JP6300484B2 - 清掃シートおよび清掃用具 - Google Patents

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Description

本発明は、清掃対象を清掃するための清掃シートおよび清掃用具に関する。
特開平11−295号公報には、主に床を清掃するための清掃シートが開示されている。この清掃シートは、保持具に保持されて使用される。また、この清掃シートは、網状シートと、繊維ウェブとを積層し、これらを水流交絡等により絡合することにより形成される。
特開平11−295号公報に記載された清掃シートは、網状シートに絡合された繊維ウェブの繊維が脱落するおそれがあった。
特開平11−295号公報
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、清掃シートおよび清掃用具に関する一層合理的な構築技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る清掃用シートの好ましい形態によれば、保持具に取り付けることにより使用される清掃シートであって、前記清掃シートは、長手方向と、前記長手方向と交差する方向である長手交差方向に延在するとともに可撓性を有する基部と、繊維束と、第1面と、前記第1面と対向する面である第2面とを有し、前記基部は、前記第1面側に位置する第1領域と、前記第2面側に位置する第2領域と、不織布とを有し、前記繊維束は、複数の長繊維の集合体により形成され、前記基部の前記第1面側に配置されているとともに、複数の第1接合部によって前記基部に接合され、前記繊維束は、隣り合う前記第1接合部の間において、前記長繊維が存在する密繊維領域と、前記密繊維領域よりも存在する前記長繊維が少ない疎繊維領域とを有し、前記密繊維領域により、前記基部に対して突出する領域である第1突出領域が形成され、前記疎繊維領域により、前記第1突出領域よりも前記基部に対して突出していない領域である第1窪み領域が形成され、前記不織布は、複数の、長繊維である不織布構成繊維体により構成され、前記複数の不織布構成繊維体は、接合促進部と接合抑制部により形成される複数の第3接合部により接合され、これにより、接合抑制部において接合されている不織布構成繊維体は、接合促進部において接合されている不織布構成繊維体より剥離しやすい構成であり、前記複数の不織布構成繊維体は、互いに絡合することによって絡合繊維領域を形成し、前記第1領域は、前記第1突出領域と前記第1窪み領域とを有し、前記第2領域を前記保持具側に向けた状態において前記清掃シートを前記保持具に取り付けた場合に、前記第1領域は第1清掃領域を形成し、前記第1清掃領域は、前記第1突出領域と前記第1窪み領域とにより形成され、塵芥を捕捉する領域である第1捕捉部を有し、前記第2領域は、前記第1領域を前記保持具側に向けた状態において前記清掃シートを前記保持具に取り付けた場合に、前記保持具と前記基部との間に位置する前記第1突出領域および前記第1窪み領域により前記基部が撓むことによって、前記保持具に対して突出する領域である第2突出領域と、前記第2突出領域よりも前記保持具に対して突出していない領域である第2窪み領域とが形成され、前記第1領域を前記保持具側に向けた状態において前記清掃シートを前記保持具に取り付けた場合に、前記第2領域は第2清掃領域を形成し、前記第2清掃領域は、前記第2突出領域と、前記第2窪み領域と、前記絡合繊維領域とにより形成され、塵芥を捕捉する領域である第2捕捉部を有する。
本発明に係る清掃シートにおいては、第1領域により清掃する場合は、第1突出領域と第1窪み領域とにより良好に清掃作業を行うことができる。また、第2領域により清掃する場合は、第2突出領域と第2窪み領域とにより良好に清掃作業を行うことができる。
本発明に係る清掃シートのさらなる形態によれば、前記第2突出領域は、前記第1領域において前記第1突出領域が形成されている領域に対応する、前記第2領域における少なくとも一部の領域に形成される。
本発明に係る清掃シートのさらなる形態によれば、前記第2窪み領域は、前記第1領域において前記第1窪み領域が形成されている領域に対応する、前記第2領域における少なくとも一部の領域に形成される。
本発明に係る清掃シートのさらなる形態によれば、前記基部は、光線透過率が75〜90パーセントであり、前記第1領域側から前記第2領域側を視認することが可能である。
本発明に係る清掃シートのさらなる形態によれば、前記基部は、光線透過率が75〜90パーセントであり、前記第2領域側から前記第1領域側を視認することが可能である。
本発明に係る清掃シートのさらなる形態によれば、前記清掃シートは、前記長手交差方向上の両端部を含む領域に、前記保持具に固定される固定領域を有する。
この固定領域により、清掃シートを保持具に対し、良好に保持させることが可能となる。
本発明に係る清掃シートのさらなる形態によれば、前記清掃シートは、前記長手方向に延びるとともに前記第1面における前記長手交差方向上の端部領域を、前記第1面における中央領域の方向に向かって折り返す第1折り返し部を有し、前記清掃シートを前記第1折り返し部により折り返すことによって、前記第1面における前記固定領域を、前記保持具に固定する。
本発明に係る清掃シートのさらなる形態によれば、前記清掃シートは、前記長手方向に延びるとともに前記第2面における前記長手交差方向上の端部領域を、前記第2面における中央領域の方向に向かって折り返す第2折り返し部を有し、前記清掃シートを前記第2折り返し部により折り返すことによって、前記第2面における前記固定領域を、前記保持具に固定する。
上記課題を解決するため、本発明に係る清掃用具の好ましい形態によれば、保持具と、前記保持具に取り付けることにより使用される清掃シートとを有する清掃用具であって、前記保持具は、使用者に把持される把持部と、前記清掃シートを保持するための保持部と、前記保持部に保持された前記清掃シートが当接される当接部を有し、前記清掃シートとして、前述した清掃シートのいずれかを用いている。
本発明に係る清掃用具においては、第1領域により清掃する場合は、第1突出領域と第1窪み領域とにより良好に清掃作業を行うことができる。また、第2領域により清掃する場合は、第2突出領域と第2窪み領域とにより良好に清掃作業を行うことができる。
本発明によれば、清掃シートおよび清掃用具に関する一層合理的な構築技術を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る清掃用具の全体構成を示す斜視図である。 清掃体の概要を示す斜視図である。 清掃体の各構成要素を示す平面図である。 図3のI−I線における断面方向からみた分解図である。 図3のII−II線における断面図である。 図3のIII−III線における断面図である。 第1清掃領域の説明図である。 不織布領域の説明図である。 不織布領域の説明図である。 第1清掃領域の作用を示す説明図である。 第2清掃領域の説明図である。 開口の作用を示す説明図である。 絡合繊維領域を示す説明図である。 第1変形例を示す説明図である。 第1変形例の作用を示す説明図である。 第2変形例を示す説明図である。 第2変形例を示す断面図である。
(清掃用具の概略)
