JP6305738B2 - メディア再生制御装置、メディア再生制御方法、及びプログラム - Google Patents

メディア再生制御装置、メディア再生制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、映像ストリーミング配信等のメディア配信技術に関連するものであり、特に、メディア配信におけるビットレート等を制御する技術に関連するものである。
インターネット向けの映像配信方式の1つとして、メディアデータを予め複数に分割しておき、それらをHTTPで取得する方式がある(例:Http Live Streaming (HLS))。また、上記の方式を拡張した配信方式として、メディアデータをインデックス化し、XML型メタ情報を定義したメディア配信方式が提案されている(例:Dynamic Adaptive Streaming over Http (DASH))。
特開2005−151000号公報
上記の方式では、複数のビットレートのメディアデータを配信サーバに準備しておくことで、メディア再生端末はネットワーク品質等に応じて、適切なビットレートのメディアデータを取得し、再生することができる。
また、クラウドサービスの普及に伴って、1つのコンテンツ(特定の動画等)が複数の配信サーバに格納されるケースが増加してきている。そのような場合、メディア再生端末は、ネットワーク品質の良い配信サーバを選択してメディアデータをダウンロードすることにより、高品質のメディア視聴を行うことが可能である。
しかしながら、ネットワーク品質の良い配信サーバを動的に選択してメディアデータをダウンロードする従来技術は存在せず、ユーザは、より高品質にメディア視聴を行える可能性があるにも関わらず、接続した配信サーバのネットワーク品質が良くない場合に、低品質のメディア視聴しか行えないといった問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、映像等のメディア配信サービスを利用する利用者側の装置において、ネットワーク品質に応じて配信サーバを切り替えてメディアデータのダウンロード及び再生を行うことを可能とする技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の実施の形態によれば、通信ネットワーク上に複数配置された配信サーバのうちの1つの配信サーバからメディアデータをダウンロードして当該メディアデータを再生する再生処理手段と、
各配信サーバに対応するネットワーク品質を測定し、当該ネットワーク品質、及び前記メディアデータの再生時間に基づいて、前記再生処理手段に対して、前記メディアデータのダウンロード元の配信サーバの切り替えを指示する再生制御手段とを備えることを特徴とするメディア再生制御装置が提供される。
本発明の実施の形態によれば、映像等のメディア配信サービスを利用する利用者側の装置において、ネットワーク品質に応じて配信サーバを切り替えてメディアデータのダウンロード及び再生を行うことを可能とする技術が提供される。
メディア配信方式を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るシステムの全体構成図である。 メディア再生制御装置100の機能構成図である。 本発明の実施の形態に係るシステムの動作を説明するための図である。 メディア再生制御装置100のメディア再生部10における再生情報送信動作を説明するための図である。 メディア再生制御装置100のメディア再生部10における制御情報受信動作を説明するための図である。 メディア再生制御装置100のメディアビットレート制御部20における制御動作例を説明するための図である。 メディア再生制御装置100のメディアビットレート制御部20における制御動作例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態ではメディア配信方式としてDASHにように、メディアコンテンツをセグメント(チャンクとも呼ぶ)に分けて、セグメント単位でHTTPによりメディアデータを取得して、再生する方式を想定しているが、本発明を適用可能なメディア配信方式はこのような方式に限られるわけではない。また、本実施の形態において、メディアは、映像又は音声、もしくはこれらの両方を含むものであるが、これらに限られるわけではない。
(メディア配信方式)
本実施の形態に係るシステムを説明するにあたり、本実施の形態におけるメディア配信方式についてその概要を説明する。
