JP6301537B1 - ネジ抜取工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】係合溝が潰れたネジを容易に抜き取ることができるネジ抜取工具を提供する。【解決手段】ネジ頭部の係合溝が潰れたネジを抜き取るためのネジ抜取工具1であって、軸体101と、軸体101の先端部分に形成されており、先端に向かって先細りとなる形状を有するネジ抜取部102と、を備え、ネジ抜取部102の外周側には、刃先104aが外周側に設けられた刃104であって、ネジ抜取部102の先端側から後端側に向かって螺旋状に伸びる1以上の刃104が形成されており、1以上の刃104の刃先104aを含むテーパー面105の、軸体101の軸心101aに対する傾斜角度が、26.5度より大きくなるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、ネジの抜取りに用いられる工具に関するものである。
従来のネジの抜取りに用いられる工具として、柄の一端部を先尖に形成し、先端の先尖部よりテーパー状に後部が大径となる左ネジの抜き取りネジを形成してなるネジ抜き用ビットであって、抜き取りネジの刃先角θを45°とし、先端から後側に向かって大径となる前記テーパー状のネジ部の角度αを15〜20°としていることを特徴とするネジ抜き用ビットが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
実願2002−3397号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、従来の技術においては、ネジ回し用の係止穴が潰れたネジ頭部の中心部にあらかじめ下穴を穿設し、この下穴に抜き取りネジの先をネジ込み、ネジがネジ抜き用ビットと供回りするようにして、ネジを緩む方向に回転させて抜き取るため、ネジ頭部に予め下孔を穿設する必要があり、作業に手間がかかり、係止穴が潰れたネジを容易に抜き取ることができない、という課題があった。
本発明は、上記のような課題を解消するためになされたものであり、係合溝が潰れたネジを容易に抜き取ることができるネジ抜取工具を提供することを目的とする。
本発明のネジ抜取工具は、ネジ頭部の係合溝が潰れたネジを抜き取るためのネジ抜取工具であって、軸体と、軸体の先端部分に形成されており、先端に向かって先細りとなる形状を有するネジ抜取部と、を備え、ネジ抜取部の外周側には、刃先が外周側に設けられた刃であって、ネジ抜取部の先端側から後端側に向かって螺旋状に伸びる1以上の刃が形成されており、1以上の刃の刃先を含むテーパー面の、軸体の軸心に対する傾斜角度が、26.5度より大きいネジ抜取工具である。
かかる構成により、羽部の傾斜面の傾斜角度が26度または26.5度である一般的な十字ネジ回しを用いたことによって潰れた係合溝を有するネジを、螺旋状の刃の刃先を、潰れた係合溝の縁部に当てることによって、緩める方向に回すことができ、係合溝が潰れたネジを容易に抜き取ることができる。
また、本発明のネジ抜取工具は、前記ネジ抜取工具において、ネジ抜取部の外周側には、複数の刃が並列するよう形成されているネジ抜取工具である。
かかる構成により、複数の刃の刃先が潰れた係合溝の縁部に当たることによって、より確実にネジを緩める方向に回して抜き取ることができる。
また、本発明のネジ抜取工具は、前記ネジ抜取工具において、ネジ抜取部の外周側には、6つの刃が並列するよう形成されているネジ抜取工具である。
かかる構成により、6つの刃の刃先が潰れた係合溝の縁部に当たることによって、より確実にネジを緩める方向に回して抜き取ることができる。
また、本発明のネジ抜取工具は、前記ネジ抜取工具において、螺旋状の刃の回転方向は、ネジのネジ切り方向とは逆方向であるネジ抜取工具である。
かかる構成により、ネジをゆるむ方向に回して、ネジを抜き取ることができる。
また、本発明のネジ抜取工具は、前記ネジ抜取工具において、螺旋状の刃の後端側の側面が、テーパー面に対してなす角度が、刃の前端側の側面が、テーパー面に対してなす角度よりも大きいネジ抜取工具である。
