JP6306879B2 - マニホールドユニット及び電解槽 - Google Patents

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Description

本発明は、マニホールドユニットと、電解槽と、に関する。
陽極が設けられた陽極室と、陰極が設けられた陰極室と、陽極室と陰極室とを隔てる隔壁と、陽極室に電解液を供給する第一供給流路と、陰極室に電解液を供給する第二供給流路と、陽極室から電解液を回収する第一回収流路と、陰極室から電解液を回収する第二回収流路と、を有する電解セルを複数備えた電解槽が知られている。
特開2002−332586号公報
電気分解(以下、電解という)は、電解槽に備えられている複数の電解セルに電解液を通過させ、陽極と陰極とに電位差を与えることにより行われる。電解槽として、電解セルの陽極と陰極とが対向するように複数の電解セルが並べられている複極式電解槽が知られている。
電解槽は、上述したように複数の電解セルが並べられて構成されている。このため、電解槽の構成によっては、複数の電解セルに電解液が適切に供給されない場合がある。例えば、電解液は、電解セルが並べられる方向の一方の側から供給されるため、当該方向の一方に位置する電解セルと、他方に位置する電解セルとを比べると、電解セルに供給される電解液の量に差が生じるおそれがある。したがって、電解セルにおいて電解液が供給される量に差が生じるおそれがある。
そこで、本発明は、電解液の供給を効率的に行うことが可能なマニホールドユニット及び電解槽を提供することを目的とする。
本発明に係るマニホールドユニットは、互いに対向する第一開口部と第二開口部とを有する主室と、第一開口部を覆うように第一開口部に配置された金属部材と、第二開口部を覆うように第二開口部に配置された電極と、電解液を供給する電解液供給流路と、電解液を回収する電解液回収流路と、を備える。
本発明によれば、主室は、互いに対向する第一開口部と第二開口部とを有している。金属部材は、第一開口部を覆うように第一開口部に配置されている。電極は、第二開口部を覆うように第二開口部に配置されている。例えば、マニホールドユニットが電解セルと電解セルとの間に設けられている電解槽では、マニホールドユニットの電解液供給流路から電解セルへ電解液が供給される。マニホールドユニットを電解セルと電解セルとの間に設けることにより、マニホールドユニットは、隣接する電解セルに電解液を供給することができる。マニホールドユニットは、電解液回収流路により、隣接する電解セルから電解液を回収することができる。よって、電解液の供給を効率的に行うことが可能なマニホールドユニットを得ることができる。
集電部材と、電極を支持する電極支持部材と、を更に備え、電極支持部材は、電極と集電部材との間に挟持されて配置されていてもよい。このように構成した場合、集電部材により電極の集電効果が高められる。電極支持部材によって電極が支持されるため、電極を保護することができる。
電解液供給流路に電解液を供給する外部供給流路を更に備えてもよい。この場合、電解液を外部供給流路から供給することができる。例えば、マニホールドユニットと複数の電解セルとから電解槽を組み立てた場合、外部供給流路から電解槽に電解液を供給することができる。
電解液回収流路から電解液を回収する外部回収流路を更に備えてもよい。この場合、電解液を外部供給流路から回収することができる。例えば、マニホールドユニットと複数の電解セルとから電解槽を組み立てた場合、外部回収流路から電解槽内の電解液を回収することができる。
本発明に係る電解槽は、上記マニホールドユニットと、陽極が設けられた陽極室と、陰極が設けられた陰極室と、陽極室と陰極室とを隔てる隔壁と、陽極室に電解液を供給する第一供給流路と、陰極室に電解液を供給する第二供給流路と、陽極室から電解液を回収する第一回収流路と、陰極室から電解液を回収する第二回収流路と、を有する第一及び第二の電解セルと、を備え、マニホールドユニットは、第一電解セルと第二電解セルとの間に配置され、第一電解セルとマニホールドとの間に隔膜が配置され、金属部材は、第二電解セルの陽極室及び陰極室の何れか一方と接し、電極は、隔膜を介して、第一電解セルの陽極室及び陰極室の何れか一方と接し、電解液供給流路は、第三供給流路及び第四供給流路を有し、電解液回収流路は、第三回収流路及び第四回収流路を有し、第一供給流路と第三供給流路とは連通し、第二供給流路と第四供給流路とは連通し、第一回収流路と第三回収流路とは連通し、第二回収流路と第四回収流路とは連通している。
