JP6301972B2 - 低温バルブ - Google Patents

低温バルブ Download PDF

Info

Publication number
JP6301972B2
JP6301972B2 JP2015561341A JP2015561341A JP6301972B2 JP 6301972 B2 JP6301972 B2 JP 6301972B2 JP 2015561341 A JP2015561341 A JP 2015561341A JP 2015561341 A JP2015561341 A JP 2015561341A JP 6301972 B2 JP6301972 B2 JP 6301972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
channel
cryogenic
along
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015561341A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016509184A (ja
JP2016509184A5 (ja
Inventor
ヨウゾウ サトダ
ヨウゾウ サトダ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2016509184A publication Critical patent/JP2016509184A/ja
Publication of JP2016509184A5 publication Critical patent/JP2016509184A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6301972B2 publication Critical patent/JP6301972B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K27/00Construction of housing; Use of materials therefor
    • F16K27/10Welded housings
    • F16K27/102Welded housings for lift-valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • F16K1/14Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with ball-shaped valve member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K27/00Construction of housing; Use of materials therefor
    • F16K27/02Construction of housing; Use of materials therefor of lift valves
    • F16K27/029Electromagnetically actuated valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F16K31/0644One-way valve
    • F16K31/0651One-way valve the fluid passing through the solenoid coil
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F16K31/0644One-way valve
    • F16K31/0655Lift valves
    • F16K31/0665Lift valves with valve member being at least partially ball-shaped
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/6851With casing, support, protector or static constructional installations
    • Y10T137/7036Jacketed
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86718Dividing into parallel flow paths with recombining
    • Y10T137/86759Reciprocating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Valve Housings (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Description