かかる構成により、ネジがゆるむ方向に回した際に、ネジの潰れた係合溝の縁部に刃を食い込ませやすく、あるいは引っかかりやすくして、ネジを確実に緩めることができる。
また、本発明のネジ抜取工具は、前記ネジ抜取工具において、ネジ抜取部の先端が面であるネジ抜取工具である。
かかる構成により、ネジ抜取部の先端が、ネジの潰れた係合溝の底部に当たって、刃が係合溝の縁部に当たらなくなることを防ぐことができる。
本発明によるネジ抜取工具によれば、係合溝が潰れたネジを容易に抜き取ることができる。
実施の形態におけるネジ抜取工具の側面図(図1(a))、底面図(図1(b))、片側断面図(図1(c))、および断面部分拡大図(図1(d)) ネジ抜取工具について説明するための側面図(図2(a)〜図2(d))、およびネジの平面図(図2(e)および2(f)) ネジ抜取工具について説明するための、ネジの潰れた係合溝に、本実施の形態におけるネジ抜取工具の先端部分を押し当てた状態を示す片側断面図(図3(a))、および部分拡大図(図3(b))
以下、ネジ抜取工具の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態におけるネジ抜取工具の側面図(図1(a))、底面図(図1(b))、片側断面図(図1(c))、および図1(c)の領域Icの断面部分拡大図(図1(d))である。
図2は、本実施の形態におけるネジ抜取工具の抜取対象となるネジのネジ頭部の係合溝が、十字ネジ回しで潰れる様子を説明するための側面図(図2(a)〜図2(d))、およびネジの平面図(図2(e)および2(f))である。ただし、図2(a)に示すネジは、図2(e)に示したネジの右側面を示し、図2(b)および図2(c)におけるネジは、図2(e)に示したネジのIIb−IIb線による断面を示し、図2(d)におけるネジは、図2(f)に示したネジのIId−IId線による断面を示す。なお、図2(b)に示した十字ネジ回しは、ここでは、図2(a)に示した十字ネジ回しを、軸心周りに45度回転させた状態を示しているものとする。
図3は、本実施の形態におけるネジ抜取工具について説明するための、図2(d)に示した抜取対象となるネジの潰れた係合溝に、本実施の形態におけるネジ抜取工具のネジ抜取部102の先端部分を押し当てた状態を示す片側断面図(図3(a))、および図3(a)の領域IIIaの部分拡大図(図3(b))である。
まず、ネジ3を回すための十字ネジ回しについて説明する。ネジ頭部302に平面形状が十字形状である係合溝301を備えたネジ3を回すために用いられる工具である十字ネジ回し2は、図2(a)および図2(b)に示すように、十字ネジ回し2の軸体201の先端部分に、先端側から軸体201の軸心201a方向に見て十字型の羽部202が形成されている。十字型の羽部202の外周縁には、先端に向かうに従って、軸心側に傾斜する平面である傾斜面202aが設けられており、十字側の羽部202は、先端側が先細りの形状を有している。十字型の羽部202の最も先端側の最先端部分202bは、傾斜面202aよりも、軸心201aに対してなす角度が大きくなるよう、軸心201a方向に傾斜しており、傾斜した面が集まる先端が尖っている。十字ネジ回し2は、十字型ドライバー等とも呼ばれる。係合溝301は、例えば、平面形状が十字形状である。係合溝301は、十字ネジ回し2の十字型の羽部202の先端側に嵌合する嵌合溝等であってもよい。
一般的に広く用いられている十字ネジ回し2の傾斜面202aの、軸心201aに対する傾斜角度βは、26度または26.5度である。例えば、日本工業規格では、いわゆるH型のネジ回し2のこの傾斜角度βが26.5度(公差+0/−1度)に規定されており、いわゆるS型の十字ネジ回し2のこの傾斜角度βが、26.5度(公差+0/−1度)に規定されている。本実施の形態においては、ネジ抜取工具1が、傾斜角度βが26.5度であるH型の十字ネジ回し2を用いて回したことによって係合溝301が潰れたネジ3を外すために用いられるものである場合を例に挙げて説明する。
ネジ抜取工具1は、軸体101と、ネジ抜取部102とを備える。