本発明によれば、電解槽には、電解セルと電解セルとの間にマニホールドユニットが設けられる。マニホールドユニットは、隣接する電解セルと接触することにより電流が導通され、陰極室又は陽極室として機能する。すなわち、マニホールドユニットの金属部材が隣接する電解セルの陽極と接した場合、電極は陽極として機能する。このとき、主室は陽極室として機能する。マニホールドユニットの金属部材が隣接する電解セルの陰極と接した場合、電極は陰極として機能する。このとき、主室は陰極室として機能する。したがって、任意の電解セルと電解セルとの間にマニホールドユニットを装着することができる。電解槽において、電解セルと電解セルとの間にマニホールドユニットが設けられている場合、主室には、隣接する電解セルの陽極室及び陰極室の何れか一方から電解液が供給される。よって、電解液の供給を効率的に行うことが可能な電解槽を得ることができる。
金属部材は、隣接する第二電解セルの陰極室と接しており、電極は、隔膜を介して、第一電解セルの陽極室と接していてもよい。このように構成した場合、マニホールドユニットは、隣接する第二電解セルと接触することにより電流が導通される。金属部材が隣接する電解セルの陰極と接することにより、電極は陰極として機能する。主室は陰極室として機能する。主室には、隣接する第二電解セルの陰極室から電解液が供給される。
本発明によれば、電解液の供給を効率的に行うことが可能なマニホールドユニット及び電解槽を提供するができる。
本発明の第一実施形態に係る電解槽の模式図である。 本発明の第一実施形態に係る電解セルを説明するための図である。 本発明の第一実施形態に係るマニホールドユニットを説明するための図である。 本発明の第一実施形態に係るマニホールドユニットを説明するための他の図である。 図3のV−V線に沿った断面構成を説明する図である。 図3のVI−VI線に沿った断面構成を説明する図である。 マニホールドユニットの断面構成を説明するための他の図である。 本発明の第一実施形態に係る電解槽における電解液の流れを説明する図である。 本発明の第二実施形態に係る電解槽における電解液の流れを説明する図である。
以下、本発明の実施形態について、必要に応じて図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明は以下の内容に限定されない。
(第一実施形態)
図1から図6を参照して、本発明の第一実施形態に係る電解槽について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係る電解槽の模式図である。図2は、本発明の第一実施形態に係る電解セルを説明するための図である。図3は、本発明の第一実施形態に係るマニホールドユニットを説明するための図である。図4は、本発明の第一実施形態に係るマニホールドユニットを説明するための他の図である。図5は、図3のV−V線に沿った断面構成を説明する図である。図6は、図3のVI−VI線に沿った断面構成を説明する図である。
電解槽1は、例えば、複極式構造の電解槽である。電解槽1は、複数の電解セル10と、マニホールドユニット20と、隔膜30と、を備えている。電解槽1は、電解液を供給する外部供給流路24を備えている。電解槽1は、電解液を回収する外部回収流路25を備えている。複数の電解セル10及びマニホールドユニット20と、隔膜30とは、プレス器Pより連結されている。外部供給流路24及び外部回収流路25は循環ポンプ3に接続されている。循環ポンプ3は、複数のポンプから構成されてもよい。例えば、外部供給流路24と外部回収流路25とは、それぞれ異なる循環ポンプ3に接続されていてもよい。電解液は、循環ポンプ3により電解槽1内を循環させられる。電解槽1は、電源に接続される陽極端子6と陰極端子7とを備えている。
