JP6304618B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空間または物体を照明する照明装置に関する。
例えば、展示物等に照明光を照射する照明装置には、プロジェクタを照明器具として用いる装置がある(例えば、特許文献1参照)。当該特許文献1に記載の照明装置では、空間演出のために、物体の3次元的な形状に合わせて、照明光を照射することができる。
特開2009−225432号公報 特許第4826163号公報
しかしながら、照明装置においては、空間演出の機能の更なる向上が求められている。
そこで、本発明は、空間または物体を照らすという照明に求められる機能を保持しつつ、空間演出の機能を向上させることができる照明装置を提供する。
本発明の一態様に係る照明装置は、空間あるいは物体を含む領域を照明するための照明光の設定を行う照明光設定部と、図形あるいは文字を含む投影画像を投影するための映像光であって、前記照明光とは輝度または色の少なくとも一方が異なる前記映像光の設定を行う映像光設定部と、前記照明光設定部において設定された前記照明光を照射すると共に、前記照明光が照射される照明範囲内に、前記映像光設定部において設定された前記映像光を投影する光投射部とを備える。
例えば、前記光投射部は、前記照明光の照射および前記映像光の投影の両方を実行可能な単一の装置で構成され、前記映像光設定部は、前記照明光の上に、前記映像光を重畳させてもよい。
例えば、さらに、前記光投射部から前記照明光および前記映像光が投射された状態で、前記映像光の輝度または色の濃淡の設定を変更する調整部を備えてもよい。
例えば、前記照明光設定部は、前記照明光の照射対象である前記空間または前記物体に応じて、前記照明光の照度、輝度、光度、色温度、および、演色性の少なくとも何れか1つを設定してもよい。
例えば、前記物体が前記空間内に配置されている場合に、前記映像光設定部は、前記投影画像として、前記物体に対して行われる所定の作業を補助するための図形を含む画像を生成し、前記光投射部は、前記物体上に前記図形が投影されるように、前記映像光を投影してもよい。
例えば、さらに、前記照明光設定部から前記照明光の設定を受け付け、表示パネルと表示パネル上での操作端末の移動を検出するセンサとを備えた表示装置に、前記照明範囲を示す画像を表示させるために出力する表示出力部を備え、前記映像光設定部は、前記表示装置から前記操作端末の移動を示す移動情報を受け付け、前記移動情報に基づいて前記投影画像を生成してもよい。
例えば、さらに、操作端末の移動情報を取得する移動情報取得部を備え、前記映像光設定部は、前記移動情報取得部からの移動情報を用いて前記投影画像を設定してもよい。
例えば、前記映像光設定部は、前記投影画像として、前記操作端末の移動の軌跡に沿って、前記物体上に投影される1または複数の線を設定してもよい。
例えば、前記映像光設定部は、前記操作端末により指定された始点および終点を含む線情報を受け付け、前記投影画像として、前記始点および前記終点を結ぶ線を設定してもよい。
例えば、前記映像光設定部は、前記線を含む複数の線を設定してもよい。
例えば、前記映像光設定部は、前記投影画像として、予め設定された文字情報を含む画像を設定し、前記光投射部は、前記物体に隣接する領域に前記投影画像が表示されるように、前記映像光を投影してもよい。
例えば、さらに、前記物体が前記空間内に配置されている場合に、操作端末の移動情報を取得し、当該移動情報により示される軌跡を文字認識することにより、文字情報を取得する文字情報取得部を備え、前記映像光設定部は、前記投影画像として、前記文字情報を含む画像を設定し、前記光投射部は、前記物体に隣接する領域に前記投影画像が表示されるように、前記映像光を投影してもよい。
例えば、前記映像光設定部は、前記投影画像として、所定の機能に対応付けられたボタンの画像を設定してもよい。
例えば、さらに、人物の動作を検出する検出部を備え、前記検出部からの情報を用いて、前記人物が前記ボタンの選択を示す動作を行ったことを検出し、選択された前記ボタンに対応付けられた機能を実行してもよい。
本発明の照明装置は、空間または物体を照らすという照明に求められる機能を保持しつつ、空間演出の機能を向上させることができる。
図1は、実施の形態1における照明装置および照明光が照射される物体および空間の一例を示す図である。 図2は、実施の形態1における照明装置の構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1における照明光および映像光の一例を示す図である。 図4は、実施の形態2における照明装置および照明光が照射される物体および空間の一例を示す図である。 図5は、実施の形態2における照明装置の構成を示すブロック図である。 図6は、実施の形態2における照明光および映像光の一例を示す図である。 図7は、実施の形態3における照明装置および照明光が照射される物体および空間の一例を示す図である。 図8は、実施の形態3における照明装置の構成を示すブロック図である。 図9は、実施の形態4における照明装置および照明光が照射される物体および空間の一例を示す図である。 図10は、実施の形態4における照明装置の構成を示すブロック図である。 図11は、実施の形態4における照明光および映像光の一例を示す図である。 図12は、実施の形態5における照明装置および照明光が照射される物体および空間の一例を示す図である。 図13は、実施の形態5における照明装置の構成を示すブロック図である。 図14は、実施の形態5における照明光および映像光の一例を示す図である。 図15は、ガイド線とテキストとを組み合わせて表示する場合を説明する図である。
(課題の詳細)
照明装置では、空間演出の機能を向上させるために、様々な用途に対応することが求められている。ここで、上記用途としては、例えば、特定の作業を行う場合において、作業効率の向上のために、手元を明るく照明しつつ、作業用のガイド線を表示することが考えられる。
なお、ガイド線を引く技術としては、例えば、床面にグリッド線を投影する投影装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、本発明者らは、照明装置から照明光を照射した状態で、単に、投影装置を用いてグリッド線を配置した場合、グリッド線が照明光によりかき消されてしまう可能性があるという問題があることを見いだした。さらに、本投影装置では、空間または物体を明るく照らすことができない。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態1)
実施の形態1の照明装置について図1〜図3を基に説明する。
図1は、本実施の形態における照明装置の外観、および、照明光が照射される物体および空間の一例を示す図である。図2は、本実施の形態における照明装置1A(1)の構成を示すブロック図である。
なお、照明装置1は、照明光を照射しつつ、照明光に映像光を重畳させて投影する照明装置である。本実施の形態では、照明装置1Aが、特に、所定の作業を行う場合に、照明光により作業場および作業対象の物体を照明しつつ、映像光により作業を補助するための画像を投影する場合について説明する。
