JP6307145B1 - オープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体 - Google Patents

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【課題】地盤が軟弱な場合でも、布設するコンクリート函体が沈下を防止できるようにするため、コンクリート函体やオープンシールド機は従来の形状のものが使用でき、簡単かつ安価に実現できるオープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体を提供すること。【解決手段】コンクリート函体4は左側板4a、右側板4bと上床板4cと下床板4dとからなるもので、前後面を開口として開放されているコンクリート函体4は上床板4cに上床板4cの左右に突出する張出しブロック16を載置し、この張出しブロック16により沈下抑制を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、上下水道、共同溝、電信・電話などの付設地下道等の地下構造物を市街地などに施工するオープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体に関するものである。
オープンシールド工法は開削工法(オープンカット工法)とシールド工法の長所を活かした合理性に富む工法で、その概要を図8に示すと、下記特許文献にもあるように、オープンシールド工法で使用するオープンシールド機1は左右の側壁板1aと、これら側壁板1aに連結する底板1bとからなる前面、後面および上面を開口したもので、前記側壁板1aと底板1bの先端を刃口11として形成し、また側壁板1aの中央または後端近くにシールドジャッキ(推進ジャッキ)2を後方に向け上下に並べて配設する。図中3は隔壁を示す。
特開2003−41896号公報
図示は省略するが、オープンシールド機1は機体を前後方向で複数に分割し、フロント機としての前方の機体の後端にテール機としての後方の機体の前端が嵌入して、相互の嵌合部で屈曲可能とすることもある。
前記フロント機は主として掘削を行うもので、前端と上面を開放面としてあり、機体内で後部に後方へ向けて中折ジャッキを左右によせて、また上下複数段に配設している。これに対してテール機はコンクリート函体4の設置を行うもので、機体内で前部に後方へ向けて推進ジャッキ(シールドジャッキ)2を左右によせて、また上下複数段に配設している。
かかるオープンシールド機1を使用して施工するオープンシールド工法は、発進坑内にこのオープンシールド機1を設置して、オープンシールド機1のシールドジャッキ2を伸長して発進坑内の反力壁に反力をとってオープンシールド機1を前進させ、地下構造物を形成する第1番目のコンクリート函体4を上方から吊り降ろし、オープンシールド機1のテール部1c内で縮めたシールドジャッキ2の後方にセットする。シールドジャッキ2と反力壁との間にはストラットを配設して適宜間隔調整をする。
また、発進坑は土留壁で構成し、オープンシールド機1を発進させるにはこの土留壁を一部鏡切りするが、必要に応じて薬液注入などで発進坑の前方部分に地盤改良を施しておくこともある。
ショベル等の掘削機9でオープンシールド機1の前面または上面から土砂を掘削しかつ排土する。この排土工程と同時またはその後にシールドジャッキ2を伸長してオープンシールド機1を前進させる。この前進工程の場合、コンクリート函体4の前にはボックス鋼材または型鋼を用いた枠体よりなるプレスバー8を配設し、オープンシールド機1は後方にセットされたコンクリート函体4から反力をとる。
そして第1番目のコンクリート函体4の前に第2番目のコンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部1c内で吊り降ろす。以下、同様の排土工程、前進工程、コンクリート函体4のセット工程を適宜繰返して、順次コンクリート函体4をオープンシールド機1の前進に伴い縦列に地中に残置し、さらにこのコンクリート函体4の上面に埋戻土5を入れる。
なお、コンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部1c内に吊り降ろす際には、コンクリートブロック等による高さ調整材7をコンクリート函体4下に配設し、このテール部1c内でコンクリート函体4の左右および下部の空隙に可塑状の裏込注入材6を充填する(一次注入工)。
