと判定された場合、前記更新手段により更新された第2のデータ及び前記第1のデータを含む前記所定領域のデータを前記不揮発性メモリに書き込むことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のICチップにおいて、前記判定手段は、前記複数のインターフェースが利用設定されているか否かを判定し、前記利用設定されていると判定した場合に限り、前記非接触通信用のインターフェースであるか否かを判定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、外部との間で通信を行うための複数のインターフェースと、キャッシュメモリと、不揮発性メモリとを備えるICチップにおけるコンピュータを、前記キャッシュメモリにおける所定領域のデータを更新し、且つ当該更新されたデータを含む前記所定領域のデータを前記不揮発性メモリに書き込む処理を少なくとも実行させるためのコマンドであって、前記外部から何れかの前記インターフェースを介して当該コマンドを受信する受信手段と、前記コマンドが受信されたインターフェースが非接触通信用のインターフェースであるか否かを判定する判定手段と、前記受信されたコマンドに応じて、前記キャッシュメモリにおける所定領域のデータを更新する更新手段と、前記判定手段により前記非接触通信用のインターフェースであると判定された場合、前記更新手段により更新されたデータを含む前記所定領域のデータを不揮発性メモリに書き込まない一方、前記判定手段により前記非接触通信用のインターフェースでないと判定された場合、前記更新手段により更新されたデータを含む前記所定領域のデータを前記不揮発性メモリに書き込む書き込み手段として機能させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、外部との間で通信を行うための複数のインターフェースと、キャッシュメモリと、不揮発性メモリとを備えるICチップにおけるコマンド実行方法であって、前記キャッシュメモリにおける所定領域のデータを更新し、且つ当該更新されたデータを含む前記所定領域のデータを前記不揮発性メモリに書き込む処理を少なくとも実行させるためのコマンドであって、前記外部から何れかの前記インターフェースを介して当該コマンドを受信するステップと、前記コマンドが受信されたインターフェースが非接触通信用のインターフェースであるか否かを判定するステップと、前記受信されたコマンドに応じて、前記キャッシュメモリにおける所定領域のデータを更新するステップと、前記非接触通信用のインターフェースであると判定された場合、前記更新されたデータを含む前記所定領域のデータを不揮発性メモリに書き込まない一方、前記非接触通信用のインターフェースでないと判定された場合、前記更新されたデータを含む前記所定領域のデータを前記不揮発性メモリに書き込むステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、コマンドの受信から応答までにかかる処理時間を、より一層、短縮することができる。
ICカード1の概要構成例を示す図である。 (A)は、SE13のハードウェア構成例を示すブロック図であり、(B)は、SE13の機能構成例を示すブロック図である。 図3は、SE13がコマンドを受信したときのコマンド処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、携帯端末に対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
先ず、図1を参照して、本実施形態に係る携帯端末の構成及び機能概要について説明する。図1は、本実施形態に係る携帯端末の概要構成例を示すブロック図である。図1に示すように、携帯端末Tは、携帯端末Tの機能を担うコントローラ11、CLF(ContactLess Front-end)12、SE(Secure Element)13、及び電池14等を備えて構成されている。なお、携帯端末Tには、例えば操作キー、ディスプレイ、スピーカ、及び移動体通信部等を備える携帯電話機やスマートフォン等を適用できる。また、SE13は、本発明のICチップの一例である。SE13は、携帯端末Tの回路基板上に直接組み込んで構成するようにしてもよい。電池14は、コントローラ11等に電力を供給する。
コントローラ11は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、各種プログラム及びデータを記憶する不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ等)、データを一時記憶するRAM、及び、SE13との間のインターフェースを担うI/Oポート等を備えている。コントローラ11は、SE13との間でI/Oポートを介して通信を行う。そして、コントローラ11は、携帯端末Tの通信(移動体通信網やインターネットを介して行われる通信)処理や携帯端末Tのユーザからの操作キーを介した操作指示に応じて各種処理を実行する。このような処理の中で、コントローラ11は、例えば暗号化処理や認証処理等に係るコマンドをI/Oポートを介してSE13へ送信する。