本願は、バルブに関する。より具体的には、本願は、バルブ内のシール構造、バルブ内に採用される部品に用いられる材料に関し、より具体的には、低温用途及びシステム内のこのような特徴を採用するボール及びニードルバルブに関する。
従来のマニュアルバルブ設計は、増大した振動又は衝撃、腐食性又は極温条件(例えば、低温用途)を対象としたものを含む、苛酷な環境内での使用のためになされてきた。しかし、従来のバルブは、それらの環境の使用の範囲が限定されており、長寿命の信頼性、正確性及び/又は効率的な開閉を可能にすることができない。例えば、低温バルブ内の部品は、相対的に短い寿命で割れ及び故障する。したがって、このようなバルブ内に搭載されうる改善されたバルブ及び部品についての需要が存在する。
信頼性が改善され、使用しやすいボールバルブが本明細書に開示される。一部の実施形態は、信頼性においていまだ認識されていない利益を提供するために改善された材料を使用する。一部の実施形態は、バルブの様々な部品間の溶接された係合を含み、これは、バルブを流体(つまり、液体又はガス)の漏洩から防ぎ、外部の環境条件からそれらを保護する。このようなシールは、例えば、凝結に関する問題又はバルブ上又はバルブ内の氷の形成を防ぐことができる。本明細書の一部の実施形態のバルブは、電気的に制御されうる。一部の実施形態は、例えば、バルブを電気的に制御するための電子ソレノイドアクチュエータの動作により、バルブの振動から生じる漏洩を防ぐことができる。一部の実施形態は、バルブを介して流れを向上する、バルブが搭載されうることを容易に改善する、及び/又はバルブの内部と外部環境との間の熱的な隔離を改善しうるインラインバルブ構成を提供する。一部の実施形態は、上述された利点のうちの2つ以上、信頼性、搭載しやすさ、及びそれらを実装するバルブ及びシステムの動作コストを改善しうることのうちのいずれか1つを提供する
一実施形態によれば、低温バルブは、第1のポートと、第2のポートと、バルブステムと、シール部材と、バルブエレメントと、ハウジングと、を含む。バルブボディは、第1のポートと流体連通する流体オリフィスを規定するバルブシールを含む。バルブステムは、バルブボディを係合するように構成される。バルブステムは、第1の端部と、第1の端部及び第2の端部を通じて延びる長手軸を有する反対の第2の端部と、を含む。バルブステムは、長手軸に実質的に沿って延びる第1のチャネルを形成する。第1のチャネルは、バルブステムを通じて流体が流れることを可能にするように構成される。バルブエレメントは、第1のチャネルの少なくとも一部内に配置される。バルブエレメントは、オリフィス及び第1のポートを通じて実質的に流れを遮断するためにオリフィスに対してシール部材をバイアスするように構成され、バイアスは、バルブアクチュエータによりバルブエレメントの一部の制御に応じて制御される。ハウジングは、バルブボディ及びバルブステムの少なくとも係合部分を実質的にシールし、かつ取り囲むように構成され、ハウジングからの、係合部分を含む、バルブボディ及びバルブステムの少なくとも一部を熱的に隔離するように構成される内部ハウジングを形成するように構成される。
さらなる実施形態では、低温バルブを提供する。バルブは、バルブシートと、シール部材と、バルブエレメントと、を含む。バルブシートは、流体オリフィスを規定する。シール部材は、ビッカース硬さHVの尺度での約HV2000以上の硬度値を含む。バルブエレメントは、オリフィスに対してシール部材にバイアスするような大きさに構成され、オリフィスを通じて実質的に流れを遮断する。
更なる実施形態では、低温バルブは、バルブボディと、バルブエレメントと、バルブステムと、溶接部と、を含む。バルブボディは、流体オリフィスを規定するバルブシートを含む。バルブエレメントは、バルブエレメントが閉位置に移動するときに、オリフィスを通じて実質的に流れを遮断するように構成される。バルブステムは、係合周辺に沿うバルブボディと係合するように構成され、バルブステム及びバルブボディの少なくとも一方は、バルブエレメントを受け入れるように構成される内部バルブキャビティを形成する。溶接部は、バルブステムとバルブボディとの間の係合周辺を密閉シールするように構成される。
図1A及び1Bは、それぞれ、バルブの実施形態の上側及び下側の分解斜視図である。 図1A及び1Bは、それぞれ、バルブの実施形態の上側及び下側の分解斜視図である。 図2は、図1のバルブの下面視である。 図3Aは、閉位置における図2に示されるバルブの側面断面図である。 図3Bは、開位置における図2に示されるバルブの側面断面図である。 図4Aは、閉位置におけるインラインバルブの実施形態の側面断面図である。 図4Bは、開位置におけるインラインバルブの実施形態の側面断面図である。 図5のインラインバルブの実施形態の分解斜視図である。 図6及び7は、バルブエレメントの実施形態の、それぞれ、斜視図及び側面図である。 図6及び7は、バルブエレメントの実施形態の、それぞれ、斜視図及び側面図である。 図8は、図6及び7に示されるバルブエレメントの側面断面図である。 図9は、閉位置におけるインラインバルブの実施形態の側面断面図である。 図10は、開位置におけるインラインバルブの実施形態の側面断面図である。 図11及び12は、バルブステムの実施形態の、それぞれ、斜視図及び側面図である。 図11及び12は、バルブステムの実施形態の、それぞれ、斜視図及び側面図である。 図13は、図12に示されるバルブステムの側面断面図である。 図14は、図12に示されるバルブステムの前断面図である。 図15及び16は、バルブエレメントの実施形態の、それぞれ、斜視図及び側面図である。 図15及び16は、バルブエレメントの実施形態の、それぞれ、斜視図及び側面図である。 図17は、図15に示されるバルブエレメントの側面断面図である。 図18は、図15に示されるバルブエレメントの前断面図である。 図19は、開位置におけるインラインバルブの実施形態の側面断面図である。 図20は、インラインニードルバルブの実施形態の部分側面断面図である。
実施形態は、低温用途において使用するためのボール又はニードルバルブについて以下に説明するが、本発明は、他のバルブ用途にも採用されうることが理解されるであろう。
従来のバルブ設計は、特に、バルブが、高温又は低温、衝撃又は振動、又は他の条件のような苛酷な環境下で採用されるときには、長寿命の信頼性、正確性及び/又は効率的な開閉ではなかった。信頼性は、繰り返される熱膨張及びバルブ及びその構成要素の収縮による熱衝撃及び/又は振動を生じうる繰り返し熱サイクルのようなこのような条件の繰り返しサイクルにより、悪化されうる。液体窒素のような低温流体を流すために使用されるバルブは、低温で生じるバルブ構成要素での消耗が増加するため、信頼性が低くなる。また、様々なバルブ構成要素上又はその内部に形成する凝結、及び/又はバルブにより輸送される流体の漏洩もまた、早期の消耗又は故障を生じうる。凝結及び/又は漏洩は、バルブ電気制御システム内のショートも生じ、これは、従来のバルブの電気的な制御を妨げる。従来のバルブをマニュアル制御に限定することにより、このようなバルブを実装するシステムは、追加コストで追加のオペレータを必要としていた。また、漏洩又は凝結は、半導体又はバイオ技術の用途のような清浄な環境を必要とする一部のシステム内のコンタミネーションの問題を生じている。凝結の問題は、凝結された液体が、バルブハウジングのようなバルブ構成要素上又はバルブ構成要素内に氷を形成するときに、低温バルブにおいて悪化されうる。また、漏洩、凝結及び/又は氷の形成は、バルブが採用されるシステムから漏れるガスの損失によるコストが増大しうる。運ばれるガスの温度が大気の温度とは異なる、又は大気への開放が異なる低温又は他のシステムでは、漏洩、凝結及び/又は氷の形成がエネルギーの無駄となりうる。また、従来のバルブ設計は、バルブ内の流路の制限により、搭載が困難及び/又は流れの容量を低減することが困難である。したがって、このようなバルブ内に搭載される改善されたバルブ及び改善された構成要素についての需要が存在する。
信頼性が改善され、使用しやすいバルブが本明細書に開示される。これらのバルブの一部の実施形態は、信頼性においていまだ認識されていない利益を提供するために改善された材料又は材料の組み合わせを使用する。これらのバルブの一部の実施形態は、バルブの様々な構成要素間の係合周辺をシールするように構成され、バルブを流体の漏洩から防ぎ、外部環境条件からそれらを保護する。このようなシールは、例えば、バルブ上又はバルブ内の凝結又は氷の形成に関する上記の問題を防ぐことができる。このようなシールは、本明細書のバルブの一部の実施形態が電気的に制御されることを可能にしてもよい。例えば、本明細書のバルブは、バルブの1以上が採用されるシステム内の速度の増加及び流速の制御を提供するために、ソレノイド又は他の電子切り替え機構を含んでもよい。従来の低温バルブは、十分なシールを有さず、漏洩し、ソレノイド又は他の自動化電子部品と使用されることを妨げている。よって、マニュアル低温システム内の流れの再分配は、時間が掛かり、管理が困難であった。本明細書のバルブの実施形態は、制御システムとの実装を可能にし、各種の応答時間、一部の場合には0.5秒以下で切り替えることを可能にする。
本明細書のバルブの一部の実施形態は、バルブを通じた流れを改善する、及び/又はバルブが搭載されうることの容易さを改善することができるインラインバルブ構成を提供する。一部のインラインバルブの実施形態のような本明細書のバルブの一部の実施形態は、被覆されたラインに適合されてもよい。被覆されたラインは、二重壁管システムを含み、第2のコンジットが、低温液体のような流体が輸送される第1の内部コンジットの周りを囲む。第2の壁は、対流を低減し、外部環境から内部コンジットを熱的に隔離し、エネルギー損失を防ぐために、外部スリーブ、被覆又は他の追加障壁を含みうる。本明細書で説明される一部のインラインバリアは、被覆されたラインと係合され、同様の利益を提供されうる追加の熱ハウジング又は障壁を含みうる。一部の実施形態では、熱障壁とバルブとの間に閉じ込められる空間は、真空に保持され、真空被覆ラインと互換される。一部の実施形態では、熱障壁とバルブとの間に閉じ込められる空間は、真空被覆ライン内に真空を有する共通空間(common volume)を形成しうる。これらのバルブの一部の実施形態は、上記の利点のうちの2つ以上、信頼性、搭載しやすさ、及びそれらを搭載するバルブ及びシステムの動作コストを改善しうるもののうちのいずれか1つを提供する。
