JP6300891B1 - 入力装置、情報処理装置、入力装置の制御方法、及び入力装置の制御プログラム - Google Patents

入力装置、情報処理装置、入力装置の制御方法、及び入力装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】キー入力を行うユーザにとってより良好なフィードバックを可能とする、入力装置、情報処理装置、入力装置の制御方法、及び入力装置の制御プログラムを提供することを目的とする。【解決手段】ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置であって、前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量及び接触位置を検知するタッチセンサと、前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック部と、前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記タッチセンサにより検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づき前記フィードバック部のフィードバック強度を制御する入力装置制御部とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、入力装置、情報処理装置、入力装置の制御方法、及び入力装置の制御プログラムに関するものである。
近年、入力装置として、タッチセンサを備えたパネル上にキーボードの画像を表示した平滑なキーボード(以下「フラットキーボード」という。)が開発されている。フラットキーボードは、デバイスの薄型化や軽量化、表面が平滑で美しい審美性、清掃の容易さ等が通常の物理キーボード(ハードウェアキーボード)と比べた場合の利点として挙げられる。
しかしながら、フラットキーボードは、平面であるがゆえに、物理キーボードのようなキーの上面(キートップ)が無く、キー入力(タイピング)を行ってもキーストローク及びキーボードからの反発力が無い。このため、ユーザは、フラットキーボードに対してキー入力を行っても、タッチ感に乏しかった。
そこで、特許文献1には、キーボードの内部にフィルムアクチュエータを備え、キーが押されたときに、フィルムアクチュエータに電圧を加えて反発力(振動)を発生させることで、ユーザにハプティック・フィードバックを与えるフラットキーボードが開示されている。
特開2015−179577号公報
特許文献1に記載のフラットキーボードは、ユーザがキートップを押した場合に、ユーザに振動を与えるものである。
ユーザの指先のみでキー入力を行う場合、フラットキーボードはユーザの指先のみに振動を与える。
ユーザの掌がキーボード下部(ユーザ側)のパームレストに置かれるなど、ユーザの指先以外がキーボードに触れた状態でキー入力を行う場合は、フラットキーボードはユーザの指先に加えて掌等キーボードに触れたすべての箇所に振動を与える。フラットキーボードの振動は、ユーザの接触面積の大きさに比例して接触面積が大きいほどより強くユーザに伝達される。このため、キーボードに対するユーザの手指の接触面積が大きい場合は強い振動が伝達されることから、ユーザに不快感を与え、キー入力に支障をきたす可能性がある。
これに対し、例えば一律にキー入力に対する振動を弱くすると、ユーザの指先のみでキー入力を行った場合にタッチ感を得にくくなり、入力動作性能が低下する虞があるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、キー入力を行うユーザにとってより良好なフィードバックを可能とする、入力装置、情報処理装置、入力装置の制御方法、及び入力装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の入力装置、情報処理装置、入力装置の制御方法、及び入力装置の制御プログラムは以下の手段を採用する。
本発明の第一態様に係る入力装置は、ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置であって、前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量及び接触位置を検知するタッチセンサと、前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック部と、前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記タッチセンサにより検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づき前記フィードバック部のフィードバック強度を制御する入力装置制御部とを備え、前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量から接触面積を算出し、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の最大値が閾値を上回る場合は、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の総面積である合計接触面積の大きさに相反するように前記フィードバック部のフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触面積の最大値が閾値以下の場合は、前記フィードバック部のフィードバック強度を相対的に強くする。
本発明の第二態様に係る入力装置は、ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置であって、前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量及び接触位置を検知するタッチセンサと、前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック部と、前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記タッチセンサにより検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づき前記フィードバック部のフィードバック強度を制御する入力装置制御部とを備え、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触位置が前記非キー領域においても検知された場合は、前記フィードバック部のフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触位置が前記キー領域においてのみ検知された場合は、前記フィードバック部のフィードバック強度を相対的に強くする。