以下、本発明の実施形態について、図1〜図13を参照しつつ詳細に説明する。まず、本発明における「清掃用具」の一実施の形態である清掃用具Aの構成につき説明する。この清掃用具Aを用いて清掃される清掃対象としては、一戸建て、マンション、ビル、工場、車両などの室内、室外、屋外における被清掃面(床面、壁面、窓、天井面、外壁面、家具面、衣類、カーテン、寝具、照明、家電品など)や、人体の各構成部位における被清掃面などが挙げられる。これら各種の被清掃面は、平面として構成されてもよいし、或いは曲面、凹凸面、段差面として構成されてもよい。
なお、本発明における清掃用具Aは、保持具200と、保持具200に取り付けられて使用される清掃体100とを有する。この内、特に保持具にあっては、被清掃面によりその構成が異なる。本発明に係る実施形態においては、特に床面の清掃に適した保持具200につき説明を行う。清掃体100は、使い捨ての清掃体であってもよく、洗濯等により繰り返し使用される清掃体であっても良い。以下においては、使い捨ての清掃体100として説明する。
この清掃用具Aが、本発明に係る「清掃用具」の一例である。この保持具200が、本発明に係る「保持具」の一例である。この清掃体100が、本発明に係る「清掃シート」の一例である。
(保持具の構成)
図1に示すように、清掃用具Aは、保持具200と清掃体100で構成されている。保持具200は、清掃体100を着脱可能に保持するように構成されている。本発明の実施形態に係る保持具200は、床面を清掃するために提案された様々な保持具を適宜使用することができる。
保持具200は、使用者に把持される把持部210と、把持部210から延在するパイプ部250と、ヘッド部220と、パイプ部250とヘッド部220とを連結する連結部260を有する。パイプ部250は、複数のパイプ部材を連結することにより長尺状に形成される。連結部260は、パイプ部250(把持部210)に対して、ヘッド部220が回動自在となるように形成されている。
この把持部210が、本発明に係る「把持部」の一例である。
ヘッド部220は、使用者が床面を清掃する際に、使用者側に向けられる第1ヘッド面220Z1を有する。ヘッド部220は、第1ヘッド面220Z1と対向する面である第2ヘッド面220Z2を有する。第2ヘッド面220Z2は、使用者が床面を清掃する際に、床側に向けられる面である。
第1ヘッド面220Z1は、清掃体100を保持するための保持部230を有する。上述の通り、保持部230の構成は、この種の保持部における種々の構成を適宜選択することができる。例えば、保持部230は、弾性を有する合成樹脂による板状部材と、当該板状部材に設けたスリットとにより形成することができる。この場合、使用者は、スリットに清掃体100を押し込むことにより、清掃体100と保持具200とを固定することができる。なお、後述の通り、保持部230に固定される清掃体100の領域は、固定領域161とされる。保持部230は、着脱自在に清掃体100を保持する。
この保持部230が、本発明に係る「保持部」の一例である。
第2ヘッド面220Z2は、保持部230に取り付けられた清掃体100が当接される当接部240を形成する。当接部240の構成は、この種の当接部における種々の構成を適宜選択することができる。例えば、当接部240は、弾性を有する合成樹脂性の発泡体により形成することができる。また、当接部240の表面として、凹凸を形成することができる。
この当接部240が、本発明に係る「当接部」の一例である。
(清掃体の構成)
清掃体100の構成を、図1〜図9に基づき説明する。図2は、清掃体100の概要を示す。清掃体100は、シート状であり、長手方向Yと、長手方向Yと交差する方向である長手交差方向Xと、長手方向Yと長手交差方向Xの双方に交差する方向である厚み方向Zとに延在する。この長手方向Yが、本発明に係る「長手方向」の一例である。この長手交差方向Xが、本発明に係る「長手交差方向」の一例である。
清掃体100は、長手方向Y上の端部100Yと、長手交差方向X上の端部100Xとを有する。清掃体100において、長手方向Y上の端部100Yを含む領域は長手方向端部領域100Y1とされる。清掃体100において、長手交差方向X上の端部100Xを含む領域は長手交差方向端部領域100X1とされる。清掃体100において、長手方向端部領域100Y1と、長手交差方向端部領域X1とを構成しない領域は、中央領域100C1とされる。この長手方向交差端部領域100X1が、本発明に係る「長手交差方向上の両端部を含む領域」の一例である。この中央領域100C1が、本発明に係る「中央領域」の一例である。
清掃体100は、第1面100Z1と、当該第1面100Z1と対向する面である第2面100Z2とを有する。この第1面100Z1が、本発明に係る「第1面」の一例である。この第2面100Z2が、本発明に係る「第2面」の一例である。
本発明に係る実施形態において、清掃体100は長方形である。一方、清掃体100の形状はどのような形状でも良い。例えば、正四角形、多角形、円形などでも良い。清掃体100が正四角形や真円形の場合、長手方向Yは、任意の方向である第1方向により規定することができる。この際、長手交差方向Xは、当該第1方向と交差する方向により規定することができる。
図3は、清掃体100を第1面100Z1から見た状態の平面図である。図4は、図3におけるI-I線の断面方向から見た分解図である。
清掃体100は、基部130と、基部130に接合された側方シート部160とを有する。側方シート部160は、基部130における長手交差方向X上の端部を含む領域において、基部130と接合される。側方シート部160は、第1面100Z1側と、第2面100Z2側とにそれぞれ設けられる。すなわち、基部130は、第1面100Z1側の側方シート部160と、第2面100Z2側の側方シート部160とにより挟まれる。基部130と側方シート部160の接合は、後述する第1接合部150と接着剤(図示せず)とにより行われる。この基部130が、本発明に係る「基部」の一例である。
側方シート部160は、不織布により形成される。不織布としてはスパンボンド不織布、スルーエア不織布、スパンレース不織布等を使用することができる。なお、側方シート部160の不織布を構成する繊維は、熱可塑性繊維が好ましい。本発明においては、芯部がポリエステル(PET)、鞘部がポリエチレン(PE)による芯鞘複合繊維が使用される。
図1に示すように、清掃体100を、保持具200のヘッド部220に取り付けた場合には、側方シート部160を有する領域が第1ヘッド面220Z1側に折り返される。この清掃体100における「折り返された領域」は、ヘッド部220の当接部240に当接しない領域となる。第1ヘッド面220Z1に折り返された側方シート部160の一部は、保持具200の保持部230に固定される。この保持部230に固定される領域は、固定領域161とされる。固定領域161においては、側方シート部160に多数の切込み(図示せず)を設けることができる。この多数の切込みにより、固定領域161が容易に変形される。よって、固定領域161を容易に保持部230に固定することができる。この固定領域161が、本発明に係る「固定領域」の一例である。
清掃体100をヘッド部220に取り付けた際に、当接部240に当接する基部130の領域において、第1面100Z1側の領域が第1領域110を形成する。清掃体100をヘッド部220に取り付けた際に、当接部240に当接する基部130の領域において、第2面100Z2側の領域が第2領域120を形成する。この第1領域110が、本発明に係る「第1領域」の一例である。この第2領域120が、本発明に係る「第2領域」の一例である。