電解セル10は、電解液を電解する。図2に示されるように、電解セル10は、陽極室12と、陰極室14と、隔壁15と、第一供給流路41と、第二供給流路42と、第一回収流路51と、第二回収流路52と、を備えている。
陽極室12には、陽極11が設けられている。陽極11は、電解液に電荷が移動していく電極である。陽極11は、例えば酸素発生用の電極である。陽極11は、電解セル10の一方の面に設けられている。陽極11は、例えば、エクスパンデッドメッシュ加工されたチタン板の表面に、ルテニウム、イリジウム、チタン、及びニッケルの少なくとも1つの元素を成分とする酸化物を被覆することにより製造されてもよい。
陰極室14には、陰極13が設けられている。陰極13は、電解液から電荷が移動していく電極である。陰極13は、例えば、水素発生用の電極である。陰極13は、陽極11と対向する電解セル10の面に設けられている。陰極13の表面全体は還元反応が起こる触媒層で被覆されていることが好ましい。陰極13は、例えば、ニッケル製ファインメッシュ基材にルテニウムを含有する酸化物が被覆されている。
電解セル10は、陰極13側に集電部材131と、金属弾性部材132と、電極支持部材133と、を備えている。
集電部材131は、陰極13に沿って備えられている。集電部材131は、陰極13の集電効果を高める。集電部材131は、電子を集める集電効果を有する部材であればどのような形状でもよい。例えば、板状であってもよく、網状であってもよい。本実施形態では、集電部材131は、メッシュ板であり、陰極13の表面と略平行に配置されている。集電部材131は、例えば、ニッケル、鉄、銅、銀、チタンなどの電気伝導性のある金属から構成される。集電部材131は、これらの金属の混合物、合金又は複合酸化物でもよい。集電部材131は、金属弾性部材132を介して、陰極13に対して電気的に接続されている。
金属弾性部材132は、陰極13と集電部材131との間に備えられている。金属弾性部材132は、陰極室14側の集電部材131の表面上に備えられていてもよい。このように構成すると、電解槽1が組み立てられた際に、複数の電解セル10の陰極13が隔膜30に押し付けられる。このため、陽極11と陰極13との間の距離を短くすることができ、電力消費量を抑えることができる。金属弾性部材132は、渦巻きばね、コイル等のばね部材、クッション性のマット等を採用してもよい。金属弾性部材132は、隔膜30を押し付ける応力等を考慮して適宜好適なものを採用してよい。金属弾性部材132は、例えば、ニッケル、鉄、銅、銀、チタンなどの電気伝導性を有する金属から構成される。
電極支持部材133は、集電部材131と隔壁15との間に備えられている。電極支持部材133は、隔壁15及び集電部材131に対して略垂直に配置されている。電極支持部材133は、集電部材131を支えることができる形状であればどのような形状でもよく、例えば、棒状、板状又は網状であってよい。本実施形態では、電極支持部材133は、メッシュ板である。電極支持部材133は、例えば、ニッケル、鉄、銅、銀、及び、チタンなど電気伝導性を有する金属から構成される。
電解槽1は、陽極11と陰極13とが対向する方向に沿って電解セル10と隔膜30とを備えている。電解槽1は、隣接する電解セル10と電解セル10との間、又は、隣接する電解セル10とマニホールドユニット20との間に、隔膜30を備えている。隔膜30は、隣接する2つの電解セル10のうち一方の電解セル10の陽極室12と他方の電解セル10の陰極室14との間に備えられている。あるいは、隔膜30は、隣接する電解セル10の陽極室12と、マニホールドユニット20との間に備えられている。
隔膜30は、特に限定されず、公知のものを用いることができる。例えば、特定の分子を選択的に透過させることが可能な多孔質の膜であってもよい。あるいは、例えば、ポリスルホン系ポリマーを用いた多孔性隔膜、ポリフェニレンスルファイド繊維を用いた布、フッ素系多孔質体膜、フッ素系のイオン交換膜、及び、無機物と有機物の混合した多孔質体、などを例示することができる。
電解セル10は、陽極側ガスケットと陰極側ガスケットとを備えていてもよい。陽極側ガスケットは、陽極室12を構成する枠体表面に配置されていてもよい。陰極側ガスケットは、陰極室14を構成する枠体表面に配置されていてもよい。電解槽1は、電解セル10が備える陽極側ガスケットと、この電解セル10に隣接する電解セル10の陰極側ガスケットとが、隔膜30を挟持するように、構成されていてもよい。