本発明の特徴、態様及び利点は、いくつかの実施形態の図面を参照しながら説明され、これは、本明細書で開示される本発明の範囲内であることが意図される。これらの実施形態及び他の実施形態は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明の実施形態から当業者にとって明示的に明らかとなるであろうが、本発明は、本明細書に開示される特定の実施形態に限定されるものではない。
図1から3Bは、本発明の実施形態に係るバルブ100を示す。バルブ100は、一般的に、バルブボディへの流体の流れ及びバルブボディからの流体の流れを可能にするように構成され、第1のポート20及び第2のポート30を有するバルブボディ10を含む。バルブボディ10は、図3Bに最も良好に示されるように、第1のポート20と流体連通する流体オリフィス12を規定するバルブシート11を含みうる。ボール80のようなシール部材は、バルブシート11とシールするように構成されうる。一部の実施形態では、ニードルバルブ用のバルブエレメントの先端のような他のシール部材は、ボール80に代えて採用されうる。このような実施形態の例は、以下に説明され、図20に示される。図20に示されるニードルバルブエレメントの実施形態は、バルブ100又は本明細書で説明される他のバルブ内に使われうる。バルブ100は、バルブボディ10と係合するように構成されるバルブステム40を含みうる。バルブステム及びバルブボディの少なくとも一方は、内部バルブキャビティ13を形成するように構成されうる。バルブエレメント50は、内部バルブキャビティ13内に配置され、かつ内部バルブキャビティ13により受け入れられうる。一部の実施形態では、バルブ100は、内部バルブキャビティ13内のバルブボディ及びバルブステムの少なくとも一部を取り囲むように構成されるハウジング70を含みうる。
バルブ100は、図3Aに示されるように、閉位置に構成されうる。例えば、バルブエレメント50は、流れがオリフィス12を通じて実質的に遮断されるように、オリフィス12に対してボール80にバイアスをかけるように構成されうる(図3A)。バルブ100が、このような閉位置又はバイアスされた位置にあるとき、ボール80及びバルブエレメント50は、内部バルブキャビティ13と第2のポート30との間の流れを実質的に遮断しうる。このようにして、ボール80及びバルブエレメント50は、バルブ100が閉位置にあるとき、第1のポート20と第2のポート30との間の流れを実質的に遮断しうる。本明細書で使用される“実質的に遮断する”又は“実質的に遮断される”とは、バルブ100を通じて流れの実質的な部分が遮断されうるが、当業者によれば、一部の用途で、バルブ100が閉位置又は実質的に遮断された位置にあるときでさえも、少量の漏洩又は流出が適切であることを意味する。
バルブ100は、図3Bに示されるように、開位置に構成されうる。例えば、ボール80は、オリフィス12に対してバイアスされず、オリフィス12を通じて流れを実質的に遮断しないように配置されうる。バルブ100が開位置にあるとき、ボール80及びバルブエレメント50は、内部バルブキャビティ13と第2のポート30との間の流れを可能にしうる。このようにして、ボール80及びバルブエレメント50は、バルブ100が開位置にあるとき、第1のポート20と第2のポート30との間のバルブ100を通じて流れを可能にしうる。
開位置と閉位置とでのバルブ100の上記の位置は、複数の異なる手法で提供されうる。例えば、バルブ100は、バネ、衝撃又は他のバイアスエレメントを含むことができ、開位置又は閉位置へ又は開位置又は閉位置に対して、バルブ100を移動する又はバイアスをかける。一部の実施形態では、空気式アクチュエータ、ソレノイドコイル、リニアアクチュエータ、モータ、又は他の適切な種類のリニア又は回転バルブアクチュエータは、開位置又は閉位置へバルブ100を移動する又はバイアスするように提供されうる。
図3Aを参照すると、図示の目的のためのみにバネ55として示される、バイアスエレメントは、方向矢印501によって示される方向にバルブエレメント50を移動する又はバイアスするように構成されうる。次に、バルブエレメント50は、オリフィス12に対してボール80を方向501に移動する又はバイアスし、バルブ100を閉じる又はバルブ100を閉位置に維持することができる。バネ55とボール80との間のバイアスは、複数の異なる手法で提供されうる。図示された実施形態では、バネ55は、バルブエレメント50と、例えばバルブステム40のようなバルブ100の別の部分との間に配置される。バネ55は、1以上のフランジ、ショルダ、溝、フック、タブ又は他の同様のバネ係合構造を有するバルブ100のこれらの構成要素と係合するように構成されうる。
図3Bを参照すると、第1のバルブアクチュエータは、方向矢印502によって示される方向に、バルブエレメント50をバイアスする又は移動することを可能にするように構成されうる。次に、バルブエレメント50は、ボール80をオリフィス12から離れて方向502へ移動又はバイアスし、バルブ10を開く又はバルブ100を開位置に維持することができる。上記の又は既存のバルブアクチュエータのいずれかがこの機能を提供するために採用されうる。例えば、バルブ100は、ソレノイドフレーム91の周囲に巻かれたソレノイドワイヤ93を含むソレノイドコイル90を含みうる。フレーム91及びコイル状のワイヤ93は、バルブステム40の一部を受け入れるように構成される内部ソレノイドチャネル92(図1A、1B、3A)を形成しうる。ソレノイドコイル90は、作動及び非作動されるように構成されることができ、これは、次に、バルブエレメント50が内部バルブキャビティ13内に配置されるときに、バルブエレメント50を移動しうる。このようにして、バルブ100は、ソレノイドコイル90により第1の方向に、及びバネ55により第2の、反対方向に、バルブエレメント50の移動又はバイアスを制御することにより開かれる又は閉じられうる。一部の実施形態では、第2のバルブアクチュエータは、第1のバルブアクチュエータ(例えば、ソレノイドコイル90)とは反対方向にバルブ100を移動又はバイアスするために、バイアスエレメントに代えて又は加えて採用されうることが理解されるであろう。また、一部の実施形態では、第1のバルブアクチュエータは、閉位置に向かってバルブ100を移動又はバイアスするように構成されることができ、バイアスエレメントが、開位置に向かってバルブ100を移動又はバイアスするように構成されることが理解されるであろう。
バルブボディ10は、複数の異なる形状のいずれかを含むことができ、示されるほぼ円形断面又は円筒形状に限定されない。ボディキャビティ14は、内部バルブキャビティ13の少なくとも一部を形成するためにバルブボディ10へ延びうる。内部バルブキャビティ13は、バルブステム40又はその一部を受け入れるように構成されうる。ボディキャビティ14がオプションであり、内部バルブキャビティ13は、バルブボディ10の一部として形成されることに追加して又は代替として、バルブステム40の一部として形成されうることが理解されるであろう。例えば、一部の実施形態では、バルブステムは、バルブボディの上面に埋め込まれることができ、内部バルブキャビティがバルブステムの一部に形成される。
バルブボディ10は、金属のような複数の異なる材料のいずれかを含むことができ、バルブ100が採用される条件に依存する。好ましくは、バルブボディ10は、磁性金属を含む。一部の実施形態では、バルブボディ10は、耐腐食材料を含む。バルブボディ10は、ステンレススチール(例えば、316L SST)を含みうる。バルブボディ10は、磁性又は非磁性材料を含みうる。
バルブステム40は、バルブボディ10について上述された形状又は材料のいずれかを含むことができる。図示された実施形態では、バルブステム40は、バルブボディ10と係合するように構成されるバルブステム近位部44と、近位部44から延びるバルブステム遠位部47と、を含む。バルブステム40は、第1の端部40Aと、第2の、反対の端部40Bと、を含み、長手軸503は、第1の端部40A及び第2の端部40Bの両方を通じて延びる。チャネル16は、長手軸503の一部に沿って延び、内部バルブキャビティ13の少なくとも一部を形成する。図示された実施形態では、チャネル16は、バルブステム40へ部分的に延びるが、バルブステム40を通じては延びない。他の実施形態(例えば、図4A、4B及び9)では、チャネル16は、バルブステム40を通じて延びうる。
バルブボディ10とバルブステム40との係合は、溶接、又は既知の又は本明細書に記載の他の適切な係合方法により提供されることができる。一部の実施形態では、バルブステム40及びバルブボディ10は、互いに対してシールされうる(例えば、密閉シールされる)。一部の実施形態では、係合周辺(engagement perimeter)42は、バルブステムベース44のようなバルブステム40の一部及び上側ボディ面15のようなバルブボディ10の一部の周りに形成されうる。溶接部43は、係合周辺42に沿って延び、係合周辺42をシールする(例えば、密閉シールする)ように構成されうる。このような溶接部は、例えば、内部バルブキャビティ13と内部ハウジングキャビティ73との間で、バルブ100を介して流体の漏洩の可能性を低減しうる。例えば、溶接部43(及び本明細書に記載の他の溶接)は、バルブ100を通じて流れる流体の漏洩の可能性を低減し、無駄をなくすことができる。溶接部43(及び本明細書に記載の他の溶接)は、従来のバルブで見られるように、バルブ100の一部へ流体又は他の材料が侵入し、かつコンタミネーションを生じる又はバルブの性能を低下させる可能性も低減することができる。例えば、本明細書で説明される溶接は、空気がバルブ100へ侵入することを防ぎ、そこでの凝結又は氷の形成の可能性を低減することができる。一部の実施形態では、他の材料及び本明細書で説明される構造的な構成と組み合わせられる溶接は、バルブ内の流体が、ボディ、バルブステム及びバルブエレメントの材料とのみ接触することを可能にしうる。
従来の低温バルブは、本実施形態が低減又は排除するこのような氷を、設備のシャットダウン時又はメンテナンス時に除去することを必要とする。溶接部43(及び本明細書に記載の他の溶接)は、溶接工程時の熱伝導の量を低減するために溝を含みうる。一般的に、共に溶接される2つのバルブ部品を有する実施形態のために使用される本明細書で説明される材料は、当業者によれば、熱サイクル後の溶接の機能の実質的な損失を避けるために、実質的に同様の熱膨張係数を含みうる。一部の実施形態では、2つの材料の熱膨張係数の差は、約0.01×10−6/度C未満又は約0.008×10−6/度C未満である。熱膨張係数は、1000℃、又はバルブ構成要素の溶接時の温度振れ幅、更には、バルブを通じて流れる低温流体の低い温度が考慮されるときの温度振れ幅に起因して、関連するものとなりうる。