ここで、清掃体100を保持具200に取り付ける際の動作を説明する。まず、基部130の第1領域110を、当接部240に当接させた場合の動作につき説明する。はじめに、清掃シート100の第1面100Z1(基部130の第1領域110)を、当接部240に当接させる。次に、第1面100Z1における長手交差方向端部領域100X1を、第1面100Z1における中央領域100C1の方向に向かって折り返す。この際、当該折り返し作業に伴い、第1折り返し部161Aが形成される。この第1折り返し部161Aが、本発明に係る「第1折り返し部」の一例である。
第1折り返し部161Aにより折り返された領域は、側方シート部160を有する。第1折り返し部161Aにより折り返された領域は、ヘッド部220の第1ヘッド面220Z1上へ配置される。そして、第1面100Z1における固定領域161を、保持具200の保持部230に固定する。これにより、基部130の第1領域110を、当接部240に当接させた状態で、清掃体100を保持具200に固定することができる。
次に、基部130の第2領域120を、当接部240に当接させた場合の動作につき説明する。はじめに、清掃シート100の第2面100Z2(基部130の第2領域120)を、当接部240に当接させる。次に、第2面100Z2における長手交差方向端部領域100X1を、第2面100Z1における中央領域100C1の方向に向かって折り返す。この際、当該折り返し作業に伴い、第2折り返し部161Bが形成される。この第2折り返し部161Bが、本発明に係る「第2折り返し部」の一例である。
第2折り返し部161Bにより折り返された領域は、側方シート部160を有する。第2折り返し部161Bにより折り返された領域は、ヘッド部220の第1ヘッド面220Z1上へ配置される。そして、第2面100Z2における固定領域161を、保持具200の保持部230に固定する。これにより、基部130の第2領域120を、当接部240に当接させた状態で、清掃体100を保持具200に固定することができる。
清掃体100の第1面100Z1は、第1領域110を含む領域に、複数の長繊維の集合体により形成された繊維束113を有する。繊維束113は、基部130上に配置される。さらに繊維束113は、繊維束113における長手交差方向X上の端部を含む領域が、基部130と側方シート部160とにより挟まれる。このような状態において、繊維束113は、基部130および側方シート部160に第1接合部150により接合される。
すなわち、第1接合部150は、第1領域110においては、繊維束113と基部130とを接合する。また、第1接合部150は、第1領域110以外の領域においては、繊維束113と、基部130と、側方シート部160とを接合する領域を有する。さらに、第1接合部150は、第1領域110以外の領域においては、基部130と、側方シート部160とを接合する領域を有する。
この繊維束113が本発明に係る「繊維束」である。この第1接合部150が、本発明に係る「接合部」の一例である。
繊維束113は、長手方向Yに繊維配向性を有する長繊維の集合体により形成される。この長繊維は熱可塑性繊維であり、本発明においては、芯部がポリエステル(PET)、鞘部がポリエチレン(PE)による芯鞘複合繊維が使用される。繊維束113は、典型的にはトウ繊維を開繊することにより得られる。
なお、基部130および繊維束113には、着塵油剤(図示せず)が付与される。着塵油剤としては、種々のものを採用することができる。本発明の実施形態に係る清掃体100において、着塵油剤は流動パラフィンが使用される。
第1接合部150は、繊維束113と、基部130と、側方シート部160とにおける所望の領域を、熱溶着することにより設けられる。第1接合部150は、任意の数により複数個設けられる。一方、第1接合部150は、ソニックシール、縫製、粘着剤による接合等の手段を選択することもできる。
繊維束113は、塵芥を捕捉するための第1捕捉部111を形成する。
繊維束113は、隣り合う第1接合部150同士の間にて切断される。なお、繊維束113を切断するにあたっては、カッターにより繊維束113の所望の領域を切断する。この切断作業は、繊維束113と基部130とに対して行われる。よって、この切断作業によって、繊維束113には疎繊維領域111Dが形成され、基部130には開口141が形成される。この疎繊維領域111Dが、本発明に係る「疎繊維領域」の一例である。
繊維側113における疎繊維領域111Dおよび基部130における開口141は、所望の領域において複数個形成される。
なお、開口141は後述する通り、第1領域110と第2領域120とをつなぐ通路領域141Aを形成する。
図5は、図3におけるII−II線の断面図である。この図3におけるII−II線は、疎繊維領域111D(開口141)が形成されていない領域を通過している。すなわち、図5は、繊維束113が切断されていない領域を示す。図5において、隣り合う第1接合部150に亘る繊維束113は、第1捕捉部111を形成する。
図6は、図3におけるIII−III線の断面図である。この図3におけるIII−III線は、疎繊維領域111D(開口141)が形成されている領域を通過している。切断された繊維束113は、第1接合部150により基部130に固定された端部と、自由端とを有する。よって、当該切断された繊維束113は、自由端を有するため、移動し絡まりやすいものである。そして切断された繊維束113は、絡まることにより密繊維領域111Bを形成する。この密繊維領域111Bが、本発明に係る「密繊維領域」の一例である。
なお、切断された繊維束113が絡まることにより密繊維領域111Bが形成される。よって、繊維束113の切断箇所に相当する疎繊維領域111Dは、密繊維領域111Bよりも繊維が少ない領域であるということができる。なお、密繊維領域111Bにおける繊維の絡まり状態によっては、疎繊維領域111Dは、繊維が存在しない領域となる場合があり得る。本発明における疎繊維領域111Dは、密繊維領域111Bが形成された結果生ずる、繊維が存在しない領域をも含むものである。
図6は、設計上もしくは製造直後の状態を示すものである。一方、図7は、使用者が清掃体100をパッケージから取り出した後の状態を示す。すなわち、図7は、清掃体100を実際に使用する状態や、清掃体100を使用している状態、もしくは清掃体100を使用した後の状態を示す。密繊維領域111Bにおける繊維束113は、繊維同士が絡み合うことにより基部130に対して突出する第1突出領域111Aを形成する。一方、疎繊維領域111Dにおいては、第1突出領域111Aよりも基部130に対して突出していない領域が形成される。すなわち、疎繊維領域111Dは、第1突出領域111Aに対して窪んでいる第1窪み領域111Cを形成する。この第1突出領域111Aが、本発明に係る「第1突出領域」の一例である。この第1窪み領域111Cが、本発明に係る「第1窪み領域」の一例である。
図8は、第2面100Z2における基部130を示す説明図である。図9は、第2面100Z2における基部130であって、第1接合部150および開口141が形成されている領域を示す説明図である。