このメディア配信方式においては、図1(a)、(b)、(c)に例示するように、1つのメディアコンテンツ(1つの番組等)について、メディアのビットレート(メディアが映像である場合に「画質」と呼ばれる場合がある)毎にメディアデータが用意されている。また、各メディアデータは複数のセグメントに分けられている。また、本メディア配信方式では、メディアデータのネットワーク上の位置を表す位置情報(例URL)が、例えばセグメント単位にメタ情報として用意されており、メディアデータを再生するユーザ端末(後述するメディア再生制御装置100に相当)は、所望のメディアデータに対応したメタ情報を取得し、このメタ情報に基づいて、再生したいデータに対応するURLを指定したHTTP GETリクエストを送信することで、順次セグメントを取得してメディア再生を行うことができる。
(システム構成)
図2に、本発明の実施の形態に係るメディア配信システムの全体構成図を示す。図2に示すように、本実施の形態に係るメディア配信システムは、複数の配信サーバ200、及びメディア再生制御装置100が通信ネットワーク300に接続されて構成されている。
本実施の形態に係る通信ネットワーク300は、インターネットであるが、インターネットではないプライベートなIPネットワークであってもよい。また、通信ネットーワーク300は、インターネットとプライベートネットワークが接続されて構成されたネットワークであってもよい。
各配信サーバ200は、例えば図1に示すようなビットレート毎のメディアデータを格納し、メディア再生制御装置100からの要求に基づきセグメント毎にメディアデータを配信する。複数の配信サーバ200は、同じメディアデータを格納してもよく、本実施の形態ではそのような状況を想定している。これにより、本実施の形態では、メディア再生制御装置100は、通信状態の良い配信サーバ200を適宜選択してメディアデータの取得を行うことができる。
上述したメタ情報は、各配信サーバ200が保持してもよいし、特定の配信サーバ200が保持してもよいし、配信サーバ200とは別に備えられた装置に保持してもよい。本実施の形態では、メタ情報を格納した装置を所定のサーバと呼んでいる。
図3に、本実施の形態に係るメディア再生制御装置100の機能構成図を示す。図3に示すように、本実施の形態に係るメディア再生制御装置100は、メディア再生部10、メディアビットレート制御部20、及びユーザインタフェース部30を備える。以下、各機能部の概要を説明する。
メディア再生部10は、メディアビットレート制御部20から受信する制御情報に基づいて、配信サーバ200から指定されたビットレートのメディアデータを取得し、再生するとともに、現在の再生時間(コンテンツの開始からの時間)、残バッファ量(バッファにあるメディアデータの量)等の再生情報をメディアビットレート制御部20に送信する。メディアビットレート制御部20は、各配信サーバ200からメディア再生制御装置100にデータをダウンロードする場合の可用帯域(データのダウンロードに使用できる帯域)を測定し、当該可用帯域と、メディア再生部10から受信する再生情報とに基づいて、メディアデータの配信元とする配信サーバ200及びメディアのビットレートを決定し、これらの情報を制御情報としてメディア再生部10に送信する。なお、可用帯域はネットワーク品質の一例であり、ネットワーク品質として可用帯域以外の指標を測定することとしてもよい。
ユーザインタフェース部30は、ユーザに対して映像や音声を出力したり、ユーザからの入力を受ける機能を備える。
図3に示すように、メディア再生部10は、再生処理部11、再生情報送信部12、再生制御情報受信部13を備える。再生処理部11は、バッファ等を備え、メディアデータの再生を行う。なお、再生処理部11は、メディアビットレート制御部20から受信する制御情報に基づいてメディアデータを取得して、再生を行うために、必要であれば、通信ネットワーク300から詳細なメタ情報を取得し、当該メタ情報を用いてメディアデータを取得して、再生を行うことができる。また、再生処理部11は、例えば配信サーバ200を切り替える際には、どの再生時間位置からのデータを取得するかを指定してメディアデータを取得することができる。
再生情報送信部12は、メディアデータの再生を行う再生処理部11から、現在のバッファ量、ビットレート、再生時間等の再生情報を取得し、当該再生情報をメディアビットレート制御部20に送信する。再生制御情報受信部13は、メディアビットレート制御部20から、配信サーバ/ビットレート等を指定した制御情報を受信し、当該制御情報を再生処理部11に渡す。
図3に示すように、メディアビットレート制御部20は、可用帯域測定部21、メタ情報取得部22、メタ情報格納部23、再生情報受信部24、再生制御情報送信部25、配信ビットレート決定部26を備える。