バルブステム40の近位部44及び遠位部47は、ボディ10について本明細書で説明される材料のいずれかを含むことができ、互いに対して同一又は異なる材料を含みうる。好ましい実施形態では、近位部44は、ステンレススチールのような磁気絶縁材料を含み、遠位部47は、磁性材料を含み、ソレノイドコイル90からバルブエレメント50への磁力の伝達を容易にする。より好ましい実施形態では、近位部44は、316L SSTを含み、遠位部は、430F SST、Allegheny Ludlum 4750又は他の金属合金を含む。
近位部44及び遠位部47は、互いに対して一体化又は別々に形成されうる。一部の実施形態では、近位部44は、既存の係合方法又は本明細書に記載されるものを用いて遠位部47と係合するように構成される別の部品を含む。近位部44は、遠位部47に対して密閉シールされうる。係合周辺45は、係合周辺42と同様に、近位部44及び遠位部47の周囲に形成されうる。溶接部46は、溶接部43と同様に、係合周辺45に沿って延び、内部バルブキャビティ13と内部ハウジングキャビティ73との間の漏洩の可能性を低減することができる。
一部の実施形態では、バルブボディ00は、内部ハウジングキャビティ73内に配置されるシェル60を含んでもよい。シェル60は、内部シェル空間61内のソレノイドコイル90を取り囲み、かつ保護するように構成されうる。シェル60は、ソレノイドコイル90により形成される磁場に対する遮蔽も提供しうる。シェル60は、内部シェル空間61を形成する複数の異なる形状のいずれかでありうる。図示の目的のために、シェル60は、底から延びる側壁62を有するカバー61を含む。シェル60は、バルブボディ10について説明された上記の材料のいずれかを含みうる。好ましい実施形態では、シェル60は、430F SST、Mumetal又はAllegheny Ludlum 4750のような磁性金属を含み、バルブエレメント50へのソレノイドコイル90により提供される磁場の形状及び性能を向上させる。更に好ましい実施形態では、シェル60は、Wyomissing,PAにあるCarpenter Technologyにより製造される“49”(登録商標)Alloyのような、相対的に高い磁束密度及び低ヒステリシスを有する磁性材料を含む。
シェル60は、既存の又は本明細書に記載の係合方法のいずれかにより、バルブボディ10及び/又はバルブステム40と係合するように構成されることができる。一部の実施形態では、バルブステム40は、カバー61のようなシェル60の一部を通じて延びるアパーチャ64を通じて延びるように構成されるポールピース48を含みうる。ポールピース48は、ナット96及びワッシャ95が、シェル60をバルブステム40に固定することを可能にするためにネジ状でありうる。追加磁性スペーサ94は、シェル60がバルブステム40と係合されるとき、(例えば、内部シェル空間63内の)ポールピース48に配置されうる。磁性スペーサ94は、ポールピース48の先端を飽和する磁場の可能性を低減しうる。磁場飽和のこのような低減は、シェル60への磁束を向上させ、次に、ソレノイドコイル90によりバルブエレメント50のアクチュエーションを向上させる。磁性スペーサ94及びシェル60は、別々に又は一体的に形成されうる。一部の実施形態では、シェル60は、スペーサ94と同様の機能を提供するように形成される部分を含む一体的に形成されたピースを含みうる。追加アパーチャ65は、シェル60を通じて延び、シェル60を通じて、ソレノイドワイヤ93のようなワイヤ又は他の制御部品の通過を可能にする。
バルブエレメント50は、内部バルブキャビティ13及び/又はチャネル16内に少なくとも部分的に配置され、かつバルブアクチュエータに応じて移動することが適切な複数の形状のいずれかを含む。バルブエレメント50は、細長部材(すなわち、その幅よりも長さ方向が長い)を含みうる。内部バルブキャビティ13及び/又はチャネル16内に配置されるとき、バルブエレメント50は、長手軸503にほぼ沿って延びうる。一部の実施形態では、バルブエレメント50は、ほぼ円筒形状又はロッド形状を含みうる。しかし、バルブエレメント50は、正方形、矩形又は他の規則的又は不規則な形状でもあることができ、その長さ及び/又は幅に沿う断面形状及び大きさが変化しうる。一部の実施形態では、バルブエレメント50は、バルブエレメント50の移動時に、バルブエレメント50とバルブステム40とのギャップ54(図3A;3B)により形成される空間内に閉じ込められた流体を軽減する溝51(図1A)を含みうる。バルブエレメント50及び/又はバルブステム40は、1以上の方向にバルブステム40に対してバルブエレメント50の移動を制限するために、ショルダー、タブ、フランジ又は他の適切なエレメントのような止め具で構成されうる。例えば、バルブステム40の遠位部47は、図3Bに示される方向502にバルブエレメント50の移動を防ぐための止め具として機能しうる。
バルブエレメント50は、オリフィス12に対してボール80のバイアスを提供するために任意の適切な構造を含みうる。例えば、バルブエレメント50は、ボール80に取り付けられるように構成されることができ、別の実施形態では、バルブエレメント50は、ボール80に実際に取り付けられないボール80に対して圧力をかけることができる。一部の実施形態では、バルブエレメント50は、ボール80の少なくとも一部を受け入れる又は係合するように構成される凹部52(図1Bに最も良く示される)を含みうる。一部の実施形態では、凹部52は、より確実な適合を提供するために、ボール80の体積の50%超を受け入れるように構成されうる。凹部52は、干渉又は圧入又は他の適切な機械係合システムを通じてボール80の一部と係合するように構成されうる。一部の実施形態では、フランジ又はリップ53は、バルブエレメント50の一部から延び、ボール80の一部の周りを包み、ボール80の一部を固定しうる(図3A;3B)。ボール80及びバルブエレメント50は、例えば、それらに共に圧力をかけ、ボール80の一部にリップ53を圧縮する又は転がすことにより、互いに取り付けられることができる。凹部52及びリップ53は、例えば、バルブエレメント50の遠位端に配置されることができ、凹部52が遠位端から近位に延びる。一部の実施形態では、凹部52又はリップ53は、接着材、エポキシ、シリコン、ゴム等のような追加の取り付け機構なしで、バルブエレメント50をボール80に取り付けることを可能にするように構成されうる。このような実施形態は、バルブ100内の流体で濡れた(fluid−wetted)部品の純度を増加させうる。このような改善された純度は、次に、低温流体又はバルブを通過する他の材料の純度を改善しうる。一部の実施形態では、凹部52は、そこのボール80の一部の移動も可能にしつつ、ボール80を保持するような大きさであることができ、消耗を低減し、部品間の一部の熱膨張を可能にすることができる。
ボール80は、十分な真円度、直径の均一性、表面仕上げ、及び/又はバルブシート11のオリフィス12との係合及びシールに適切な硬度を有する材料及び形状を含みうる。ボール80は、繰り返し熱サイクル及び機械衝撃に耐えることが可能な材料を含みうる。ボール80は、バルブ100を通じて流れる流体との反応を避けるために、実質的に不活性な材料を含みうる。ボール80は、実質的に中身が詰まった又は中空構造を含みうる。ボール80は、バルブシート11をシールし、オリフィス12をカバーするボール80の一部の少なくとも内部に、穴の開いていない構造を含みうる。一部の実施形態では、ボール80のほぼ全体は、実質的に中身が詰まった、穴の開いていない材料を含む。
一部の実施形態では、ボール80は、延ばされた寿命において真円度直径公差、真球度及び/又はバルブシート11のオリフィス12と係合及びシールすることに適した硬度のような様々な材料特性を有する材料及び形状を含みうる。これらの物理特性の特定の範囲内にある材料は、当業者の公差によれば、実質的に機能を損失せずに(例えば、漏洩)、腐食及び/又は極温条件(例えば、低温用途)のような過酷な環境でのバルブ100の使用を延長することが可能なように選択されうる。例えば、約±0.005インチから約±0.00001インチ、一部の実施形態では、±.0005インチ以上、又はより好ましくは約±.0001インチ以上、又は更に好ましくは約±.00005以上の範囲の外径公差を有する材料は、本明細書に記載のバルブの一部の実施形態のための予期しない、いまだ認識されない性能を提供する。約±0.005インチから約±0.00001の範囲、一部の実施形態では、約±.0001インチ以上、より好ましくは約±.00001インチ以上、更に好ましくは約±.00002インチ以上、より更に好ましくは±.000024以上の真球度公差を有する材料は、本明細書に記載のバルブの一部の実施形態のための予期しない、いまだ認識されない性能を提供する。
ロックウェル尺度での約C20からビッカース硬さHVの尺度での約HV2500の間の範囲の硬度、一部の実施形態では、ロックウェル尺度での約C55以上の硬度、好ましくは約C60以上のロックウェル尺度での硬度、より好ましくはロックウェル尺度での約A92以上の硬度、より好ましくはビッカース尺度での約2000HV以上の硬度を有する材料は、本明細書に記載のバルブの一部の実施形態のための予期しない、いまだ認識されていない性能を提供する。一部の実施形態では、ボール80は、工業用サファイアボース、ルビーボール、キューブ型ジルコニアボール、及び炭化タングステンボールを含んでもよい。一部の実施形態では、ボール80は、クロム鋼、工具鋼、ステンレススチール、サファイア、セラミック及び炭化タングステンからなる群から選択された材料を含んでもよい。ボール80は、化学的耐性又は不活性材料、又は低温流体のようなバルブ100を通じて流体が流れることに耐性のある材料を含みうる。
ボール80は、低温流体がバルブ100から供給される用途に基づいて選択されてもよい。例えば、テフロン(登録商標)は、高純度用途又はより静かな処理が有益である用途のために選択されてもよい。サファイアは、半導体又は医療用途のような高い清浄度のための選択されてもよい。SSTのような他の材料、他の修理の鋼、又は低純度の他の材料は、食品処理、医療、高真空ステーション、冷蔵、液化天然ガス又は他の一般的な試験又は温度制御用途のような清浄度がそこまで重要ではない用途のために選択されてもよい。