ネジ抜取工具1は、ネジ頭部の係合溝が潰れたネジを抜き取るために用いられる工具である。例えば、ネジ抜取工具1は、図2(d)および図2(f)に示すように、ネジ頭部302に十字形状の係合溝301を有するネジ3の、この係合溝301が潰れた場合に、このネジ3を抜き取るために用いられる工具である。なお、ネジの係合溝は、係合孔と考えてもよい。係合溝が潰れたネジとは、例えば、係合溝の少なくとも一部が欠けたネジや、係合溝の少なくとも一部が削れたネジ、係合溝の少なくとも一部が凹んだネジ、係合溝の形状が変形したネジ等であってもよい。また、係合溝が潰れたネジは、係合溝の一部が潰れたネジであっても良く、係合溝全体が潰れたネジであっても良い。係合溝が潰れたネジは、例えば、十字ネジ回しの十字型の羽部の先端によって係合溝が潰れたネジである。
軸体101は、先端と後端とを有し、先端部分にネジ抜取部102が形成されている。軸体101は、例えば、ネジ抜取部102以外の部分の軸方向に垂直な断面形状が正六角形である。ただし、軸体101のネジ抜取部102以外の軸方向に垂直な端面形状は、どのような形状であっても良く、例えば、円形、または四角形であってもよい。軸体101の後端側には、例えば、握り柄(図示せず)等が取付けられていても良い。また、軸体101の後端側は、インパクトドライバー、または電動ドライバー等に取付け可能な形状を有していても良い。例えば、軸体101の少なくとも後端側の軸方向に垂直な断面形状を、インパクトドライバー、または電動ドライバー等のチャック等に挿入取付け可能な大きさの六角形とし、後端側の軸体101の周囲に、抜け止め用の溝(図示せず)等を設けるようにしても良い。軸体101の長さおよび径等は問わない。軸体101の材質等は問わない。例えば、軸体101の材質等としては、ネジ抜取工具1で抜き取ろうとするネジよりも硬い材質であることが好ましい。軸体101の材質としては、例えば、クロムバナジウム鋼、クロムモリブデン鋼等の合金鋼や、高炭素鋼、ステンレス鋼等の鋼材が用いられる。
ネジ抜取部102は、軸体101の先端部分に形成されている。ネジ抜取部102は、軸体101の先端に向かって先細りとなる形状を有している。ネジ抜取部102の外周側は、例えば、軸体101の軸心101a側にテーパー状に傾斜している。先端に向かって先細りの形状とは、例えば、先端に向かって径が縮小していく形状である。なお、ネジ抜取部102の最も太い部分(通常は後端側)の径は、抜取対象のネジ3の潰れた係合溝301aの径よりも大きい径とすることが好ましく、最も細い部分(通常は先端側)の径は、潰れた係合溝301aの径よりも小さい径とすることが好ましい。
ネジ抜取部102の外周側には、ネジ抜取部102の先端側から後端側に向かって螺旋状に伸びる6つの刃104が形成されている。刃104は、刃先104aがネジ抜取部102の外周側に設けられた刃である。6つの刃は、並列するよう形成されている。具体的には、6つの刃は並列して螺旋状に伸びている。6つの刃は、予め決められた間隔を隔てて隣接して形成されている。なお、6つの刃104間の間隔や、刃先104aの間隔は、刃104の伸びる方向において通常は一定であるが、一定でなくても良い。螺旋状の刃104は、例えば、ネジ抜取部102の外周側に巻付けられるように形成されている。ここでは、ネジ抜取部102の外周側に形成されている刃104のそれぞれが、略一巻きの螺旋状の刃104である場合について示している。
ネジ抜取部102の外周側の刃104に挟まれた部分には、溝103が形成されている。ここでは6つの刃104が形成されているため、6つの溝103が形成されている。溝103は、隣接する刃104に沿って先端側から後端側に向かって螺旋状に伸びている。溝103は、通常一定の幅および深さを有しているが、幅および深さは一定でなくても良い。溝103の断面形状は問わない。例えば溝103の断面形状はU字形状やV字形状である。