メタ情報取得部22は、ユーザからの再生希望コンテンツの指示に基づいて、当該コンテンツに対応するメタ情報を所定のサーバから取得し、メタ情報格納部23に格納する。可用帯域測定部21は、メタ情報格納部23に格納されているメタ情報に基づいて、該当コンテンツの配信サーバを把握し、配信サーバ毎の可用帯域を測定する。再生情報受信部24は、メディア再生部10の再生情報送信部12から再生情報を受信し、当該再生情報を配信ビットレート決定部26に渡す。
再生制御情報送信部25は、配信ビットレート決定部26により生成された制御情報を配信ビットレート決定部26から受け取り、当該制御情報をメディア再生部10の再生情報受信部13に送信する。配信ビットレート決定部26は、可用帯域測定部21により測定された各配信サーバの可用帯域、及びメディア再生部10から受信する再生情報等に基づいて、メディアデータの配信元とする配信サーバ、及びビットレートを決定する。
<メディア再生部10とメディアビットレート制御部20間で送受信される情報について>
前述したように、メディアビットレート制御部20からメディア再生部10に対しては、配信元とする配信サーバを示す情報(URL等)、及び該当メディアのビットレートを示す情報(数値、もしくはメディアデータのURL等)が送信される。更に、残バッファをクリアする場合にはその旨の指示情報を送信してもよい。また、配信サーバに変更がなく、ビットレートのみを変更する場合には、ビットレートのみを変更する旨を示すフラグとともに、変更後のビットレートの情報を送信してもよい。また、ビットレートに変更がなく、配信サーバのみを変更する場合には、配信サーバのみを変更する旨を示すフラグとともに、変更後の配信サーバの情報を送信してもよい。また、両方を変更する場合には、その旨のフラグとともに、変更後の配信サーバ及びビットレートの情報を送ることとしてもよい。
メディアビットレート制御部20からメディア再生部10に対する制御情報の送信は、例えば、メディア再生部10から再生情報を受信し、ビットレート等の計算を行って、変更が生じた場合に行う。また、メディア再生部10から再生情報を受信するしないに関わらず、例えば、メディアビットレート制御部20において、現在使用中の配信サーバの可用帯域に所定閾値以上の低下があったことを検知したときに、メディア再生部10に対し、より可用帯域の大きい配信サーバへの切り替えを指示することとしてもよい。
また、メディア再生部10からメディアビットレート制御部20へは、現在の再生時間、現在のバッファ量が再生情報として送られる。また、現在再生中の配信元の配信サーバの情報、及び現在再生中のメディアのビットレートも送信してもよい。再生情報としてリバッファリング回数を送信してもよい。
メディア再生部10からメディアビットレート制御部20への再生情報の送信は、例えば、一定周期(10秒毎等)、バッファ量が所定値以下となった場合(例:再生時間10秒分以下になった場合)、バッファが枯渇して再生が停止した場合、などに行うが、これらに限られるわけではない。
また、例えば、メディア再生部10がバッファ量等から判断して、ビットレートが低いもしくは高いと判断し、再生情報とともにビットレートの変更を要求するフラグを送信してもよい。また、例えば、メディア再生部10が、ダウンロード速度を検知して、ダウンロード速度が低いと判断し、再生情報とともに配信元の変更を要求するフラグを送信してもよい。更に、再生情報とともに、ビットレートと配信元の両方を変更するフラグを送信してよい。
本実施の形態に係るメディア再生制御装置100は、1つ又は複数のコンピュータに、本実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。すなわち、メディア再生制御装置100が有する機能は、当該コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ、ハードディスクなどのハードウェア資源を用いて、メディア再生制御装置100で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。また、上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
また、メディア再生制御装置100は、例えば、コンピュータ本体とディスプレイが分離した一般的なPCでもよいし、スマートフォン等のように、操作部と表示部が一体化したタッチパネルを備える端末でもよい。また、これら以外の端末であってもよい。更に、メディア再生制御装置100におけるメディアビットレート制御部20とメディア再生部10を別々の装置で実現し、これらをネットワーク接続する構成を採用してもよい。