このように構成した場合、陽極側ガスケット及び陰極側ガスケットにより、電解槽1における気密性を高めることができる。陽極側ガスケット及び陰極側ガスケットは、隔膜30と電解セル10との間を封止することができる。陽極側ガスケット及び陰極側ガスケットの具体例としては、中央に開口部が形成された額縁状のゴム製シート等が挙げられる。陽極側ガスケット及び陰極側ガスケットには、腐食性の電解液又は生成するガス等に対して耐性を有し、長期間使用できることが求められる。耐薬品性又は硬度の点から、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDMゴム)、エチレン・プロピレンゴム(EPMゴム)の加硫品又は過酸化物架橋品等が用いてもよい。液体に接する領域(接液部)をポリテトラフルオロエチレン(PTFE)又はテトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)などのフッ素系樹脂で被覆した部材を陽極側ガスケット及び陰極側ガスケットとして用いてもよい。
陽極側ガスケット及び陰極側ガスケットは、電解液の流れを妨げないように、後述する電解液供給流路4又は電解液回収流路5に連通する開口部を有していてもよい。陽極側ガスケット及び陰極側ガスケットは、その形状は特に限定されない。例えば、陽極室12を構成する陽極室枠又は陰極室14を構成する陰極室枠の各開口部の周縁に沿って、額縁状の陽極側ガスケット又は陰極側ガスケットが接着剤等で貼り付けてもよい。例えば、隔膜30を介して電解セル10を接続する場合、隔膜30を介して陽極側ガスケット又は陰極側ガスケットを貼り付けた電解セル10を用いることができる。これにより、電解液、電解により生成するアルカリ金属水酸化物、塩素ガス、水素ガス、又は、酸素ガス等が電解セル10の外部に漏れることを抑制することができる。
電解槽1は、陽極11と陰極13とが対向する方向に、複数の電解セル10を備えている。電解槽1に備えられた複数の電解セル10において、陽極11と陰極13とが対向する方向の一方の端に位置している電解セル10の陽極11は、陽極端子6と電気的に接続されている。電解槽1に備えられた複数の電解セル10において一方の端に、陽極室12のみを有する電解セル(陽極ターミナルセル)が備えられていてもよい。この場合、陽極ターミナルセルと陽極端子6とは電気的に接続されている。
電解槽1に備えられた複数の電解セル10において、陽極11と陰極13とが対向する方向の他方の端に備えられている電解セル10の陰極13は、陰極端子7と電気的に接続されている。電解槽1に備えられた複数の電解セル10において他方の端に、陰極室のみを有する電解セル(陰極ターミナルセル)が備えられていてもよい。この場合、陰極ターミナルセルと陰極端子7とは電気的に接続されている。
陽極室12と陰極室14との間には、隔壁15が備えられている。隔壁15は、陽極室12と陰極室14とを隔てている。隔壁15は、導電性の金属板から構成されている。隔壁15は、例えばニッケルを含む材料から構成されていてもよい。隔壁15は、陽極リブ16と陰極リブ17とが取り付けられている。陽極リブ16及び陰極リブ17が隔壁15に取り付けられる方法は、例えば、レーザ溶接又はTig溶接である。陽極リブ16は陽極11を支えている。陰極リブ17は陰極13を支えている。
ここで、マニホールドユニット20について説明する。マニホールドユニット20は、図3から図6に示されるように、主室21と、金属部材22と、電極23と、集電部材131と、金属弾性部材132と、電極支持部材133と、電解液供給流路4と、電解液回収流路5と、外部供給流路24と、外部回収流路25と、を備えている。
主室21は、互いに対向する第一開口部21aと第二開口部21bとを有している。第一開口部21aは略矩形状である。第二開口部21bは、略矩形状であり、第一開口部21aと対向している。
金属部材22は、第一開口部21aを覆うように第一開口部21aに配置されている。金属部材22は、隣接する電解セル10の陰極室14と接する。金属部材22が陰極室14と接する場合、金属部材22は、ニッケル(Ni)を含んで構成される金網である。金属部材22は、鉄(Fe)を含むステンレス鋼から構成される金網であってもよい。