図10はこの一次注入工を示すもので、コンクリート函体4のグラウトホール12を介してコンクリート函体4の内部よりテール部1cの内面とコンクリート函体4の外面との空隙に可塑状の裏込注入材6aを注入ノズル13で注入充填する。裏込注入材6aは、A液・B液の2液からなり、A液は早強セメント・助材・安定材・水を混練りしたセメントミルク状であり、B液の急硬剤は低粘性の液体であり、単独で使用する。
施工は地上に設置した専用の裏込作液プラントでA液を作液し、裏込作液プラントからA液は2B管、B液は1B管を使用してシールド機後方まで配管し、各々圧送された2液を函体グラウトホールに取付けた特殊2重管を介し混合注入する。
また、図11に示すように、推進と同時にコンクリート函体4の内部よりテールボイド(テール部底板及び側板の厚み分)に可塑状の裏込注入材6bを注入充填する二次注入を行う。この二次注入は前記一次注入と同様にコンクリート函体4の底版部のグラウトホール12に注入ノズル13を堅固に固定して行う。
このようにして、オープンシールド機1が到達坑まで達したならばこれを撤去して工事を完了する。
このようなオープンシールド工法では、前記のごとくコンクリート函体4をオープンシールド機1の前進に伴い縦列に地中に残置し、コンクリート函体4は、オープンシールド機1のテール部1c内に吊り降ろされ、オープンシールド機1の前進とともに該テール部1cから出て地中に残されていくものであり、オープンシールド機1はこのように地中に残置したコンクリート函体4に反力をとって前進する。
コンクリート函体4は鉄筋コンクリート製で、図9に示すように左側板4a、右側板4bと上床板4cと下床板4dとからなるもので、前後面を開口10として開放されている。
コンクリート函体4同士の接続は、コーナー部に前後方向の貫通孔を設け、長ボルト等のPC鋼棒の緊結をもって縦列に並ぶものを接続していく。
前記のようなオープンシールド工法において地盤が軟弱な場合は、布設するコンクリート函体が沈下し、全体が傾斜したり湾曲してしまう場合がある。
下記特許文献はコンクリート函体が沈下防止として提案されたものである。
特公平5−74675公報
図12、図13に示すように、前後端及び上面を開口したシールド機内に推進ジャッキを設け、シールド機前面又は前部上面から掘削し、後続するコンクリート函体による既設地中構造物を反力に推進ジャッキでシールド機を前進させ、この前進分にシールド機後部上面より新たなコンクリ一ト函体を吊り降して既設地中構造物の最前列に位置させ、以下同様な工程を繰返してシールド機を掘進させ、また既設地中構造物の上面及び側面を適宜埋戻すオープンシールド工法において前記シールド機内に吊り降ろすコンクリート函体は横方向に貫通するコンクリート函体で、上面板を巾方向に延設して該函体の外周長さ方向に板状突出部を一体に形成し、該板状突出部はハンチをもつて端部に向かい漸次厚さが縮小するように傾斜させて形成し、一方、オープンシールド機は前記コンクリート函体に形状を合わせて左右の側壁板の上端付近を前記ハンチと同形に外側に張出すように傾斜させ、その先端を立ち上げて形成した。
特公平5−74675公報
この特許文献2によれば、本発明によれば、コンクリート函体は外周長さ方向に板状突出部を有するものであり、この突出部の分だけ従来のコンクリート函体よりも上下方向の支持力が増す。従ってシールド機の前進でそのまま軟弱地盤中に残置されても、容易に沈下することはない。
また、オープンシールド機はコンクリート函体に形状を合わせて左右の側壁板の上端付近をコンクリート函体のハンチと同形に外側に張出すように傾斜させ、その先端を立ち上げて形成したものなので、コンクリート函体が吊り上げ時に傾いていたとしても、オーブンシールド機内に組み込む際にはその左右の側壁板の上端付近の傾斜部がガイドとして、このゴンクリート函体の傾きを修正して導くことができ、しかも既設のコンクリ一ト函体の上面の水平レベルに合わせて正確にかつ容易に設置でき、作業性のよいものである。
なお、オープンシールド機の張出しにコンクリート函体の板状突出部が引っ掛かって、コンクリート函体の上面板を露出させるので、既設のコンクリ一ト函体の上面板と水平レベルを合わせやすいものでもある。
前記特許文献2は、コンクリート函体は外周長さ方向に板状突出部を有するものするためには、コンクリート函体の型枠製作に板状突出部を形成するための手間を掛けなければならない。