(装置動作例)
次に、図4のシーケンス図等を参照して、本実施の形態に係るシステムの動作例をより詳細に説明する。なお、本実施の形態の動作例では、複数の配信サーバが同一のメディアコンテンツを保持することを想定しているが、配信サーバが1つである場合にも本実施の形態の技術は適用可能である。その場合、以下で示す最大の可用帯域は当該1つの配信サーバの可用帯域となる。可用帯域測定に基づき、配信サーバの切り替えは発生しないが、ビットレートの変更を行うことができる。
図4に示す例では、図4のステップ10の前の時点で、ユーザからユーザインタフェース部30を介して、視聴を希望するメディアコンテンツの指定がなされたものとする。当該指定は、メディア再生部10とメディアビットレート制御部20の両方に通知され、メディア再生部10とメディアビットレート制御部20はそれぞれ、当該メディアコンテンツのメディアデータ取得のために必要なメタ情報を通信ネットワーク300上の所定のサーバから取得し、格納する。なお、メディア再生部10とメディアビットレート制御部20のどちらかがメタ情報を取得し、それを他方に渡す動作でもよい。また、メディアビットレート制御部20からメディア再生部10に、再生に必要なメタ情報を全て含む制御情報を送信することとし、メディア再生部10は、当該制御情報から受信するメタ情報以外のメタ情報を保持しないこととしてもよい。
本実施の形態では、当該メタ情報には、該当コンテンツの配信元となる配信サーバのアドレス(URL等)のリスト、各配信サーバにおける、ビットレート毎のメディアデータ取得のために必要な情報(セグメント毎のアドレス等)が含まれている。メディア再生部10は、メディアビットレート制御部20から、制御情報として、配信サーバを示す情報及びビットレートを示す情報を受信することで、当該配信サーバから、当該ビットレートのメディアデータを順次取得し、再生できる。
視聴コンテンツの指定を受けた後、メディアビットレート制御部20における可用帯域測定部21は、取得したメタ情報から、当該コンテンツの配信元となる各配信サーバを検出する。図4に示す例では、配信サーバAと配信サーバBが検出される。そして、可用帯域測定部21は、配信サーバAと配信サーバBのそれぞれに対して、メディア再生部10がメディアデータをダウンロードする際の可用帯域を測定(推定)する(ステップ10、11)。可用帯域測定部21は、配信サーバ毎の可用帯域を配信ビットレート決定部26に渡す。
可用帯域の測定方法は特定の方法に限られないが、例えば、送信側から少量の複数のパケットをサイズの順に短時間で送信し、受信側(可用帯域測定部21)で各パケットの受信間隔を調べることで、通信速度(可用帯域)を推定する技術を用いることができる。この例では、例えば、配信サーバ側に測定用パケット送信機能が備えられている。
ステップ12において、この段階では再生情報はないので、配信ビットレート決定部26は、配信サーバ毎の可用帯域から、初期の配信元及びビットレートを決定する。ここでは、最大の可用帯域が得られた配信サーバを配信元とし、当該最大の可用帯域の一定倍(例:0.9倍)を超えない最大のビットレートを初期のビットレートとして決定する。決定した配信元を示す情報とビットレートは制御情報として再生制御情報送信部25に渡される。
ステップ13では、再生制御情報送信部25が、ステップ12で取得した制御情報をメディア再生部10に送信する。メディア再生部10の再生情報受信部13が制御情報を取得して、再生処理部11に渡し、再生処理部11が制御情報で指定された配信サーバから、制御情報で指定されたビットレートのメディアデータを取得し、再生処理を実行する。
この後、前述したように、例えば一定期間毎、もしくはバッファ量が予め定めた量を下回った場合に、メディア再生部10における再生情報送信部12は、再生処理部11から再生情報(現在のバッファ量、再生時間等)を取得し、当該再生情報をメディアビットレート制御部20に送る(ステップ16)。
メディアビットレート制御部20では、メディアデータの再生中においても、可用帯域測定部21により配信サーバ毎の可用帯域を測定している(ステップ14、15)。
再生情報を受信したメディアビットレート制御部20では、配信ビットレート決定部26が、配信サーバ毎の可用帯域と、再生情報とに基づいて、配信元となる配信サーバと、ビットレートを決定し(ステップ17)、再生制御情報送信部25が、これらの情報を含む制御情報をメディア再生部10に送信する(ステップ18)。なお、配信サーバとビットレートに変更がなければ制御情報を送信しない。その後は、再生終了まで、ステップ14〜18と同様の処理が繰り返し行われる。