電極23は、第二開口部21bを覆うように第二開口部21bに配置されている。電極23は、隣接する電解セルを介して陰極端子7と接続され、陰極として機能する。電極23が陰極として機能する場合、電極23は、例えば、チタン板であってもよい。電極23は、表面に、ルテニウム、イリジウム、チタン、及びニッケルの少なくとも1つの元素を成分とする酸化物を被覆することにより製造されてもよい。
集電部材131は、電極23に沿って備えられている。集電部材131は、電極23の集電効果を高める。本実施形態では、集電部材131は、板状であり、電極23の表面と略平行に配置されている。集電部材131は、金属弾性部材132を介して、電極23に対して電気的に接続されている。
金属弾性部材132は、電極23と集電部材131との間に備えられている。金属弾性部材132は、陰極室14側の集電部材131の表面上に備えられていてもよい。このように構成すると、電解槽1が組み立てられた際に、マニホールドユニット20の電極23が隔膜30に押し付けられる。このため、電極23と電解セル10に設けられている陽極11又は陰極13との間の距離を短くすることができ、電力消費量を抑えることができる。
電極支持部材133は、金属部材22と電極23との間に備えられている。電極支持部材133は、金属部材22及び電極23に対して略垂直に配置されている。電極支持部材133により、電極23が支持される。
電解液供給流路4は、電解液を電解セル10に供給する流路である。マニホールドユニット20は、電解液供給流路4と連通する開口部を2以上有している。電解セル10は、第一供給流路41及び第二供給流路42を有している。電解液供給流路4は、第三供給流路43及び第四供給流路44を有している。第三供給流路43及び第四供給流路44は、電解液供給流路4として機能する。
第一供給流路41は、陽極室12に電解液を供給する流路である。電解液は、第一供給流路41を通り陽極室12に供給される。第一供給流路41は、陽極室12において、陽極11と陰極13とが対向する方向に対して交差する方向における一方の側面に設けられている。
第二供給流路42は、陰極室14に電解液を供給する流路である。第二供給流路42は、陰極室14に電解液を供給する流路である。電解液は、第二供給流路42を通り陰極室14に供給される。第二供給流路42は、陰極室14において、陽極11と陰極13とが対向する方向に対して交差する方向における一方の側面に設けられている。
第三供給流路43は、複数の第一供給流路41を連通する流路である。第一供給流路41と第三供給流路43とは連通している。第四供給流路44は、複数の第二供給流路42を連通する流路である。第二供給流路42と第四供給流路44とは連通している。
電解液回収流路5は、電解液を電解セル10から回収する流路である。マニホールドユニット20は、電解液回収流路5と連通する開口部を2以上有している。電解セル10は、第一回収流路51及び第二回収流路52を有している。電解液回収流路5は、第三回収流路53及び第四回収流路54を有している。第三回収流路53及び第四回収流路54は、電解液回収流路5として機能する。
第一回収流路51は、陽極室12から電解液を回収する流路である。電解液は、第一回収流路51を通り陽極室12から回収される。第一回収流路51は、陽極室12において、陽極11と陰極13とが対向する方向と交差する方向における他方の側面に設けられている。
第二回収流路52は、陰極室14から電解液を回収する流路である。第二回収流路52は、陰極室14から電解液を回収する流路である。電解液は、第二回収流路52を通り陰極室14から回収される。第二回収流路52は、陰極室14において、陽極11と陰極13とが対向する方向に対して交差する方向における他方の側面に設けられている。
第三回収流路53は、複数の第一回収流路51を連通する流路である。第一回収流路51と第三回収流路53とは連通している。第四回収流路54は、複数の第二回収流路52を連通する流路である。第二回収流路52と第四回収流路54とは連通している。