さらに、コンクリート函体の特殊形状に合わせてオープンシールド機の形状も左右の側壁板の上端付近をコンクリート函体のハンチと同形に外側に張出すように傾斜させ、その先端を立ち上げて形成するなど特殊な形状としなければならず、製作費も高騰する。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、地盤が軟弱な場合でも、布設するコンクリート函体が沈下を防止できるようにするのに、コンクリート函体やオープンシールド機は従来の形状のものが使用でき、簡単かつ安価に実現できるオープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するため、オープンシールド工法としては、第1に、オープンシールド機の前面または上面開口より前方の土砂を掘削・排土する工程と、推進ジャッキを伸長してコンクリート函体を反力にしてシールド機を前進させる工程と、シールド機のテール部内で縮めた推進ジャッキの後方に新たなコンクリート函体を上方から吊り降ろしてセットする工程とを適宜繰り返して順次コンクリート函体を縦列に埋設し、テール部内にコンクリート函体を設置した後、テール部内面と函体外面との空隙に可塑状の裏込注入材を注入充填する一次注入工と、シールド機前進と同時にテールボイドに可塑状の裏込注入材を注入充填する作業である二次注入工を行うオープンシールド工法において、左側板、右側板と上床板と下床板とからなり、前後面を開口として開放されているコンクリート函体にはシールド機から外に出たところで上床板に上床板左右に突出する張出しブロックを載置し、この張出しブロックにより沈下抑制を行うことを要旨とするものである。
第2に、コンクリート函体には、PC鋼棒もしくは/および高力ボルトで張出しブロックを固定すること、第3に、コンクリート函体相互には、張出しブロック跨らせることを要旨とするものである。
オープンシールド工法に使用するコンクリート函体としては、オープンシールド機の前面または上面開口より前方の土砂を掘削・排土する工程と、推進ジャッキを伸長してコンクリート函体を反力にしてシールド機を前進させる工程と、シールド機のテール部内で縮めた推進ジャッキの後方に新たなコンクリート函体を上方から吊り降ろしてセットする工程とを適宜繰り返して順次コンクリート函体を縦列に埋設し、テール部内にコンクリート函体を設置した後、テール部内面と函体外面との空隙に可塑状の裏込注入材を注入充填する一次注入工と、シールド機前進と同時にテールボイドに可塑状の裏込注入材を注入充填する作業である二次注入工を行うオープンシールド工法に使用するコンクリート函体であり、コンクリート函体は、左側板、右側板と上床板と下床板とからなり、前後面を開口として開放され、上床板に上床板左右に突出する部分を有し、この突出する部分は後付けの張出しブロックからなることを要旨とするものである。
第2に、後付けの張出しブロックはPC鋼棒もしくは/および高力ボルトでコンクリート函体に固定されること、第3に、後付けの張出しブロックは、コンクリート函体相互に跨って載置してあることを要旨とするものである。
請求項1および請求項4記載の本発明によれば、コンクリート函体は上床板に上床板左右に突出する張出しブロックを載置し、この張出しブロックにより支持される部分を増加して沈下抑制を行うことができる。
しかも張出しブロックはコンクリート函体がシールド機から外に出たところで後付けで載置するものであるので、コンクリート函体やシールド機の形状は従来と変わらないものですむ。
請求項2および請求項5記載の本発明によれば、コンクリート函体であり、左側板、右側板と上床板と下床板とからなり、前後面を開口として開放され、上床板に上床板左右に突出する張出しブロックを後付けで載置した場合でも張出しブロックはPC鋼棒もしくは/および高力ボルトでコンクリート函体に固定することで安定した取り付け状態を維持することができる。
請求項3および請求項6記載の本発明によれば、張出しブロックはコンクリート函体相互に跨らせて設置することで、縦列するコンクリート函体相互の挙動が異なりずれようとしても、いずれか一方に偏ることなく張出しブロックを作用させることができる。
以上述べたように本発明のオープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体は、地盤が軟弱な場合でも、布設するコンクリート函体が沈下を防止できるようにするのに、コンクリート函体やオープンシールド機は従来の形状のものが使用でき、簡単かつ安価に実現できるものである。
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明のオープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体の第1実施形態を示す縦断正面図で、前記従来例を示す図13、図14と同一構成要素には同一参照符号を付したものである。