次に、メディア再生部10における再生情報送信動作を図5のフローチャートを参照して説明する。メディア再生部11の再生情報送信部12は、再生情報送信タイミングであるかどうかをチェックし(ステップ101)、再生情報送信タイミングである場合に、再生情報を再生処理部11から取得し、当該再生情報をメディアビットレート決定部20に送信する(ステップ102)。
続いて、メディア再生部10における制御情報受信時の動作を図6のフローチャートを参照して説明する。メディア再生部11の再生制御情報受信部13は、制御情報をメディアビットレート制御部20から受信したかどうか判断する(ステップ111)。制御情報を受信したら、再生制御情報受信部13は、当該制御情報を再生処理部11に渡し、再生処理部11は、制御情報に従って再生処理を実行する(ステップ112)。
次に、メディアビットレート制御部20における処理例を図7、図8を参照して説明する。なお、以下のフローにおいて、適宜、可用帯域測定部21が、対象メディアデータを保持する各配信サーバの可用帯域を測定しているものとする。
メディアビットレート制御部20は、ユーザからユーザインタフェース部30を介して、視聴を希望するメディアコンテンツの情報を含む再生指示を受信すると(ステップ201)、メタ情報取得部22が、所定のサーバから上記メディアコンテンツに対応するメタ情報を取得し、メタ情報格納部23に格納する(ステップ202)。
可用帯域測定部21は、メタ情報に基づき配信元の各配信サーバについての可用帯域を測定し、配信ビットレート決定部26は、可用帯域測定部21により測定された可用帯域に基づいて配信元とする配信サーバとビットレートを決定する(ステップ203)。初期の段階では、配信ビットレート決定部26は、例えば、最大の可用帯域に対応する配信サーバを選択するとともに、最大の可用帯域の一定倍(例:0.9倍)を超えない最大のビットレートを選択する。
そして、再生制御情報送信部25が、配信ビットレート決定部26で決定した内容を指定する制御情報をメディア再生部10に送信する(ステップ204)。
その後、再生情報受信部24が、再生情報を受信すると(ステップ205のYes)、再生情報が配信ビットレート決定部26に渡され、配信ビットレート決定部26はまず再生時間をチェックする(ステップ206)。
図8に進み、各再生時間における配信ビットレート決定部26の処理を説明する。まず、再生時間が0秒<再生時間≦T1秒である場合を説明する。ここで、T1は比較的短い時間を示す定数である。再生開始からあまり時間が経過していない場合、まだ状態が安定していないことが考えられるので、この場合は、初期の場合と同様に、可用帯域が最大となる配信元を選択し(ステップ301)、選択した最大可用帯域の一定倍(K1:例えば0.9)を超えない最大ビットレートを選択し(ステップ302)、ステップ204に戻る。
なお、このときの選択により、配信サーバもビットレートも変更にならない場合があるが、そのときには、制御情報を送信しない。
次に、再生時間がT1秒<再生時間≦総再生時間−T2秒である場合を説明する。T2も比較的短い時間を示す定数である。(総再生時間−T2)は、再生が終了に近いことを示している。なお、T1とT2は同じでもよいし異なっていてもよい。
この場合は、まず、可用帯域が最大となる配信元を決定し、当該配信元の可能帯域をRateMAXとする(ステップ401)。そして、RateMAX>(現在のビットレート/K2)であるかどうかをチェックする。ここで、K2は定数であり、K1以下の数である。例えば、K2を小さな数とすることで、(現在のビットレート/K2)は大きな数となり、「RateMAX>(現在のビットレート/K2)」を評価することで、現在のビットレートに対してビットレートを確実に上げることができるRateMAXがあるかどうかを評価できる。
ステップ402がYesの場合、残バッファをクリアし、RateMAXに対応する配信サーバを使用し、ビットレートを上げることを決定する(ステップ403)。ビットレートは、例えば、ステップ302と同様に選択できる。その後、ステップ403で決定した内容を指示する制御情報が送信される(ステップ204)。
ステップ402でNoの場合、RateMAX≦(現ビットレート/K3)であるかどうかをチェックする(ステップ404)。ここで、K3は、K2よりも大きな定数とする。例えば、K3を大きくすることで、(現ビットレート/K3)が小さくなり、「RateMAX≦(現ビットレート/K3)」を評価することで、現在のビットレートに対して小さなRateMAXしかないことを確実に評価できる。