第2面100Z2において、特に第2領域120は、基部130が露出されることにより形成される。基部130は、不織布により形成される。すなわち、基部130は、繊維により形成される不織布構成繊維体132を有する。なお、不織布構成繊維体は、不織布繊維構成体とも称される。第2領域120は、露出された基部130により不織布領域131が形成される。不織布領域131は、塵芥を捕捉するための第2捕捉部121を形成する。
この不織布構成繊維体132が、本発明に係る「不織布構成繊維体」の一例である。この不織布が、本発明に係る「不織布」の一例である。この不織布領域131が、本発明に係る「不織布領域131」の一例である。
本実施形態に係る基部130を構成する不織布としては、スパンボンド不織布が使用される。すなわち、長繊維である不織布構成繊維体132は、第2接合部133により固定される。第2接合部133は、エンボス加工により、不織布構成繊維体132を熱溶着することにより形成される。第2接合部133は、所望の領域に対し複数個形成される。
不織布構成繊維体132の内、第2接合部133同士の間に位置するものは、第1不織布構成繊維体1321を形成する。この第1不織布構成繊維体1321は、その両端が、第2接合部133に接合されている不織布構成繊維体132であるということができる。
また、不織布構成繊維体132の内、一方の端部が第1接合部150と接続しているものは、第2不織布構成繊維体1322を形成する。
また、基部130に開口141を形成する際に、切断された不織布構成繊維体132が存在する。このような不織布構成繊維体132は、一方の端部が自由端とされている。この開口141の形成にあたり一方の端部が自由端となった不織布構成繊維体132は、第3不織布構成繊維体1323を形成する。
複数の不織布構成繊維体132は、互いに絡合することにより絡合繊維領域134を形成する。特に、第3不織布構成繊維体1323においては、一方の端部が自由端である。よって第3不織布構成繊維体1323は移動しやすく、他の不織布構成繊維体132と絡合しやすい。絡合繊維領域134の内、第3不織布構成繊維体1323を有するものは、第1絡合繊維領域134Aを形成する。
第1領域110における第1突出領域111Aと対向する第2領域120上の領域には、突出形成領域121Cが形成される。また、第1領域110における第1窪み領域111Cと対向する第2領域120上の領域には、窪み形成領域121Dが形成される。
ここで、第1領域110を当接部240に向けた状態で、清掃体100を保持具200に取り付けた場合を説明する。この場合、当接部240と基部130との間に第1突出領域111Aおよび第1窪み領域111Cが配置される。基部130は、不織布により形成されているため可撓性を有する。よって、基部130は、第1突出領域111Aおよび第1窪み領域111Cの形状に沿って撓み、第2領域120における表面形状を変化させる。すなわち、第2領域120は、第1突出領域111Aと対向する領域である突出形成領域121Cが、保持具200に対し突出する。したがって、突出形成領域121Cに、第2突出領域121Aが形成される。また、第1窪み領域111Cに対向する領域である窪み形成領域121Dは、第2突出領域121Aよりも保持具200に対し突出しない領域となる。したがって、窪み形成領域121Dに、第2窪み領域121Bが形成される。
この第2突出領域121Aが、本発明に係る「第2突出領域」の一例である。この第2窪み領域121Bが、本発明に係る「第2窪み領域」の一例である。
なお、第1突出領域111Aと第1窪み領域111Cの存在により、基部130が撓むことによって、第2突出領域121Aと第2窪み領域121Bとが形成される。この意味において、第2突出領域121Aを形成する突出形成領域121Cは、第1突出領域111Aと対向する全ての領域を示すものではない。すなわち、第1突出領域111Aと対向する領域における一部の領域が、突出形成領域121Cを形成すれば足りるものである。
これと同様に、第2窪み領域121Bを形成する窪み形成領域121Dは、第1窪み領域111Cと対向する全ての領域を示すものではない。すなわち、第1窪み領域111Cと対向する領域における一部の領域が、窪み形成領域121Dを形成すれば足りるものである。
また、第1突出領域111Aを形成する繊維の量や、繊維の柔軟性や、繊維の密度によっては、第1領域110を当接部240に向けた状態で清掃体100を保持具200に取り付けた直後において、第2突出領域121Aおよび第2窪み領域121Dが形成されない場合がある。この場合であっても、ユーザの清掃作業に伴い、第2領域120には圧力が加わる。この圧力によって、第1突出領域111Aと第1窪み領域111Cの存在により、基部130が撓む。すなわち、当接部240と清掃対象との間における第2領域120においては、第1突出領域111Aと対向する領域の一部がユーザによる圧力を受ける領域となる。一方、第1窪み領域111Cと対向する領域の一部が、ユーザによる圧力を受けにくい領域となる。すなわち、ユーザが清掃作業を行っている場合において、第1突出領域111Aと対向する領域の一部には、第2突出領域121Aが形成される結果となる。また、第1窪み領域111Cと対向する領域の一部には、第2窪み領域121Bが形成される結果となる。
基部130は、上述のように不織布により形成される。不織布としてはスパンボンド不織布のほか、スルーエア不織布、スパンレース不織布、エアレイド不織布、ポイントボンド不織布、メルトブローン不織布、等を使用することができる。なお、不織布構成繊維体132は、熱可塑性繊維が好ましい。本発明においては、後縦する通り、芯部132Aがポリエステル(PET)、鞘部132Bがポリエチレン(PE)による芯鞘複合繊維が使用される。また、不織布構成繊維体132は、ポリプロピレン(PP)、ナイロン、アクリル、レーヨンを使用することもできる。
基部130は、光線透過率が75〜90パーセントとされている。このため、第1領域110側から第2領域120側を視認することが可能である。また、第2領域120側から第1領域110側を視認することが可能である。
(清掃用具の作用)
本発明に係る清掃用具Aの作用を、図10〜図13に基づき説明する。図10は、第2領域120を当接部240に当接させた状態を示す。この状態においては、第1領域110が、清掃対象Fを清掃するための第1清掃領域112を形成する。なお、清掃対象Fは床面である。この第1清掃領域112が、本発明に係る「第1清掃領域」の一例である。
第1清掃領域112は、第1捕捉部111として、第1突出領域111Aと、第1窪み領域111Cとを有する。よって、特に第1突出領域111Aを構成する密繊維領域111Bにて塵芥が捕捉される。
なお、第1捕捉部111に捕捉された塵芥の一部は、開口141により形成された通路領域141Aを通過して、第2領域120と当接部240の間へと送り込まれる。すなわち、第1捕捉部111に捕捉された塵芥の一部は、通路領域141Aを経由して、最終的に第2捕捉部121にて捕捉される。
使用者は、清掃作業が終了した場合、清掃体100を保持具200から取り外す。この際、第2領域120側から、第1領域110を視認することができる。つまり、第1突出領域111Aにおける奥の方向(第1面100Z1から見て、基部130の方向)に捕捉された塵芥は、第1突出領域111Aを構成する長繊維そのものや、第1突出領域111Aの表面に付着した塵芥により、見えにくい場合がある。一方、このような第1突出領域111Aにおける奥の方向に捕捉された塵芥は、基部130側から容易に確認することができる。すなわち、基部130は光線透過率が75パーセント〜90パーセントに形成されているため、当該塵芥を視認することが可能となる。