一部の実施形態では、ボール80は、大量に成長されうる単結晶材料から形成されうる。ボール80が、産業用サファイア材料からなる場合のバルブ100の試験は、当業者の許容範囲によれば、250,000サイクル後に、漏洩、故障又は目に見える消耗の兆候がなく、バルブ100の信頼性のある開閉を可能にし、低温用途における百万サイクルと同じ回数に到達することが予測される。工業用サファイアは、低温流体及び気体に対してその増大された化学的耐性、単結晶で成長される性能、増大した硬度及び消耗耐性、直径及び球面公差、及び耐熱性により、使用されてもよい。同様の予期されない結果は、工業用ルビーボール、キューブ型ジルコニアボール及び炭化タングステンボールのような他の種類のボール材料の使用も予測される。
ボール80用に使用されてもよい材料の例としては、上述された特性の1以上の例とともに、表1−3に提供される。提供されない値は、示される材料に固有であると当業者によって理解されるような妥当な値である。
Figure 0006301972
Figure 0006301972
Figure 0006301972
続けて図1A−3Bの参照すると、ハウジング70は、バルブボディ10及びバルブステム40の少なくとも一部に取り付けられ、内部ハウジングキャビティ73内のこれらの部品を実質的に取り囲みかつ保護するように構成されうる。一部の実施形態では、ハウジング70は、内部ハウジングキャビティ73内のバルブボディ10及びバルブステム40の少なくとも一部をシールしうる。ハウジングキャビティ73は、ハウジング70からバルブボディ10及びバルブステム40の外側を熱的に隔てるように構成されうる。例えば、バルブ100が熱い又は冷たい流体を輸送するために使用されるとき、ハウジング70からバルブボディ10及びバルブステム40の外側を熱的に隔てることは有益である。低温用途では、このような熱的な隔離は、凝結及び氷がバルブ100の外側に形成されることを防ぐことができる。一部の実施形態では、ハウジング70は、バルブ100の残りの部分に対して十分にシールされ、ハウジングキャビティ73が真空で保たれることができ、キャビティ73内の対流を防ぎ、それによって、改善された熱隔離を提供することができる。このような真空は、ハウジングキャビティ73へハウジング70を通じて延びる追加の真空ポートを介して提供されうる。ハウジング70は、ボディ10に対して本明細書に記載される材料のいずかを含みうる。一部の実施形態では、ハウジング70は、316L SSTを含む。
ハウジング70は、内部ハウジングキャビティ73を形成する複数の異なる形状のいずれかでありうる。図示の目的のために、ハウジング70は、そこから延びる側壁72を有するカバー71を含む。カバー71は、側壁72に対して一体的に又は別々に形成されうる。一部の実施形態では、カバー71は、側壁72のようなハウジング70の別の部分に対して係合(例えば、溶接)される別々に形成される部品でありうる。一部の実施形態では、ハウジングは、側壁72の反対側の端部において2つのカバを含みうる(例えば、図4A、4B、9及び10)。ハウジング70は、バルブボディ10をバルブステム40に係合するために本明細書で説明されるような、複数の手法でバルブボディ10及び/又はバルブステム40の少なくとも一方と係合しうる。例えば、溶接部75は、側壁72の下部のようなハウジング70の一部の周囲に延びる係合周辺74に沿って延びうる。このような溶接部は、バルブボディ10及び/又はバルブステム40の一部にハウジングをシール(例えば、密閉シール)し、内部ハウジングキャビティ73への及び内部ハウジングキャビティ73からの流体の漏洩の可能性を低減できる。係合周辺74に沿う溶接部75は、係合周辺42に沿う溶接部43のための上述されたようなバルブ100への同様の利益を提供しうる。
コネクタ76は、ハウジング70に配置され、かつハウジング70を通じて延び、バルブ100の1以上の他の部品との電気的な接続を可能にする。例えば、コネクタ76は、1以上のソレノイドワイヤ93に接続され、ハウジング70の外側の制御システムからソレノイドコイル90(及びバルブ100)の制御を可能にする。ブリッジ整流器又は他の電圧変換器は、例えば、キャビティ73内に含まれることができ、コイル90への直流電流を提供する。好ましくは、コネクタ76は、ハウジング70の第1の側の内部端子にワイヤを接続することを可能にするように構成され、ここで、内部端子は、ハウジング70の第2の反対側の外側に配置される外部端子と電気的に接続する。一部の実施形態では、係合周辺77は、コネクタ76の周囲及びハウジング70の一部に形成されうる。溶接部78は、係合周辺77に沿って延び、かつ係合周辺77をシール(例えば、密閉シール)するように構成され、内部ハウジングキャビティ73への流体の漏洩及び内部ハウジングキャビティ73からの流体の漏洩の可能性を低減することができる。このようなシールは、ハウジング70及びバルブボディ10の係合周辺74の周囲の溶接部75により提供されるシールに対して本明細書で言及されるものと同様の利益を提供しうる。
図3A及び3Bを参照すると、ポート20,30は、バルブ100へ及びバルブ100からの流体の流れを可能にするために適切な様々な手法で構成されうる。例えば、ポート20,30は、様々な形状であることができ、円形断面形状に限定されるべきではない。また、ポート20,30は、バルブ100の様々な構成要素へ又は様々な構成要素を通じて延び、バルブ100を通じて流れを可能にする。例えば、ポート20,30は、ボディ10の一部を通じて両方に延びることができ、バルブキャビティ13への流れを可能にする。ポート20,30は、ほぼ平行又は同一線上、直交又は互いに対して別の角度で位置合わせされうる。一部の実施形態では、ポート20,30は、バルブ100の反対側又は端部に配置されうる。例えば、図3A、3Bは、バルブボディ10の反対側に配置され、かつほぼ同一線上に位置合わせされるポート20,30を示す。このような同一線上の構成は、ポートチャネル17,18を含み、内部キャビティ13と接続するために、ポート20,30から向きを変えて流れ、それにより、ポート20,30間の流れの角度を変える。ポート20,30に対するチャネル17,18の角度は、直交する必要はないが、ポート20,30から内部キャビティ13への流れの向きを変えることにより、バルブ100を通じて流れる量を低減しうる。ポート20,30は、外部システムへバルブ100を流体接続するために他の特徴を含みうる。例えば、ポート20,30は、スレッド、圧縮適合、(溶接された管のような)管、又はバルブ100の流体接続を容易にするための他の構造を含みうる。バルブボディ10は、バルブボディ10を外部システムに構造的に取り付けるために、マウント穴19(図1B;図2)のような別の取り付け構成を含みうる。
図4A−5は、インラインバルブ200の実施形態を示し、これは、バルブ200の反対長軸方向端部に配置されるポート20,30を含みうる。バルブ200の多くの機能及び構成要素は、バルブ100のために本明細書で説明されるものと実質的に同様である。差異のいくつかは、障害物を除く又は流れの方向を変えるために、バルブ100を通じたフローチャネルの形状及び位置合わせに関するものであり、これは、次に、圧力の低下を低減し、流れの容量を増大させうる。機能のいくつかは、また、インラインバルブを、インライン及び被覆されたライン内で採用されることを可能にし、外部環境からバルブ200を熱的に隔離する。ポート20,30は、パイプ部21,31を含むことができ、パイプシステム内のバルブ200の流体接続(例えば、溶接による)を容易にする。パイプ部21,31は、所望の値の流束に応じて、3/8”又は1/4”のような標準的なパイプサイズに適合するような大きさでありうる。本明細書の他の箇所で説明されるように他の流体接続構造が採用されうる。ハウジング70は、ボディ10、バルブステム40、バルブアクチュエータ50、シェル60及びソレノイド90の全体の残りの部分を実質的に取り囲む(例えば、シール又は密閉シールする)ように構成されうる。一部の実施形態では、ハウジング70は、上述されるように、真空をキャビティ73内に引き込むことを可能にしうる。よって、ハウジング70は、バルブ200の内部部品及び外部環境内の熱隔離を提供し、低温用途における凝結及び氷の形成を防ぐことができる。一部の実施形態では、ハウジング70は、カバー71を超えて延びる拡張部71Aを含み、ハウジング70を二重壁で被覆された低温流体システムのスリーブに接続されることを可能にしうる。
チャネル141は、長手軸503に実質的に沿うバルブステム40を通じて延びうる。チャネル141は、チャネル16と実質的に同様でありうる(図3A;3B)。図4A−5に示される実施形態では、チャネル141は、流体が長手軸503に少なくとも部分的に沿ってバルブステム40を通じてポート20から流れうるように、ポート20と流体連通しうる。一部の実施形態では、チャネル141は、障害を介在せず、流れの向きを変えず、及び/又はポート20とチャネル141との間の流れを抑制しないで、ポート20と流体連通する。チャネル141は、バルブステム40のほぼ中央を通じて延びうる、又はバルブステム40の中央に対してオフセットされうる。
一部の実施形態では、チャネル141は、障害を介在せず、流れの向きを変えず、及び/又はポート20とチャネル141との間の流れを抑制しないで、第1の端部40Aと40Bとの間を、バルブステム40の全体を実質的に通じて延びうる。一部の実施形態では、チャネル141は、バルブステム40の長さの全体を通じて延びず、追加のチャネルは、以下の更に説明されるように、バルブステム40内の更なる直接的な流れのために提供されうる。
図6−8は、図4A−5におけるバルブ200及び本明細書で説明される他のバルブの実施形態内に実装されうるバルブエレメント50の実施形態の様々な視点を示す。図4A、4B及び8を参照すると、1以上のチャネル151は、バルブエレメント50の一部を通じて延びうる。チャネル151は、バルブエレメント50が内部キャビティ13内に配置されるときに、バルブステムチャネル141と流体連通するように構成されうる。チャネル151は、バルブステムチャネル141からボディキャビティ14へ流体を流すことを可能にするように構成されうる。チャネル151は、ほぼ中央にある又はバルブエレメント50内にオフセットされうる。チャネル151は、バルブエレメント50が内部キャビティ13内に配置されるときに、長手軸503にほぼ沿って流体を流すことを可能にするように構成されうる。本明細書で使用されるような“長手軸に実質的に沿う”とは、長手軸とほぼ同一線上であることを意味しうるが、わずかな角度(30度未満)がついていること、わずかに曲線軌道にある、及び/又は長手軸503と実質的に平行であるが、長手軸503からわずかにオフセットされる軸に沿うことを意味しうる。