本発明の第三態様に係る入力装置は、ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置であって、前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量及び接触位置を検知するタッチセンサと、前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック部と、前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記タッチセンサにより検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づき前記フィードバック部のフィードバック強度を制御する入力装置制御部とを備え、前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量から接触面積を算出し、前記接触位置が前記キー領域においてのみ検知された場合に、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の最大値が閾値以上であれば、前記フィードバック部のフィードバック強度を相対的に弱くする。
本発明の第態様に係る入力装置は、ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置であって、前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触位置を検知するタッチセンサと、前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック部と、前記接触位置が前記キー領域及び前記非キー領域において検知された場合に、前記フィードバック部のフィードバック強度を相対的に弱くするように制御し、前記接触位置が前記キー領域においてのみ検知された場合に、前記フィードバック部のフィードバック強度を相対的に強くするように制御する入力装置制御部とを備える。
本発明の第態様に係る情報処理装置は、上述したいずれかの入力装置を備える。
本発明の第態様に係る入力装置の制御方法は、ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置の制御方法であって、前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量を検知する検知工程と、前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック工程と、前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記検知工程により検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づきフィードバック強度を制御する強度制御工程と、前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量から接触面積を算出する算出工程と、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の最大値が閾値を上回る場合は、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の総面積である合計接触面積の大きさに相反するように前記フィードバック工程のフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触面積の最大値が閾値以下の場合は、前記フィードバック工程のフィードバック強度を相対的に強くするフィードバック制御工程とを備える。
本発明の第七態様に係る入力装置の制御方法は、ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置の制御方法であって、前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量を検知する検知工程と、前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック工程と、前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記検知工程により検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づきフィードバック強度を制御する強度制御工程と、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触位置が前記非キー領域においても検知された場合は、前記フィードバック工程のフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触位置が前記キー領域においてのみ検知された場合は、前記フィードバック工程のフィードバック強度を相対的に強くするフィードバック制御工程とを備える。
本発明の第八態様に係る入力装置の制御方法は、ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置の制御方法であって、前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量を検知する検知工程と、前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック工程と、前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記検知工程により検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づきフィードバック強度を制御する強度制御工程と、前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量から接触面積を算出する算出工程と、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の最大値が閾値を上回る場合は、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の総面積である合計接触面積の大きさに相反するように前記フィードバック工程のフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触面積の最大値が閾値以下の場合は、前記フィードバック工程のフィードバック強度を相対的に強くするフィードバック制御工程とを備える。