CLF12は、NFC(Near Field Communication)の規格で規定される非接触通信(近距離無線通信)用のLSIモジュールであり、SE13との間のインターフェースを担うI/Oポート(SWIO)、及び非接触のフィールド内で非接触リーダライタR/Wとの間で各種信号の送受信を行うためのアンテナ12aに接続されている。そして、ユーザが携帯端末Tを非接触リーダライタR/Wに翳すと、非接触リーダライタR/Wからアンテナ12aを介して受信したコマンドをI/Oポートを介してSE13へ送信する。
SE13は、例えば、SIM(Subscriber Identity Module)をベースに機能を拡張されたUIM(User Identity Module)である。図2(A)は、SE13のハードウェア構成例を示すブロック図であり、図2(B)は、SE13の機能構成例を示すブロック図である。図2(A)に示すように、SE13は、CPU13a、ROM(Read Only Memory)13b、RAM(Random Access Memory)13c、NVM(Nonvolatile Memory)13d、及び外部(SE13の外部)との間で通信を行うための複数のIF(インターフェース)1〜IFn等を備えている。SE13は、例えばIF1を介してコントローラ11との間で通信を行う。また、SE13は、例えばIF2を介してCLF12との間で通信を行う。CLF12とSE13間の通信プロトコルには、例えば、SWP(Single Wire Protocol)が適用される。なお、SE13は、図示しないが、例えば、ISO/IEC7816等によって定められた、C1〜C8の8個の端子を有する。このうち、例えば、C7端子は、コントローラ11との間のIF1を担う端子であり、C6端子は、CLF12との間のIF2を担う端子である。なお、IFの数は、特に限定されるものではなく、3つ以上のIFが備えられる場合も本発明を適用することができる。
RAM13cは、NVM13dへの書き込み処理をキャッシングするためのキャッシュメモリである。RAM13cには、図2(B)に示すように、データを一時的に保持するためのキャッシュデータ保持領域105(所定領域の一例)が設けられる。NVM13dは、フラッシュメモリ、または「Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory」等の不揮発性メモリである。NVM13dには、図2(B)に示すように、キャッシュデータ保持領域105のデータを保持するための更新対象データ保持領域106(キャッシュデータ保持領域105に対応する領域)が設けられる。また、ROMまたはNVM13dには、OS、本発明のICチップ用プログラム及びアプリケーションプログラムが記憶される。アプリケーションプログラムには、例えば、決済処理用アプリケーションプログラムが含まれる。決済処理用アプリケーションプログラムの実行により、例えば暗号化処理、認証処理、残高更新処理等が行われる。なお、更新対象データ保持領域106には、これらの処理で用いられるアプリケーションプログラム用の更新対象データ(例えば、決済処理が開始されたか否かを示すフラグ、コントローラ11からピン(暗証番号)を入力したか否かを示すフラグなど)が保持される。
CPU13aは、本発明のICチップ用プログラム等を実行することにより、図2(B)に示すように、IF判定部101、コマンド処理部102、キャッシュメモリ更新部103、及び不揮発性メモリ更新部104等として機能する。ここで、IF判定部101は、本発明における判定手段の一例である。コマンド処理部102は、本発明における受信手段の一例である。キャッシュメモリ更新部103は、本発明における更新手段の一例である。不揮発性メモリ更新部104は、本発明における書き込み手段の一例である。
IF判定部101は、外部(例えば、コントローラ11、またはCLF12)から何れかのIFを介してコマンド(例えば、APDU(Application Protocol Data Unit))が受信された場合に、当該コマンドが受信されたIFが特定のIF(例えば、パフォーマンスを優先する非接触通信用のIF)であるか否かを判定する。このコマンドは、RAM13cにおけるキャッシュデータ保持領域105のデータ(更新対象データ)を更新し、且つ当該更新されたデータを含むキャッシュデータ保持領域105のデータをNVM13dに書き込む処理を少なくとも実行させるためのコマンドである。なお、本実施形態では、CLF12との間で通信を行うためのIF2が、特定のIFであるとして例えばプログラム中、或いはNVM13d中に予め設定される。なお、どのIFを特定のIFに設定するかは任意であり、例えばサービスの形態によって適宜変更可能である。