螺旋状の刃104のネジ抜取部102の先端に向かう螺旋の回転方向は、ネジ抜取工具1の抜取り対象となるネジ3の螺旋状のネジ溝のネジ3の先端に向かう螺旋の回転方向とは逆方向とする。例えば、螺旋状の刃104は、ネジ抜取工具1の抜取り対象となるネジ3に対していわゆる逆ネジを切った形状を有するものとなっている。本実施の形態においては、抜取対象となるネジがいわゆる右ネジであり、ネジ抜取部102に形成された螺旋状の刃104の、ネジ抜取部102の先端に向かう螺旋の回転方向が、抜取り対象となる右ネジの先端に向かうネジ溝の螺旋の回転方向とは逆方向、すなわち左回りである場合を例に挙げて示している。なお、抜取り対象となるネジが、左ネジである場合、螺旋状の溝103の先端に向かう螺旋の回転方向は、左ネジの先端に向かうネジ溝の螺旋の回転方向とは逆方向、すなわち右回りとすればよい。ここでの刃104の先端に向かう方向とは、例えば、刃104の、ネジ抜取部102の先端に向かう方向である。また、ここでのネジの先端に向かう方向とは、ネジの、ネジ頭部から、ネジの先端、すなわちネジ頭部とは反対側の端部に向かう方向である。なお、螺旋状の刃104の、ネジ抜取部102の先端に向かう螺旋の回転方向が、ネジ抜取工具1の抜取り対象となるネジ3の螺旋状のネジ溝のネジ3の先端に向かう螺旋の回転方向とは逆方向であるということは、螺旋状の刃104を軸体101の先端側から後端側に向かって見た場合の螺旋の回転方向が、ネジ3のネジ溝をネジ3の先端側からネジ頭部302側に向かって見た場合の螺旋の回転方向に対して逆方向であることと考えてもよい。
6つの刃104は、刃先104aが一のテーパー面105に含まれるように形成されている。このテーパー面105は、仮想のテーパー面である。このテーパー面105は、軸体101の軸心101aを含む平面と交わる交線が、直線となる面である。このテーパー面105は、ネジ抜取部102の後端を底面とし、ネジ抜取部102の後端から先端に向かう方向を高さ方向とし、軸体101の軸心101aを回転軸とした円錐台の側面と同じ形状を有している。このテーパー面105は、例えば、ネジ抜取部102が先端側に向かって先細りとなるよう軸体101の軸心101a側に傾斜しているテーパー面105である。複数の刃104は、刃先104aが、例えば、軸体101の軸心101aに交わる直線に同時に接するように形成されている。なお、複数の刃104は、刃先104aの全ての部分が同一のテーパー面105に含まれるよう形成することが好ましいが、その一部は、他の部分と同一のテーパー面105に含まれていなくてもよい。同一のテーパー面に接しない部分は、例えば、ネジ抜取部102の先端側近傍や、ネジ抜取部102の後端側近傍、刃先104aの1以上の箇所に局在する刃104の伸びる方向の長さが約2mm未満の微少な部分等である。先端側近傍とは、例えば、軸心101a方向において、先端から後端方向に約2mm未満の位置であり、後端側近傍とは、軸心101a方向において、後端から先端方向に約2mm未満の位置である。ネジ抜取部102の先端側近傍と後端側近傍の刃先104aは、潰れた係合溝301aに接しない場合が多いと考えられるからである。なお、ここで挙げた微少な部分や、先端側近傍や、後端側近傍を示す数値は、一例であり、実際の数値は、ここで挙げた数値よりも大きくても良く、小さくても良い。
本実施の形態においては、ネジ抜取部102の6つの刃104の刃先104aを含むテーパー面105の、軸体101の軸心101aに対する傾斜角度αが、一般的な十字ネジ回し2の傾斜面202aの傾斜角度βである26.5度より大きい角度となるようにしている。このことは、例えば、ネジ抜取部102の6つの刃が、その刃先104aを含むテーパー面105の、軸心101aに対する傾斜角度αが、26.5度より大きい角度となるようにネジ抜取部102の外周側に形成されていることと考えてもよい。6つの刃104の刃先104aを含むテーパー面105の軸心101aに対する傾斜角度αは、例えば、6つの刃104の刃先104aを含むテーパー面105と軸心101aとが交わる交線である直線が、軸心101aに対してなす角度である。この傾斜角度αは、例えば、軸体101の軸心101aを回転軸とした円錐台の側面と同じ形状を有するテーパー面105の稜線が、軸心101aに対してなす角度と考えてもよい。この傾斜角度αは、例えば、軸心101aを通るとともに螺旋状の6つの刃104の刃先104aに接する直線と、軸心101aとがなす角度と考えてもよい。