ステップ404でYesの場合、残バッファをクリアせず、RateMAXの配信サーバを使用し、ビットレートを下げると決定する。ここで例えば、ステップ302と同様にビットレートを決めることとしてもよいが、残バッファ量を考慮して、所定時間内にバッファが枯渇しない程度に高いビットレートを用いる。すなわち、例えば、残バッファが所定再生時間分以上残っている場合には、残バッファが所定再生時間分以上残っていない場合よりもビットレートの下げ幅を小さくする。また、例えば、残バッファにあるデータの再生時間長をSとし、所定の時間長(例:全バッファの再生時間長)をTSとしたときに、RateMAX×(TS−S)のデータ量をTSで消費しない最大のビットレートを選択してもよい。
ステップ404でNoの場合、残バッファをクリアせず、RateMAXの配信サーバを使用し、ビットレートを変更しないと決定する。その後、ステップ204にて制御情報が送信される。なお、ステップ404でNoの場合、配信サーバに変更がなければ、何も変更がないので、制御情報を送信しない。
次に、総再生時間−T2秒<再生時間である場合を説明する。この時点では再生が終了に近い。この場合は、まず、可用帯域が最大となる配信元を決定し、当該配信元の可能帯域をRateMAXとする(ステップ501)。そして、RateMAX>(現在のビットレート/K2)であるかどうかをチェックする(ステップ502)。
ステップ502がYesの場合、残バッファをクリアし、RateMAXに対応する配信サーバを使用し、ビットレートを上げることを決定する(ステップ503)。ビットレートは、例えば、ステップ302と同様に選択できる。その後、ステップ503で決定した内容を指示する制御情報が送信される(ステップ204)。ステップ502がNoの場合、変更を行わないと決定する。
図8に示した例は一例に過ぎない。本実施の形態では、配信ビットレート決定部26のロジック(プログラム)を適宜変更することで、様々なアルゴリズムでの配信サーバ/ビットレート選択を実現することができる。
(実施の形態のまとめ、効果等)
以上説明したように、本実施の形態では、通信ネットワーク上に複数配置された配信サーバのうちの1つの配信サーバからメディアデータをダウンロードして当該メディアデータを再生する再生処理手段と、各配信サーバに対応するネットワーク品質を測定し、当該ネットワーク品質に基づいて、前記再生処理手段に対して、前記メディアデータのダウンロード元の配信サーバの切り替えを指示する再生制御手段とを備えるメディア再生制御装置が提供される。
前記ネットワーク品質は、例えば配信サーバから前記メディア再生制御装置にメディアデータをダウンロードする際に使用できる可用帯域である。また、前記再生制御手段は、前記ネットワーク品質に基づいて、ダウンロードするメディアデータのビットレートを決定し、当該ビットレートを前記再生制御手段に通知することができる。例えば、前記再生処理手段は、再生中のメディアデータのバッファ量を含む再生情報を前記再生制御手段に通知し、当該再生制御手段は、前記ネットワーク品質及び前記再生情報に基づいて前記ビットレートを決定する。
本実施の形態に係る技術によれば、映像等のメディア配信サービスを利用する利用者側の装置において、ネットワーク品質に応じて配信サーバを切り替えてメディアデータのダウンロード及び再生を行うことが可能となり、利用者は高品質のメディアを視聴できる機会が多くなる。
また、本実施の形態によれば、配信サーバ選択やメディアビットレート選択等に利用するネットワーク品質として、再生処理部11におけるメディアデータのダウンロード速度ではなく、別の機能部(プロセス)で測定した可用帯域を用いることとした。これにより、例えば、再生処理部11が複数のメディア配信方式に対応している場合でも、同一の評価対象によりメディアビットレートを選択することができる。
また、本実施の形態では、配信サーバ選択やメディアビットレート選択を行う機能部を、メディア再生部10とは別の機能部(外部モジュール)としたことにより、メディアビットレート選択等を行うアルゴリズムの変更を容易にすることができる。また、別モジュール化することにより、メディア再生部10の処理負荷を軽減できる。
明細書には以下の事項が開示されている。
(第1項)
通信ネットワーク上に複数配置された配信サーバのうちの1つの配信サーバからメディアデータをダウンロードして当該メディアデータを再生する再生処理手段と、
各配信サーバに対応するネットワーク品質を測定し、当該ネットワーク品質に基づいて、前記再生処理手段に対して、前記メディアデータのダウンロード元の配信サーバの切り替えを指示する再生制御手段と
を備えることを特徴とするメディア再生制御装置。