図中4はオープンシールド工法に使用するコンクリート函体で、前記図4で説明したように鉄筋コンクリート製で、左側板4a、右側板4bと上床板4cと下床板4dとからなるもので、前後面を開口として開放されている。
オープンシールド工法は前記図3で示すように、ショベル等の掘削機9でオープンシールド機1の前面または上面から土砂を掘削しかつ排土し、この排土工程と同時またはその後にシールドジャッキ2を伸長してオープンシールド機1を前進させる。
この前進工程の場合、コンクリート函体4の前にはボックス鋼材または型鋼を用いた枠体よりなるプレスバー8を配設し、オープンシールド機1は後方にセットされたコンクリート函体4から反力をとる。
そして既設のコンクリート函体4の前に新たなコンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部1c内で吊り降ろす。
以下、同様の排土工程、前進工程、コンクリート函体の4のセット工程を適宜繰返して、順次コンクリート函体4をオープンシールド機1の前進に伴い縦列に地中に残置し、さらにこのコンクリート函体4の上面に埋戻土5を入れる。
なお、コンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部1c内に吊り降ろす際には、このテール部1c内でコンクリート函体4の左右および下部の空隙に裏込注入材6を充填する。
このようにして、オープンシールド機1が到達坑まで達したならばこれを撤去して工事を完了する。
前記裏込注入材6の注入はコンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部1c内に吊り降ろした時に行なう一次注入工と、オープンシールド機1の推進と同時にコンクリート函体4の内部よりテールボイド(テール部底板及び側板の厚み分)に注入を行う二次注入に分かれる。
本発明はシールドジャッキ2を伸長してオープンシールド機1を前進させ、オープンシールド機1のテール部1c内に吊り降ろしたコンクリート函体4がオープンシールド機1の外に出た段階で、上床板4cに上床板4cの左右に突出するように張出しブロック16を載置した。
張出しブロック16はプレキャストコンクリートで作製し、コンクリート函体4の前後方向の幅と同じ寸法の前後幅を有し、アンカーボルトなどの固定ボルト17でコンクリート函体4に取り付ける。
本実施形態では張出しブロック16はコンクリート函体4に左右別れて設置するものであり、左右それぞれにアンカーボルト等の固定ボルト17や差筋で取り付けた。
固定ボルト17での取付部分は段差をもって薄肉となっていて、コンクリート函体4の角部がこの段差箇所に係合する。
前記張出しブロック16を設置するに際して張出しブロック16の下側が接する部分は地盤改良により良質土置換18としておく。
このようにコンクリート函体4は張出しブロック16により支持される部分を増加して沈下抑制を行うことができる。
図2は本発明の第2実施形態を示すもので、上床板4cの左右に突出する張出しブロック16は中央で繋がった1枚の板の左右部分であるとした。
固定ボルト17での取付部分は段差をもって薄肉となっていて、コンクリート函体4の角部がこの段差箇所に係合する点は前記第1実施形態と同じである。
前記第1実施形態では、張出しブロック16はアンカーボルト等の固定ボルト17や差筋で取り付けた例を示したが、この取り付けをより確実にするために、図4に示すように張出しブロック16はPC鋼棒19と高力ボルト20でコンクリート函体4に固定するようにしてもよい。
この場合、PC鋼棒19を外側に、高力ボルト20を内側にして固定するが、PC鋼棒19の取り付けは図8に示すように、コンクリート函体4にシース孔21を穿設し、その底にメスネジ24を収め、シース孔21に挿入するPC鋼棒19の先端をメスネジ24に螺合し、張出しブロック16を貫通するPC鋼棒19の上端は定着ナット22等の定着部材で緊張する。
また、高力ボルト20の場合はコンクリート函体4に穿設した孔に差し入れ、ケミカルアンカー23で固定する。張出しブロック16を貫通する高力ボルト20の上端は定着ナット22等の定着部材で緊張した。
これらPC鋼棒19と高力ボルト20はいずれか一方のみの使用でもよい。
図5、図6に示すように前記張出しブロック16をコンクリート函体4に後付けで載置する場合においては、張出しブロック16は縦列するコンクリート函体4の相互に跨らせるものとする。
この張出しブロック16もオープンシールド機1を前進方向に並ぶが、コンクリート函体4の配列とは段違いになる。