各刃104は、例えば、ネジ抜取工具1で抜き取ろうとするネジ3を、締める方向とは逆方向、すなわち緩める方向に軸体101を回転させた場合に、この刃104に当接されるものを切削可能な形状を有しているように形成することが好ましい。切削可能な形状とすることで、例えば、ネジ抜取工具1で抜き取ろうとするネジ3を緩める方向に軸体101を回転させた場合に、刃104がネジ3のネジ頭部302の潰れた係合溝301の開口部3011の縁部3011a等に食い込みやすくしたり、引っかかりやすくして、ネジをゆるむ方向に回しやすくなる。なお、潰れた係合溝301の開口部3011の縁部3011aを、潰れた係合溝301の縁部3011aと呼ぶ場合がある。
ここでは、図1(d)に示すように、螺旋状の刃104の刃先104aの後端側の側面1042がネジ抜取部102のテーパー面105に対してなす角度Rbが、刃104の刃先104aの前端側の側面1041がネジ抜取部102のテーパー面105に対してなす角度Rfよりも大きくなるようにしている。これにより、刃先104が軸体101の後方側に傾斜することとなり、例えば、ネジ抜取工具1で抜き取ろうとするネジ3を緩める方向に軸体101を回転させた場合に、刃104の刃先104aがネジ頭部302の潰れた係合溝301aの縁部3011a等に食い込みやすく、あるいは引っかかりやすくなり、ネジ3をゆるむ方向に回しやすくなる。ここでの刃先104の側面とは、例えば、刃先104a近傍の側面である。刃先104が軸体101の後方側に傾斜するということは、例えば、刃104が、根元側から刃先104に向かって後方側に傾斜していることと考えても良い。ここでの前端側および後端側は、例えば、軸体101の前端側および後端側と考えてよい。ここでの、螺旋状の刃104の刃先104aの側面が、テーパー面105に対してなす角度Rf、Rbとは、例えば、軸心101aを含む断面におけるテーパー面105に対する刃104の刃先104aの側面のなす角度である。なお、刃104の後端側の側面1042は、溝103の前端側の側面と考えてもよい。また、刃104の前端側の側面1041は溝103の後端側の側面と考えてもよい。なお、刃104の刃先104aの後端側の側面1042がネジ抜取部102のテーパー面105に対してなす角度Rbが、刃104の刃先104aの前端側の側面1041がネジ抜取部102のテーパー面105に対してなす角度Rfよりも大きいということは、刃104の断面における刃先104aの二等分線の、刃先104a側が、軸心101a側よりも、軸心101a方向において後方側に位置することと考えても良く、この二等分線が、軸心101a側から、刃先104aに向かって伸びる方向、言い換えれば外周方向に向かう方向が、軸体101の後方側に向かって傾斜していることと考えてもよい。刃の刃先104aの二等分線は、例えば、刃104の刃先104aの前端側の側面1041と、刃104の刃先104aの後端側の側面1042とがなす角度の二等分線である。ただし、角度Rbが、角度Rf以下となるようにしてもよい。
また、ここでは、刃104の刃先104aの断面の角度を鋭角としている。これにより、刃104は、例えば、ネジ抜取工具1で抜き取ろうとするネジ3を緩める方向に軸体101を回転させた場合に、この刃104の刃先104aが、この刃先104aに当接されるネジ頭部302の潰れた係合溝301aの縁部3011a等に食い込みやすくなり、軸体101に加えた回転方向の力を、ネジに効率良く伝えることができる。なお、刃先104aの断面の角度とは、刃104の伸びる方向に垂直な断面における刃先104aの角度、具体的には刃先104の近傍における刃104の前端側の側面1041と後端側の側面1042とがなす角度である。ただし、刃104の刃先104aの断面の角度は鋭角でなくてもよく、例えば、90度であっても良く、鈍角であってもよい。
なお、刃104は、断面が角である突端を有する凸条であって、この突端が、一のテーパー面105に含まれる凸条と考えてもよい。ここでの断面は、凸条の伸びる方向に垂直な断面である。この凸条は外周方向に凸となる線条と考えてもよい。また、この突端が刃先104aに相当すると考えても良い。