また、本実施の形態では、作業として、ケーキを切り分ける(図1では13等分)場合を想定して説明する。
[1−1. 照明装置1Aの構成]
図1および図2に示すように、照明装置1Aは、照明制御装置10a(10)と、プロジェクタ20とを備えている。なお、照明制御装置10a(10)は、プロジェクタ20に内蔵されていてもよい。
プロジェクタ20は、光投射部の一例であり、例えば、DLP(登録商標、Digital Light Processing)プロジェクタを利用できる。なお、光投射部としては、他の種類のプロジェクタであってもよいし、プロジェクタ以外の他の光投射部を用いてもよい。プロジェクタ20は、照明制御装置10からの制御に応じて、照明光と映像光とを投影する。なお、本実施の形態では、1つの装置(プロジェクタ)で、照明光の照射および映像光の投影の両方を行う。
プロジェクタ20は、本実施の形態では、図1に示すように、照明光および映像光の投影対象の上部に設置されている。
照明制御装置10aは、プロジェクタ20によって投射される照明光および映像光の設定を行う装置である。照明制御装置10aは、例えば、CPU(Central Processing Unit)および記憶装置を備えており、本実施の形態の照明方法を実行するコンピュータプログラム(ソフトウェア)を、CPUが実行することにより実現される。照明制御装置10aは、既存のサーバあるいはPC(Personal Computer)等、任意の装置を用いて構成できる。
照明制御装置10aは、図2に示すように、第一光設定部11と、第二光設定部12a(12)と、描画部13と、投射出力部14と、調整部15a(15)を備えている。
第一光設定部11は、空間あるいは物体を含む領域を照明するための照明光の設定を行う。より具体的には、第一光設定部11は、照明光の特性、および、照明光を照射する照明範囲の設定を行う。第一光設定部11は、照明光設定部111と、照明領域設定部112とを備えている。
照明光設定部111は、照明光の特性、ここでは、照明光の照度、輝度、光度、色温度、および、演色性等のパラメータの少なくとも何れか1つを設定する。照明光設定部111は、本実施の形態では、ケーキを切り分ける作業を行うことから、当該作業に適した光、例えば、照明光が太陽光に近づくように、あるいは、照明光が白色光となるように、各パラメータを設定する。あるいは、料理に対して料理が美味しく見える色味の照明光を設定するように、各パラメータを設定しても構わない。
照明領域設定部112は、照明装置1Aにより照明可能な領域内に、実際に照明光を照射する照明範囲A1の設定を行う。なお、照明範囲A1は、照明可能な領域全体であっても構わないし、その一部であっても構わない。照明領域設定部112は、ここでは、照明範囲A1の位置および大きさ、形状等の設定を行う。照明領域設定部112は、照明範囲A1の位置を、例えば、ケーキが置かれた作業台(机)を中心とする位置に設定する。照明領域設定部112は、照明範囲A1の大きさを、例えば、当該ケーキが置かれた作業台とその周辺部とを含む大きさに設定する。照明領域設定部112は、照明範囲A1の形状を、例えば、円形に設定する。
第二光設定部12aは、図形あるいは文字を含む投影画像を投影するための映像光の設定を行う。第二光設定部12aは、映像光設定部121a(121)と、映像光投影領域設定部122a(122)(投影領域設定部に相当)とを備えている。
映像光設定部121aは、映像光により投影される投影画像の設定を行う。投影画像は、本実施の形態では、物体に対して行われる所定の作業を補助するための図形を含む画像である。より具体的には、本実施の形態では、映像光設定部121aは、作業を補助するための図形として、ケーキを等分に切り分ける作業を行うためのガイド線G1を設定する。また、映像光設定部121aは、ガイド線G1の特性、例えば、輝度および色の濃淡等のパラメータを設定する。本実施の形態では、13本のガイド線G1が設定される。
また、映像光設定部121aは、後述する調整部15aからの再設定信号に応じて、映像光の再設定(設定の変更)を行う。具体的には、映像光設定部121aは、本実施の形態では、映像光(ここでは、ガイド線)の輝度および色の濃淡の何れかのパラメータの変更を示す再設定信号を受け付けたときに、再設定信号により指定されたパラメータの再設定を行う。これにより、プロジェクタ20から投射される映像光の輝度または色の濃淡が変更され、投影画像の視認性を高めるなどの効果を備えることができる。
映像光投影領域設定部122aは、本実施の形態では、映像光設定部121aにより設定された図形を投影する投影領域A2の位置を設定する。より具体的には、本実施の形態では、投影領域A2の位置は、予め初期値が設定されている。この初期値は、ガイド線G1の中心とケーキの中心とが重なるように設定されている。なお、ユーザの操作により、当該初期値を変更(微調整)できるように構成しても構わない。
描画部13は、本実施の形態では、第一光設定部11における照明光の設定および第二光設定部12における映像光の設定を用いて、映像光が良好に視認できるか否かの判定を行う判定処理と、照明光に映像光を重畳させる重畳処理とを実行する。
判定処理では、本実施の形態では、照明光と映像光との間の輝度差が所定の第一判定レベル以下であるか否かの判定、および、照明光と映像光との間の色の濃淡の差が所定の第二判定レベル以下であるか否かの判定が行われる。第一判定レベルおよび第二判定レベルは、ユーザにより任意に設定可能および変更可能に構成しても構わない。また、第一判定レベルおよび第二判定レベルは、作業の内容等に応じて、異なる値に設定されていてもよい。また、再設定された場合に、再設定後の第一判定レベルおよび第二判定レベルを記憶するように構成してもよい。
描画部13は、輝度差が第一判定レベル以下、且つ、色の濃淡の差が第二判定レベル以下の場合に、ガイド線が良好に視認できない可能性があるとして、自動的に、映像光の輝度または色の濃淡の調整を行う。具体的には、例えば、描画部13は、映像光設定部121aにより設定されたガイド線G1の輝度と、照明光設定部111により設定された照明光の輝度との輝度差が一定以上となるように、ガイド線G1の輝度を増加させる調整を行うように構成してもよい。あるいは、描画部13は、ガイド線G1が鮮やかに視認できるように、ガイド線G1の色の濃度を増加させる調整を行うように構成してもよい。なお、描画部13は、輝度差および色の濃淡の差が少ない方を増加させる調整を行うように構成しても構わないし、輝度および色の濃淡の両方を増加させる調整を行うように構成してもよい。
また、描画部13は、映像光の調整を行うか否か、あるいは、調整内容を、作業を行うユーザに確認するように構成しても良い。
さらに、本実施の形態の描画部13は、調整後の映像光の設定を、記憶部(図示せず)に記憶する。なお、複数の映像光の設定を記憶しておき、任意に選択できるように構成しても構わない。
重畳処理は、1台のプロジェクタ20で照明光と映像光とを投射するために行われる処理である。つまり、また、本実施の形態の描画部13は、実際に投射される映像光の輝度および色が、別々の装置から照明光と映像光とが投射された場合と同じになるように、プロジェクタ20から投射される投射画像(投影画像とは異なる)の描画を行う。