(第2項)
前記ネットワーク品質は、配信サーバから前記メディア再生制御装置にメディアデータをダウンロードする際に使用できる可用帯域である
ことを特徴とする第1項に記載のメディア再生制御装置。
(第3項)
前記再生制御手段は、前記ネットワーク品質に基づいて、ダウンロードするメディアデータのビットレートを決定し、当該ビットレートを前記再生処理手段に通知する
ことを特徴とする第1項又は第2項に記載のメディア再生制御装置。
(第4項)
前記再生処理手段は、再生中のメディアデータのバッファ量を含む再生情報を前記再生制御手段に通知し、当該再生制御手段は、前記ネットワーク品質及び前記再生情報に基づいて前記ビットレートを決定する
ことを特徴とする第3項に記載のメディア再生制御装置。
(第5項)
メディアデータの再生を行うメディア再生制御装置が実行するメディア再生制御方法であって、
通信ネットワーク上に複数配置された配信サーバのうちの1つの配信サーバからメディアデータをダウンロードして当該メディアデータを再生する再生処理ステップと、
各配信サーバに対応するネットワーク品質を測定し、当該ネットワーク品質に基づいて、前記メディアデータのダウンロード元の配信サーバの切り替えを決定する再生制御ステップと
を備えることを特徴とするメディア再生制御方法。
(第6項)
コンピュータを第1項ないし第4項のうちいずれか1項に記載のメディア再生制御装置における各手段として機能させるためのプログラム。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。

100 メディア再生制御装置
200 配信サーバ
300 通信ネットワーク
10 メディア再生部
11 再生処理部
12 再生情報送信部
13 再生制御情報受信部
20 メディアビットレート制御部
21 可用帯域測定部
22 メタ情報取得部
23 メタ情報格納部
24 再生情報受信部
25 再生制御情報送信部
26 配信ビットレート決定部
30 ユーザインタフェース部

Claims (7)

  1. 通信ネットワーク上に複数配置された配信サーバのうちの1つの配信サーバからメディアデータをダウンロードして当該メディアデータを再生する再生処理手段と、
    各配信サーバに対応するネットワーク品質を測定し、当該ネットワーク品質、及び前記メディアデータの再生時間に基づいて、前記再生処理手段に対して、前記メディアデータのダウンロード元の配信サーバの切り替えを指示する再生制御手段と
    を備えることを特徴とするメディア再生制御装置。
  2. 前記ネットワーク品質は、配信サーバから前記メディア再生制御装置にメディアデータをダウンロードする際に使用できる可用帯域である
    ことを特徴とする請求項1に記載のメディア再生制御装置。
  3. 前記再生制御手段は、前記ネットワーク品質及び前記再生時間に基づいて、ダウンロードするメディアデータのビットレートを決定し、当該ビットレートを前記再生処理手段に通知する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のメディア再生制御装置。
  4. 前記再生処理手段は、再生中のメディアデータのバッファ量を含む再生情報を前記再生制御手段に通知し、当該再生制御手段は、前記ネットワーク品質及び前記再生情報に基づいて前記ビットレートを決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のメディア再生制御装置。
  5. メディアデータの再生を行うメディア再生制御装置が実行するメディア再生制御方法であって、
    通信ネットワーク上に複数配置された配信サーバのうちの1つの配信サーバからメディアデータをダウンロードして当該メディアデータを再生する再生処理ステップと、
    各配信サーバに対応するネットワーク品質を測定し、当該ネットワーク品質、及び前記メディアデータの再生時間に基づいて、前記メディアデータのダウンロード元の配信サーバの切り替えを決定する再生制御ステップと
    を備えることを特徴とするメディア再生制御方法。
  6. 前記再生制御ステップにおいて、前記メディア再生制御装置は、前記ネットワーク品質及び前記再生時間に基づいて、ダウンロードするメディアデータのビットレートを決定する
    ことを特徴とする請求項に記載のメディア再生制御方法。
  7. コンピュータを請求項1ないしのうちいずれか1項に記載のメディア再生制御装置における各手段として機能させるためのプログラム。
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