ここでは、ネジ抜取部102の先端には面106が形成されており、ネジ抜取部102の先端が尖鋭とならないようにしている。これにより、ネジ抜取部102を潰れた係合溝301に押し当てた際に、ネジ抜取部102の外周側に設けられた刃104が、係合溝301の縁部3011aに当たる前に、ネジ抜取部102の先端がネジの係合溝301の底部に当たらないようにしている。なお、先端の面は、通常は平面であるが、凹面や凸面等の曲面であっても良い。また、ネジ抜取部102の先端は、ネジ抜取部102を潰れた係合溝301に押し当てた際に、ネジ抜取部102の外周側に設けられた刃104が、係合溝301の縁部3013に当たる前に、ネジ抜取部102の先端がネジの係合溝301の底部3011bに当たらないようにすることが可能な形状であれば、どのような形状であってもよい。
次に、ネジ抜取工具1の製造方法の一例について説明する。
まず、軸体101の先端部分に、先端に向かって先細りとなるよう、軸心側に傾斜している外周面を形成する。例えば、軸体101として用いられる六角柱形状の棒状材料(図示せず)を用意し、この棒状材料を工作機械(図示せず)等を用いて軸心周りに回転させ、棒状材料の先端部分を切削用の切刃(図示せず)等を用いて先端側が先細りとなり、外周面が軸心側に傾斜するよう切削して、先端部分にテーパー状の外周面を形成する。このとき、この外周面と、軸体101の軸心101aを通る平面との交線が直線となるようにする。また、軸体101の軸心101aに対する外周面の傾斜角度が、26.5度より大きい角度となるよう外周面を形成する。この外周面が形成された部分がネジ抜取部102となる。
そして、この外周面に、ネジ抜取部102の先端側から後端側に向かって螺旋状に伸びる6本の溝103を隣接するよう形成して、外周面の複数の溝に挟まれた部分が刃先104aとなる刃104を複数の溝103の間に形成する。例えば、軸体101を回転させ、溝切削用の切刃(図示せず)をネジ抜取部102の先端から後端側に相対的に移動させながらネジ抜取部102のテーパー状の外周面を切削して、6本の螺旋状の溝103をネジ抜取部102の外周面に刻設する。このとき、隣接する溝103間にネジ抜取部102のテーパー状の外周面が線状に残るよう各溝103を刻設することで、外周面に刃先104aを有する刃104が隣接する溝103間に形成される。溝103の側面の傾斜角度や溝の深さ等は、溝切削用の切刃の形状や、切刃をネジ抜取部102の外周面に当てる角度等によって決定される。
なお、ここでの、軸体101の先端部分に形成した外周面は、上述したテーパー面105に相当するものであり、この外周面を、例えば、テーパー面105と考えてもよい。例えば、この外周面は、ネジ抜取部102の径が先端に向かう方向の距離に比例して縮小するように、テーパー状に傾斜している面である。また、ここでの刃先104aは、外周面のうちの、隣接する螺旋状の溝の間に残された部分である。また、ここでの軸体101の軸心101aに対する外周面の傾斜角度は、上述したテーパー面105の、軸体101の軸心101aに対する傾斜角度に相当するものであり、軸心101aを含む平面と外周面との交線である直線と、軸心101aとがなす角度と考えてもよい。
なお、上記のように製造されることから、本実施の形態のネジ抜取工具1は、ネジ頭部302の係合溝301が潰れたネジを抜き取るためのネジ抜取工具1であって、軸体101と、軸体101の先端部分に形成されており、先端に向かって先細りとなるよう、外周面が軸心側に傾斜しているネジ抜取部102と、を備え、ネジ抜取部102の外周面には、ネジ抜取部102の先端側から後端側に向かって螺旋状に伸びる1以上の溝103、例えば6つの溝103が隣接するよう形成されており、溝103の間には、ネジ抜取部102の外周面の溝103に挟まれた部分が刃先104aとなる刃104が形成されており、軸体101の軸心101aに対するネジ抜取部102の外周面の傾斜角度が、26.5度より大きいネジ抜取工具1と考えてもよい。
次に、ネジ抜取工具1を用いたネジの抜取方法等について具体例を挙げて説明する。ここで用いられるネジ3は、ネジ頭部302方向から見て時計回り(右回り)に回したときに、先端方向に進む右ネジであるとする。また、ここで用いられるネジ抜取工具1の傾斜角度αは27度であるとする。