コマンド処理部102は、受信されたコマンドに応じたコマンド処理を実行し、その結果をレスポンスとして外部へ応答する。キャッシュメモリ更新部103は、IF判定部101により特定のIFであると判定されたか否かに関わらず、受信されたコマンドに応じて、RAM13cにおけるキャッシュデータ保持領域105のデータを更新する。不揮発性メモリ更新部104は、IF判定部101により特定のIFであると判定された場合、キャッシュメモリ更新部103により更新されたデータを含むキャッシュデータ保持領域105のデータをNVM13dに書き込まない(反映しない)一方、IF判定部101により特定のIFでないと判定された場合、不揮発性メモリ更新部104は、キャッシュメモリ更新部103により更新されたデータを含む「キャッシュデータ保持領域105のデータ」をNVM13dにおける更新対象データ保持領域106に書き込む。つまり、CPU13aは、特定のIFを介してコマンドが受信された場合のNVM13dへの書き込み処理を、そのコマンド処理中に実行せず、その後に、特定のIF以外のIFを介してコマンドが受信されたときに実行する。これにより、コマンドの受信から応答までにかかる処理時間を短縮することができる。
次に、図3を参照して、SE13がコマンドを受信したときのコマンド処理について説明する。図3は、SE13がコマンドを受信したときのコマンド処理の一例を示すフローチャートである。図3に示すコマンド処理は、外部からIFを介してコマンドが受信されたときに開始される。
図3に示すコマンド処理が開始されると、CPU13aは、RAM13cにおけるキャッシュデータ保持領域105のデータが初期化されている(キャッシュデータが初期化済)か否かを判定する(ステップS1)。キャッシュデータ保持領域105のデータが初期化されていない(例えば、0000・・・になっている)と判定された場合(ステップS1:NO)、ステップS2へ進む。一方、キャッシュデータ保持領域105のデータが初期化されていると判定された場合(ステップS1:YES)、ステップS3へ進む。
ステップS2では、CPU13aは、更新対象データ保持領域106に保持されている更新対象データ(例えば上述したフラグ等)を、キャッシュデータ保持領域105へ記憶(コピー)し、ステップS3へ進む。
ステップS3では、CPU13aのコマンド処理部102は、コマンド処理を行う。このコマンド処理において、CPU13aのキャッシュメモリ更新部103は、受信されたコマンドに応じて、キャッシュデータ保持領域105に保持されている更新対象データを更新(キャッシュデータ更新)する。なお、この更新対象データは、例えば、図2(B)に示すデータA(第1のデータの一例)とする。
次いで、CPU13aのIF判定部101は、複数のIFが利用設定されている(複数のIFが利用設定中)か否かを判定する(ステップS4)。複数のIFが利用設定されていると判定された場合(ステップS4:YES)、ステップS5へ進む。一方、複数のIFが利用設定されていないと判定された場合(ステップS4:NO)、ステップS6へ進む。つまり、複数のIFのうち、単一のIFのみが利用設定されている場合、ステップS5の処理がスキップされる。ステップS4の判定は行わないように構成してもよいが(つまり、コマンドが受信されると、常にステップS5の判定を行う)、ステップS4の判定を行うことで、複数のIFが利用設定されていると判定された場合に限りステップS5の判定を行うようにすることができる。そのため、単一のIFのみが利用設定されている場合におけるコマンド処理時間を短縮することができる。
ステップS5では、CPU13aのIF判定部101は、コマンドが受信されたIFが、特定のIF(例えば、非接触通信用のIF)であるか否かを判定する。特定のIFであると判定された場合(ステップS5:YES)、不揮発性メモリ更新部104は、ステップS3でキャッシュデータ保持領域105において更新された更新対象データをNVM13dに書き込まず、コマンド処理部102は、コマンド処理の結果をレスポンスとして、コマンドが受信されたIFを介して外部へ応答し(ステップS7)、コマンド処理を終了する。一方、特定のIFでないと判定された場合(ステップS5:NO)、不揮発性メモリ更新部104は、ステップS3でキャッシュデータ保持領域105において更新された更新対象データをNVM13dにおける更新対象データ保持領域106に書き込み、コマンド処理部102は、コマンド処理の結果をレスポンスとして、コマンドが受信されたIFを介して外部へ応答し(ステップS7)、コマンド処理を終了する。
その後に、次のコマンドが受信されることでコマンド処理が開始されたときに、キャッシュメモリ更新部103は、キャッシュデータ保持領域105の更新対象データとして、例えば、データB(第2のデータの一例)を更新し、ステップS5で特定のIFでないと判定されたとする。この場合、不揮発性メモリ更新部104は、キャッシュメモリ更新部103により更新された更新対象データ(データB)及び前回のコマンド処理で書き込まれなかったデータAを含む「キャッシュデータ保持領域105のデータ」を、更新対象データ保持領域106に書き込むことになる。
以上説明したように、上記実施形態によれば、特定のIFを介してコマンドが受信された場合のNVM13dへの書き込み処理を、そのコマンド処理中に実行せず、その後に、特定のIF以外のIFを介してコマンドが受信されたときに実行するように構成したので、コマンドの受信から応答までにかかる処理時間を、より一層、短縮することができる。これにより、非接触決済などの処理をより短時間に完了させることができるため、例えば交通機関における改札の処理を高速化させて改札の出入りをスムーズにさせることができたり、店舗等の決済処理においては決済の処理待ちを解消して利便性を上げたりすることができる。