図11〜図13は、第1領域110を当接部240に当接させた状態を示す。この状態においては、第2領域120が、清掃対象Fを清掃するための第2清掃領域122を形成する。なお、清掃対象Fは床面である。この第2清掃領域122が、本発明に係る「第2清掃領域」の一例である。
第2清掃領域122は、第2捕捉部121として、第2突出領域121Aと、第2窪み領域121Cとを有する。よって、特に第2突出領域121Aを構成する不織布領域131および絡合繊維領域134にて塵芥が捕捉される。
なお、上述の通り、第2突出領域121Aおよび第2窪み領域121Cは、第1領域110を当接部240に向けた状態で、清掃体100を保持具200に固定することにより形成される。
図12に示す通り、第2捕捉部121に捕捉された塵芥の一部は、開口141により形成された通路領域141Aを通過して、第1領域110と当接部240の間へと送り込まれる。すなわち、第2捕捉部121に捕捉された塵芥の一部は、通路領域141Aを経由して、最終的に第1捕捉部111にて捕捉される。矢印141Bは、第2捕捉部121から第1領域110へと送られる塵芥の動きを示す。
第2清掃領域122を形成した状態においては、基部130と当接部240との間に第1突出領域111Aが配置される。すなわち、基部130と当接部240とにおける塵芥を捕捉可能な領域は、第2清掃領域122を形成した場合の方が、第1清掃領域112を形成した場合よりも大きい。
使用者が第2清掃領域122により清掃作業を継続した場合、第2清掃領域122と清掃対象Fとの間に摩擦が生ずる。よって、図13に示す通り、複数の不織布構成繊維体132がより絡みやすい状況となる。すなわち、使用者が第2清掃領域122により清掃作業を継続した場合、絡合繊維領域134および第1絡合繊維領域134Aの形成が顕著となる。特に、自由端を有する第3不織布構成繊維体1323の動さが大きくなるため、第1絡合繊維領域134Aが形成されやすい状況となる。
よって、使用者は、第2清掃領域122による清掃作業を継続した場合、第2清掃領域122により多くの塵芥を捕捉することができる。
使用者は、清掃作業が終了した場合、清掃体100を保持具200から取り外す。この際、第1領域110側から、第2領域120を視認することができる。つまり、第2捕捉部121における奥の方向(第2面100Z2から見て、第1面100Z1の方向)に捕捉された塵芥は、第2捕捉部121の表面に付着した塵芥により、見えにくい場合がある。一方、このような第2捕捉部121における奥の方向に捕捉された塵芥は、第1領域110側から容易に確認することができる。すなわち、基部130は光線透過率が75パーセント〜90パーセントに形成されているため、当該塵芥を視認することが可能となる。
本発明に係る清掃用具Aは、上述の構成の第1捕捉部111と第2捕捉部121とを適宜選択して使用することができる。例えば、比較的大きな塵芥や、多量の塵芥が存在する場合には、使用者は、第1捕捉部111を用いて清掃作業を行うことができる。一方、少量の塵芥が存在する場合には、使用者は、第2捕捉部121を用いて清掃作業を行うことができる。
また、第2捕捉部121は基部130における不織布領域131により形成される。すなわち、第2捕捉部121を形成するために、格別な構成を必要としないものである。よって、清掃体100および清掃用具Aとして、コスト低減に優れた効果を有する。
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、第1領域110に凹凸を有する発泡体を設けることができる、この際、第1突出領域111Aは、発泡体の凸部により形成することができる。
また、開口141は、切込みではなく、穿孔することにより形成することができる。
また、基部130は、複数の不織布を積層することにより形成することができる。また、基部130を、第1領域110側にフィルムを配置し、第2領域120側に不織布を配置することにより形成することもできる。
以下、上記実施形態の変形例につき説明を行うが、上記実施形態における清掃用具Aと同一の構成にあっては、同一の符号を付すとともにその説明を省略する。
(第1変形例)
図14〜図15に基づき第1変形例を説明する。第1変形例に係る清掃用具A1(図示しない)は、上述の実施形態における清掃用具Aに比して、清掃体の構成が異なる。第1変形例に係る清掃用具A1の保持具201(図示しない)は、実施形態に係る保持具200と同一の構成であるため、その説明を省略する。図14〜図15において、第1接合部150は説明の便宜上、省略する。
第1変形例に係る清掃体101は、実施形態に係る清掃体100に加え、表示部170を有する。表示部170は、基部130に印刷を施すことにより形成される。表示部170は、「清掃体100を保持具200に取り付ける際において、清掃体100を長手方向Y上の端部100Y側に引っ張りながら取り付けること」を示すものである。図14〜図15において、表示部170は清掃体100の長手方向Y上の端部100Y方向に向けられた矢印により形成されている。一方、表示部170は、その他の記号により形成することもできる。また、表示部170は、具体的な文章により形成することもできる。
この表示部170の表示に基づき、使用者は、清掃体100を、端部100Y方向に引っ張りながら、保持具200に取り付ける。この結果、基部130に設けられた切込みによる開口を、確実に形成することが可能となる。
従って、第1変形例に係る清掃体101は、実施形態に係る清掃体100に比して、より多くの塵芥を、第1領域110から第2領域120へ(第2領域120から第1領域110へ)導くことができる。
(第2変形例)
図16〜図17に基づき第2変形例を説明する。第2変形例に係る清掃用具A2(図示しない)は、上述の実施形態における清掃用具Aに比して、清掃体の構成が異なる。第1変形例に係る清掃用具A1の保持具202(図示しない)は、実施形態に係る保持具200と同一の構成であるため、その説明を省略する。
第2変形例に係る清掃体102は、実施形態に係る清掃体100と比して、第2接合部133の構成が異なる。第2変形例に係る清掃体102の基部130は、第1変形例に係る清掃体101と同様に、スパンボンド不織布が使用される。スパンボンド不織布を構成する不織布構成繊維体132は、所望の領域が熱溶着されることにより第3接合部180が形成される。なお、不織布構成繊維体132は、実施形態に係る清掃体100と同様に、芯部132Aと鞘部132Bとを有する芯鞘複合繊維である。なお、芯部132Aと鞘部132Bはともに熱可塑性繊維により形成される。一方、芯部132Aよりも鞘部132Bの方が、溶融温度が低い。
第3接合部180は、接合促進部180Aと、接合抑制部180Bとにより形成される。第3接合部180において、接合促進部180Aの方が、接合抑制部180Bと比較して、鞘部132Bの溶融度合が大きいものである。
接合促進部180Aは、第3接合部180の外周を形成する。接合抑制部180Bは、接合促進部180Aに囲まれた領域に形成される。第3接合部180をエンボス加工にて形成する場合においては、環状の凸部を有するエンボスロール(図示せず)が使用される。この環状の凸部によりエンボス加工された基部130の領域が接合促進部180Aを形成する。そして、環状の凸部からの放熱により接合抑制部180Bが形成される。