投射出力部14は、描画部13により描画された照明光および映像光を、プロジェクタ20に出力させる。
調整部15aは、ユーザの操作により、映像光の輝度および色の濃淡の何れかのパラメータの変更を受け付け、当該変更を示す再設定信号を映像光設定部121aに出力する。
[1−2. 照明光および映像光]
図3は、本実施の形態においてプロジェクタ20により投射される照明光および映像光の一例を示す図である。図3は、作業台D1を上方から見た場合の平面図である。図3は、作業台D1、ケーキC1、照明範囲A1、投影領域A2およびガイド線G1の位置関係を示している。
作業台D1には、ほぼ中心に、皿に載せられたケーキC1が置かれている。本実施の形態の作業台D1は、机であり、上方から見た場合、長方形の形状となっている。なお、作業台の形状は、正方形あるいは円形等、任意の形状であっても構わない。同様に、ケーキC1は、本実施の形態では、円形であるが、長方形あるいは正方形等、他の形状であっても構わない。
照明範囲A1は、第一光設定部11により設定された照明光が照射される領域である。本実施の形態では、照明範囲A1は、作業台D1より大きい円形の領域である。また、本実施の形態の照明範囲A1は、作業台の中心と照明範囲A1の中心とが重なる位置に配置されている。
投影領域A2は、第二光設定部12により設定された映像光が投影される領域である。本実施の形態では、投影領域A2の大きさおよび形状は、ケーキが載せられた皿の大きさおよび形状とほぼ同じ大きさおよび形状に設定されている。言い換えると、投影領域A2は、後述するガイド線G1が全て含まれる大きさおよび形状に設定されている。投影領域A2は、作業台の中心と投影領域A2の中心等が重なる位置に配置されている。
ガイド線G1は、本実施の形態では、ケーキを等分に(図3では13等分に)切り分けることができるように、隣接する2つの線の角度が全て同じになるように設定された13本の線で構成されている。ガイド線G1を構成する13本の線の長さは、全て同じであり、ケーキの半径よりも長くなるように設定されている。本実施の形態では、図3に示すガイド線G1の中心点、言い換えると、13本の線の接続点が、ケーキの中心に位置するように、ガイド線G1の位置が設定されている。
[1−3. 効果等]
本実施の形態では、照明装置1Aは、照明光と映像光との関係を考慮して、照明光上に、照明光とは輝度または色の少なくとも一方が異なる映像光を投影させる。これにより、映像光が照明光によりかき消されてしまうという問題が生じるのを低減できる。したがって、空間または物体を照らすという照明に求められる本来の機能を保持しつつ、空間演出の機能を向上させることができる。
さらに、本実施の形態では、照明装置1Aは、料理において食材を包丁で切る場合に、手元を照明光により明るく照明しつつ、且つ、包丁で切るべき箇所を示すガイドラインを映像光として投影することができる。つまり、照明装置1Aは、所定の作業を行う場合に、作業を行う手元を照明光により明るく照明しつつ、且つ、作業を補助するための図形を作業対象上に投影することが可能になる。これにより、効果的な空間演出の機能を発揮させることができる。
照明装置1Aは、照明光の設定を、空間または物体の視認性や演出性を高めるように設定できるので、例えば、料理を美味しく見せる設定等を行うことにより、空間演出の機能を向上させることが可能になる。
また、照明装置1Aは、照明光に映像光を重畳させた上で、1台のプロジェクタ20で照明光および映像光を投射するので、映像光を照明光との関係で調整することが容易になる。
さらに、照明装置1Aは、照明光および映像光が投射された状態で、ユーザが、映像光の輝度あるいは色の濃淡を調整することができるので、空間または物体の視認性や演出性を高めるように設定された照明光に対して映像光を良好に視認可能な状態にすることが可能になる。これにより、映像光が照明光にかき消される等の問題を防止可能になる。
また、本実施の形態では、同時に複数のガイド線を映像光として投影できるので、作業効率を向上させることが可能である。
さらに、本実施の形態では、所定の作業に対するガイド線を映像光として投影するので、作業効率の向上および作業時間の短縮を図ることができる。さらに、作業効率の短縮により、照明装置1Aによる照明光および映像光の投影時間を低減して、消費電力を低減することが可能になる。
(実施の形態2)
実施の形態2の照明装置について図4〜図6を基に説明する。
図4は、本実施の形態における照明装置の外観、および、照明光が照射される物体および空間の一例を示す図である。図5は、本実施の形態における照明装置1B(1)の構成を示すブロック図である。
なお、上記実施の形態1の照明装置1Aは、映像光として、予め設定されたガイド線G1(図形)を投影したのに対し、本実施の形態の照明装置1Bは、映像光として、タブレット端末等の端末上で入力された画像をリアルタイムで投影する。
また、本実施の形態では、実施の形態1との比較のため、実施の形態1と同様に、作業としてケーキを切り分ける場合を想定して説明する。
[2−1. タブレット端末30の構成]
タブレット端末30は、本実施の形態では、静電容量方式のタッチパネルである。タブレット端末30は、図5に示すように、画像を表示する表示パネル31と、接触された位置を検出する入力デバイスとしてのタッチセンサ32とが一体に構成されている。タッチセンサ32は、タッチペン40が接触した位置(表示パネル31上の座標)を検出するセンサである。
タブレット端末30は、照明光設定部111から照明光の設定を受け付け、表示パネル31に照明光の照明範囲を示す画像を表示する。さらに、タブレット端末30は、照明光を示す画像の表示後、タッチペン40から映像光の投影画像としてのガイド線の情報の入力を受け付け、照明制御装置10bに出力する。
具体的には、例えば、タブレット端末30は、直線のガイド線を生成するために、始点および終点の2点をタッチペン40に指定させ、当該始点および終点の2点の情報を移動情報として照明装置1Bに出力しても良い。あるいは、タブレット端末30は、例えば、曲線のガイド線を生成するために、始点、終点および中間点を含む3点以上をタッチペン40に指定させ、当該3点以上の点の情報を移動情報として照明装置1Bに出力しても良い。あるいは、タブレット端末30は、例えば、タッチペン40の移動の軌跡を示す情報を後述する照明装置1Bに出力しても良い。この場合において、タブレット端末30は、手ぶれ等を考慮し、移動の軌跡の近似曲線または近似直線またはその組み合わせを求め、当該近似曲線または近似直線またはその組み合わせの情報を移動情報として後述する照明装置1Bに出力しても良い。あるいは、タブレット端末30は、これらを任意に切り替えまたは組み合わせて利用できるように構成してもよい。
さらに、本実施の形態のタブレット端末30は、照明装置1Bのプロジェクタ20から照明光および映像光が投射されている状態で、映像光の輝度および色の濃淡の何れかのパラメータの変更を受け付けるように構成されている。タブレット端末30は、変更を受け付けると、当該変更を示す再設定信号を映像光設定部121aに出力する。
言い換えると、本実施の形態のタブレット端末30は、実施の形態1の調整部15の機能を備えている。
[2−2. 照明装置1Bの構成]