一部の実施形態では、チャネル151は、バルブステムチャネル141からボディキャビティ14へ直接的に流れうる。一部の実施形態では、バルブエレメント50は、チャネル151とボディキャビティ14との間に延びる1以上の介在チャネルを含みうる。このような介在チャネルは、例えば、ボール80又はバルブ200内の他の構成が互いに位置合わせされるときに、チャネル151からボール80の周囲の流れの向きを変えることを可能にする。図4A−8を参照すると、バルブエレメント50は、チャネル151から外側(例えば、径方向)に延びる1以上のチャネル152を含みうる。図示された実施形態では、4つのチャネル152は、チャネル151の断面の縁の周りに様々な均一に配置された角度で径方向外側に延びる(図8)。しかし、複数の異なるチャネル152は、チャネル151の周りに様々な均一に又は不均一に配置されて、使用されうる。また、チャネル151及び152(及び本明細書で説明される他のチャネル)は、円形断面形状に限定されず、正方形、卵又は他の不規則又は規則的な断面形状であることができ、アクチュエータ50への開口、スロット又は他のチャネル状の形状を形成しうる。チャネル152は、5度より大きな角度、又はより好ましくは20度より大きな角度、又は更に好ましくは45より大きな角度でチャネル151から外側に延びることができ、チャネル151からボール80の周囲に流れることを可能にする。一部の実施形態では、チャネル152は、チャネル151から(例えば、長手軸503から)直交して延びる。
一部の実施形態では、流れを改善するために、長手軸503に沿って互いに対してバルブ200の1以上の構成を実質的に位置合わせすることが望まれ、一部の実施形態では、制限されない、又はバルブ200の少なくとも一部を通じて自由な流れを可能にする。本明細書で使用されるような“長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされる”とは、長手軸に沿って見たときに、実質的に位置合わせされた構成要素の断面流路の、少なくとも一部であるが、全部である必要はない部分が重複することを意味する。例えば、バルブステムチャネル141、バルブエレメントチャネル151、ポート20、ポート30及び/又はオリフィス12のうちの2以上は、長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされうる。一部の実施形態では、バルブステムチャネル141及びバルブエレメントチャネル151は、長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされる。一部の実施形態では、バルブステムチャネル141、バルブエレメントチャネル151、及びポート20,30の少なくとも一方は、長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされる。一部の実施形態では、バルブステムチャネル141、バルブエレメントチャネル151、ポート20,30及びオリフィス12は、長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされる。
図9−10は、バルブ200について本明細書に記載されるものと実質的に同様の特徴及び構成要素を含むインラインバルブ300の実施形態を示す。図11−14は、図9−10のバルブ300又は本明細書に記載される他のバルブ内に実装されうるバルブステム40の実施形態を示す。バルブ300及びその構成要素との違いのいくつかは、バルブ300を介する流れチャネルの形状及び位置合わせに関連する。例えば、介在チャネルは、バルブステム40内のチャネル141からバルブエレメント50内のチャネルへ更に直接的に流れるように提供されうる。
図9−14を参照すると、バルブステム40は、チャネル141から外側(例えば、径方向)に延びる1以上のチャネル142を含みうる。チャネル142は、チャネル141から直交して、又は、例えばチャネル151から延びるチャネル152について上述された角度のようなチャネル141に対して様々な角度で延びることができる。チャネル142は、一般的には長手軸503に沿って又は平行に延びる、及び一部の実施形態では、長手軸503からわずかにオフセットして延びるチャネル143と流体接続しうる。チャネル142及び143は、示される実施形態に限定されず、複数の異なるチャネル142及び/又は143は、チャネル141の周りに様々な均一な又は不均一な距離に配置されて、使用されうる。チャネル141は、図11−14においてバルブステム40の全体長さを通じて延びていないが、実施形態は、バルブステム40の全体長さを通じて延びるチャネル141を有する一方で、追加のチャネル142及び/又は143も含むことが予測されることが理解されるであろう。
図15−18は、図9−10のバルブ300又は本明細書に記載される他のバルブ内に実装されうるバルブステム50の実施形態を示す。図9、10及び15−18を参照すると、チャネル143は、バルブエレメント50の長さに少なくとも部分的に沿って延びる対応する同様のチャネル151に位置合わせされうる。一部の実施形態では、バルブエレメント50及び/又はバルブステム40は、このような位置合わせを提供するために、1以上の対応する合わせ釘144(図11及び15)を受け入れるように構成される1以上のガイドチャンネル145を含みうる。溝、ピン、トラック又は他の適切な位置合わせ構造は、チャネル143及び151を位置合わせするために用いられうる。チャネル151は、上述されかつ図6−8において示されたものと同様であるが、バルブエレメント50の外側部(例えば、周辺)の部分を通じて長軸方向に延びる。チャネル151は、バルブエレメント50内又はバルブエレメント50に沿って長軸方向(例えば、バルブエレメント50の近位端で)に流れることを可能にするように構成される図9及び10も参照すると、一部の実施形態では、チャネル151は、内部バルブキャビティ13に径方向の流れを可能にするために、径方向に延びる部分(例えば、バルブエレメント50の遠位端で)を含みうる。
本明細書の図面は、示されるバルブの流れを示す矢印を含むが、本発明は、これに限定されないべきであることが理解されるであろう。一部の実施形態は、反対方向に流れを可能にするように構成されてもよく、流圧により意図しないバルブの開きを防ぐために、エレメント及び/又はバルブアクチュエータに十分な力をバイアスする。
本明細書で説明されるバルブの実施形態は、単動式又は複動式バルブでありうることも理解されるであろう。例えば、バルブは、ソレノイドで作動され、バネによって非作動状態に戻る単動式でありうる。バルブは、非作動状態のときに、通常開く又は閉じうる。例えば、流体がバルブを通じて流れるときにバルブへの電力消費を低減するために、通常時開くバルブを使用することが有益である。ソレノイドで制御されるように示されているバルブの切り替えは、空気が入った状態(pneumatically)で制御されうる、又は他の適切な方法及び装置を通じて制御されうる。図3A−5、9及び10に示されるバルブは、通常時に閉じており、バネ55がバルブエレメント50をバルブシート11に向かってバイアスし、ソレノイド90がこのバイアスに対して作動するように構成され、バルブシート11から離れてバルブエレメント50を移動し、開位置に移動する。しかし、バルブロジックは逆になりうることが理解されるであろう。
図19は、図4A、4B、9及び10のバルブ200及び300のものと同様の構成要素を有するが、異なるバネバイアス及びバルブロジックを有するインラインバルブ400の実施形態を示す。例えば、インラインバルブ400は、通常時に開いており、バネ55がバルブシート11から離れてバルブエレメント50にバイアスするように構成され、ソレノイド90がこのバイアスに対して作動するように構成され、バルブシート11に向かって移動し、閉位置に移動する。
上述したバネバイアスは、通常時に開かれる又は通常時に閉じられるバルブロジックのいずれかに対して逆になりうることが理解されるであろう。例えば、図3A−5、9及び10に示されるバルブは、通常時に開かれ、実施形態では、バネ55は、その間の張力を可能にするために、バルブエレメント50に取り付けられ、バルブシート11からバルブエレメント50を引っ張るようにバイアスされる。また、図19に示されるバルブは、通常時に閉じられ、実施形態では、バネ55は、バルブエレメント50に取り付けられ、バルブエレメント50をバルブシート11に向かって引っ張るようにバイアスされる。
本明細書で説明されるバルブに対するシール部材は、ボールに限定される必要はなく、本明細書で説明されるバルブは、ボールバルブに限定される必要はない。例えば、図20は、バルブ400と同様であるが、テーパーシール部材80Aを有するインラインニードルバルブ500の実施形態の部分側断面視を示す。ニードルバルブは、異なる機能を提供してもよい、及び/又はボールバルブよりも製造が簡素で費用がかからなくてもよい。バルブ500は、シール部材80Aとのシールを確認し、シール部材80Aとのシールを向上させるためにテーパーシール部材11Aを含みうる。シール部材80A及び/又はテーパーシール部材11Aは、ニードルバルブに適した複数の異なる形状のいずれかを含みうる。例えば、部材80Aは、円錐台形形状又はピラミッド形状を含みうる。図1A−1B、3A−5、9又は10に示されるバルブ100,200及び300は、図20に示されるニードルバルブ500の構成を含むように変更されうることが理解されるであろう。
様々な状況内で示されているが、本発明の実施形態は、他の用途においても使用されてもよい。例えば、本明細書で説明されるバルブ及びバルブ構成要素は、低温用途のためのものではなく他の種類のバルブと使用されてもよい。また、本明細書で説明される溶接された係合周辺の1以上は、説明された実施形態のいずれかで使用されることができ、本発明は、それらの全てに限定されるべきではなく、図1−3Bにおける実施形態のみである。更に、バルブステム40及びバルブエレメント50は、図面に示される特定の組み合わせに限定されない。例えば、図9及び10に示されるバルブステム40は、図4A及び4Bに示されるバルブエレメント50と使用されうる。また、本明細書で説明されるバルブ及びバルブ構成要素の実施形態は、別々に構成されうる、又は複数の組み合わせのいずれかにおいてアセンブリ又はキットとして構成されうる。追加の多数かつ様々な変更が、本発明の趣旨から逸脱せずなされうることが当業者によって理解されるであろう。したがって、本明細書で説明される本発明の形態は、例示に過ぎず、本発明の範囲を限定することを意図するものではないことが明示的に理解されるべきである。