本発明のオープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体の第1実施形態を示す縦断正面図である。 本発明のオープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体の第2実施形態を示す縦断正面図である。 本発明のオープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体の第3実施形態を示す縦断正面図である。 本発明のオープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体の第3実施形態を示す平面図である。 本発明のオープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体の第3実施形態を示す縦断側面図である。 本発明のオープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体の第3実施形態を示す要部の縦断正面図である。 PC鋼棒での固定部の縦断正面図である。 オープンシールド工法の概略を示す縦断側面図である。 コンクリート函体の斜視図である。 裏込注入材(一次注入工)を示す説明図である。 裏込注入材(二次注入工)を示す説明図である。 従来例でのコンクリート函体を示す斜視図である。 従来例を示す縦断正面図である。
1…オープンシールド機
1a…側壁板 1b…底板
1c…テール部 2…推進ジャッキ(シールドジャッキ)
3…隔壁 4…コンクリート函体
4a…左側板 4b…右側板
4c…上床板 4d…下床板
5…埋戻土 6,6a,6b…裏込注入材
7…高さ調整材 8…プレスバー
9…掘削機 10…開口
11…刃口 12…グラウトホール
13…注入ノズル 14…板状突出部
15…ハンチ 16…張出しブロック
17…固定ボルト 18…良質土置換
19…PC鋼棒 20…高力ボルト
21…シース孔 22…定着ナット
23…ケミカルアンカー 24…メスネジ

Claims (6)

  1. オープンシールド機の前面または上面開口より前方の土砂を掘削・排土する工程と、推進ジャッキを伸長してコンクリート函体を反力にしてシールド機を前進させる工程と、シールド機のテール部内で縮めた推進ジャッキの後方に新たなコンクリート函体を上方から吊り降ろしてセットする工程とを適宜繰り返して順次コンクリート函体を縦列に埋設し、テール部内にコンクリート函体を設置した後、テール部内面と函体外面との空隙に可塑状の裏込注入材を注入充填する一次注入工と、シールド機前進と同時にテールボイドに可塑状の裏込注入材を注入充填する作業である二次注入工を行うオープンシールド工法において、左側板、右側板と上床板と下床板とからなり、前後面を開口として開放されているコンクリート函体にはシールド機から外に出たところで上床板に上床板左右に突出する張出しブロックを載置し、この張出しブロックにより沈下抑制を行うことを特徴としたオープンシールド工法。
  2. コンクリート函体には、PC鋼棒もしくは/および高力ボルトで張出しブロックを固定する請求項1記載のオープンシールド工法。
  3. コンクリート函体相互には、張出しブロック跨らせる請求項1または請求項2記載のオープンシールド工法。
  4. オープンシールド機の前面または上面開口より前方の土砂を掘削・排土する工程と、推進ジャッキを伸長してコンクリート函体を反力にしてシールド機を前進させる工程と、シールド機のテール部内で縮めた推進ジャッキの後方に新たなコンクリート函体を上方から吊り降ろしてセットする工程とを適宜繰り返して順次コンクリート函体を縦列に埋設し、テール部内にコンクリート函体を設置した後、テール部内面と函体外面との空隙に可塑状の裏込注入材を注入充填する一次注入工と、シールド機前進と同時にテールボイドに可塑状の裏込注入材を注入充填する作業である二次注入工を行うオープンシールド工法に使用するコンクリート函体であり、コンクリート函体は、左側板、右側板と上床板と下床板とからなり、前後面を開口として開放され、上床板に上床板左右に突出する部分を有し、この突出する部分は後付けの張出しブロックからなることを特徴とするオープンシールド工法に使用するコンクリート函体。
  5. 後付けの張出しブロックはPC鋼棒もしくは/および高力ボルトでコンクリート函体に固定される請求項4記載のオープンシールド工法に使用するコンクリート函体。
  6. 後付けの張出しブロックは、コンクリート函体相互に跨って載置してある請求項4または請求項5記載のオープンシールド工法に使用するコンクリート函体。
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