図4および図5に示すように、照明装置1Bは、照明制御装置10b(10)と、プロジェクタ20とを備えている。プロジェクタ20の構成は、実施の形態1と同じである。また、照明装置1Bは、タブレット端末30と無線あるいは有線により通信可能に構成されている。
照明制御装置10bは、プロジェクタ20によって投射される照明光および映像光の設定を行う装置である。照明制御装置10bは、実施の形態1と同様に、例えば、CPUおよび記憶装置を備えており、本実施の形態の照明方法を実行するコンピュータプログラムを、CPUが実行することにより実現される。
照明制御装置10bは、図5に示すように、表示出力部16と、計測値制御部18と、第一光設定部11と、第二光設定部12b(12)と、描画部13と、投射出力部14とを備えている。第一光設定部11、描画部13および投射出力部14の構成は、実施の形態1と同じである。
表示出力部16は、第一光設定部11から照明光の設定を受け付けて後述するタブレット端末30に出力する。例えば、第一光設定部11から、照明範囲A1を示す画像(照明範囲A1の外枠)を受け付けて、タブレット端末30の表示パネル31に表示させるためにタブレット端末30に出力する。さらに、本実施の形態の表示出力部16は、物体(本実施の形態では、ケーキ)の仮想的な位置(形状を含む)を示す図を、表示パネル31に表示させるためにタブレット端末30に出力する。
なお、本実施の形態では、表示パネル31に照明範囲A1および物体の仮想的な位置を表示させているが、これに限るものではない。例えば、撮像装置を用い、照明光を照射した状態で物体および照明範囲A1を撮影し、撮影した撮影画像を表示パネル31に表示させても構わない。言い換えると、物体(ケーキ)の画像を表示パネル31上に表示させても構わない。
計測値制御部18は、ガイド線の描画を行うためにタブレット端末30から移動情報を受け付け、当該移動情報を第二光設定部12bに出力する。この場合、計測値制御部18は、移動情報に関する計測値に対して所定の制御を行った上で移動情報を第二光設定部12bに出力してもよい。なお、計測値制御部18は無くても構わない。
第二光設定部12bは、映像光の設定を行う。第二光設定部12bは、映像光設定部121b(121)と、映像光投影領域設定部122b(122)とを備えている。
映像光設定部121bは、映像光により投影される投影画像の設定を行う。より具体的には、本実施の形態では、映像光設定部121bは、計測値制御部18を介してタブレット端末30から移動情報を受け付け、当該移動情報を用いてガイド線の描画を行う。
具体的には、本実施の形態の映像光設定部121bは、移動情報が直線を描画するための始点および終点の情報である場合、当該始点および終点を結ぶ直線を描画するように構成してもよい。あるいは、映像光設定部121bは、移動情報が曲線を描画するための始点、終点および中間点を含む3点以上の情報である場合、当該3点を通過する円弧を描画するように構成してもかまわない。あるいは、映像光設定部121bは、移動情報がタッチペン40の移動の軌跡を示す情報である場合、当該移動の軌跡をそのまま描画してもよい。この場合において、映像光設定部121bは、移動の軌跡から近似曲線または近似直線またはその組み合わせを求めて描画しても良い。
また、映像光設定部121bは、本実施の形態では、タブレット端末30からの再設定信号に応じて、映像光の再設定(設定の変更)を行う。具体的には、映像光設定部121bは、実施の形態1と同様に、映像光の輝度および色の濃淡の何れかのパラメータの変更を示す再設定信号を受け付けたときに、再設定信号により指定されたパラメータの再設定を行う。これにより、プロジェクタ20から投射される映像光の輝度または色の濃淡が変更される。
映像光投影領域設定部122bは、タブレット端末30上での照明光と映像光(ガイド線)との関係が維持されるように、映像光の投影領域の位置を設定する。なお、ユーザの操作により、当該位置を変更(微調整)できるように構成しても構わない。
[2−3. 照明光および映像光]
図6は、本実施の形態においてプロジェクタ20により投射される照明光および映像光の一例を示す図である。図6は、作業台D1を上方から見た場合の平面図である。図6は、照明範囲A1、投影領域A2、ガイド線G2および作業台D1の位置関係を示している。
なお、照明範囲A1および投影領域A2の構成は、実施の形態1と同じである。
ガイド線G2は、実施の形態1と同様に、ケーキを切り分けるための線であるが、タブレット端末30上で描かれた線である。図3では、タブレット端末30は、始点と終点とを指定させ、直線を描画した場合について示している。図3において、ガイド線G2は、3本の直線で構成されているが、これに限るものではない。
[2−4. 効果等]
本実施の形態では、タブレット端末30の表示パネル31上でタッチペン40を移動させることで、映像光の図形を描画できる。この場合、作業対象の形状等に合わせ、作業対象個別に精細な図形の描画が可能になる。
また、本実施の形態の照明装置1Bは、実施の形態1の照明装置1Aと同様に、照明光と映像光との関係を考慮して、照明光の上に映像光を重畳させて投射しているので、映像光が照明光によりかき消されてしまうという問題が生じるのを低減できる。したがって、空間または物体を照らすという照明に求められる本来の機能を保持しつつ、空間演出の機能を向上させることができる。
また、照明装置1Bは、実施の形態1の照明装置1Aと同様に、1台のプロジェクタ20で照明光および映像光を投射するので、映像光を照明光との関係で調整することが容易になる。
また、照明装置1Bは、実施の形態1の照明装置1Aと同様に、映像光の設定を変更できるので、映像光が照明光にかき消されるという問題をより確実に防止可能になる。
また、照明装置1Bは、実施の形態1の照明装置1Aと同様に、照明光の設定を、空間または物体に応じて設定できるので、空間演出の機能を向上させることが可能になる。
また、照明装置1Bは、実施の形態1の照明装置1Aと同様に、同時に複数のガイド線を映像光として投影できるので、作業効率を向上させることが可能である。
また、照明装置1Bは、実施の形態1の照明装置1Aと同様に、所定の作業に対するガイド線を映像光として投影するので、作業効率の向上および作業時間の短縮を図ることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3の照明装置について図7および図8を基に説明する。
図7は、本実施の形態における照明装置の外観、および、照明光が照射される物体および空間の一例を示す図である。図8は、本実施の形態における照明装置1C(1)の構成を示すブロック図である。
なお、実施の形態1では、照明装置1Aは、映像光として、予め設定されたガイド線G1を投影した。実施の形態2では、照明装置1Bは、映像光として、タブレット端末30に入力されたガイド線G2を投影した。これに対し、本実施の形態の照明装置1Cは、映像光として、作業対象となる物体上(物体に触れていなくてもよい)で、ポインティングデバイスにより描かれたガイド線をリアルタイムで投影する。
また、本実施の形態では、実施の形態1および実施の形態2との比較のため、実施の形態1および実施の形態2と同様に、作業としてケーキを切り分ける場合を想定して説明する。
[3−1. ポインティングデバイス50の構成]
ポインティングデバイス50は、本実施の形態では、角速度を検出するセンサと複数のボタンとを備えたジャイロリモコンである場合を例に説明する。
角速度を検出するセンサは、例えば、任意の3方向それぞれの移動量を特定するための加速度を角速度として検出する。ポインティングデバイス50は、当該角速度を移動情報として、照明装置1Cに出力する。
また、ポインティングデバイス50は、ボタンが押下されたときに、押下されたボタンの情報を移動情報として出力する。
[3−2. 照明装置1Cの構成]
図7および図8に示すように、照明装置1Cは、照明制御装置10c(10)と、プロジェクタ20とを備えている。プロジェクタ20の構成は、実施の形態1および実施の形態2と同じである。また、照明装置1Cは、ポインティングデバイス50と無線により通信可能に構成されている。
照明制御装置10cは、プロジェクタ20によって投射される照明光および映像光の設定を行う装置である。照明制御装置10cは、実施の形態1および実施の形態2と同様に、例えば、CPUおよび記憶装置を備えており、本実施の形態の照明方法を実行するコンピュータプログラムを、CPUが実行することにより実現される。
照明制御装置10cは、図8に示すように、第一光設定部11と、第二光設定部12c(12)と、描画部13と、投射出力部14と、調整部15c(15)を備えている。第一光設定部11、描画部13および投射出力部14の構成は、実施の形態1および実施の形態2と同じである。また、調整部15cの構成は、実施の形態1の調整部15aの構成と同じである。
第二光設定部12cは、映像光の設定を行う。第二光設定部12cは、移動情報取得部124と、映像光設定部121c(121)と、映像光投影領域設定部122c(122)とを備えている。
移動情報取得部124は、ポインティングデバイス50から移動情報を受け付け、映像光設定部121cに出力する。
映像光設定部121cは、映像光により投影される投影画像の設定を行う。より具体的には、本実施の形態では、映像光設定部121cは、移動情報取得部124から出力された移動情報を用いてガイド線の描画を行う。
具体的には、本実施の形態の映像光設定部121cは、角速度情報(移動量)によりポインティングデバイス50の物体上の位置(照明光上の位置)を常時把握できる。これにより、映像光設定部121cは、所定のボタンが押下されたタイミングでのポインティングデバイス50の位置を、直線を描くための始点あるいは終点、曲線を描くための始点、終点および中間点の位置とすることができる。あるいは、映像光設定部121cは、所定のボタンが押下されている間のポインティングデバイス50の移動の軌跡を、そのままガイド線として利用してもよい。
また、映像光設定部121cは、実施の形態1と同様に、調整部15cからの再設定信号に応じて、映像光の再設定(設定の変更)を行うように構成されている。
映像光投影領域設定部122cは、ポインティングデバイス50の物体上の位置(照明光上の位置)と、実際に投影される映像光(ガイド線)の位置とが重なるように、映像光の投影領域の位置を設定する。なお、ユーザの操作により、投影領域(ガイド線)の位置を変更(微調整)できるように構成しても構わない。
このように構成することにより、本実施の形態で投影される照明光および映像光は、図6に示す実施の形態2の照明光および映像光と結果的に同じになる。
[3−3. 効果等]
本実施の形態では、物体上でポインティングデバイス50を移動させてガイド線を設定するので、作業対象とガイド線との関係をより容易に把握できる。また、作業対象の物体上で直接ガイド線を設定するので、設定の変更等が容易に行える。
また、本実施の形態の照明装置1Cは、実施の形態1の照明装置1Aおよび実施の形態2の照明装置1Bと同様に、照明光と映像光との関係を考慮して、照明光の上に映像光を重畳させて投射しているので、映像光が照明光によりかき消されてしまうという問題が生じるのを低減できる。したがって、空間または物体を照らすという照明に求められる本来の機能を保持しつつ、空間演出の機能を向上させることができる。
また、照明装置1Cは、実施の形態1の照明装置1Aおよび実施の形態2の照明装置1Bと同様に、1台のプロジェクタ20で照明光および映像光を投射するので、映像光を照明光との関係で調整することが容易になる。
また、照明装置1Cは、実施の形態1の照明装置1Aおよび実施の形態2の照明装置1Bと同様に、映像光の設定を変更できるので、映像光が照明光にかき消されるという問題をより確実に防止可能になる。
また、照明装置1Cは、実施の形態1の照明装置1Aおよび実施の形態2の照明装置1Bと同様に、照明光の設定を、空間または物体に応じて設定できるので、空間演出の機能を向上させることが可能になる。
また、照明装置1Cは、実施の形態1の照明装置1Aおよび実施の形態2の照明装置1Bと同様に、同時に複数のガイド線を映像光として投影できるので、作業効率を向上させることが可能である。
また、照明装置1Cは、実施の形態1の照明装置1Aおよび実施の形態2の照明装置1Bと同様に、所定の作業に対するガイド線を映像光として投影するので、作業効率の向上および作業時間の短縮を図ることができる。
(実施の形態4)
実施の形態4の照明装置について図9〜図11を基に説明する。
図9は、本実施の形態における照明装置の外観、および、照明光が照射される物体および空間の一例を示す図である。図10は、本実施の形態における照明装置1D(1)の構成を示すブロック図である。
なお、実施の形態1〜3では、照明装置1A〜1Cは、映像光として、所定の作業を補助するためのガイド線を投影したが、本実施の形態では、照明装置1Dは、映像光として、文字情報(テキスト)を表示する。また、本実施の形態では、ポインティングデバイス50から出力された移動情報から、文字情報を取得し、当該文字情報を投影領域A2内に表示する。
本実施の形態では、絵画に照明光を照射し、当該絵画に隣接する領域に絵画の説明を記したテキストを表示する場合を例に説明する。
なお、ポインティングデバイス50の構成は、実施の形態3と同じである。
[4−1. 照明装置1Dの構成]
図9および図10に示すように、照明装置1Dは、照明制御装置10d(10)と、プロジェクタ20とを備えている。プロジェクタ20の構成は、実施の形態1〜3と同じである。また、照明装置1Dは、ポインティングデバイス50と無線により通信可能に構成されている。
照明制御装置10dは、プロジェクタ20によって投影される照明光および映像光の設定を行う装置である。照明制御装置10dは、実施の形態1〜3と同様に、例えば、CPUおよび記憶装置を備えており、本実施の形態の照明方法を実行するコンピュータプログラムを、CPUが実行することにより実現される。
照明制御装置10dは、図10に示すように、第一光設定部11と、第二光設定部12d(12)と、描画部13と、投射出力部14と、調整部15d(15)とを備えている。第一光設定部11、描画部13および投射出力部14の構成は、基本的には、実施の形態1〜3と同じである。但し、第一光設定部11の照明光設定部111は、絵画に対して劣化の原因となり得る紫外線が少なくなるように、照明光の各パラメータを設定する。また、調整部15dの構成は、実施の形態1の調整部15aの構成と同じである。
第二光設定部12dは、映像光の設定を行う。第二光設定部12dは、文字情報取得部125と、映像光設定部121d(121)と、映像光投影領域設定部122d(122)とを備えている。
文字情報取得部125は、ポインティングデバイス50から出力された移動情報を用いて、文字情報を取得する。例えば、所定のボタンが押下されている間のポインティングデバイス50の移動の軌跡を文字認識することにより、文字情報を取得する。なお、文字認識の方法は、既知の方法であっても構わない。
映像光設定部121dは、映像光により投影される投影画像の設定を行う。投影画像は、本実施の形態では、所定のテキスト(文字)である。より具体的には、本実施の形態では、映像光設定部121dは、文字情報取得部125から文字情報を受け付け、投影画像として投影するテキストを設定する。さらに、映像光設定部121dは、テキストの特性、例えば、文字のフォント、輝度、色(あるいは模様)、色の濃淡等のパラメータの設定を行う。
また、映像光設定部121dは、調整部15dからの再設定信号に応じて、映像光の再設定(設定の変更)を行う。具体的には、映像光設定部121dは、本実施の形態では、映像光(ここでは、テキスト)の輝度および色の濃淡の何れかのパラメータの変更を示す再設定信号を受け付けたときに、再設定信号により指定されたパラメータの再設定を行う。これにより、プロジェクタ20から投射される映像光の輝度または色の濃淡が変更される。
映像光投影領域設定部122dは、映像光の投影領域の位置を設定する。具体的には、映像光投影領域設定部122dは、映像光の投影領域の位置を、照明光を照射する対象である物体に隣接する位置に設定する。なお、ユーザの操作により、当該位置を変更(微調整)できるように構成しても構わない。
[4−2. 照明光および映像光]
図11は、本実施の形態においてプロジェクタ20により投射される照明光および映像光の一例を示す図である。図11は、絵画P1を正面(水平方向)から見た場合の平面図である。図11は、照明範囲A1、投影領域A2、テキストT1および絵画P1の位置関係を示している。
照明範囲A1は、本実施の形態では、絵画P1(物体)を含む円形の領域である。
投影領域A2は、本実施の形態では、絵画P1の右側に設定されている。
テキストT1は、投影領域A2内に表示されている。なお、本実施の形態では、投影領域A2内には、照明光が照射されず、映像光設定部121dが設定した背景およびテキストが投影される。
[4−3. 効果等]
本実施の形態では、照明装置1Dは、紫外線により劣化する可能性のある絵画に対し、照度の低い照明光を照射しつつ、当該絵画の横に説明文を映像光として投影することができる。ここで、印刷物等により絵画の説明書きが設けられている場合、照明光の照度が低いことから、当該説明書きを読むことが困難である場合も考えられる。本実施の形態において、照明装置1Dは、説明書き等の文字情報を投影する映像光の設定を、照明光との関係で調整するので、絵画の鑑賞者はテキストをより容易に読むことができる。
つまり、照明装置1Dは、照明光の照度に制限があるときに、文字情報を表示する場合に特に有用である。
また、本実施の形態の照明装置1Dは、実施の形態1の照明装置1Aと同様に、照明光と映像光との関係を考慮して、照明光および映像光を投射できる。これにより、絵画の鑑賞が良好に行え、且つ、テキストを容易に読むことができるように、照明光および映像光の設定を自動で行うことが可能になる。
なお、テキストは、複数箇所に投影するように構成しても構わない。
また、照明装置1Dは、実施の形態1〜3の照明装置1A〜1Cと同様に、照明光と映像光との関係を考慮して、照明光と映像光とを投射するので、映像光が照明光によりかき消されてしまうという問題が生じるのを低減できる。照明装置1Dは、実施の形態1〜3の照明装置1A〜1Cと同様に、1台のプロジェクタ20で照明光および映像光を投射するので、映像光を照明光との関係で調整することが容易になる。照明装置1Dは、実施の形態1〜3の照明装置1A〜1Cと同様に、映像光の設定を変更できるので、映像光が照明光にかき消されるという問題をより確実に防止可能になる。照明装置1Dは、実施の形態1〜3の照明装置1A〜1Cと同様に、照明光の設定を、空間または物体に応じて設定できるので、空間演出の機能を向上させることが可能になる。
(実施の形態5)
実施の形態5の照明装置について図12〜図14を基に説明する。
図12は、本実施の形態における照明装置の外観、および、照明光が照射される物体および空間の一例を示す図である。図13は、本実施の形態における照明装置1E(1)の構成を示すブロック図である。
なお、実施の形態1〜3では、照明装置1A〜1Cは、映像光として、所定の作業を補助するためのガイド線を投影した。また、実施の形態4では、照明装置1Dは、テキストを投影した。これに対し、本実施の形態では、照明装置1Eは、映像光として、所定の機能に対応付けられたボタンの画像を表示する。
本実施の形態では、室内(例えば、ベッドサイド)に照明光を、ベッドサイドに隣接する壁面に映像光を投影する場合を例に説明する。
[5−1. 照明装置1Dの構成]
図12および図13に示すように、照明装置1Eは、撮像装置60と、照明制御装置10e(10)と、プロジェクタ20とを備えている。プロジェクタ20の構成は、実施の形態1〜3と同じである。
撮像装置60は、本実施の形態では、CCD(Charge−Coupled Device)を用いたカメラである。なお、撮像装置60は、これに限るものではない。
照明制御装置10eは、プロジェクタ20によって投影される照明光および映像光の設定を行う装置である。照明制御装置10eは、実施の形態1〜3と同様に、例えば、CPUおよび記憶装置を備えており、本実施の形態の照明方法を実行するコンピュータプログラムを、CPUが実行することにより実現される。
照明制御装置10eは、図13に示すように、第一光設定部11と、第二光設定部12e(12)と、描画部13と、投射出力部14と、調整部15e(15)と、動作検出部17とを備えている。第一光設定部11、描画部13および投射出力部14の構成は、実施の形態1〜3と同じである。また、調整部15eの構成は、実施の形態1の調整部15aの構成と同じである。
第二光設定部12eは、映像光の設定を行う。第二光設定部12eは、映像光設定部121e(121)と、映像光投影領域設定部122e(122)とを備えている。
映像光設定部121eは、映像光により投影される投影画像の設定を行う。より具体的には、本実施の形態では、映像光設定部121eは、投影画像として、所定の機能に対応付けられたボタンを含む画像を描画する。所定の機能は、例えば、照明光および映像光の投影の終了、照明光の設定(例えば、照度、色温度等)の変更等、照明装置1Eに関する機能であっても構わないし、照明装置1Eの外部機器に関する機能であっても構わない。
また、映像光設定部121eは、調整部15eからの再設定信号に応じて、映像光の再設定(設定の変更)を行う。具体的には、映像光設定部121eは、本実施の形態では、映像光(ここでは、ボタン)の輝度および色の濃淡の何れかのパラメータの変更を示す再設定信号を受け付けたときに、再設定信号により指定されたパラメータの再設定を行う。これにより、プロジェクタ20から投射される映像光の輝度または色の濃淡が変更される。
映像光投影領域設定部122eは、映像光の投影領域の位置を設定する。なお、ユーザの操作により、当該位置を変更(微調整)できるように構成しても構わない。
動作検出部17は、ユーザの動作を検出する。具体的には、動作検出部17は、照明光および映像光が投影されている間、撮像装置60により映像光の投影領域を撮影する。動作検出部17は、撮像装置60により撮影された撮影画像を画像解析し、上述したボタンの選択動作を検出する。動作検出部17は、例えば、壁面に投影されたボタンの画像に、ユーザの手が一定期間以上触れている場合に、当該ボタンが選択されたと判定する。
動作検出部17は、本実施の形態では、さらに、当該ボタンに対応付けられた機能を実行する。動作検出部17は、例えば、当該ボタンが照明光および映像光の投影の終了に対応付けられたボタンである場合、投射出力部14等を介して照明光および映像光の投影を終了させる。あるいは、動作検出部17は、例えば、照明光の設定(照度等)の変更に対応付けられたボタンである場合、照明光の設定の変更を行う。この場合、当該ボタンが選択される度に、照度の設定を順次変更するように構成しても構わない。
[5−2. 照明光および映像光]
図14は、本実施の形態においてプロジェクタ20により投射される照明光および映像光の一例を示す図である。図14では、寝室を照明し、寝室の壁に映像光を投影するように構成される場合を示している。図14は、照明範囲A1、投影領域A2、ボタンB1の位置関係を示している。
照明範囲A1は、図14では円形の領域で示している。なお、照明範囲A1は、寝室全体、あるいは、ベッドサイドとその周辺を含む一部領域に設定してもよい。
投影領域A2は、本実施の形態では、ベッドサイドの壁面に設定されている。より詳細には、投影領域A2は、ベッドサイドの壁面のうち、ベッドで寝ている人の手が届く領域に設定されている。
ボタンB1は、投影領域A2に投影される投影画像に含まれるボタンの画像である。図14では、投影画像には、時計の画像と、5個のボタンが含まれている。例えば、右下のボタンB1を選択すれば、照明装置1Eによる照明光および映像光の投影を終了する時刻あるいは開始する時刻の設定ができる。
なお、図14では、映像光の投影画像として、ボタンB1だけでなく、他のボタンおよび時計表示が含まれている場合を示している。
例えば、ベッドに寝ている人がボタンB1に触れる動作をすると、照明装置1Eの動作検出部17は、当該動作を検出し、ボタンB1に対応付けられた機能を実行する。
[5−3. 効果等]
本実施の形態では、実施の形態1〜4と同様に、描画部13において、照明光と映像光との関係を考慮して、照明光および映像光の設定を調整できる。これにより、本実施の形態の照明装置1Eは、映像光が見えにくくならないように、照明光および映像光の設定を連動させて自動で行うことが可能になる。
また、本実施の形態の照明装置1Eは、実施の形態1〜4の照明装置1A〜1Dと同様に、照明光と映像光との関係を考慮して、照明光と映像光とを投射するので、映像光が照明光によりかき消されてしまうという問題が生じるのを低減できる。照明装置1Eは、実施の形態1〜4の照明装置1A〜1Dと同様に、1台のプロジェクタ20で照明光および映像光を投射するので、映像光を照明光との関係で調整することが容易になる。照明装置1Eは、実施の形態1〜4の照明装置1A〜1Dと同様に、映像光の設定を変更できるので、映像光(ボタン)が照明光にかき消されるという問題をより確実に防止可能になる。照明装置1Eは、実施の形態1〜4の照明装置1A〜1Dと同様に、照明光の設定を、空間または物体に応じて設定できるので、空間演出の機能を向上させることが可能になる。
(他の実施の形態)
(1)上記実施の形態1〜3では、所定の作業として、ケーキを切り分ける場合について説明したが、これに限るものではない。所定の作業は、料理、工作、医療等、任意の作業であっても構わない。
また、上記実施の形態1〜3では、照明装置1は、映像光として、ガイド線を投影したが、これに限るものではない。映像光は、作業の補助を行える画像であればよい。
(2)上記実施の形態1〜3では、照明光を照射する照明範囲A1として、円形の領域を設定したが、これに限るものではない。矩形あるいは楕円形、ドーナツ型、あるいはこれらの組み合わせ等、任意の形状であっても構わない。作業の対象となる物体全体が、照明範囲A1内に位置するように、照明範囲A1を設定することができる。
(3)上記実施の形態1〜3では、映像光としてガイド線を、実施の形態4では、映像光としてテキストを表示したが、これらを組み合わせても良い。
図15は、ガイド線とテキストとを組み合わせて表示する場合を説明する図である。図15では、魚を捌く場合を示しており、包丁を入れるためのガイド線G2と、魚を捌く手順を説明するテキストT2とが、照明範囲A1内に配置されている。照明光を照射する照明範囲A1は、魚を載置したまな板を含む大きさに設定されている。
このように構成すれば、作業効率をより向上させることができる。また、ユーザが作業内容を容易に把握することが可能になる。
(4)上記実施の形態1〜5では、描画部13において、判定処理後に、映像光(ガイド線あるいはテキストあるいはボタン)の輝度または色の濃淡あるいはその両方を、自動調整するように構成したが、これに限るものではない。例えば、描画部13は、ガイド線が良好に視認できない可能性があると判定した場合に、ユーザに判定結果を通知するように構成してもよい。このとき、照明装置1は、ユーザに、1または複数の調整候補(再設定候補)を提示し、ユーザが選択するように構成してもよいし、ユーザが輝度あるいは色の濃淡を示すパラメータの設定を任意に行えるように構成してもよい。
また、描画部13の判定処理は必須構成ではない。この場合でも、上記実施の形態1〜5では、映像光の輝度値および色の濃淡の変更機能(実施の形態1、3〜5の調整部15、実施の形態2の)が搭載されているため、ユーザが、映像光を良好に視認できるように調整することが可能である。
(5)上記実施の形態1〜4では、予め設定された映像光(ガイド線あるいはテキスト)、または、ユーザが入力した映像光の何れか一方を投影する場合について説明したが、これに限るものではない。投射されている映像光を任意に変更できるように構成してもよい。具体的には、ガイド線の始点および終点の変更、ガイド線の追加および削除、テキストの追加および削除等が任意に行えるように構成してもよい。
また、実施の形態5において、利用しないボタンの削除、あるいは、ガイド線あるいはテキスト等を追加、変更および削除等が行えるように構成しても良い。
(6)上記実施の形態1〜4では、明示していないが、ガイド線あるいはテキストが複数の場合は、ガイド線およびテキスト毎に、輝度、色の濃淡、色が異なっていても良い。作業の順あるいは作業の優先度に応じて、輝度、色の濃淡を設定してもよい。あるいは、作業を複数のグループに分け、グループ毎に、色を設定する等してもよい。また、ガイド線とテキストとで、輝度、色の濃淡、色の何れか一つを異ならせるように設定しても構わない。
(7)上記実施の形態3および4では、ジャイロリモコンとしてのポインティングデバイス50を用いてガイド線またはテキストを入力する場合を例に説明したが、これに限るものではない。