ある部材にねじ込まれた図2(e)に示すようなネジ頭部302に十字型の係合溝301が設けられたネジ3を取り外すため、または、ある部材にネジ3をねじ込むために、図2(a)および図2(b)に示すように、ネジ3の十字形状の係合溝301に、傾斜角度βが26.5度である十字ネジ回し2の羽部202の先端側を嵌め込み、図2(c)に示すように、十字ネジ回し2を回したとする。このとき、十字ネジ回し2の羽部202によってネジ3の係合溝301が潰れてしまったとする。係合溝301が潰れた状態のネジ3の軸心300に沿った断面は、図2(d)のようになり、ネジ頭部302の平面図は、図2(f)のようになる。潰れた係合溝301aは、先端側を嵌めた十字型の羽部202を軸心201aを中心として回転させたことによって、係合溝301が潰れて形成されたものであることから、潰れた係合溝301aの開口部3011の平面形状は、例えば、略円形となり、潰れた係合溝301aの開口部3011側の内側面3012がネジ3の軸心300に対してなす角度は、傾斜角度βと略同じ角度、すなわち略26.5度となったとする。なお、潰れた係合溝301aの開口部3011側の内側面3012がネジ3の軸心300に対してなす角度とは、ネジ3の軸心300を含む平面と係合溝301aの内側面3012とが交わる交線が、ネジ3の軸心300に対してなす角度である。なお、内側面3012は、軸心300周りを回転する羽部202の傾斜面202aで削られた面であり、傾斜面202aは平面であることから、上記の交線は、直線となる。
上記のような潰れた係合溝301aを有するネジ3をある部材から抜き取るために、ネジ抜取工具1を、図3(a)に示すように、ネジ3の潰れた係合溝301a内に、ネジ抜取部102の先端側を押し込むように挿入して、軸体101をネジ3を嵌め込む際に回す方向とは逆方向である左方向に回転させる。ネジ抜取工具1を係合溝301aに挿入する際には、軸体101の軸心101aと、ネジ3の軸心300とが略同一直線上に位置するように挿入することが好ましい。ネジ抜取工具1のネジ抜取部102の外周面の傾斜角度αは、十字ネジ回し2の羽部202の傾斜面202aの傾斜角度β、すなわち26.5度より大きい角度である27度であるため、図3(b)に示すように、ネジ抜取部102の6本の刃104の外周側に位置する刃先104aの一部が、潰れた係合溝301aの縁部3011aに当接されることとなる。潰れた係合溝301aの縁部3011aとは、例えば、ネジ3の潰れた係合溝301の内側面の、ネジ頭部302の表面が交わる部分(例えば内側面とネジ頭部302の表面とがなす角)やその近傍である。刃104は先端側から後端側に向かって左回りに螺旋状に伸びており、この刃104は外周側に刃先が形成されているため、上記のようにネジ抜取部102の先端側を押し込むように挿入した状態で軸体101を軸心101aを回転軸として左周りに回転させると、ネジ抜取部102にネジ3方向にねじ込まれようとする力が加わり、刃104の、係合溝301の縁部3011aに当接されている刃先104aが、係合溝301の開口部3011の縁部3011aに食い込もうとする。これにより、ネジ抜取工具1の軸体101に加えられた回転力が、ネジ3に伝達され、ネジ3がゆるむ方向に回転して部材から抜き出される。
以上、本実施の形態においては、ネジ頭部の中心部にあらかじめ下穴を穿設することなく、係合溝が潰れたネジをネジがゆるむ方向に回転させることができ、係合溝が潰れたネジを容易に抜き取ることができる。
なお、上記具体例においては、傾斜角度αを27度としたネジ抜取工具1を用いた場合について説明したが、ネジ抜取工具1の傾斜角度αは、一般的な十字ネジ回しの傾斜角度βである26.5度より大きければよい。