接合抑制部180Bは、エンボスロールの凸部からの熱および圧力を直接受けることなく形成される。すなわち、接合抑制部180Bにおいては、不織布構成繊維体132における芯部132Aが溶融されずに、鞘部132Bのみが溶融される。その結果、接合抑制部180Bは、不織布構成繊維体132における鞘部132B同士が溶着するとともに、不織布構成繊維体132同士の間に空隙部132Cが形成される。よって、接合抑制部180Bにおいて溶着されている不織布構成繊維体132は、接合促進部180Aにおいて溶着されている不織布構成繊維体132と比して剥離しやすい構成である。
このように構成された清掃体102において、第2清掃領域122にて清掃作業を行う。すると、第2清掃領域122と清掃対象Fとの間に摩擦が生じ、上述の如く、絡合繊維領域134の形成が顕著となる。さらに、接合抑制部180Bにおいて溶着された不織布構成繊維体132が剥離される。この剥離された不織布構成繊維体132は、さらに絡合繊維領域134を形成する。すなわち、第2変形例に係る清掃体102は、実施形態に係る清掃体100に比して、絡合繊維領域134をより形成しやすい構成となる。したがって、第2変形例に係る清掃体102の第2捕捉部121は、実施形態に係る清掃体100の第2捕捉部121に比して、より塵芥を捕捉しやすい。
なお、接合促進部180Aは環状の構成に限られない。例えば、接合促進部180Aは、線状の接合部分を複数個並列して配置することにより形成することができる。この場合、接合抑制部180Bは、並列に配置された線状の接合部分の内、隣り合う線状の接合部分の間に形成される。
本発明に係る清掃用具にあっては、上述した実施形態および第1〜第2変形例に記載した構成にのみ限定されるものではない。すなわち、実施形態および第1〜第2変形例に記載した構成を適宜組み合わせることが可能である。また、さらに他の構成の変形例とすることが可能である。
(実施の形態ないし実施例本発明の各構成要素の対応について)
清掃用具A、A1、A2は、本発明に係る「清掃用具」の一例である。保持具200は、本発明に係る「保持具」の一例である。清掃体100は、本発明に係る「清掃シート」の一例である。保持部230は、本発明に係る「保持部」の一例である。当接部240は、本発明に係る「当接部」の一例である。長手方向Yは、本発明に係る「長手方向」の一例である。長手交差方向Xは、本発明に係る「長手交差方向」の一例である。長手方向交差端部領域100X1は、本発明に係る「長手交差方向上の両端部を含む領域」の一例である。中央領域100C1は、本発明に係る「中央領域」の一例である。第1面100Z1は、本発明に係る「第1面」の一例である。第2面100Z2は、本発明に係る「第2面」の一例である。第1領域110は、本発明に係る「第1領域」の一例である。第2領域120は、本発明に係る「第2領域」の一例である。基部130は、本発明に係る「基部」の一例である。固定領域161は、本発明に係る「固定領域」の一例である。第1折り返し部161Aは、本発明に係る「第1折り返し部」の一例である。第2折り返し部161Bは、本発明に係る「第2折り返し部」の一例である。繊維束113は、本発明に係る「繊維束」である。第1接合部150は、本発明に係る「接合部」の一例である。疎繊維領域111Dは、本発明に係る「疎繊維領域」の一例である。密繊維領域111Bは、本発明に係る「密繊維領域」の一例である。第1突出領域111Aは、本発明に係る「第1突出領域」の一例である。第1窪み領域111Cは、本発明に係る「第1窪み領域」の一例である。不織布構成繊維体132は、本発明に係る「不織布構成繊維体」の一例である。不織布は、本発明に係る「不織布」の一例である。不織布領域131は、本発明に係る「不織布領域131」の一例である。第2突出領域121Aは、本発明に係る「第2突出領域」の一例である。第2窪み領域121Bは、本発明に係る「第2窪み領域」の一例である。第1清掃領域112は、本発明に係る「第1清掃領域」の一例である。第2清掃領域122は、本発明に係る「第2清掃領域」の一例である。
以上の発明の趣旨に鑑み、本発明に係る清掃シートおよび清掃用具は、下記の態様が構成可能である。
(態様1)
保持具に取り付けることにより使用される清掃シートであって、
前記清掃シートは、長手方向と、当該長手方向と交差する方向である長手交差方向に延在するとともに可撓性を有するシートにより形成される基部と、第1面と、当該第1面と対向する面である第2面とを有し、
前記基部は、前記第1面側に位置する第1領域と、前記第2面側に位置する第2領域とを有し、
前記第1領域は、前記基部に対して突出する領域である第1突出領域と、当該第1突出領域よりも前記基部に対して突出していない領域である第1窪み領域とを有し、
前記第2領域は、前記第1領域を前記保持具側に向けた状態において前記清掃シートを前記保持具に取り付けた場合に、前記保持具と前記基部との間に位置する前記第1突出領域および前記第1窪み領域により前記基部が撓むことによって、前記保持具に対して突出する領域である第2突出領域と、当該第2突出領域よりも前記保持具に対して突出していない領域である第2窪み領域とが形成されることを特徴とする清掃シート。
(態様2)
態様1に記載された清掃シートであって、
前記第2突出領域は、前記第1領域において前記第1突出領域が形成されている領域に対応する、前記第2領域における少なくとも一部の領域に形成されることを特徴とする清掃シート。
(態様3)
態様1または2に記載された清掃シートであって、
前記第2窪み領域は、前記第1領域において前記第1窪み領域が形成されている領域に対応する、前記第2領域における少なくとも一部の領域に形成されることを特徴とする清掃シート。
(態様4)
態様1〜3のいずれか1項に記載された清掃シートであって、
前記基部は、不織布により形成されるとともに、前記不織布を構成する繊維である不織布構成繊維体と、前記不織布が露出する領域である不織布領域とを有することを特徴とする清掃シート。
(態様5)
態様1〜4のいずれか1項に記載された清掃シートであって、
前記基部は、前記第1領域において、複数の長繊維の集合体により形成された繊維束と、当該繊維束と前記基部とを接合する複数の接合部とを有し、
前記繊維束は、隣り合う前記接合部の間において、前記長繊維が存在する密繊維領域と、前記密繊維領域よりも存在する前記長繊維が少ない疎繊維領域とを有し、
前記密繊維領域が前記第1突出領域を形成し、
前記疎繊維領域が前記第1窪み領域を形成することを特徴とする清掃シート。
(態様6)
態様1〜5に記載された清掃シートであって、
前記基部は、前記第2領域が前記不織布領域によって形成されていることを特徴とする清掃シート。
(態様7)
態様1〜6のいずれか1項に記載された清掃シートであって、
前記基部は、光線透過率が75〜90パーセントであり、前記第1領域側から前記第2領域側を視認することが可能であることを特徴とする清掃シート。
(態様8)
態様1〜7のいずれか1項に記載された清掃シートであって、
前記基部は、光線透過率が75〜90パーセントであり、前記第2領域側から前記第1領域側を視認することが可能であることを特徴とする清掃シート。
(態様9)
態様1〜8のいずれか1項に記載された清掃用シートであって、
前記第2領域を前記保持具側に向けた状態において前記清掃シートを前記保持具に取り付けた場合に、前記第1領域は第1清掃領域を形成し、
前記第1領域を前記保持具側に向けた状態において前記清掃シートを前記保持具に取り付けた場合に、前記第2領域は第2清掃領域を形成することを特徴とする清掃シート。
(態様10)
態様9に記載された清掃シートであって、
前記清掃シートは、前記長手交差方向上の両端部を含む領域に、前記保持具に固定される固定領域を有することを特徴とする清掃シート。
(態様11)
態様10に記載された清掃シートであって、
前記清掃シートは、前記長手方向に延びるとともに前記第1面における前記長手交差方向上の端部領域を、前記第1面における中央領域の方向に向かって折り返す第1折り返し部を有し、
前記清掃シートを前記第1折り返し部により折り返すことによって、前記第1面における前記固定領域を、前記保持具に固定することを特徴とする清掃シート。
(態様12)
態様10に記載された清掃シートであって、
前記清掃シートは、前記長手方向に延びるとともに前記第2面における前記長手交差方向上の端部領域を、前記第2面における中央領域の方向に向かって折り返す第2折り返し部を有し、
前記清掃シートを前記第2折り返し部により折り返すことによって、前記第2面における前記固定領域を、前記保持具に固定することを特徴とする清掃シート。
(態様13)
態様1〜12のいずれか1項に記載された清掃シートであって、
前記第1清掃領域は、塵芥を捕捉する領域である第1捕捉部を有し、
前記第2清掃領域は、前記不織布領域により形成されるとともに塵芥を捕捉する第2捕捉部とを有することを特徴とする清掃シート。
(態様14)
態様1〜13のいずれか1項に記載された清掃シートであって、
前記第2捕捉部は、複数の前記不織布構成繊維体が絡まることにより形成される絡合繊維領域を有することを特徴とする清掃シート。
(態様15)
態様1〜14のいずれか1項に記載された清掃シートであって、
前記第1捕捉部は、前記繊維束により形成されることを特徴とする清掃シート。
(態様16)
態様1〜15のいずれか1項に記載された清掃シートであって、
前記基部は、開口を有し、
当該開口は、前記第1領域と前記第2領域との間に亘る通路領域を形成することを特徴とする清掃シート。
(態様17)
保持具と、当該保持具に取り付けることにより使用される清掃シートとを有する清掃用具であって、
前記保持具は、使用者に把持される把持部と、前記清掃シートを保持するための保持部と、当該保持部に保持された清掃シートが当接される当接部を有し、
前記清掃シートは、長手方向と、当該長手方向と交差する方向である長手交差方向に延在するとともに可撓性を有するシートにより形成される基部と、第1面と、当該第1面と対向する面である第2面とを有し、
前記基部は、前記第1面側に位置する第1領域と、前記第2面側に位置する第2領域とを有し、
前記第1領域は、前記基部に対して突出する領域である第1突出領域と、当該第1突出領域よりも前記基部に対して突出していない領域である第1窪み領域とを有し、
前記第2領域は、前記第1領域を前記当接部側に向けた状態において前記清掃シートを前記保持部に固定した場合に、前記当接部と前記基部との間に位置する前記第1突出領域および前記第1窪み領域により前記基部が撓むことによって、前記当接部に対して突出する領域である第2突出領域と、当該第2突出領域よりも前記当接部に対して突出していない領域である第2窪み領域とが形成されることを特徴とする清掃用具。
(態様18)
態様17に記載された清掃用具であって、
前記第2突出領域は、前記第1領域において前記第1突出領域が形成されている領域に対応する、前記第2領域における少なくとも一部の領域に形成されることを特徴とする清掃用具。
(態様19)
態様17または18に記載された清掃用具であって、
前記第2窪み領域は、前記第1領域において前記第1窪み領域が形成されている領域に対応する、前記第2領域における少なくとも一部の領域に形成されることを特徴とする清掃用具。
(態様20)
態様17〜19のいずれか1項に記載された清掃用具であって、
前記基部は、不織布により形成されるとともに、前記不織布を構成する繊維である不織布構成繊維体と、前記不織布が露出する領域である不織布領域とを有することを特徴とする清掃用具。
(態様21)
態様17〜20のいずれか1項に記載された清掃用具であって、
前記基部は、前記第1領域において、複数の長繊維の集合体により形成された繊維束と、当該繊維束と前記基部とを接合する複数の接合部とを有し、
前記繊維束は、隣り合う前記接合部の間において、前記長繊維が存在する密繊維領域と、前記密繊維領域よりも存在する前記長繊維が少ない疎繊維領域とを有し、
前記密繊維領域が前記第1突出領域を形成し、
前記疎繊維領域が前記第1窪み領域を形成することを特徴とする清掃用具。
(態様22)
態様17〜21に記載された清掃用具であって、
前記基部は、前記第2領域が前記不織布領域によって形成されていることを特徴とする清掃用具。
(態様23)
態様17〜22のいずれか1項に記載された清掃用具であって、
前記基部は、光線透過率が75〜90パーセントであり、前記第1領域側から前記第2領域側を視認することが可能であることを特徴とする清掃用具。
(態様24)
態様17〜23のいずれか1項に記載された清掃用具であって、
前記基部は、光線透過率が75〜90パーセントであり、前記第2領域側から前記第1領域側を視認することが可能であることを特徴とする清掃用具。
(態様25)
態様17〜24のいずれか1項に記載された清掃用シートであって、
前記第2領域を前記当接部側に向けた状態において前記清掃シートを前記保持部に固定した場合に、前記第1領域は第1清掃領域を形成し、
前記第1領域を前記当接部側に向けた状態において前記清掃シートを前記保持部に固定した場合に、前記第2領域は第2清掃領域を形成することを特徴とする清掃用具。
(態様26)
態様25に記載された清掃用具であって、
前記清掃シートは、前記長手交差方向上の両端部を含む領域に、前記保持具に固定される固定領域を有することを特徴とする清掃用具。
(態様27)
態様26に記載された清掃用具であって、
前記清掃シートは、前記長手方向に延びるとともに前記第1面における前記長手交差方向上の端部領域を、前記第1面における中央領域の方向に向かって折り返す第1折り返し部を有し、
前記清掃シートを前記第1折り返し部により折り返すことによって、前記第1面における前記固定領域を、前記保持具に固定することを特徴とする清掃用具。
(態様28)
態様26に記載された清掃用具であって、
前記清掃シートは、前記長手方向に延びるとともに前記第2面における前記長手交差方向上の端部領域を、前記第2面における中央領域の方向に向かって折り返す第2折り返し部を有し、
前記清掃シートを前記第2折り返し部により折り返すことによって、前記第2面における前記固定領域を、前記保持具に固定することを特徴とする清掃用具。
(態様29)
態様17〜28のいずれか1項に記載された清掃用具であって、
前記第1清掃領域は、塵芥を捕捉する領域である第1捕捉部を有し、
前記第2清掃領域は、前記不織布領域により形成されるとともに塵芥を捕捉する第2捕捉部とを有することを特徴とする清掃用具。
(態様30)
態様17〜29のいずれか1項に記載された清掃用具であって、
前記第2捕捉部は、複数の前記不織布構成繊維体が絡まることにより形成される絡合繊維領域を有することを特徴とする清掃用具。