外部供給流路24は、電解液供給流路4として機能する。外部供給流路24は、第三供給流路43と第四供給流路44と連通している。外部供給流路24は、第一開口部21aと第二開口部21bとが対向する方向に対して交差する方向に設けられている。外部供給流路24は、マニホールドユニット20に接続される管状の部材によって形成された空間であってもよい。マニホールドユニット20は、外部供給流路24として機能する流路を複数備えていてもよい。この場合、複数の流路は、第三供給流路43と第四供給流路44とにそれぞれ連通していてもよい。
外部回収流路25は、電解液回収流路5として機能する。外部回収流路25は、第三回収流路53と第四回収流路54と連通している。外部回収流路25は、第一開口部21aと第二開口部21bとが対向する方向に対して交差する方向に設けられている。外部回収流路25は、外部回収流路25の中心軸と、外部供給流路24の中心軸とが略同一方向に向くように設けられている。外部回収流路25は、マニホールドユニット20に接続される管状の部材によって形成された空間であってもよい。マニホールドユニット20は、外部回収流路25として機能する流路を複数備えていてもよい。この場合、複数の流路は、第三回収流路53と第四回収流路54とにそれぞれ連通していてもよい。
ここで、図7を参照して、マニホールドユニット20の変形例について説明する。図7は、マニホールドユニットの断面構成を説明するための図である。図7は、マニホールドユニット20の図3のVI−VI線に沿った断面構成に対応する。以下、上述したマニホールドユニット20との重複説明は省略し、相違点を中心に説明する。
金属部材26は、第一開口部21aを覆うように第一開口部21aに配置されている。金属部材26は、隣接する電解セル10の陽極室12と接してもよい。金属部材26が陽極室12と接する場合、金属部材26は、例えば、チタン又はニッケルからなる板であってもよい。電極23は、表面に、ルテニウム、イリジウム、チタン、及びニッケルの少なくとも1つの元素を成分とする酸化物を被覆することにより製造されてもよい。
集電部材131は、金属部材26に沿って備えられていてもよい。集電部材131は、金属部材26の集電効果を高める。本変形例では、集電部材131は、板状であり、金属部材26の表面と略平行に配置されている。集電部材131は、金属弾性部材132を介して、金属部材26に対して電気的に接続されている。
金属弾性部材132は、金属部材26と集電部材131との間に備えられている。金属弾性部材132は、陽極室12側の集電部材131の表面上に備えられていてもよい。このように構成すると、電解槽1が組み立てられた際に、マニホールドユニット20の金属部材26が隣接する電解セル10の陽極11に押し付けられる。このため、金属部材26と電解セル10に設けられている陽極11との間の距離を短くすることができ、電力消費量を抑えることができる。
電極支持部材133は、金属部材26と電極27との間に備えられている。電極支持部材133は、金属部材26及び電極27に対して略垂直に配置されている。電極支持部材133により、金属部材26が支持される。
電極27は、第二開口部21bを覆うように第二開口部21bに配置されている。電極27は、隣接する電解セルを介して陽極端子6と接続され、陽極として機能してもよい。電極27が陽極として機能する場合、電極27は、例えば、ニッケル(Ni)を含んで構成される金網であってもよい。電極27は、鉄(Fe)を含むステンレス鋼から構成される金網であってもよい。
ここで、図8を参照して、電解槽1における、電解液の流れについて説明する。図8は、本発明の第一実施形態に係る電解槽における電解液の流れを説明する図である。
図8に示されるように、マニホールドユニット20は、電極23に接する第一電解セル101と、金属部材22に接する第二電解セル102と、の間に配置されている。隔膜30は、第一電解セル101とマニホールドユニット20との間に配置されている。金属部材22は、第二電解セル102の陰極室14と接している。電極23は、隔膜30を介して、第一電解セル101の陽極室12と接している。第一電解セル101及び第二電解セル102は、電解セル10である。