Claims (50)

  1. 低温バルブであって、
    第1のポート及び第2のポートと、
    前記第1のポートと流体連通する流体オリフィスを規定するバルブシートを含むバルブボディと、
    前記バルブボディに係合されるように構成されるバルブステムであって、前記バルブステムは、第1の端部と、反対の第2の端部と、を含み、前記第1の端部及び第2の端部を通じて延びる長手軸を有し、前記バルブステムは、前記長手軸に実質的に沿って延びる第1のチャネルを形成し、前記第1のチャネルは、前記バルブステムを通じて流体を流すことを可能にするように構成され、前記バルブステムは、第1の係合周辺に沿って前記バルブボディに係合するように構成される、バルブステムと、
    前記第1の係合周辺を密閉シールするように構成される第1の溶接部と、
    シール部材と、
    前記第1のチャネルの少なくとも一部内に配置されるバルブエレメントであって、前記バルブエレメントは、前記オリフィスに対して前記シール部材をバイアスし、前記オリフィス及び前記第1のポートを通じて実質的に流れを遮断するように構成され、前記バイアスは、バルブアクチュエータにより前記バルブエレメントの位置の制御に応じて制御される、バルブエレメントと、
    第2の係合周辺に沿って前記バルブボディ及び前記バルブステムの少なくとも係合部分を実質的にシールし、かつ取り囲むように構成されるハウジングであって、前記ハウジングは、前記バルブステムを実質的に取り囲むように構成される内部ハウジングキャビティを形成するように構成され、前記内部ハウジングキャビティは、前記ハウジングからの、前記係合部分を含む、前記バルブボディ及び前記バルブステムの少なくとも一部を熱的に隔てるように構成される、ハウジングと、
    前記第2の係合周辺を密閉シールするように構成される第2の溶接部と、
    第3の係合周辺に沿う前記ハウジングを係合し、かつ前記ハウジングを通じて電気的な接続を可能にするように構成される電気コネクタと、
    前記第3の係合周辺に沿う第3の溶接部と、
    を備える低温バルブ。
  2. 前記バルブエレメントは、前記長手軸に沿う前記第1のチャネル内の前記オリフィスに対して移動するように構成される請求項1に記載の低温バルブ。
  3. 前記バルブエレメントは、前記バルブエレメントが前記第1のチャネル内に配置されるときに、前記長手軸にほぼ沿う前記バルブステムを通じて流体を流すことを可能にするように構成される第2のチャネルを含む請求項1に記載の低温バルブ。
  4. 前記第1のチャネル及び前記第2のチャネルは、前記長手軸に沿って互いに実質的に位置合わせされる請求項3に記載の低温バルブ。
  5. 前記第1のチャネル、前記第2のチャネル並びに前記第1のポート及び前記第2のポートの少なくとも一方は、前記長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされる請求項4に記載の低温バルブ。
  6. 前記第1のチャネル、前記第2のチャネル、前記第1のポート、前記第2のポート及び前記オリフィスは、前記長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされる請求項5に記載の低温バルブ。
  7. 前記バルブエレメント及び前記バルブステムの少なくとも一方は、前記第1及び第2のチャネルの少なくとも一方と流体連通され、かつ前記第1及び第2のチャネルの少なくとも一方から径方向外側に延びる第3のチャネルを含む請求項3に記載の低温バルブ。
  8. 前記バルブエレメント及び前記バルブステムの一方は、前記第1及び第2のチャネルの一方と流体連通され、かつ前記第1及び第2のチャネルの一方から径方向外側に延びる第3のチャネルを含み、
    前記バルブエレメント及び前記バルブステムの他方は、前記第1及び第2のチャネルの他方と流体連通され、かつ前記第1及び第2のチャネルの他方から径方向外側に延びる第4のチャネルを含む請求項に記載の低温バルブ。
  9. 前記第3のチャネルは、前記長手軸にほぼ直交する請求項7に記載の低温バルブ。
  10. 前記第2のチャネルは、前記長手軸にほぼ平行であり、かつ径方向にオフセットされる軸に沿って延びる請求項3に記載の低温バルブ。
  11. 前記第1のチャネル及び前記第2のポートは、ほぼ真っすぐな、遮られない流路が前記第2のポート及び前記第1のチャネルを通じて延びるように、前記長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされる請求項1に記載の低温バルブ。
  12. 前記第1のチャネル及び前記第2のチャネルは、ほぼ真っすぐな、遮られない流路が、少なくとも前記第1のチャネルの一部及び前記第2のチャネルの一部を通じて延びるように、前記長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされる請求項3に記載の低温バルブ。
  13. 前記第1のチャネル、前記第2のチャネル及び前記第2のポートは、ほぼ真っすぐな、遮られない流路が、前記第2のポート、前記第1のチャネル及び前記第2のチャネルの少なくとも近位部を通じて延びるように、前記長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされる請求項12に記載の低温バルブ。
  14. 前記第1のチャネルは、前記バルブステムの前記第1及び第2の端部を通じて長軸方向に延びる請求項1に記載の低温バルブ。
  15. バルブアクチュエータを更に備え、前記バルブアクチュエータは、ソレノイドコイルが作動又は非作動の少なくとも一方のときに、前記バルブエレメントを移動するように構成される前記ソレノイドコイルを備える請求項1に記載の低温バルブ。
  16. バネを更に備え、前記ソレノイドコイルは、前記ソレノイドコイルが作動されるときに、前記オリフィスに対して前記シール部材にバイアスするために前記バルブエレメントを移動するように構成され、前記バネは、前記ソレノイドコイルが非作動のときに、前記オリフィスに対して、バイアスされていた前記シール部材を移動する、請求項15に記載の低温バルブ。
  17. 前記第1のポート、前記第2のポート、前記バルブボディ及び前記バルブステムは、前記第1及び第2のチャネルが、前記内部ハウジングキャビティに対して隔てられ、かつシールされるように、互いにシール可能に係合される請求項3に記載の低温バルブ。
  18. 前記シール部材は、ボールを含む請求項1に記載の低温バルブ。
  19. 前記バルブエレメントは、ニードルバルブを形成するためのニードルを含む請求項1に記載の低温バルブ。
  20. 前記バルブステムは、近位部及び遠位部を含み、前記近位部は、前記内部ハウジングキャビティの少なくとも一部を形成し、かつ第4の係合周辺に沿う前記遠位部と係合するように構成され、前記バルブステムは、前記第4の係合周辺を密閉シールするように構成される溶接部を備える、請求項1に記載の低温バルブ。
  21. 低温バルブであって、
    第1のポート及び第2のポートと、
    前記第1のポートと流体連通する流体オリフィスを規定するバルブシートを含むバルブボディと、
    前記バルブボディに係合されるように構成されるバルブステムであって、前記バルブステムは、第1の端部と、反対の第2の端部と、を含み、前記第1の端部及び第2の端部を通じて延びる長手軸を有し、前記バルブステムは、前記長手軸に実質的に沿って延びる第1のチャネルを形成し、前記第1のチャネルは、前記バルブステムを通じて流体を流すことを可能にするように構成される、バルブステムと、
    シール部材と、
    前記第1のチャネルの少なくとも一部内に配置されるバルブエレメントであって、前記バルブエレメントは、前記オリフィスに対して前記シール部材をバイアスし、前記オリフィス及び前記第1のポートを通じて実質的に流れを遮断するように構成される、バルブエレメントと、
    ソレノイドコイルが作動又は非作動の少なくとも一方のときに、前記バルブエレメントを移動するように構成される前記ソレノイドコイルを備えるバルブアクチュエータであって、前記バイアスは、前記バルブアクチュエータにより前記バルブエレメントの位置の制御に応じて制御される、バルブアクチュエータと、
    前記バルブボディ及び前記バルブステムの少なくとも係合部分を実質的に保護するように構成されるハウジングであって、前記ハウジングは、前記ハウジングと前記ソレノイドコイルとの間に内部ハウジングキャビティを形成するように構成され、前記内部ハウジングキャビティは、前記ハウジングからの、前記係合部分を含む、前記ソレノイドコイル、前記バルブボディ及び前記バルブステムの少なくとも一部を熱的に隔てるように構成される、ハウジングと、
    を備える低温バルブ。
  22. 前記バルブエレメントは、前記長手軸に沿う前記第1のチャネル内の前記オリフィスに対して移動するように構成される請求項21に記載の低温バルブ。
  23. 前記バルブエレメントは、前記バルブエレメントが前記第1のチャネル内に配置されるときに、前記長手軸にほぼ沿う前記バルブステムを通じて流体を流すことを可能にするように構成される第2のチャネルを含む請求項21に記載の低温バルブ。
  24. 前記第1のチャネル及び前記第2のチャネルは、前記長手軸に沿って互いに実質的に位置合わせされる請求項23に記載の低温バルブ。
  25. 前記第1のチャネル、前記第2のチャネル並びに前記第1のポート及び前記第2のポートの少なくとも一方は、前記長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされる請求項24に記載の低温バルブ。
  26. 前記第1のチャネル、前記第2のチャネル、前記第1のポート、前記第2のポート及び前記オリフィスは、前記長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされる請求項25に記載の低温バルブ。
  27. 前記バルブエレメント及び前記バルブステムの少なくとも一方は、前記第1及び第2のチャネルの少なくとも一方と流体連通され、かつ前記第1及び第2のチャネルの少なくとも一方から径方向外側に延びる第3のチャネルを含む請求項23に記載の低温バルブ。
  28. 前記バルブエレメント及び前記バルブステムの一方は、前記第1及び第2のチャネルの一方と流体連通され、かつ前記第1及び第2のチャネルの一方から径方向外側に延びる第3のチャネルを含み、
    前記バルブエレメント及び前記バルブステムの他方は、前記第1及び第2のチャネルの他方と流体連通され、かつ前記第1及び第2のチャネルの他方から径方向外側に延びる第4のチャネルを含む請求項23に記載の低温バルブ。
  29. 前記第3のチャネルは、前記長手軸にほぼ直交する請求項27に記載の低温バルブ。
  30. 前記第2のチャネルは、前記長手軸にほぼ平行であり、かつ径方向にオフセットされる軸に沿って延びる請求項23に記載の低温バルブ。
  31. 前記第1のチャネル及び前記第2のポートは、ほぼ真っすぐな、遮られない流路が前記第2のポート及び前記第1のチャネルを通じて延びるように、前記長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされる請求項21に記載の低温バルブ。
  32. 前記第1のチャネル及び前記第2のチャネルは、ほぼ真っすぐな、遮られない流路が、少なくとも前記第1のチャネルの一部及び前記第2のチャネルの一部を通じて延びるように、前記長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされる請求項23に記載の低温バルブ。
  33. 前記第1のチャネル、前記第2のチャネル及び前記第2のポートは、ほぼ真っすぐな、遮られない流路が、前記第2のポート、前記第1のチャネル及び前記第2のチャネルの少なくとも近位部を通じて延びるように、前記長手軸に沿って互いに対して実質的に位置合わせされる請求項32に記載の低温バルブ。
  34. 前記第1のチャネルは、前記バルブステムの前記第1及び第2の端部を通じて長軸方向に延びる請求項21に記載の低温バルブ。
  35. 前記ソレノイドコイルは、前記ソレノイドコイルが作動されるときに、前記バルブエレメントを移動するように構成される請求項21に記載の低温バルブ。
  36. バネを更に備え、前記バネは、前記ソレノイドコイルが非作動のときに、前記オリフィスに対して前記シール部材にバイアスするように構成され、前記ソレノイドコイルは、前記ソレノイドコイルが作動されるときに、前記オリフィスに対して、バイアスされていた前記シール部材を移動するように構成される、請求項35に記載の低温バルブ。
  37. 前記第1のポート、前記第2のポート、前記バルブボディ及び前記バルブステムは、前記第1及び第2のチャネルが、前記内部ハウジングキャビティに対して隔てられ、かつシールされるように、互いにシール可能に係合される請求項23に記載の低温バルブ。
  38. 前記シール部材は、ボールを含む請求項21に記載の低温バルブ。
  39. 前記バルブエレメントは、ニードルバルブを形成するためのニードルを含む請求項21に記載の低温バルブ。
  40. 前記シール部材は、ビッカース硬さHVの尺度で約HV2000以上の実質的な硬度を有する請求項21に記載の低温バルブ。
  41. 前記ボールは、工業用サファイアボールを含む請求項38に記載の低温バルブ。
  42. 前記シール部材は、クロム鋼、工具鋼、ステンレススチール、サファイア、セラミック及び炭化タングステンからなる群から選択される材料を含む請求項40に記載の低温バルブ。
  43. 前記ボールのほぼ全体は、材料の単結晶から形成される請求項38に記載の低温バルブ。
  44. 前記バルブステムは、係合周辺に沿う前記バルブボディと係合するように構成され、
    前記低温バルブは、前記バルブステムと前記バルブボディとの間の前記係合周辺に沿う溶接部を備える請求項21に記載の低温バルブ。
  45. 前記バルブステムは、近位部及び遠位部を含み、前記近位部は、前記内部ハウジングキャビティの少なくとも一部を形成し、かつ第2の係合周辺に沿う前記遠位部と係合するように構成され、前記バルブステムは、前記第2の係合周辺に沿う第2の溶接部を備える、請求項44に記載の低温バルブ。
  46. 前記近位部は、磁気絶縁材料を含み、前記遠位部は、磁性材料を含む請求項45に記載の低温バルブ。
  47. 前記ハウジングは、第2の係合周辺に沿う前記バルブボディ及び前記バルブステムの少なくとも一方と係合するように構成され、
    前記第2の係合周辺に沿う第2の溶接部を更に備える請求項44に記載の低温バルブ。
  48. 第3の係合周辺に沿う前記ハウジングを係合し、かつ前記ハウジングを通じて電気的な接続を可能にするように構成される電気コネクタと、
    前記第3の係合周辺に沿う第3の溶接部と、
    を更に備える請求項47に記載の低温バルブ。
  49. 前記ハウジングは、真空被覆ラインと係合され、前記真空被覆ライン内に真空を有する共通空間を形成する請求項21に記載の低温バルブ。
  50. 前記ソレノイドコイルと前記バルブエレメントとの間に配置される第2のチャネルを更に備える請求項21に記載の低温バルブ。
JP2015561341A 2013-03-07 2014-01-23 低温バルブ Expired - Fee Related JP6301972B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/788,240 US8684036B1 (en) 2013-03-07 2013-03-07 Cryogenic valve
US13/788,240 2013-03-07
PCT/US2014/012672 WO2014137500A2 (en) 2013-03-07 2014-01-23 Cryogenic valve