例えば、撮像装置により、所定のペンを撮影し、ペン先を画像認識することにより、ペン先の移動の軌跡を検出するように構成してもよい。この場合、照明装置1は、ペン先の移動の軌跡から、ガイド線あるいはテキストを生成する。なお、変形例(3)で示したように、ガイド線およびテキストの両方を検出できるように構成してもよい。
または、超音波パルス反射法により、ガイド線あるいはテキストの入力を行うように構成してもよい。超音波パルス反射法では、1つの超音波発生源と、ペンと、3つの受信装置とを用いる。超音波発生源から出力された超音波は、ペンで反射される。反射された超音波を3つの受信装置で受信することにより、各受信装置からペンまでの距離を測定できる。これにより、照明装置1は、ペンの移動の軌跡を検出できる。この場合においても、変形例(3)で示したように、ガイド線およびテキストの両方を検出できるように構成してもよい。
(8)なお、上記各実施の形態において、各構成要素(照明制御装置10)は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係る照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
1、1A、1B、1C、1D、1E 照明装置
10、10a、10b、10c、10d、10e 照明制御装置
11 第一光設定部
12、12a、12b、12c、12d、12e 第二光設定部
13 描画部
14 投射出力部
15、15a、15c、15d、15e 調整部
16 表示出力部
17 動作検出部
18 計測値制御部
20 プロジェクタ
30 タブレット端末
31 表示パネル
32 タッチセンサ
40 タッチペン
50 ポインティングデバイス
60 撮像装置
111 照明光設定部
112 照明領域設定部
121、121a、121b、121c、121d、121e 映像光設定部
122、122a、122b、122c、122d、122e 映像光投影領域設定部
124 移動情報取得部
125 文字情報取得部
A1 照明範囲
A2 投影領域
B1 ボタン
C1 ケーキ
D1 作業台
G1、G2 ガイド線
P1 絵画
T1、T2 テキスト

Claims (14)

  1. 空間あるいは物体を含む領域を照明するための照明光の設定を行う照明光設定部と、
    図形あるいは文字を含む投影画像を投影するための映像光であって、前記照明光とは輝度または色の少なくとも一方が異なる前記映像光の設定を行う映像光設定部と、
    前記照明光設定部において設定された前記照明光を照射すると共に、前記映像光設定部において設定された前記映像光を投影する光投射部とを備える、
    前記映像光設定部は、前記照明光の上に、前記映像光を重畳させ、
    前記光投射部から投影された前記映像光は、前記照明光が照射された照明範囲内に投影される
    照明装置。
  2. 前記光投射部は、前記照明光の照射および前記映像光の投影の両方を実行可能な単一の装置で構成され
    請求項1に記載の照明装置。
  3. さらに、
    前記光投射部から前記照明光および前記映像光が投射された状態で、前記映像光の輝度または色の濃淡の設定を変更する調整部を備える、
    請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記照明光設定部は、前記照明光の照射対象である前記空間または前記物体に応じて、前記照明光の照度、輝度、光度、色温度、および、演色性の少なくとも何れか1つを設定する、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の照明装置。
  5. 前記物体が前記空間内に配置されている場合に、
    前記映像光設定部は、前記投影画像として、前記物体に対して行われる所定の作業を補助するための図形を含む画像を生成し、
    前記光投射部は、前記物体上に前記図形が投影されるように、前記映像光を投影する、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の照明装置。
  6. さらに、
    前記照明光設定部から前記照明光の設定を受け付け、表示パネルと表示パネル上での操作端末の移動を検出するセンサとを備えた表示装置に、前記照明範囲を示す画像を表示させるために出力する表示出力部を備え、
    前記映像光設定部は、前記表示装置から前記操作端末の移動を示す移動情報を受け付け、前記移動情報に基づいて前記投影画像を生成する、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の照明装置。
  7. さらに、
    操作端末の移動情報を取得する移動情報取得部を備え、
    前記映像光設定部は、前記移動情報取得部からの移動情報を用いて前記投影画像を設定する、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の照明装置。
  8. 前記映像光設定部は、前記投影画像として、前記操作端末の移動の軌跡に沿って、前記物体上に投影される1または複数の線を設定する、
    請求項6または7に記載の照明装置。
  9. 前記映像光設定部は、前記操作端末により指定された始点および終点を含む線情報を受け付け、前記投影画像として、前記始点および前記終点を結ぶ線を設定する、
    請求項6〜8の何れか1項に記載の照明装置。
  10. 前記映像光設定部は、前記線を含む複数の線を設定する、
    請求項9に記載の照明装置。
  11. 前記映像光設定部は、前記投影画像として、予め設定された文字情報を含む画像を設定し、
    前記光投射部は、前記物体に隣接する領域に前記投影画像が表示されるように、前記映像光を投影する、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の照明装置。
  12. さらに、
    前記物体が前記空間内に配置されている場合に、操作端末の移動情報を取得し、当該移動情報により示される軌跡を文字認識することにより、文字情報を取得する文字情報取得部を備え、
    前記映像光設定部は、前記投影画像として、前記文字情報を含む画像を設定し、
    前記光投射部は、前記物体に隣接する領域に前記投影画像が表示されるように、前記映像光を投影する、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の照明装置。
  13. 前記映像光設定部は、前記投影画像として、所定の機能に対応付けられたボタンの画像を設定する、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の照明装置。
  14. さらに、
    人物の動作を検出する検出部を備え、
    前記検出部からの情報を用いて、前記人物が前記ボタンの選択を示す動作を行ったことを検出し、選択された前記ボタンに対応付けられた機能を実行する、
    請求項13に記載の照明装置。
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