本実施形態によれば、主室21は、互いに対向する第一開口部21aと第二開口部21bとを有している。金属部材22,26は、第一開口部21aを覆うように第一開口部21aに配置されている。電極23,27は、第二開口部21bを覆うように第二開口部21bに配置されている。マニホールドユニット20が電解セル10と電解セル10との間に設けられている電解槽1では、マニホールドユニット20の電解液供給流路4から電解セル10へ電解液が供給される。このように構成することにより、マニホールドユニット20は、隣接する電解セル10に電解液を供給することができる。マニホールドユニット20は、電解液回収流路5により、隣接する電解セル10から電解液を回収することができる。よって、マニホールドユニット20により、電解液の供給が効率的に行われる。
本実施形態によれば、集電部材131により電極23,27の集電効果が高められる。電極支持部材133によって電極23,27が支持されるため、電極23,27を保護することができる。
本実施形態によれば、電解液を外部供給流路24から供給することにより、電解セル10における陽極11と陰極13とが対向する距離が、マニホールドユニット20における金属部材22,26と電極23,27との距離よりも短い場合であっても、外部供給流路24から電解槽1に電解液を供給することが可能となる。
本実施形態によれば、電解液を外部回収流路25から回収することにより、電解セル10における陽極11と陰極13とが対向する距離が、マニホールドユニット20における金属部材22,26と電極23,27との距離よりも短い場合であっても、外部回収流路25から電解槽1内の電解液を回収することができる。
本実施形態によれば、主室21には、隣接する電解セルの陰極室14から電解液が供給される。電極23は、陰極端子7と接続され、陰極として機能する。このため、主室21は、金属部材22が隣接する電解セル10の陰極13と接することにより電流が導通され、陰極室14として機能する。主室21は電解液が供給された隣接する電解セル10の陰極室14と同様に機能する。
(第二実施形態)
図9を参照して、本発明の第二実施形態に係る電解槽について説明する。図9は、本発明の第二実施形態に係る電解槽における電解液の流れを説明する図である。
第二実施形態に係る電解槽1では、電解セル10とマニホールドユニット20とが配置されている位置関係を除いて、第一実施形態に係る電解槽1と同様である。以下、第一実施形態との重複説明は省略し、相違点を中心に説明する。第二実施形態において、電解槽1は、図7に示されるマニホールドユニット20を備えている。
図9に示されるように、マニホールドユニット20は、金属部材26に接する第一電解セル101と、電極27に接する第二電解セル102と、の間に配置されている。金属部材26は、第一電解セル101の陽極室12と接している。隔膜30は、第二電解セル102とマニホールドユニット20との間に配置されている。電極27は、隔膜30を介して、第二電解セル102の陰極室14と接している。第一電解セル101及び第二電解セル102は、電解セル10である。
本実施形態によれば、電解槽1には、電解セル10と電解セル10との間にマニホールドユニット20が設けられる。マニホールドユニット20は、隣接する電解セル10と接触することにより電流が導通され、陽極室12として機能する。すなわち、マニホールドユニット20の金属部材26が隣接する電解セル10の陽極11と接するため、マニホールドユニット20の主室21は陽極室12として機能する。このため、電解セル10と電解セル10との間にマニホールドユニット20を装着することができる。電解槽1において、電解セル10と電解セル10との間にマニホールドユニット20が設けられている場合、主室21には、隣接する電解セルの陽極室12から電解液が供給される。このため、マニホールドユニット20に電解液を供給することが可能となる。主室21は電解液が供給された隣接する電解セル10の陽極室12と同様に機能する。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様で実施し得る。