また、上記実施の形態においては、羽部202の傾斜面202aの傾斜角度βが、26.5度である一般的な十字ネジ回し2を用いたことによって潰れた係合溝301を有するネジを、ネジ抜取工具1で抜き取る場合を例に挙げて説明したが、ネジ抜取工具1は、傾斜角度βが26.5度である十字ネジ回しと同様に一般的に用いられる傾斜角度βが26度の十字ネジ回しを用いたことによって係合溝301が潰れたネジ3を抜き取る際にも利用することができる。本実施の形態のネジ抜取工具1のネジ抜取部102の傾斜角度αは26.5度よりも大きい角度であるため、傾斜角度βが26度である十字ネジ回しを用いたことで潰れたネジ3の係合溝301aの縁部3011aに対しても、上記の具体例と同様に、ネジ抜取部102の螺旋状の刃104を食い込ませて、あるいは引っかけて、ネジ3を緩める方向に回すことが可能である。
つまり、ネジ抜取工具1の傾斜角度αが、一般的な十字ネジ回し2(例えば、H型の十字ネジ回しや、S型の十字ネジ回し)の傾斜角度βである26度および26.5度より大きければ、一般的な十字ネジ回し2によって潰れた係合溝を有するネジ3を回して抜き取ることができる。すなわち、ネジ抜取工具1の傾斜角度αは、26.5度よりも大きければよい。
なお、傾斜角度αが大きすぎると、ネジ3の潰れた係合溝301aの縁部3011aに刃104が食い込まなくなったり引っ掛からなくなったりすることから、傾斜角度αは、ネジ3の潰れた係合溝301aの縁部3011aに刃104が食い込ましたり、引っかけたりすることが可能な範囲の値であることが好ましい。
また、上記実施の形態においては、ネジ抜取部102が6本の螺旋状の刃104を有する場合について説明したが、螺旋状の刃104の数は1以上であればその数は問わない。また、螺旋状の溝103を形成して、隣接した溝103の間に刃104を形成する場合、形成する溝103の数は、2以上であればよい。
また、上記実施の形態においては、螺旋状の刃104のそれぞれの巻数が略一巻きとした場合について説明したが、刃104の巻数は問わない。例えば、刃104の巻数は、1/2巻や、1/3巻等、1巻よりも少ない巻数であってもよく、1巻以上の巻数としてもよい。刃104の巻数は、例えば、ネジ抜取部102の外周に設けられる螺旋状の刃104の数や、ネジ抜取部102の高さや径等に応じて変更しても良い。
なお、抜取対象となるネジ3のネジ頭部302等の形状は問わない。例えば、ネジ3のネジ頭部302の形状は、皿形状であっても良く、ナベ形状であっても良く、丸皿形状であってもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかるネジ抜取工具は、ネジを抜き取る工具として適しており、特に、ネジ頭部の係合溝が潰れたネジを抜き取る工具等として有用である。
1 ネジ抜取工具
2 ネジ回し
3 ネジ
101 軸体
101a 軸心
102 ネジ抜取部
103 溝
104 刃
104a 刃先
105 テーパー面
106 面

Claims (6)

  1. ネジ頭部の係合溝が潰れたネジを抜き取るためのネジ抜取工具であって、
    軸体と、
    前記軸体の先端部分に形成されており、先端に向かって先細りとなる形状を有するネジ抜取部と、を備え、
    前記ネジ抜取部の外周側には、刃先が外周側に設けられた刃であって、前記ネジ抜取部の先端側から後端側に向かって螺旋状に伸びる1以上の刃が形成されており、
    前記1以上の刃の刃先を含むテーパー面の、前記軸体の軸心に対する傾斜角度が、26.5度より大きく、
    前記係合溝の縁部に前記刃が食い込むまたは引っかかり、前記ネジを抜き取ることができ、前記係合溝を切削しないネジ抜取工具。
  2. 前記ネジ抜取部の外周側には、複数の刃が並列するよう形成されている請求項1記載のネジ抜取工具。
  3. 前記ネジ抜取部の外周側には、6つの刃が並列するよう形成されている請求項1または請求項2記載のネジ抜取工具。
  4. 前記螺旋状の刃の回転方向は、前記ネジのネジ切り方向とは逆方向である請求項1から請求項3いずれか一項記載のネジ抜取工具。
  5. 前記螺旋状の刃の後端側の側面が、前記テーパー面に対してなす角度が、当該刃の前端側の側面が、前記テーパー面に対してなす角度よりも大きい請求項1から請求項4いずれか一項記載のネジ抜取工具。
  6. 前記ネジ抜取部の先端が面である請求項1から請求項5いずれか一項記載のネジ抜取工具。
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