11 コントローラ
12 CLF
13 SE
14 電池
13a CPU
13b ROM
13c RAM
13d NVM
101 IF判定部
102 コマンド処理部
103 キャッシュメモリ更新部
104 不揮発性メモリ更新部
105 キャッシュデータ保持領域
106 更新対象データ保持領域
T 携帯端末

Claims (5)

  1. 外部との間で通信を行うための複数のインターフェースと、キャッシュメモリと、不揮発性メモリとを備えるICチップであって、
    前記キャッシュメモリにおける所定領域のデータを更新し、且つ当該更新されたデータを含む前記所定領域のデータを前記不揮発性メモリに書き込む処理を少なくとも実行させるためのコマンドであって、前記外部から何れかの前記インターフェースを介して当該コマンドを受信する受信手段と、
    前記コマンドが受信されたインターフェースが非接触通信用のインターフェースであるか否かを判定する判定手段と、
    前記受信されたコマンドに応じて、前記キャッシュメモリにおける所定領域のデータを更新する更新手段と、
    前記判定手段により前記非接触通信用のインターフェースであると判定された場合、前記更新手段により更新されたデータを含む前記所定領域のデータを不揮発性メモリに書き込まない一方、前記判定手段により前記非接触通信用のインターフェースでないと判定された場合、前記更新手段により更新されたデータを含む前記所定領域のデータを前記不揮発性メモリに書き込む書き込み手段と、
    を備えることを特徴とするICチップ。
  2. 前記書き込み手段は、前記コマンドが受信されたときに前記判定手段により前記非接触通信用のインターフェースであると判定された場合、前記更新手段により更新された第1のデータを含む前記所定領域のデータを不揮発性メモリに書き込まず、その後に、次の前記コマンドが受信されたときに前記判定手段により前記非接触通信用のインターフェースでないと判定された場合、前記更新手段により更新された第2のデータ及び前記第1のデータを含む前記所定領域のデータを前記不揮発性メモリに書き込むことを特徴とする請求項1に記載のICチップ。
  3. 前記判定手段は、前記複数のインターフェースが利用設定されているか否かを判定し、前記利用設定されていると判定した場合に限り、前記非接触通信用のインターフェースであるか否かを判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のICチップ。
  4. 外部との間で通信を行うための複数のインターフェースと、キャッシュメモリと、不揮発性メモリとを備えるICチップにおけるコンピュータを、
    前記キャッシュメモリにおける所定領域のデータを更新し、且つ当該更新されたデータを含む前記所定領域のデータを前記不揮発性メモリに書き込む処理を少なくとも実行させるためのコマンドであって、前記外部から何れかの前記インターフェースを介して当該コマンドを受信する受信手段と、
    前記コマンドが受信されたインターフェースが非接触通信用のインターフェースであるか否かを判定する判定手段と、
    前記受信されたコマンドに応じて、前記キャッシュメモリにおける所定領域のデータを更新する更新手段と、
    前記判定手段により前記非接触通信用のインターフェースであると判定された場合、前記更新手段により更新されたデータを含む前記所定領域のデータを不揮発性メモリに書き込まない一方、前記判定手段により前記非接触通信用のインターフェースでないと判定された場合、前記更新手段により更新されたデータを含む前記所定領域のデータを前記不揮発性メモリに書き込む書き込み手段として機能させることを特徴とするICチップ用プログラム。
  5. 外部との間で通信を行うための複数のインターフェースと、キャッシュメモリと、不揮発性メモリとを備えるICチップにおけるコマンド実行方法であって、
    前記キャッシュメモリにおける所定領域のデータを更新し、且つ当該更新されたデータを含む前記所定領域のデータを前記不揮発性メモリに書き込む処理を少なくとも実行させるためのコマンドであって、前記外部から何れかの前記インターフェースを介して当該コマンドを受信するステップと、
    前記コマンドが受信されたインターフェースが非接触通信用のインターフェースであるか否かを判定するステップと、
    前記受信されたコマンドに応じて、前記キャッシュメモリにおける所定領域のデータを更新するステップと、
    前記非接触通信用のインターフェースであると判定された場合、前記更新されたデータを含む前記所定領域のデータを不揮発性メモリに書き込まない一方、前記非接触通信用のインターフェースでないと判定された場合、前記更新されたデータを含む前記所定領域のデータを前記不揮発性メモリに書き込むステップと、
    を含むことを特徴とするコマンド実行方法。
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