上述した実施形態では、マニホールドユニット20において、電解セル10における隔壁15に相当する部材は、必ずしも必須の構成要素でない。このため、マニホールドユニット20は、陽極室12と陰極室14とが区分けされない構成を説明したが、これに限定されない。
上述した実施形態では、電解セル10における陽極11と陰極13とが対向する距離が、マニホールドユニット20における金属部材22と電極23とが対向する距離よりも短い場合であっても、外部供給流路24から電解液を供給することが可能となる。上述した実施形態では、電解セル10における陽極11と陰極13とが対向する距離が、マニホールドユニット20における金属部材22と電極23とが対向する距離よりも短い場合であっても、外部回収流路25から電解液を回収することが可能となる。
1…電解槽、3…循環ポンプ、4…電解液供給流路、5…電解液回収流路、6…陽極端子、7…陰極端子、10…電解セル、20…マニホールドユニット、21…主室、21a…第一開口部、21b…第二開口部、22,26…金属部材、23,27…電極、30…隔膜、P…プレス器。

Claims (4)

  1. 複極式構造の電解槽が備える複数の電解セルの間に配置されるマニホールドユニットであって、
    互いに対向する第一開口部と第二開口部とを有する主室と、
    前記第一開口部を覆うように前記第一開口部に配置された金属部材と、
    前記第二開口部を覆うように前記第二開口部に配置された電極と、
    前記電解槽に電解液を供給する外部供給通路と、
    前記電解槽から電解液を回収する外部回収通路と、
    前記外部供給通路に接続されると共に当該マニホールドユニットの両側に位置する前記電解セルが備える供給流路に接続され、前記外部供給通路から当該マニホールドユニットの両側に位置する前記電解セルに電解液を供給する電解液供給流路と、
    前記外部回収通路に接続されると共に当該マニホールドユニットの両側に位置する前記電解セルが備える回収流路に接続され、当該マニホールドユニットの両側に位置する前記電解セルから前記外部回収通路に電解液を回収する電解液回収流路と、を備え、
    前記金属部材及び前記電極のうち一方は金網であり、前記金属部材及び前記電極のうち他方は板である、マニホールドユニット。
  2. 集電部材と、
    前記電極を支持する電極支持部材と、を更に備え、
    前記電極支持部材は、前記電極と前記金属部材との間に配置されている請求項1に記載のマニホールドユニット。
  3. 請求項1又は2に記載のマニホールドユニットと、
    陽極が設けられた陽極室と、陰極が設けられた陰極室と、前記陽極室と前記陰極室とを隔てる隔壁と、前記陽極室に電解液を供給する第一供給流路と、前記陰極室に電解液を供給する第二供給流路と、前記陽極室から電解液を回収する第一回収流路と、前記陰極室から電解液を回収する第二回収流路と、を有する第一及び第二の電解セルと、
    を備え、
    前記マニホールドユニットは、第一電解セルと第二電解セルとの間に配置され、
    前記第一電解セルと前記マニホールドとの間に隔膜が配置され、
    前記金属部材は、前記第二電解セルの前記陽極室及び前記陰極室の何れか一方と接し、
    前記電極は、前記隔膜を介して、前記第一電解セルの前記陽極室及び前記陰極室の何れか一方と接し、
    前記電解液供給流路は、第三供給流路及び第四供給流路を有し、
    前記電解液回収流路は、第三回収流路及び第四回収流路を有し、
    前記第一及び第二の電解セルの前記第一供給流路と前記マニホールドユニットの前記第三供給流路とは連通し、
    前記第一及び第二の電解セルの前記第二供給流路と前記マニホールドユニットの前記第四供給流路とは連通し、
    前記第一及び第二の電解セルの前記第一回収流路と前記マニホールドユニットの前記第三回収流路とは連通し、
    前記第一及び第二の電解セルの前記第二回収流路と前記マニホールドユニットの前記第四回収流路とは連通している電解槽。
  4. 前記金属部材は、隣接する前記第二電解セルの前記陰極室と接しており、
    前記電極は、前記隔膜を介して、前記第一電解セルの前記陽極室と接している請求項3に記載の電解槽。
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