JP6300617B2 - 圧縮装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば空気、酸素、窒素等の気体を所定の圧力まで圧縮する圧縮装置に関するものである。
特許文献1は、気体を所定の圧力まで圧縮するターボ圧縮機(圧縮装置)を開示する。ターボ圧縮機は、図14に示すように、図示しない動力源からの回転出力が歯車102等を介して伝達される図略のインペラ(圧縮部)と、図略のインペラの回転によって圧縮された気体を冷却する2つのガスクーラ104、104とを、備える。このターボ圧縮機100では、断面が略矩形のガスクーラ104が横に並べられ、このガスクーラ104の上側に歯車102やインペラ等が配置されることにより、当該ターボ圧縮機では、設置面積の省スペース化が図られている。
ところで、圧縮装置のガスクーラとして、円筒状のガスクーラを採用することが考えられる。しかし、省スペース化を図るためにガスクーラの上側にインペラ等(圧縮部)を配置すると、ガスクーラが円筒状であることから、圧縮装置を基礎(土台)上に安定して設置することが困難である。
特開平11−132190号公報
本発明の主たる目的は、円筒状のガスクーラの上側に圧縮部が配置される構成であっても安定して設置可能な圧縮装置を提供することである。
本発明の一つの面である圧縮装置は、気体を圧縮する圧縮部を含む複数の圧縮部と、前記圧縮部の下方に配置され、前記圧縮部から排気された前記気体を冷却する円筒状のガスクーラを含み、前記複数の圧縮部から排気される気体を冷却する円筒状の複数のガスクーラと、前記ガスクーラの上方に設けられ、前記圧縮部が載置される載置部と、前記ガスクーラの長手方向における両側の端部が嵌め込まれる穴部を有し、前記穴部と前記穴部に嵌め込まれた前記ガスクーラの周面とが溶接されていることによって固定され、前記複数のガスクーラを支持する一対の側板と、平面視において、前記複数のガスクーラの4つの角部のうちの前記長手方向における2つの角部に設けられ、前記一対の側板を支持する2つの台座部と、残りの2つの角部を形成するガスクーラと前記ガスクーラに隣接する他のガスクーラとの間に位置し、前記一対の側板を支持する他の2つの台座部と、を備え、前記複数のガスクーラは、水平面内において前記長手方向に垂直な方向に配列される。
本発明の他の一つの面である圧縮装置は、気体を圧縮する圧縮部を含む複数の圧縮部と、前記圧縮部の下方に配置され、前記圧縮部から排気された前記気体を冷却する円筒状のガスクーラを含み、前記複数の圧縮部から排気される気体を冷却する円筒状の複数のガスクーラと、前記ガスクーラの上方に設けられ、前記複数の圧縮部が載置される載置部と、前記ガスクーラの長手方向における両側の端部が嵌め込まれる穴部を有し、前記穴部と前記穴部に嵌め込まれた前記ガスクーラの周面とが溶接されていることによって固定され、前記複数のガスクーラを支持する一対の側板と、前記載置部上に載置され、モータからの動力を前記複数の圧縮部に伝達する伝達機構と、隣り合う2つのガスクーラの間に位置し、前記伝達機構に供給される潤滑油を貯留するオイルリザーバと、を備え、前記複数のガスクーラは、水平面内において前記長手方向に垂直な方向に配列され、前記載置部は、前記隣り合う2つの前記ガスクーラ上に架け渡され、前記オイルリザーバは、前記隣り合う2つのガスクーラの間に配置された一対の外壁部材を有し、前記一対の外壁部材はそれぞれ、上下方向に延びる下側部と、前記下側部の上側に位置し、他方の外壁部材から離れる方向に折れ曲がった上側部と、を有する屈曲部を備える。
以上説明したように、本発明によれば、円筒状のガスクーラの上側に圧縮部が配置される構成であっても、圧縮部を安定して設置することができる。
図1は、本実施形態に係る圧縮装置の系統を模式的に示す図である。 図2は、前記圧縮装置の平面図である。 図3は、前記圧縮装置の側面図である。 図4は、前記圧縮装置の冷却部の平面図である。 図5は、前記冷却部の側面図である。 図6は、図4のVI−VI位置の断面図である 図7は、ジョイント部の構造を説明するための図である。 図8は、オイルリザーバの縦断面図である。 図9は、本発明のその他の実施形態に係る圧縮装置における冷却部の平面図である。 図10は、圧縮装置の冷却部の水平面内における断面図である。 図11は、図9のXI−XI線における断面図である。 図12は、図9のXII−XII線における断面図である。 図13は、本発明のその他の実施形態に係る圧縮装置における冷却部の側面図である。 図14は、従来のターボ圧縮機を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図7を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る圧縮装置の系統を模式的に示す図である。図2は、前記圧縮装置の平面図である。図3は、前記圧縮装置の側面図である。尚、以下の説明において、図2における左右方向を第1の方向とし、図2における上下方向を第2の方向とする。また、図2の下側を圧縮装置の「前側」といい、上側を圧縮装置の「後側」という。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る圧縮装置10は、気体(例えば、空気や酸素、窒素等)を順に圧縮する、いわゆる多段式の圧縮装置である。圧縮装置10は、圧縮機構20と、図2に示す油供給部30と、冷却部40と、を備える。
図1に示すように、圧縮機構20は、複数(本実施形態の例では3つ)の圧縮部21〜23と、増速機構(伝達機構)25と、を備え、気体(本実施形態の例では空気)を所定の圧力まで圧縮する。以下、圧縮部21を「第1圧縮部21」という。圧縮部22を「第2圧縮部22」という。圧縮部23を「第3圧縮部23」という。
第1〜第3圧縮部21〜23は、増速機構25にそれぞれ接続される。第2圧縮部22が第1圧縮部21の圧縮した気体を圧縮し、第3圧縮部23が第2圧縮部22の圧縮した気体をさらに圧縮することによって、気体が所定の圧力まで昇圧される。
第1〜第3圧縮部21〜23は、それぞれ、インペラ210、220、230と、このインペラ210、220、230を収容する圧縮部ケーシング212、222、232と、を有する。各インペラ210、220、230は、増速機構25から延びるピニオン軸252B、253Bにそれぞれ接続されている。各圧縮部ケーシング212、222、232は、破線にて示す渦巻室214、224、234と、圧縮部導入管216、226、236と、圧縮部排気管218、228、238と、を有する。
渦巻室214、224、234は、インペラ210、220、230を回転可能に収容し、インペラ210、220、230の回転によって気体の圧縮を行う。圧縮部導入管216、226、236は、渦巻室214、224、234内に気体を導入する。圧縮部排気管218、228、238は、渦巻室214、224、234内から圧縮された気体を排気する。尚、以下では、第1圧縮部21のインペラを第1インペラ210、第2圧縮部22のインペラを第2インペラ220、第3圧縮部23のインペラを第3インペラ230と称する場合がある。
増速機構25は、第1〜第3圧縮部21〜23が接続され、外部からの回転動力(本実施形態ではモータMからの動力)が増速機構25を介して第1〜第3圧縮部21〜23に伝達される。増速機構25は、入力軸250と、入力歯車251と、第1ピニオンギア252Aと、第2ピニオンギア253Aと、第1ピニオン軸252Bと、第2ピニオン軸253Bと、増速機ハウジング255と、を備える。増速機ハウジング255は、入力歯車251、第1ピニオンギア252A、及び第2ピニオンギア253Aを収容する。図1では、増速機ハウジング255の上側のカバーの図示を省略している。増速機ハウジング255は、底部に図略の開口を有する。以上のように構成される増速機構25は、図2の冷却部40上に載置される。
入力軸250は、一方側の端部が増速機ハウジング255から突出するように水平方向(本実施形態の例では第1の方向)に延び、入力軸250の中心軸回りに回転可能に増速機ハウジング255によって支持されている。この入力軸250の一方側の端部は、モータMの出力軸M1に接続されている。
入力歯車251は、入力軸250に取り付けられ、入力軸250が回転することによって当該入力軸250と共に回転する。第1及び第2ピニオンギア252A、253Aは、入力歯車251よりも径が小さく、入力歯車251と噛み合うようにそれぞれ配置されている。第1及び第2ピニオン軸252B、253Bは、水平方向(本実施形態の例では第1の方向)に延びる。第1及び第2ピニオン軸252B、253Bは、入力軸250と平行に配置され、第1及び第2ピニオン軸252B、253Bの中心軸周りに回転可能に増速機ハウジング255によって支持されている。
第1ピニオン軸252Bは、第1ピニオンギア252Aを取り付けられている。第1ピニオン軸252Bは、両端部が増速機ハウジング255から突出する。第1インペラ210が第1ピニオン軸252Bの他方側の端部(図1における右側端部)に接続され、第2インペラ220が第1ピニオン軸252Bの他方側の端部(図1における左側端部)に接続されている。第2ピニオン軸253Bは、第2ピニオンギア253Aを取り付けられている。第3インペラ230が第2ピニオン軸253Bの一方側の端部(図1における右側端部)に接続されている。
増速機構25では、モータMの回転動力が入力軸250を通じて入力歯車251に伝達され、入力歯車251が回転する。そして、この入力歯車251と噛み合っている第1及び第2ピニオンギア252A、253Aがそれぞれ回転して、第1及び第2ピニオン軸252B、253Bに取り付けられた第1〜第3インペラ210、220、230がそれぞれ回転する。このとき、第1及び第2ピニオンギア252A、253Aの径が、入力歯車251の径より小さいため、第1及び第2ピニオン軸252B、253Bの回転数が、入力軸250の回転数よりも大きくなり、第1〜第3インペラ210、220、230が、高速にて回転する。
図2に示す油供給部30は、冷却部40に設けられた後述のオイルリザーバ26内の潤滑油を油ポンプ301によって吸引し、この吸引した潤滑油を入力歯車251、第1及び第2ピニオンギア252A、253A等に噴射する。
図4は、冷却部の平面図である。図5は、冷却部の側面図である。図6は、図4のVI−VI位置の断面図である。図7は、ジョイント部の構造を説明するための図である。
冷却部40は、図4に示すように、一対の側板41、41と、複数(本実施形態の例では3つ)のガスクーラ42A〜42Cと、複数の補助支持板43、44と、載置部45と、を備える。冷却部40は、図2の第1〜第3圧縮部21〜23、及び、増速機構25の下側に配置され、これらを下側から支持している。複数のガスクーラ42A、42B、42Cは、隣り合うガスクーラ42A、42B又は42B、42C同士が平行になるように、第2の方向に並んでいる。ガスクーラ42Aとガスクーラ42Bとの第2の方向における間隔は、ガスクーラ42Bとガスクーラ42Cとの同方向の間隔よりも大きい。
各ガスクーラ42A〜42Cは、一対の側板41、41間(側板本体410、410間)に架け渡されるように配置されている。各ガスクーラ42A〜42Cは、第1〜第3圧
縮部21〜23の下方に配置され、第1〜第3圧縮部21〜23から排気された気体を冷却する。図4及び図6に示すように、ガスクーラ42A〜42Cは、第1の方向に延びる円筒状(詳しくは、中空の略円柱形状)に形成されている。クーラ導入管421及びクーラ排気管422は、ガスクーラ42A〜42Cから延びる。図6の熱交換器423がガスクーラ42A〜42C内部に配置されている
クーラ導入管421は、図2に示すように、対応する第1〜第3圧縮部21〜23の圧縮部排気管218、228、238と接続される。クーラ導入管421は、第1〜第3圧縮部21〜23から排気された気体(第1〜第3圧縮部21〜23での圧縮によって昇温した気体)をガスクーラ42A〜42C内に導入する。
図4のクーラ排気管422は、図2に示すように、対応する第2及び第3圧縮部22、23の圧縮部導入管226、236(又は外部への気体の輸送管等)と接続され、図6に示す熱交換器423によって冷却された気体をガスクーラ42A〜42C内から外部に排気する。
熱交換器423は、第1〜第3圧縮部21〜23からガスクーラ42A〜42C内に導入(供給)された気体と、外部から供給される冷却流体(本実施形態では外部から供給される冷却水)とを熱交換させる。圧縮装置10の駆動時には、第1〜第3圧縮部21〜23が気体を順に圧縮し、ガスクーラ42A、42B、42Cがそれぞれ第1〜第3圧縮部21〜23での圧縮後の気体を冷却することによって、所望の圧力まで昇圧された所望の温度の気体が得られる。
図7に示すように、クーラ導入管421と圧縮部排気管218との接続部(ジョイント部)24は、フレキシブルジョイント構造を有する。ジョイント部24は、クーラ導入管421の端部と圧縮部排気管218の端部とを接続する筒状のゴムチューブ部材240と、ゴムチューブ部材240の周囲を周方向に囲む筒状の金属カバー部材241とを有する。筒状の金属カバー部材241の中心軸方向の両端部は、中心軸側に延び、クーラ導入管421の端部の外周面及び圧縮部排気管218の端部の外周面にそれぞれ設けられた周方向に延びる突条242(又は溝)と係合している。ジョイント部24は、クーラ導入管421の端部と圧縮部排気管218の端部との間隔の変動を許容すると共に、圧縮部排気管218の端部の中心軸がクーラ導入管421の端部の中心軸に対して傾斜可能となっている。図2の圧縮部排気管228、238と図4のクーラ導入管421との間にも、ジョイント部24と同様のフレキシブルジョイントが設けられる。また、図4のクーラ排気管422と図2の圧縮部導入管226、228及び気体を圧縮装置10の外部へと導く輸送管との間にも、接続部24と同様のフレキシブルジョイントが設けられる。
図6に示すように、ガスクーラ42A、42Bの上方に載置部45が設けられている。載置部45は、隣り合う2つのガスクーラ42A、42B上に架け渡されている。載置部45上には、図2の増速機構25が載置される。載置部45は、隣り合う2つのガスクーラ42A、42Bにそれぞれ溶接されている。図4及び図6に示すように、載置部45は中央部に開口(開口部)450を有する。載置部45の開口450は、平面視において、矩形状である。
圧縮装置10では、一対の側板41(図4参照)と、ガスクーラ42A、42Bと、載置部45と、図6に示すガスクーラ42Aの下端とガスクーラ42Bの下端とを接続するリザーバ底板260と、によってオイルリザーバ26が形成されている。オイルリザーバ26は、増速機構25に供給される潤滑油を貯留する。尚、ガスクーラ42A、42B間にオイルタンクを別途設けてもよい。また、オイルリザーバ26の設けられる場所は、ガスクーラ42A、42Bの間でなく、他の場所に設けられてもよい。
オイルリザーバ26内には、略水平方向に広がる板状のリザーバ仕切り板(仕切り板)262が設けられている。リザーバ仕切り板262は、載置部45の開口(開口部)450と上下方向に重なる。図6に示すように、リザーバ仕切り板262は、オイルリザーバ26内の空間Sの中央に設けられ、空間Sを上側領域S1と下側領域S2とに区分けする。図4に示すように、リザーバ仕切り板262は、第1の方向における左側の端部に連通部263を有し、連通部263が図6の上側領域S1と下側領域S2とを連通する。
図8は、図4に示すオイルリザーバ26の縦断面図である。オイルリザーバ26内の潤滑油の液面は、リザーバ仕切り板262よりも上方に位置する。オイルリザーバ26は、下側領域S2において連通部263とは反対側の端部に導出口269を有する。導出口269は、図2の油供給部30に接続されており、これにより、油供給部30は、導出口269からオイルリザーバ26内の潤滑油を吸引する。尚、図2では、油供給部30と導出口269とを接続する配管の図示を省略している。
圧縮装置10の駆動時には、図2に示す油供給部30によってオイルリザーバ26から図1に示す増速機構25の各ギア251、252A、253Aへと潤滑油が供給される。潤滑油は、増速機ハウジング255の底部の開口と図8に示す載置部45に設けられた開口450とを通過してオイルリザーバ26の上側領域S1に排出される。
オイルリザーバ26では、第1の方向において、リザーバ仕切り板262の連通部263とオイルリザーバ26の導出口269とが両端位置に設けられるため、潤滑油が上側領域S1に排出されてから導出口269に到達するまでの距離が確保され、潤滑油が増速機構25から排出される際に潤滑油に生じた泡が、オイルリザーバ26の導出口269から排出されることを抑制することができる。その結果、泡立った状態の潤滑油が増速機構25に供給されることを防ぐことができる。尚、オイルリザーバ26に貯留される潤滑油の界面(液面)がリザーバ仕切り板262より下方に位置しないよう、レベルゲージにて(人が目視で)界面を監視するか、レベルスイッチを設置して界面がリザーバ仕切り板262に近づいたときに警報を発するようにしてある。
図4に示すように、各側板41は、板状の側板本体410と、複数(本実施形態の例では2つ)の台座部412、413とをそれぞれ有する。側板本体410は、第2の方向、即ち、水平面内においてガスクーラ42A〜42Cの長手方向に垂直な方向に延びる。側板本体410は、ガスクーラ42A〜42Cの長手方向における両側の端部に固定され、ガスクーラ42A〜42Cを支持する。
図5に示すように、側板本体410は、各ガスクーラ42A〜42Cと対応する位置に当該ガスクーラ42A〜42Cの端部が嵌め込まれる複数(本実施形態の例では3つ)の穴部411をそれぞれ有する。本実施形態では、側板本体410の穴部411とこの穴部411に嵌め込まれた円柱状のガスクーラ42A〜42Cの周面とが溶接されている。これにより、各側板41(側板本体410)とガスクーラ42A〜42Cとが強固に連結される。
図2に示すように、複数の補助支持板43、44は、一対の側板41の間にそれぞれ配置されている。複数の補助支持板43、44には、一対の第1補助支持板43、43と、一対の第2補助支持板44、44とが含まれている。
第1補助支持板43及び第2補助支持板44は、板状の部材であり、圧縮装置10の設置面(図2の紙面)に対して起立した姿勢で、第2の方向に延びている。第1補助支持板43は、ガスクーラ42Aを下側から支持する。第1補助支持板43は、ガスクーラ42Aにそれぞれ溶接されている。第2補助支持板44は、ガスクーラ42B、42Cを下側から支持する。一対の第2補助支持板44は、ガスクーラ42A、ガスクーラ42Cに溶接されている。
各側板本体410における2つの台座部412、413は、側板本体410に沿って並ぶ(本実施形態では第2の方向に並ぶ)ように配置され、側板本体410並びに第1及び第2補助支持板43、44を下側から支持する。側板本体410は、台座部412、413に溶接されている。また、補助支持板43、44も台座部412、413に溶接されている。台座部412、413は、水平方向に広がる板状の部材である。平面視において、2つの台座部413が、複数のガスクーラ42A〜42Cの4つの角部49のうち圧縮装置10の後側に位置する2つの角部491に設けられる。また、他の2つの台座部412が、圧縮装置10の前側にて他の2つの角部492を形成するガスクーラ42Cと、ガスクーラ42Cに隣接する他のガスクーラ42Bとの間に設けられる。
以下の説明では、図5に示す側板本体410のうち、第2の方向において、台座部412の台座部413とは反対側に延びる部位を「側板延出部410A」と呼ぶ。また、図6に示す第2補助支持板44のうち、第2の方向において、台座部412よりも台座部413とは反対側に延びる部位を「補助支持板延出部44A」と呼ぶ。冷却部40では、図3及び図4に示す一対の側板延出部間410A、並びに、図4に示す一対の補助支持板延出部44Aにより、ガスクーラ42Cが支持されている。
図3に示す圧縮装置10では、一対の角鋼管415、415が各台座部412、413の下側に配置されている。角鋼管415は、第1の方向に延び、断面が略四角形の鋼管である。圧縮装置10は、一対の角鋼管415、415が各台座部412、413と基礎(土台)60の設置面61との間に挟まれるように、配置される。
以上、本実施形態に係る圧縮装置10について説明したが、円筒状のガスクーラ42A〜42Cの上側に第1〜第3圧縮部21〜23を配置した構成であっても、円筒状のガスクーラ42A〜42Cの両端に一対の側板41、41を溶接する簡単な構成によって、当該圧縮装置10を安定して設置することが可能になる。また、第1〜第3圧縮部21〜23がガスクーラ42A〜42Cの上方に配置されることにより、設置スペースの省スペース化を図ることができる。
圧縮装置10では、一対の側板41、41が各ガスクーラ42A〜42Cを支持しているため、複数の円筒状のガスクーラ42A〜42Cを有する圧縮装置10であっても安定して設置することができる。
ガスクーラ42A、42B上に載置部45を設けることにより、第1〜第3圧縮部21〜23をガスクーラ42A〜42C上により安定して載置することができる。
載置部45がガスクーラ42A〜42Cに溶接によって固定されているため、載置部45をガスクーラ42A〜42Cに容易に取り付けることができる。
オイルリザーバ26が載置部45の下方に設けられることによって、増速機構25へのオイルリザーバ26内の潤滑油の供給、及び増速機構25からオイルリザーバ26への潤滑油の排出が容易になる。隣り合う2つのガスクーラ42A、42Bの外側面がオイルリザーバ26の内表面を兼ねているため、圧縮装置10の構造を簡素化することができる。ガスクーラ42A〜42Cが側板41及び補助支持板43、44により支持されるため、圧縮装置10をより安定して設置することができる。
オイルリザーバ26内の潤滑油の液面と各ギア251、252A、253Aとの距離が十分に確保されることにより、圧縮機構25に供給された潤滑油がオイルリザーバ26内の液面に衝突して発生する飛沫が各ギア251、252A、253Aに接触することを防止することができ、ギア251、252A、253Aにおける機械損失を防止することができる。
冷却部40は、側板41が側板延出部410Aを有する、いわゆるオーバーハング構造であることにより、水平方向において基礎(土台)60より大型の圧縮装置10を、当該基礎60上に設置することができる。
本実施形態では、ジョイント部24のゴムチューブ部材240により、圧縮部排気管218、228、238とクーラ導入管421との端部間の間隔の変動や圧縮部排気管218、228、238の端部に対するクーラ導入管421の端部のずれを吸収することができる。ゴムチューブ部材240の周囲を囲む金属カバー部材241は、第1〜第3圧縮部21〜23から排気される高圧の気体がゴムチューブ部材240を通過するときの当該ゴムチューブ部材240の前記高圧による径方向の膨張を抑制することができる。
尚、本発明の圧縮装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
冷却部40のガスクーラの数は、3以外の他の数でもよい。各側板本体410を支持する台座部412、413の数は、それぞれ、3つ以上でもよい。第1補助支持板43及び第2補助支持板44の数は、2以外の他の数でもよい。上記実施形態の圧縮装置10では、側板41と第2補助支持板44とが異なる台座部によって支持されていてもよい。同様に、側板41と第1補助支持板43とが異なる台座部によって支持されていてもよい。
次に、圧縮装置の他の例について図9ないし図12を参照して説明する。図9は、圧縮装置の冷却部40の平面図である。オイルリザーバ26は、ガスクーラ42A、42B間に配置された一対の外壁部材(第1外壁部材271、第2外壁部材281)を有している。すなわち、オイルリザーバ26の外壁がガスクーラ42A、42Bとは独立した部材とされる。
図10は圧縮装置の冷却部40の上下方向における中央近傍部分を水平面内で切断した断面図である。冷却部40の長手方向(すなわち、第1の方向)において、オイルリザーバ26は一対の側板41に設けられた2つの開口部417と重なる2つの開口を有する。開口部417は図示省略の蓋部にて塞がれる。リザーバ底板260は、ガスクーラ42A側の第1外壁部材271の下端と、ガスクーラ42B側の第2外壁部材281の下端とを接続している。リザーバ底板260は、ガスクーラ42Aとガスクーラ42Bとの間の間隔よりも僅かに狭い幅を有する矩形状に形成されている。
図11および図12はそれぞれ図9のXI−XI線における断面図、および、XII−XII線における断面図である。第1外壁部材271はリザーバ底板260の第2の方向である幅方向の一端部から上方に延びており、ガスクーラ42Aの外面に隣接する位置を通っている。第2外壁部材281は、リザーバ底板260の幅方向の他端部から上方に延びており、ガスクーラ42Bの外面に隣接する位置を通っている。
図9および図10に示すように、第1の方向における第1外壁部材271の両端部および同方向における第2外壁部材281の両端部は一対の側板41に接続されている。
第1外壁部材271は、図11に示す平坦部272と図12に示す屈曲部273とを備えている。図9に示す例では、第1の方向の端部(左側の端部)に平坦部272が配置され、平坦部272に繋がるように屈曲部273が配置されている。
図11に示す平坦部272は上下方向に直線的に延びる平坦な部位である。図9に示すように、クーラ排気管422がオイルリザーバ26の長手方向における両側の端部に位置し、平坦部272は図9の左側のクーラ排気管422と第2の方向において隣り合う。図11に示すように、平坦部272が外側に向けて折れ曲がっていないため、第1外壁部材271とガスクーラ42Aのクーラ排気管422との干渉が回避される。
図12に示すように、屈曲部273は、下側部274と、下側部274の上側に位置する上側部275とを備える。下側部274は上下方向に直線的に延びる。上側部275はガスクーラ42A、42Bの中心よりも僅かに上側の位置にて第2壁部材281から離れる方向に折れ曲がる。下側部274および上側部275はそれぞれ、近接するガスクーラ42Aの接線に沿っている。
図9に示すように、第2外壁部材281は平坦部282と屈曲部283とを備えている。平坦部282は図9の右側に位置するガスクーラ42Bのクーラ排気管422と第2の方向において隣り合う。図11の平坦部272と同様に、平坦部282は上下方向に直線的に延び、これにより、第2外壁部材281とクーラ排気管422との干渉が回避される。図11及び図12に示すように、屈曲部283は下側部284と、下側部284の上側に位置する上側部285とを備える。下側部284は上下方向に直線的に延びる。上側部285は、ガスクーラ42A、42Bの中心よりも僅かに上側の位置にて第1壁部材271から離れる方向に折れ曲がっている。下側部284および上側部285はそれぞれ、近接するガスクーラ42Bの接線に沿って延びる。
オイルリザーバ26の下部では、第1外壁部材271の平坦部272の下側部分、屈曲部273の下側部274、第2外壁部材281の平坦部282(図9参照)の下側部分、および、屈曲部283の下側部284により、直方体形状の空間が形成される。さらに、オイルリザーバ26の上部では、第1外壁部材271の屈曲部273の上側部275、および、第2外壁部材281の屈曲部283の上側部285により、上方に向かって第2の方向の幅が漸次増大する略台形状の空間が形成される。屈曲部273,283が設けられることにより、オイルリザーバ26の体積を確保することができる。
以上、他の例に係る圧縮装置について説明したが、オイルリザーバ26とガスクーラ42A、42Bとの外壁部分が共通化されていると、万一、ドレン等によりガスクーラ42A、42Bに腐食が生じて穴が開いてしまった場合には、オイルリザーバ26からガスクーラ42A、42Bへ油が侵入してしまう可能性が生じる。圧縮装置の通常運転時では、ガスクーラ42A、42B内の圧力はオイルリザーバ26内の圧力よりも高いが、起動時または停止時には一時的にガスクーラ42A、42B内の圧力の方が低くなる(負圧になる)場合があるため、ガスクーラ42A、42Bへの油の侵入の可能性がより高まってしまう。
これに対し、本実施形態の圧縮装置では、オイルリザーバ26の第1外壁部材271および第2外壁部材281がそれぞれ、ガスクーラ42A、42Bの外壁部分とは別部材であるため、オイルリザーバ26からガスクーラ42A、42Bへ油が侵入してしまうことが防止される。さらに、第1外壁部材271および第2外壁部材281には、クーラ排気管422が近接して設けられる部位が平坦部272,282とされる。これにより、第1壁部材271および第2壁部材281がガスクーラ42Aのクーラ排気管422と干渉することが防止され、クーラ排気管422への油の侵入も防止される。なお、クーラ排気管422以外の配管がオイルリザーバ26に近接して設けられる場合であっても当該配管を避けるように平坦部が設けられてよい。
第1外壁部材271では、屈曲部273の下側部274および上側部275がそれぞれ、近接するガスクーラ42Aの接線に沿って延びることから、オイルリザーバ26の体積をより大きくすることができる。第2壁部材281の屈曲部283においても同様である。
第1外壁部材271では、屈曲部273の上側部275が、ガスクーラ42A、42Bの中心よりも上側の位置することから、上側部275の傾きを大きくすることができ、オイルリザーバ26の体積をより大きくすることができる。第2壁部材281の屈曲部283においても同様である。
[実施の形態の概要]
以上の実施形態をまとめると、以下の通りである。
即ち、上記の実施形態に係る圧縮装置は、気体を圧縮する圧縮部と、前記圧縮部の下方に配置され、前記圧縮部から排気された前記気体を冷却する円筒状のガスクーラと、前記ガスクーラの長手方向における両側の端部に溶接によって固定され、前記ガスクーラを支持する一対の側板と、を備える。
このように、円筒状のガスクーラの上側に圧縮部を配置した構成であっても、円筒状のガスクーラの両端に一対の側板を溶接する簡単な構成によって、当該圧縮装置を安定して設置することが可能になる。また、圧縮部がガスクーラの上方に配置されることにより、設置スペースの省スペース化を図ることができる。
また、前記圧縮装置は、前記圧縮部を含む複数の圧縮部と、前記ガスクーラを含み、前記複数の圧縮部から排気される気体を冷却する円筒状の複数のガスクーラと、を備える。そして、前記複数のガスクーラは、水平面内において前記長手方向に垂直な方向に配列される。また、前記一対の側板は、前記複数のガスクーラを支持する。
かかる構成によれば、一対の側板が各ガスクーラを支持しているため、複数の円筒状のガスクーラを有する圧縮装置であっても安定して設置することができる。
また、前記圧縮装置は、隣り合う2つの前記ガスクーラ上に架け渡される載置部を備える。そして、前記複数の圧縮部が前記載置部上に載置される。
このように、ガスクーラ間に載置部を架け渡すことによって、複数の圧縮部を円筒状のガスクーラ上に安定して載置することができる。
また、前記圧縮装置では、前記載置部は、前記ガスクーラに溶接によって固定されている。
かかる構成によれば、載置部をガスクーラに容易に取り付けることができる。
また、前記圧縮装置は、前記載置部上に載置され、モータからの動力を前記複数の圧縮部に伝達する伝達機構と、前記隣り合う2つのガスクーラの間に位置し、前記伝達機構に供給される潤滑油を貯留するオイルリザーバと、を備える。
このように、オイルリザーバが載置部の下方に設けられることによって、伝達機構へのオイルリザーバ内の潤滑油の供給、及び伝達機構からオイルリザーバへの潤滑油の排出が容易になる。
また、前記圧縮装置では、前記載置部は、前記伝達機構から排出される潤滑油を前記オイルリザーバに導く開口部を備える。そして、前記オイルリザーバは、当該オイルリザーバ内の空間を上下に仕切り、且つ前記開口部と上下方向に重なる仕切り板と、前記仕切り板より下方側に設けられ、前記潤滑油を外部へ導出する導出口と、を備える。また、前記仕切り板は、前記空間の上側領域と下側領域とを連通する連通部を備える。
仕切り板が設けられることにより、オイルリザーバ内の潤滑油の界面に生じた泡が導出口から伝達機構へと流れてしまうことが抑制される。
また、前記圧縮装置では、前記隣り合う2つのガスクーラの外側面が前記オイルリザーバの内表面を兼ねる。
かかる構成によれば、構造を簡素化することができる。
また、前記圧縮装置は、平面視において、前記複数のガスクーラの4つの角部のうちの前記長手方向における2つの角部に設けられ、前記一対の側板を支持する2つの台座部と、残りの2つの角部を形成するガスクーラと前記ガスクーラに隣接する他のガスクーラとの間に位置し、前記一対の側板を支持する他の2つの台座部と、を備える。
このように、側板が前記他の台座部よりも前記2つの台座と反対側に突出する構造(いわゆるオーバーハング構造)とすることにより、水平方向において基礎(土台)より大型の圧縮装置を、当該基礎上に設置することができる。
また、前記圧縮装置は、前記一対の側板の間に配置され、前記複数のガスクーラを支持する複数の補助支持板をさらに備える。そして、前記複数の補助支持板が、前記他の2つの台座部から前記2つの台座部とは反対側に突出する。
かかる構成によれば、円筒状のガスクーラが一対の側板に支持されると共に各補助支持板によっても支持されるため、圧縮装置をより安定して設置することができる。
また、前記圧縮装置は、前記一対の側板の間に配置され、前記複数のガスクーラを支持する補助支持板をさらに備える。
かかる構成によれば、円筒状のガスクーラが一対の側板に支持されると共に補助支持板によっても支持されるため、圧縮装置をより安定して設置することができる。
また、前記圧縮装置は、前記圧縮部において圧縮した気体を排気する排気管の端部と、前記圧縮部が排気した気体を前記ガスクーラ内に導入する導入管の端部と、を接続するジョイント部を備える。そして、前記ジョイント部は、前記排気管の端部と前記導入管の端部との間隔の変動を許容すると共に前記排気管の端部の中心軸が前記導入管の端部の中心軸に対して傾斜可能なフレキシブルジョイント構造を有する。
かかる構成によれば、圧縮部の排気管とガスクーラの導入管との接続部位に設けられたジョイント部によって、前記排気管と前記導入管とのずれを吸収することができる。
また、前記圧縮装置では、前記ジョイント部は、前記排気管の端部と前記導入管の端部とを接続する筒状のゴムチューブ部材と、前記ゴムチューブ部材の周囲を周方向に囲む筒状の金属カバー部材とを有する。
かかる構成によれば、柔軟性を有するゴムチューブ部材が、排気管と導入管との端部間の間隔の変動、及び排気管の端部の中心軸に対する導入管の端部の中心軸の角度の変動を吸収すると共に、ゴムチューブ部材の周囲を囲む金属カバー部材が、圧縮部から排気される高圧の気体がゴムチューブ部材を通過するときの当該ゴムチューブ部材の前記高圧による径方向の膨張を抑制する。
前記オイルリザーバは、隣り合う2つのガスクーラの間に配置された一対の外壁部材を有している。
かかる構成によれば、万一、ガスクーラの外壁に腐食等によって孔が開いた場合でも、オイルリザーバ内の潤滑油がガスクーラ内に浸入するのを防止できる。
前記一対の外壁部材はそれぞれ、配管が近接する位置にて、上下方向に延びる平坦な部位である平坦部をさらに備える。
かかる構成によれば、配管がガスクーラに近接して設けられる場合であっても、配管へ油が侵入してしまうことを防止することができる。
前記一対の外壁部材はそれぞれ、上下方向に延びる下側部と、前記下側部の上側に位置し、他方の外壁部材から離れる方向に折れ曲がった上側部を有する屈曲部とを備える。
かかる構成によれば、オイルリザーバの容量を大きくすることができる。
前記圧縮装置では、前記上側部が、前記隣り合う2つのガスクーラの中心よりも上側に位置する。
かかる構成によれば、上側部の傾きを大きくすることができ、オイルリザーバの体積をより大きくすることができる。
前記圧縮装置では、前記下側部および前記上側部がそれぞれ、近接するガスクーラの接線に沿って延びる。
かかる構成によれば、上側部の傾きを大きくすることができ、オイルリザーバの体積をより大きくすることができる。
本発明は、圧縮装置を提供する。

Claims (13)

  1. 気体を圧縮する圧縮部を含む複数の圧縮部と、
    前記圧縮部の下方に配置され、前記圧縮部から排気された前記気体を冷却する円筒状のガスクーラを含み、前記複数の圧縮部から排気される気体を冷却する円筒状の複数のガスクーラと、
    前記ガスクーラの上方に設けられ、前記圧縮部が載置される載置部と、
    前記ガスクーラの長手方向における両側の端部が嵌め込まれる穴部を有し、前記穴部と前記穴部に嵌め込まれた前記ガスクーラの周面とが溶接されていることによって固定され、前記複数のガスクーラを支持する一対の側板と、
    平面視において、前記複数のガスクーラの4つの角部のうちの前記長手方向における2つの角部に設けられ、前記一対の側板を支持する2つの台座部と、
    残りの2つの角部を形成するガスクーラと前記ガスクーラに隣接する他のガスクーラとの間に位置し、前記一対の側板を支持する他の2つの台座部と、を備え
    前記複数のガスクーラは、水平面内において前記長手方向に垂直な方向に配列される、圧縮装置。
  2. 気体を圧縮する圧縮部を含む複数の圧縮部と、
    前記圧縮部の下方に配置され、前記圧縮部から排気された前記気体を冷却する円筒状のガスクーラを含み、前記複数の圧縮部から排気される気体を冷却する円筒状の複数のガスクーラと、
    前記ガスクーラの上方に設けられ、前記複数の圧縮部が載置される載置部と、
    前記ガスクーラの長手方向における両側の端部が嵌め込まれる穴部を有し、前記穴部と前記穴部に嵌め込まれた前記ガスクーラの周面とが溶接されていることによって固定され、前記複数のガスクーラを支持する一対の側板と、
    前記載置部上に載置され、モータからの動力を前記複数の圧縮部に伝達する伝達機構と、
    隣り合う2つのガスクーラの間に位置し、前記伝達機構に供給される潤滑油を貯留するオイルリザーバと、を備え、
    前記複数のガスクーラは、水平面内において前記長手方向に垂直な方向に配列され、
    前記載置部は、前記隣り合う2つの前記ガスクーラ上に架け渡され、
    前記オイルリザーバは、前記隣り合う2つのガスクーラの間に配置された一対の外壁部材を有し、
    前記一対の外壁部材はそれぞれ、
    上下方向に延びる下側部と、前記下側部の上側に位置し、他方の外壁部材から離れる方向に折れ曲がった上側部と、を有する屈曲部を備える、圧縮装置。
  3. 請求項に記載の圧縮装置において、
    前記載置部は、隣り合う2つの前記ガスクーラ上に架け渡され、
    前記複数の圧縮部が前記載置部上に載置される、圧縮装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧縮装置において、
    前記載置部は、前記ガスクーラに溶接によって固定されている、圧縮装置。
  5. 請求項1又は3に記載の圧縮装置において、
    前記載置部上に載置され、モータからの動力を前記複数の圧縮部に伝達する伝達機構と、
    前記隣り合う2つのガスクーラの間に位置し、前記伝達機構に供給される潤滑油を貯留するオイルリザーバと、を備える、圧縮装置。
  6. 請求項2又は5に記載の圧縮装置において、
    前記載置部は、前記伝達機構から排出される潤滑油を前記オイルリザーバに導く開口部を備え、
    前記オイルリザーバは、
    当該オイルリザーバ内の空間を上下に仕切り、且つ前記開口部と上下方向に重なる仕切り板と、
    前記仕切り板より下方側に設けられ、前記潤滑油を外部へ導出する導出口と、を備え、
    前記仕切り板は、前記空間の上側領域と下側領域とを連通する連通部を備える、圧縮装置。
  7. 請求項に記載の圧縮装置において、
    前記隣り合う2つのガスクーラの外側面が前記オイルリザーバの内表面を兼ねる、圧縮装置。
  8. 請求項に記載の圧縮装置において、
    平面視において、前記複数のガスクーラの4つの角部のうちの前記長手方向における2つの角部に設けられ、前記一対の側板を支持する2つの台座部と、
    残りの2つの角部を形成するガスクーラと前記ガスクーラに隣接する他のガスクーラとの間に位置し、前記一対の側板を支持する他の2つの台座部と、を備える、圧縮装置。
  9. 請求項1又は8に記載の圧縮装置において、
    前記一対の側板の間に配置され、前記複数のガスクーラを支持する複数の補助支持板をさらに備え、
    前記複数の補助支持板が、前記他の2つの台座部から前記2つの台座部とは反対側に突出する、圧縮装置。
  10. 請求項のいずれか1項に記載の圧縮装置において、
    前記一対の側板の間に配置され、前記複数のガスクーラを支持する補助支持板をさらに備える、圧縮装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の圧縮装置において、
    前記圧縮部において圧縮した気体を排気する排気管の端部と、前記圧縮部が排気した気体を前記ガスクーラ内に導入する導入管の端部と、を接続するジョイント部を備え、
    前記ジョイント部は、前記排気管の端部と前記導入管の端部との間隔の変動を許容すると共に前記排気管の端部の中心軸が前記導入管の端部の中心軸に対して傾斜可能なフレキシブルジョイント構造を有する、圧縮装置。
  12. 請求項11に記載の圧縮装置において、
    前記ジョイント部は、前記排気管の端部と前記導入管の端部とを接続する筒状のゴムチューブ部材と、前記ゴムチューブ部材の周囲を周方向に囲む筒状の金属カバー部材とを有する、圧縮装置。
  13. 請求項に記載の圧縮装置において、
    前記一対の外壁部材はそれぞれ、
    前記ガスクーラから延びる配管が近接する位置にて上下方向に延びる平坦な部位である平坦部をさらに備える、圧縮装置。
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