(態様31)
態様17〜30のいずれか1項に記載された清掃用具であって、
前記第1捕捉部は、前記繊維束により形成されることを特徴とする清掃用具。
(態様32)
態様17〜31のいずれか1項に記載された清掃用具であって、
前記基部は、開口を有し、
当該開口は、前記第1領域と前記第2領域との間に亘る通路領域を形成することを特徴とする清掃用具。
A、A1、A2 清掃用具
F 清掃対象
Y 長手方向
X 長手交差方向
Z 厚み方向
100、101、102 清掃シート(清掃体)
100C1 中央領域
100X 長手交差方向上の端部
100X1 長手交差方向端部領域
100Y 長手方向上の端部
100Y1 長手方向端部領域
100Z1 第1面
100Z2 第2面
110 第1領域
111 第1捕捉部
111A 第1突出領域
111B 密繊維領域
111C 第1窪み領域
111D 疎繊維領域
112 第1清掃領域
113 繊維束
120 第2領域
121 第2捕捉部
121A 第2突出領域
121B 第2窪み領域
121C 突出形成領域
121D 窪み形成領域
122 第2清掃領域
130 基部
131 不織布領域
132 不織布構成繊維体
1321 第1不織布構成繊維体
1322 第2不織布構成繊維体
1323 第3不織布構成繊維体
132A 芯部
132B 鞘部
132C 空隙部
133 第2接合部
134 絡合繊維領域
134A 第1絡合繊維領域
141 開口
141A 通路領域
141B 矢印
150 第1接合部
160 側方シート部
161 固定領域
161A 第1折り返し部
161B 第2折り返し部
170 表示部
180 第3接合部
180A 接合促進部
180B 接合抑制部
200、201、202 保持具
210 把持部
220 ヘッド部
220Z1 第1ヘッド面
220Z2 第2ヘッド面
230 保持部
240 当接部
250 パイプ部
260 連結部

Claims (9)

  1. 保持具に取り付けることにより使用される清掃シートであって、
    前記清掃シートは、長手方向と、前記長手方向と交差する方向である長手交差方向に延在するとともに可撓性を有する基部と、繊維束と、第1面と、前記第1面と対向する面である第2面とを有し、
    前記基部は、前記第1面側に位置する第1領域と、前記第2面側に位置する第2領域と、不織布とを有し、
    前記繊維束は、複数の長繊維の集合体により形成され、前記基部の前記第1面側に配置されているとともに、複数の第1接合部によって前記基部に接合され、
    前記繊維束は、隣り合う前記第1接合部の間において、前記長繊維が存在する密繊維領域と、前記密繊維領域よりも存在する前記長繊維が少ない疎繊維領域とを有し、前記密繊維領域により、前記基部に対して突出する領域である第1突出領域が形成され、前記疎繊維領域により、前記第1突出領域よりも前記基部に対して突出していない領域である第1窪み領域が形成され、
    前記不織布は、複数の、長繊維である不織布構成繊維体により構成され、
    前記複数の不織布構成繊維体は、接合促進部と接合抑制部により形成される複数の第3接合部により接合され、これにより、接合抑制部において接合されている不織布構成繊維体は、接合促進部において接合されている不織布構成繊維体より剥離しやすい構成であり、
    前記複数の不織布構成繊維体は、互いに絡合することによって絡合繊維領域を形成し、
    前記第1領域は、前記第1突出領域と前記第1窪み領域とを有し、
    前記第2領域を前記保持具側に向けた状態において前記清掃シートを前記保持具に取り付けた場合に、前記第1領域は第1清掃領域を形成し、
    前記第1清掃領域は、前記第1突出領域と前記第1窪み領域とにより形成され、塵芥を捕捉する領域である第1捕捉部を有し、
    前記第2領域は、前記第1領域を前記保持具側に向けた状態において前記清掃シートを前記保持具に取り付けた場合に、前記保持具と前記基部との間に位置する前記第1突出領域および前記第1窪み領域により前記基部が撓むことによって、前記保持具に対して突出する領域である第2突出領域と、前記第2突出領域よりも前記保持具に対して突出していない領域である第2窪み領域とが形成され、
    前記第1領域を前記保持具側に向けた状態において前記清掃シートを前記保持具に取り付けた場合に、前記第2領域は第2清掃領域を形成し、
    前記第2清掃領域は、前記第2突出領域と、前記第2窪み領域と、前記絡合繊維領域とにより形成され、塵芥を捕捉する領域である第2捕捉部を有することを特徴とする清掃シート。
  2. 請求項1に記載された清掃シートであって、
    前記第2突出領域は、前記第1領域において前記第1突出領域が形成されている領域に対応する、前記第2領域における少なくとも一部の領域に形成されることを特徴とする清掃シート。
  3. 請求項1または2に記載された清掃シートであって、
    前記第2窪み領域は、前記第1領域において前記第1窪み領域が形成されている領域に対応する、前記第2領域における少なくとも一部の領域に形成されることを特徴とする清掃シート。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載された清掃シートであって、
    前記基部は、光線透過率が75〜90パーセントであり、前記第1領域側から前記第2領域側を視認することが可能であることを特徴とする清掃シート。
  5. 請求項1〜いずれか1項に記載された清掃シートであって、
    前記基部は、光線透過率が75〜90パーセントであり、前記第2領域側から前記第1領域側を視認することが可能であることを特徴とする清掃シート。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載された清掃シートであって、
    前記清掃シートは、前記長手交差方向上の両端部を含む領域に、前記保持具に固定される固定領域を有することを特徴とする清掃シート。
  7. 請求項に記載された清掃シートであって、
    前記清掃シートは、前記長手方向に延びるとともに前記第1面における前記長手交差方向上の端部領域を、前記第1面における中央領域の方向に向かって折り返す第1折り返し部を有し、
    前記清掃シートを前記第1折り返し部により折り返すことによって、前記第1面における前記固定領域を、前記保持具に固定することを特徴とする清掃シート。
  8. 請求項に記載された清掃シートであって、
    前記清掃シートは、前記長手方向に延びるとともに前記第2面における前記長手交差方向上の端部領域を、前記第2面における中央領域の方向に向かって折り返す第2折り返し部を有し、
    前記清掃シートを前記第2折り返し部により折り返すことによって、前記第2面における前記固定領域を、前記保持具に固定することを特徴とする清掃シート。
  9. 保持具と、前記保持具に取り付けることにより使用される清掃シートとを有する清掃用具であって、
    前記保持具は、使用者に把持される把持部と、前記清掃シートを保持するための保持部と、前記保持部に保持された前記清掃シートが当接される当接部を有し、
    前記清掃シートとして、請求項1〜8のうちのいずれか1項に記載の清掃シートを用いた清掃用具。

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