本発明の第態様に係る入力装置の制御プログラムは、ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置の制御プログラムであって、前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量を検知する検知ステップと、前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバックステップと、前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記検知ステップにより検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づきフィードバック強度を制御する強度制御ステップと、前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量から接触面積を算出する算出ステップと、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の最大値が閾値を上回る場合は、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の総面積である合計接触面積の大きさに相反するように前記フィードバックステップのフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触面積の最大値が閾値以下の場合は、前記フィードバックステップのフィードバック強度を相対的に強くするフィードバック制御ステップとを備える。
本発明の第十態様に係る入力装置の制御プログラムは、ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置の制御プログラムであって、前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量を検知する検知ステップと、前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバックステップと、前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記検知ステップにより検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づきフィードバック強度を制御する強度制御ステップと、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触位置が前記非キー領域においても検知された場合は、前記フィードバックステップのフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触位置が前記キー領域においてのみ検知された場合は、前記フィードバックステップのフィードバック強度を相対的に強くするフィードバック制御ステップとを備える。
本発明の第十一態様に係る入力装置の制御プログラムは、ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置の制御プログラムであって、前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量を検知する検知ステップと、前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバックステップと、前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記検知ステップにより検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づきフィードバック強度を制御する強度制御ステップと、前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量から接触面積を算出する算出ステップと、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の最大値が閾値を上回る場合は、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の総面積である合計接触面積の大きさに相反するように前記フィードバックステップのフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触面積の最大値が閾値以下の場合は、前記フィードバックステップのフィードバック強度を相対的に強くするフィードバック制御ステップとを備える。
本発明によれば、ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域とキー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置において、ユーザの入力動作に応じた適切なフィードバックを提供することができる。
また本発明によれば、一律に打鍵感覚を与えられる強度にてフィードバックを返す場合よりも消費電力を低く抑えることができる。
本発明の第1実施形態に係る入力装置の概略外観図である。 本発明の第1実施形態に係る入力装置の縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係る入力装置を備えたPC構成の機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るハプティック・フィードバックに関する機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るユーザフィードバック処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るユーザフィードバック処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るユーザフィードバック処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る入力装置、情報処理装置、入力装置の制御方法、及び入力装置の制御プログラムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態について、図1乃至5を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る入力装置の概略外観図である。
フラットキーボード(入力装置)5は、タッチセンサ27(図2,3参照)を備えたパネル(ユーザに相対する面)15上にキーボードの画像を表示又は印字した平滑なキーボードであり、キーストロークが無い、又はキーストロークがあったとしてもユーザが感知できない程度に非常に小さい。
フラットキーボード5は、パネル15上に破線枠内のキー領域5A及びキー領域5A以外の領域である非キー領域5Bを備える。
キー領域5Aは、キー入力を受け付けるためのキーボード領域である。キー領域5Aは、文字、コマンド等の入力を受け付ける複数のキー位置を示す画像が表示されている。なお、キーには、文字入力を受け付けるための複数の文字キー、及び文字入力以外の機能を受け付ける複数の機能キーが含まれる。
非キー領域5Bは、パネル15上におけるキー領域5A以外の領域である。図1では、非キー領域5Bは、キー領域5Aの下部(ユーザ側)の面積が大きくなるように設けられているがこれに限られない。例えば、非キー領域5Bは、キー領域5Aを囲む非キー領域5Bの幅が略等距離であるように設けられていてもよい。
図2は、本実施形態に係るフラットキーボード5の縦断面図であり、一例として、パネル15とタッチセンサ27の背面に、ハプティックデバイス28を備える。なお、図2は、模式図であり、フラットキーボード5の内部にはハプティックデバイス28の他に、フラットキーボード5の周囲を囲む矩形のフレーム11や各種基盤(図示せず)等が設けられる。
ハプティックデバイス28は、ユーザの指の触覚に対してフィードバック(以下「ハプティック・フィードバック」という。)を与えるフィードバック部であり、一例として、振動を生じさせるアクチュエータ28Aを搭載している。本実施形態に係るアクチュエータは、ユーザによるフラットキーボード5へのキー入力に応じて、フラットキーボード5に振動を伝える。ユーザは、指で振動を知覚することで、キーを実際に押下動作したという錯覚を得る。
本実施形態に係るアクチュエータ28Aは、所定の時間、振動体28Bに一定の振幅の振動を与えるものであり、例えば、形状記憶合金を用いたアクチュエータ(SIA:Shape memory alloy Impact Actuator)、偏心モータを利用するERM(Eccentric Rotating Mass)型アクチュエータ、磁界中のコイルに交流電流を流して可動子を振動させるリニア共振型アクチュエータ(LRA:Linear Resonant Actuator)、及び圧電素子(ピエゾ素子)を用いたアクチュエータ(PVA:Piezo Vibration Actuator)等が挙げられる。本実施形態では、SIAを用いるものとする。図2に示されるハプティックデバイス28は、フラットキーボード5の略中央に一つ設けられているが、これに限らず、ハプティックデバイス28は複数設けられてもよく、例えば、フラットキーボード5の内側の4隅に一つずつ設けられてもよい。また、ハプティックデバイス28は、フラットキーボード5ではなく、フレーム11に設けられてもよい。フレーム11にハプティックデバイス28が設けられる場合、ハプティックデバイス28は、例えば、対向する2辺に1つずつ、又は4辺に1つずつ設けられる。
図3は、フラットキーボード5を備えたPC構成の機能ブロック図である。
フラットキーボード5は、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、メモリ22、グラフィクスアダプタ24、タッチIC(Integrated Circuit)(入力装置制御部)29、フラッシュメモリ30、通信デバイス31、及び電源回路32を備えたPC1等にUSB(Universal Serial Bus)等によって接続可能な外付けキーボードである。本実施形態では、フラットキーボード5は、ディスプレイ4と共にPC1の各部とバス33を介して直接または間接的に接続されている。
また本実施形態では、タッチIC29は、フラットキーボード5内部に備えられているものとする。
また、フラットキーボード5は、タッチセンサ27及びハプティックデバイス28を含んで構成される。
CPU20は、フラッシュメモリ30に格納されたOS(Operating System)によりPC1全体の制御を行うと共に、フラッシュメモリ30に格納された各種のプログラムに基づいて、ディスプレイ4等を介したユーザの操作に応じた処理を実行する機能を有する。
ROM21は、BIOS(Basic Input / Output System)や各種データ等を格納している。
メモリ22は、キャッシュメモリやRAM(Random Access Memory)で構成されており、CPU20の実行プログラムの読み込み、及び実行プログラムによる処理データの書き込みを行う作業領域として利用される書き込み可能なメモリである。
LCD23は、CPU20の制御に従って、グラフィクスアダプタ24からのビデオ信号を画像として表示する。
グラフィクスアダプタ24は、CPU20の制御に従って、表示情報をビデオ信号に変換し、変換したビデオ信号をLCD23に出力する。
フラッシュメモリ30は、PC1全体の制御を行うためのOS、周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ、特定業務に向けられたアプリケーション、及び各種データやファイル等を格納する機能を有する。なお、PC1は、フラッシュメモリ30に替わる記憶手段としてHDD(Hard Disk Drive)等、他の記憶手段を備えてもよい。
通信デバイス31は、他のデバイスとの間との通信を行う。
電源回路32は、ACアダプタ、電池、電池を充電するための充電器、及びDC/DCコンバータ等を備えており、CPU20の制御に従って、各デバイスに電力を供給する。
タッチセンサ27は、フラットキーボード5に備えられたキー領域5A及び非キー領域5Bに対するユーザの指、掌等の接触状態を示す物理量を検知し、検知信号をタッチIC29に出力する。
本実施形態に係るタッチセンサ27は、一例としてキャパシティブ(静電容量)センサとされる。以下の説明では、タッチセンサ27で検知する物理量を静電容量及び接触位置とする。タッチセンサ27は、静電容量及び接触位置を検出すると、静電容量に基づき導出される接触面積(または静電容量)及び接触位置を検知信号としてタッチIC29へ出力する。ここで、接触面積は、その値が所定値以上の領域で検出が可能である。またタッチセンサ27は、静電容量の大きさに基づいて接触面積及び押圧力を検出することができる。
タッチIC29は、プロセッサがROM(図示せず)等に格納されたプログラムを実行することにより、タッチセンサ27から入力された検知信号に基づいた各種処理を行い、タッチセンサ27の動作を制御する。
ここで、本実施形態に係るフラットキーボード5は、ユーザによってキー入力が行われた場合、ハプティックデバイス28を振動させるハプティック・フィードバックを行う。
図4は、本実施形態に係るハプティック・フィードバックに関する機能ブロック図である。タッチIC29は、検知信号処理部40及びフィードバック制御部42を備える。
検知信号処理部40は、タッチセンサ27からの検知信号が示す接触位置及び接触面積(または静電容量)をCPU20へ出力する。また、検知信号処理部40は、タイミング判定部41を備える。
タイミング判定部41は、キー領域5Aにユーザの指が接触したタイミング(所謂“Make”)である入力開始タイミングを、タッチセンサ27によって検知された静電容量に基づいて判定する。
フィードバック制御部42は、ハプティックデバイス28を入力開始タイミングに合わせて動作させる。
図5は、本実施形態に係るユーザフィードバック処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS101では、キー領域5A及び非キー領域5Bの少なくとも一方に対するタッチをタッチセンサ27が検知したか否かを検知信号処理部40のタイミング判定部41が判定する。タッチを検知した場合はステップS102へ遷移し、タッチが検知されなかった場合はステップS101へ戻る。なお、検知信号処理部40は、タッチセンサ27からの検知信号の入力の有無に基づいて、キー領域5A及び非キー領域5Bの少なくとも一方に対するタッチをタッチセンサ27が検知したか否かを判定する。
ステップS102では、タッチセンサ27が検知した接触位置を検知信号処理部40が全て検出し、ステップS103へ遷移する。
ステップS103では、ステップS102で検出された接触位置の組が、前回記憶した接触位置の組と異なるか否かを検知信号処理部40が判定する。検出された接触位置の組が、前回記憶した接触位置の組と異なる場合または記憶された接触位置が存在しない場合はステップS104へ遷移し、前回記憶した接触位置の組と等しい場合はステップS101へ戻る。
ステップS104では、ステップS102で検出された接触位置において、キー領域5Aでの接触が含まれるか否かを検知信号処理部40が判定する。キー領域5Aでの接触が含まれる場合はステップS105へ遷移し、キー領域5Aでの接触が含まれない場合、すなわち非キー領域5Bでの接触のみの場合はキー入力が無かったと判断しステップS101へ戻る。
ステップS105では、検知信号処理部40はタッチセンサ27が検知した検知信号に基づき接触位置毎の接触面積を算出し全て加算することで、その合計値である合計接触面積(接触面積の総面積)を算出する。
次のステップS106では、ステップS105で算出された各接触位置の接触面積のうち、最大値である最大接触面積が所定の閾値よりも大きいか否かを検知信号処理部40が判定する。最大接触面積が所定の閾値よりも大きい場合はステップS107へ、最大接触面積が所定の閾値以下である場合はステップS108へ遷移する。
ステップS107では、ステップS105で算出された合計接触面積の大きさに相反するように相対的に弱いフィードバック強度を検知信号処理部40がフィードバック制御部42に伝え、フィードバック制御部42はこの相対的に弱いフィードバック強度に応じた振動が発生するようにハプティックデバイス28(アクチュエータ28A)を動作させる。ハプティックデバイス28が振動する時間は、ユーザにフィードバックするのに適当な時間とされ、例えば20msecである。
ここで、ハプティックデバイス28の振動は、入力パルスの幅を変える、入力の電圧値を変える等の制御により強弱を制御することができ、適宜選択が可能である。
また、フィードバック強度は合計接触面積の大きさに相反するように弱くするとしたが、その値はステップ状に弱くする、リニア状に弱くする等、その方法については問わない。
また、相対的に弱いとは、ユーザが打鍵感覚を得られる強度である所定のフィードバック強度よりも弱いことを意味する。
ステップS108では、相対的に強いフィードバック強度を検知信号処理部40がフィードバック制御部42に伝え、フィードバック制御部42はこの相対的に強いフィードバック強度に応じた振動が発生するようにハプティックデバイス28(アクチュエータ28A)を動作させる。
ここで、相対的に強いとは、ユーザが打鍵感覚を得られる強度である所定のフィードバック強度よりも強いことを意味する。
次のステップS109では、ステップS102で検出した接触位置を例えばタッチIC29内のメモリ(図示せず)に記憶し、ステップS101へ戻る。
このように、本実施形態に係るフラットキーボード5は、接触面積の最大値が閾値を上回る場合は、合計接触面積の大きさに応じてフィードバック強度を相反するように相対的に弱くする。ユーザによる接触面積の大きい接触(例えば掌が置かれる等)がある場合に、合計接触面積が大きいほどフィードバック強度が弱くなることから、ユーザの入力動作に応じた適切なフィードバックを提供することができる。
また、最大接触面積に応じてフィードバック強度を変更することから、一律に打鍵感覚を与えられる強度にてフィードバックを返す場合よりも消費電力を低く抑えることができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態について、図6を用いて説明する。
上記した第1実施形態では、接触面積に応じてフィードバックを発生させるとしたが、本実施形態では、接触位置に応じてフィードバックを発生させるものである。その他の点については第1実施形態と同様であるので、同様の構成については同一符号を付しその説明は省略する。
図6は、本実施形態に係るユーザフィードバック処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS201では、キー領域5A及び非キー領域5Bの少なくとも一方に対するタッチをタッチセンサ27が検知したか否かを検知信号処理部40のタイミング判定部41が判定する。タッチを検知した場合はステップS202へ遷移し、タッチが検知されなかった場合はステップS201へ戻る。
ステップS202では、タッチセンサ27が検知した接触位置を検知信号処理部40が全て検出し、ステップS203へ遷移する。
ステップS203では、検出された接触位置において、キー領域5Aでの接触が含まれるか否かを検知信号処理部40が判定する。キー領域5Aでの接触が含まれる場合はステップS204へ遷移し、キー領域5Aでの接触が含まれない場合、すなわち非キー領域5Bでの接触のみの場合はキー入力が無かったと判断しステップS201へ戻る。
ステップS204では、ステップS202で検出された接触位置において、非キー領域5Bでの接触が含まれるか否かを検知信号処理部40が判定する。非キー領域5Bでの接触が含まれる場合はステップS205へ遷移し、非キー領域5Bでの接触が含まれない場合、すなわちキー領域5Aでの接触のみの場合はステップS206へ遷移する。
ステップS205では、相対的に弱いフィードバック強度を検知信号処理部40がフィードバック制御部42に伝え、フィードバック制御部42はこの相対的に弱いフィードバック強度に応じた振動が発生するようにハプティックデバイス28(アクチュエータ28A)を動作させ、ステップS201へ戻る。
ステップS206では、相対的に強いフィードバック強度を検知信号処理部40がフィードバック制御部42に伝え、フィードバック制御部42はこの相対的に強いフィードバック強度に応じた振動が発生するようにハプティックデバイス28(アクチュエータ28A)を動作させ、ステップS201へ戻る。
このように、本実施形態に係るフラットキーボード5は、接触位置がキー領域5Aにおいて検知された場合であって、さらに非キー領域5Bにおいても接触位置が検知された場合は、フィードバック強度を相対的に弱くする。例えば、ユーザがキー入力中にキー入力を行う指以外の例えば指、掌等を非キー領域5Bに置いている場合に、フィードバック強度が弱くなる。これにより、ユーザに必要以上の振動を与えることがなく、ユーザの入力動作に応じた適切なフィードバックを提供することができる。また、一律に打鍵感覚を与えられる強度にてフィードバックを返す場合よりも消費電力を低く抑えることができる。
また、接触位置がキー領域5Aにおいてのみ検知された場合は、フィードバック強度を相対的に強くすることから、キー入力を行う指に対するフィードバック強度が強いため、ユーザが打鍵感覚を得るとともに入力動作性能の低下を抑制することができる。
〔第3実施形態〕
以下、本発明の第3実施形態について、図7を用いて説明する。
上記した第2実施形態では、接触位置に応じてフィードバックを発生させるとしたが、本実施形態では、さらに接触面積に応じてフィードバックを発生させるものである。その他の点については第2実施形態と同様であるので、同様の構成については同一符号を付しその説明は省略する。
図7は、本実施形態に係るユーザフィードバック処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS301では、キー領域5A及び非キー領域5Bの少なくとも一方に対するタッチをタッチセンサ27が検知したか否かを検知信号処理部40のタイミング判定部41が判定する。タッチを検知した場合はステップS302へ遷移し、タッチが検知されなかった場合はステップS301へ戻る。
ステップS302では、タッチセンサ27が検知した接触位置を検知信号処理部40が全て検出し、ステップS303へ遷移する。
ステップS303では、検出された接触位置において、キー領域5Aでの接触が含まれるか否かを検知信号処理部40が判定する。キー領域5Aでの接触が含まれる場合はステップS304へ遷移し、キー領域5Aでの接触が含まれない場合、すなわち非キー領域5Bでの接触のみの場合はキー入力が無かったと判断しステップS301へ戻る。
ステップS304では、ステップS302で検出された接触位置において、非キー領域5Bでの接触が含まれるか否かを検知信号処理部40が判定する。非キー領域5Bでの接触が含まれる場合はステップS305へ遷移し、非キー領域5Bでの接触が含まれない場合、すなわちキー領域5Aでの接触のみの場合はステップS306へ遷移する。
ステップS305では、相対的に弱いフィードバック強度を検知信号処理部40がフィードバック制御部42に伝え、フィードバック制御部42はこの相対的に弱いフィードバック強度に応じた振動が発生するようにハプティックデバイス28(アクチュエータ28A)を動作させ、ステップS301へ戻る。
ステップS306では、検知信号処理部40はタッチセンサ27が検知した検知信号に基づき接触位置毎の接触面積を検出し、ステップS307へ遷移する。
ここで、ステップS302において接触位置毎の接触面積が検出されている場合は、ステップS306は実行する必要はなく、次のステップS307へ遷移するとしてもよい。
ステップS307では、ステップS306で検出された各接触位置の接触面積のうち、最大値である最大接触面積が所定の閾値よりも大きいか否かを検知信号処理部40が判定する。最大接触面積が所定の閾値よりも大きい場合はキー領域5Aにおいて指先以外のユーザの接触があると判断しステップS305へ、最大接触面積が所定の閾値以下である場合はステップS308へ遷移する。
ステップS308では、相対的に強いフィードバック強度を検知信号処理部40がフィードバック制御部42に伝え、フィードバック制御部42はこの相対的に強いフィードバック強度に応じた振動が発生するようにハプティックデバイス28(アクチュエータ28A)を動作させ、ステップS301へ戻る。
このように、本実施形態に係るフラットキーボード5は、接触位置がキー領域5Aにおいてのみ検知された場合に、接触面積の最大値が閾値を上回る場合フィードバック強度を相対的に弱くする。例えば、ユーザによる接触面積の大きい接触(例えば掌)がキー領域5A内にある場合、及び、キー領域5A及び非キー領域5Bにおいて接触位置が検知された場合に、フィードバック強度を弱くするため、ユーザに必要以上の振動を与えることがなく、ユーザの入力動作に応じた適切なフィードバックを提供することができる。また、一律に打鍵感覚を与えられる強度にてフィードバックを返す場合よりも消費電力を低く抑えることができる。
以上、本発明の各実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更なども含まれる。
たとえば、上述した各実施形態を組み合わせて実施するとしてもよい。
また、上記各実施形態においてはフラットキーボード5は外付けキーボードであるとしたが、入力装置としての機能が実現されればその形態は問わない。例えば、CPU20、ROM21、メモリ22等PC1を構成する各部がフラットキーボード5内に実現されていてもよい。またPC1がノートPCでありディスプレイ4とフラットキーボード5とが連結部により連結され、PC1の構成の一部とされていてもよい。また、本発明に係る入力装置5は、ソフトウエアキーボード(スクリーンキーボードともいう。)であってもよい。この形態の場合、例えばディスプレイをタッチパネルとすることで実現可能であり、LCD23の背面にタッチセンサが設けられ、このタッチセンサの背面にハプティックデバイス28が設けられる。
また、上記実施形態では、ハプティックデバイス28を、振動を生じさせるアクチュエータ28Aとする形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、アクチュエータ28Aは、振動ではなく、反発力(衝撃)を生じさせてもよい。反発力を生じさせるアクチュエータ28Aは、例えば、振動素子としてのアクチュエータ28Aが振動体28Bを打撃して一過性の振動を与えるものであり、形状記憶合金を利用するSIA(Shape Memory metal Impact Actuator)や圧電素子(ピエゾ素子)を用いたアクチュエータ(PVA:Piezo Vibration Actuator)が挙げられる。また、ハプティックデバイス28は、アクチュエータ28Aではなく、電流(又は電圧)によって指に電気刺激を生じさせる構成としてもよい。
また、上記実施形態では、タッチセンサ27を、キャパシティブセンサとする形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、マトリクス状に並ぶ感圧センサー群でもよい。
また、上記実施形態では、検知信号処理部40及びフィードバック制御部42がタッチIC29に備えられる形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。検知信号処理部40及びフィードバック制御部42は、CPU20等、フラットキーボード5を制御する他の演算処理装置に備えられてもよい。
また、フラットキーボード5を制御するタッチIC29は、フラットキーボード5内部に備えられていても、外部のPC1に備えられていてもよい。
また、上記実施形態では、合計接触面積の大きさに相反するようにフィードバック強度を相対的に弱くするとしたが、接触面積の代わりに接触箇所数を用いて合計接触箇所数の多さに相反するようにフィードバック強度を相対的に弱くするとしてもよい。また、接触面積の代わりに接触圧力を用いて合計接触圧力の大きさに相反するようにフィードバック強度を相対的に弱くするとしてもよい。また、接触面積の代わりに静電容量を用いて合計静電容量の大きさに相反するようにフィードバック強度を相対的に弱くするとしてもよい。
1 PC
5 フラットキーボード(入力装置)
5A キー領域
5B 非キー領域
27 タッチセンサ
28 ハプティックデバイス(フィードバック部)
29 タッチIC(入力装置制御部)
40 検知信号処理部
42 フィードバック制御部

Claims (11)

  1. ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置であって、
    前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量及び接触位置を検知するタッチセンサと、
    前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック部と、
    前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記タッチセンサにより検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づき前記フィードバック部のフィードバック強度を制御する入力装置制御部と
    を備え
    前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量から接触面積を算出し、
    前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の最大値が閾値を上回る場合は、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の総面積である合計接触面積の大きさに相反するように前記フィードバック部のフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触面積の最大値が閾値以下の場合は、前記フィードバック部のフィードバック強度を相対的に強くする入力装置。
  2. ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置であって、
    前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量及び接触位置を検知するタッチセンサと、
    前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック部と、
    前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記タッチセンサにより検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づき前記フィードバック部のフィードバック強度を制御する入力装置制御部と
    を備え
    前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触位置が前記非キー領域においても検知された場合は、前記フィードバック部のフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触位置が前記キー領域においてのみ検知された場合は、前記フィードバック部のフィードバック強度を相対的に強くする入力装置。
  3. ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置であって、
    前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量及び接触位置を検知するタッチセンサと、
    前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック部と、
    前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記タッチセンサにより検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づき前記フィードバック部のフィードバック強度を制御する入力装置制御部と
    を備え
    前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量から接触面積を算出し、
    前記接触位置が前記キー領域においてのみ検知された場合に、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の最大値が閾値以上であれば、前記フィードバック部のフィードバック強度を相対的に弱くする入力装置。
  4. ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置であって、
    前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触位置を検知するタッチセンサと、
    前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック部と、
    前記接触位置が前記キー領域及び前記非キー領域において検知された場合に、前記フィードバック部のフィードバック強度を相対的に弱くするように制御し、前記接触位置が前記キー領域においてのみ検知された場合に、前記フィードバック部のフィードバック強度を相対的に強くするように制御する入力装置制御部と
    を備える入力装置。
  5. 請求項1から請求項の何れか1項に記載の入力装置を備える情報処理装置。
  6. ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置の制御方法であって、
    前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量及び接触位置を検知する検知工程と、
    前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック工程と、
    前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記検知工程により検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づきフィードバック強度を制御する強度制御工程と
    前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量から接触面積を算出する算出工程と、
    前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の最大値が閾値を上回る場合は、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の総面積である合計接触面積の大きさに相反するように前記フィードバック工程のフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触面積の最大値が閾値以下の場合は、前記フィードバック工程のフィードバック強度を相対的に強くするフィードバック制御工程と
    を備える入力装置の制御方法。
  7. ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置の制御方法であって、
    前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量及び接触位置を検知する検知工程と、
    前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック工程と、
    前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記検知工程により検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づきフィードバック強度を制御する強度制御工程と
    前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触位置が前記非キー領域においても検知された場合は、前記フィードバック工程のフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触位置が前記キー領域においてのみ検知された場合は、前記フィードバック工程のフィードバック強度を相対的に強くするフィードバック制御工程と
    を備える入力装置の制御方法。
  8. ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置の制御方法であって、
    前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量及び接触位置を検知する検知工程と、
    前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバック工程と、
    前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記検知工程により検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づきフィードバック強度を制御する強度制御工程と
    前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量から接触面積を算出する算出工程と、
    前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の最大値が閾値を上回る場合は、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の総面積である合計接触面積の大きさに相反するように前記フィードバック工程のフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触面積の最大値が閾値以下の場合は、前記フィードバック工程のフィードバック強度を相対的に強くするフィードバック制御工程と
    を備える入力装置の制御方法。
  9. ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置の制御プログラムであって、
    前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量及び接触位置を検知する検知ステップと、
    前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバックステップと、
    前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記検知ステップにより検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づきフィードバック強度を制御する強度制御ステップと
    前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量から接触面積を算出する算出ステップと、
    前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の最大値が閾値を上回る場合は、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の総面積である合計接触面積の大きさに相反するように前記フィードバックステップのフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触面積の最大値が閾値以下の場合は、前記フィードバックステップのフィードバック強度を相対的に強くするフィードバック制御ステップと
    を備える入力装置の制御プログラム。
  10. ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置の制御プログラムであって、
    前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量及び接触位置を検知する検知ステップと、
    前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバックステップと、
    前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記検知ステップにより検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づきフィードバック強度を制御する強度制御ステップと
    前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触位置が前記非キー領域においても検知された場合は、前記フィードバックステップのフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触位置が前記キー領域においてのみ検知された場合は、前記フィードバックステップのフィードバック強度を相対的に強くするフィードバック制御ステップと
    を備える入力装置の制御プログラム。
  11. ユーザに相対する面上に、複数のキー位置を示す画像が表示または印字されたキー領域と前記キー領域以外の領域である非キー領域とを有する入力装置の制御プログラムであって、
    前記入力装置の前記キー領域及び非キー領域が設けられた面に対する前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量及び接触位置を検知する検知ステップと、
    前記ユーザの手指の触覚に対してフィードバックを与えるフィードバックステップと、
    前記接触位置が前記キー領域において検知された場合に、前記検知ステップにより検知された前記入力装置における前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量に基づきフィードバック強度を制御する強度制御ステップと
    前記ユーザの手指の接触状態を示す物理量から接触面積を算出する算出ステップと、
    前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の最大値が閾値を上回る場合は、前記入力装置における前記ユーザの手指が接触した前記接触面積の総面積である合計接触面積の大きさに相反するように前記フィードバックステップのフィードバック強度を相対的に弱くし、前記接触面積の最大値が閾値以下の場合は、前記フィードバックステップのフィードバック強度を相対的に強くするフィードバック制御ステップと
    を備える入力装置の制御プログラム。
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