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016509184A JP2016509184A (ja) 2016-03-24
JP2016509184A5 JP2016509184A5 (ja) 2017-11-16
JP6301972B2 true JP6301972B2 (ja) 2018-03-28

Family

ID=50348722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015561341A Expired - Fee Related JP6301972B2 (ja) 2013-03-07 2014-01-23 低温バルブ

Country Status (6)

Country Link
US (2) US8684036B1 (ja)
JP (1) JP6301972B2 (ja)
KR (1) KR101885181B1 (ja)
CN (1) CN105102133B (ja)
TW (1) TWI604146B (ja)
WO (1) WO2014137500A2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015062422A1 (zh) * 2013-10-28 2015-05-07 珠海格力电器股份有限公司 电子膨胀阀
DE102016106410A1 (de) * 2016-04-07 2017-10-12 Samson Aktiengesellschaft Elektropneumatisches Magnetventil, Prallventilglied für ein elektropneumatisches Magnetventil
JP5990356B1 (ja) * 2016-05-25 2016-09-14 伸和コントロールズ株式会社 電磁弁
CN107314147B (zh) * 2017-07-31 2023-08-04 湖南长翔实业有限公司 一种水气混合器用电磁阀及该水气混合器
WO2019040826A1 (en) * 2017-08-24 2019-02-28 The Penn State Research Foundation SWITCHED NOZZLE SHUTTER
CN109424777A (zh) * 2017-08-24 2019-03-05 杭州三花研究院有限公司 电动阀
KR101978736B1 (ko) * 2017-09-18 2019-05-15 주식회사 이에스티 대상체 들뜸 방지용 정전척
US10774943B2 (en) * 2018-04-17 2020-09-15 Mac Valves, Inc. Modular valve with O-ring valve set
FR3082271A1 (fr) * 2018-06-06 2019-12-13 Valeo Systemes De Controle Moteur Dispositif electromagnetique comportant un boitier de circulation de fluide et un bobinot avec une cloche
WO2020060777A1 (en) * 2018-09-21 2020-03-26 Crafts Tech, Inc. Unitized valve seat assembly
CN209164045U (zh) * 2018-11-19 2019-07-26 浙江锐韦机电科技有限公司 泵阀一体机构
EP3712462A1 (de) 2019-03-19 2020-09-23 Integrated Dynamics Engineering GmbH Schwingungsisolationssystem mit einem magnetaktor
KR102212715B1 (ko) * 2019-07-12 2021-02-05 주식회사 엔비엘 소형 다이어프램 밸브
CN114206745A (zh) * 2019-07-26 2022-03-18 宝洁公司 用于分配器的阀组件
CN114127450B (zh) 2019-07-26 2024-08-23 宝洁公司 用于分配器的阀组件
JP7523249B2 (ja) * 2020-04-27 2024-07-26 川崎重工業株式会社 弁装置
DE102021101831A1 (de) * 2021-01-27 2022-07-28 Dionex Softron Gmbh Ventilanordnung
CN113280519B (zh) * 2021-05-27 2022-12-23 深圳嘉普通太阳能股份有限公司 一种家用太阳能热水器
FR3123404B1 (fr) * 2021-05-31 2024-01-19 Air Liquide Vanne de régulation et dispositif de propulsion
CN114645949A (zh) * 2022-03-02 2022-06-21 中国航空工业集团公司上海航空测控技术研究所 一种应用于航空机载氧气系统上的电磁阀门

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2831326A (en) * 1956-04-06 1958-04-22 Robert J Richards Valve
US3203628A (en) * 1963-04-16 1965-08-31 Gen Electric Cryogenic fluid valve
FR1423062A (fr) * 1964-11-19 1966-01-03 Commissariat Energie Atomique Dispositif de raccordement et d'obturation entre deux tronçons d'une ligne de transfert de gaz liquéfié
NL6716280A (ja) * 1967-11-30 1969-06-03
DE2161605A1 (de) * 1971-12-11 1973-06-14 Linde Ag Magnetventil
JPS55155980A (en) * 1979-05-22 1980-12-04 Aisin Seiki Co Ltd Low-temperature valve
CN85200521U (zh) * 1985-04-06 1985-12-20 中国科学院自动化研究所 低漏率快速电磁阀
US4946107A (en) * 1988-11-29 1990-08-07 Pacer Industries, Inc. Electromagnetic fuel injection valve
DE3904448A1 (de) * 1989-02-15 1990-08-16 Bosch Gmbh Robert Magnetanker
US5228472A (en) * 1992-03-16 1993-07-20 Nippon Snaso Corporation Valve unit for pipeline equipped with double flow tube
JP2749751B2 (ja) * 1992-12-18 1998-05-13 テイサン株式会社 断熱配管用電磁弁
JP2686411B2 (ja) * 1993-11-08 1997-12-08 テイサン株式会社 断熱配管用の電磁弁取付け構造
FR2717550B1 (fr) * 1994-03-17 1996-06-07 Europ Propulsion Vanne cryogénique intégrale sous vide.
US6302374B1 (en) * 1998-03-13 2001-10-16 Acme Cryogenics Inc. Extended stem globe valve
DE50010902D1 (de) * 1999-04-20 2005-09-15 Siemens Ag Fluiddosiervorrichtung
DE102005014172A1 (de) * 2004-03-30 2005-10-20 Denso Corp Elektromagnetischer Steller und Kraftstoffeinspritzventil, welches diesen verwendet
US7559912B2 (en) * 2004-09-30 2009-07-14 Codman & Shurtleff, Inc. High pressure range hydrocephalus valve system
US8074903B2 (en) 2009-01-13 2011-12-13 Caterpillar Inc. Stator assembly and fuel injector using same

Also Published As

Publication number Publication date
TW201441516A (zh) 2014-11-01
US9803768B2 (en) 2017-10-31
CN105102133A (zh) 2015-11-25
TWI604146B (zh) 2017-11-01
US8684036B1 (en) 2014-04-01
JP2016509184A (ja) 2016-03-24
WO2014137500A2 (en) 2014-09-12
WO2014137500A3 (en) 2015-04-23
US20150377374A1 (en) 2015-12-31
KR101885181B1 (ko) 2018-08-03
KR20150122805A (ko) 2015-11-02
CN105102133B (zh) 2018-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6301972B2 (ja) 低温バルブ
US9797521B1 (en) Rotary magnetic coupling actuated valve with external magnets and internal magnetic flux path
JP2016509184A5 (ja)
US8100382B2 (en) Valve assembly
US8118054B2 (en) Solenoid needle valve assembly
US20140008557A1 (en) Solenoid valve with flat core and flat spring
CA2599779C (en) Seat block and valve device
US5501425A (en) Magnetostrictively actuated valve
KR102368773B1 (ko) 다이어프램 밸브
US5165655A (en) Flow control valve assembly minimizing generation and entrapment of contaminants
KR20100117083A (ko) 고청정 고온 밸브
US20090302253A1 (en) Cyrogenic valve
CN110778777A (zh) 一种超洁净阀
US20220178459A1 (en) Lethal and severe service magnetically actuated valves and retrofit kits
US10041598B2 (en) Coaxially designed, pressure-compensated, directly controlled valve with low pressure losses
US7469878B1 (en) Magnetostrictive valve assembly
US7246787B2 (en) Solenoid valve assembly
US20200370664A1 (en) Valve device and fluid control device
US4911411A (en) Clean gas valve using a metal-to-metal seal
US11067190B2 (en) Linear magnetic valve actuator with external magnets and internal magnetic flux path
US20060124880A1 (en) Magnetically-actuated manually-operated isolation valve
JP7176130B2 (ja) ダイヤフラム弁及びその動作方法
CN211175575U (zh) 超洁净阀
EP1092106A1 (en) Electrically actuated reed valve
KR101962026B1 (ko) 컨덕턴스 가변 기능을 갖는 유량조절유닛, 진공밸브, 진공도 조절시스템 및 조절방법

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20151022

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170119

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171005

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20171005

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20171101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6301972

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees